・鳴上先輩
H女子高等学校の文芸部部長
一人称が「僕」で中性的な2年生
・西戸 サキ
・松原 舞
1年生 文芸部の部員
季節は夏。窓の外に入道雲が見えている。
西日の差す廊下で二人の女子が話しながら歩いていた。
「デベ相占い?」
「うん。オリエンテーションの一環だって、鳴上先輩が言ってたの。サキはどう思う?」
「さあ?デベ相って、でべそのことかな?舞は何か聞いてないの?」
「あたしは名前しか聞いてないよ。来てからのお楽しみだって」
不思議に思いながら、二人は部室に向かった。
「こんにちは〜」
部室のドアを開けると、中に鳴上先輩がい居た。
「やあ、来たね」
「鳴上先輩、今日やるって言われてた、デベ相占いって…?」
「おへそに関係があるんですか?」
「ああ、そう言えば先週伝えていたね。『事実は小説より奇なり』と言うだろう?つまり僕達は現実からヒントを得て、それを創作の源にしている。
ならば、時には奇妙な経験もなんらかの糧になると思うんだ。いい刺激になると思うしね。
それがデベ相占いって訳さ」
「それで、肝心のデベ相占いって何をするんですか?」
「おヘソ占いって聞いたことあるだろう?おヘソの形で本人の性格を占うって言うやつだね。
デベ相占いはそれをデベソにしてその様子をみて占うのさ」
「え?おへそを…でべそに…?」
「で、でべそにするって、どうするんですか?」
「さあ、おヘソを出してごらん。
何も脱げって言ってる訳じゃあないよ。
ボタンを外して、おヘソだけ見せてくれればいい」
2人はおずおずと夏服のブラウスのボタンを外し、少女らしい可憐なおへそを露にした。
サキのおへそは縦長楕円形で、大きめの臍乳頭が入り口までぴょこんと飛び出している。
舞のおへそは緩やかに窪むおへそで入り口は丸く、内部は臍肉が縦に閉じている。
鳴上に見つめられているせいか、なんだか2人のおへそはムズムズと変な感じたった。
「ふふ…みんな可愛いおヘソを持っているね…」
鳴上が嬉しそうに言った。
「じゃあ、自分のおへその両脇を指で強く押してごらん?そうすれば、おヘソの中身が出て来る筈さ。
君達のおヘソも外に出たがっているかもしれないからね…ふふっ。
ああ、勿論デベソになっても押し込んだら元に戻るからね。デベソになってそのままってことは無いから安心して欲しい」
サキと舞は恐る恐るおへそを強く押した
(にゅるっ)
「あっ、おへそが出た!」
「うわぁ、でべそになっちゃった…」
飛び出したおへそを見て二人は驚きの声をあげた。
「ほうら、デベソになっただろう?」
2人ともおへそが1cm近く飛び出し、お腹から指を離しても引っ込む様子もない。
サキのデベソはキンカンの様な形でつるんとしており、ヘタの様な臍乳頭がポチっと盛り上がっている。
舞のデベソはてっぺんに×印のシワが入ったドーム状の形で、お腹にネジが刺さっている様に見える。
「おへその中ってこんな風になってたんだ…」
「あたしのおへそってこんな漫画みたいな感じだったのね…」
窪みから突起に変わってしまったおへそを見て、2人が呟いた。
「じゃあ…みんなのおヘソ…貰うね⚡︎」
「えっ?」
鳴上は右手の指でサキのデベソをキュっと摘んだ。
「ひゃん!」
そのままデベソをひねりながら引っ張ると、すぽん!とデベソがお腹から取れてしまった。
「あぅ…」
サキは床に崩れ落ちるようにへたれこんでしまった。
「お…お腹に…力が…入らないよぉ…」
彼女のお腹から、おへその窪みが姿を消していた。腹筋の要であるおへそを失ったため、サキはお腹に力が入らず、立つこともままならない。
「!!」
倒れたサキを見た舞がすかさず逃げようとした。しかし鳴上は舞が身体を動かす前に彼女のデベソを摘んでいた。
「あひっ…や、やめて!おへそを離して!」
鳴上は黙ってデベソをぎゅっと引っ張った。
「ああ…いやぁ…力が、抜けて…」
柔らかいデベソとお腹の皮膚がゴムのように伸びている。必死で鳴上の手を抑えようとするが、力が抜けて上手くいかなかった。
「じゃあ、君のおヘソも頂くね…」
鳴上の左手には、肌色の団子の様なサキのおへそが握られていた。
「だめ…取らないで…」
おへそが限界まで伸び切ったとき
「なーんてね♪」
鳴上が突然舞のおへそを放した。
ピシッ!
伸びたおへそがゴム鉄砲の様に縮み、お腹の中に叩き込まれた。一瞬窪んだおへそに戻った後、にゅるんと先程のデベソに形を戻す。
「ひゃん!」
異様かつ強い刺激で舞は可愛い声を上げてしまった。
「ごめんね、みんな。あまりに可愛いおヘソだったからさ、つい取ってしまったよ。サキ君に…おヘソ返してあげなきゃあね」
鳴上はそう言うと、サキとカエルの様なお腹の真ん中に先程奪ったおへそをニュッと押し込んだ。
すると、デベソのままであったがお腹におへそがくっ付いたのだった。
「お、おへそが!お腹に付いてる!」
デベソのままだったが、おへそがお腹に戻ったサキは喜んだ。
「鳴上先輩。あなた一体…」
舞が恐る恐る尋ねた。
「ふふふ…聞いて驚きたまえ。実は僕は雷神の末裔…俗に言う、カミナリ様の子孫ってわけさ。
証拠は…さっきので充分だろう?」
「か、カミナリ様…?」
「ちなみにさっきキミ達が簡単にデベソに出来たのは、僕の身体から特殊な静電気を出していたからさ。これを浴びたおヘソはお腹から取れ易くなってしまうのさ」
鳴上は指先にパチパチと紫電を走らせてみせた。
「と言っても、おへソを取る事は出来るけど、食べるのは好きじゃあないから安心して構わないよ。僕が好きなのは女の子のおヘソそのものなのさ。特に可愛い女の子のデベソが一番の好物かな」
「じゃあ…私たちをでべそにしたのは…」
「高校生くらいになると、デベソの女の子なんてそういないからね。じゃあ僕の好きな子をデベソにしちゃえばいいじゃあないかって思った訳さ」
「そ、そんな!あたし、普通のおへそがいいです…でべそじゃ…恥ずかしい…」
「ふふふ…そうだろうね。だけどデベソは素敵なこともあるんだよ」
そう言って鳴上は舞のデベソを指でピンと弾く。
「ひゃん!」
舞が声を上げてお腹を押さえた。
「ほら、さっきも感じたと思うけど、気持ちよかっただろう?」
「そ、そんな。おへそが気持ちいいなんて…」
「そこでだ。君達にデベソの良さを知って貰いたいんだ。だから、今日から一週間デベソのままで過ごして欲しい」
「そ、そうしたら、私たちのおへそを戻してくれるんですね?」
「勿論だよ。但し、もしこの事を誰かに話したら…不本意ながら、君達のお腹を永久にツルツルにする事になるね」
「さっきみたいに…取られちゃうんだ…」
「そのおヘソで、存分に愉んで貰いたいな。他人に言わなければ、ナニをするのも自由だし、デベソがバレるのも構わないからね…じゃあもう下校時刻だから今日は解散だ」
「うう…制服に擦れてなんかくすぐったい…」
「おへその中って敏感だったんだね…」
デベソの感触に戸惑いながらサキと舞は下校した。
「こんな敏感なおへそで、一週間も耐えられるかな?」
「こんなおへそ見られたら恥ずかしいなぁ…」
不安を抱えながら、2人は帰っていった。