搾精都市神浜~魔法少女たちのエッチな短編集~ 作:黒蓮/クロハス
パンツを三回替えた。
今朝の話だ。起きた瞬間から下着が湿っていて、シャワーを浴びて新しいのに履き替えて、朝食のトーストを齧りながらまた濡れて、家を出る直前にもう一回。都ひなのは、化学部の部長として、この現象を冷静に分析すべきだと思った。思ったのだが——分析の対象が自分のおまんこでは、冷静も何もあったものではない。
放課後。神浜の繁華街。
カラオケボックスの看板がギラギラと光る通りを、二人の少女が歩いていた。
「ちゃすちゃすー♡ 今日はついにみゃーこ先輩の処女卒業の日っしょ♡」
金髪のツインテールが弾むように揺れた。赤いリボンで束ねた髪が腰まで流れて、赤い瞳がきらきらと輝いている。白いセーラー服に赤のセーラーカラー、赤系チェックのプリーツミニスカートからすらりと伸びた脚。手首の黒とゴールドのブレスレットがじゃらりと鳴る。
木崎衣美里。中学一年生にしてセックス経験豊富な、生粋のドキドキ追求型ギャル。
「まっったく……こんなことにアタシを巻き込むなよ……」
その隣を歩くのは、白いロングコートを羽織った小柄な少女。緑髪のショートボブ、黒いヘアクリップ、金色の瞳がジト目がかった鋭さで正面を睨んでいる。紺のセーラー服に青いスカーフ、紺のプリーツスカート、白いハイソックス。コートの裾が膝下まで覆っていて——体型を隠したいのが丸わかりだった。
都ひなの。高校生。化学部部長。処女。
おまんこはもう、びしょびしょに濡れている。
「みゃーこ先輩、口では嫌がってるけどさー」
衣美里がにやりと笑って、ひなのの顔を覗き込んだ。
「今朝からパンツ何回替えた?♡」
「——っ!!」
ひなのの足が止まった。緑髪の頬が一瞬で熟れたリンゴみたいに赤く染まる。金色の瞳がぐるぐると泳いで、唇が戦慄いた。
「よ、余計なことを……! なんでそんなこと知って……!」
「だってLINEで聞いたっしょ♡ 『今日の体調どう?』って送ったら、先輩ぜんっぜん関係ないことで長文返してきたじゃん。あーしにはわかるんだよね、ああいう時って逆にめっちゃ意識してるってこと♡」
「意識なんかしてない! してないぞ!」
してる。めちゃくちゃしてる。昨夜は布団の中で四回もオナニーした。今日の合コンのことを考えながら。クリトリスを擦るたびに脳裏にチンポの映像がちらついて、指を膣に入れるたびに「これがチンポだったら」と妄想して、四回目の絶頂のあとは疲れ果てて泥のように眠った。
——したくてたまらない。
したくてたまらないのに、「アタシは別に」という顔をしなければならない。化学部の部長としての矜持。処女であることへの、ねじくれた強がり。
「くっふ、くっふっふ……いいか、これも化学の実習の一環だぞ」
ひなのが早口で捲し立てた。白いコートの襟を正して、咳払いをひとつ。得意げに胸を張る——その胸はコートの中でほとんど起伏を作らなかったが。
「生殖行動の実地観察と記録……精子と卵子の融合反応を、身体で確認する……化学反応のフィールドワークだ。そう、フィールドワーク。アタシ達化学部にとっては、むしろ専門分野だな」
「いや、どっちかっていうと保健体育っしょw」
衣美里がけらけらと笑った。ひなのが撃沈する。
「いーやー! そ、そういう身も蓋もない言い方をするな……っ! くっ……まっったく、お前は情緒というものがだな……」
「まーまー♡ せっかく魔法少女になって生ハメし放題になったんだから、楽しまなきゃ損っしょ。ソウルジェムも浄化できるし、一石二鳥じゃん♡」
衣美里がスカートのポケットからソウルジェムを取り出して、ひなのに見せた。赤い輝きが少し曇っている。
「中出しされた精液が子宮で魔力に変わるときめっちゃ気持ちいいし♡ あーしもう生ハメやめらんないんだよねー」
「……ドッピュルシステムの恩恵で避妊も感染症も問題ない。理論上は合理的だ」
ひなのが自分のソウルジェム——緑色に薄く曇った石を眺めた。理屈は理解している。精液を体内に取り込めばソウルジェムが浄化される。魔女化のリスクが消える。合理的。科学的に考えても——
「理論とか言ってないで、体で体験してこ♡」
衣美里がひなのの腕を引っ張った。カラオケボックスの自動ドアが開く。空調の冷気がぶわっと吹き付けて、ひなののスカートの裾がふわりとめくれた。
太腿の内側が、濡れていた。パンツの端から愛液が伝って、白いハイソックスの際まで一筋の線を描いている。
四回目のパンツだ。もう替えがない。
◇ ◇ ◇
カラオケボックスの個室。
薄暗い照明。合皮のソファーが壁に沿ってL字型に並び、テーブルにはドリンクバーのコップとリモコンが散らばっている。壁際のモニターにはカラオケの選曲画面が青白く光っていて、天井のミラーボールだけがぐるぐると安っぽい光を撒き散らしている。
ソファーに座っている二人の少年と、ドアを開けて入ってきた二人の少女の目が合った。
「ちゃすちゃすー♡ ハメ友くん、久しぶりー!」
衣美里が手を振りながら少年Aの隣にすとんと座った。慣れた動作。何度もここで会っている距離感。Aはセックス慣れした余裕の表情で衣美里の肩を軽く叩いた。
「エミリちゃん、今日もかわいいね。で、そっちの子が?」
Aの視線がひなのに移る。
ドアの前で固まっている緑髪の少女。白いロングコートの中に身を縮めて、金色の瞳が床の一点を凝視している。
Aの隣に座っていたBが、ぽかんと口を開けた。
「……え、小学生?」
ひなのの肩がびくっと跳ねた。
「違う違うw」
衣美里が手を振った。
「あーしより年上なんだよ、これでも。都先輩って呼んであげて♡」
「こ、こう見えてアタシは先輩だぞ……!」
ひなのが声を振り絞った。白いコートの裾を握りしめて、精一杯の威厳を込めて胸を張る。しかし張った胸はコートの中でほとんど存在を主張せず、身長はAの肩にも届かない。ロリ体型のコンプレックスが全方位から刺さって、金色の瞳がうるうると揺れた。
「ひなのだ。くっふっふ……こう見えて、いやいや、見た目の通り魔法少女の中では古株だ。都先輩って呼んでくれてもいいんだぞ」
噛んだ上に、決め顔の「くっふっふ」まで決まりきらず尻すぼみになった。自分でも何を言っているのかわからなくなっている。
「じゃあ、みゃーこ先輩で♡」
衣美里がにこっと笑ってまとめた。AもBも「みゃーこ先輩」と口にして、ひなのは力なく頷いた。
「……まあ、いい。好きに呼べ」
ひなのがAとBの間に空いたソファーの端にちょこんと腰を下ろした。背筋を伸ばして、膝を揃えて、コートの裾で太腿を隠す。化学部の部長としての最後の矜持。
しかし——その真下では、四枚目のパンツが絶望的に濡れ続けていた。
Bが気まずそうにリモコンを手に取った。
「あ、あの……とりあえずカラオケでも……一曲歌って場を温めてから……」
「ちょい待ち」
衣美里がBの手からリモコンを抜き取った。ぽいっとテーブルに放る。
「さっきからあーしとみゃーこ先輩の太もも見すぎっしょw」
Bの顔が真っ赤になった。図星だ。
「ぶっちゃけ童貞でしょ?♡」
「……っ!!」
「面倒なの端折ってさっさと始めちゃお♡」
「い、いきなりか!?」
ひなのが素っ頓狂な声を上げた。
「まっったく、せっかちな奴らだな……! もう少し段階を踏むべきだろう……! 親睦を深めるとか、共通の話題を見つけるとか、化学における反応速度にも適切な温度条件というものがだな……」
「みゃーこ先輩、パンツの替えもうないっしょ♡ ぐずぐずしてたら風邪ひいちゃうよw」
二回目の撃沈。
衣美里がけろりとした顔で説明した。この部屋はハメ友のカラオケ店員に融通してもらった「ヤリ部屋」で、防音もバッチリ。壁も天井もしっかり防音材が入っているから、どんなに大声を出しても外には漏れない。
「大丈夫なわけないだろう……!」
「大丈夫大丈夫♡ あーし達、普段からここで生ハメしまくってるし♡」
衣美里がテーブルのドリンクを一口飲んで、にっと笑った。
「あーしたち普段は小学生相手に楽しい化学教室やってるのに、今日はあーしたちが勉強する番だね♡ 保健体育の実習♡」
「化学教室と一緒にするな……!」
ひなのが頭を抱えた。でも——おまんこは正直だった。衣美里の「生ハメ」という単語を聞いた瞬間、膣奥がきゅうっと収縮して、愛液がじゅわりと溢れた。四枚目のパンツが限界を迎えつつある。
衣美里が手を叩いた。
「じゃ、ペア決めまーす♡ あーしと童貞くん、みゃーこ先輩とハメ友くんね♡」
ひなのとAの目が合った。
Aの視線が、ひなのの身体を上から下まですうっと舐めた。余裕のある目。セックス慣れした男の値踏み。
ひなのの喉が、ごくりと鳴った。
——セックスできる。
化学の盾が、もう紙みたいに薄い。
◇ ◇ ◇
「そんなに気になる?♡」
衣美里がソファーの上で脚を開いた。
赤系チェックのプリーツミニスカートがめくれ上がって、その下からピンク色のショーツが覗く。コットン地に小さなリボンがあしらわれた、可愛いだけのはずの下着。でも布地の中心がうっすらと色を変えていて——すでに、濡れている。
Bの視線が吸い寄せられた。目が離せない。呼吸が浅くなって、喉がひくひくと動く。
「ちょっ……エミリちゃん、いきなり……」
「いきなりじゃないよ♡ 童貞くんがずっとあーしのスカートの中見てたから、サービスだよサービス♡」
衣美里がにまっと笑って、ピンクのショーツの上から自分のおまんこに指を当てた。人差し指と中指で大陰唇を左右に押し開く。布地越しにおまんこの形がくっきりと浮き上がって、ショーツの端から膣粘膜のピンクがちらりと覗いた。
ふわん、と。
甘くて、生温かくて、むわっとした匂いが立ち昇る。ショーツに染みた愛液と、女の子の肌の匂いと、洗剤の残り香が混ざった——メスの体臭。
Bのチンポが下着の中で跳ねた。一瞬で勃起。先端がズボンの布地を押し上げて、テントを張っている。
「けっこういいおちんちん持ってんじゃん♡」
衣美里がBの股間を見下ろして、目を丸くした。にやりと口角が上がる。
「そこらへんのおっさんより大きいよコレ♡」
小さな手がBのズボンのベルトに伸びた。慣れた手つき。ボタン、チャック、という金属音が立て続けに鳴って、下着の上からチンポを掴み出す。トランクスの穴から飛び出した勃起チンポは、Bの細い身体に不釣り合いなほどぱんぱんに膨れていて、亀頭が怒張で赤黒く光っている。
「お……」
Bが自分のチンポを美少女に握られた事実に、頭が追いつかない。衣美里の柔らかい指がチンポの根元をくるっと一周して、そのまま竿を軽く上下に扱いた。
「うん、元気元気♡ じゃあさ、童貞くん。選ばせてあげる♡」
衣美里がチンポを握ったまま、Bの顔を覗き込んだ。赤い瞳がきらきらと光っている。
「このままマンコに入れる? それとも、フェラで一、二発抜いてから入れる? ぶっちゃけ童貞だと入れた瞬間出ちゃうと思うんだよね。先に金玉軽くしとけば、マンコの中で少しは長く楽しめるかもだけど♡」
まるでドリンクバーのメニューを読み上げるような気軽さで、この少女は「フェラか即ハメか」を提示している。チンポを片手で握りながら。
「い、入れたらすぐ出ちゃうものですか……?」
Bの声が震えた。衣美里がうんうんと頷く。
「そりゃ童貞だしね、出ちゃうんじゃない?♡ めっっっちゃ気持ちいいよ~w 生のおまんことおちんちん擦り合わせるの♡」
そう言いながら、衣美里はショーツの上からおまんこをくぱっ、と開いて見せた。ピンクの布地が肉に食い込んで、左右に広がった大陰唇の間から粘膜がぬるりと光る。くぱ。閉じる。くぱ。また開く。チンポを待っている穴が、呼吸するように脈打っている。
Bの理性が溶けた。
「フェ、フェラで……お願いします……」
「おっけー♡ じゃあ手早く抜いちゃうね♡」
衣美里がソファーからするりと降りて、Bの脚の間に膝をついた。金髪のツインテールが太腿に触れて、赤いリボンがチンポのすぐ横で揺れている。
小さな手がチンポの根元を掴んだ。ぺろ、と舌先が亀頭の先端を舐める。唾液がとろりと垂れて、カリ首をつうっと伝った。
「ん♡ 匂いすごいね♡ ちゃんと洗ってきたんだ、えらいえらい♡」
そのまま、亀頭をぱくりと口に含んだ。
ずちゅっ。
唇が亀頭の段差を越えて、カリの裏側を舌が撫でる。温かくて、ぬるぬるで、それでいてきゅっと吸い付く——生身の口の中の感触が、チンポの先端から背骨を駆け上がった。
「っ——!!」
Bの腰がびくんと跳ねた。両手がソファーの合皮を掻きむしる。
衣美里は構わなかった。亀頭を唇で包んだまま、舌を裏筋に押し当てて、ちゅるっ、ちゅるっ、と規則的に吸い上げ始める。手慣れた手つき。本番前に金玉を軽くする——それだけの、身もふたもない目的のために、一直線に射精へ導くフェラ。
ずちゅ、じゅるる、ちゅぷ。
唇の輪っかがカリの段差をぷくっと越えるたびに、チンポの芯がずきんと疼いた。衣美里の口の中は驚くほど熱くて、舌がちょろちょろと裏筋をくすぐるたびに精液が持ち上がってくる気配がする。
Bは初めてのフェラを楽しむ余裕なんてなかった。衣美里の金髪が自分の股間で上下するのを見下ろしながら、ただ射精を堪えることだけに必死になっている。でも——堪えられるわけがない。
衣美里がいったん口を離した。ちゅぽ、と音がして、唾液の糸が亀頭と唇の間に架かる。赤い瞳がBの顔を見上げた。
「どう、気持ちいいっしょ?♡」
唾液でてかてかに光るチンポを片手で握りながら、もう片方の手がそっと金玉を包んだ。袋の上から睾丸を指の腹でころころと転がす。
「金玉もせりあがってきてるし、もう射精すんじゃない?♡」
Bはもう声が出なかった。ガクガクと頷くことしかできない。下腹が引き攣って、精液が尿道の根元まで持ち上がっている。
「んじゃ、出していいよ♡」
衣美里の唇がチンポの先端をぱくりと咥えた。亀頭だけを口に含んで、ちゅう、と吸う。舌先がおしっこの穴をぴっと突いて、カリ首の裏をじゅるじゅると舐め回す。
——限界。
びゅるっ。
精液が噴き上がった。亀頭の先端から衣美里の口の中へ、一発目の射精がどぷりと注がれる。
びゅくっ、びゅくっ、びゅるるっ。
止まらない。何日分溜め込んでいたのか、精液が脈打つたびにチンポが跳ねて、衣美里の小さな口の中にどくどくと流し込まれていく。Bの腰がガクガクと痙攣して、思わず衣美里の頭を両手で掴んだ。
衣美里は微動だにしなかった。
んぶっ、んぶっ。
口の中に溜まった精液を、ストローでジュースを飲むみたいにごくごくと嚥下する。喉がこくりと動くたびに、チンポの先端に吸引の圧力がかかって、精管の奥からさらに精液を搾り出される感覚が走った。
びゅく……びゅく……。
最後の数滴まで搾り取られて、Bの腰から力が抜けた。ソファーに崩れ落ちる。
ちゅぽっ♡
衣美里の唇からチンポが抜けた。唾液と精液で濡れた亀頭がぷるんと揺れる。衣美里は口の中に残った白濁をちゅるりと舌で掬い上げて、ごくん、と飲み込んだ。
「おいしっ♡」
唇についた精液を舌先でぺろりと舐め取って、にやっと笑う。
「ぷりっぷりの精液いっぱい出たっしょ♡ 童貞の精子って濃くてウマいんだよねー♡」
Bは返事ができなかった。人生で最も気持ちいい射精の余韻に頭がぐるぐると回っている。天井のミラーボールが視界でちかちかと明滅して、現実に戻ってこれない。
——と。
衣美里の手が、まだチンポを握っていた。
握っていた手の中で——チンポがびくりと脈打った。
「……え?」
衣美里が目を見開いた。赤い瞳がチンポに釘付けになる。
射精したばかりのチンポが、萎える気配を見せない。それどころか——数秒の間を置いて、びくん、びくんと脈動が強まっていく。衣美里の指の中でふたたび硬さを取り戻して、みるみるうちにカリの張ったチンポが完全に屹立した。
「え、もう元気じゃん……♡」
衣美里が顔を上げた。信じられないものを見る目。でもそれはすぐに、いたずらっぽい笑みに変わった。
「射精したばっかなのに。童貞ってすごくない?♡ 童貞くんのおちんちん、バグってるっしょ♡」
Bのチンポは衣美里の掌の中でびんびんに脈打っている。金玉はさっき大量の精液を吐き出したばかりなのに、もう次の弾を装填し終えたかのように袋がぱんぱんに張っていた。
衣美里が口笛を吹いた。
「これは面白いかも♡ おまんこに入れたら何発出るか、実験してみよっか♡」
——ドキドキするものを見つけたギャルの目が、きらきらと輝いている。
◇ ◇ ◇
一方そのころ。
都ひなのは、衣美里のフェラを食い入るように見つめていた。
ソファーの端で膝を揃えて座ったまま、金色の瞳が微動だにしない。衣美里の金髪がBの股間で上下するたびに、唇の隙間からチンポが見え隠れするたびに、ひなのの瞳孔がかちりと絞られる。化学部の部長が顕微鏡を覗き込むときの、あの真剣な目。
ただし、覗いている対象はチンポだ。
(あれがフェラ……チンポが口の中に……衣美里のやつ、あんなに手慣れて……唾液の分泌量がすごいな……粘膜の接触面積を最大化する舌の動きが……)
化学的な分析を試みているが、内容が完全にチンポだった。頬が熱い。太腿の間がぬるぬるする。白いコートの下で、四枚目のパンツが限界を超えた。
「みゃーこ先輩、チンポに興味あるんだ?」
Aの声が飛んできた。
ひなのがびくっと跳ねた。衣美里のフェラに見入るあまり、隣にAがいることを完全に忘れていた。振り向いた先で——Aが、ズボンを下ろしていた。
チンポが、目の前にあった。
「——っっっ!!」
ひなのの目が皿になった。
Bのチンポとは明らかに違う。太くて、長くて、カリの張り出しが顕著で、怒張した血管が竿の表面にうねうねと浮いている。ヤリチンのチンポ。何人もの女のおまんこを貫いてきた、実戦経験豊富なチンポ。
亀頭がどくんと脈打った。先端の割れ目から透明な汁がとろりと垂れて、一筋の糸を引く。
(チンポ。チンポだ。生のチンポだ。画面の中じゃない。動画じゃない。本物の。目の前の。触れる距離の。チンポ)
ひなのの思考が壊れかけている。
「か、観察していいか……?」
声が裏返った。Aが余裕の笑みで「どうぞ」と答える前に、ひなのの手はもうチンポに伸びていた。
触れた。
熱い。掌の中で脈打つ肉の硬さ。皮膚の下を血液がどくどくと流れている生き物みたいな感触。ひなのの小さな手ではチンポの太さを一周できなくて、指先が竿の裏側まで届かない。
「ふむ……なるほど」
ひなのの目が据わっていた。金色の瞳に怪しい光が灯っている。チンポを握ったまま上下左右に傾けて、亀頭の色味を確認し、カリの段差を指先で撫で、裏筋の溝を爪の先でなぞった。
「海綿体の充血が……いや、これは化学じゃなくて生物か……体温が高い……表面の静脈の走行パターンが……」
学術的な分析をしている口調だが、手はチンポを離さない。むしろ握る力が段々強くなっている。チンポが脈打つたびにひなのの呼吸が荒くなって、鼻息がチンポの先端にふっと当たった。
「舐めていいか?」
もう確認ではなかった。Aが答えるより先に、ひなのはチンポに噛みつくようにしゃぶりついた。
がぶっ。
——歯が当たった。
「っ痛!」
「すっ……すまない!」
ひなのが慌てて口を離した。赤くなった亀頭に歯型がうっすらとついている。Aが苦笑した。
「みゃーこ先輩、歯立てないでね」
「わ、わかっている! これくらいアタシにとっては余裕だぞ……!」
全然余裕ではない。初フェラで歯を立てる処女の典型的な失敗だった。でもひなのは気を取り直して、今度は唇でチンポの先端をそっと包んだ。
ぬちゅ。
亀頭が口に入った。
(——!!!)
ひなのの脳に電流が走った。
チンポの味。皮膚の塩味と、先走り液の甘じょっぱさと、石鹸の残り香と、その奥にある——雄の匂い。舌の上に乗った亀頭はつるりとした表面なのに内側が硬くて、口の中の温度よりも明確に熱い異物が唇の内側を押し広げている。
(チンポうまい! チンポうまい! なんでこんな美味しいんだ!)
頭の中で大絶叫している。化学部の部長の理性が溶け落ちて、代わりにチンポの味に感動する原始的な雌の本能が顔を出した。
でも——表面上は、まだ部長だった。
「ふん……くっふ……まあ、これくらいアタシにとっては……余裕だぞ……」
チンポを口に含んだまま強がる。決め台詞のつもりの「くっふ」も、亀頭を頬張ったままでは間の抜けた音にしかならない。頬がぱんぱんに膨らんで、唾液がだらだらと顎から垂れていて、余裕のかけらもない。衣美里のような手慣れた吸引も、舌先で裏筋を攻める技術もない。ただひたすら、チンポをむしゃむしゃと頬張っている。
じゅるっ、ずちゅっ、ちゅぱっ。
必死。ただただ必死。衣美里のフェラは「射精させるための技術」だったが、ひなののフェラは「チンポを味わいたい欲望」そのものだった。テクニックなど皆無。でもその一生懸命さが、ねっとりと唾液にまみれた亀頭を吸い込む拙い口元が、Aの下腹にじわりと別種の興奮を灯している。
「みゃーこ先輩さ」
Aが、にやっと笑った。
「舐め合いっこしよう」
「んぶ?」
チンポを咥えたまま間抜けな声を出すひなの。Aがひなのの身体をくるりと反転させて、互いの性器が互いの顔の前に来る体勢——シックスナインに組み替えた。
ひなのが仰向けになって、Aのチンポが顔の真上にぶら下がっている。金玉がゆらりと揺れて、先走り液がぽたりとひなのの頬に落ちた。
そして——Aの顔が、ひなのの股間に降りてきた。
「あ……ちょっ、待……!」
白いコートはとっくに脱がされていた。紺のセーラー服は着たまま。紺のプリーツスカートがめくり上げられて、白いハイソックスに挟まれた太腿の間に——びしょびしょに濡れたパンツが露わになった。
四枚目のパンツ。もはや原型がわからないほど愛液で透けている。布地の向こうに、おまんこの形がくっきりと浮き上がっていた。
「みゃーこ先輩のおまんこ、小っちゃくて可愛いね」
「かっ……!?」
おまんこを「可愛い」と言われた。ひなのの顔が耳まで真っ赤に染まった。頭の中で「可愛い」の四文字がぐるぐると回転する。誰にも見せたことのない、自分でもコンプレックスに思っていた小さな身体の、一番奥の場所を——可愛いと言われた。
Aの指がパンツの端に触れた。びしょ濡れの布地をそっと横にずらすと、ひなののおまんこが空気に触れた。
小さい。とにかく小さい。スカートをめくった先にあるのは、つるつる無毛の子供みたいにちっちゃなおまんこ。大陰唇がぷくりと閉じていて、その合わせ目から透明な愛液がとろっと溢れ出している。クリトリスの包皮がぷっくりと膨れて、その下で小さな粒がひくひくと震えていた。
「やっ……見るな……見るなぁ……」
見るなと言いながら、おまんこは正直だった。Aの視線を浴びた瞬間、膣口がきゅっと収縮して、ぷちゅっと愛液を噴いた。期待で震えている。ずっとずっと待っていた「誰かに触ってもらうこと」が、今まさに来ようとしている。
Aの舌が、おまんこに触れた。
「ひぁっ——!!」
ひなのの背中がびくんと跳ねた。
舌先がスリットの上から下へ、ゆっくりと舐め上げる。愛液を掬い取るように、粘膜の上を這っていく。クリトリスの包皮を舌の腹でぺろんと剥いて、露出した小さな粒をちゅるっと吸った。
「んぎゃ——っ!!」
叫んだ。オナニーとは次元が違う。自分の指では届かない角度から、温かくてぬるぬるの舌が直接クリトリスを舐め上げてくる快感に、頭の中が白い光で弾けた。
Aの指が膣口に触れた。中指をそっと差し込む。
ずぷ、と。
処女膜はとっくにオナニーで自分で破っている。だから抵抗はほとんどない。Aの指がぬるりと膣の中に滑り込んで、温かい肉壁がきゅうっと指を締め付けた。
「あ——あ、あぁ……っ!」
指が動いた。膣の中で「おいで」をするように第二関節を曲げて、前壁のざらりとした部分を掻き上げる。同時にクリトリスを舌で吸い上げる。二点同時攻撃。
ひなのの太腿がAの頭を挟み込んだ。細い脚がぶるぶると震えて、膝がAのこめかみをぎゅうっと締め付ける。
「くっ……くっふ……こ、これくらいで、アタシは……っ!」
最後の抵抗。先輩風の「くっふ」を絞り出そうとして、けれど語尾が甘い悲鳴に溶けていく。声はもう裏返っていた。Aの指が膣の奥でくりっと捻られるたびに背骨を電流が駆け上がって、クリトリスを吸われるたびに腰がびくんと浮く。
(やばい、やばい、やばいやばいやばい——これオナニーとぜんぜん違う——指一本でこんなの——舌が——クリが——おまんこが——)
思考が断片化した。化学も、部長も、強がりも、全部吹き飛んだ。残ったのは、おまんこをぐちゅぐちゅに掻き回される圧倒的な快感だけ。
ちゅるっ。
Aがクリトリスを唇で挟んで、思い切り吸い上げた。
「——————っっっっ!!!!」
ひなのの身体がびくんと——がくがくと壊れた玩具みたいに痙攣した。口からチンポが抜け落ちて、喉から声にならない叫びが迸る。金色の瞳が見開かれたまま焦点を失って、白い太腿がばたばたと暴れた。
絶頂。
人生で初めて、他人に与えられたアクメ。
愛液がぶしゅっとAの顔に噴きかかった。おまんこの小さな穴がひくひくと痙攣して、膣の中のAの指をきゅうきゅうと締め付ける。ひなのは自分が今何をされているのかもわからないまま、快楽の波に呑まれて全身を震わせ続けた。
「あ……ぅ……ぁ……」
十秒。二十秒。永遠のような時間が過ぎて、ようやく痙攣が収まった。
ひなのが涙目でAを見上げた。頬はぐしゃぐしゃに紅潮して、唇は半開きで、涎が顎を伝っている。強がり部長の影も形もない、ぼろぼろの顔。
でも——その目の奥で、金色の瞳がぎらりと光った。
(セックスしたい。セックスできる。もうすぐセックスできる!)
おまんこが、ひくひくと疼いている。指一本であの快感なら、チンポが入ったら——。
頭の中が、もうそれでいっぱいだった。
◇ ◇ ◇
「じゃあ、お待ちかねのハメハメタ〜イム♡」
衣美里がパンツを脱ぎ捨てた。
ピンク色のショーツがくるりと足首を離れて、テーブルの下に転がる。赤系チェックのプリーツミニスカートはそのまま。スカートの裾から下——太腿の間に、何も隔てるもののないおまんこが露わになった。
衣美里がBの前で脚を開いた。ソファーに浅く腰かけて、両脚をぱかっと広げる。スカートがめくれ上がって、股間がBの目の高さに来た。
自分の指でおまんこを広げた。
人差し指と中指が大陰唇の左右をぐいっと押し開いて、ピンクの粘膜がぬるりと晒される。小陰唇がぷるんと開いて、その奥——膣口がぱくりと口を開けている。愛液がきらきらと光って、内壁の柔らかい襞が呼吸するようにひくひくと蠕動していた。
「これがいまから童貞くんがチンポ突っ込むあーしのマンコの穴だかんね♡ 入れるとこ分かるっしょ?」
Bのチンポがびくんと跳ねた。さっき衣美里のフェラで一発射精したはずなのに、すでにガチガチに勃起して先端から汁を垂らしている。
(夢にまで見た本物のおまんこ…ハメられる…あと数分か、いや数十秒後には——俺のチンポがエミリちゃんのおまんこにハマるんだよな!?)
Bの頭の中は沸騰していた。
セックス。童貞卒業。おまんこ。生ハメ。中出し。目の前の美少女のおまんこにチンポを入れる。生のおまんこに生のチンポを——。
「挿れたい……挿れたい……」
思わず口から漏れた。Bの目が据わっている。理性が剥がれ落ちて、交尾の衝動だけが剥き出しになった少年の目。
「おけまる♡ 挿れちゃっていいよー♡」
衣美里がおまんこを開いたまま、にまっと笑った。
「あーしのマンコ超~気持ちいいって評判だかんね、期待していいっしょ♡ 腰抜かすなよ~w」
Bが衣美里の脚の間に入った。正常位。衣美里がソファーに背中を預けて脚を開いた体勢に、Bが上から覆いかぶさる。チンポの先端がおまんこの入口にぴたりと当たった。
熱い。
触れただけで分かった。おまんこの入口から立ち昇る熱と湿気が、亀頭に吸い付いてくる。ぬるっとした愛液が先端を濡らして、一ミリ押し込んだだけで膣口の肉がにゅるんとチンポを包み込もうとした。
Bが腰を進めた。
ぬちゅ——っ。
入口は思ったより抵抗があった。亀頭が膣口の肉に弾き返されそうになる。でもBは止まらなかった。腰にぐっと力を入れて、チンポを押し付ける。
ずぷ——り。
亀頭が沈んだ。膣口の狭い入口を亀頭のカリがぷくっと越えた瞬間、その先は一気だった。ずぷぷぷ、と肉を掻き分けながらチンポが奥へ奥へと沈み込んでいく。熱い。柔らかい。粘膜の全方位がチンポの表面にぴったりと吸い付いて、一ミリの隙間もなく包み込んでくる。
根元まで入った。
Bの下腹と衣美里の下腹がぺたりと密着する。チンポが衣美里のおまんこの最奥まで埋まって、亀頭の先端がこつん、と何か少し硬い箇所に触れた。
子宮口。
「童貞卒業おめでと〜♡」
衣美里がにこっと笑った。余裕の表情。おまんこの中にチンポが根元まで突き刺さっているのに、まるでアイスを奢ってもらったときみたいなカジュアルな笑顔。
「どうどう?ハメ心地 気持ちいいっしょ♡」
気持ちいい、なんて言葉では足りなかった。
おまんこの中は、Bがこれまでの人生で経験したあらゆる快感の総量をまとめて叩きつけてくるような——そういう場所だった。体温よりも明確に熱い肉壁がチンポをぎゅうっと締め付けて、粘膜のひだひだが亀頭からカリ首、竿の腹まで隙間なく擦りついている。動いてもいないのに、衣美里のおまんこが自分でくにくにと蠕動して、チンポの表面を柔らかい手のひらで揉み上げるような——。
「じゃあ、腰動かしてみよっか♡」
衣美里の声が遠くから聞こえた。
Bが腰を引いた。チンポが半分ほど抜ける。膣壁がきゅるっと名残惜しそうに亀頭に絡みついて、カリの段差をぷくっと乗り越えた瞬間にねちゃっと音が鳴った。
押し込む。
ずちゅっ。
抜く。
にゅるっ。
入れる。
ぐちゅっ。
ヘコヘコと拙い腰振り。ぎこちなくて、リズムが一定しなくて、突くたびにチンポの角度がずれる。でも——おまんこの中は、どんな角度から突かれても気持ちいい。膣肉がチンポに合わせて形を変えて、どの位置でもぎゅうっと締め付けてくる。
三回目のピストンで、こつん。
亀頭が子宮口にぶつかった。
「——っ!!」
それが引き金だった。
どびゅっ——!
射精が始まった。亀頭の先端が子宮口に押し当たったまま、精液がどぷどぷと噴き出す。尿道がびくびくと痙攣して、精管の奥から搾り出される白濁が、子宮口に向かってまっすぐ発射される。
フェラの射精とは、まるで違った。
チンポが精液を吐き出すたびに、衣美里のおまんこがきゅうっと締まって精液を飲み込む。膣壁が蠕動して、射精の一脈ごとにチンポを根元まで咥え込み直して、精液を一滴も逃さないように奥へ奥へと送り込んでいく。
本来の射精をする正しい場所。精子が辿り着くべき場所。子宮口に尿道口を押し当てて、そこに向かって精液を注ぎ続ける——生殖の本能が「ここだ」と叫んでいる場所に、Bは今、射精している。
びゅくっ、びゅくっ、びゅくっ、びゅるるるっ。
長い。フェラの時より明らかに長い。射精の波が途切れては戻り、途切れては戻りして、おまんこの奥に白い熱を注ぎ続ける。衣美里のおまんこは一射ごとに膣壁をきゅるっと絞って、精液を搾り取るように蠕動した。
「うっわ〜まだ出てる♡」
衣美里が下腹に手を当てて、にやにやと笑った。おまんこの中で射精し続けるチンポの脈動を、掌越しに感じている。
「射精長すぎっしょw 本番前に一発抜いた意味なかったじゃんw」
ようやく最後の一脈が尿道を通り過ぎて、Bの射精が終わった。チンポは衣美里のおまんこの中に埋まったまま、びくびくと残滓を吐き出している。
男に生まれてよかった、とBは思った。生まれてきてよかった。この瞬間のために生きてきた。大袈裟ではなく、本心からそう思った。
「ん〜♡」
衣美里が甘い声を出した。目を閉じて、下腹をさすっている。
「やっぱ中出しの精液が魔力に変わるときめちゃドキドキすんだよね〜♡」
衣美里の胸元——セーラー服の下で、ソウルジェムが淡い赤色の光を放った。曇っていた輝きが、少しだけ澄んでいく。精液が子宮で魔力に変換されている。ドッピュルシステムの恩恵。
「これがあるから生ハメやめらんないんだけど♡」
衣美里がBのチンポを抜かずに、おまんこの中でくるっと締め直した。精液まみれの膣壁がチンポを絞り上げて、カリの段差をぬちゅっと舐める。
Bの腰がびくんと跳ねた。射精直後のチンポに来る、鋭い快感。
——そして。
衣美里のおまんこの中で、Bのチンポがまた硬くなり始めていた。
◇ ◇ ◇
ひなのが四つん這いになっていた。
ソファーの上で膝と手のひらをつき、Aにお尻を突き出した体勢。紺のプリーツスカートがめくれ上がって、小さな尻がむき出しになっている。パンツはもう脱がされた。五枚目はない。
太腿の間から、ちっちゃなおまんこが覗いていた。さっきの69でたっぷり舐められた粘膜が赤く充血して、愛液がとろとろと太腿を伝い落ちている。膣口がひくひくと収縮を繰り返して——チンポを待っている。
ひなのの頭の中を、言葉が駆け巡っていた。
(処女卒業。セックス。生ハメ。生チンポがおまんこに入る。精液を子宮に出される。ザーメン。中出し。セックス。セックスできる——!)
顔が、にやけていた。隠しきれない。四つん這いの体勢で、お尻を突き出して、顔だけがににへら、と崩れている。金色の瞳がぎらぎらと光って、唇が半開きで、涎がうっすらと垂れている。
Bの童貞卒業式の隣で処女卒業式。女のひなのの方がよほどがっついていた。
「みゃーこ先輩、処女?」
Aの声が背後から降ってきた。
ひなのが答えるより先に、横から衣美里の声が飛んできた。
「先輩は処女だけど膜はオナニーで自分で破っちゃってるから、気遣う必要なしっしょ♡」
「余計なことは言わなくていい……!!」
ひなのが振り返って叫んだ。顔が耳まで真っ赤だ。
「なんでそんなこと知って——」
「先輩が酔っ払ったとき自分で言ってたっしょ。『処女膜なんてとっくに貫通済みだぞ、経験はないけど準備だけは万端だ』って」
「言ってない! 言ってないぞそんなこと!」
言った。去年の忘年会で、お悩み相談所のメンバーと飲んだとき(もちろんソフトドリンクだが)、酔った勢いで——いや、酔ってないのに勢いで言ってしまったのだ。化学部部長のプライドと性欲が暴走した結果の、取り返しのつかない自白。
「まっったく……いつまでその話をひっぱるんだ……」
ひなのがぶつぶつ言いながら前を向いた。お尻を突き出した四つん這いの体勢に戻る。
「こ、これは化学反応の一種だ……精子と卵子の融合反応を……身体で確認する……」
最後の化学の盾。もう紙どころか、濡れたティッシュくらいの強度しかない。
Aのチンポの先端が、おまんこに触れた。
「っ——」
ひなのの呼吸が止まった。
亀頭が膣口にぴたりと押し当てられている。男子のチンポ。太くて、硬くて、カリが張り出していて、熱い。おまんこの入口をぐにっと押し広げようとする圧力が、粘膜越しにじわじわと伝わってくる。
入る。
入る。今から、アタシのおまんこに、チンポが入る。
(始まる、セックスが始まる!)
「いくよ」
Aが腰を進めた。
ぐ——ぷ。
亀頭が膣口を押し広げた。ひなののおまんこはとにかく小さくて、Aのチンポの太さに対して入口が足りない。肉がぎちぎちと引き伸ばされて、膣口の粘膜がチンポのカリに密着する。
ずぷ、ずぷ、ずぷぷぷ——。
入っていく。チンポがひなのの膣肉をかき分けて、奥へ奥へと沈んでいく。小さなおまんこがチンポの形に押し広げられて、膣壁の全面がびっちりとチンポに吸い付いた。
さすがのAも声が漏れた。
「っ……きつ……」
ひなののおまんこが異常に締まる。実戦未経験のおまんこは指しか知らない。チンポの太さに対応する経験がなくて、膣壁が全力でチンポを締め付けている。
根元まで入った。
Aの下腹がひなのの小さな尻にぺたりと密着する。チンポが膣の最奥まで埋まって、亀頭の先端がとん——と、何かに触れた。
子宮口。浅い位置にある。ひなのの身体が小さいから、チンポの先がすぐに届いてしまう。
(——入った。せい、しと、らんしの、ゆ……ゆうご……ふ、あ、ぁ)
最後まで盾にしていた化学用語が、言葉の形を保てずに溶け崩れた。融合反応も、フィールドワークも、化学部の部長という肩書きも——チンポ一本で頭蓋の中から押し出されて、後にはただ熱い快感の塊だけが残る。
チンポが入っている。おまんこの中に、チンポが入っている。熱くて硬くて太い肉の棒が、膣壁を押し広げて、子宮口をとんと突いている。処女卒業。生ハメ。これがセックス。
口元がにやけた。もう隠す気もなかった。
——そしてAが、腰を引いた。
ずるっ。
チンポが半分抜ける。カリの段差が膣壁を擦って、粘膜をぐにっと引きずった。
突く。
ずぶっ——!
亀頭が子宮口をとんっと叩いた。
「おっ——あぐっ、ぉ、おおぉッ♡♡ はいっ、はいってぇ——ッ♡♡ ぎゃおおおおぉぉぉッ——ッ♡♡♡」
——声が、爆発した。
化学部の部長が出した声ではなかった。小学生の見た目が出す声でもなかった。高校生の少女が出す声ですらなかった。
獣の咆哮。それも——どろどろに発情したメスの。
カラオケボックスの個室に、野太くて甲高くて、けれど端々にだらしなく快楽が滲んだ絶叫が轟いた。ひなのの小さな身体から放たれたとは信じがたい音量。壁が振動した。テーブルのドリンクが波紋を刻んだ。天井のミラーボールがかたかたと揺れた。
Aが一瞬、手を止めた。
——この声は、なんだ?
だがAはヤリチンだった。戸惑いは一秒で消えて、にやりと笑みが浮かぶ。腰の動きを再開した。
「じゃあ、いくよ」
ぱんっ。
腰がひなのの尻にぶつかった。Aのチンポが膣奥まで一気に突き込まれて、亀頭が子宮口をがつんと叩く。
「おあああぁぁぁあっっ——!!」
ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ。
容赦のないピストンが始まった。ヤリチンの腰振りは拙いBとは別次元だった。一定のリズムで、深く、強く、正確に子宮口を突き上げる。カリの段差が膣壁を掻き上げるたびに、粘膜がめくれ上がるような快感がひなのの脊髄を貫いた。
「ふぎゃっ♡ おっ、おくっ——おくにあたるッ♡♡ ずんずんっ、ずんずんつくなぁぁぁーーッ♡♡」
処女が初めてのピストンを受けている。たった数回の腰振りで——。
「いっ、イッ——イグッ♡♡ はやっ、ま、まってっ、もうイグっ——イグゥゥゥゥッッ♡♡♡」
絶頂した。
挿入からほんの数ストローク。指でのアクメと同じく、あっさりと、しかし比べ物にならない規模で、ひなのの身体が痙攣した。おまんこがAのチンポをぎゅうぎゅうと万力のように締め付けて、膣壁がびくびくと脈打つ。全身の筋肉がバラバラに収縮して、四つん這いの腕が崩れ、顔がソファーの合皮に突っ伏した。
——だがAは止まらなかった。
ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ。
「ま——まっ、イッてるっ、いまイッてるんだぞッ♡♡ とめっ、とまれっ、とまれぇッ——あぉッ、ぎゃおぉッ♡♡♡」
絶頂直後のおまんこに、チンポが突き込まれ続ける。過敏になった膣壁にカリがごりごりと擦りつけられて、子宮口がとんとんとんと連打される。一回目の絶頂の余韻が引く前に、二回目の波が押し寄せてきた。
「イグッ♡ イグッ♡ またっ——またイグっ、とまらんっ、イグイグイグぅぅぅッッ——♡♡♡」
二回目。三回目。アクメが数珠繋ぎになって押し寄せてくる。一つ目の波が引く前に次が来て、次が来る前にまた次が来る。ひなのの小さな身体がぐわんぐわんと揺さぶられて、意識が明滅する。
逃げようとした。
ひなのの膝がソファーを蹴って、尻を振って前に逃れようとする。おまんこからチンポを引き抜こうと——。
Aの手が、ひなのの尻をがっしりと掴んだ。
小さな尻。掌にすっぽり収まるロリの尻を、両手でわしづかみにして引き戻す。
ずぶっ——!
「おごっ♡♡ ぉ、奥っ、奥ぐりぐりするなぁぁぁーーッ♡♡ らめっ、らめだッ、それらめだぁぁッ♡♡♡」
逃がさない。チンポがひなのの膣奥まで叩き込まれて、子宮口をぐりっとえぐった。ひなのの身体が引き戻されるたびに、ぱちんと腰がぶつかって、おまんこの中でチンポが暴れ回る。
「もうっ——もうゆるしてくれっ、おまんこゆるしてくれぇぇッ♡♡ へんになるっ、あたまへんになるぅぅぅーーッ♡♡♡」
許さない。ヤリチンのピストンは一切緩まなかった。ひなのの小さな尻を掌で固定して、腰のスナップだけでチンポを出し入れする。ぱんっぱんっぱんっ——規則正しいリズムが個室に響いて、ひなのの咆哮と二重奏を奏でていた。
五回。六回。アクメの回数がどんどん積み上がる。
ひなのの喉から飛び出す声は、半分が言葉で、半分が獣だった。「イグ」「らめ」「もっと」——快楽に溶けて崩れたメスの単語と、濁音と母音の絶叫がぐちゃぐちゃに混ざり合う。叫んでいるのか泣いているのか、よがっているのかもわからない。ロリ体型の、ちっちゃな少女の口から、ありえない音量の発情した雄叫びが噴き出し続けている。
部長の欠片が、一瞬だけ混ざった。
「くっ……これ、くらいで……アタシ……は……」
ぱんっ!
「おぎゃっーー♡♡ ばかっ、つよいっ、つよすぎるっ、らめぇぇぇッ♡♡ もっとっ——もっとよこせぇぇッ♡♡♡」
チンポの一突きで——強がりも、その本音すらも、まとめて粉砕された。
衣美里がBのチンポを挿れたまま、振り返った。
「……えーと」
隣のソファーでは、ひなのがAにバックで犯されながら、この世のものとは思えない絶叫を上げ続けている。小さな身体がぐわんぐわんと前後に揺さぶられて、緑髪がぐしゃぐしゃに乱れて、涙と涎と汗がソファーの合皮にぼたぼたと落ちている。セーラー服が肩までずり上がって、白い背中が赤く上気して、その背中がアクメのたびにびくんびくんと波打っている。
「……え、みゃーこ先輩どんだけ大声出るの……?」
衣美里がぽかんとした顔で呟いた。セックス経験豊富なギャルが、引いている。
「カラオケボックスでも外までまる聞こえっしょ……」
衣美里がふと、テーブルの上のスマホに目をやった。赤い瞳がきらんと光る。
「ちょっ、みゃーこ先輩の声やばすぎ……」
スマホを手に取った。
「これ化学教室の教材に使えるんじゃない?♡ 音波の実験っしょ♡」
「やっ——」
咆哮の隙間に、かろうじて日本語が混ざった。
「めっ——ろぉぉぉぉ!!!」
やめろ、と言いたかったのだろう。でもその「やめろ」もまた、チンポに突き上げられた衝撃でアクメの咆哮と混ざり合って、凄まじい音量で部屋に轟いた。
衣美里はスマホをそっとテーブルに戻した。
「……うん、みゃーこ先輩がこんなのだとは思わなかったわ……」
面白がりつつも、ちょっと感心したような顔。あの尊大で強がりのみゃーこ先輩が、こんな声を出すのか、と。
八回。九回。ひなののアクメが二桁に迫ろうかという頃——ようやく、Aの呼吸が変わった。
「……っ、出る」
ぱんっ、ぱんっ、ぱんっぱんぱんぱんっ——!
ピストンが加速した。ひなのの小さな尻にAの下腹が激突するたびに、ぱちんぱちんと肉が弾ける音が響く。チンポが子宮口をがつんがつんと突き上げて、膣壁がめちゃくちゃに掻き回される。
「おほぉッ♡♡ だせっ、なかにっ、あついのよこせぇぇッ♡♡ いっしょっ、いっしょにイグぞっ、イクぞぉぉぉッ——♡♡♡」
ひなのが最後の大咆哮を上げた。獣の雄叫びの底から、ねだるメスの本音がだだ漏れていた。
Aが腰を叩きつけた——。
どびゅっ——!!
精液が噴き出した。Aのチンポの先端がひなのの子宮口に密着したまま、どくどくと白い熱を叩き込んでいく。ひなのの小さな子宮に、ヤリチンの濃い精液が一脈ごとに注がれていく。
びゅくっ、びゅくっ、びゅるるっ——。
ひなのの身体が硬直した。
精液が子宮に入ってくる感覚。熱い。おまんこの中で射精されるのと同時に、子宮の内壁に精液がどぷんと注がれて——。
来た。
ドッピュルシステムの魔力変換。
精液が子宮壁に触れた瞬間、セックスの快感とは別の波が全身を貫いた。子宮の奥で何かが弾けて、背骨を稲妻が駆け上がって、頭のてっぺんから爪先まで、甘くて焼けるような快楽が全身を満たす。
「——————————っっっっっっっ!!!!!!!!」
声が出なかった。
声にならなかった。あれだけ咆哮し続けた喉が、最後の最後で音を失った。ひなのの口が限界まで開いて、目が白目を剥いて、全身の筋肉が同時に痙攣した。おまんこがAのチンポをぎゅうぎゅうと絞り上げて、子宮口がチンポの先端にちゅぷっと吸い付いて、精液を一滴残らず吸い上げようとする。
緑色のソウルジェムが、煌々と輝いた。曇りが嘘のように晴れて、エメラルドの光が部屋の中に溢れる。
(——これ、が……ドッピュル……)
理論で知っていた。座学で理解していた。でも知識なんか何の役にも立たなかった。
子宮がとろけている。精液の熱と魔力変換の快楽が混ざり合って、おまんこの中が天国みたいに気持ちいい。チンポから注がれる精液の一滴一滴が、ひなのの全身を甘い痙攣で揺さぶっていく。
(女に生まれてよかった——)
思った。溶けかけた脳味噌の底で、化学でも理論でもない、もっと原始的な場所から湧き上がってきた感情だった。
(おまんこ付いててよかった……こんなもの知らなかったら、一生損してた……)
ロリ体型のコンプレックスも、モテないひがみも、処女をこじらせた強がりも——全部、おまんこの前では意味がなかった。チンポを受け入れて、精液を子宮に注がれて、身体の芯が蕩ける快楽を教えてもらった。こんなに気持ちいいことが世の中にあったなんて。化学の教科書のどこにも書いていなかった。
涙がぼろぼろと溢れた。快楽の涙。悔しさでも悲しみでもなく、ただただ気持ちよくて、幸せで、今この瞬間に生きていることが嬉しくて——泣いていた。
ずるっ——。
Aのチンポが抜けた。
精液がどろりと膣口から溢れた。白い液体がひなのの小さなおまんこの割れ目を伝って、太腿を流れ落ちていく。
ひなのは動けなかった。顔をソファーに突っ伏したまま、尻だけを高く掲げた体勢で——ひくひくと痙攣し続けている。緑髪がぐしゃぐしゃに乱れて、涙と涎と汗で顔中がぐちょぐちょで、口からは泡混じりの息がひゅうひゅうと漏れている。
金色の瞳は、もうどこも見ていなかった。
◇ ◇ ◇
しばらく経った。
テーブルの上に並んだドリンクバーのコップに氷が溶けて、結露がぽたぽたと垂れている。カラオケのモニターはいつの間かスクリーンセーバーに切り替わっていて、青い光が無人の画面をゆるゆると漂っていた。
個室の中には、四人分の汗と愛液と精液の匂いが充満している。
「じゃーあ♡」
衣美里がコップのメロンソーダをずずっと吸い上げて、声を上げた。
「パートナーチェンジしよっか♡ あーしがハメ友くん、みゃーこ先輩が童貞くん♡」
Aと衣美里が顔を見合わせた。ハメ友同士の阿吽の呼吸。
「やっぱりエミリちゃんのおまんこ気持ちいいわ」
「でしょでしょ♡ ハメ友くんのチンポも相変わらずいい形してんね♡」
二人はもう動き始めていた。ソファーの上で衣美里がAに背を向けて腰を落とす。背面座位。Aのチンポが衣美里のおまんこにずぷりと沈み込んで、衣美里が「んっ♡」と甘い声を漏らした。
次の瞬間、対面座位に組み替わる。衣美里がAの膝の上にまたがって、腰をくねらせながらチンポを出し入れする。余裕の笑み。慣れた相手との慣れたセックス。テンポよく体位を変えながら、まるでダンスでも踊るように軽やかに腰を動かしていた。
ぐちゅっ、ぬちゅっ、ぱんっ。
セックス上級者ペアの水音が、個室に響く。
その光景を——処女卒業したてのひなのと、童貞卒業したてのBが、並んで見ていた。
ひなのはソファーの端で膝を抱えている。さっきの大絶叫で喉がガラガラになっていて、顔はまだ涙と涎の跡がうっすらと残っている。紺のセーラー服は汗でぺたりと肌に張りついて、スカートの裾から覗く太腿の間を精液が伝い落ちていた。
Bはひなのの隣で、放心したような顔をしている。衣美里に童貞を卒業させてもらった余韻がまだ残っていて、ぼんやりとAと衣美里のセックスを眺めていた。
衣美里がAの上で腰を回す。騎乗位に切り替わって、ぱんぱんぱんっと軽快なリズムでチンポを出し入れする。スカートの裾がふわりとめくれるたびに、Aのチンポが衣美里のおまんこに出入りする結合部が見えた。
「……すごいな」
ひなのがぽつりと呟いた。金色の瞳が、二人の結合部に釘付けになっている。
あんなに自由自在に腰を動かせるのか。あんなに気持ちよさそうに声を出せるのか。あんなに——楽しそうにセックスできるのか。
衣美里の身体が前後に揺れるたびに、金髪のツインテールがさらさらと流れて、赤いリボンが踊る。赤い瞳は潤んでいるけれど涙ではなくて、快楽の熱を含んだ艶のある輝きだった。
(アタシもあんなふうに——)
ひなのの手が、無意識に自分の股間に伸びた。スカートの裾をたくし上げて、精液がまだ垂れているおまんこに指を当てる。Aの精液でぬるぬるになった膣口に指を一本差し込んで、くちゅっと音を立てた。
隣で——Bのチンポが、勃起していた。
ベテランペアのセックスを見て興奮したのだ。さっき衣美里に二発射精したばかりなのに、チンポはまたぱんぱんに膨れ上がっている。亀頭が赤黒く怒張して、先端から先走り液がとろりと垂れていた。
ひなのの視線がBのチンポに吸い寄せられた。
Bの視線がひなののおまんこに吸い寄せられた。
目が合った。
——弾かれるように、二人は互いの身体に手を伸ばした。
「っ——入れて……入れてくれ……!」
ひなのが仰向けにソファーに倒れ込んだ。自分でスカートをたくし上げて、脚を開く。Bが覆いかぶさるようにひなのの上に乗った。正常位。チンポがおまんこの入口に当たる。
ずぷっ——。
入った。
「あ——ぁ……っ」
ひなのの喉から、さっきとは違う声が漏れた。咆哮ではなく——感嘆。
(さっきの……と全然違う……!)
Aのチンポとは明らかに違う感触だった。
さっきのAは、太くて、カリが張っていて、子宮口をがつんがつんと殴りつけてくる暴力みたいなチンポだった。でも今おまんこに入ってきたBのは——もっと細くて、擦れる段差がまろやかで、膣壁を優しく撫でながらするすると奥へ進んでくる。殴られるんじゃなくて、宥められている。同じ「チンポが入る」でも、こんなに感触が違うのか。
太さも。形も。突き方も。全然違う。
(二人目のチンポ……アタシ、もう二人目のチンポ入れてる……!)
おまんこが、「違い」を感じ取っている。さっきまでAのチンポの形に慣らされていた膣壁が、今度はBのチンポの輪郭をなぞり直すように締まり方を変えた。処女から、二人のチンポを知った女への——小さな進化。
「二人目のおまんこ……っ」
Bもまた、衣美里のおまんことの違いを感じていた。衣美里のおまんこは経験者らしい柔らかさでチンポを包み込んでいたが、ひなののおまんこは全面がきゅっと締まって、チンポの形に沿ってぎちぎちと密着してくる。処女卒業したてのおまんこ。チンポの扱い方を知らない膣壁が、全力で絞りにかかっている。
「みゃーこ先輩の……めちゃくちゃ、きつ……っ」
「お、お前のも……さっきのと全然、違……あぁっ!」
Bが腰を動かした。ヘコヘコと拙いピストン。でもひなのにとっては——Aの容赦ないピストンに比べれば、ずっと優しくて、ずっと自分のペースで感じられるセックスだった。
でも。
童貞の弱点が、ここで発動した。
「あっ——やば——みゃーこ先輩きつすぎ——出る——!」
早い。あまりにも早い。挿入からほんの数ストロークで、Bのチンポが限界を迎えた。ひなのの小さなおまんこの締め付けに、早漏の童貞チンポは無力だった。
どぷっ——!
Bが射精した。ひなのの膣奥に精液が叩きつけられる。子宮口にどくどくと白い熱が注がれて、ひなのの下腹がじわりと熱くなった。
「あ……ぅん……っ」
気持ちいい。でも——正直に言えば、物足りなかった。Aに何度もアクメさせられた後のひなのの身体は、もっと長く、もっと激しく突かれることを覚えてしまっている。数ストロークで終わるセックスでは、快感の頂まで登りきれない。
——しかし。
Bのチンポが、抜けなかった。
射精したのに——膣の中で、硬いままだ。
「……え?」
ひなのが目を見開いた。おまんこの中で脈打つチンポの存在感が、萎えるどころか増している。
Bが腰を動かした。射精直後に、ピストンを再開した。
「もう一回——もう一回いけます——!」
回復力の化け物。衣美里のフェラの後も、童貞卒業の後も、一度も萎えなかったあの異常な回復力が——ここで本領を発揮した。
ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ——!
精液まみれのおまんこに、チンポが出し入れされる。ぐちゅぐちゅと卑猥な音が響いて、さっき射精したばかりの精液がひなのの膣口から泡になって溢れ出した。
「ひぃっ——あっ——またっ——!」
ひなのの背中がびくんと跳ねた。射精したばかりのはずのチンポが、萎えるどころか膣の中でまた芯を持ち直していく。その脈動が、次の一発の予告みたいにおまんこの壁を叩いた。
Bがひなのの身体を折りたたんだ。小さなひなのの両脚を持ち上げて、膝を胸に押し付ける。種付けプレスの体勢。Bの体重がひなのにのしかかって、チンポが真下に向かって膣奥を突き上げる。
ずぶっ——!
「あぎゃっ♡♡ そこっ、こんこんっ、こんってつくなぁッ♡♡」
子宮口に亀頭が直撃した。ひなのの喉から、再び咆哮の片鱗が飛び出す。
Bの腰が猛烈に動いた。短い射精間隔を生かして、射精→即ピストン→射精→即ピストンのサイクルを回す。一発一発の持久力は数ストロークだが、それが間断なく繰り返される。
どぷっ——!
二発目の射精。ひなのの子宮に精液が叩きつけられる。ドッピュルシステムの魔力変換がまた来て、ひなのの背骨を甘い電流が走った。
びくんっ——。
「っぁ——ぁぁ——!」
チンポが抜けない。射精したのにそのままピストンが続く。ぐちゅぐちゅと精液が泡立つ音の中で、三発目が装填されていく。
どびゅるっ——!
三発目。間を置かずに四発目。短いスパンで来る射精のたびに、精液→魔力変換の快感がひなのの子宮を波状攻撃した。一発ごとにソウルジェムのエメラルドの光が明滅して、ひなのの身体が甘い痙攣に震える。
「あっ♡ また出たっ、なかでびゅくびゅくいってるっ——とろけるっ、とろけるぅぅッ♡♡♡」
Aの一撃必殺型とは正反対の——Bの連射型。一発は軽いけれど、途切れなく降り注ぐ精液の弾幕が、ひなのの子宮を休みなく蕩かし続けた。
小さな子宮は、もう受け止めきれなくなっていた。
注がれる端から溢れて、行き場をなくした精液が結合部の隙間からごぷりと逆流する。ひなのの下腹が、内側からじわじわと温かい液体で満たされていく感覚。子宮そのものが精液のプールになって、Bが突き込むたびにちゃぷちゃぷと中で音を立てている——そんな錯覚さえした。膣の浅いところまで白濁が押し戻されて、次の一突きでまた奥へ攪拌される。
(おなかのなか……せいえきでいっぱい……)
量に呑まれていた。回数ではもう数えられない。ただ、体の芯がずっと生温かいもので浸されている多幸感だけが、絶え間なく続いている。
五発目が射精されたとき、ひなのはもう数えることをやめていた。
◇ ◇ ◇
カラオケボックスの個室が、揺れていた。
ぱんっぱんっぱんっぱんっ——。
二重に響く肉の衝突音。二組のペアが同時にラストスパートに入っていた。
A×衣美里。種付けプレスの体勢。Aが衣美里の脚を抱え上げて、真上からチンポを叩き込んでいる。衣美里のプリーツスカートがくしゃくしゃに捲れ上がって、結合部から精液混じりの愛液が泡になって溢れていた。
B×ひなの。こちらも種付けプレスのまま。Bが何発目かの射精に向かって、短いストロークでチンポを出し入れしている。ひなのの小さな身体が折りたたまれて、膝が胸に押し付けられた体勢。
部屋中に、ぱんぱんという音が二重に重なって、壁を震わせている。
空気が熱い。四人の吐息と汗と愛液と精液の匂いが混ざり合って、個室の中は蒸し風呂みたいなむわっとした熱気に包まれていた。テーブルのドリンクは氷がすべて溶けて、コップの外側にびっしりと水滴がついている。
お互いの性器の粘膜を擦り合わせる快楽に、ただひたすら没頭する四人。
——波が、来る。
ひなのの喉が震えた。
さっきまでの野獣の咆哮とも、種付けプレスの悲鳴とも違う——腹の底から持ち上がってくる、途方もなく大きな波の予感。おまんこの奥で何かが収束していく。チンポが突き込まれるたびに、その収束点にエネルギーが溜まっていく。
「あ——あ、あぁ——来る——何かっ——来るぅ——!」
Bのピストンが速まった。射精の予兆。チンポがぱんぱんに膨れ上がって、亀頭がひなのの子宮口をとんとんと叩いている。
隣では——。
「あっ、やば……」
衣美里の声が震えた。今日初めて。
赤い瞳が見開かれて、唇が半開きになっている。余裕のギャルの笑みが——ほんの少しだけ、崩れた。
「これ、マジのやつ……♡♡」
衣美里の顔に浮かんでいるのは、恐怖でも混乱でもなく——ドキドキを全力で楽しんでいる表情。来る。来る。ものすごいのが来る。それを待ち構えて、両手を広げて迎え入れようとしている顔。
Aの息が詰まった。衣美里のおまんこがぎゅうっとチンポを締め上げて、射精の引き金を引きにかかっている。
四人の呼吸が、ひとつに重なった。
——ひなのの咆哮が、火をつけた。
「イッ、イグッ、くるっ、でっかいのくるぞぉぉぉーーッ♡♡♡ いぐっ、イグイグイグぅぅぅぅーーーッッ♡♡♡」
部屋が震えるほどの大絶叫。ひなのの身体がびくんと硬直して、おまんこがBのチンポを万力のように締め付けた。
Bが耐えきれなかった。
「出っ——!」
どびゅっ——!
ひなのの絶叫に引きずられるように、Bが射精した。何発目かもわからない精液が、ひなのの子宮にどくどくと注ぎ込まれる。
衣美里の赤い瞳が潤んだ。
「あっ♡♡ き、きた——これマジ……マジで……ぁ、すきっ……すきなやつぅ……♡♡♡」
ギャルの早口が、最後の一瞬だけ素の甘え声に溶けた。煽りも余裕の笑みも引っ込んで、こぼれたのは——とろけきった女の子の本音。
衣美里の身体がぶるっと震えた。おまんこの中でAのチンポをきゅるっと絞り上げて——衣美里が絶頂した。余裕の中の快楽。ドキドキの頂点。仮面は崩れきらない。けれど一秒だけ、その奥の素顔がちらりと覗いて、すぐにまたいつもの笑みが上書きしていった。
Aの腰が叩きつけられた。
どびゅるっ——!
最後のピースが嵌まった。Aが衣美里のおまんこに射精する。精液が子宮に叩き込まれて、衣美里のソウルジェムが赤い光を放った。
四つの声が、別々の音色のまま重なった。
「イグっ、いまイグっ、いっしょにイグぞぉぉぉーーッ♡♡♡」——ひなのの、獣じみたメスの大絶叫。
「イッ……くぅ……♡♡」——衣美里の、甘く溶けた嬌声。
「く——っ……!」——Aの、奥歯を噛んで押し殺した呻き。
「あっ、出る、出ますっ——!」——Bの、上ずった短い叫び。
四人の身体が同時に痙攣した。野獣の咆哮と、ギャルの甘え声と、男たちの呻きが、ひとつに溶けることなく——それぞれの音程のまま折り重なって、カラオケボックスの個室を満たし、天井のミラーボールをびりびりと震わせた。
互いの性器を密着させたまま、尻をびくびくと震わせながら精液を注ぎ込む二組のペア。ひなののおまんこからは白い泡がぶくぶくと溢れ、衣美里のおまんこからは精液がとろりと太腿を伝っていく。
エメラルドと、ルビー。二つのソウルジェムが同時に輝いて、薄暗い個室を緑と赤の光で満たした。
やがて——静寂が降りた。
四人の荒い息遣いだけが、精液と愛液と汗の匂いが充満した部屋に響いている。
◇ ◇ ◇
「じゃ、最後にもう一回チェンジして、最初の相手に戻しまーす♡」
衣美里がけろりとした顔で宣言した。
さっき四人同時に絶頂したばかりだというのに、このギャルはもうメロンソーダを飲みながら次のセッションを仕切っている。頬は紅潮しているし、太腿の間には精液が光っているが、テンションは合コン開始時とほぼ変わらない。
「ハメ友くん×みゃーこ先輩、童貞くん×あーし♡ 最初のペアに戻って、スパルタ教育タ〜イム♡」
「スパルタ……?」
Bが引きつった顔で聞き返した。衣美里がにまっと笑う。
「うん♡ セックスの先輩の仕上げ、見せてあげるね♡」
衣美里がBの前に立った。Bはソファーに座ったまま——チンポは、もう勃っている。何度射精しても萎えない異常回復力。ぱんぱんに張った亀頭が、衣美里を見上げている。
衣美里がBのチンポに屈み込んだ。精液と愛液でぐちゃぐちゃに汚れた竿を、ぱくりと口に含む。
「んっ♡ みゃーこ先輩のおまんこの味がする♡」
じゅるっ、ちゅぷっ。
ひなのの愛液とBの精液が混ざった味を楽しむように、舌で亀頭をねぶり回す。あっという間にチンポが限界まで硬くなって、先走り液が舌の上にとろりと垂れた。
「まだ出しちゃダメ♡」
衣美里がチンポから口を離した。唾液の糸がきらりと光る。
立ち上がって、Bの上に跨った。しゃがみ騎乗位の体勢。スカートの裾がBの太腿に触れて、衣美里のおまんこがチンポの真上に来る。愛液がぽたりとチンポの先端に落ちた。
「ここからは本気でいくかんね♡」
ずぷっ——。
一気に腰を落とした。Bのチンポが衣美里のおまんこに根元まで呑み込まれる。
「っ——!」
Bの腰がびくんと跳ねた。衣美里のおまんこが、さっきまでとは違う——ぎゅるっとチンポ全体を絞り上げるような締め方で収縮した。
チンポの弱点を知り尽くした百戦錬磨の十三歳ギャルおまんこ。
衣美里の腰が動き始めた。
ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ——!
速い。Bの拙い腰振りとは比較にならない。しゃがみ騎乗位の体勢から、太腿のバネだけでチンポを出し入れする。腰を持ち上げるたびに膣壁がチンポを扱き上げて、落とすたびに子宮口が亀頭をぱくっと咥え込む。
「ひっ——エミリちゃ——速——!」
Bの声が裏返った。衣美里のおまんこが本気を出している。経験者の技。チンポの弱点——カリの裏側を、膣の入口の狭い部分でぎゅっぎゅっと擦りつける。狙い撃ち。
十秒ともたなかった。
「出っ——出るっ——!」
どぷっ——!
Bが射精した。衣美里のおまんこの中に精液がどくどくと注がれる。
——だが、衣美里のピストンは止まらなかった。
ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ!
「ひぎゃっ——!? ちょ、今出したばっか——!」
「あーしがイクまで終わんないから♡」
いたずらな笑み。射精直後の過敏なチンポを、容赦なくおまんこで扱き続ける。亀頭が膣壁に擦られるたびに、快感と痛みの境界を行き来する鋭い刺激がBの脊髄を駆け上がった。
でも——Bのチンポは萎えない。射精しても数秒で硬さを取り戻して、衣美里のピストンに応えるように脈打ち始める。
「やっぱバグってるわ、このおちんちん♡」
衣美里が嬉しそうに笑った。回復力の化け物 vs スパルタ騎乗位のぶつかり合い。射精してもすぐ復活するBと、その復活を待たずにピストンを続ける衣美里。
びゅくっ——!
また射精。衣美里はチンポを抜かない。精液まみれのおまんこでそのまま腰を振り続ける。
どびゅっ——!
また。
びゅるるっ——!
また。
Bの目が白くなりかけている。射精の快感と直後の過敏さが交互に押し寄せて、頭の中がぐるぐると回っている。でもチンポは萎えない。衣美里のおまんこの中で律儀に勃起を維持して、射精のたびに精液を供給し続ける無限機関。
ふと、衣美里が腰の動きを止めた。
「見て見て~♡」
繋がったまま上体を少し引いて、自分の股間を指差す。人差し指と中指を結合部の左右に添えて、大陰唇をくぱっと押し広げた。精液まみれのチンポが、ぱっくり開いたおまんこにずっぷりと突き刺さっている様子が、Bの目に丸見えになる。
「ハマってるとこ丸見えっしょw 自分のチンポがあーしのマンコに刺さってるとこ、よく見とき♡」
Bが顔を上げた。自分のチンポが少女の膣口を限界まで押し広げて、根元まで呑み込まれている光景——その卑猥さに、竿の芯がずくんと疼く。
衣美里がにやっと笑って、ゆっくりと腰を浮かせていった。
ずるるっ……。
精液を巻き込みながら、チンポが膣から抜けていく。カリの段差が膣壁を引きずって、ぬちゃぬちゃと糸を引く。あと少しで完全に抜ける——その寸前で、衣美里は動きを止めた。亀頭のカリだけが、かろうじて膣口に引っかかっている状態。
そこから、小刻みに腰を上下させ始めた。
くちゅ、くちゅ、くちゅっ♡
亀頭だけを膣口で咥え直しては、また浅く抜く。入口のいちばん敏感な部分だけで、亀頭のくびれをぬぷぬぷとしゃぶるような、焦れったい浅瀬の出し入れ。
「先っぽだけ入り口で出し入れすんの、いちいちヌケそうになって気持ちいいっしょ~?♡」
Bが歯を喰いしばって、ガクガクと頷いた。奥まで突きたいのに突けない。抜けそうで抜けない。膣口の狭い輪っかが、亀頭の一番弱い場所だけを執拗に舐め回してくる。焦らしと快感がないまぜになって、下腹の奥がじりじりと灼けた。
「あーしのマンコの感触、一生忘れないようにチンポに刻みつけてこ?♡」
忘れられるわけがなかった。この締めつけも、この熱も、この焦らし方も。衣美里のおまんこの形は、もうBのチンポに焼き印みたいに刻み込まれている。この先どんな女を抱いても、きっと今日のことを思い出す。
「んじゃ、また奥までご招待~♡」
衣美里が、一気に腰を落とした。
ずぶずぶずぶっ——♡
浅瀬で焦らされていた亀頭が、熱い膣肉の沼をずぶりと割って、一息に最奥まで沈んでいく。ぬかるんだ粘膜が四方八方から亀頭を包み込んで、子宮口がぱくりと先端に吸いついた。
「——っ、あ……」
Bの背筋が、甘い痺れで反り返った。この中でなら、永遠に射精し続けられる気がした。何発出しても、何度搾り取られても、このおまんこの中に埋まっていられるなら、それでいい——溶けかけた頭で、そんなことを本気で思った。
「あーしがイクまで、もうちょっと頑張ってね♡」
衣美里がBの胸に手を置いて、体重をかけた。腰の動きがさらに速まる。しゃがみ騎乗位のぱんぱんぱんという音が、もう片方のペアの音と重なって部屋中に響き渡った。
——もう片方のペア。A×ひなの。
Aがひなのを抱え上げていた。
フルネルソン。背後からひなのの両腕を自分の腕で拘束して、頭の後ろで手を組む。ひなのの身体が宙に浮いた。小さな足がぶらぶらと揺れて、床に届かない。
その体勢のまま——Aのチンポが、下からひなののおまんこに突き刺さっている。
「ぁ——ぁぁ——にげっ——にげらんな——」
ひなのの声はもう完全にガラガラだった。何度も咆哮し続けた喉が限界を迎えて、声が掠れている。
逃げ場がない。フルネルソンの体勢では腕も動かせない。脚は宙に浮いている。おまんこからチンポを引き抜くことも、身体をよじることもできない。Aの腕の中に完全に拘束されて、チンポを受け入れるしかない体勢。
ぱんっ——!
Aが腰を突き上げた。下からチンポが膣奥をえぐり上げて、子宮口をがつんと突く。
「ひっ、ぉッ♡♡ うえからっ、ずどんってぇぇッ♡♡ おちるっ、おまんこのおくまでおちるぞぉぉぉーーッ♡♡♡」
咆哮。掠れた喉から絞り出される、それでも凄まじい音量の絶叫。ひなのの小さな身体がAの腕の中でがくがくと痙攣して、足がばたばたと空を蹴った。
ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ——!
Aのピストンは容赦がなかった。ひなのの体重を利用して、重力でチンポに叩き落としている。腰を突き上げるたびにひなのの身体がぽんっと浮いて、落ちた瞬間にチンポが根元まで突き刺さる。
「あがっ、ひぃッ♡♡ もうっ——もうゆるしてくれっ、イキすぎてっ、こわれるっ、アタシこわれるぅぅッ♡♡♡」
許しを請っている。泣き笑いながら。でもおまんこは——アクメするたびにAのチンポをきゅうきゅうと締め付けて、離そうとしない。口は「許して」と言っているのに、おまんこは「もっと」と言っている。
ひなのの身体から、液体が飛んだ。
ハメ潮。
アクメのたびにおまんこからぴゅっぴゅっと透明な液が噴き出して、ソファーの上にぼたぼたと落ちていく。靴下が愛液と潮でぐっしょりと濡れて、足首から滴が垂れた。
「むりっ、むりだぁッ♡♡ イッてるおまんこっ、ずこずこするなっ、しぬっ、きもちよくてしぬぅぅぅーーッ♡♡♡」
ひなのの脳みそは確実に溶けかけていた。アクメの波が途切れず押し寄せて、意識が明滅している。金色の瞳が焦点を結んだり失ったりを繰り返して、涙と涎と汗で顔中がぐしゃぐしゃだった。
——二組のスパルタセックスが、並走している。
衣美里のスパルタ騎乗位でBが何度も射精させられる音。ひなのがフルネルソンで咆哮を上げ続ける音。ぱんぱんぱんという肉の衝突音が二重に重なって、精液と愛液と潮の匂いが個室の空気を完全に支配していた。
Aの呼吸が荒くなった。ひなののおまんこがアクメのたびに異常な締め付けでチンポを絞り上げてくる。もう何回目のアクメかもわからない。十五回。二十回。数えることに意味がないほど、ひなのの身体は痙攣し続けていた。
絶頂し続け狂ったように痙攣を繰り替えしハメ潮を撒き散らす幼膣を突き続けては、さしものAにも限界が訪れる。
「——出すぞ」
Aの声が低く落ちた。
ぱんっぱんっぱんぱんぱんっ——!!
最後の猛ピストン。フルネルソンの体勢のまま、ひなのの身体をチンポに叩きつける。子宮口にがつんがつんがつんと亀頭が激突して、膣壁がめちゃくちゃにかき回される。
「いぐっ、いぐいぐっ、ぎゃおおおッ♡♡ だせっ、ぜんぶだせっ、アタシのおくにぶちまけろぉぉぉーーーッッ♡♡♡」
ひなのが最後の大咆哮を上げた。言葉は半分溶けて、原始の獣の叫びと、よがり狂うメスの嬌声が、どろどろに混ざり合っている。
どびゅるるるっ——!!
Aが射精した。ひなののおまんこに、今日二発目の精液をどくどくと叩き込む。子宮口に尿道口を密着させたまま、腹の奥から搾り出すような射精。
ひなのの身体がびくんっと硬直した。精液が子宮に注がれる感覚と、ドッピュルシステムの魔力変換が同時に来て——。
「——————————ッッッ!?!?♡♡♡」
声が消えた。
声にならない絶頂。口が限界まで開いて、目が白目を剥いて、全身が同時に痙攣する。Aの腕の中で、小さな身体がびくんびくんと跳ね続けた。
——隣のソファーでは。
「あ~っ♡♡ きっ~~きたきたきた——♡♡」
衣美里がピストン騎乗位の末に絶頂していた。Bのチンポを根元まで咥え込んだまま、腰をぐりっと回して——「あ〜、イッちゃった♡」と、まるでゲームをクリアしたみたいな軽さで達している。さっき一瞬だけこぼれた素の甘え声は、もうどこにもない。快楽はちゃんと受け止めながら、それを「楽しい遊び」として味わう余裕の笑み。ドキドキを追い求めるギャルの仮面は、しっかりと元通りに被り直されていた。
Bがまた射精した。もう何発目か数えることすら放棄している。衣美里のおまんこに精液を注ぎながら、Bは天井のミラーボールを見つめて——意識が遠のきかけていた。
二組のセックスが、ほぼ同時に終幕した。
Aがひなのの拘束を解いた。小さな身体がずるりとAの腕から滑り落ちて、ソファーの上にくたりと崩れる。おまんこからチンポがずぽんと抜けて、精液がどろどろと膣口から溢れた。
衣美里がBのチンポから腰を上げた。ちゅぽっ♡と音がして、結合部から精液の糸が伸びて切れた。衣美里のおまんこからも、白い液体がとろりと太腿を伝い落ちていく。
カラオケボックスの個室には、四人分の精液と愛液と潮と汗の匂いが充満していた。ソファーの合皮は体液でてかてかに光っていて、床にも愛液の水滴がぽたぽたと落ちている。
ひなのは動けなかった。ソファーの上で大の字に倒れて、ひくひくと痙攣し続けている。紺のセーラー服は汗と体液でぐしゃぐしゃ、緑髪はぺたりと額に張りつき、金色の瞳は半開きで焦点を失っている。おまんこからは精液がとめどなく流れ出して、太腿の内側をどろどろに汚していた。
絶叫のしすぎで喉がガラガラ。絶頂のしすぎで全身がガクガク。ザーメンまみれでボロボロ。
——でも。
その顔は、極楽をさまよっているみたいに——幸せそうだった。
◇ ◇ ◇
AとBが個室を出ていった。
ドリンクバーにおかわりを取りに行くと言っていたが、たぶんもう戻ってこない。少年たちの足取りはふらふらで、Aは無言のまま額の汗を拭い、Bに至っては壁に手をついて、一歩ごとに膝を震わせながら歩いていた。ドアを出る直前、Bが空になった睾丸のあたりを押さえて、青い顔で小さく呻いたのが見えた。衣美里のスパルタ騎乗位で何発搾り取られたのか、本人ですら覚えていないだろう。金玉が空っぽになるまで搾られた男の背中は、まるで戦場から帰ってきた敗残兵みたいだった。
「処女卒業」だの「童貞卒業」だのと少年たちは息巻いていたが、蓋を開けてみれば——満足しきってけろりとしているのは女二人で、腰を抜かして抜け殻になったのは男二人の方だった。狩る側と狩られる側が、いつの間にか入れ替わっている。
個室に残されたのは、二人の少女。
衣美里がソファーから立ち上がった。スカートの裾を軽く直して——太腿の間からは精液がまだ垂れているが、気にする素振りもなく——テーブルの上のスマホを手に取った。
「みゃーこ先輩」
ひなのはソファーの上で大の字に倒れたまま、ぴくりとも動かない。
「みゃーこせーんぱい♡」
「……ぁ?」
かろうじて声が出た。ガラガラ。野獣の咆哮を何十回と繰り返した喉は完全に潰れていて、もはや囁き声しか出ない。
「記念撮影しよ♡」
衣美里がひなのの腕を引っ張った。ぼろ雑巾のような身体が、ずるずるとソファーの端まで引きずられていく。
「ほら、座って座って♡ 脚開いて♡」
衣美里がひなのをソファーに座らせた。背もたれに寄りかからせて、脚を開かせる。ひなのの小さなおまんこが晒された。割れ目から精液がどろりと溢れ続けていて、膝の裏まで白い筋が伝っている。
衣美里がひなのの隣に座った。同じように脚を開く。赤系チェックのスカートがめくれ上がって、衣美里のおまんこも露わになった。こちらも精液がたっぷりと詰まっていて、大陰唇の合わせ目から白い液体がとろりと垂れている。
二人並んで座って、大股を開いて、ザーメンが溢れるおまんこを見せつける体勢。
衣美里がスマホを掲げた。インカメラ。画面に二人の顔と、開いた脚の間が映っている。
「はい、ちーず♡」
衣美里がピースサインをした。赤い瞳がきらりと光って、にっと笑う。汗で張りついた金髪のツインテールが肩にかかって、頬はまだうっすらと紅潮している。でもテンションは変わらない。けろっとしている。
ひなのは——。
心ここにあらず、という感じだった。金色の瞳は半開きで、まだ快楽の余韻をさまよっている。緑髪がぐしゃぐしゃに乱れて額に張りつき、涙と涎の跡が頬に残っている。紺のセーラー服は汗と愛液と精液でどろどろ。脚は膝から下まで体液にまみれて、もう何がどこを汚しているのかもわからなかった。
でも——衣美里がスマホを構えた瞬間、ひなのの唇が微かに動いた。
にへら、と。
壊れかけた笑みが、ほんの少しだけ——幸せの形に歪んだ。
ぱしゃり。
「みゃーこ先輩、生ハメ合コン来てよかったっしょ?♡」
衣美里がスマホの画面を確認しながら聞いた。ひなのは答えない。まだ余韻の中にいる。
数秒の沈黙。
カラオケのモニターからスクリーンセーバーの青い光がゆらゆらと漂って、精液と愛液の匂いが充満した個室に、二人の少女の呼吸だけが響いている。
ひなのがゆっくりと口を開いた。
ガラガラの、潰れた声。
「……また、やってもいいか?」
衣美里が顔を上げた。
ひなのの金色の瞳が、衣美里をまっすぐに見ていた。さっきまでの焦点の合わない虚ろな目ではない。ぎらぎらと光る、欲望の目。化学部の部長の仮面なんてとっくに粉砕されて、非モテの強がりも吹き飛んで、残ったのは——セックスの快楽を知ってしまった、一人の女の目だった。
処女が、生ハメ合コンの味を覚えてしまった瞬間。
衣美里がにやっと笑った。
「だーからー♡ 言ったっしょ♡」