ToLOVEる 生まれ変わった意味を探して 作:雪だるま2世
学校のとある教室で黒い仮面をつけた男子生徒達がモニターを見ながら会議をしていた。
「モモ・ベリア・デビルーク、デビルーク星第3王女、我が彩南高校一年だが、実年齢は14歳。身長は151cm、バスト80、ウェスト54、ヒップ79(推定)」
一人の男子生徒が声を上げて画面に写る女子生徒の細かい詳細を話していく。
…いや、さすがに詳しすぎないかい?それにこの写真…盗撮したものなんじゃ…
「…諸君!我々は皆、美しく純情可憐な彼女に等しく心を奪われた同士である!!」
周りにいる男子は頷きながらモニターを見て鼻の下を伸ばしている。
「しかし!だからと言ってモモさんの愛を巡って我々が争う事は不毛であり、慈愛に溢れる彼女の心を、無闇に傷付ける事態にもなりかねない!!!」
確かに不毛だね、だって彼女の心は、もう既に優斗に向けられている。
君達が今から何をしてもその心を塗り替える事はできない。
「よって!我々はここに結成する。皆で平等にモモさんを愛でる紳士の集い!!V・M・Cを!!!」
ストーカーの集まりの間違いじゃないかい?
そんな事を思っているとV・M・Cの子達は全員で教室を出ていってしまう。
ロッカーの中に隠れて彼らの話を聞いていた⬛︎は、ゆっくりとロッカーから出て周りを確認する。
(さて、どうしようか)
手元にある写真を見て考える。
とりあえず、昨日は籾岡里紗さんと新井紗弥香さんには接触して───を───する事はできた。
(宇宙人の彼女達はともかく…他の人達には──────しないといけないね…)
特に結城美柑ちゃん…君だけはね。
ただ、結城美柑ちゃんは優斗と一緒にいる事が多く、接触するのは困難だ、仮に接触して──────ができたとしても…優斗に気づかれる可能性が高い。
(…そうなったら地獄まで追跡されちゃうか)
結城美柑ちゃんは特に慎重に接触してバレない様な場所に──────とね。
(とりあえず、今日はこの二人だね)
彼女達は他の子達と違って登下校の移動手段が車だ。
まあ、屋敷に侵入してもいいんだけど、屋敷の偵察をした時にオネエのゴリラに気付かれそうになったから、安全に気付かれない様にやるなら、学校でしかない。
(…優斗と村雨静さんに会わないように行動しないとね)
⬛︎は教室から出て、三年の教室の近くへ向かった。
◇
~モモside~
水道で花瓶に水を入れながら、私は考えていた。
「……」
優斗さんのハーレム計画は上手くいっているけど、私だけまだ、優斗さんと何も出来ていない…
…それどころか、ヤミさんや籾岡さんに先を越されてしまった。
(昨日の夜だって美柑さんが優斗さんの膝の上に座ってベタベタしたり、ナナと楽しそうに動物の話をしていたし…)
正直、私達の家では、ナナの邪魔が入ったりして優斗さんとえっちな事は絶対にできない。
(それがわかっている美柑さんは、優斗さんの膝の上で勝ち誇った顔をして私を見ていますし…)
新井さんや古手川さんにも優斗さんがハーレム了承した事を知られてしまった…このままいくと、私だけが取り残されてしまう。
(私だって優斗さんとラブラブしたい…もっとえっちな事をしたい…美柑さんの様に大好きだって言って貰って抱きしめて欲しいっ!!は~優斗さん優斗さん優斗さん♡♡)
美柑さんみたいに優斗さんに抱きしめて貰う妄想をしながら、虹色のバラが入った花瓶をロッカーの上に飾る。
「わ───っ!モモちゃん、何それキレイな花──!!」
飾った瞬間、教室にいたクラスメイトの方に話しかけられた。
「あ…これ、宇宙でも珍しい虹色のバラなんですよ。教室が華やかになると思いまして」
「へ───っすごーい!!」
あ…危ない、我を忘れかけていたわ。
ヨダレを吹いて何とか我に返った私はクラスメイトにそう言うと″見せて見せてー″と言って近づいてくる。
「うーむ、さすがはプリンセスと言った所だな。そういう気配りは実に大切な事だよ、モモ君!」
「先生!そんな大ゲサですよぅ」
先生と話していると遠くからナナの″モモのヤツ…またいい子ぶりっ子はしやがって″と言う声が聞こえてくるが気にしない。
「モモさん!!!」
「?」
私の名前を大声で呼びながら、教室に入ってくる男子生徒の方達…所々、別のクラスの人もいる気が…
「オレ達!この度モモさんのファンクラブを結成しました!!ヴィーナス・モモ・クラブ!略してV・M・Cです!!」
「は?」
「何かお困り事がありましたら、遠慮なくお申しつけください!」
「我ら一同、モモさんのためなら、命さえ投げ出す所存です!!」
ファンクラブか…まあ、悪い気はしないけれど…人数多すぎるわね…
「ファンクラブだってすごーい!しかもリーダー中島くんだよ」
「三年の草尾先輩もいる───♡」
「…まぁ…」
中島さんや草尾さん等の男子生徒は女子生徒から人気があるのか、クラスメイトが騒ぎ始める。
私にとっては優斗さんに愛されたいだけで、他の殿方に興味はないけれど…
「お気持ちは嬉しいですけど、皆さん、ご両親から頂いた大切なお身体なのですから…どうか無理なさらないでくださいね」
「「「……!!」」」
「うおおおお!そのお心遣い我が身に染みます!」
悪い気はしないし、男性の友達が少ない事で悩んでいた優斗さんの為に使えるかもしれないわ。
私を見てナナが″けっ″と憎たらしそうに吐き捨てていると、ナナにも男子生徒が三人近づいていた。
「オレ達はナナちゃんを応援するよ!!」
「え?」
「だってオレらつるぺた派…」
「ペタンコで悪かったな──────っ」
ナナが叫びながら、三人の男子生徒を殴り飛ばす。
フフ…そんな事をしているから、ファンクラブができないんですよ、ナナ。
ナナに勝ち誇った気がして嬉しくなった私だったが、すぐにファンクラブの存在が邪魔だと言う事を思い知る事になった。
「モモさん!!我々がお運びします!」
「あ…でも私当番ですし…」
「いえ、やらせてください!!」
ノートを職員室に運ぼうとしているとファンクラブの方に無理やりノートを奪われてしまう。
…私一人でノートを運んでいれば、私を見つけた優斗さんが運ぶのを手伝ってくれたかもしれないのに…
「階段です!お気をつけて!!」
「は…はぁ」
階段の両サイドで膝まづきながら、私が通る道を作ったり…
…狭くて逆に通りづらいんですけど…
「机磨いておきました!!」
「……」
「ドアの開閉はお任せを…」
「…………」
教室の机を勝手に磨かれていたり、教室を出ようとしたり御手洗に行こうとすれば、着いてきてドアの開閉をしてきたり…挙句の果てには…
「モモさんに声をかけたい男子!!我々に許可を得るように!!」
(うわ──────)
廊下を歩いていると周りに群がり、中島さんは周りに声をかける事を許可する様にと叫び出す。
…思ったよりメンドくさいわね、コレ…ファンクラブって存在自体は悪くない気分だったけど、これじゃ、気軽に優斗さんに会いにも行けないじゃない…!!
(…あ、優斗さん)
廊下を歩いていると、優斗さんの教室の前でナナと黒咲さんと楽しそうに話す優斗さんが見えた。
(…ナナだけ…ずるい…私も優斗さんと話したい…)
…でもこのまま話しかけに行けば、きっとファンクラブの方々が優斗さんに迷惑をかける。
笑顔で話す優斗さんを見た私はファンクラブを連れて引き返す事しかできなかった。
(ただでさえ、周りの人達に先を越されているのに…このままじゃ、ホントに私だけ取り残される…)
休み時間が終わり授業中、私は焦りながら考える。
(次の授業…体育か…エスケープのチャンスかも……)
次の体育の授業でバレーボールの試合が始まった瞬間、私は体育館を抜け出した。
◇
「女子は現在、更衣室で着替え中だ。モモさんが出てこられるまで、ここで待機する!」
「「「おう!!」」」
V・M・Cのメンバーは体育館近くの渡り廊下でモモが女子更衣室から出てくるのを外で待機していた。
「「「…待てよ、着替え中!?」」」
″モモさんが生着替え中……!!″とモモが更衣室で着替えている様子を想像する男子達。
「い…いかんいかん!!清純なモモさんをワイセツな妄想で汚すなど!!」
「そうだ、同士!!我々はモモさんの清純を守らなければならない立場なのだ!!いつかモモさんが我々の中から恋の相手を選んで下さるその時までっ…」
頭を壁にぶつけながら正気を保とうとする男子やヨダレを垂らして拳を握りしめる男子達は、なんとか理性を繋ぎ止める。
「諸君!紳士であれ!!」
「おお!!」
いつか自分がモモに選ばれて欲しいとV・M・Cのメンバーが全員、心の中で思っていると一人の男子が中島と呼ばれるリーダーに話しかける。
「…しかし、中島!気がかりな事が一つある」
「なんだ?杉村」
「2-A、時雨優斗だ」
「!」
杉村と呼ばれた男子生徒は優斗について話し始める。
「…知っての通り、モモさんと双子の姉ナナさんは現在時雨優斗の家に居候している…だが、彼には小学生くらいの女の子とよく一緒にいる所や御門先生とデートしている所を目撃されていて、警戒すべき対象ではないと思われていた…」
御門先生とデートしているだけでも腹立たしいが!と言う杉村。
V・M・Cのメンバーの誰かが優斗が美柑や御門とデートしている所を目撃されていた、その為優斗は警戒対象ではなかったが…
「…しかし、学校のネット掲示板に妙な噂が書かれてあってな…」
「…噂?」
「″時雨優斗は犯罪者の息子″と言う噂が書いてあったんだ」
「なっ!?」
「内容は時雨優斗の母親は11年前に父親であったホストの男性を殺害したと…」
「!!?」
杉村は携帯電話で掲示板に書いてあった内容を読み上げる。
「それだけじゃない」
「まだ何かあるのか!」
「この前自首をしたとニュースになったタイムレインズカンパニー社長、時雨春馬、彼は時雨優斗の義理の父親だったと…」
「なんだと!?」
タイムレインズカンパニーは世界中でもかなり大きな会社でニュースでもかなり話題になった。
この学校でそのニュースを知らない人はいないくらいには…
「そして…噂の最後文にこれら全ての事件を裏で操っていたのは、時雨優斗だったと書かれていたんだ」
「…だが、所詮は噂だ!信憑性は…」
「猿山先輩に聞いたが、タイムレインズカンパニーの崩落事件の時、時雨優斗は学校に来ていなかった!」
「な…なんだと?」
「掲示板に書いてある内容は信憑性が高い」
学校で優斗が春馬の義理の息子だという事を知っている人物は、優斗と関わりのあるメンバーかほぼいないかった。
そしてタイムレインズカンパニーの真相を知っている人物も優斗と関わりのあるメンバーだけ…
「…では、まさか、あの純情可憐なモモさんにも何かしらの事件に巻き込まれる可能性があると?」
「…あくまで噂だが、既に巻き込まれているかもしれん」
V・M・Cのメンバーは握りしめた拳を震わせる。
「おのれ!この犯罪者がァァァァァ」
「落ち着け中島!あくまで噂だ!」
「そ…そうだな、ここにいる者も含め、幾多の男の誘いを拒み続けてきたガードの高いモモさんだ。いくら顔が良くても犯罪者の言いなりになるはずがない、しかし…」
中島は考える、自分達が推しているモモに何かがあったらどうしようと…そして居候先の時雨優斗が犯罪者の可能性が出てきた事を…
「大変だァ!!女子の着替えが終わったのにモモさんがいない!!」
「何ィ!?」
モモが更衣室に居ないと言われて混乱するV・M・Cのメンバーは慌ててモモを探し始めた。
◇
~優斗side~
授業が終わって休み時間、俺は次の授業の準備をしているとポケットに入れていた携帯が鳴り始めた。
(学校にいるのにモモからメールなんて、珍しいな)
メールの内容には″大事な用があるから体育倉庫に来て欲しい″と書かれているだけ…体育倉庫?なんでそんな場所に?
(…ないとは思うが、モモに何かあった可能性もある、行った方がいいな)
席を立って教室を出た俺は、廊下を歩いて階段を降りる。
(…あれは…村雨さんか?)
体育倉庫に向かって歩いていると、三年生の教室の近くから村雨さんがこちらに向かって歩いてくる。
村雨さんは俺を見ると何故か一瞬だけ驚いた様な顔をしていたが、すぐにいつも通りになった。
…保健室に向かっている途中だったのか?まあ、いいか…っ!?
(…なんだ?この懐かしい感覚…)
村雨さんとすれ違う直前、ずっと昔に感じていた懐かしい感覚を思い出す…まるで前世の時の────
「…待った」
「…っ!?」
俺は村雨さんとすれ違った瞬間、後ろを向いて村雨さんの腕を掴む。
「…お前は誰だ?」
「………」
歩き方も見た目も目から入る全ての情報は彼女を村雨さんだと言っている。
…だが、俺の中の何かがそれを否定した…こいつは村雨さんじゃないと…
「……」
「……」
ゆっくりとこちらを振り返る村雨さん。
その顔は紛うことなき、村雨さん本人だったが…一瞬だけアイツに面影が重なった。
「まさか───か?」
「……」
…ありえない…そう思っているはずなのに俺は、この場にいるはずのない人間の名前を言う。
「あ!こんな所にいた!おーいっ!お静ちゃん」
「…え?」
俺と村雨さんの前に現れるララさんと西連寺さんは何時もの様に村雨さんに話しかける。
「お静ちゃんが急に居なくなったからびっくりしたよ」
村雨さんは、ララさんと西連寺さんの言葉を聞いてコクリと頷く。
…俺の気のせいなのか?
「あれ、ユウト?お静ちゃんの腕掴んでどうかしたの?」
「…ごめん、俺の勘違いだった」
村雨さんの腕を離してはいけない気がしたが、村雨さんと仲がいい二人が何時もの様に話しかけているのを見た俺は″きっと気のせいだ″と思って腕を離した。
「そーいえば、ユウトはココで何してたのー?」
「…え?あぁ…行かないと行けないところがあってね」
「時雨くん、それなら早く行かないと授業に間に合わないよ?」
「…そうだね、俺は行くよ」
俺はそう言って体育倉庫に向かって歩き出す。
振り返って村雨さんを見た時、もう一つ違和感を感じた。
…何時もの村雨さんなら、頷くだけじゃなくて、何か話したんじゃないかと…
「…気のせいだ、有り得るわけがない」
自分にそう言い聞かせた俺は体育倉庫に向かって走り出した。
◇
~???side~
⬛︎はどこかへ向かう優斗をちらっと見る。
(危なかった、いやアウトかな?)
まさか、すれ違っただけで気づかれるとは思わなかったよ、さすがだね。
目的は既に達成していて、あとは学校から脱出するだけだったのに、このタイミングで優斗と会うとは思わなかった。
「そういえばお静ちゃん、三年生の教室の前で何をしてたの?」
「……」
…たしか、西連寺さん…だったかな?───は⬛︎に聞いてくる。
さて、この状況をどうやって切り抜けようか…と言っても今の⬛︎は話せないんだけどね。
「……」
「お静ちゃん?」
「どうかしたのー?もしかして具合が悪いとか!」
ララさん…だったかな?───は⬛︎のおでこを触り熱がないかを確認する。
ララさん…距離近いね…まあ、⬛︎も人のこと言えないけど…
「ララさん、春菜さん、こんな所で何してるんですか?」
「…え、お静ちゃん?」
「あれ?お静ちゃんが二人いるの?」
ララさんと西連寺さんと話していると目の前に本物の村雨さんが現れる。
(あーこれは最悪だね…絶対後で⬛︎に──────って言われてしまうね)
「え?なんで私が目の前に──────っ!あっ!?もしかして!御門先生の診療所から無くなった、私の予備のバイオロイド───っ!」
「…え?」
「無くなった?」
⬛︎と本来の村雨さんを交互に見て混乱するララさんと西連寺さんは村雨さんの言葉を聞いて⬛︎を見る。
…これはまずいね、逃げるとしようか…
(優斗に見つからなければ今頃、学校から脱出できていたはずなのにね…)
⬛︎は三人から走って逃げ出した、それを見た村雨さんは″ララさんと西連寺さん、あのバイオロイドを捕まえてくださいっ!″と言って⬛︎を追い始める。
「待てーっ!」
「念力集中っ!」
こちらに指を指して念力を発動しようとする村雨さんと全力で走ってくるララさん。
(仕方ない、これを使うかな)
⬛︎は廊下に設置されていた消化器の線を外して地面に叩きつける。
「…え?消化器っ!?煙で見えない!」
「ま…前が見えません!」
廊下は一面銀世界で村雨さんとララさんの視界は塞がれる。
これなら…村雨さんの念力は使えない。
⬛︎は窓を開けて中庭に飛び出して正門に向かって走り出して学校から脱出する。
…もう少し用心した方がいいね…それに優斗に会うのは危険だ…けど…
(君が元気そうでよかったよ…優斗)
◇
~優斗side~
「…ついたな」
俺の目の前にプレートには、体育倉庫と書かれている。
体育倉庫、なんでモモが俺をここに呼び出されたかは分からないけど…行くしかないか。
「…モモ、来たよ?」
念の為、用心しながら中に入ると体操服を着たモモがマットに倒れていた。
「ッ!?モモ!!」
…まさか!本当に何かあったのか!?
俺は急いで倒れているモモの元に駆けつけて抱き抱える。
(…脈はあるし…モモの見た限り身体のどこにも以上はない?どういう事だ?)
モモの身体に異常がない事を確かめていると体育倉庫の扉が閉まる。
「…ふふふ、捕まえましたよ、優斗さん?」
「え?」
俺の腕の中で目を開けてたモモは笑みを浮かべて俺の首に腕を回す。
…まさか、モモに騙された?
「…モモ、何を───っ!?」
俺がそう言った瞬間、俺はモモに地球人の力では抗えない程の力でマットに押し倒された。
「優斗さんを食べに来ました♡」
モモの言葉と共に俺の身体にツタがまとわりつく。
ツタは俺のワイシャツやズボンを脱がせた後、そのまま腕を縛る様に絡まった。
「もう…来るの遅いですよぅ」
「………っ」
モモはパンツ以外全てを脱がされた俺の乳首を摘んでコリコリと弄り始める。
俺は、縛られた腕を何とか解こうとして動かそうとしてもビクともしない。
「無駄ですよ、優斗さん専用に品種改良をしたダヅールの種からは逃げる事はできませんから…」
…嘘だろ?わざわざ俺専用に品種改良したのか?
モモは乳首をいじりながら小悪魔の様な笑みを浮かべる。
…逃げられない、これは詰んだな。
「ふふ…どうですか、優斗さん」
「…どうって何が?」
「体育倉庫のマットの上で二人っきり…ハーレムを築き上げる人としてこの状況にときめくものは、ありませんか?」
モモは俺にまたがってゆっくりと顔を胸板に近づける。
「…ない」
「ホントに…?」
「…くっ」
「はむっ…」
モモは乳首をコリコリといじりながら、反対側の乳首は咥えて″チューチュー…″と吸ったり″ペロッちゅぱっ…″と舐め始めた。
「ホントにそう思いまふ?」
「…あっ!?モモっ…やめっ…」
足を動かそうとするとモモは自分の足を絡めて逃がさないと言わんばかりに顔を赤く染めながら、俺の乳首を舐め続ける。
「…ちゅっ…♡ちゅぱっ…♡ちゅっ…♡チロっ…♡」
「んっ!?あっ!ぐっ…」
モモは的確に俺の弱点を攻められて、快楽が体全体に広がっていく。
「おおひくなってひましたよ?」(大きくなってきましたよ?)
「…くっ」
俺のパンツ中に手を入れたモモは、勃起したアソコを触って上下に動かし始める。
「…耳も舐めますよ」
「…耳は…やめ…っ!?」
「嫌です♡ちゅ…♡ちゅく…♡ちゅく…♡ちゅぱっ…♡っ──────♡♡」
「あっ…ぁあっ!…くっ!?」
モモに耳の中を掻き回すように舐められながら、乳首をコリコリと弄られて、勃起したアソコまで触られた。
…ダメだ…俺の弱点を知られてる。
耳を舐められて乳首も弄られてアソコも上下に動かされた俺の身体は限界を迎えそうになる。
「───…ぷは…まだ、イカせませんよ」
「っ!?」
絶頂する直前にモモはアソコと乳首を動かしていた手を止めて、耳を舐めるのも辞める。
「…だって…私よりも前にヤミさんと籾岡さんのお二人とえっちな事をした罰が残っていますから…♡」
小悪魔の様な笑顔を浮かべたモモはデダイヤルを操作して目隠しを取り出した。
「ふふ…たくさん気持ちよくなってくださいね、優斗さん♡」
モモの言葉と共に俺の視界は目隠しによって塞がれた。
投稿が遅くなってすみません。