※この作品はR-18です。

王位争奪戦-ラスボス婚約者と共にネトリ戦記-   作:ボルメテウスさん

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赤に蹂躙

窓硝子に月光が滴るような寝室だった。

 

薄闇の中、絹張りの寝台がぼんやりと浮かび上がっている。天蓋から垂れる黒紗が風もないのに微かに揺れ、その隙間からリアスのシルエットが垣間見えた。──まるで祭壇に捧げられた贄のごとく。

 

「……どうぞ?」

 

先に腰を下ろした彼女がこちらを一瞥する。その余裕ぶった笑みと裏腹に、赤毛の裾から覗く太腿が妙に生々しかった。薄紫色のナイトドレスは胸下まで下りており、紅の髪が自然とバストを隠している。いわゆる「髪ブラ」状態だ。意図的かどうかは分からないが、扇情的な演出には違いない。

 

「……随分と大胆なお誘いじゃないか」

 

軽口を叩いて近寄る。ベッドの縁がぎしりと呻いた。リアスは鼻で笑い、横座りのまま両脚を軽く開いた。下着一枚を挟んで剥き出しの肌が淡い照明に照らされ、汗腺の微細な凹凸まで炙り出す。

 

「怖気づいたの?」

 

小馬鹿にしたような呟きと共に、彼女は自らの乳丘を手でなぞった。滑らかな紅糸がほどけ、白磁の膨らみが零れかける。羞恥よりも嗜虐の色が勝っていた。

 

僕はそっと屈み込み、まずは唇を重ねに行った。初動は慎重に。彼女の目がわずかに見開かれる──そう来ると思っていなかったんだろう。

 

「……ん」

 

くぐもった吐息。口腔へ侵入すると同時に舌先を押し当てる。アーサー相手で培った技巧を惜しみなく使うと決めた。僕はキスでは負けない。

 

唇の表面をなぞるように撫で上げ、下唇を甘く啄む。リアスの喉奥からくぐもった呻きが漏れた。次いで彼女の頬を片手で捕らえ、もう一方の指を背中へ回す。背筋を下から上へと撫で上げると同時、深く舌を入れ直す。

 

「んぅっ……!?」

 

反射的に肩を縮こませるリアス。けれど抵抗はない。僕はそのまま体重を乗せつつベッドに押し倒し、ついでにナイトドレスの紐を解く。ぱさりと落ちた布地が波紋のように広がり、彼女の肢体を露出させた。

 

赤銅色の髪がシーツに散乱し、まるで炎が燃え広がったようだ。乳房は想像以上に豊満で、指を埋めると柔軟な弾力が迎え入れてくれる。腰から腹部にかけてのラインは無駄なく引き締まり、鼠径部のカーブが一際卑猥だった。

 

僕はゆっくりと首筋に口吻し、そのまま鎖骨を伝って谷間へと潜り込む。舌で舐め上げるとリアスの胴がひくりと跳ねた。

 

「っふ……」

 

喘ぎというより呻きに近い声。未だ理性の箍が残っている証拠だ。ならば壊してやろう。

 

僕は彼女の太腿を割り開き、中心へと顔を近づけた。秘所はすでに湿り気を帯びており、甘酸っぱい淫臭が鼻腔を貫く。蜜襞を軽く吸い上げるとリアスの爪先が痙攣し、背筋が弓なりにしなった。

 

「や……め……」

 

拒絶の言葉と裏腹に下半身は歓喜している。僕は自身のものを取り出し、入口へと充てがった。ほんの一瞬躊躇があったが、それも彼女の媚肉が吸いついてきた途端に霧散する。

 

挿入と同時に嬌声が迸った。リアスの体内は驚くほど温かく、かつ収縮が凄まじい。一往復するごとに理性が削り取られていく感覚──まさに官能の奔流だ。

 

「あッ……んぅっ!……はぁっ……」

 

抽送が加速するにつれ彼女の四肢が縋りついてくる。指先が僕の二の腕に食い込み、熱い吐息が首筋を焦がす。

 

リアスの胎内は予想を超えて狭かった。挿入とともに裂けるような感触があり、彼女の喉奥から苦悶の声が洩れる。

 

「ぅあっ……!」

 

熱湯で焼かれた氷柱のように肉壁が引き攣る。それでも容赦せず最奥へ捩じ込んでいくと、赤銅の髪が枕に波打った。汗粒が額に煌めく。

 

「くッ……そんなに大きいなんて聞いてないわよ……」

 

苦痛を含んだ呟きが零れる。クルと比べて遙かに剛直なそれはリアスにとって未知の領域だったらしい。けれど内部の粘膜は異物を排除しようとしているのか、逆に吸いつきながら蠕動している。その矛盾こそが堪らなく官能的だ。

 

結合部から鉄臭い液体が滴り落ち始めた。破瓜ではないにしろ処女膜の名残を裂いたか──それほど彼女の内部は窮屈だった。俺の下腹部と彼女の尻の境目が完全に塞がっている。汗と体液が混ざりあった薄膜が陽光を照り返す。

 

「痛みが治まるまで待とうか?」

 

尋ねると睨むような眼光が飛んできた。唇を噛みながら首を左右に振る。

 

「くだらない気遣いはいらない……早く動くわよ」

 

その命令口調が余計に情欲を煽る。俺は膝裏を掴み上げて腰を引く。肉竿に纏わりつく襞々が名残惜しそうに引き止めようとする感覚。再び突き入れると悲鳴じみた嬌声が弾けた。

 

「んぃっ!?」

 

乳房が暴れ馬のように上下に踊る。巨峰がシーツ上で円を描き、波打つ谷間に汗の溜まりができていく。下品と表現するのが適切だろうか──神聖な気品を纏う女体がここまで汚辱に塗れる光景は背徳的すぎて眩暈がする。

 

徐々に速度を増していくうち、当初の疼痛は快感に置き換わっていく。リアスの膣内は肉棒の形状を覚え込もうと躍起になっていた。何度も抽挿することで粘膜全体がカリ首の起伏をなぞるように隆起し、脈動に同期して収縮する。まるで第二の心臓だ。

 

「あぁっ!……こんなの知らない……っ!奥ばっかり擦れて……!」

 

苦鳴と歓喜が入り混じる声域。腰を振るたびに乳房がぶつかり合い、汗が飛び散る。結合部からは泡立った白濁汁が溢れ、太腿を伝ってシーツに黒い染みを作る。

 

快楽漬けになっていくリアスを見ながら俺は達しそうになった。限界を悟り、深呼吸。

 

「出すぞ……」

 

言うまでもなく宣言に等しい。彼女は呆けた表情のまま頷く。焦点が合わない瞳が潤み、涎が口角から滴る。

 

最後の数ストロークで全力疾走──勢いよく最深部まで貫き、子宮口を抉じ開けながら放精。

 

どくん!

 

鼓動と同じタイミングで白濁が噴き出す。灼熱の奔流が膣奥を蹂躙し、彼女の背中がビクンッと跳ねた。

 

「〜〜〜っ゛!?」

 

声にならない絶叫。全身が弓なりに反り返り、つま先がピンと伸びる。爆発寸前の花火のように肢体が痙攣し、乳房が天井に向かって掲げられる格好となった。

 

俺の精液は止まらず十秒近く続いた。射精後も尚も収縮を繰り返す膣肉の虜囚となって雁首が擦られ続け、結果として追加の刺激を与える。

 

「んぃぃいっ!」

 

絶叫とともに潮が吹き出す。透明な飛沫が二人の腹とベッドカバーを濡らした。リアスの身体からは完全に力が抜け、虚脱した顔で天井を見上げている。

 

静寂──。

 

暫くして荒い吐息だけが部屋に響く。余韻に浸りながら彼女を眺めれば、汗濡れの肌を鈍く輝かせながら乳房が激しく上下していた。

 

リアスとの行為は終わったわけではない。ただこの一幕が終了しただけだ。しかし間違いなく彼女の中で何かが変わった。

 

「……ふふ」

 

喘ぎの代わりに薄笑いが洩れる。意識朦朧の中に悦楽だけを拾い集めているようだ。

 

俺は汗で束になった彼女の髪を払い除けた。

 

「大丈夫か?」

 

「……」

 

答えない。代わりに腕を回してきた。指先は震えている。

 

「続けてもいい……?」

 

俺は微笑みで返した。きっとこの夜は長いだろう──互いに貪り合う獣となり果てるまで。

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