ToLOVEる 生まれ変わった意味を探して 作:雪だるま2世
「ちゅっ♡ペロッ♡ちゅぱっ♡」
「っ───♡♡はぁ♡ちゅっ♡」
メアとナナは俺のアソコを丁寧に舐めたり咥えたりしている。
現在は朝の6時、一晩中俺とセックスしたはずなのにメアとナナはまだヤるつもりなのか?
「…二人とも…本当にそろそろっ…」
「ちゅぱぁ…♡♡はぁ…♡この、お掃除フェラだけ… じゅるる───♡♡」
「メア…そう言って30分くらいフェラしてるよね…っ!綺麗にするってより…ぐっ!搾り取ってるよね!?」
30分の間、俺のアソコや睾丸を舐めたり咥えたりしている二人はマンコやアナルだけじゃなくて顔や身体も俺の精液でベトベトだった。
「チロっ♡チロっ♡ユウトのおちんちん…♡♡ちゅぱっ♡ちゅぅ♡♡チロっ♡大きいよぉ♡♡」
俺の話なんて全く聞いていないナナは無我夢中でアソコにキスして舐め続け…
「んちゅ♡はむっ♡あむっ♡♡せんぱい…♡ペロッ♡ペロッ♡♡」
睾丸をしゃぶっていたメアもナナに負けじとアソコをペロペロと舐め始める。
…ナナに関しては明らかにタガが外れてるっ!ヤバっ…そろそろっ…!!
「…らしぇ♡♡ユウトの精液…あたし達に出してぇ♡♡」
「ケダモノおちんちんの精液で…♡ドロドロして… ♡せんぱい♡♡」
「ぐっ────────────!!」
二人の言葉と共に俺は盛大に射精する。
俺の精液は二人の顔や身体や口の中や床を汚していき、メアとナナはとろけた顔で床に零れ落ちた精液を舐めとる。
「…もう、今日は終わりだ」
「あっ…」
「わたしのケダモノおちんちん…」
俺はメアとナナから距離を取って下着とズボンを履くと、二人は悲しそうな目をして俺を見ていた。
…いや、メアのじゃないから…勝手に所有物にしないでくれ…
「っ!そうだ!せんぱい!お風呂入って行こうよ!!」
「…絶対二人とも俺が入ってる時に風呂場に入ってきてもう数回戦始まるから嫌だ」
「ぶぅ───せんぱいのケチ」
ケチって…そもそも昨日の夜21時ぐらいから今の今まで散々ヤッただろ…
「…とりあえず、俺は一回帰るから…ナナはどうする…」
「…あたしは…メアの家でお風呂借りてから学校行く…」
「学校の荷物は?」
「モモに持ってこさせる…」
ナナはそういうと震える足と腰で必死に立ち上がり風呂場へ向かう。
ナナの股からはポタポタと俺の精液が零れ落ち、脱衣場までの床を汚していく。
「わたしも…ナナちゃんが出たらお風呂入ろ」
「…ちゃんと洗った方がいいよ」
メアにそう言って服を着た俺は一度学校の準備をするために、メアの家を後にした。
(…っ!!美柑とモモから大量の連絡が来てる!?)
携帯電話を開くと大量の着信が来ていて、挙句、美柑の最後の着信時間は朝の4時と記録があった。
(…しかも、美柑から留守電残ってる…出来ればあまり聞きたくないな…)
美柑とモモには包み隠さず何があったか話すつもりだが、″ナナさんとメアさんと朝までエッチしたんだ…私とはそこまでやってないのに…″と美柑に嫉妬されて″ナナとはそこまでヤッたんですね?私とは不完全燃焼で終わったのに…ってモモにも嫉妬されるだろうな。
◇
「…へぇ…帰ってこなかった理由がナナさんとメアさんと朝までセックス三昧だったんだ」
「…はい」
一度、家に帰り扉を開けると玄関には、美柑は仁王立ちで立っていて入ってきた俺を見て″優兄、正座″と行って玄関で俺は正座させられている。
「…ナナさんとメアさんと朝までセックスしたんだ…私とはそこまでやってないのに…それに優兄が襲う側…」
「……」
「しかも、しっかりおしっこでマーキングされてるし…」
ほぼ俺の予想通りに言葉と共に美柑は、ナナとメアに対して嫉妬している様な顔をしている。
「…とりあえず、おしっこ臭いからお風呂入ってきて」
「…はい」
「それと今日のお祭りの後、優兄とエッチするから覚悟しといてね?」
「…え?」
待て…今、美柑なんて言った?お祭り?いや、祭りもだけど…祭りのあとエッチする?ちょっと待ってくれ…俺、今日寝てな───
「優兄から私にエッチして…もし、優兄からエッチしてくれなかったら…優兄と一週間、口聞かないから」
「…っ!」
美柑と一週間、口を聞かない…それは美柑への恋心を自覚した俺には、致命的な一撃で考えただけでも胸が張り裂けそうになる。
(…口聞かないって…そんなの反則だろ…)
美柑はまだ小学生…身体の事も考えると出来ればエッチな事は控えたかったが…
「…わかった…だから…一週間、口を聞かないのは勘弁してくれ…美柑」
「…え?」
脱衣場に向かう途中で俺は美柑にそう言うと、予想外な反応だったのか美柑は驚いていた。
「もしかして…またデレ期…っこれなら───」
小さく何かを呟いた美柑は、そのまま走って二階へと上がっていく。
(何か…すごい嫌な予感がするな…)
美柑を見て、嫌な胸騒ぎを感じながら俺は脱衣室へと向かった。
◇
~モモside~
「わーっ!やっぱ夏祭りはにぎやかだなーっ!あたしわたがし食べよーっと」
「ナナ!あんまりはしゃぐと転びますよ」
学校が終わり、夏祭り。
私とナナは浴衣を着ており、ナナはわたがし屋へ走りだし、私はナナに追いかけて走って行く。
「…動きづらいな」
その後ろを浴衣を着た優斗さんは慣れない足取りでゆっくりと私とナナに着いてきていた。
何故、優斗さんが浴衣を着ているのか、その理由は、優斗さんが学校から帰ってたら、美柑さんが″優兄の浴衣…これ着て、お祭り行くよ″と言って美柑さんが選んだ浴衣を半強制的に着させられていた。
美柑さん曰く、本当は去年のお祭りで美柑さんが優斗さんに着てもらいたくて購入していたらしいが、美柑さんの頼みでも″動きづらいのは…″と優斗さんがあまり乗り気じゃなく着て貰えなかったらしい。
黒の色で桜柄の模様が入った浴衣は優斗さんにとてもお似合いだったが、優斗さんは動きづらいのが不満だったらしい。
「ん?ユウト、どうしたんだ?」
「…いや、まだ歩くのになれないだけだよ」
″もう少しすれば、慣れるはず…″と優斗さんは言いながら私達に着いてくる。
慣れない物…初めての事が苦手な優斗さんにとって、ほぼ着たことがない浴衣は動きづらくて不便で仕方がないらしい。
それなのに優斗さんが何故、美柑さんの頼みを聞いて浴衣を着たのか…それは昨日、私や美柑さんに何の連絡もなしにナナとメアさんと夜から朝にかけてたくさんセックスしていた罰と″一週間、口を聞かない″という脅しで優斗さんは渋々浴衣を着ていた。
…まさか、ナナとメアさんと夜から朝にかけてセックスしてるなんて思わなかったわ…私なんて、不完全燃焼で終わったのに…
「なぁユウト…その…良かったらさ、あたしとこのわたがし一緒に食べないか?」
「え?いいの?」
「ユウトならいいぞ」
いつもよりお肌がツヤツヤなナナは優斗さんにそう言って、ナナが食べた側の綿菓子を優斗さんに近づける。
「じゃあ、貰うよ」
優斗さんはナナから差し出された綿菓子をパクっと食べる。
…っ!?優斗さんが躊躇せずに食べた!?それにそこは!さっきナナが食べてた場所っ!!
少し前から目を離したら消えてしまいそうだった優斗さんの面影はなく、今までではありえないような行動に私は驚く。
「お…美味しいか?」
「あぁ、美味しいよ、ナナ」
ナナは関節キスを意識したのか、顔を赤く染める。
そして、優しく微笑む優斗さんと赤面しているナナの雰囲気はまるでカップルの様な距離感で…
何で…ナナばっかり…ムカつく…
「あら、ナナ…そろそろメアさんと待ち合わせの時間じゃなかったかしら?」
「…そうだけど、まだわたがし残って───」
「良いの?優斗さんのワイシャツでオナニーしてた事…言っても」
「っ!?」
私は優斗さんに聞こえない様にナナの耳元で囁く。
「それにあなた…昨日、散々優斗さんとセックスしたんでしょ?」
「っ!?なんでそれをっ!!?」
「優斗さんが白状しましたよ?」
別に優斗さんが誰をハーレムに加えて、エッチな事をしても私は構わない…でも、いざナナに負けていると思うと…なんだかムカついてしまった。
「それを言ったらオマエだって!」
「…お祭りくらい私に譲りなさい?」
これ以上、ナナの好き放題にさせる訳には行かない…私だって、優斗さんと───
「…わかったよ、祭りの間だけだぞ」
″あたし…そろそろメアと待ち合わせだから行ってくるけど、羽目外しすぎるなよっ!″と優斗さんに忠告するとナナは走り出す。
…羽目を外しすぎたのはあなたの方でしょっ!!
「…ふふ♡やっと、二人っきりに慣れましたね…優斗さん」
「二人きりって…後で皆と合流するし、もう少ししたら美柑だって───」
私と優斗さんが話していると優斗さんの携帯から着信音が鳴り響く。
『優兄───っ』
「美柑、まだ御門先生達と一緒か?」
電話越しに聞こえてくる美柑さんの声。
その声を聞いた優斗さんは嬉しそうに微笑んだ。
『うん!一緒にいるよ!優兄、ティアーユ先生って良い人だね』
「あぁ、ティアーユ先生は良い人だよ」
『ヤミさんの事とか″他にもちょっと、気になる事もあって″もっと色々聞きたいから、まだしばらくこっちにいるね』
「わかったよ。また後で…何かあったらすぐに行くから電話して」
優斗さんは最後に美柑さんに向けてそう言うと電話を切った。
「美柑、もう少しティアーユ先生といるらしい…モモの言った通り二人っきりだな」
「そうですね、優斗さん♡」
美柑さんをティアーユ先生に紹介したのは、正解だったわ…お陰で優斗さんと一緒にお祭りを周れるっ!!
「ナナにたくさん構った分、私にも構ってくださいね?」
「わかったよ、何処から見て周る?」
優斗さんは笑顔で微笑むと私に手を差し伸べる。
…この手を掴んで、今すぐ優斗さんと一緒に回りたいけど、その前に一つ、優斗さんに伝えて置かないと…
「ですが、その前に…優斗さん、幾つかお伝えしないといけない事があります」
「伝える?一体何を…」
「まずはクラウンの事です」
「っ!?」
クラウンと聞いた瞬間、優斗さんの顔が真剣な表情に変わる。
「この前のクラウンの倉庫にあった死体に手や足が武器に変わっていたのを覚えていますか?」
「…忘れるはずないよ。あの倉庫にあった月城が死体はトランス能力を植え付けようと実験を繰り返した───」
「いえ…それが、トランス能力を植え付けようとしただけでもないみたいです」
「…は?」
昨日、ザスティンさんから入ってきた銀河警察の情報。
この話を聞いた時、あの倉庫がトランス能力を植え付けて失敗した死体以外にクラウンは別の実験をしていたと確信した。
「行方不明になっていた王族の死体と一部の死体だけ謎の死を遂げていたみたいです」
「前に言ってたな。行方不明になっていた王族の死体もあったって…どこの宇宙人なんだ?」
「それが″フレイム星人″″ブリザード星人″″ジュエリー星人″といった全てが戦闘系の力を持った王族でした」
″フレイム星人以外…知らないな…強いのか?″と優斗さんは聞いてくる。
「フレイム星人はキョーコさんがいる為、説明は不要ですよね?」
「…そうだね。じゃあブリザード星人っていうのは?」
「簡単に言えば氷を操る宇宙人です。強いブリザード星人にもなると、地面を凍らせたり、何もない場所から氷の刃を生やしたり、一瞬で相手を氷らせるほどの力があります」
「…それ、強すぎないか?」
実際、ブリザード星人は優斗さんの言った通りかなり強い。
銀河対戦でも地形を凍らせたりして、デビルーク親衛隊メンバーとザスティンさんが苦戦するほどだった。
…まあ、お父様が辺り一帯をクレーターにして、倒していましたが…
「…ジュエリー星人は?」
「トランス能力と似ています。身体の一部を宝石の様に変えられて武器にも出来れば、強力な防御として利用する事もできます。宝石の強度は生まれつきの才能によって違うらしいです」
ジュエリー星人は、宝石の強度は生まれつきの才能によって変わるらしいが一番硬くて、宇宙一硬い金属と言われている″オリハルコン″と同等くらいと言われている。
「…そんな力を持った宇宙人を月城が倒したのか?」
「恐らく倒したのかと、それらの王族の死体は胸に何かに貫かれた様な後と、本来の年齢よりも歳をとっていた様です」
「…貫かれた後、歳をとっていた?まさか、月城が若返っているのと関係があるのか?」
私の言葉を聞いた優斗さんは考え込む。
「…王族と一部の死体って言ってたけど、その一部の死体はどこの宇宙人だったの?」
「…インビジブル星人」
インビジブル星人…正直、私はザスティンさんからこの宇宙人の名前を聞いた時にすごく驚いた。
「インビジブル?透明か?」
「はい、その名の通り透明になれる宇宙人です。能力は異能の領域に近いと言われていて、基本的に姿が見えません…それにインビジブル星人には母星がなく、流浪の民族で銀河対戦の戦いに巻き込まれて絶滅していたと言われていました」
そもそも、インビジブル星人の存在すら本当にしていたのかと言われる程、希少な宇宙人で、お父様すら見た事がないと言うほどだった。
そんな宇宙人が透明から姿を表した状態で死亡していた…
「…その宇宙人も?」
「はい、胸が貫かれて、歳をとっていました…優斗さん、前世のクラウンの実験で何か心当たりはありますか?」
「…いや、こればかりは分からない…ただ、若返りと関係してるのかもってくらいかな」
優斗さんは本当に何も分からないのかお手上げと言ったように両手を挙げる。
「それともう一つ」
「…月城の事?」
「いえ、こちらは前にお姉様に優斗さんの携帯に届いた匿名メールを逆探知してもらう為、優斗さんの携帯をお借りしたのを覚えていますか?」
朝比奈真夜が優斗さんを襲った日にお借りした優斗さんの携帯電話…その日に私はお姉様に頼んで逆探知してもらった。
「あぁ、覚えてるよ…それで結果はどうだった?」
「すみません、お姉様の力を持ってしても失敗に終わりました」
「…″やっぱりな″…ララさんの力を使っても失敗したか」
「はい、送信場所を突き止めようとお姉様が逆探知すると地球上にある68カ国のサーバーをたらい回しにされた挙句、コンピューターウイルスによってお姉様が使用していた機械が一時的に使用不可能にされてしまいました」
メールの送信先を調べたお姉様があまりにも高度な技術に″うっそ───!!こんなの見た事ないよっ!?″と驚かれていた。
…お姉様の技術を上回るあの二体のバイオロイドは…一体なんなの?
恐らく私とヤミさんとお静さんの三人で捉えたバイオロイドかそれを救いに来た方バイオロイドのどちらかが、あるいは両方がお姉様を上回るハッキング技術を持っている。
…優斗さんを助けてくれたとはいえ、あのバイオロイドが敵だったら、あまりにも危険すぎるわ…
「…恐らく、モモ達が戦った方のバイオロイドにそんな技術はない…あるとしたら、助けに来た方のバイオロイドだ」
「それは何故ですか?」
「発明好きで機械にも強いララさんを上回る程のハッキング技術がある人間が、誤送信なんてヘマはしない」
確かに…優斗さんの言った通りだわ…お姉様を上回るハッキング技術を持っているのにそんなミスは絶対にするわけない…
「……」
「優斗さん?どうしたんですか?」
優斗さんは戦闘時に見せる鋭い目で観察するように無言で周りを見渡す。
「…ご丁寧に発信機をつけて俺達を遠くから観察していた奴らだ。もしかしたら、何処かで見てるかもしれないって思ってただけだよ」
周りを見渡していた優斗さんの視線が焼きそばを売っている屋台で止まる。
「…いらっしゃーい!彩南町夏祭り限定、レモネード焼きそば・りんご飴を添えて…はいかがですか!!」
「そこの猿顔のイケメン君!是非食べてみないかい!!」
「イ…イケメンっ!?オレが!!?」
マスクとバンダナをつけてた女性の店員が販売しているよく分からない焼きそばの屋台。
…?今、優斗さんと店員さんの目が一瞬合った気が…気のせい?
店員の女性にイケメン君と言われてた猿山さんは、レモネード焼きそば・りんご飴を添えてを購入していた。
…レモネードと焼きそば?それにりんご飴を添えて??それ…絶対不味い…
屋台にいた女性の店員を見た優斗さんは″まさかな?″と小さい声で呟いた。
「…さて、暗い話ばっかじゃせっかくの夏祭りが台無しだ。モモ、俺達もそろそろ夏祭りを楽しもうか」
「そうですね、優斗さん」
今度こそ私は差し伸べらた優斗さんの手…ではなく腕に抱きつきながら歩き出す。
「手を繋いで歩こうって意味だったんだけど…」
「うふ♡たまにはいいじゃないですかぁ♡」
″まあ、いいか″と言って優斗さんは微笑む。
昨日、ナナとメアがどう言った経緯で優斗さんとセックスしたかまでは分からないけど、間違いなく、優斗さんの中の何が変わった。
だって、今日一日だけで優斗さんの笑顔がすごく増えたから…
「あっ!優斗さん、射的で勝負しませんか?」
私は射的屋の目の前で止まって優斗さんに勝負を持ちかける。
「射的ね。大丈夫?俺、負けないけないよ?」
「大丈夫ですよ。私も負けませんから」
私と優斗さんは射的屋の店員さんにお金を支払いコルク弾を受け取る。
銃口にコルクを入れた優斗さんは引き金を″ガチャ″と引き、コルク弾を目の前のターゲットへ向けて構えた。
…っ!その体勢だと、優斗さんの胸元が見えてっ…!
「勝負の内容は?」
「…弾は5発…より多くの景品を取った方の勝ちにしますか?」
「…大物は点数を上げてくれるかな?」
「構いませんよ?」
優斗さんは容赦するつもりもなく全力で来るらしい…
…優斗さんの胸板がチラチラ見える…もしかして、美柑さんが優斗さんに浴衣を着せたかったのはこれを堪能するため…?
「ただの勝負じゃつまらない。負けた方が勝った方の願いを何でも一つ聞くっていうのはどうだ?」
「っ!何でも…っ!?」
優斗さんに何でもお願いできるの?じゃあ優斗さんと──────とか──────とか、私の好みのシチュエーションで…
「…モモ」
「なんですか?優斗さん」
優斗さんに呼ばれた私は平然を装いながら、返事をする。
「お互いに全力で行こう」
言葉と共に優斗さんはコルク弾のトリガーを弾いてターゲットを一つ落とす。
…っ!うそっ!!あの大きな猫のぬいぐるみを落とした!?
「…私だって負けませんよ、優斗さん」
私もコルク弾のトリガーを弾いて玩具を落とす。
…一つは落とせたわ…でも、優斗さんの方は…
優斗さんは続く2発目はモデルガン、3発目と4発目は包み紙に覆われた箱を2つ撃ち落としていく。
…負けられない、優斗さんとラブラブセックスやラブホテルで朝まで優斗さんに調教されるもしくはしながらセックスする為に絶対に負けないっ!
「ま…負けた…私の優斗さんに何でもお願いできる券が…」
「…流石に射的では、負けられないよ」
結果は優斗さんが5発全弾命中で商品も5つ、私は5発中4発…商品の大きさや数でも私が負けていた。
「とりあえず、撃ち落とした景品は手荷物になるし、デダイヤルにしまって…は?」
「…?どうしましたか?優斗さん」
包み紙に覆われた箱を丁寧に剥がしながら、中身を確認していた優斗さんの手が止まった。
「…頭イカれてるのか?あの店員…」
「優斗さん、何が入ってたんですか?」
「いや、何でもない。ただのゴミだった」
優斗さんはさっきの景品を見なかった事にしたのか射的で撃ち落とした景品を全てデダイヤルの中へ転送する。
「…よし、次行こう」
「え?気になりますよ!何が入ってたんですか!優斗さん!」
「あーアイスクリーム食べたいなぁ」
優斗さんは私の言葉を聞いてないフリをしながら、アイスクリーム屋を探し始めた。
「優兄──────っ!」
「美柑さん?」
「……」
アイスクリーム屋を探す優斗さんと何とかして箱の中身を聞き出そうとした私の前に浴衣を着た美柑さんが走ってこちらへ向かってくる。
「どうしたんですか?美柑さん、そんなに慌てて…それにティアーユ先生は…」
「それが…大変なの!!」
「……」
美柑さんは息を切らしながら″早く、ついてきて!!″と言って走り出す。
…まさか!ティアーユ先生の身に何か………!?
人混みを掻い潜りながら、人通りの少ない道へと向かって行く。
「美柑さん!どちらに!!」
「ほら!そっちに…っ!?」
美柑さんが私に場所を告げようとした瞬間、優斗さんが美柑さんへ向かって回し蹴りをして美柑さんを蹴り飛ばす。
「っ!?優斗さん!一体何を!!」
「美柑っ!?何があったのですか!モモ!」
蹴り飛ばされた美柑さんを曲がり角からたい焼きの袋を持って歩いてきていたヤミさんが気づき、私に状況を聞いてくる。
「…お前、美柑じゃないだろ…誰だ?」
「…え?」
「何を言っているのですか?優斗…美柑は───」
「ほお?まさか、気づかれるとはなぁ?」
優斗さんに蹴り飛ばされた美柑さん?は何も無かったかのように立ち上がる。
…っ!この気配はなに?この人は美柑さんじゃない!
「結城リトの様にお前に金色の闇を押し倒させて、そこからエッチな展開に発展させてやろうと思っていたのに…何時から気づいていたんだ?」
「最初からだ…好きな人を間違えるバカが何処にいる」
「なるほどなぁ?さすが童貞を奪われただけはあるな?″雨宮優斗″」
立ち上がった偽物の美柑さんの身体から黒い煙を発して、別の姿へと変わっていく。
これは…トランス!?てことは、まさか───!!
「なるほど…ようやくお出ましと言う事ですか、マスターネメシス」
ヤミさんの声を聞いたネメシスはただ不敵に笑って私達を見ていた。
長くなるのでここで区切ります。
一応説明だけ、ブリザード星人やインビジブル星人等、原作にはいません。ネーミングや能力等は私が考えています。
ちなみに能力よりもネーミングに時間がかかりました。