人外に好かれる程度の能力 作:ふらんちゃんうふふ
「んぢゅっ、んっ、れろぉ、お゛ごっ!?」
フランに膝立ちさせて頭を掴み、喉奥へと肉棒を突き入れる。
腰を動かすたびに、狭い喉がカリを締め上げ、幹の部分を舌が這う。
一見男が無理やり行っているように見えるが、これを提案したのはフランのほうだ。
自分は吸血鬼で頑丈だから、喉奥に突き入れてとお願いしてきたのだ。
なので男は遠慮なく、フランの喉を使わせてもらっていた。
そうして動かし続けた結果、いつまで経っても量が衰える様子のない精液を、フランの食道へと直接流し込んでいると、
「妹様、申し訳ございません。
お客様へパチュリー様より言葉をお預かりしておりますので、お伝えさせていただいてもよろしいでしょうか?」
背後から突然、平坦な声で咲夜が話しかけてきた。
今まさに喉奥へと肉棒をねじ込まれて喋れないフランは、小さく頷いて咲夜へと返答をする。
「ありがとうございます。
ではお客様、そのままお聞きください。
1時間後に一人で図書館へ来なさい。
……とのことです」
これまた平坦な声で伝言を伝えた咲夜は、「では失礼いたします」と綺麗に一礼してから、その場から消え去った。
主の口へと肉棒を突き入れていることへの言葉は一切ない。
何故何も言わないのだろうと思っていた男は、
「……そういえば、咲夜さんも何かの妖怪なの?」
ふと疑問に思ったことを、肉棒を喉から抜いて口内で楽しむフランを見ながら問いかける。
「咲夜は人間よ。
あなたと同じ」
いつものように肉棒を舐めながら答えてくれたが、その答えはかなり驚きだ。
なんとなく察してはいたが、妖怪の屋敷に人間のメイドがいるのは不思議である。
男の場合はフランに惚れらたのがきっかけだが、咲夜もそうなのだろうか。
「咲夜も誰かに惚れられて連れてこられたの?」
「知らないわ。
興味がなかったもの」
知らないならば仕方ないと、男は納得する。
まあ、咲夜が誰かに惚れられて連れてこられたのだとしても、男には関係のない話だ。
ただ、同じ人間で人外に惚れられた同士で色々と話をしたいとは思うが。
「それよりぃ。
あと一時間、いーっぱい気持ちよくして?」
男が悩んでいると、フランが四つん這いでお尻を小さく横に揺らしながら差し出してきた。
雪のように白い肌には珠のような汗が煌めき、秘所からは白濁液が太ももを伝ってベッドへと滴っている。
「……ああ。この一時間、ずっと喘がせてあげる」
「ふふ、楽しみ」
~~~~
男は重たい扉の先にあった石造りの階段を上っていた。
足の裏からは冷たさと滑らかな感触がしてくる。
辺りが石だからか少し肌寒いが、
「まさか服がないとは……」
股間に巨大な男根をぶらさげたまま歩いているので、寒いのも当然だろう。
それもこれも、男の服が着れた物ではなくなっていたのが原因だ。
ベッドの上に置いていたせいで、様々な体液に塗れていた。
さすがにフランと男のミックスジュースが染みついた服を着るわけにはいかず。かといってフランの服はサイズ的に合わないし、そもそも女装の趣味はないので着れない。
咲夜にお願いしようとも思ったが、咲夜に命令できるフランが、
『あなたがパチュリーとセックスしてる間、お風呂に入ってくるわね。
ここ最近、ずぅっとセックスしてたせいでベトベトだし。
……服? どうせ脱ぐんだからいらないでしょ』
と白濁液に塗れた髪をかきあげながら言って、風呂へ入ってしまった。
初対面の女性に会うのに裸は……とも思うが、フランの服を着るわけにもいかないので、致し方なく裸で着たというわけだ。
もちろんかなり躊躇したが、フランの『小悪魔とパチュリーに一目見られれば惚れられる』という言葉を信じて全裸のまま向かうことにした。
フランの感じからして、惚れた上でセックスがしたくなるだろうから、多分大丈夫なはず。
男が股間のブツを硬くさせながら階段を上っていると、鼻に香ってきたのは木材と紙の匂いだった。
まあ、図書館へ一人で来いと言っていたのだから、上った先が図書館であることは予想していた。
そうして上り切った男を出迎えたのは、遥か高くに見える天井に、天井まで連なる巨大な本棚。そして、本棚いっぱいに並べられている多種多様な本だった。
魔法のような景色に見惚れていると、
「遅かったわね」
耳に落ち着いた知性を感じさせる声が入ってきた。
視線を移すと、そこにいたのは紫色の長い髪をした美女。
服は紫を基調としており、ダボっとしている服のせいで正確な体型は分からないが、それがまた妄想を膨らませて興奮してくる。
そんな知的な美少女は、男の下半身に目をやりながら近づいてきて、
「っ!?」
股間の硬くて太い肉棒を、細くて白い指で掴んできた。
「……なるほど。これは妹様が惚れるのも分かるわね」
一人納得した様子の美女は、身長から男を見上げる形で視線を合わせてきた。
「私はパチュリー・ノーレッジ。
この図書館の司書よ」
表情に一切の変化が無く、淡々と自己紹介をしてきたパチュリーだが、肉棒を弄る手は止まっていない。
どう弄れば男の表情が変わるのかを試しているかのように、様々な弄り方をしてくる。
単純に幹を弱く握ったり、そのまま上下に動かしたり。はたまた四本の指の腹で亀頭を弄ったり。
フランで慣れている男にとってはまだ耐えれる手つきだったのが、徐々にフランと遜色ないほどにまで上手くなっていった。
「えっと、パチュリー、さん」
「パチェでいいわ。
それより、あなたのこれはなんて言う魔法なの?」
「ま、魔法?」
愛称で呼ぶことを許してくれたパチュリーは、唇が触れあいそうなほどの距離まで顔を近づけて質問してきた。
当然、魔法なんて使えない男が困惑して聞き返すと、
「魔法じゃないのね。
ならこれは……。
なるほど」
長い睫毛の見える瞼を閉じて考え、すぐに答えを出したのか納得の呟きを漏らした。
瞼を開いたパチュリーと見つめ合う男は、ここからどうすればいいのだろうかと考える。
パチュリーの細い指が肉棒を弄るのは止まらず、男が顔を引くと、パチュリーも同じくらい顔を前へ近づけてくる。
どうすればいいか分からない男は、とりあえず股間に感じる新しい美女の指を感じて気持ちよくなることに決めた。
パチュリーの手による奉仕はもはやフランと同じ練度であり、いつのまにか両手で奉仕をしてくれている。
カリを指の腹で撫でながら、ぶら下がる玉を優しく揉んでくる。
あれほどフランに吐き出したのにもかかわらず、精液がせり上がってくる感覚を覚え、
「あの、パチュ」
「パチェよ。さんはいらないわ」
「……パチェ。出そう」
男の出そうという言葉を耳にしたパチュリーは、近づけていた顔を離して股間を見下ろし始めた。
その目は何を考えているのか分からず、このまま出してもいいのかと考えもするが、快楽が頭を支配していく。
そうして男は、無表情で肉棒を見下ろして手淫を続けるパチュリーによって、
「でるっ!」
射精へと導かれたのだった。
鈴口から噴水のように吐き出される精液を、パチュリーはずっと見つめ続ける。
精液が顔や服にかかっているのに、何の反応もせずに見続けていたパチュリーは、射精が終わりながらも固さを失わない肉棒を弄りながら、
「……うん、あなた、いいわね」
薄く微笑みながら呟いた。
そして、
「えっ!?」
目に見える景色が一瞬で切り替わった。
先ほどまでいた場所と天蓋まで続く本棚は変わりないが、机の前にある椅子へといつのまにか座っていた。
腕を動かそうとしたが動かず、振り返って見てみると、縄などは見えないのに全く動かすことができなかった。
お尻に冷たい皮の感触を感じていると、
「あなたの能力、とても興味深いわ」
「っ!?」
耳元で落ち着いた玲瓏な囁き声が聞こえてきた。
ゾクリと身体を震わせながら、声のした方へと振り向くと、そこには薄く微笑むパチュリーの姿が。
「ぱ、ぱちゅり」
「パチェよ」
パチェは男の鼻にしなやから指を置いて食い気味に訂正する。
男はそんなパチェに驚きながら、
「……ぱ、パチェ? これは一体?」
言われたと通りに呼びながら、この状況について恐る恐る聞いてみた。
まさか、手淫して射精までさせておいて殺すなんてことはないだろうが、それでも不安なものは不安だ。
なにせ腕は縛られて動けず、立ち上がろうとしても何故か立ち上がれないのだから。
男の質問を聞いたパチュリーは正面へと回りながら、こんな状況でも怒張したままの肉棒を握り、上下に動かしながら、
「あなたの能力からして、動かれると困るの」
頬を赤く染めながら、恥ずかしそうにつぶやいた。
恥ずかしがっているのは分かるが、何故恥ずかしがっているのかが分からない。
今の手淫は恥ずかしくないのだろうかと疑問を抱いていると、パチュリーが男の足を広げて股の間に膝をついた。
そして、
「んー……。
やっぱり、あなたの匂いにも効果があるみたいね。
とっても素敵な匂いで、もっと嗅ぎたいと思ってしまうわ」
口調は冷静ながらも、鼻を密着させるくらいに近づけて匂いを嗅いでいる。
肉棒にパチュリーの温かな吐息を感じる。
こんな知的な美少女を跪かせて、肉棒へと顔を近づけさせている光景は目に毒だ。
「あ、あの、効果があるってのはどういう?」
大体分かるが、本当にそんな力があるのかと懐疑的に聞いてみる。
「あなたの能力について色々と考えたの。
昨日、あなたの声を聞いただけで、あなたのことを見たいと思ってしまったわ。
どれだけ会わない方がいい理屈を考えても、その全てを感情で反論するくらいにはね」
パチュリーは手を上下に動かして鼻を密着させながら、淡々と答えてくれた。
話を聞いた感じだと、明らかに心を操作されていそうだが、パチュリーは嫌だとは思っていなさそうだ。
むしろ興味深そうにしている。
「一応言っておくけれど、これは知識として興味があるだけよ。
だから勘違いしないように。
あなたはあくまでモルモットよ」
パチュリーは冷たさの中にどこか優しさを感じる瞳で言うと、肉棒に舌を這わせてきた。
柔らかく温かい。
フランのような、幼さが残りながらもどこか大人の雰囲気を醸し出す美少女とは違う。
成熟した知的な雰囲気のある美少女が、自ら肉棒へ舌を這わせて奉仕をする。
パチェからすればモルモットの性器を舐めるのに何も思わないのだろうか。
「あ、あのっ」
「……なに?」
パチェが肉棒から口を離し、上目遣いでこちらを見てきた。
どう考えても初対面の男に奉仕するなんて嫌だと思うが、こちらを見ながらも手の動きは止まっていない。
ここから察するに恐らく大丈夫だろうが、もういっそここで確かめておくべきだろう。
もしも嫌じゃないのならば、本当にそういう能力があると確信できる。
そうすれば、この屋敷でも快適に過ごせるようになるし、外の世界に行っても人間以外に殺されることはなくなる。
「い、嫌じゃないんですか?
初対面の男の性器を舐めるなんて……」
「……これが一番あなたの能力を観察できる方法なの。
嫌とか嫌じゃないとかじゃないの。
分かったら黙ってなさい」
パチェの平坦な声に、思わず「はい」と返すと、パチェは視線を肉棒へと移してまた舐め始めた。
これは、どうなんだ?
知的興味だけで男の性器を触って、あまつさえ舐めるか?
いや、絶対にありえない。
ならばこれは本当に能力が効いているのだろう。
な、なら……。
「あの、パチェ?」
「……今度は何よ」
「えっと、咥えて欲しいなぁ……なんて」
この要望も通ってくれるはずだ。
なにせフランの言葉を信じるならば、このパチェは自分に惚れている。
それも子供を孕んでもいいと思えるほどに。
「……まあ、いいわよ」
「!」
やはり通った!
自分には本当に力があったのか!
阿求さんや上白沢先生のような能力が、自分にも!
事実に驚く男の前で、パチェは透明な液体の溢れる亀頭へと近づいて唇を触れさせると、そのまま亀頭を咥内へと迎え入れた。
温かさが亀頭を包み、裏筋には柔らかい舌の感触がする。
白くて細い指は幹の部分を優しく握りしめて上下に動かしている。
最初は動かなかった頭も、舌の動きが洗練されるにつれて前後に動き始めた。
唇をカリに引っ掛けたり、喉奥まで肉棒を迎え入れたり。気持ちよくさせるために様々なことをしてくれる。
ここまで来ると気になってくるのがパチェの身体。
かなりダボっとした服なのにもかかわらず、胸部を押し上げていた胸。
フランちゃんは確かに美少女だった。けれど胸は身長相応だった。
パチェの服の下に隠された身体を実際に見てみたい。思えば思うほど欲求は強まっていく。
「ぱ、パチェ?」
「……今度は何よ」
面倒くさそうにしながらも、なんだかんだ話は聞こうとしてくれる。
「えっと、胸が見たいなぁ、なんて」
「……はぁ、仕方ないわね」
ため息を肉棒に吐きかけながら、パチェは人差し指を一振りした。
すると、パチェの纏っていた服が霞のごとく消え去り、綺麗な肌色が見えるようになった。
紫色の髪がかかる白くて綺麗な背中。くびれた腰に丸みを帯びた肉付きのいい臀部と足。そして、手のひらサイズのほどよい胸。
フランとは違う。ダボっとした服で隠しているのが勿体ないと思うほど、知的なスレンダー美少女の肢体が目に入った。
「これでいい?」
前に垂れてきた髪を背中に戻しながら言うパチェに頷くと、再び肉棒へと舌を這わせ始めた。
パチェが動くたびに長い髪が揺れ、胸も柔らかく揺れる。
視界・感覚・聴覚から来る快感に、男の肉棒がぴくぴくと震え始める。
「ぱ、パチェっ、出そう!」
男が射精が近いことをパチェに伝えるが、パチェは肉棒を口に含むことを辞めない。
むしろより一層激しく口内と頭を動かし、男の肉棒から精液を搾り取ろうとしてくる。
パチェの口から淫猥な水音が響く中。ついに我慢できなくなった男の鈴口から、大量の精液がパチェの口内へと吐き出された。
パチェは嫌がることもなく、喉を鳴らしながらごくごくと飲んでいき、尿道に残った精液まで吸い取って喉を鳴らした。
射精が終わると、パチェは肉棒から口を離して小さな声で呟く。
「……これは、すごいわね」
何が凄いのかと思っていると、パチェが立ち上がってきた。すると当然見えるのはパチェの肢体。
手のひらサイズの胸と頂点に立つ桜色の乳首。くびれた腰に綺麗なお腹。そして、紫色の陰毛が少しだけ生えている綺麗な陰部。
思わず見惚れていると、パチェは白くて綺麗な手を男の肩へと置いて、肉棒の上へと跨ってきた。
そしてパチェは空いている手で肉棒を手に持ち、ぴっちりと閉じた秘所へと宛がう。
「あ、あの?」
パチェの顔を見ると、耳まで真っ赤に染まっている。
「……モルモットは黙ってなさい」
「あ、はい」
真っ赤に染まった顔でキッ、と睨みつけてきたパチェに空返事をすると、パチェは肉棒を見下ろしながらゆっくりと腰を下ろし始めた。
膣内には先っぽだけしか入っていないのに、まるで意思があるように肉棒を奥へと誘ってくる。
パチェは艶やかな吐息を漏らしながら腰を降ろしていき、男の肉棒に壁のような何かが当たった感触がした。
それは間違いなく純潔の証であり、パチェが未経験であることの証明。
パチェも感じたのか少し止まった後、意を決したような表情をしながら一気に腰を落とした。
「イ”ッッ!!?」
ドチュンッ、と肉棒が最奥へと飲み込まれ、パチェは身体をビクビクと痙攣させる。
どうやら絶頂したのか。艶やかな吐息を漏らしながら動きを止めていたパチェは、数秒後に男の肩へ手を置きながらゆっくりと腰を動かし始める。
腰を浮かせて落とすのを繰り返していたと思えば、前後に動かして腰をくねらせ始める。
最初は拙かったのに、徐々にフランにも迫るほどの動きへと変化していく。
まるで経験はないのに知識だけはあったような、時間が経つにつれて最適化されていく動き。
さらには腰の動きに合わせて膣内は意思があるように絡みつき、男の快楽を感じる部分へ刺激を与えてくる。
パチェの吐息交じりの嬌声と肌のぶつかる音が響く中、パチェが男の顔を見つめてきた。
その顔は完全に蕩けており、口は開いて涎が口元を伝っている。
そこにあったのは先ほどの知的な美女の顔ではなく、ただ目の前の淫欲を満たそうとする雌の顔。
しばらく見つめていたパチェは何を思ったのか、男の顔へと顔を近づけて、瑞々しい唇で口づけを行った。
ちゅっ、と触れるだけのキスをしてから、パチェは顔を離して頬を赤く染める。
そんな可愛らしいパチェの反応に、男の肉棒が固さを増し、目の前の雌へと種付けしようと精液が昇り始める。
「ぱ、パチェ! 出そうっ!」
男が射精が近いことを伝えると、パチェは動きを止めて俯いた。
一体どうしたのか。もしかして正気を取り戻したのか。男が焦っていると、パチェの腰が動きを再開し始めた。
俯いたまま腰を動かし続けていたパチェは顔を上げ、男の耳元で吐息交じりで囁いた。
「だして」
瞬間、男の肉棒は決壊し、鈴口から大量の精液が吐き出される。
先ほどの手コキの時とは違う、種付けするための射精に下半身が喜んでいるのか、大量の精液が吐き出されていく。
数十秒に及ぶ射精の末、結合部から精液が漏れ出てくるのを見ながら、パチェは腰を浮かせて肉棒を抜いた。
ボロンッ、と肉棒が抜けるのと同時に、膣内からゼリーのような白濁液が漏れ出てくる。
男はこれからどうなるんだろう、と少しの不安を覚えつつ、まあ大丈夫だろうと楽観的に考え始めていた。
目の前で下腹部を見つめて微笑むパチェは、フランの時も見たような表情をしている。
ならばここで言うべき言葉は一つ。
「パチェ」
男が名前を呼ぶと、パチェは身体をビクリ、と震わせ、ゆっくりと振り返った。
そこに見えたのは淫欲に染まった蕩けた表情。そして、どこか期待するように見つめる瞳。
ここまでくればもはや疑いようは無い、と男は確信し、微笑みながら口を開く。
「これ、解いてくれたらもっと気持ちよくさせれるよ」
パチェはすぐに頷いて指を一振りすると、男の手足が自由を取り戻した。
自由になった。そして目の前には男を求める女の姿。
ならばやることは一つ。フランの時にもやったように、目の前の女を気持ちよくさせる。
男は立ち上がり、パチェへと強気に命令をする。
「パチェ、椅子に手をついてお尻を向けて?」
男の言葉に少し躊躇したパチェだが、あふれ出る欲望には勝てなかったのだろう。すぐに男の言う通りに椅子に手をつき、丸みを帯びたお尻を差し出してきた。
男はパチェのお尻を触れるように撫でながら、秘所へと肉棒を宛がう。そして、一気に貫いた。
「んぐっ!」
美しい背中へ髪を張り付かせながら、パチェは身体を丸めて少しびくびくと痙攣する。
挿入しただけで絶頂したのか、と男は少しだけ優越感を覚えながら、腰を前後に動かし始めた。
パンッ、と腰を打ち付けるたびに、丸い臀部が少しだけ波打って視覚を楽しませる。
快楽に耐えるように背中が動き、抑えきれなかった嬌声が漏れ出る。
背後からパチェを犯す男は、心のうちに仄暗い欲望が芽生えるのを自覚した。
フラン、パチェ。両方とも初対面でコレだ。フランの言う通り、男には力がある。ならばもっと欲してしまうのは、人間だからだろうか。それとも男だからだろうか。
「んぅ! んっ、んぐぅっ! んぅ……んぁっ!」
男の動きに合わせるように、パチェも腰を動かしてくる。
フランは幼いながらもどこか成熟した女性の雰囲気を醸し出す可憐な少女だった。
対してパチェは瞳に叡智を宿らせる知的な美女。
どちらも系統は違うが、間違いなく十人中十人が振り向く美しい女性だ。
「パチェっ、出るっ」
そんな女性を好き放題犯し、胎の中へと無責任に精を吐き出す。
パチェは嫌がるそぶりすらなく、むしろ腰を押し付けてくる。
最後の一滴まで胎の中で吐きだし、そのまま抜かずにもう一戦。
今度は背後から抱きしめて手のひらサイズの胸を掴みながら腰を打ち付ける。
もっと、色んな女性と関係を持ちたい。
咲夜さんには効果が無さそうだったということは、人間には効果がないのだろう。フランの言う通り、人外にしか効かない。
ただそれで十分だ。
フランには姉がおり、名前をレミリアと言うらしい。
姉と言う事はフランと同じ吸血鬼。つまりは効果の対象なはず。
男よりも圧倒的に強い吸血鬼姉妹を並べて、好き放題に犯して胎へ精を吐き出す。それはきっと最高の気分だろう。
「パチェ、俺の子供、産んでくれる?」
男が耳元で囁くと、パチェは耳元まで赤く染めながら、小さくコクリと頷いた。
やはり力は本物だ。初対面の女性に、子供を産ませることを了承させる。なんて最高の力なんだ。
パチェの許可を得た男はくびれた腰を持ちながら、最奥へと突き入れて精を吐き出す。
射精が終われば一度抜いて口元へと持っていくと、パチェは何も言わずに舌を這わせ始めた。
掃除が終わればパチェを座らせ、股を開かせて正面から犯す。
パチェの快楽で歪む顔を愉しみながら精を吐き出し、パチェを抱えて駅弁の態勢で突きいれる。
そうして何度も何度も、パチェの身体の隅々を精液で汚し続けていると、パチェの身体から力が抜けてダラン、とし始めた。
「パチェ?」
腰を動かしても反応が無いので、完全に意識を失ったみたいだ。
だが男の性欲はまだまだ健在。このまま意識を失ったパチェを犯そうとすると。
「パチュリー様、完全にダウンですねぇ~」
背後から二つの柔らかな感触がしてきた。
明らかにパチェよりも大きい二つの果実。
服を着ていないのか、すべすべの肌と小さな突起を感じる。
顔だけで後ろを見ると、そこには悪戯気な笑みを浮かべる赤髪の女性が見えた。
さらさらの赤髪が男の肩に垂れている。
「えっと、小悪魔さん?」
「そうですよぉ」
耳元で囁くように言う小悪魔に、男の股間が反応してしまう。
「あはっ、まだまだ元気ですねぇ」
背後から伸びてきた細い指は、未だに硬さを失わない剛直へと触れた。
肉棒を握る小悪魔は、慣れたように両手で肉棒を弄り始める。
パチェと行為を行う前ならば、男は慌てふためいていたことだろう。
だが既に自身の力を自覚している。ならばもう慌てる理由はどこにもなかった。
「じゃあ小悪魔さんが相手してくれないかな?」
男は悪戯気な笑みを浮かべて背後の小悪魔を見つめる。
すると小悪魔の口元は弧を描き、瞳に情欲の炎が灯った。
「いいですよぉ、私もそのつもりできたので」
男は小悪魔の言葉にニヤリ、と笑みを浮かべ、瑞々しい唇を塞ぐのだった。
次は小悪魔予定。