【子供だけの聖域と、早熟な好奇心】
陽菜が帆高と「晴れ女」の仕事に出かけ、家を空けている午後。天野家のアパートの一室は、外の降り続く雨によって外界から切り離された、子供たちの秘密基地となっていた。
「ねえ、凪くん。最近、あの『帆高』って人とばっかり仲良くしてない?」
不機嫌そうに口を尖らせたのはアヤネだった。彼女は凪が児童相談所に保護された際に女装道具を貸すほど、彼の「扱い」に慣れている。
「そうだよ、凪くん。私たちのこと、忘れちゃったのかなって思ってたんだから」
反対側からカナが凪の腕を抱き込み、上目遣いで彼を覗き込む。
凪は二人の美少女に挟まれ、困ったように眉を下げて笑った。
「……そんなことないよ。あの人は、姉ちゃんを助けてくれるから。俺は二人のこと、忘れたりしないよ」
その大人びた言葉と余裕のある態度が、かえって少女たちの所有欲を煽る。アヤネが持ってきたウィッグを凪の頭に乗せ、まるでおもちゃを愛でるような手つきで髪を整え始めた。
「じゃあ、証拠見せてよ。凪くんが私たちの『王子様』だってこと」
アヤネの声が少し低くなり、彼女の手が凪のシャツのボタンに掛かる。凪の心臓がトクンと跳ねた。いつもは余裕を演じている彼も、二人の少女から放たれる、湿り気を帯びた執着に近い熱量には気圧されそうになる。
「ここで……? 姉ちゃんたちが帰ってくるかもしれないよ」
「その方がドキドキするでしょ?」
カナが耳元で囁き、凪の首筋に柔らかな唇を寄せた。
外は激しいゲリラ豪雨。窓を叩く激しい雨音が、アパートの中の小さな背徳をかき消していく。凪は観念したように目を閉じ、自分を奪い合う二人の少女の熱の中へと身を委ねた。
【雨に隠れて、子供たちの熱狂】
雨粒が窓ガラスを打つ音が、まるで彼らの密事を祝福する拍手のように響く。陽菜が不在のアパートは、普段とは異なる濃密な空気に支配されていた。床に敷かれたカラフルな毛布の上。凪は二人の少女――カナとアヤネの間に挟まれ、身動きが取れないほど熱い視線と体温を感じていた。
「凪くん、すごくドキドキしてるね」
カナが凪の胸板に指を滑らせ、その小さな乳首をピンと弾く。
「だって……二人が、こんなに……」
言葉を遮るように、アヤネが凪のジーンズのベルトに手をかけた。金属のバックルがカチャリと音を立てて外れると、彼の下半身にまとわりつく衣服が一気に剥ぎ取られた。
「わぁ……もうこんなになってる」
カナの熱っぽい吐息が凪の敏感な場所にかかる。すでに勃起し始めた少年の象徴は、彼女の予想を遥かに超えて逞しく反り返っていた。
「凪くんのおちんちん……やっぱりかっこいい」
アヤネはうっとりと呟きながら、その根元を優しく握りしめる。
「や……やめてよ……二人とも……恥ずかしいよ」
凪が弱々しく抗うが、二人の指は容赦なく彼を追いつめる。カナの小指が亀頭の先端をなぞり、アヤネの人差し指が睾丸をやんわりと揉みしだく。未知の感覚が凪の脊髄を駆け巡り、彼の背中がビクッと跳ねた。
「ふふ、可愛い声。もっと聞かせて」
アヤネはそう言うと、凪の両脚を大きく広げさせた。まだ大人になりきっていない彼の股間が露わになると、カナが待ちきれないといった様子で顔を埋めた。
「いただきます……♡」
ピチャッ……レロォ……!
「ひゃうっ!? カナ……ちゃん!?」
熱い舌が敏感な部分を這う感触に、凪の喉から甲高い声が上がる。カナの舌は執拗に亀頭を舐め回し、カリ首の溝まで丹念に清めていく。
「どう? 凪くん。気持ちいい?」
「う……うん……! あったかくて……すごい……!」
クチュ……グチャ……
粘り気のある水音が狭い部屋に響き渡り、アヤネは嫉妬を滲ませた目でその光景を見つめていた。
「ずるい。私もやりたい」
アヤネがカナと場所を替わろうとした瞬間、凪の身体が大きく仰け反った。
「んんんっ!!」
ドクッ!!
突然の射精にカナが驚いて飛び退く。白く濃い精液が毛布の上に飛び散り、まだ精通して間もない少年の激しさを物語っていた。
「あ……あはは……ごめん。まだ早かったかな」
凪が申し訳なさそうに顔を赤らめるが、アヤネの目は獲物を狙う猫のように輝いている。
「まだまだ元気そうだし、問題なし!」
アヤネは凪をうつ伏せにすると、その背中から覆いかぶさった。
「次はこっちだよ。もっと凄いこと教えてあげる」
背後から忍び寄るアヤネの手が、凪の尻たぶをグッと押し広げる。未開拓の場所に感じる生暖かい息遣いに、凪は身を硬くした。
「ちょ……アヤネちゃん!? そこは……!?」
「大丈夫だって。女の子同士でするときも使うんだから」
ニュルッ……
粘膜に触れるアヤネの唾液と舌の感触に、凪の理性は完全に吹き飛ばされた。今まで経験したことのないゾワゾワした感覚が全身を駆け巡る。
「やだ……! 気持ち悪いよ……!」
「嘘だね。凪くんのここ、また大きくなってる」
カナが背後から現れ、再び力を取り戻した凪のモノを握りしめた。前後から二人の少女に攻められる屈辱と快感で、凪の意識は朦朧としてきた。
「もう……許して……イきたい……! イかせてよぉ……!」
凪の懇願に、二人はようやく顔を見合わせた。
「しょうがないなあ。じゃあ約束通り……カナちゃんからね」
アヤネは名残惜しそうに凪の背中から離れると、カナに場所を譲った。カナは潤んだ瞳で凪を見つめながら、自分のスカートの中に手を入れる。
「凪くん……私で……イッて……!」
パンティが脱ぎ捨てられ、少女らしいピンク色の花弁が露わになる。カナは凪の腰を跨ぎ、自らの中心に熱いものを導いた。
ズブゥッ……!!
「あんっ! 大きい……! 凪くんのおちんちん……すごいっ……!」
凪は初めて感じる女の感触に目を白黒させた。温かく柔らかな粘膜が彼を包み込み、ギュウギュウと締め付ける。
「う……動けないよ……カナちゃん……」
「大丈夫……私が動いてあげる」
パンッ! パンッ! グチュッ!
カナは腰を大胆に振り始め、結合部から卑猥な音が響き渡る。その下でアヤネが凪の乳首を吸いながら、空いた手で彼のペニスの根本をしごいた。
「ひゃああっ! 二人とも……ダメだよぉ……!」
「ダメじゃないよ。もっと気持ちよくなって……」
「私のことも忘れちゃダメなんだから!」
二つの甘い拷問に耐えきれず、凪は再び絶頂を迎えようとしていた。
「だめっ! 出ちゃう……!」
「いいよ……! 凪くんの……ちょうだいっ!」
ドピュッ! ドプドプッ!!
カナの中で何度も脈動し、熱いものが注ぎ込まれる感覚に彼女もまた絶頂を迎えた。
「あぁぁ~っ! 熱い……いっぱい出てる……!」
二人は重なり合ったまま脱力し、荒い呼吸だけが部屋に満ちた。そこへアヤネが四つん這いで近づく。
「次は私の番だよ。ほら……準備できたから……」
彼女は自らの秘所を見せつけるように広げると、凪の萎えたモノを握ってこすり始めた。
「うぅ……無理だよ……もう出ないよ……」
「嘘。男の子は三回くらいイケるって本に書いてあったもん」
執拗な手コキとアヤネの妖艶な視線に煽られ、凪のモノは再び硬さを取り戻していく。
「お願い……後ろから……」
アヤネは猫のような四つん這いになり、凪を誘う。凪は朦朧とした意識のまま、彼女の柔らかな臀部に手をかけていった。
ヌプッ……
「ああんっ! きたぁ……!」
バックから突き上げられる感触にアヤネは悦びの声を上げる。カナは二人の結合部に顔を寄せ、溢れる愛液を舐め取った。
「ズルい……私も飲みたい」
グチュグチュッ! パンパンパンッ!
三人の絡み合う身体は汗で濡れ、室内は甘く淫らな匂いで満たされていく。凪はもはや自分が誰なのかさえ曖昧になりながらも、本能のままに腰を振った。
「もう……ダメ……! 出る……!!」
「出して! 中に全部出して!」
ドクンッ! ドクッドクッ……!!
再び大量の精液が放出され、アヤネの胎内に注ぎ込まれる。彼女は恍惚の表情で果てると、力尽きたように床に倒れ込んだ。終えたような達成感と、凪を共有したことで生まれたアヤネとの不思議な連帯感が宿っていた。
【三人の絆と、大人びた静寂】
雨脚が少し弱まり、部屋には気だるい空気が漂っていた。
床に広げたクッションの上で、凪は左右にカナとアヤネを抱えるような形で横たわっていた。三人の肌はしっとりと汗ばみ、子供らしい石鹸の香りと、それだけではない甘く重い匂いが部屋に満ちている。
「……凪くん、やっぱり、最高だね」
カナが満足げに凪の胸元に指で円を描く。その瞳には、一仕事を終えたような達成感と、凪を共有したことで生まれたアヤネとの不思議な連帯感が宿っていた。
アヤネもまた、凪の腕に頬を寄せ、うっとりと目を細めている。
「これで、凪くんは私たちから逃げられないね。警察に捕まっても、私たちが守ってあげる」
凪は二人の頭を交互に撫でながら、天井を見つめていた。身体の奥に残る痺れるような感覚と、二人の少女を満足させたという全能感。それは、帆高に見せている「生意気な後輩」の顔でも、陽菜に見せている「可愛い弟」の顔でもない、一人の「男」としての凪の真実だった。
「……ああ、わかってるよ。俺も、二人のこと守るから」
凪のその言葉は、小学生のものとは思えないほど深く、重かった。
散らかった部屋の中で、三人はしばらくの間、重なり合ったまま、遠くで鳴り続ける雷鳴を心地よいBGMとして聞き入っていた。