すんげぇ人気のキュアアルカナ・シャドウに惹かれた為、彼女をレイプしながらリョナる話を作りました。腹パンチ、貫通、臨月の腹を潰す等、壮絶に拷問されます。人の心とかないんか?
ごめんね。まだ、謎に包まれたキュアアルカナ・シャドウ。
まだ敵幹部なのに、エンディングでプリキュアと一緒に踊る演出が悪いんだよ?
でも彼女を動かしてみて「彼女に勝てねぇな」と思ったので、自力突破して貰って、救いのあるハッピーエンドにしました。人の心あった!・・・いや、ねぇよ。

1 / 1
キュアアルカナ・シャドウ(森亜るるか)陵辱リョナ短編

キュアアルカナ・シャドウ。2026年3月21日現在、彼女の正体は謎に包まれている。

彼女は、悪の組織怪盗団ファントムの構成員(幹部)であり、変身前の『森亜るるか』の姿で組織に参加している。

キャラ特徴としては、

・年齢16歳。森亜るるかの姿は、灰色に近い髪を首の根元まで伸ばしている。茶色いお嬢様学校の制服の様な服を着ている。キュアアルカナ・シャドウは腰まで伸びた金髪でゴシックめいた黒のドレス。紫のステッキを持つ。

・妖精マシュタンが側にいる。

・アイスクリームが大好物で、よく食べている。

・あまり喋らず、表情の変化も少ない。『マイペースで型にはまらないが内に熱い思いを秘めている性格』と公式で書かれているが、詳細不明。

があげられる。

 

敵組織幹部のプリキュア化(光堕ち)は、過去にいくつも事例がある。

彼女が特殊なのは、敵組織幹部でありながら既にプリキュアで、光堕ち前にエンディングでプリキュアと既にダンスを踊っている事だ。結局光堕ちしなかった(最後は救われたかもしれないが)ダークプリキュアとも異なる。

味方になる事は、ほぼ確定。

 

だが、その為の演出なのだろうか?その必要性は?子供番組に考察なんてしても大人げないが、考察する。

 

1.彼女は二重人格である。

キュアアルカナ・シャドウという長い名前。キュアの後にフレーズが2つも付いている。

よって、

①実はキュアアルカナとキュアシャドウの二重人格である。

②実はキュアアルカナ・シャドウは闇の心。正義に目覚める時、キュアアルカナ・ライトニング(仮)になる。それを使い分ける。

という考えも出来る。

既に、変身前の森亜るるかのモデルは、探偵シャーロック・ホームズの宿敵モリアーティ教授や、怪盗アルセーヌ・ルパンであるという考察がされ、実際このモデルの2人の名前の一部が彼女の氏名に入っている。また『ホームズとモリアーティ教授は同一人物説』も引っ張り出されて考察がされている。それを考慮すれば二重人格の可能性もある。

なお、マシュタンの存在。彼女はホームズの親友兼助手であるワトソンの妻、メアリー・モースタンのもじりと考えられる。森亜るるかにホームズ要素があるならワトソンも必須だが、ワトソンは手塚治虫作品のヒロインの名前で既に有名で、更に捻ったと思われる。

そして、二重人格と言う事で2つの姿を持てる。これにより2キャラクター分のグッズを作る事が可能で、種類が多く作れる。片方を早く出す事で片方に売上が偏らず両方売れる。そんな戦略。捻くれた大人はこういう風に考える。

というか、これから書かれる話は子供が見てはいけないが。ファンにすら勧められないが。

 

2.彼女はスパイである。

本作は『名探偵プリキュア!』である。探偵もので、探偵がスパイ潜入をする展開は多くある。

彼女は、これから光堕ちするのではなく、既に光側なのだ。この書き手は、この可能性が最も高いと考えている。スパイなので厳密には探偵ではなく、『名探偵プリキュア!』で既に紹介されているプリキュア4名の名乗り口上の中で、彼女のみ『名探偵』を名乗っていない。

だが、幼い年齢ではスパイは務まらない。非情になる必要があるから。

現に構成員の1人、ニジーの処刑(?)の際、無表情である。

よって実年齢を、プリキュアの中では年齢の高い16歳にした。プリキュアメンバーで最も多い年齢13~14歳より、2~3歳しか違わないが、未成年の1歳は大人の10歳くらい違う。

 

 

 

 

・・・まぁ、そんな事は、全てどうでもよいのだが。

 

 

 

 

「んぐ!・・・むぅ・・・。んぐぅ!」

チュバ!・・・チュボ・・・レロ・・・。

森亜るるかは、今、暗黒空間で全裸の状態で影達に囲まれて、ペニスをしゃぶらされている。

影は、人間なのか、よく分からない。

だが、ペニスは人間サイズより大きい。るるかの小さな口に無理矢理突っ込んでいる。

 

・・・マシュタンはいない。既に死んでいる。るるかの目の前で惨殺され、彼女の精神はかろうじて正常を保っている状態。

それによって、キュアアルカナ・シャドウに変身できない事は無い。

無理矢理出来る。何故なら、まだ変身方法が分からないから。

 

長い間しゃぶらされ、ようやくペニスが抜かれた。

「ぐぼ!げほ、げほげほ・・・。退屈・・・。ごっ!」

るるかは、必ず罵倒する。その後、身体の何処かの箇所を、骨を砕く目的で攻撃される。

ちなみに現時点で、これを数千回繰り返している。この暗黒空間は、現実世界より時間の流れが遙かに遅いから。

彼女は、もし自分が正義側になるなら、年齢的にキュアアンサーとキュアミスティックを牽引しなければならないと考えている。正義や優しい心では彼女達に劣るだろう。でも、知性の面では自分が支えなければならない。その為に自分はいるのだ。・・・そうなる筈だったのだ。だから思う。

(こんな事で、知性を、精神を狂わされる訳にはいかない・・・。)

 

ズン!・・・グチョ・・・ブジュ・・・ズド!

「ぐお・・・。あ゙お゙!・・・う゛ぉ・・・おう・・・。」

今、るるかは、四つん這いになって、尻にペニスを突っ込まれ、腸の中を掻き回されている。

(ああ・・・。何度も経験しているが、犬みたい・・・。いや、ワンちゃんはこんな事をしない。私はワンちゃんより遙かに劣る存在・・・。)

こんな事を思う度に、頭の中のその思考を振り払う。

 

この暗黒空間に囚われた当初、るるかはマシュタンに誓わされた。

「・・・もうすぐ、あたしは死ぬわ。こいつらは、妖精に用なんて無いもの。

プリキュアに下劣な欲望を持っている存在は多くいる。多分こいつらもその部類。力を奪う薬を飲まされたあたし達に対抗できる術は無い。

・・・でも、るるか。耐えて。必ずプリキュアが助けに来る。心の中でプリキュアの助けを願い続けるのよ。そうすれば、どんな世界にでも彼女達は必ずやってくるから。

プリキュアの条件はね?『どんな時でも諦めない心を持っている事』、『誰かを守りたいと強く思う心を持っている事』。その2つを持っているから、あなたはプリキュアに選ばれた。

だから、耐えて。諦めないで。生きて。あたしが死ぬとしたら、あたしを忘れてちょうだい。その方が、気が楽になるから。

あなたには、多くの悪しき謎から人々を守る使命があるのよ・・・。」

るるかは、納得できず涙が溢れそうだったが、耐えた。

(そう、マシュタンの犠牲を無駄にはしない。どんな恥辱にも苦痛にも耐えてみせる・・・。)

 

ムニ・・・グニュ・・・ゴリゴリゴリ・・・

るるかは、尻にペニスを突っ込まれながら、小ぶりの乳房を揉まれている。乳首をいじられている。

「またコレ?下らない・・・。んぎぃ!」

乳房を潰される勢いで握られた。全ての行為において、挑発する度に苦痛を伴う行為を追加される。だが、こいつらはマシュタンを殺した。許せない。敵わなくても、罵倒せずにはいられない。

そのまま続行。

・・・次第に乳首が隆起してきた事に気が付く。

(まただ。全く気持ち良くないのに。痛いだけなのに。何故興奮を感じる様に、私の身体は反応するの・・・?自分を許せない。許せないよ・・・。)

乳首が隆起した事で、尻のペニスが強引に抜かれた。

「ご!・・・が、あぐぅ・・・。ふぅ・・・。はぁ・・・。本当に馬鹿らしい。ぐがぁぁ!」

るるかは、髪を握られて持ち上げられた。

ここから、人間では出来ない残虐なる行為が続く。彼女は既にそれも何万回も体験している。

 

片手で空中に持ち上げられ、手足をブラブラさせているるるか。

正面の影に蹴りを喰らわせた。

影は何とも思わずに、逆にるるかの脚をへし折った。

ゴキィッ!ブチィッ!

「ぐあ!あぁぁぁぁぁ!!!」

脚が変な方向に曲がり、折られた箇所は骨が突き出して、肉が見え、血が流れている。

「ぐぅぅぅぅぅ!!つぅぅぅぅ!!」

るるかは、目を見開いて、歯を食いしばって痛みに耐えている。気絶したい。でも出来ない。

るるかは、囚われた時に、無力化し、気絶できず、死ぬ事も出来ず、一定時間過ぎたら傷を回復させる薬を飲まされた。傷を回復させる時も、苦痛を伴わせる悪質なモノ。

唯一の逃げ道は狂う事だけ。

(そんなに私が憎いのか・・・。いや、喜んでいるんだろうな、私が苦しむ様を。)

そして、この体勢になった時に、必ず行われる行為がある。

(マンネリだよ。耐えてやる・・・。)

 

ブチィ!ブチィ!

「はぁう!くは!あうぅぅぅ!」

るるかは、隆起した乳首全体を噛みちぎられた。両方とも。乳首を噛み切られた箇所から血が流れる。

(耐えると誓ったのに、この体たらく。何て情けない。)

人間ならほぼ耐えられない行為で、るるかは呻く自分を責めていた。

 

乳首を噛み千切った影は、るるかの耳元に口を近づける。

クチャクチャクチャ・・・ブチブチブチ、ゴクン。

乳首を噛む咀嚼音、飲み込む音を毎回るるかに聞かせている。噛み切られた痛み以上の屈辱。

「がぁぁぁぁ!」

この時、るるかはほぼ必ず、影の顔の一部分に噛みつこうとする。

アニメで確実に見せないであろう、恐ろしい形相で。

ガチィッ!

るるかの歯の何本かが折れた。相手は人間では無いのだ。この行為は無駄。過去にはペニスにも幾度となく噛みついた。結果歯が折れただけ。

でも無駄だと分かっていてもやらずにはいられない。

「プッ!」

歯を飛ばした。何の痛みを感じなくても侮辱である事は通じる筈。

(ははは。ざまぁみろ、ざま)

 

ドボォッ!ドゴォッ!ボズゥッ!ドボォッ!ボズッ!・・・

「がふっ!ぐおっ!・・・か・・・。おぐっ!」

歯を当てた直後に、るるかは、腹を殴られ続けた。殴られる度に、るるかの肉体は、くの字に曲がり、腹部は痣で染まっていく。内臓が損傷し、血を吐き続けるるるか。殴られる箇所は、鳩尾、臍の辺り、子宮部分と丁寧に変えられて。

3時間以上殴られ続けた。これでも今回は短い部類である。

そう、彼女は毎回殴られ続けている。死んでもおかしくない腹パンチを。

そして、それで終わる筈も無く。

 

ボズゥ!ズボァァァ!

「ぐう・・・!がふっ!ぎぃぃぃ!」

・・・るるかの腹部が、影の太い腕に貫かれた。彼女の柔らかい腹筋がぶち破られ、内臓が潰され、背骨が砕け、背筋も破けて。

「おごっ!ごお・・・ぐぶ!お・・・。」

るるかは、無意識に自分の腹を貫いている影の腕を両手で掴んでいる。真正面を向いて、大量に血を吐きながら。

掴まれていた髪から、影の手が離れた。今のるるかは自分を貫通している太い腕によって、空中に浮かんでいる状態。彼女の身体は華奢だ。腹部のほとんどが潰れ砕けて無くなっている。脇腹のわずかな肉でかろうじて上半身と下半身が繋がっている。

(あぁ、お腹の傷口から、血が吹きだしているなぁ。背中からも血がドバドバ出ているのが分かる・・・。はは。これでも死ねない。背骨が砕けたら死ぬのに。出血多量で死ぬのに。死ねない。私は怪物になった・・・。はは・・・。

かまわない、怪物になっても。マシュタンの敵を討つまで耐えてみせる・・・。)

 

なお、この経験も初めてでは無い。彼女はほぼ毎回、腹を貫かれている。でも、慣れない。慣れる筈が無い。死ななくても、気が狂うレベルの状況。それを精神力だけで踏み留まっている。

惨殺レベルの拷問は、腹貫通だけでは無く必ず続く。

 

時々、胸も貫かれる。彼女の小ぶりな乳房が潰れ、肋骨が粉々になり、肺が潰れ、心臓も時々潰れ、肩甲骨が砕かれて、突き抜ける。肺が潰れて息が出来ない。でも死ねない。発狂しそうな痛み。狂いたい衝動に駆られる。でも、狂いたくない。マシュタンに耐えると誓ったから。

「が・・・ご・・・・。ぐが・・・。あ・・・。」

その時、るるかは、こんな声をあげる。汚い声だなぁと自分でも思う。

(そう。そう思うだけで良いんだ。その思いがあるだけで私の心はまだ折れていない。敵を討つまで絶対に屈しはしない・・・。)

 

時々、手刀などで両肩を砕かれる。肩には神経が集中している。凄まじい激痛。そして、肩付近の骨を含めて念入りに砕かれて、腕を支えられなくなり、ブチィ!と音を立てて、両腕が落ちていく。千切れた箇所から、血が勢いよく吹き出す。

「お・・・。お・・・。お・・・。」

その時、るるかは、ほぼ声が出せない。痛すぎて。目にも光が無い。

だが、

(『殺してください』とは、絶対に言わない。言っても殺してくれないだろうし、敗北宣言だよ。負けない・・・。絶対に・・・。)

 

今日の腹貫通以降の拷問は、上記2つでは無かった。意外にもバリエーションが多い事に驚く。

「こんな事に脳を消費しているのね。脳の無駄使い。」

るるかは、血反吐を吐きながら、そう言った事があった。その後は、彼女が『最も耐えられない拷問』が即時行われた。

それは、こうしたレイプという名の拷問と、拷問という名の惨殺の後に必ず行われるのだが、それは先延ばしにしたい。それくらい、耐えられない。

るるかは、再び髪をつかまれた。そして、自らの腹を貫いている腕をグリグリと掻き回される。

グジュグジョボジュグジョグジョブジョ・・・。

「お゙ご!ゔ!・・・ゔお゙!ごふぅつ!おぉぉぉぉ!ごはっ!」

・・・正直、侮辱したかった。でも出来なかった。痛みで脳がチカチカして。目が見えなくなり、生きているのか死んでいるのか分からなくなるので。

何時間経過したんだろうか。腕を引っこ抜かれた。

ズボアァツ!

「あうっ!くは・・・。はぁ・・・。はぁ・・・ぐぶ!」

るるかは、もう目が虚ろだ。死んでいなければおかしい状態だ。腹部の傷はまだ治らない。

 

ドシャァ!

「ぐぁぁ!か・・・。」

るるかは、地面に叩き付けられた。暗黒空間なので、地面かどうか分からないが。

とにかく痛い。必ず物凄い勢いで叩き付けられる。腕や脚の骨が折れるのはしょっちゅうだ。

「か・・・。あか・・・。くお・・・。」

るるかは、仰向けで痙攣している。腹部に大穴が空いているのだ。この動きや呻きをするのはやむを得ない。

そして、この後行われるのは決まっている。膣へのペニス挿入だ。

 

 

森亜るるかは、16歳である。

陰毛が生えておかしくない年齢で、実際に彼女の陰毛は綺麗に陰部に生えている。手入れなんかしていない。自然にそうなった。

膣は、この空間で初めて犯された時も、今でも、綺麗なピンク色だ。処女を喪失した時の感情も感覚も覚えていない。その前にマシュタンを惨殺されたから。その光景に比べたら、処女喪失も、何度もペニスを挿入される事も、どうでもいい事だ。

 

「ご!おぉ!ぐ!」

タイミングを計った様に急速に腹部が再生した。

腹筋等筋肉と皮膚再生。強引にその箇所を引っ張られる痛みとほぼ同じ。

内臓再生。内臓を引きずり出される痛みとほぼ同じ。

背骨再生。骨を引っ張られ繋げられる痛みとほぼ同じ。

何故そんな痛みを知っているか?実際に何度もやられたから。

(これは治療では無い。これだけでショック死する危険が・・・。死ねない。死んでたまるものか・・・。)

 

ベロベロベロベロ・・・。グチュグチュ・・・。

陰部を舐められ、いじり回されている。

るるかは、もう性知識を持っているので、毎回哀れんでいる。

「前戯のつもりなの?何度も言うけど、もう一度教えてあげる。愛が無い行為は何にもならない。空しいだけ。あなた達は誰も愛した事が無いのね・・・。可哀想・・・。うぐっ!」

 

ズブブブ・・・グブッ!

「うん!くぅ・・・。はうぁ・・・。んく・・・。ふぅぅ・・・。」

強引にペニスを膣に入れられた。すぐに子宮まで届き、そこまでの下腹部がペニスの大きさで膨らんでいる。

グチュグチュグチョグチョ・・・

「ぐ!うん!あふ・・・。ぐ・・・お・・・。んんんん!」

(こんな事で、喘いでいる・・・。本当に情けない。私は。)

 

るるかは、自慰をした事が無い。

性的欲求を抑えきれない経験は何度もあった。そういう年齢だ。当然だ。

だが『空しい行為』と、欲求が来た時はアイスを買って食べて誤魔化している。または眠る。

(私は、愛されたい。アイスクリームはシャレ。愛の叫び。アイ・スクリーム。ふふ・・・。

そう、愛の無い行為は空しいだけ。動物だって愛があって交尾をしている筈。)

るるかは、そう考えている。

 

グブ!ズン!グググ!ズン!

「あお゙!・・・ぐお。あふうぅぅ・・・。くぅお!」

影達は何人もいる。ペニスを挿入されてはすぐに子宮まで届き、子宮を動かされ、子宮ごと内臓を掻き回される。そして精液放出。すぐに別の影が挿入。繰り返される。

るるかは、その度に胸を仰け反ったり、身を捩ったりしている。まるで快感な様に。

その度に自分を責める。

(こいつらに、マシュタンは殺されたんだ!しっかりしろ!森亜るるか!)

アニメの、感情を出さず、言葉もあまり発しない彼女とは思えない心理。

だが、プリキュア戦士とはこういう者達だ。

クールだったり、知性派だったり、気まぐれな猫の様なプリキュアもいたが、皆、心の中に熱い感情を持っている。それが陵辱の快感に身を任せるか?絶対に抵抗する。耐え続ける。

(そう、私だってプリキュアなんだ。プリキュアの筈『だった』んだ・・・。)

・・・彼女は、マシュタンの復讐を考える自分をプリキュア失格と考える様になっている。

彼女がプリキュア失格なんて、歴代のプリキュアのほぼ全てが全力で否定する筈である。

 

るるかは、思考を切り替えようとした。そして、頭に浮かんだ事がある。

キュアアンサーとキュアミスティック。彼女達の関係は、友情以上の何かを感じる。

私が、仮に彼女達の仲間になったとする。でも、彼女達の一番大切な存在にはなれないだろう。キュアアンサーとキュアミスティックは、互いが最も大切な存在。割って入れない。羨ましい。嫉妬する。・・・。

私は何て浅ましい人間なんだろう。マシュタンだけの愛では足りない。

だから、私はこんな奴らに囚われたの?私のせい?私のせいでマシュタンは・・・。

自虐が止まらない。そう、私は脆いんだ。マシュタンがいたから、自分を保っていられた。マシュタンはもういない・・・。私はどうすれば・・・。

そして、『最も耐えられない拷問に極めて近い拷問』の時間が来た。

 

 

ボゴォッ!ガゴッ!ボギィッ!ドゴッ!

「あがぁぁぁぁ!がは!・・・は!・・・は!あぐぅぅぅぅ!!!」

るるかの腹部が急激に膨らんだ。一気に妊娠し、臨月まで腹部が膨張する。

るるかの身体の各所が悲鳴をあげる。子供を産む様な体型になっていないから。腰骨が折れる。内臓が破ける様な感覚がする。腹部で暴れる胎児。ボコボコと膨張した腹が動いている。

・・・だが、るるかは、胎児を恨む気にはなれなかった。それどころか愛を感じていた。産まれてくる子は間違いなく怪物なのに。

自問自答する。

(何で?・・・私は愛が欲しいからだよ。愛してあげれば、愛が返ってくる。いや、返ってこなくても良い。私の半身が、赤ちゃんが、生きてくれれば。あなたは私の愛の証だから。

・・・でも、ごめんなさい。恐らくあなたが生きていける世界は無い。そして、今の私には、大切なあなたを守る力すら無い・・・。)

 

その思いを、影達は容赦なく踏み潰す。文字通り。

ドブゥッ!

「ぐはぁっ!は!は!止めて・・・。」

るるかの臨月の腹が踏まれた。るるかは腹部を庇う。・・・全く空しい行為だが。

ドボォッ!ドグゥッ!ボチュッ!ドブッ!

「ぐ!ぎ!何で・・・。あなた達の子でもあるのに・・・。ごっ!がっ!」

ビジュブジブジブジビジュビジュビジュ・・・

聞くに堪えない音を立てて、肉塊がるるかの陰部から出てきた。彼女の子だったものが。

「あ・・・ああ・・・。嫌・・・。いやぁぁぁぁぁぁ!!!!」

るるかは、今日初めて涙を流した。痛みでは無く、我が子の喪失に。

上半身を起こされ、肉塊と化した自分の子を確認させられる。

「ごめんなさい・・・。ごめんなさい・・・。」

るるかは、泣きながら謝る。

この状況すら何百回も体験している。未だに慣れない。慣れる時は狂う時だ。

影達は、レイプを終えたので、そろそろ例の映像を見せようかという気になった。

空中に大きいスクリーンが映った。

これから、森亜るるかが『最も耐えられない拷問』が始まる。

 

 

ブチブチブチゴリゴリグチャバキブチィ!

『ぐがぁぁぁぁ!!!るるか!見ないで!耳を塞いで!があぁぁぁぁ!!!』

『止めて!やめてぇぇぇぇぇ!』

マシュタンの惨殺光景の記録映像だった。

「あ・・・。あ・・・。」

今のは、現在のるるかの声である。もう、こんな声しか出ない。何も言えない時もあった。

囚われた1時間後に、マシュタンの処刑は開始され、四肢を千切られて、腹と胸を切り裂かれ、内臓を残らず引きずり出され、腹と胸を強引に千切られてバラバラにされ、最後に首を千切られて死んだ。

『るるか生きて・・・。辛くても生きて・・・。あなたはプリキュアだから・・・。あなたは、あたしの生きた証だから・・・。そしてプリキュアの助けを願うのよ・・・。必ずプリキュアは来る・・・。きっと・・・。』

それがマシュタンの最後の言葉だった。

るるかにとって、マシュタンは最愛の姉だった。母とも言える。

その姉が、母が、グチャグチャにされて、目の前に散乱している。

その時のるるかは、それを虚ろな目で見ていた。何も言わずに。

 

「嫌ぁぁぁぁぁぁぁ!!!あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

現在のるるか。頭皮を掻き毟っている。髪が血に染まっていく。

言いたかった。『殺してください』と。この光景を見る度にそう思った。

言えなかった。マシュタンとの誓いがあるから。これは呪縛かもしれない。けど、従う。

私は、森亜るるかは、プリキュアだったから。・・・もし復讐が出来るならプリキュアで無くてもいい。・・・かろうじてそう思っていた。

 

 

どうでもいいだろうが、影達の正体を明かす。

数週間で打ち切りになった週刊漫画のキャラクター達の亡霊である。

彼らは、もう原型が無い。自分が何のキャラだったのかも思い出せない。

彼らは許せない。安定して売れている存在達を。

特に、今回のキュアアルカナ・シャドウの出し方。まるでもったい付けた様な出し方。

週刊連載では、軌道に乗らない限りそんな事は許されない。ヒットしそうなキャラクターは即メインで活躍させる。それが生き残る手段だ。なのに、この女は・・・。

逆恨みも甚だしい。だが、この様に考える存在は確実にいる。

るるかは、マシュタン惨殺前にその事を聞かされた。マシュタンは猛抗議した。るるかは謝った。心から。・・・マシュタンが惨殺されるまで。

 

 

体感時間で、数ヶ月経過。現実時間では数日である。

この空間では、休む事も寝る事も許されない。体力は薬の効果で回復する。

絶えず、犯され、拷問される。影達は無数にいるから。

ただし食事は出される。犬の餌入れの様な皿で。

・・・中身はマシュタンの肉である。影達の能力で無数に増やしている。

毛が混ざり乱雑に千切られた肉の上に、マシュタンの頭部が置かれている。

当初は、これを出された時点で発狂を選択したかった。

るるかは最初は吐いた。その直後にリンチ。そしてマシュタンの惨殺映像を見せる罰を与えられる。そして自分の吐瀉物を舐めて喰う様に命じられる。

凍り付いた表情で、るるかは舐めて喰った。

現在では、普通に食べている。最愛のマシュタンの肉を。頭部まで。

(私は地獄の底に堕ちればいい。堕ちるべきだ。)

最近では、るるかの心理はそうなっている。ただし、それはこの影達を殺した後だ。

(復讐で殺す?笑える。そんな事を考えているプリキュアなんていない。

そう。やはり私はプリキュア失格・・・。)

 

食後のデザートが出される。丸いアイスを。ただし食べるのは口からでは無い。

身体を押さえられ、片目をくり抜かれた。『今回は』左目。そう毎食だ。

「ぐぉぉぉぉぉ!!!ごぉぉ!」

くり抜かれた眼球の代わりに、アイスを入れられる。アイスは溶けて、視神経器官を通過して、鼻内部器官を通過して、口を通過して、喉に入っていく仕組みだ。痛すぎる。

影達は、るるかの顔面間近に鏡を出した。

(私の左眼の代わりにアイスクリームが入っている・・・。あはは。あははは!)

 

・・・だが、これは影達の失策だった。森亜るるかを侮っていた。

るるかは勢いよく顔面を鏡にぶつけた。一撃で鏡はバラバラに。信じられない力だった。

そして、るるかは、影達に自分の顔面を見せつける。何もない左目を。鏡に顔面を当てた勢いで、アイスは『塊状態で』完全に視神経器官の中に入って、鼻内部器官を通過し、口に出てきた。激痛だ。それが何?

るるかは、血まみれのアイスを舌に乗せて、影達に見せつけて、食べて飲み込んだ。

「ごちそうさま・・・。あはははは!」

(あぁ面白い!影達が一本取られて悔しそうなのが、手に取る様に分かる!面白い面白い!)

その後、当然ながら凄惨なリンチ。更に体中を十数本もの剣で刺し貫かれた。剣の針山になりながらも、るるかは笑い続けていた。

以降、鏡は出されなかった。

貴重な一勝。るるかは、この様に影達を呆気に取る手段を常に模索している。

(そう。それがある限り、私は負けていない。プリキュアらしくない?だって私は自分の妖精を食べているのよ?もう失格の筈。)

彼女のこの執念をプリキュアらしいかどうかは、読者に委ねる。

 

 

気が付いたら、るるかは、キュアアルカナ・シャドウになっていた。

件の薬のせいで力は出せないが。

(そうか。今回はこの姿でレイプと拷問をされるのね。)

もう数千回以上された行為だ。慣れる筈・・・。慣れなかった。

 

グニィ!グジィ!グニュ・・・グニュ・・・

「うぐ!・・・くうう!ふぅ!んくぅ・・・。」

キュアアルカナ・シャドウは、仰向けになり、服を着たままパイズリをされている。

『服を着たまま』。キュアアルカナ・シャドウの時は、ほぼ服を脱がされない。この衣装も彼女の人気の1つと考えられているから。それを侮辱する為に。

そして、凄まじい量の精液が顔面に放出される。キュアアルカナ・シャドウは、ほぼ無表情で、それを受ける。

「・・・精液が、精子が可哀想。こんな無駄な行為で使われるなんて。」

侮辱直後に、口を大きく開けられて、ペニスを咥えさせられる。

そして、大量の精液をキュアアルカナ・シャドウに飲ませる。

「んぐ!ぐ・・・。んんんんんん!!!ぐぉ・・・。んんん!!」

(苦い。臭い。気持ち悪い。でも、それを表したら影を喜ばせるだけだ。耐えろ。耐える事も復讐だ。)

影達は無数にいる。代わる代わるペニスを咥えさせ、精液放出。キュアアルカナ・シャドウの腹部の中でザブンザブンと音がする。

 

シュワァァァァァ・・・

「・・・・・・・・。」

キュアアルカナ・シャドウは、遂に失禁した。直後に影達に上体を起こされ、自分の痴態を見せられる。

「大量に水分を飲まされれば、こうなるわ。そんな事も知らないの?ごふぅ!」

侮辱の返答は、影の腹蹴りだった。足先が腹部の奥までめり込んで、背中が盛り上がりそうだ。

グリグリグリグリ・・・

「うぐぅぅぅ・・・。ふふ。毎回侮辱されると暴力。本当に低脳・・・。ぐお。」

腹部にめりこみ、更に捻る足を見ながら、また侮辱。更に足は腹部を捻る。

(これは、あなた達に負けていない証拠。マシュタンの痛みに比べたらこの程度・・・。待っていなさい。マシュタンの無念は必ず晴らす・・・。)

 

キュアアルカナ・シャドウの身体能力は、人間体の頃とは桁違いである。

当然、耐久力も規格外。プリキュアが暴力を受けるシーンは、ほとんどぼかされて描かれているが。

よって、規格外の惨殺レベルのレイプが行われる。

仰向けに寝かされて、四肢を拘束され、陰部にドリルをぶち込まれる。

グゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・

「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!」

鬼気迫る形相で苦しむキュアアルカナ・シャドウ。陰部からは鮮血のシャワー。

「はぁ!はぁ!・・・ねぇ。私の血を浴びて気持ちが良い?愚かしい。ごがあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!」

ドリルはとっくに子宮を破壊した。腸にまで達している。

数時間そのままの後、引っこ抜かれた。

「がはっ!お゙・・・。あ゙・・・。」

子宮等ドリルで砕いた箇所はすぐ再生。再生速度は影達で操作できる。

これから、子供を産んで貰わないといけないから。

 

 

ズグッ!ズゴッ!ズン!ズン!

「く!くぅぅ!くは!あ!」

(まだ、私は未熟だ・・・。ドリルで砕かれた後なのに、ペニスを挿入されて苦悶の声を出している。乗り越えるんだ・・・。)

影達はだんだんキュアアルカナ・シャドウが挿入に慣れてきた事に腹を立てた。

よって、ガトリングガンを彼女の上、至近距離に用意。狙いは胴体全体。

キュアアルカナ・シャドウは、無表情でガトリングガンを見つめていた。

これから、地獄の苦しみが降ってくるのに。

 

ドズズズズズズズズズズズズズ・・・

「あふ!くは!あお!ぐぅ!ぐお゙!ごっ!がはぁ!ごは!」

無数の弾丸を喰らって数時間が経過している。普通なら1分持たずに肉体が粉々になるが、再生速度を上げている為、黒い衣装が、彼女の華奢な肉体が、穴だらけで鮮血を出す程度で済んでいる。背中は地面(?)に付いているが、その背中からドバドバ弾丸が貫通している。または体内で跳ね返り、様々な内臓を貫いている。腸が千切れて、肺が穴だらけで、胃が穴だらけで、心臓がグチャグチャで。胃が穴だらけなので胃酸が流れて、自分の内臓を焼く。自分の内臓の焼けただれた臭いが、口を通過して鼻で感じる。大量の逆流する血と共に。

「ごふぅぅぅぅぅぅ!!!ご!ごぼ!」

キュアアルカナ・シャドウは、大量の血を吐き続ける。それが自分の顔に降りかかり、美しい顔が血で真っ赤だ。

・・・しかし、彼女は涙1つも流していない。

「・・・ねぇ。これおかしいね。ぐふ・・・。私は下腹部も撃たれているのに、何で私に挿入したままのペニスは無事なの?がは・・・。私を貫いた弾丸は何処に行ったの?地面の中?ごぼ・・・。インチキも大概にしなさい。三流推理小説以下よ。ははは・・・。こぷ・・・。」

再生速度を上げても、肉体が粉々になる苦痛は変わらない。それを数時間味わい続けて、尚キュアアルカナ・シャドウは罵倒を止めない。

(そう。私が死なない事が、最大のインチキ。そのインチキを利用して、あなた達を倒す。もうすぐだ・・・。もうすぐ慣れてきた。・・・私が飲まされた薬の効果に。)

 

影達はガトリングガンを停止。キュアアルカナ・シャドウへの中出しに切り替える。

他の影達は、大量の精液をキュアアルカナ・シャドウの全身へかけ続ける。黒い衣装が真っ白になる勢いで。美しい金髪も染め上げる勢いで。

キュアアルカナ・シャドウの肉体は元通りだ。服も元通り。インチキも大概にして欲しいと毎回思う。

・・・だけど・・・。妊娠の苦痛にはまだ慣れない。妊娠の苦痛と言うより、我が子を殺される苦痛が。

 

ボゴォッ!ドゴッ!グボッ!

「ぐぅぅぅぅぅ!んんく!んく!ふぅ!」

妊娠し、すぐに臨月の腹に膨張。今回影達は彼女の腹部へ攻撃しない。そのまま産ませるつもりだ。

「はぁー!かはっ!あ・・・。はうぅ!」

キュアアルカナ・シャドウは、産みの苦しみを味わい、そして。

我が子が出てきたのを感じた。起き上がる。

・・・醜い怪物の子だった。臍の緒は無い。両手がもう人を傷付けられる様に大きくて、鋭い爪を伸ばしている。

それでも、キュアアルカナ・シャドウは、怪物の子を両手で抱え、あやす様に抱いて立っている。

美しく微笑みかけて。

ズドッ!ズブゥ!ズボッ!ズブッ!・・・

怪物の子はキャッキャと笑いながら、キュアアルカナ・シャドウの腹や胸を、腕で突き刺し続けている。根元まで腕を押し込んで。

おびただしい血が彼女の下に落ち、血の海を形成する。

「ぐ・・・。あなたは元気だね・・・。ぐぶ・・・。嬉しいよ・・・。」

キュアアルカナ・シャドウは、微笑みかけるのを止めない。口から血が溢れても。

(この気持ちは本当だよ。だから、ごめんなさい。あなたを守れない。・・・もう少しの筈なのに。)

 

ザシュッ!ドシュッ!

「はう・・・。かふ・・・。」

影達が刀でキュアアルカナ・シャドウの肩付近の両腕を斬り落とそうとした。腕の半分まで刀が入った。

・・・おかしい。いつもなら腕が切断されて、怪物の子ごと腕が落ちる筈なのに。これ以上刃が入らない。影達は別の手段に出た。

ゾブゥ・・・。ズグゥ・・・。

「あ゙お゙・・・。ぐお゙・・・。」

キュアアルカナ・シャドウは、首近くの肩から胸の下まで斬られた。両方とも。肩が、乳房が、肺が、心臓が、大きい刀で斬られて、その箇所から血が吹きだしている。

べキベキベキベキ・・・ボトリ

その衝撃か、先ほど斬られた両腕が千切れて落ちた。赤子ごと。

キュアアルカナ・シャドウは、無表情で真正面を見ている。肩と腕から血を噴き出し続けて。

(・・・私は母親失格なのだろう。自分の子の最後を見られない。)

影達が赤子を拾い上げて、キュアアルカナ・シャドウの目の前で潰した。

顔に子の血が、肉がかかる。

・・・その状態で、キュアアルカナ・シャドウは、影達に微笑んだ。血と肉にまみれた顔で。

「ありがとう。私の子の最後を見せてくれて。そして、・・・あなた達を絶対に許さない。」

終始微笑んで言った。

この時、影達はキュアアルカナ・シャドウに対して、心の中で恐怖した。

 

その後、恒例のマシュタン惨殺を見せた。

キュアアルカナ・シャドウは無表情だった。

マシュタンの肉を喰わせた。

キュアアルカナ・シャドウは無表情で食べた。

今回、彼女は一回も涙を流さなかった。

これ以降、森亜るるかの状態でも涙を流していない。

 

 

影達は「薬の効果が薄れてきたのか?」と思った。

よって、切り札を見せる時だと思った。

 

 

「神秘と秘密で包み込む! キュアアルカナ・シャドウ!」

森亜るるかは、正座させられ、空中に浮かんだスクリーンのキュアアルカナ・シャドウを見つめていた。

現実時間で数ヶ月経過した映像。遂にキュアアルカナ・シャドウがプリキュアの味方になったのだ。

・・・そして、それが自分では無い事を、暗黒空間にいる森亜るるかは気が付いていた。

 

 

「違うの!その子は私じゃ無い!本物のキュアアルカナ・シャドウは!森亜るるかは!私なのよぉぉぉぉぉ!!!」

半狂乱になった森亜るるかは、そう叫んで、スクリーンにしがみついて、泣き崩れ・・・

 

る事を、影達は予想していた。それが最高のバッドエンドだと。

 

 

だが。

「・・・頑張れ。キュアアルカナ・シャドウ。森亜るるか。」

ここにいる森亜るるかは、スクリーンの中の自分では無いキュアアルカナ・シャドウを応援していた。

影達は激怒した。

「何を応援している?これでお前の方が偽物になった。悔しくないのか?」

「思わない。こうなる事は予想していた。彼女が正しい心を持っている事は分かる。人々を守ってくれれば、彼女が本物で私は偽物でも良いの。」

「お前は偽物ですら無い。肉便器だ。性欲処理機だ。俺達が飽きるまで恥辱と拷問を味わい続けるだけの存在だ。

・・・そういや、プリキュアは誰1人助けに来ないな?笑える。とんだ薄情な正義の味方共だ。」

「笑えるのは、あなた達の方。肉便器?性欲処理機?本当にテンプレートな言葉しか出てこないのね。そしてもう一つ。私は一度も、一瞬たりとも、プリキュアに助けを求めていない。

あなた達は、私が始末する。そう最初から決めているから。」

 

その後、ここにいる森亜るるかは、キュアアルカナ・シャドウは、筆舌に尽くしがたい陵辱という名の拷問を、拷問という名の惨殺を、味わい続けた。

彼女の側のスクリーンでは連続で『名探偵プリキュア!』が映され続けている。

 

 

・・・そして『名探偵プリキュア!』が最終回を迎えた。

暗黒空間の森亜るるかは、空中のスクリーン状の前で、そのシーンを見て・・・いない。聞いているだけ。

現在の森亜るるかは、四肢の根元を刃の錆びたノコギリでゆっくり切断され、ダルマ状態になり、更に四肢の切断面全てに太いドリルを突っ込まれ抉られ続けている。

その上、腹部の半分以上を占める大きさのドリルで腹を貫かれ、掻き回されているまま。

両胸にも、乳房を潰して背中まで貫くドリルを突き刺され、掻き回されているまま。

彼女の体内から次々に血が作られて放出され、周囲は血の海だ。

・・・そして、彼女の眼球は両目ともくり抜かれて、アイスを突っ込まれている。

 

もう発狂していない方がおかしい。

だが、森亜るるかは、耐え続けた。苦悶の声1つ出さずに。

ダルマ状態で、姿勢を正して、画面の方を向いている。

 

エンディング曲と次のプリキュアの予告が流れた。

「・・・お疲れ様。キュアアルカナ・シャドウ。森亜るるか。」

 

「いい加減にしろよ、偽物。その薬を解除する薬を投与する。その状態なら即死だ。」

「どうぞ。」

解除薬が投与された。

 

・・・まだ、森亜るるかは生きていた。

「効果無いね。そう、私が死ねず再生する薬は『既に解析して、私が自由に操れる様に耐性をつけている』から。」

そう言って森亜るるかは、影達の方を向いた。

何も無い空洞の両目で。微笑みを浮かべて。

明らかに怯えた影達に、舌の上の2つの血にまみれたアイスを見せながら、森亜るるかは、ドリルを消滅させて、超スピードで再生した。目を瞑りながら。

そして、アイスを飲み込んで、変身した。キュアアルカナ・シャドウに。

最後に目を開いた。力強く輝く2つの瞳があった。

 

「・・・ふ、ふはは!偽物がそれで勝ったつもりか?お前にはキュアアルカナ・シャドウの技は使えない!偽物だから!俺達が何十万人いると思っているんだ?このままぶち殺すだけだ!」

キュアアルカナ・シャドウは、紫のステッキを召喚した。それをクルクル高速で回転させ、器用に左右の手に入れ替えながら話す。

「そう。私が囚われた時点では、キュアアルカナ・シャドウは、空中から紫のビームを放つ技しか使っていない。それ以降の技は、私は使えない。

だからね?私のオリジナルの技を、武器の仕組みを考えたんだ。」

キュアアルカナ・シャドウは、自分の顔の前で、ステッキを真横に制止させた。

そのステッキの中を開く。

日本刀が入った仕込み杖になっていた。

「さぁ、始めるよ。これは、マシュタンに捧げる復讐。私の子供達に捧げる復讐。

そして弔い。

マシュタンへの。私の子供達への。そして、あなた達全てに対して。」

キュアアルカナ・シャドウは、表情を出さず、しかし力強い眼光で、宣言した。

 

 

影達が雲霞のごとく集まってきた。

「・・・数十万人?それは嘘。数百万人はいるよね?最後まで嘘つきでインチキするんだね。あなた達は。」

キュアアルカナ・シャドウは、紫のビームを四方八方に放出させながら歩く。

そして、杖を日本刀の居合いの様に左腰に置き、重心を低くして構え、

一気に超スピードで数百メートル移動した。

その通過した軌道上の影達は、彼女が移動した後に全身から血飛沫を上げて、バラバラになっていく。

「これが、考えた技の1つ。よく漫画とかであるよね?

ちなみに『斬られた後、数分後に切断される』というのは、出来るけど使わない。

私は嬲る趣味は無いよ?速攻で、あなた達を始末する。」

次の攻撃。杖の鞘を抜き、すぐに納刀した。

四方八方に、巨大な鎌鼬の様な斬撃が飛び、影達を斬り刻んでいく。

「これもよくある。」

影達は遠距離から銃で攻撃。彼女は、一度刀を抜いた。それだけで無数の弾丸が全て斬られた。

「これも。」

斬る。斬る。斬る。斬る!KILL!!斬る!!!

「これも。これも!これも!!これも!!!これもおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

 

その中で、キュアアルカナ・シャドウの攻撃を運良くかいくぐり、接近した影達がいる。

数百万人VS一人だ。当然だ。

その影の攻撃を、彼女は全てわざと受けた。

(そう。あなた達を始末するだけでは足りないの。私の気が収まらない。

私に傷跡を残す。これは、マシュタンを、私の子達を忘れない為に。)

 

・・・一時間も経っていない。

影達は全て死に絶えた。

キュアアルカナ・シャドウは、黒の衣装を光らせて解除した。全裸になった。

美しい少女の裸体のあちこちが、無惨に斬り刻まれている。弾痕も無数にある。

彼女の美しい顔にも傷跡が。左目に縦に深い傷跡。片目は潰れて閉じている。治さない。

右の額から左の顎にかけて一本の大きな傷跡。右目は見える様にする。盲目では今後の戦いに不自由だ。

右頬に十字の傷跡。わざとそうなる様に、攻撃を受けた。贖罪の傷跡。

(そう。これらは、全て私の罪。マシュタン達大切な者を守れなかった私の罪の跡。これを抱えて、私は戦い続ける。

もう一人の森亜るるか。もう一人のキュアアルカナ・シャドウとして。)

 

キュアアルカナ・シャドウは、レーザーで影達の遺体全て。自分の子の遺体全て。そしてマシュタンの複製された肉全てを消滅させた。

(ごめんなさい。この場所に墓は作れない。だから、私に傷を付けたんだ。私が墓標だよ。)

そうして、傷だらけのキュアアルカナ・シャドウは、何処かの世界へ旅立った。

プリキュアに関わらせたくない、様々な世界の外道なる悪達を始末する為に。

現時点で、現実時間では2ヶ月程度しか経過していない。あのスクリーンは未来の先読みだ。

(分かっている。だから、私はあの世界にもう帰れない。帰る気も無い。)

 

 

傷だらけの森亜るるかがいた世界の現実時間で『名探偵プリキュア!』の話が終了した少し後、傷だらけの森亜るるかは、元の世界に帰ってきた。

自問自答する。

(何故?分からない。もう帰らないと決めていたのに。)

 

遠目で見れば、彼女は老若男女魅了する美少女だ。人々は近づく。

・・・遠ざかる。傷だらけだ。『大丈夫?』という声すらかけられない。怖すぎて。

杖を持っている。武道をたしなんでいる人間なら明らかに刃物が入っていると分かる。

でも警官も声をかけられない。怖すぎて。

(皆さん、怖がらせてごめんなさい。私も何故この世界にいるか分からないの。)

そう思いながら、傷だらけの森亜るるかは歩いていく。

 

「待って。」

正面から言われた。落ち着いているのに力強さを感じさせる声で。

傷だらけの森亜るるかが囚われた後に現れた、傷の無い森亜るるかだった。マシュタンを抱いて。

「・・・あなたは、私だよね。」

傷だらけの森亜るるかは、彼女の目を見れず、返す言葉も出なかった。

(やはり、私の方が偽物なんだ。私は、とても彼女に敵いそうも無い・・・。)

 

傷だらけの森亜るるかは、抱きしめられていた。傷の無い森亜るるかに。

「ごめんなさい。あなたがこんな風になったのは、私のせい。

私には、ある時以前の記憶が無い。それまでの情報で誤魔化していた。マシュタンも同じ。

・・・私は、あなたの身代わりとして生まれたんだよね?ごめんなさい。本当に。」

傷だらけの森亜るるかは反論した。

「・・・あなたには関係無い。あなたに分かるの?私がどういう日々を過ごしてきたか。どういう苦痛を味わってきたか!」

(ごめんなさい・・・。あなたには私に関わって欲しくない。私を嫌って・・・。)

 

傷の無い森亜るるかは、耳元で囁き続けた。日曜朝のアニメでも、どの世界でも表現しにくい地獄を。全て正解だった。何一つ漏らしていない拷問は無かった。その後の戦いも全て言い当てられた。

傷だらけの森亜るるかは、いつぶりか忘れたくらいの涙を目に溜め始めた。

「何で・・・。何で分かるの・・・?」

「あなたの傷跡。あなたの仕草。あなたの匂い。・・・何より、私はあなただから。」

「答えになってないよ・・・。それでは推理にならない・・・」

「推理とかは関係無い。探偵の時間は終わり。私は、あなたと推理ごっこをする為に来たんじゃ無い。あなたと1つになる為に来たんだよ。」

 

マシュタンが抗議した。

「待って!あなたは既にあの子を取り込んだでしょう?その時、どんなに苦しんだか覚えていないの?この子を取り込むなんて耐えられる訳が・・・。」

「『取り込む』じゃないよ、マシュタン。1つになるの。それが私の贖罪。

私の性格は知っているでしょう?何処までも意地を張り続ける。誰にも頼りたくない。愛を求める寂しがり屋の癖に。だからね?私の心は3つくらいあった方が落ち着く筈なんだ。

・・・待たせたね、もう1人の私。本当の私。今度は私があなたを救う番だよ。」

傷だらけの森亜るるかの涙が流れる前に、彼女は光になって、傷の無い森亜るるかの中に入っていった。

 

「ここは・・・?」

「本当に、肝心な時に人の言う事を聞かない子ね。あなたは。」

「・・・マシュタン?」

「まぁあたしも言い方が悪かったわ。ああ言えば、あなたは1人で背負い込むに決まっている。だから、私も『あなたの苦痛の体験を共有する。この子と共に』。」

「止めて。こんな体験は私だけで・・・。痛っ!」

るるかはマシュタンに頭を小突かれた。

「ほーら。痛がりの癖に意地を張って。あんな出来事はね?嫌な悪夢だったね、チャンチャンで終わらせて忘れた方がいいのよ。」

「・・・でも、この傷は私の罪の」

「あなたに罪は何一つ無い。あたしが許さない。あなたは常に正しかったのよ。これまでも、これからも。私とこの子が保証する。・・・これから3人で一生生きていくんだから。」

るるかは泣き始めた。

「一生じゃ足りない。永遠が良い。」

「・・・わかったわよ。永遠に一緒にいてあげる。」

「私もだよ。」

傷の無い森亜るるかの声だった。

傷だらけの森亜るるかは、泣き続けた。

本当は人一倍泣き虫の筈なのに、我慢してきた分だけ、泣き続けた。

 

 

傷の無いキュアアルカナ・シャドウとマシュタンは、暗黒空間に来た。

この空間の仕組みは、本当の私から聞いた。

現実時間との時間差を調整。一晩で帰れる様にする。友達が心配するから。

「ちょっと待ちなさい!これじゃ、あの子の数倍の濃度の精神的・肉体的苦痛を味わう!そんなの耐えられる訳・・・。」

「耐えるよ、マシュタン。それに、もう1人のあなたも引き受けてくれる。それに耐えられないようじゃ私は、森亜るるかを、キュアアルカナ・シャドウを名乗れない。」

「・・・危なくなったら、すぐにプリキュアを呼ぶわよ。」

「ありがとう、マシュタン。・・・2人とも始めるよ。」

傷だらけのキュアアルカナ・シャドウの体験共有が始まった。

 

「うぐゔゔゔゔゔゔゔゔ!!!あ゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙!!!」

傷の無いキュアアルカナ・シャドウは、倒れ、暗黒空間内を転げ回った。

マシュタンは声をかけ続けた。見守った。励ました。それしか出来ない自分に涙した。

元々、自分がこの子に背負わせたのだ。本当の自分が。

この子は何でも1人で背負い込む。それを分かっていながら。

腹が立つ。本当のあたしに。

そして羨ましい。永遠にこの子と共にいられる本当のあたしが。

 

 

「起きて。るるか。」

「ん・・・。え?あれ?私の傷が無い・・・。」

「そうよ。3人で分かち合ったから。どんな事があったかも、よく思い出せないでしょう?」

「うん・・・。でも・・・、これでいいの?私はあなたを守れ」

「しつこい!勝手に背負わない!人を頼りなさい!・・・まぁ、もう一心同体だけどね。永遠に。」

「うん・・・。うん。」

「また泣いて・・・。泣き止んだら、もう1人、永遠に一心同体のあなたを起こしに行くわよ。」

「うん・・・。」

 

 

「起きて。マシュタン。」

傷のないキュアアルカナ・シャドウに起こされた。何事もなかったかの様な穏やかな笑みで。

「ん・・・。あたしが寝ていたの?情けない・・・。あなたを見守るとか励ますとか言っておきながら・・・。」

「いいんだよ。私は、私達は、あなたがいてくれるだけで、心が落ち着くの。嬉しいの。」

「そう・・・。羨ましいわね。永遠にあなたの側にいられる、もう1人のあたしが。」

「一緒じゃないの?あなたは?」

「あなた、もう10代後半よ?もうすぐ大人。しっかりしなさい。」

「そう。私はしっかりしていない。3人分心があってもまだ不安な感じ。だから、あなたにいて欲しい。マシュタン。永遠に。」

「・・・。」

「・・・いや?」

マシュタンは、キュアアルカナ・シャドウに抱きついた。

「察しなさい。あたしは推理も1人で出来ない妖精。助手しか出来ない妖精。

あなたは、頭はすば抜けて良いけど、無茶をし過ぎ。危なっかしくてあたしが見ていないといけないの。永遠に。」

 

 

キュアアルカナ・シャドウは、この暗黒空間を破壊して、マシュタンと共に元の世界に帰った。

こんな空間での悲劇は二度と誰にも味あわせない為に。

こんな空間を作り出す存在が生まれた場合、全て滅ぼす為に。

 

ホームズとモリアーティ教授は、共に滝壺に落ち、生死不明となった。まるで光と闇が混ざり合う様に。

闇と光の要素を併せ持つキュアアルカナ・シャドウ。その光と闇のカオスかコスモスに、ファンは魅了されるのだろう。

この話における彼女の性格は推測に過ぎず、マシュタンのモデルも推測である。

だが、最も可能性が高いのは、彼女達の活躍の物語は『名探偵プリキュア!』が終了した後も、続いていくという事である。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。