【完結】露蜜のカンバス~メスなボクでも幸せになりたい 作:渦螺しお
──数年前
「『二次性徴の遅れによる筋肉と骨格の発達遅延』……ふん、この学校に届けられていたコピーは、どうも信用に足らんな」
六時間目の体育が終わった後の、放課後の教室。リオは担任の体育教師・郷原に一人残され、薄暗い中で詰問を受けていた。郷原は、医師・笹川が用意した〝嘘の〟診断書を斜め読み終えると、リオの机の上に放った。
「最近は体育をサボるために、こういったものを知り合いの医師に書かせたりする由々しきことが多いからな。オレは自分の目で確かめる主義なんだ。さあ、来い!」
自分の何倍もありそうな、丸太のような太い腕。威圧的で強引なさまに、リオはただただ震え、人気のない廊下を引き連れられていく。行き先は保健室だった。
「きゃあっ」
保健室へ入るなり、郷原はさっとドアロックを回すと、リオをベッドの方へと押しやった。
「まったく、女子のような声を上げよって。おい、そのジャージを脱げ」
「い、いやです!」
「脱 ぐ ん だ !」
腕を組み、威圧的に語気を強める郷原。すっかり委縮したリオは、言われるがままゆっくりとジッパーを下ろし、半袖の体操服姿になった。
「ふむ……確かに、男子とは明らかに違うな。腰の位置が高いし、丸みを帯びている」
診断書には当然、リオの特異体質については書かれていない。郷原はその真実を暴こうとするだけでないような、高揚した顔でリオの全身を見回している。
「……うん? お前、シャツの下に何を着ている?」
郷原はリオの胸辺りに目を留めた。
「これは、その……」
鼓動が早くなる。郷原の視線の先に隠している、少し膨らみを覚えた胸と、大きな乳首。困惑と羞恥で赤くなるリオに、郷原の鼻息が荒くなった。
「シャツをまくれ」
「えっ」
「シャツの下を見せろ、早く」
いらだつ声に気圧され、リオは震える手で、ゆっくりとシャツの裾をまくり上げた。
「何だそれは。女子のスポーツブラじゃないか。なぜそんなものを着けている」
「……」
「黙っていてはわからんな。じゃあ直接確かめるとしよう」
郷原はぐっと距離を詰めると、リオの胸に手の平を押し当てた。そして……ブラ越しにゆっくりと円を描くように、それを転がし始めた。
「あっ、あっ」
思わず漏らす声に、郷原は少し口角を上げた。
「変な声を出すんじゃない。ただの触診だ」
「す、すいませ……んんっ」
もう片方の胸も同じように揉みしだかれる。くりくりと、緩急をつけながら執拗に転がし続ける郷原。
(ダメ……変な気持ちが……)
適度な刺激に、その先端は固いグミのように弾力を帯び始める。笹川からの調整中であるその肉体は、強引で雑な郷原の手の動きも、あっさりと快楽信号に変換して、脳へと伝える。
「う~ん、どうも何かが当るな。おい、ブラの下を見るぞ」
「──! いやっ。それは」
問答無用にブラをまくられ、咄嗟に手で隠すリオ。しかし郷原は強く手首をつかみ、ぐいっと払いのける。露わになった真っ白な、少しふっくらとした胸。その先端のピンク色を、郷原は鼻息がかかるほどに顔を近づけて見つめた。
「おいおい。どうしたんだこんなに大きく腫れあがって。男子のそれとはずいぶん違うな。おまけに……」
「ああっ」
ぐっと両方の先端を摘まみ上げられ、リオはのけぞりながら目を潤ませる。郷原はその様子に薄笑いを浮かべた。
「なぜ、そんな反応をする。男のくせに、おかしいなあ。普通は何も感じないはずだろうが」
「あ、あ、あ」
摘まんでは弾き、こねるのを繰り返される。そのたびに、びりびりと電気が走り、頭がおかしくなる。呼吸が早くなるリオに合わせるように、郷原の息もどんどん荒くなり始めた。
「むふう~……けしからん声を出すな。不謹慎極まりない。これは〝こっち〟も確認が必要だな」
「──! ひぁあっ」
手が下腹部へ。ごつごつとした指先がショートパンツのふくらみ──未熟な
「んっ、んんっ」
「小ぶりだが、こんなに硬くして……随分と正直じゃないか。いつも自分でもてあそんでいるんだろう」
「そんなこと……んぁっ」
敏感に盛り上がった型を的確になぞられ、リオは思わす嬌声を上げた。
「先生……止めてください。本当にボクは、診断書の通り、お医者様にかかっているんです」
「それを確認しているんだと言っている!」
華奢な腕で力無く払いのけようとするリオの腕をつかみ、後ろ手にしながら背後にびたりと身体をつける。羽交い締めにしながら、郷原は再びリオのやわらかな両の胸を揉みしだきながら、先端をくりくりと摘まんだ。
「ひぃっ……いぁあ……やめて、先生……」
拒否しているのに、声は甘くなるばかり。
鍛えられた腕に拘束され、分厚い胸板から伝わる興奮の鼓動。そして……腰にやたらと押し付けられる、
郷原は再び右手でリオの花芯をさすりながら、左手で顎をぐっと持ち上げ、その潤んだ瞳を覗き込んだ。
「まったく……物欲しそうな目付きをしおって。そんなことでは、すぐ悪い大人に引っ掛かってしまうなあ。どうやらオレが、教育的処置をするしかないようだ」
「きゃあっ!?」
郷原はリオのショートパンツを下着ごと一気に脱がす。突然のことに、身体が一気に硬直するリオ。
ぷるんと飛び出した、真っ白な尻の肉。およそ男子とは思えない、張りよく丸みを帯びたその肉に、郷原は舌なめずりをしたものの……すぐに一つの異変に気が付いた。
「むう。尻から垂れているこれは何だ。ねっとりとした液が……」
郷原は尻肉の間から粘っこく滴る液体を指先に取り、鼻の下に近づけた。
「甘酸っぱい、花のようないい匂い……ひょっとしてこれは、愛液か? 尻からこんなものが出るとは。もっとよく見せろ!」
リオの背中をぐっと押し、ベッドに両手を突かせる。そして──
「ひぁっ!」
突き上げた状態になった尻の肉を、両手でぐっと左右へと押し広げる。つるりとした小ぶりな双胞と、上には縦割れのピンクの
「ほおほお、まるで女性器じゃないか。ひくひくとまあ……欲しそうにしていたのは、これが原因か」
初めて、笹川以外の人間に見られてしまった。しかも開き、蜜をたたえた状態で。リオは激しい羞恥で我に返ったものの、それはたった一瞬しか許されなかった。
「んぁううんっ!?」
いきなり、入ってきた。ぬるりと一気に窪みを貫く太い指。郷原は飲み込まれる指先を楽しそうに見ながら、何度も何度も出し入れをし始めた。
「あ、あんっ、はぁんっ」
窪みの口で指の節がごつごつとごするたび蜜があふれ、ぐちゅぐちゅと泣く音が響く。併せて、堪えきれない嬌声が、リオの口から漏れ続けていた。
「おお~、締め付けながらもよく滑る。こんなに濡らして……まったくもってけしからん! しかしこのままでは埒が明かん。最後の処置をするとしよう」
「んぁうっ」
ぬっぽりと指を抜きとられ、快楽の波がやっと収まる。その背後、放心気味のリオの耳に、カチャカチャとベルトを外す音が聞こえてくる。振り向くと、郷原が自分のズボンを脱ごうとしているのが目に入った。
それが何なのか。何をしようとしているのか。笹川に観賞させられた
「や、やめてください! それだけは、それだけは……むぐっ」
「静かにしないか!」
慌ててリオの口をふさいだ郷原は、荒々しく息混じりに、リオの耳元で声を弾ませた。
「勘違いするな。教育的処置をすると言っただろう。はぁはぁ……お前のこの名器を味わ……んんっ、この清らかな秘所が侵されんよう、俺の肉棒で
狂喜で歪んだ郷原の顔。それが目にたまった涙のせいではないのが、リオにもよくわかった。もはや知っている教師ではない。
ベッドへ押し倒され、郷原が嬉々として再びズボンに手を掛けたその時。保健室のドアが、ガチャリと解錠する音と共に勢いよく開いた。
「──! 郷原先生! 何をやっているんですか!」
「い、いや、これはそのっ……」
現場を見渡すなり察したのか、目を吊り上げて詰め寄る保険医の女性。しどろもどろになる郷原。その隙にリオはすかさず乱れた服を正す。床に落ちていたジャージを拾い上げると、慌てて二人の間を走り抜けた。
「あ! 君、ちょっと待って!」
保険医の呼び止める声を背中に、リオは涙をぬぐい取りながら、方向もわからず廊下をただただ走って行く。
そして……この日をもって、郷原は学校から姿を消した。
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