バイオハザード アリス・アバーナシーの悲劇的な運命 作:市民エックス
撮影終えて小屋へと戻っていったスタッフたちの入れ替わるように現れた男たちによって、アリスはようやく十字架から降ろされた。
鎖が外され、ぐったりとした体が砂漠の地面に崩れ落ちる。すぐに職員たちが両脇を抱え、シェルターの地下へと引きずり戻した。長時間、灼熱の陽光と砂塵に晒された身体は、汗と砂でべっとりと汚れ、肌の至る所に赤い炎症と細かな擦り傷が残っていた。地下のシャワー室に連れ込まれると、スタッフたちは無言で彼女を立たせ、冷たい水を浴びせかけた。複数の手が容赦なく乳房を鷲掴みにし、指先で乳首をこね回しながらこすり、秘部を広げて中まで丹念に洗い流す。太ももに残る前日の失禁の薄い跡も磨かれた。太ももの内側から尻の割れ目、膝の裏まで、まるで商品を磨くように指が這い回った。アリスは抵抗する力もなく、ただ水音と自分の荒い息だけを聞きながら、屈辱に唇を噛みしめていた。
清潔にされた体は、そのまま専用繁殖室へと運ばれた。そこでは、一日目と同じ地獄が待っていた。
まずレイプマンがゆっくりと部屋に入り、巨根を突き立ててアリスを床に押し倒した。機械の痛みと同時に、子宮を抉るような激しいピストンが始まり、数回の射精で彼女の体内を再び白濁で満たした。その一部始終を、壁際に立ったウェスカーが赤い瞳で冷ややかに観察していた。レイプマンが退出した後、今度はアンブレラの男性社員たちが入室し、昨日と同じように仲良くアリスを犯した。汗と涙と精液にまみれて喘ぐ彼女の姿を、ウェスカーは終始無言で腕を組み、ただじっと見つめ続けていた。
輪姦が終わり、社員たちが満足げに部屋を出て行った後――入れ替わるようにアイザックス博士が静かに入室した。
アリスは全裸のまま床にぐったりと倒れ、息も絶え絶えに横たわっていた。両脚はだらしなく開いたまま、太ももには乾きかけた精液の跡が白く残り、胸と腹には指の痕が赤く浮かんでいた。
博士はウェスカーに向かって丁寧に頭を下げた。
「これが、当施設でのプロジェクト・アリスの現段階です。もし議長がお望みなら、寝室までアリスをお連れし、お相手させますが……」
その言葉を聞いた瞬間、アリスの胸に激しい拒絶が走った。
(ウェスカーと……この屑とセックスですって! 絶対に嫌……! あの男にだけは……!)
しかし、ウェスカーはゆっくりと首を振り、冷たい笑みを浮かべながら一言だけ言った。
「断る」
アイザックスがわずかに眉を上げたのを見て、ウェスカーはさらに言葉を重ね、床に横たわるアリスの裸身を真正面から見下ろした。赤い瞳が彼女の乱れた髪、腫れた乳房、精液で汚れた下腹部を舐めるように這う。
「アイザックス君、君の申し出は実にありがたいがね。私はたとえ性欲の発散のためだけだとしても、女は選ぶ主義なんだよ。見ての通り……」
ウェスカーは顎を軽くしゃくり、アリスの体を指し示した。
「この女は我が社の実験動物であり、社員の共用物だ。人間と呼ぶべきではない存在だよ。鑑賞する分にはなかなか良い玩具だが、同じベッドに寝て体を重ねるなど……考えるだけでもおぞましいね」
アイザックスはウェスカーの言葉に低く笑いながら、ベッドのすぐ脇に近づき、アリスの顔を覗き込んだ。博士の視線は彼女の虚ろな瞳から、唇の端に残る涎、首筋の痣へとゆっくりと移動する。
「確かに……おっしゃる通りです、議長。こんなに何度も犯されて、穴という穴を精液で満たされた後では……まるでただの肉便器ですね。実験体として完璧に調教されているとは思いますが、議長のお眼鏡にかなうほどの『女』ではない」
ウェスカーは小さく肩をすくめ、再びアリスの裸身を見下ろしながら続けた。声は穏やかだが、底知れぬ侮蔑が滲んでいる。
「そうだな。レイプマンや社員たちの玩具としては十分に使える。子宮を突き上げて種を注ぎ込むくらいの価値は、確かに認めよう。だが……」
彼はゆっくりと手を伸ばし、アリスの顎を指先で軽く持ち上げ、彼女の目を無理やり自分の赤い瞳と合わせさせた。
「同じベッドに寝て、肌を重ね、吐息を交わすなど……到底考えられない。人間以下の汚物が、俺の身体に触れるなど、想像しただけで吐き気がするよ。君もそう思うだろう、アイザックス?」
アイザックスは満足げに頷き、ウェスカーの横に並んでアリスの全裸をさらにじっくりと見下ろした。二人の視線が同時に彼女の胸の谷間、開かれた股間、震える腹部に突き刺さる。
「まったくです。議長の審美眼はさすがですね。この女の肉体は確かに優秀な実験素材ですが……所詮は消耗品。性欲を満たす相手にすら値しない、ただの汚れた肉塊ですよ。見ているだけでも十分に楽しめますが、実際に触れる価値など、微塵もありません」
二人は同時に低く、愉しげに笑った。その笑い声が部屋に響き渡る。その瞬間、アリス・アバーナシーの心は、かつてないほど深く抉られた。
(……人間と呼ぶべきではない存在……? 実験動物……社員の共用物……性欲の発散の相手にすら、値しない汚物……?)
これまで犯され、辱められ、撮影され、晒されてきた。肉体はすでに限界を超え、誇りも粉々に砕かれていたはずだった。それでも、心のどこかで「まだ女として扱われている」という最後の砦が残っていた。しかし今、その砦さえも完全に崩壊した。ウェスカーという男にとって、自分は「性欲を満たす価値すらない存在」だった。レイプマンや社員たちの玩具としては十分に使えるが、同じベッドに寝るなど「考えるだけでもおぞましい」。つまり、自分はもう「女」ですらない。ただの汚れた肉塊、実験用の消耗品、視線で楽しむだけのゴミ。体は動かず、声も出ない。ただ、胸の奥底から、底なしの虚無と屈辱がゆっくりと広がっていく。同時に、熱い怒りが胸の奥で渦巻き始めた。
(……このクソ野郎ども……! 私をここまで貶めて……ただのゴミ扱いして……笑ってる……! 絶対に……絶対に許さない……! いつか……この屈辱を、倍にして返してやる……!)
しかしその怒りさえも、すぐに虚無に飲み込まれていく。ウェスカーとアイザックスが部屋を出て行き一人きりになると、彼女は嗚咽し始めた。もはや彼女は、徐々に泣くことを耐えることができなくなっていた。
それから数日間、アリスは一日目と同じルーティーンを、機械のように繰り返しさせられた。
朝、寝室のドアが開くと、屈強な男たちが部屋に入り、全裸の彼女を「部屋」へと連行する。
そこに待っている「レイプマン」というおぞましきクリーチャーが、巨根を容赦なく突き立て、彼女の秘所を抉るように激しく突き上げ、数度の射精で子宮を白濁で満たした。レイプマンが彼女からペニスを抜き去っていくと、今度はアンブレラの男性社員たちが入れ替わりで入室し、輪姦が始まった。
顔触れは毎日ローテーションで変わり、昨日は三十代の技術者たち、今日は四十代の警備員たち、明日は研究員と事務員の混成チーム……。彼らは無言のままアリスを床に押し倒し、複数の手が同時に彼女の体を貪った。
乳房を鷲掴みにし、乳首を強く捻りながら揉みしだき、太ももを力任せに広げて秘部とアナルを同時に犯す。誰かが口に巨根を押し込み、喉奥まで深く突き入れ、涙と涎を溢れさせながら激しく腰を振る。膣とアナルは交互に、あるいは同時に埋め尽くされ、容赦ないピストンで子宮と腸壁を抉り続け、次から次へと熱い精液が注ぎ込まれた。三穴すべてが白濁で溢れ、腹部が精液で軽く膨らむほどに満たされるまで、彼らは交代で延々と彼女を蹂躙した。汗と体液にまみれた肌が床に擦れ、肉体が限界を超えて痙攣しても、彼らの動きは止まらなかった。この数日で、アリス・アバーナシーのセックス経験人数は、すでに数十人を超えていた。
強姦が終わると、スタッフたちは彼女をシャワー室へ引きずり、複数の手で乳房や秘部を無遠慮に洗い流す。「洗浄」という名目で、指が膣とアナル奥まで入り、残った精液を掻き出すように掻き回した。体が綺麗にされると、再び全裸で廊下を歩かされた。すれ違いざまに一人の女性社員が、冷たい視線を投げかけて言った。
「あんな有様になったら、女は終りね」
その言葉が、アリスの胸に深く突き刺さった。
夜、寝室の固いベッドに放り込まれると、アリスはただ横たわることしかできなかった。全身の穴という穴がまだ熱く疼き、太ももや腹部に乾いた精液の跡がべっとりと残っていた。心の奥底で、静かに崩れていく音がした。かつて彼女は戦士だった。銃を握り、アンデッドの群れを切り裂き、誰かを守るために生きてきた。その誇り、その強さ、その「女としての尊厳」が、毎日、毎日、レイプマンと見知らぬ男たちの肉棒によって、粉々に砕かれ、踏みにじられ、汚され続けている。毎回の輪姦で、肉体はただの肉欲の受け皿に貶められ、心はさらに深く抉られていた。数十人の男たちに同時に犯され、精液で満たされるたび、彼女の内側で何かが確実に死んでいく感覚があった。人間としての価値、女としての存在意義、戦士としての誇り――それらが一層一層、剥がされ、踏みつけられ、消えていく。
(……今日でもう、何人目だった……? 六十人……? 七十人……? もう数えるのも嫌……私は……もう、女じゃない……。ただの……穴……。社員たちの共用オナホール……。実験動物……。裸である課されて「あんな有様になったら、女は終りね」って……本当に、そうなってしまった……)
涙が、硬いベッドを濡らす。尊厳は、ゆっくりと、確実に壊れていた。ここ数日は、レイプマンや男たちに犯されている間も彼女は涙を流すようになっていた。耐えることができなくなっていた。肉体だけではない。心の最も深い部分――「自分はまだ人間だ」という最後の砦が、日ごとに削り取られ、消えていく。毎朝の連行、レイプマンの機械的な凌辱、そしてローテーションで変わる男たちの群れによる容赦ない輪姦……それらが繰り返されるたび、魂の芯が細かく砕け、虚無が広がっていく。怒りや抵抗の炎すら、精液と嘲笑に塗り潰され、かすかに残る光さえも、次の朝には再び踏みつけられるのだろう。アリスは目を閉じた。暗闇の中で、ただ一つだけ、かすかな炎が揺れていた。
(……でも……まだ……ここで……壊れたりしない……)
しかし、その炎すらも、次の朝が来れば、また新たな男たちの無言の貪欲と、新たな屈辱によって、容赦なく吹き消されていくのだろう。アリス・アバーナシーの心は、静かに、静かに、壊れ続けていた。