※この作品はR-18です。

803号室の隣人   作:ルシーアンナ

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02.これから俺はこの獣の雌にされるって分かってるのに、抗えないって絶望感で頭の中グチャグチャになりながらも、興奮してる

「昼間っから隣の家の旦那連れ込んで、ちんぽハメてもらうってどんな感じ?」

 

 強すぎる力で引きずられるようベッドに上げられ、ベルトのバックルを外される。

 

「や、だ……」

 

 震える声で言うけれど、

 

「ヤじゃねーだろ、こんなビンビンに勃たせといて、期待しまくりじゃねーか」

 

 慣れた手つきで下着から引っ張り出された俺のちんこは、既にガチガチだった。

 先っぽから滲む先走りに、俺ではない男の指が擦り付けられる。

 ぐりぐりと射精口までいじる手付きで擦られて、ビクッ♡ ビクッ♡ と震えを堪えられないまま足を開き、

 

「違う……違う……」

 

 ゆっくりと扱かれていく手コキを見つめながら言った俺の息は、既に興奮に乱れていた。

 

「違わねーよ、もうメスの顔してるよアンタ」

 

 笑いを滲ませながら言った彼の、その表情が認識できなくなるまで顔が近づいたと思ったら、唇が重なる。

 意外なほど柔らかい唇が何度か押し付けられたかと思ったら、俺は促されることもなく唇を開いている。

 

 

 くちゅっ……くちゅっ……ぬちゅっ……ちゅッ……。

 

 

 濡れた音を立てながら、俺の口の中に入ってきたベロに舐められる。

 ゆっくりと舐められ、絡められる舌が拒絶出来ないのは気持ちイイから。

 

「キス……とかやめてください」

 

 それでも思い切るよう顔を離し、俺は彼に訴えかける。

 

 男とキスをするなんて想像もしたことが無かったし、彼とセックスをするようになったって、キスだけはいつまでも嫌悪感を残していた。

 

 嫌悪感と心地よさとの狭間で、俺の心の生理は否定していようと、身体は拒絶できないのに。

 

「は? 今のでもうトロ顔のくせして、なに言ってんだ」

 

 濡れた唇で言う彼に見下ろされると……もうダメ。

 早くその舌の動きが欲しくてたまらなくなる。

 止められてしまった手コキにも、もっと俺をなぶって欲しい。

 

 

 今までの誰とも、関係してきた元カノを全部含めたって、彼のようなキスをする人はいなかった。

 

 柔らかく滑らかなベロに舐められ、口蓋どころか歯茎まで舐められ、舌も唇も吸われ、唾液を啜られ、戻すように飲まされる。

 

 厚い舌で口を塞がれたかと思ったら、開いた口からベロを出すよう言われて、口外でも舌を絡められた。

 最早キスではない前戯のようなそれに、俺は夢中になって応える。

 男の顎と、口の大きさ、俺にも嫁にもないタバコの匂い。

 

 

 

 ちんこを扱い慣れた同性の手のひらがこんなにも気持ちイイって、この歳まで知らなかった。

 力加減も女性より強引なのに、自分のものより大きな手のひらで圧迫される度に、ヘコヘコ♡ と腰を持ち上げてしまうくらい気持ち良い密着感がたまらない。

 

 いやらしいキスをされながら手コキされ、俺は乱した息に喘ぎながら彼へ抱き着く。

 しかし、うざったそうに突き放されベットの上に転がると、更にローションを足された手のひらが俺のちんこ全体を扱き上げるように擦って来るから、びく♡ びく♡ 跳ねた。

 

「あっ……あっ……あっ……」

 

 声にならないよう堪えているのに、息を吸うたび強い吐息に混じる。

 

「ん……んっ! ん"ん"んぅ~~!!」

 

 それを堪えようとしたら、

 

グチュ♡ グチュ♡ グチュ♡ グチュ♡ グチュ♡

 

 擦られて♡ イキかけて♡ ギュウと目を閉じた。

 

「ほら、足開け」

 

 言われるまま無意識のうちに足を開いていた。

 ズボンもパンツも引き摺り下ろされ、足先からベッド脇の床へと落とされる。

 

 滑り込むよう挿し込まれた手のひらが、俺のケツの割れ目にヌルヌルと擦り付けるようローションを広げていってるのにゾクゾク♡ する。

 

ぬちゅ♡ ぬちゅ♡ ぬちゅ♡ ぬちゅ♡ ぬちゅ♡

 

 エロい音が聞こえて来て、ガチガチなままの俺のチンコがまた涎を垂らすみたいにしてカウパーをあふれさせる。

 

「あっ!! ぁぁあ~~っ、んぅっ! んあっ!」

 

 ぬちゅぬちゅ♡ の中心が少しずつ解れてぴく♡ ぴく♡ と刺激を欲しがるの、自分でも分かった。

 それでも焦らすようにゆるゆるとした手コキと、アナルの表面に手のひらと指を擦りつける動き。

 

 彼を見上げベロを出したら、キスが絡む。

 しかし直ぐに出て行った舌の先から垂れ落ちた唾液の雫を、俺はベロで受け止めると、ゴクッ♡ と音を立て喉を鳴らした。

 

 

「あ~~ヤベ、俺も興奮するわ」

 

 欲望を隠しもせずに言う男の指が、

 

「~~ッん"!! んんんんん"ぅ……」

 

 とうとう俺のアナルに入って来る。

 すぐに、

 

ヌチュヌチュ♡ ヌチュヌチュ♡ ヌチュヌチュ♡

 

 動き出す指を、俺は前立腺に欲しがる。

 彼の指が入った場所には、俺を狂わせる柔いしこりがあって、それは俺の欲望を刺激するスイッチのよう簡単に押され、そして戻らなくなる。

 

「あ~~っ!! あぁ~~っ!!」

 

 指は直ぐに増やされて、意外なほど丁寧に俺のケツをほぐしていく。

 早くもっと刺激して♡ と訴えたくなるほど、じれったいほどに、

 

ぬぷ♡ ぬぷ♡ ぬぷ♡ ぬぷ♡ ぬぷ♡ ぬぷ♡ ぬぷ♡ ぬぷ♡ ぬぷ♡ ぬぷ♡ ぬぷ♡ ぬぷ♡

 

 指を出し入れされるたび、俺の腰は情けないくらい揺れる。

 

「あっ! あっ! あっ! あっ! あっ! あっ! あっ! あっ! あっ! あっ! あっ! あっ!」

 

 本当は狂いながら腰ヘコしたいの我慢して、だけど喘ぎは殺しきれない。

 トロけた声が媚びるよう漏れてるの自分でも分かってるのに、ケツが気持ち良くなると理性が持たない。

 

「もうトロットロまんこじゃねーか、旦那さん」

 

ぬぷ♡ ぬぷ♡ ぬぷ♡ ぬぷ♡ ぬぷ♡ ぬぷ♡ ぬぷ♡ ぬぷ♡ ぬぷ♡ ぬぷ♡ ぬぷ♡ ぬぷ♡

 

 三本揃えた指を出し入れされながらゆるゆるの手コキをされ、なぶる言葉に震えが隠し切れない。

 

「やっ……言わないでぇ」

 

 人の旦那のくせに女みたいな扱いされてるの指摘されれば、

 

「言われっと興奮すんだろ?」

 

 彼の言うよう、俺はますます興奮する。

 

 こんなのおかしいのに、男のくせに女みたいな声を上げて、まんこにされて喜んじゃいけないのに、お嫁ちゃんとのベッドでこんなのダメなのに、嫌なのに――、

 

「違う……ちが……あっ、あっ!」

 

 嫌と言っても違うと言っても、嘘なんてつけない身体にさせられて、

 

「手マン好きだもんなあ?」

 

 欲しかった刺激を、

 

ずぷっ♡ ずぷっ♡ ずぷっ♡ ずぷっ♡ ずぷっ♡ ずぷっ♡ ずぷっ♡ ずぷっ♡ ずぷっ♡ ずぷっ♡

 

 何度も抉り込まれれば、

 

「あっ、あ! ああああああぁぁ~~!!」

 

 敗北の声を上げてベッドが揺れるほど身を捩り腰を振る。

 

「もうヒクヒクしてんの、イキかけた?」

 

 知られてる!

 全部知られてる!

 俺が気持ちイイの♡

 イキそうになって、欲しくて欲しくてたまらなくなってるの♡

 恥ずかしい欲望を全部お隣の旦那さんに知られてる♡

 

「ッう! ッんんんんんぅ! んんんぅ!!」

 

 イキたい! イキたい! ってなってるの必死で我慢するのは、これ以上俺たち夫婦のベッドで、せめて日々を営む場所では、裏切りたくなかったから。

 だってそんなことしたら、これから眠りに落ちるまどろみの中や、お嫁ちゃんとエッチする度に、俺……俺――。

 

「かっわいい顔して♡ 嫁さんにそんな顔させてやってる?」

 

 覗き込んで来た目に、俺は涙目を返す。

 これから俺はこの獣の雌にされるって分かってるのに、抗えないって絶望感で頭の中グチャグチャになりながらも、興奮してる。

 

「ッひ、っは、はっ……んうッ、ん"~ッ!!!!」

 

 嫁のこと言われると、ますますイキそうになる。

 ケツのなか切なくなって、ぶるぶる♡ 震える。

 お嫁ちゃんのこと大好きなのに、世界でいちばん大好きでずっと一緒に居たいのに、俺は彼女じゃない人とセックスするって思ったら、ダメなのに、本当にダメなのに、興奮するの堪えられない。

 

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