よう実の世界に転生してしまったから 作:糸屯ちおり
名前:
身長体重:183#73
顔:そのまま、怖い系
知力:国立大学入学時の記憶を反映
筋肉:ある
おちんぽ:怖い系
能力:ライブラ、拉致夢、特殊空間『ヤれば出られるかもしれない部屋』の作成、おくすりザーメン、永久機関、強制適合、ミルク付与
⇒『チュートリアル終了。ゲームバランスを調整します。拉致夢を一時的に封印。ライブラの行使回数を1/24hに変更。新たな能力──受精回避──を付与します。新たなミッションが解放されました』
『ミッション:実績【ようこそ、夢のような全クラス妻へ】の解放
条件:Aクラス、Bクラス、Cクラス、Dクラス、それぞれ一人ずつ女子を獲得する。
タイムリミット:7月末日。
再挑戦:不可。
ペナルティ:前世からリスタート。リスタート場所は時速120キロで走行中の中型トラックの進行方向。トラックとの距離は1m。死亡した場合は埋葬され、エンディングとなる。
補足:強姦を通報された時点でファンブル判定。ペナルティが発動する』
なずな先輩と二日連続でヤリまくって、もう死んでもいいわとか思っていたら、マジで死にそうな現実が待っていた件。
寝たらなんか出てきた。
終わったと思っていたチュートリアルは続いていて、なずな先輩とヤリまくったことで終わったようだ。そして本番へ────難易度いきなりナイトメアになってないかい?
なんだこれ。全クラス少なくとも一人ずつ完落ちさせて、ただし夢拉致は使用不可。ライブラも一日一回だけだって? 無理やり襲って通報されたら即失敗判定で、前世からリスタート。
名残惜しいが、やり直すのは構わない。ただし開始場所が時速120キロで走行する中型トラックの真ん前だ。大型でも中型でも小型でも知ったことかよ。どれだとしても即死するわ。死んだら埋葬はしてもらえるのね。まあ親はいるし彼女もいたからな。誰かしら悲しんでくれるだろうし、死体をたらい回しにされたりはしないだろう。
オッケー理解した。オッケーだ。
「オッケー。ぶっ殺すぞイカ天使。出てこい! お前っ、なんつー雑な調整をしやがる!」
イカ臭い天使は現れない。
今もイカ臭いのかは知らんが、顔を見ただけで匂いが思い出せる程度にはイカ臭かった。たとえ再開した時に良い匂いしてても、俺の中でのアイツは永遠にイカ天使である。
さて、出てこないな?
ほんとふざけんなやめてくれませんかと願っていたら、俺は白い光に包まれた……!
だからこれやめろ眩しい! 白い光に包み込むならアクア様でも呼んでこい!
「
「それは酷いよー。須藤くんって見かけによらずに優しいところもあるんだよ?」
「でも、暴力事件の加害者だろ?」
「それでも俺はやってないって……」
「冤罪ってことかぁ」
さぁて困ったぞ。
あっという間に6月になってしまった。
5月までの戦績は坂柳◎ なずな先輩◎
このままだと俺はトラックの刑だな。
夢拉致という能力がいかにぶっ壊れていたかを実感しつつ、BクラスとDクラスから一人ずつ確実にモノにしなきゃいけない。志保はどうしたのかって? 正攻法でデートに誘ったらほいほい部屋についてきたから、チャンスを逃さずいただきました。性格は陰険な小物って感じだけど、見た目はいいからオッケー。自分ひとりじゃ何も出来ないとこは結構かわいい。
「みかど君、なにか知らない? 些細なことでもいいんだけど……」
「そうだなぁ……」
さて、俺は今、屋上で女子と密会している。
ミディアムヘアの正統派美少女、Dクラスの
「なんでもいいから〜、ないかな〜?」
「うーん……」
櫛田桔梗の判明しているプロフィールは以下の通り。
学籍番号 S01T004721
所属 1年Dクラス
誕生日 1月23日(水瓶座)
身長 155cm
性格
誰にでも優しい天使。フレンドリーで人脈が広く、とても聞き上手。
「そういや、暴力事件があったって日、変なものを拾ったんだよな」
「おぉっ! それ、重要な手がかりか何かかも! 何を拾ったの? わたし知りたいな〜」
櫛田が所属するDクラスは、現在ちょっとした問題に直面している。
須藤という男子が暴行容疑で訴えられたのだ。
Cクラスの生徒をぶん殴ったっていうんで、学校側は被害者側からの訴えを受理したところ。だが、須藤は嵌められたと主張しているようで、櫛田は須藤に有利になるような情報を集めるべく動いている。
俺と櫛田は先月連絡先を交換した。理由は顔が可愛かったからだ。だから気軽に連絡が取れたので、俺からも何か聞けないかと呼び出されたというわけ。
「いいけど、今は持ってないんだよ。なんかボイスレコーダーだったんだけど、殴り合いがあったっぽい場所に落ちててさ」
「えっ! それやばいよ! 絶対に凄い証拠じゃん! あの、もし大丈夫なら見せて貰えないかな? 私、友達が冤罪をかぶせられてるなら、なんとかしてあげたいんだ……あと、減点されるのもやだし。えへへ」
櫛田は腰の後ろで手を組むと、おねだりするように見つめてきた。しっかり体のラインが綺麗に見える角度だ。計算されつくしている。
ちなみに、ボイスレコーダーなんてものは
須藤は冤罪だ。それは確定。証言してやることはできし、馬鹿共を追い詰めることも簡単だが、ただ助けるだけじゃ後で坂柳になんて言われるかわからん。個人的にも勿体ないと思うしな。もっと効果的に貸しを作っとくべきだろう。
あと、坂柳には後で報告しとく。
リーダーだからな。冗談抜きで本当に優秀なんだあの子。そして、存在感を出してもらえばもらうほど、抱く時の優越感がやばいから。もっともっと活躍して欲しいもんだね。
「いいけど、取ってきたら遅くなるぞ? もしすぐに内容知りたいなら、別々に帰ってコッソリ部屋来る? めんどいけどそれが手っ取り早い……めんどいけどな。はぁ……」
「あ、あはは……嫌そうだね……」
「嫌じゃないけどな……見たいテレビがあるから、用が済んだらすぐお開きってことで」
「テンションどんどん下がってるじゃん……」
さて、櫛田とはそこそこの頻度でメッセージでやり取りをしている。そこで男は一切出していない。くだらない話をして、警戒感を引き下げるのが目的だからだ。こういう時にサッと部屋に入ってくれるように、人間関係の話とか、櫛田の好きそうな噂話系ばっかり話してきた。
「ってか別々に帰るの?」
「噂大好きな奴が多いから。めんどくさいだろ。あいつら二人で帰ってたとか言われたら。櫛田にも悪いし俺もあんまり良くない。好きな奴いるし」
「へぇ! そうなんだ……いいねっ。わかった。じゃあ先に部屋帰って待っててよ。時間差でピンポンダッシュするから」
「ピンポンダッシュはやめろ」
「えへへ、冗談だよ〜」
男を惹きつける柔らかい笑顔。
ほんとコイツは自分の可愛いをわかっていて、最大限に利用できていると言えるだろう。
ところで本当に天使なのかって?
天使だよ。堕天使。
ためしに今何を考えてるか、ライブラの無駄打ちして聞いてみよう!
『あー、やりにくいなぁ! 媚びてやってるのに興味なしとか扱いづらいわ。山内や池みたいな下半身で生きてるような低脳だったら、今回以外でも利用できそうなのに……欲しい情報を手に入れたら、今後は様子みながら……かな。使えそうなら使う。Aクラスの重鎮とのコネクションはあった方がいいし……』
だ、そうです。
櫛田の評判は天使です。Dクラスでは一番男子にモテてて、愛想も性格も最高レベルだという評判。
目を覚ませ猿共。この女、堕天使だぞ。
前に会ってライブラした時は『堀北殺す堀北ウザいお高く止まりやがって死ねよ失せろ私の空間から消え失せろブス。あんなの可愛いとか言ってる男子とかマジぴえん。目腐ってるでしょ。あーイライラする堀北のせいで憂鬱になる! あいつ私がクラス崩壊させたこと知ってるくせに、なにあの余裕ぶった感じ死ね! 退学して欲しいほんと消えて欲しい私の過去を知ってる人間は全員死ねばいいんだ! あーダメだ今日ほんとイラつく堀北に上から目線されたせいだ死ね死ね死ね死ね死ね! お前もうざいんだよ御門! 私が愛想良くしてやってんだから喜べよヘタレ、強そうなのは見た目だけかよだっっっさいヤツ。あー、あーーーーーうざいうざいうざいお前も死ね! 堀北のついでに死んでいいよ目障りだから!』とか長文で憎悪爆発させてたからね。
「じゃ、後で」
「うんっ♪ ありがとう♪ よろしくね♪」
坂柳と同じ感じかと思いきや、櫛田は闇がやばい。
情緒不安定で病み病みだ。坂柳はこういうんじゃないし、セックスの時以外はちゃんと自分を制御できてる賢い子だ。
櫛田はやばいな。
精神性が坂柳よりおぞましく感じる。だが、ギャップと考えるとアリだ。俺は尖ってる子が好きだから、結構仲良くなれると思うんだよな。とりあえず部屋でゆっくりお話だ。
次回、ついに櫛田とバトル。
櫛田桔梗に似合う仕打ち『補足──1は最低72時間。3でも心は中々落ちない状況で地獄』
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1.ヤれば出られるかもしれない部屋
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2.即落ちで程々に懲らしめて次へ
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3.1が運悪く延長して絶望√