※この作品はR-18です。

搾精都市神浜~魔法少女たちのエッチな短編集~   作:黒蓮/クロハス

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梨花れん ~ふたなりビーチセックス~

 深夜二時。五十鈴れんの部屋は、カーテンの隙間から差し込む街灯のわずかな明かりだけが床を細く照らしていた。

 

 枕元のスマートフォンには、梨花からのメッセージが表示されたままになっている。

 

『明日めっちゃ楽しみ~!! れんちゃん水着もう決めた?♡』

 

 可愛いスタンプが三つ並んだその画面を、れんはもう何十回と見返していた。何十回見ても心臓が跳ねる。明日——正確にはもう今日、梨花と二人で海に行く。

 

 デートだ。

 

 梨花はきっと「デート」なんて意識していない。いつものように「遊びに行こ~!」と誘ってくれただけ。でもれんにとっては——好きなひとと二人きりで、水着で、海。それはどうしたって、デートという言葉以外では形容できない。

 

 布団の中で膝を抱え、れんは自分の下腹部に視線を落とした。

 

 パジャマの薄い生地の下で、それは既に硬くなっている。梨花のメッセージを見返すだけで、考えるだけで、すぐにこうなる。魔法少女になった日から——いや、ずっと前から? もう思い出せないくらい、この身体は「そういうふう」にできていた。

 

 ——明日、もし。

 

 水着の下でこれが勃ってしまったら。

 

 想像するだけで血の気が引く。梨花の前で、硬くなったおちんちんの形が水着から浮き出てしまったら。気持ち悪い、と思われたら。せっかくれんのことを受け入れてくれている梨花に、嫌われてしまったら。

 

 ——枯らすしかない。

 

 今夜のうちに、全部出し切る。朝までに一滴も残さない。そうすれば明日、梨花の前で恥をかかなくて済む。

 

 れんはゆっくりと布団を剥いだ。パジャマのズボンをずり下ろすと、ぱちん、と弾けるようにして硬くなったチンポが飛び出した。夜の冷えた空気に触れて、びくりと竿が震える。先端はもう濡れていた。梨花のことを考えていただけで、透明な液がぷっくりと鈴口に膨らんでいる。

 

 ——恥ずかしい。こんな、すぐ反応して。

 

 でも今夜はそんなことを気にしている場合じゃない。れんは意を決して右手を伸ばし、自分のチンポを握った。

 

 ひんやりした指が熱い幹に触れた瞬間、腰の奥がずきんと疼いた。

 

「っ……ん」

 

 小さく漏れた声を慌てて唇を噛んで止める。隣の部屋には両親が寝ている。絶対に聞かれてはいけない。

 

 ぎゅ、と握り込んで、ゆっくりと上下に動かす。乾いた掌と敏感な肌が擦れるざらついた感触。けれど先端から垂れた我慢汁がすぐに指の隙間を濡らし、ぬるりと摩擦が滑らかに変わった。

 

 にゅるっ、くちゅっ。

 

 静まりかえった部屋に、粘りのある湿った音が響く。れんは歯を食いしばった。——声を出すな。音を立てるな。でも手は止められない。

 

 頭の中には梨花がいた。

 

 ——梨花ちゃんの、笑った顔。こっちを振り向いて、金髪のツインテールが揺れる。日焼けした肌。短いスカートから覗く太腿。体育のあと、制服に着替えるとき隙間から見えた下着の色。

 

 ぐちゅ、ぐちゅっ、ぐちゅっ。

 

 手の動きが速くなっていた。握る力が強くなる。先走りが手の甲まで伝い、シーツに細い糸を引いて垂れた。チンポ全体がてらてらと光って、部屋の薄明かりに淫らに濡れている。

 

 ——梨花ちゃんの指だったら。梨花ちゃんがここを触ってくれたら。

 

 呼吸が浅く乱れる。歯の隙間から息が漏れて、掠れた喘ぎになる。握り込んだ右手は自分のものなのに、妄想の中では梨花の細い指に置き換わっていた。

 

「んっ、ぁ……、ふ、っ……」

 

 下腹の奥がきゅうっと引き攣る。精液が迫り上がってくる感覚——もう何度も経験しているのに、毎回身体が勝手にびくついて怖くなる。止められない。止まらない。

 

 にちゅっ、くちゅくちゅくちゅっ——。

 

 右手を根元から先端まで一気にしごき上げた。

 

「——っぁ、あ、っ——」

 

 びゅるっ。

 

 最初の射精は、勢いよく飛んだ。白い精液がシーツの上を跳ね、パジャマの裾を汚し、一筋は顎の下まで届いた。続けてびゅくっ、びゅくっ、と二発、三発。握りしめた拳の中でチンポが脈打つたびに熱い精液が溢れ出て、指の間を伝い、手首を濡らし、シーツに白い水溜まりを作っていく。

 

「はっ……、はぁ……はぁ……」

 

 荒い息をつきながら、天井を見上げた。心臓がどくどくと耳の奥で鳴っている。

 

 指の隙間からどろりと精液が垂れる。その量を見て、れんは小さく唇を噛んだ。——たった一回。これだけ出して、まだ。

 

 チンポは萎える気配がなかった。射精の余韻でびくびくと震えながら、それでも幹は硬いまま、天井を向いて脈打っている。

 

 ——全然、足りない。

 

 こんなのでは明日が不安なまま。れんはティッシュで手を拭い、ベッドの下に手を伸ばした。

 

 通販で密かに買った箱を引っ張り出す。中には薄いピンクのオナホールが入っていた。購入履歴を見られたら死ぬ、と思いながら深夜にコンビニで受け取ったもの。まだ数回しか使っていない。

 

 ——これなら、もっと速く出せる。

 

 ローションを手に取り、オナホールの入り口にぬるりと塗り込む。てらてらと光るピンクの素材に指をあてがうと、ぬちゅっ、と粘着質な音がして指先を吸い込んだ。

 

 それを見ただけで、チンポがびくんと跳ねた。

 

 先端をオナホールの入り口に押しつけて——ゆっくりと腰を押し込む。

 

 にゅるるっ。

 

「っ———————」

 

 声にならなかった。ピンクの柔肉が亀頭を包み込み、内側の細かいヒダが敏感な先端を舐め回すように絡みつく。手の摩擦とはまるで次元が違う。奥に押し込むほどに吸着が増して、内壁の凹凸が竿の全体にきつく密着する。

 

 ずちゅっ、ぬちゅっ。

 

 一回抜いて、もう一回押し込む。オナホールの先端から空気が漏れるぷしゅ、という音と一緒に、ローションが泡立って白い泡が根元から溢れた。

 

 ——梨花ちゃんの、中。

 

 こらえきれずに妄想が暴走する。このぬるぬるの吸い付きが、梨花の膣内だったら。腰を掴んで、奥まで突き入れたら、梨花ちゃんはどんな声を出すんだろう。

 

「ん、ぁっ、あっ、あっ——」

 

 もう声を殺す余裕がなかった。右手でオナホールを握り、腰を突き上げるようにして出し入れを繰り返す。ベッドがぎしぎしと軋んだ。

 

 ぐちゅっ、にゅるっ、ずちゅっずちゅっずちゅっ——。

 

 精液とローションが混ざり合い、内部でぐちゃぐちゃの水音が鳴る。れんの頭の中には梨花の笑顔と、梨花の声と、梨花の太腿と、梨花の全部がぐるぐる回っていて、もう何も考えられない。

 

「っ、出——っ」

 

 びゅるるっ、びゅくっ、びゅくっ。

 

 オナホールの奥で二度目の射精が弾けた。先端の穴からどろりと白濁が逆流して溢れ、手首を伝って腕まで汚す。内壁に精液が充満して、引き抜くとずるっと粘液の塊がチンポにまとわりつきながら零れ落ちた。

 

 ——まだ硬い。

 

 二回出して、まだ。泣きたくなるほどに、このチンポは言うことを聞かない。

 

 三回目。四回目。

 

 歯を食いしばり、右手が痙攣し始めてもれんはオナホールを握り続けた。射精のたびに量は減っていく。最初の勢いはなくなり、どろっと溢れるだけになり、それでも身体の奥底から絞り出すように白いものが漏れ続ける。

 

 五回目で、左手に持ち替えた。利き手じゃない分ぎこちなくて、余計に時間がかかる。六回目は仰向けのままオナホールを腰に固定して、自分から腰を振った。精液でぬるぬるになったシーツの上で、ひとりきりの性行為が続く。

 

 七回目。八回目。途中からは数えるのをやめた。

 

 時計の針が回る。午前三時。四時。窓の外が白み始めてもなお、れんのチンポは倒れなかった。

 

 ——なんで。なんでまだ。

 

 涙が滲んでいた。疲労で腕が痺れている。太腿の内側がローションと精液でべたべたに汚れ、シーツはとっくに使い物にならない。部屋中に精液の匂いが充満して、甘ったるい体液の臭気が鼻の奥にこびりつく。ティッシュの山が枕元に積み上がり、ゴミ箱はとうに溢れていた。

 

 ——明日のために。梨花ちゃんの前で恥をかかないために。

 

 その一念だけで、れんは手を止めなかった。

 

 ——もう一回。もう一回だけ。

 

 何度目かもわからない射精のあと、ようやくチンポが力を失うようにゆるゆると倒れた。先端からはもう白い液は出ず、透明な滴がとろりと垂れるだけ。

 

 二十回は超えたと思う。それ以上は、もう記憶がない。

 

 使い果たしたオナホールを床に転がし、精液で汚れたシーツとティッシュの海に沈むようにして、れんは目を閉じた。全身が脱力していく。意識の端で、梨花の笑顔が浮かんだ。

 

 ——明日は、大丈夫。

 

 これだけ出したんだから、明日は——。

 

 泥のように意識が落ちた。精液の匂いに満ちた部屋の中で、五十鈴れんは短い眠りに沈んだ。

 

◇ ◇ ◇

 

 駅前のロータリーに、正午の陽射しが容赦なく照りつけていた。

 

 れんは柱の影に身を寄せ、ぼんやりと時計を見上げた。目の下には深い隈が刻まれている。鏡を見たとき自分でも引いたくらい、顔色が悪い。ファンデーションで誤魔化そうとしたけれど、もともと化粧の習慣がないせいで余計に不自然になって、結局洗い流してきた。

 

 身体が重い。腕の筋肉が鈍く痛んで、指先にまだ微かな痺れが残っている。太腿の内側はシャワーで念入りに洗ったはずなのに、肌がひりひりした。

 

 ——あれだけ出したんだから、大丈夫。

 

 自分に言い聞かせるように、何度も頭の中で繰り返す。今朝、シーツを丸めてゴミ袋に押し込み、窓を全開にして部屋を換気してから家を出てきた。お母さんに「顔色悪いけど大丈夫?」と聞かれたとき、声が裏返りそうになったのは秘密だ。

 

「れんちゃーん!」

 

 明るい声が、駅前の雑踏を突き抜けて飛んできた。

 

 振り向くと、人混みの向こうから金髪のツインテールが揺れながら駆けてくる。白いキャミソールにデニムのショートパンツ、肩からは大きなトートバッグを提げて。日焼けした肌が夏の光に輝いて、周囲の空気ごと明るくなるような——綾野梨花。

 

 心臓が、どくん、と鳴った。

 

「おまたせっ! ごめんね、バス一本逃しちゃって~!」

 

 息を弾ませながら、梨花がれんの前に滑り込む。汗の粒がこめかみに光っていて、キャミソールの鎖骨あたりが薄っすらと肌に張り付いている。

 

「ぜんぜん、待ってないよ。大丈夫……」

 

「え、ちょっと。れんちゃん顔やばくない?」

 

 梨花の表情が、一瞬で心配そうに変わった。れんの顔を覗き込むように屈み、両手でほっぺたを挟む。

 

「まっしろだし、目の下くっまくまだし……ちゃんと寝た?」

 

「ね、寝たよ。ちょっとだけ……」

 

「ちょっとだけって何時間」

 

「…………にじかん」

 

「二時間!? れんちゃんそれ寝てないのと同じだよ!?」

 

 梨花の赤い瞳がまん丸に見開かれて、れんの頬を挟んだまま左右にぷにぷにと揺らす。近い。顔が近い。柔軟剤と、かすかな日焼け止めの匂い。

 

「だ、大丈夫ですから……っ。楽しみすぎて眠れなかっただけで……」

 

 嘘ではない。嘘ではないが、真実でもない。楽しみすぎて眠れなかったのではなく、楽しみすぎてオナニーが止まらなかったのだ。梨花の顔が至近距離にあるこの瞬間にも、昨夜の記憶がフラッシュバックして頬が熱くなる。

 

「もー。れんちゃんが倒れたらあたしが看病するんだからね? まあそれはそれで楽しそうだけど」

 

 けらけらと笑って、梨花がれんの手を取った。

 

「よし、じゃ行こ! 電車乗り遅れるとめんどいし!」

 

 引っ張られるまま改札を抜け、二人は海沿いの路線に乗り込んだ。

 

 車内は夏休みの学生やカップルで混み合っていて、並んで座ると肩が触れ合う距離。梨花は窓の外を指差しながら「あ、あのカフェ新しくない?」「海見えてきた!」とはしゃいでいて、れんはその横顔を眺めながら相槌を打つ。

 

 ——可愛い。

 

 こんなに可愛い子が、自分の隣にいる。自分の手を握って、自分のために笑ってくれている。

 

 ずきん、と下腹が疼いた。

 

 ——だめ。今それは、だめ。

 

 慌てて視線を窓の外に逸らす。昨夜あれだけ出したのに、まだこの身体は梨花を見るだけで反応しようとする。膝の上に置いたトートバッグをさりげなく太腿の上にずらし、れんは唇をきゅっと結んだ。

 

◇ ◇ ◇

 

 海水浴場の更衣室は、潮の匂いと日焼け止めの甘い香りが入り混じっていた。

 

 れんは自分の水着に着替え終えてから、隣の梨花をちらりと窺った。——見てはいけないと思うのに、目が勝手に動いてしまう。

 

 梨花が被っていたキャミソールを頭の上から引き抜く。日焼けした背中が露わになって、肩甲骨のラインがくっきりと浮かぶ。ショートパンツを脱ぐと、既にビキニの下を履いていたらしい。赤い布地が腰骨の上でリボン結びになっている。

 

「じゃーん! どう?」

 

 くるりと振り返った梨花は、鮮やかな赤のビキニに身を包んでいた。サイドが紐で結ばれたデザインで、小麦色の肌に赤い布地が映える。腹筋が薄く割れた平らなお腹、きゅっとくびれたウエスト、そこから広がる腰のラインが華奢なのに女の子らしい丸みを帯びていて——。

 

「に、似合ってる……すごく」

 

「えへへ、ありがと! あたしこの色めっちゃ迷ったんだ~。れんちゃんのも超かわいいじゃん! フリルついてる!」

 

 れんの水着は白いワンピースタイプだった。胸元にフリルとリボンがあしらわれた、清楚で可愛らしいデザイン。スカート状の裾が太腿の半分まで覆ってくれるから、下に隠したものが目立ちにくい——はず。それが購入の決め手だった。

 

「あたしとおそろで写真撮ろ! めっちゃ映えるって絶対!」

 

 梨花がスマホを構えて寄ってくる。肩を組まれると、梨花の素肌の熱がじかに伝わってきた。日焼け止めの匂いの下にある、甘い汗の匂い。

 

 ぱしゃ、とシャッターが鳴る。

 

「かわい~! れんちゃんの顔やっぱ隈やばいけど、水着はバチクソかわいい!」

 

「ば、バチクソ……」

 

「行こ行こ! 海~!」

 

 更衣室を飛び出した梨花の背中を追って、れんも砂浜に踏み出した。

 

 真夏の太陽が白い砂を焦がしていた。波打ち際のエメラルドグリーンが眩しい。潮風が吹き抜けて、れんの銀色のショートヘアと梨花の金色のツインテールが同時になびく。

 

 ——綺麗。

 

 海が、ではない。砂浜を駆ける梨花の後ろ姿が。赤いビキニの紐が腰の上で揺れ、走るたびに小麦色の背中の筋肉がしなやかに動く。振り向いた笑顔は太陽みたいに眩しくて、胸が苦しいほどに綺麗で——。

 

 ずくん。

 

 ——やばい。

 

 水着の下で、チンポがぴくりと反応した。まだ完全には硬くなっていない。でも血が集まり始めている嫌な予感がある。れんは太腿をぎゅっと閉じ、意識的にゆっくり呼吸した。

 

 ——落ち着け。昨日あれだけ出したでしょう。大丈夫。大丈夫だから。

 

「れんちゃん! ほら、ボール持ってきたよ!」

 

 梨花がトートバッグからビーチボールを引っ張り出して、空気を入れ始めた。カラフルなストライプのボールが丸く膨らんでいく。

 

「い、行くよ……!」

 

 ——大丈夫。遊んでいれば気が紛れる。

 

 波打ち際でボールを打ち合う。梨花が大きく手を振ってボールを弾くたび、けらけらと笑い声が上がる。れんも最初はぎこちなかったけれど、次第に笑顔がこぼれてきた。

 

 ——楽しい。梨花ちゃんといると、楽しい。

 

 ぱん、と梨花が勢いよく打ったボールが頭上を越えていく。

 

「あっ、ごめーん!」

 

 梨花が後ろに走ってボールを追いかけ——足が砂に取られた。

 

「わっ、とと——」

 

 どさっ。

 

 派手に尻もちをついた梨花が、砂の上で足を投げ出す格好になった。膝が開いて、日焼けした太腿の内側が目に飛び込んでくる。赤いビキニの布地が股間の形に沿って食い込み、薄い布一枚の下にあるものの輪郭が——。

 

 れんの目が、そこに釘付けになった。

 

 ——白い。太腿の内側だけ、日焼けしていない。そこだけが眩しいくらいに白くて、柔らかそうで、きめ細かい肌の質感が陽光に照らされて——。

 

 ぼんっ、と。

 

 頭の中で何かが弾けた。

 

 水着の下で、チンポが一気に硬くなった。抗えない。昨夜何十回と出した身体が嘘みたいに、血がそこへ集中していく。あっという間に布地を押し上げるほどに膨張して——スカート状の裾がなければ、完全にバレていた。

 

「いった~。砂めっちゃつく~」

 

 梨花が笑いながら立ち上がり、お尻の砂を払っている。まだ気づいていない。

 

 ——逃げなきゃ。

 

「り、梨花ちゃんごめんっ、ちょっと——トイレ……!」

 

「え? れんちゃ——」

 

 返事を聞く余裕はなかった。れんは水着の裾を両手で押さえながら、砂浜を横切って走り出した。海の家とは反対方向——人の少ない、岩場のほうへ。足の裏に焼けた砂が刺さるのも構わず、ただ誰にも見られない場所を求めて。

 

 太腿の間でチンポが揺れる。走るたびに水着の内側で擦れて、それが刺激になって余計に硬くなっていく。最悪だ。最悪だ。昨夜あれだけ頑張ったのに、全部無駄だった。

 

 ——この身体が、憎い。

 

 大きな岩の陰に滑り込んで、ようやく立ち止まった。膝に手をついて荒い息をつく。岩場は入り江のようになっていて、砂浜からは死角になっている。人の気配はない。波の音だけが、どうっ、と低く響いていた。

 

 ——どうしよう。

 

 水着の下で、チンポがびくびくと脈打っている。先端はもう濡れていた。梨花の太腿を見ただけで、こんなにも——。

 

「れんちゃん!」

 

 背後から、息を切らした声が聞こえた。

 

 心臓が止まるかと思った。振り返ると、岩の向こうから梨花が顔を覗かせていた。走ってきたのだろう、額に汗が滲んで、赤いビキニの胸元が呼吸に合わせて上下している。

 

「だ、大丈夫? 急に走ってくからびっくりしたんだけど——」

 

「来ないでっ!」

 

 叫ぶように言って、れんは身体を背けた。両手で水着の裾を押さえ、壁に向かって縮こまる。

 

「……れんちゃん?」

 

 梨花の声が、少しだけトーンが落ちた。怒っているのではない。心配と、そして——何かを察したような、静かな声。

 

 砂を踏む音が近づいてくる。

 

「ねえ。……もしかして、なっちゃった?」

 

 囁くような声が、すぐ後ろで聞こえた。

 

 れんの肩がびくっと跳ねる。返事ができない。顔が熱くて、耳まで真っ赤になっているのが自分でもわかる。

 

「……ぅ」

 

「ね、れんちゃん。こっち向いて?」

 

「む、無理……見ないで。お願い、梨花ちゃん……見ないで……っ」

 

 声が震えていた。目の奥が熱い。恥ずかしくて、情けなくて、消えてしまいたい。昨夜あれだけ頑張ったのに。二十回以上も射精して、腕が痺れるまでオナニーして、それでもこの身体は——梨花を前にしたら、一瞬で。

 

「れんちゃん」

 

 後ろから、そっと抱きしめられた。

 

 梨花の腕が背中に回って、素肌の温もりが直接伝わってくる。日焼けした肌は太陽の熱をたっぷり含んでいて、じんわりと背中を温める。柔軟剤と潮風と、汗の匂い。

 

「恥ずかしくないよ」

 

 耳元で、柔らかな声が言った。

 

「だって、しょうがないじゃん。れんちゃんの身体はそういうふうにできてるんだし。あたしがちゃんと知ってるの、忘れた?」

 

「でも……っ、こんな、梨花ちゃんの太腿見ただけで、こんなになって……気持ち悪いよ……っ」

 

「気持ち悪くないって」

 

 梨花の腕に力がこもった。ぎゅう、と抱き締められて、背中に梨花の胸の柔らかさが押し当てられる。

 

「むしろちょっと嬉しいかも。あたしの太腿ってそんな破壊力あんだ、みたいな」

 

「うれしい、とかじゃ……」

 

「うれしいよ? 好きな子にそういうふうに思ってもらえるの、あたしは嬉しい」

 

 ——好きな子。

 

 その言葉が胸の奥に落ちて、じわりと広がる。梨花の体温が背中から染み込んでくる。

 

「だからさ」

 

 梨花がれんの身体をゆっくりと自分のほうに向かせた。抵抗する力が残っていなくて、されるがままに正面を向く。俯いたれんの目元は赤く滲んでいて、涙が頬を伝いかけていた。

 

 梨花は、それを見て——笑った。からかうような笑みでも、同情でもない。いつもの、太陽みたいな笑顔。

 

「とりあえず、一回ヌイちゃお」

 

「えっ」

 

「だってこのまんまじゃ海で遊べないでしょ。ね?」

 

 あっけらかんと言って、梨花はれんの手を取り岩陰の奥へと引っ張った。大きな岩が二つ折り重なるようにして天然の壁を作っていて、浜辺からは完全に見えない窪みがある。砂地はさらさらと乾いていて、足場も悪くない。

 

「ここなら誰も来ないっしょ」

 

 梨花がれんの正面に立ち、にっと笑った。赤い瞳が太陽の光を受けてきらきら輝いている。

 

 そして——くるりと背を向けた。

 

 金髪のツインテールが風に舞い、小麦色の背中が目の前に広がる。ビキニの紐が背中の中央で結ばれていて、その下に肩甲骨から腰へ流れる滑らかなラインが続き——梨花は、自分の水着の下に指をかけた。

 

 するり、と。

 

 赤い布地が腰骨を滑り落ちる。紐がほどけて、ビキニの下が砂の上に落ちた。日焼けした肌と焼けていない肌の境目が、腰のあたりにくっきりと浮かぶ。丸みを帯びたお尻が陽の光に晒されて、白い肌がまぶしい。

 

 続けて、梨花は背中に手を回して上のビキニも外した。赤い布地が肩から滑り、するりと腕を抜ける。梨花が振り向いた。

 

 ——全裸の梨花。

 

 小麦色に焼けた肌。その中で水着の跡だけが白く浮かぶ。胸は大きくはないけれど、形の良い膨らみが日差しの中で呼吸に合わせて上下している。薄桃色の先端が、潮風に触れてきゅっと硬くなっていた。

 

「れんちゃんも、脱いで? 水着べたべたにしちゃったらこのあと困るでしょ」

 

 その言葉の意味を理解した瞬間、れんの頭の中が真っ白になった。

 

 震える手でワンピース水着の肩紐を下ろす。するするとフリルの付いた布地が身体を滑り落ちて、足元に白い水着がくしゃりと丸まった。

 

 陽の光の下に、れんの身体が晒される。色素の薄い白い肌。細い肩、薄い胸、くびれた腰——その下で、水着に押さえつけられていたチンポが跳ね上がるように勃ち上がった。限界まで硬くなった幹が、れんのへそ近くまで反り返って脈打っている。先端からは既に透明な液がとろりと垂れて、太陽に照らされてきらりと光った。

 

 ——見られている。梨花ちゃんに、全部。

 

 顔が火のように熱い。耳の先まで赤くなって、目に涙が滲む。裸の身体を見られていることよりも、こんなに硬く勃起したチンポを梨花に見せていることが——恥ずかしくて、でも、どこか奥のほうで、ぞくぞくする。

 

「……やば。めっちゃ元気じゃん」

 

 梨花が目を丸くして、それからふっと笑みを浮かべた。嘲りではない。感心したような、愛おしそうな顔。

 

「昨日の夜、いっぱい出したんでしょ? それでまだこんなになるの?」

 

「えっ……な、なんで、それ……」

 

「だってクマがすごいし、れんちゃんが前の夜寝れないってなったらだいたいそれでしょ」

 

 ——バレてた。最初から、全部。

 

 恥ずかしさで膝から崩れ落ちそうになる。でも梨花は笑って、れんの目の前でくるりと背を向けた。

 

 金色のツインテールが風に揺れる。小麦色の背中が目の前にあって、腰がきゅっとくびれて、そこから丸みを帯びたお尻がすとんと広がる。日焼けの跡が腰のラインに沿って白と小麦色の境界を描いている。

 

 梨花が腰を落とし、両手を岩に添えて——お尻を、れんのほうへ突き出した。

 

「ほら。おいで?」

 

 柔らかく開いた太腿の奥に、梨花のおまんこが見えた。薄く濡れた花びらが陽光の下で淡いピンクに輝いて、秘裂の縁にはうっすらと愛液の雫がついている。

 

 ぶちん、と。

 

 れんの中で何かが——切れた。

 

 理性の線が、音を立てて断裂する。頭の中を支配していた羞恥も不安も罪悪感も、全部まとめて吹き飛んだ。残ったのは、梨花のおまんこに自分のチンポを突っ込みたいという、どうしようもなく単純で獰猛な衝動だけ。

 

 考えるより先に身体が動いていた。

 

 砂地を蹴って梨花の背後に飛びつく。両手が腰を掴んだ。自分の手がこんなに乱暴に誰かの肌を掴めるということを、れんは初めて知った。小麦色の肌に白い指が食い込む。

 

「あっ——」

 

 梨花が短い声を上げた。振り返る前に、れんのチンポが梨花のおまんこに押し当てられていた。

 

 先端が花びらの間に滑り込む。愛液でぬるりと濡れた粘膜がチンポの先端を受け止めて——腰を一突き。

 

 ずぷっ。

 

「んんっ——!」

 

 梨花の背中が反った。れんのチンポが一気に根元まで沈んでいく。熱い。きつい。膣壁がチンポの全体をぎゅうっと締め上げて、オナホールとは比べものにならない生々しい吸着が竿を包み込む。粘膜と粘膜が密着して、奥のほうが脈打つように蠕動する。

 

「ぁ——あっ、あっ、梨花ちゃ——」

 

 もう、だめだった。

 

 挿れた瞬間に、下腹の奥がぎゅうっと痙攣した。精液が持ち上がってくる。止められない。身体が勝手にびくびくと震えて、腰の奥からどうしようもない解放感が迫り上がる。

 

「っ、出——出ちゃ——!」

 

 びゅるるっ、びゅくっ、びゅくっ。

 

 挿入して、三秒。

 

 れんはそのまま梨花の中で射精した。

 

 奥の奥まで押し込んだチンポが脈打つたびに、熱い精液が吐き出されていく。一発、二発、三発——止まらない。昨夜あれだけ絞り出したはずなのに、身体のどこに溜まっていたのか、どろどろの白濁が梨花の膣内を満たしていく。

 

「んぁっ……あ、あっつ……中に、出てる……♡」

 

 梨花が小さく喘いだ。腰がびくりと震え、内壁がきゅうっとチンポを締め上げる。その収縮が射精の余韻を引き延ばして、れんの視界がちかちかと点滅した。

 

「っ……は、ぁ……ぁ……」

 

 腰が砕けそうだった。膝がガクガクと笑っている。梨花の腰を掴んだ両手だけが、辛うじて身体を支えていた。

 

 ——出した。梨花ちゃんの中に。一瞬で。

 

 恥ずかしさが、射精の余韻を追いかけてじわじわと戻ってくる。挿れてたった三秒。まともに腰も振れずに暴発した。情けない。情けなくて涙が出そうで——。

 

「ご、ごめんなさい梨花ちゃん、すぐ出ちゃって……っ」

 

「え、なんで謝るの?」

 

 梨花が肩越しに振り向いた。赤い瞳はちょっと潤んでいたけれど、口元は笑っている。

 

「めっちゃ気持ちよかったってことでしょ。なら全然いいじゃん♡」

 

「で、でも……」

 

「それにさ——」

 

 梨花が腰をくいっ、と動かした。その動きに、まだ繋がったままのチンポが引っ張られて——。

 

 ぬちゅっ。

 

「まだ元気じゃん、これ」

 

 射精したばかりだというのに、チンポは萎えていなかった。精液で溢れた膣内で、依然として硬いまま脈打っている。

 

「——っ」

 

「ほらね。だから大丈夫だって。いっぱい出していいよ、れんちゃん」

 

 梨花がお尻をくいっと持ち上げた。繋がったままの姿勢で、腰を小さく前後に揺らす。

 

 ぬちゅっ、ぐちゅっ。

 

 たった今中出しした精液が二人の結合部から白い泡になって溢れ出す。愛液と精液が混ざり合ったぬるぬるの粘液が、梨花の太腿の内側を伝い、砂地にぽたぽたと垂れていく。

 

「あっ——ぁ、梨花、ちゃ——」

 

 たまらなかった。膣内は射精で溢れた精液のせいでぬるぬるになっていて、少し腰を動かすだけでとんでもない水音がする。自分が出した精液の中でチンポを動かしている。その背徳的な感触が脳を焼いて、一度途切れかけた快感が再び急激に立ち上がる。

 

 れんの腰が、勝手に動き始めた。

 

 ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ。

 

 梨花のお尻にれんの下腹がぶつかる乾いた音が岩場に響く。精液まみれの結合部からは止めどなく白い泡が溢れ、ぐちゅっぐちゅっと卑猥な水音が波の音に混じる。

 

「あっ、あっ、んっ——れんちゃん、すご——っ」

 

 梨花の声が弾む。両手で岩を掴んで身体を支えながら、腰を突き上げてくるれんの動きに合わせてお尻を押し返す。ぶつかる度に、小麦色のお尻の肉がぷるんと揺れた。

 

 ——気持ちいい。気持ちよすぎて頭がおかしくなりそう。

 

 昨夜のオナホールの比じゃない。梨花の膣内は熱くて、柔らかくて、奥に突くたびにきゅうっと締まって、吸い上げるようにチンポを離さない。自分の精液がローション代わりになって、ずるずるに滑るのに内壁の吸い付きだけは強くて——。

 

「出——また出ちゃう——っ!」

 

「ん、いいよ、出して♡」

 

 びゅくっ、びゅくっ、びゅるるっ。

 

 抜かずに、二回目。

 

 腰を梨花のお尻に押し付けたまま、奥の奥に精液を注ぎ込む。一発目より量は少ないのに、快感は何倍も強烈だった。膣奥がチンポの先端を吸い上げるように収縮して、精液を一滴残らず搾り取ろうとする。

 

「あっ……♡♡ また、いっぱい……」

 

 梨花の声がとろけている。腰がびくびくと震えて、背中が汗で光っていた。

 

 れんは梨花の背中に覆いかぶさるように身体を預けた。チンポは繋がったまま、二人分の荒い息が岩陰に溢れる。潮風が火照った肌を撫でて、汗と精液と愛液と潮の匂いが混ざり合っている。

 

「……はぁっ、はぁ……梨花ちゃん……ごめんなさい、また、すぐ……」

 

「すぐ出ちゃうのは、れんちゃんがあたしのこと好きすぎるからでしょ。だったらいくらでも出していいよ」

 

 ——好きすぎるから。

 

 その言葉が脳髄に落ちて、下腹の奥でまたずくんと疼いた。萎える気配のないチンポが、梨花の中でもう一度脈打つ。

 

 梨花がゆっくりと身体を起こし、繋がったままのれんのチンポからずるっ、と腰を離した。抜ける瞬間にぬちゅっと音がして、広がった膣口から白い精液がとろりと溢れ落ちる。

 

「っ……」

 

 れんが息を呑んだ。梨花のおまんこから自分の精液が流れ出る光景が、暴力的なまでにエロくて——チンポが、びくんと跳ねた。

 

 梨花がくるりとれんに向き直って、砂の上にぺたんと膝をついた。目線がちょうど、れんの勃起したチンポの正面にくる。

 

 精液と愛液でべとべとに汚れたチンポが、梨花の顔のすぐ前で脈打っている。竿の表面を白い精液が伝い落ち、先端からはまだとろとろと残りの精液が垂れていた。

 

「ん……すっごい匂い。精液の匂いでいっぱい……」

 

 梨花が鼻をくんくんと近づけて、そう呟いた。目を細めて——嫌がるどころか、どこか陶然とした表情。

 

「きれいにしてあげるね」

 

 言って、梨花の唇がチンポの先端に触れた。

 

 ちゅっ。

 

「ひっ——」

 

 れんの腰がびくんと跳ねた。射精した直後の先端は感度が上がりきっていて、唇の柔らかさが電撃のように全身を走る。

 

 梨花は構わず、舌先をぺろりと伸ばした。亀頭にこびりついた精液の膜を丁寧に舐め取っていく。ちろちろと舌先が鈴口を舐め、カリ首の溝に溜まった白濁をくるりと掬い上げる。

 

 にちゅっ、ちゅるっ。

 

「ん……しょっぱい。でもれんちゃんの、味がする……♡」

 

 ——梨花ちゃんが、私のチンポを。

 

 思考が溶ける。梨花が自分のチンポを口に含んでいる。そのことが信じられなくて、でも舌の熱さは紛れもない現実で、脳の奥がぐらぐらと揺れた。

 

 梨花の唇が亀頭を丸ごと包み込んだ。温かい口腔の中に、ぬるりとチンポの先端が沈んでいく。舌の裏面が亀頭の裏筋を這い上がり、竿の膨らみに沿ってぐるりと一周した。

 

 じゅるっ。

 

 吸った。

 

 頬が窪むほどの力で、梨花がチンポを吸い上げた。竿にまとわりついていた精液が唾液と混ざり合い、口の中でぐちゅぐちゅと粘着質な音を立てる。梨花の頭がゆっくりと前後に動き始めて、金色のツインテールがさらさらとれんの太腿に触れた。

 

「ぁ、あっ……梨花ちゃ、それ、やば……っ」

 

 声が止められない。頭の後ろを岩に預け、両手は行き場をなくして宙に浮いている。梨花の頭に手を添えたい衝動と、それをしたら失礼じゃないかという理性が拮抗して——結局、指先が梨花の髪にそっと触れた。

 

 梨花が目線だけを上げた。チンポを咥えたまま見上げてくる赤い瞳と目が合う。

 

 ——その瞳が、笑っている。

 

「んっ……ちゅぷっ、じゅるるっ……」

 

 ペースが上がった。梨花の唇がチンポの幹を滑り、根元近くまで深く咥え込んで、引き抜くときにきゅうっと唇を窄めて吸い上げる。まるで精液を搾り出すための道具のように、口腔全体がチンポに密着して離さない。

 

 ずちゅっ、ちゅぷっ、にちゅっ。

 

 舌が亀頭の先端を弄り、鈴口を舌先でくりくりと突く。そのたびに下腹の奥がぎゅっと痙攣して、精液がまた持ち上がってくる。

 

「梨花ちゃっ……出、出ちゃうっ……口に、出ちゃうよ……っ!」

 

 必死に伝えた。梨花の口から抜こうと腰を引くけれど、梨花の両手がれんの腰を掴んで離さない。

 

 抜いてくれない。

 

 それどころか——梨花がさらに深く咥え込んだ。亀頭が喉の奥に触れて、きゅっと喉が締まる感触。

 

「——っ、だめ、出る、出るっ——!」

 

 びゅるっ、びゅくっ、びゅくっ、びゅくっ。

 

 梨花の口の中で、三度目の射精が弾けた。

 

 舌の上に精液が噴き出す。一発、二発、三発——喉奥に向かって精液が叩きつけられて、梨花の頬がぷくっと膨らんだ。口の端から白い液が溢れ、顎を伝って梨花の胸元にぽたりと垂れる。

 

「ん、んんっ……んくっ……」

 

 飲んでいる。

 

 梨花の喉がこくん、こくんと動いて、口の中の精液を嚥下していく。れんのチンポは梨花の口の中でまだびくびくと脈打っていて、その振動が嚥下の動きに重なって全身をぞくぞくさせる。

 

「はぁっ……、は……」

 

 射精が終わっても、梨花はチンポを離さなかった。

 

 ちゅぷ、ちゅっ、ちろちろ。

 

 今度は柔らかく。先ほどの激しい吸引とは打って変わって、繊細な舌遣いでチンポの隅々を舐め清めていく。竿の裏側を唇でなぞり、精液の残りを丁寧に舐め取り、最後に先端をちゅっと吸って——ぷはっ、と唇を離した。

 

 唇とチンポの先端の間に、唾液と精液が混ざった半透明の糸がきらりと伸びて、ぷつんと切れる。

 

「……ん。ごちそうさま♡」

 

 梨花が口元を手の甲で拭って、にっと笑った。唇の端に精液が残っていて、それをぺろりと舌で舐め取る。

 

「味、ちょっとしょっぱいけど、れんちゃんのだから平気」

 

「……っ、梨花ちゃん……」

 

 声にならない。感動なのか羞恥なのか興奮なのか、自分でもわからない感情が胸の中でぐちゃぐちゃに渦巻いている。

 

 ——なのに。

 

 チンポは、まだ勃っていた。三回も射精して、梨花の口で丁寧に舐め尽くされて、それでもまだ——倒れない。

 

「……うそでしょ」

 

 自分で呟いて、泣きそうになった。

 

「あはは。れんちゃんのおちんちん、ほんっとに元気だね」

 

 梨花が楽しそうに笑って立ち上がった。砂を払い、れんの前に歩み寄る。

 

「じゃあさ。今度はちゃんとしよ?」

 

「ちゃんと……?」

 

「さっきのはさ、れんちゃん一瞬で出ちゃったじゃん。だから今度はもうちょっとゆっくり、ね?」

 

 言いながら、梨花が砂地の上にごろんと仰向けに寝転がった。金色のツインテールが砂の上に扇のように広がる。両膝を立てて、ゆっくりと脚を開いていく。小麦色の太腿の間に、さっきれんの精液を注ぎ込まれたばかりのおまんこが無防備に晒されている。花びらの縁にはまだ白い精液が残っていて、とろりと垂れかけていた。

 

「ほら。……おいで、れんちゃん♡」

 

 両腕を広げて、れんを招く。

 

 ——梨花ちゃんが、待ってくれている。

 

 誘われるように、れんは梨花の脚の間に膝をついた。梨花を見下ろす形になる。仰向けの梨花の赤い瞳が、真っ直ぐにれんを見上げていた。日差しの中で、小麦色の肌に汗の粒がきらきらと光っている。

 

「い、入れるね……?」

 

 声が震えた。チンポの先端を梨花のおまんこの入り口にあてがう。さっき中出しした精液がまだ残っていて、ぬるりと亀頭に絡みつく。

 

 ゆっくりと——腰を押し込んだ。

 

 ずぷっ、にゅるるっ。

 

「あっ……♡」

 

 梨花の唇から甘い吐息が漏れた。れんのチンポが梨花の中にゆっくりと沈んでいく。正面から向かい合っているから、梨花の表情の全部が見える。眉が微かに寄って、唇が開いて、頬が赤く染まって——れんを受け入れていく顔が、全部。

 

 根元まで収まった。梨花の膣内がきゅうっとチンポを締め上げて、奥深くに包み込む。れんは梨花の上に身体を重ねた。両肘を梨花の頭の両脇について、顔と顔が至近距離で向き合う。梨花の胸の柔らかな膨らみがれんの薄い胸板に押し当てられて、心臓の鼓動が互いに伝わる。

 

「ん……れんちゃん、あったかい……」

 

 梨花が首を伸ばして、れんの頬に鼻先を擦り寄せた。ふぅ、と甘い息が肌をくすぐる。膣内がきゅうっと締まって、二人の身体が溶け合うように密着する。

 

 さっきの暴発とは違う。繋がったまま、二人の呼吸を合わせるような時間。

 

「……梨花ちゃん」

 

「ん?」

 

「……好き」

 

 気がついたら口にしていた。真下にある梨花の赤い瞳がぱちくりと瞬いて、それから——ふにゃ、と表情が崩れた。

 

「……あたしも、好きだよ。れんちゃん」

 

 梨花の手がれんのうなじに回って、ぐっと引き寄せられた。唇と唇が重なる。柔らかくて熱い感触。精液の味が微かに残るキスを交わしながら、れんがゆっくりと腰を引いて——また押し込む。

 

 ぬちゅっ、ぐちゅっ。

 

 精液で満たされた膣内で、チンポがゆっくりと前後する。動くたびに白い泡が結合部から溢れ、梨花の太腿を伝い落ちていく。

 

「んっ……ぁ、あ……♡」

 

 梨花が唇を離して喘いだ。目が潤んで、頬が赤く染まっている。いつもの快活な表情の奥に、とろりとした甘さが滲んでいた。

 

「れんちゃんのおちんちん……やっぱおっきい……奥に当たって……」

 

「り、梨花ちゃんも……きつ……すごい、締まって……」

 

 お互いの声が弾む。れんの腰が前後するたびに、ぱんっ、と梨花の太腿にぶつかる音がする。最初はゆっくりだったリズムが、次第に速くなっていく。

 

 ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ。ぐちゅっ、ぬちゅっ、ずちゅっ。

 

 乾いた衝突音と湿った水音が交互に岩場に響く。れんは両手で梨花の腰を掴み、覆いかぶさるように腰を打ちつけていた。梨花の身体がその衝撃で揺さぶられるたび、小麦色の胸の膨らみがぷるんと波打つ。薄桃色の先端が硬く尖って、汗の粒が滴り落ちる。

 

「あっ、あっ、あっ——れんちゃっ、気持ちい……!」

 

「梨花ちゃんも……っ、すごい、中、きゅうきゅうって……」

 

 繋がった場所から目が離せなかった。れんの白いチンポが、梨花の小麦色の肌に出入りしている。引き抜くたびに竿の表面が白い精液と愛液でてらてらに光って、押し込むたびにぬぷっと音を立てて梨花の身体に呑み込まれていく。

 

 梨花の脚がれんの腰に巻きついた。踵が背中を押して、もっと奥へとねだるように引き寄せる。

 

「やっ……やば、あたし……あたしも……っ」

 

「梨花、ちゃん——」

 

「れんちゃ、いっしょに……いっしょに出よ……?♡」

 

 梨花の腕がれんの首にきつく巻きついた。密着した身体の間に汗がにじみ、肌と肌がぴたりと張り付く。

 

 れんの腰が、最後の一突きを深々と叩き込んだ。チンポが膣内の一番奥を突く。

 

「あっ———♡♡」

 

 梨花の身体がびくんと跳ねた。膣壁がチンポにぎゅうっと吸い付いて、痙攣するように収縮を繰り返す。梨花の口から言葉にならない甘い声が漏れ、れんの背中に回した脚がぶるぶると震えていた。

 

 その締め付けが引き金になった。

 

「出っ——出る——梨花ちゃんっ——!」

 

 びゅるるっ、びゅくっ、びゅくっ、びゅくっ。

 

 梨花の奥で、四度目の射精。

 

 膣内が精液で溢れる。一発ごとにチンポが跳ね、梨花の子宮口に向かって白い熱が叩きつけられる。もう何発目なのかわからない。身体の奥底から搾り出すように精液が吐き出されて、梨花の中がぐちゃぐちゃに満たされていく。

 

「あぁ……っ、あっつい……いっぱい出てる……♡」

 

 れんが梨花の上に崩れ落ちた。二人の身体が重なり、汗と精液と愛液で肌と肌がべたりと張り付く。繋がったままのチンポがまだびくびくと脈打っていて、微量の精液を漏らし続けている。

 

 荒い息が二つ、重なる。

 

 波の音が遠くで聞こえる。潮風が火照った肌を撫でて、汗を乾かしていく。

 

「……はぁ、はぁ……れんちゃん」

 

「……はい」

 

「四回出したよね。あたし数えてたよ」

 

「……数えないでください……」

 

「えへへ」

 

 梨花がれんの胸の上で笑って——そして腰をくいっと持ち上げた。

 

 ずるっ、と精液まみれのチンポが抜ける。結合が解かれた瞬間に、梨花の膣口から白い精液がとろとろと溢れ出して、れんの下腹にどろりと垂れ落ちた。

 

 梨花がれんのチンポを見下ろす。

 

「……ねえ、れんちゃん」

 

「な、なに……?」

 

「まだ全然元気だよね、これ」

 

 ——その通りだった。四回射精して、梨花の口で吸われて、正常位で激しく突いて。それだけしてもなお、れんのチンポは倒れようとしない。精液でべたべたに汚れたまま、まだ硬く天を向いて脈打っている。

 

「しょうがないなぁ、れんちゃんは」

 

 梨花の声にからかいの色はなかった。どこまでも優しくて、どこまでも明るい。太陽みたいに。

 

「じゃ、今度はあたしがいっぱい動いてあげる。れんちゃんは寝てていいよ」

 

 梨花がれんの腰を跨いで、足の裏を砂地に付けてしゃがんだ。膝立ちではなく、踵をべったり地面について腰を落とす体勢——しゃがみ騎乗位。先ほどの正常位よりもぐっと深い角度が生まれて、チンポの根元まで一気に呑み込まれる。

 

 ずぷんっ。

 

「ぁっ——!」

 

 れんの声が裏返った。梨花の体重がまっすぐチンポにかかって、さっきとは全く違う角度で膣壁がチンポを締め上げる。上から体重で押し込まれることで、亀頭が膣奥の壁にぐりっと押し付けられて——。

 

「んんっ……♡ お、奥……すごい当たる……」

 

 梨花の表情がくしゃりと歪んだ。赤い瞳が潤み、口元が蕩ける。小麦色の肌に汗が伝って、陽光の中で全身がつやつやと光っていた。

 

 梨花の両足が砂地を踏みしめ、腰がゆっくりと持ち上がった。ぬるりとチンポの半分が露出して、精液と愛液でてらてらに光る竿が日差しの下に晒される。そこからすとん、と腰が落ちる。

 

 ぱんっ。

 

「あっ♡」

 

 甲高い声。腰が打ち付けられた衝撃で、梨花の胸がぷるんと揺れた。体重をかけた落下が、正常位では不可能だった深さまでチンポをねじ込んで、膣奥を抉る。

 

 すとん、ぱんっ。すとん、ぱんっ。

 

 梨花が自分の足のバネを使って、上下運動を繰り返す。しゃがんだ姿勢のまま腰を上げては落とし、上げては落とす。結合部からはぐちゅっ、ぬちゅっと止めどなく水音が溢れ、二人の太腿を精液と愛液がだらだらと伝い落ちていく。

 

「はっ、あっ、あっ、ん——! れんちゃ、これ、やばっ……♡」

 

 梨花の声が甘く崩れていく。余裕たっぷりのギャルの仮面が、快感に削り取られていく。赤い瞳がとろんと蕩けて、口元から涎が細い糸を引きそうになっている。

 

「梨花、ちゃん……顔、すごい……」

 

「えっ、やだ見ないでっ……あっ、ん、んんっ♡」

 

 照れくさそうに片手で顔を隠しながらも、腰の動きは止まらない。止められないのだ。梨花自身も、快感に呑まれ始めている。

 

 ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ——。

 

 テンポが上がった。梨花の太腿がぷるぷると震えて、肌に浮いた汗が飛沫になって散る。れんは仰向けのまま、梨花の身体の全てを下から見上げていた。汗に濡れた小麦色の腹筋が呼吸のたびに収縮し、胸の膨らみが跳ねるように揺れ、金色のツインテールが背中で踊る。

 

 ——きれい。こんなに激しくて、こんなにエロくて、でもこんなに——きれいだ。

 

 下腹がぎゅっと痙攣した。もう何度目かもわからない射精の予兆。

 

「り、梨花ちゃん……また……出ちゃう……」

 

「うん、あたしも……あたしも、もう……っ」

 

 梨花が両手をれんの胸に置いて、身体を前に倒した。角度が変わって、チンポが膣壁の前面をぐりぐりと擦り上げる。

 

「あっ、あああっ——そこ、そこやばいっ——!」

 

 梨花の膣内がぎゅうぎゅうと痙攣した。不規則に収縮する内壁がチンポを万力のように締め上げて、搾り出すように幹を圧迫する。

 

「っ——出——出るっ、梨花ちゃ——!」

 

 びゅるっ、びゅくっ、びゅくっ。

 

 五度目の射精が梨花の奥を白く染めた。

 

 同時に梨花の身体がびくびくっと跳ねて、背中が反り返った。声にならない息が喉から漏れ、太腿ががくがくと震えて砂地の上で足が滑る。膣壁がチンポに吸い付いたまま何度も何度も波打って、射精を搾り取るように脈動している。

 

「あ、っ……あ……♡♡」

 

 梨花がれんの上に崩れ落ちた。汗と体液でべたべたの肌が重なる。心臓の音がお互いの胸を通じて伝わってくる。どくん、どくん、どくん。

 

 繋がったままの下半身から、白い精液がとろりと溢れて砂地に垂れた。

 

 ——それでも、まだ。

 

 れんのチンポは完全には萎えていなかった。

 

 梨花がのろのろと顔を上げて、呆れたような、でも幸せそうな笑みを浮かべる。

 

「……まだ?」

 

「……ごめんなさい」

 

「あはは。じゃ、もうちょっと続けよっか」

 

 ——そこからは、時間の感覚が溶けた。

 

 岩陰の中で体勢を変えながら、二人はひたすらに身体を重ね続けた。横向きで、うつ伏せで、座位で。梨花がれんの首に腕を回して笑って、れんが恥ずかしそうに俯いて、それでも腰は止まらなくて。射精のたびに量は減っていった。白い精液が、薄く透明に近づいていった。それでもチンポは萎えず、梨花は受け入れ続けた。

 

 何度出したかなんて、もう数える気力もない。

 

 ——最後の射精のとき。

 

 れんの身体がぷるぷると震えて、もう腰を動かす力すら残っていなかった。梨花がそっとれんの頬に手を当てて、額に唇を落として、「もう大丈夫だよ」と囁いた。

 

 びく、びく、と微かにチンポが脈打って——ほんの一滴、透明に近い液が梨花の中に漏れるようにして溢れた。それを最後に、ようやく——ゆるゆると、チンポが力を失っていく。

 

 梨花の身体はれんの精液まみれだった。お腹に、胸に、太腿に。おまんこからは白い液がとめどなく溢れ、腰のあたりから太腿を伝って脚の全体を汚している。髪にまでついていた。小麦色の肌の上に、白い精液の痕が幾筋も乾きかけて光っている。

 

「……はぁ。おさまったね、やっと」

 

 梨花がれんの隣に転がって、大の字になった。潮風が二人の火照った身体を撫でる。汗と精液と愛液と潮の匂いが混ざった、甘ったるい空気が岩陰に漂っている。

 

「……梨花ちゃん、ごめんなさい。ほんとに、こんなに……」

 

「だーから謝んないの。あたしだって気持ちよかったんだから」

 

 梨花がごろんとれんのほうに転がって、その肩にぽすんと頭を乗せた。

 

「それにさ。れんちゃんがあたしのこと好きすぎてこうなっちゃうんでしょ? だったら怒れるわけないじゃん」

 

「……うぅ」

 

「あたしのことそんなに好きなおちんちん、あたしは嫌いになれないよ」

 

 ——そんなこと言われたら、また好きになってしまう。もっと、もっと。

 

 れんは目の奥が熱くなるのを堪えきれなくて、ぎゅっと唇を噛んだ。

 

 梨花がむくりと起き上がった。精液でべとべとの身体のまま、砂地に落ちていた赤いビキニを拾い上げる。

 

「よし。じゃ、そろそろ戻ろっか」

 

「え——その、梨花ちゃん、そのまま……?」

 

 れんの目が白黒した。梨花の身体は上から下まで精液塗れで、水着を着たところで隠し切れるものではない。

 

「大丈夫大丈夫。海入っちゃえばわかんないって~」

 

 あっけらかんと言いながら、梨花はビキニの上を被り、下を結び直していく。赤い布地の下から白い液がはみ出しているのが明らかに見えるのだが、梨花は気にした様子もない。

 

「ほら、れんちゃんも着て着て。早く海入ろ~!」

 

「む、無理ですってその状態……人に見られたら……」

 

「走れば見えないって!」

 

 ぐい、と手を引かれた。白いワンピース水着を慌てて身に着けて——太腿を伝う精液を拭う暇もなく、梨花に引っ張られて岩陰から走り出す。

 

 真っ青な海が広がっていた。午後の陽射しが水面を金色に染めて、波が砂浜に白い泡を残していく。

 

「うわー! 海ーー!」

 

 梨花が笑い声を上げて波打ち際に駆け込んだ。ばしゃばしゃと水飛沫が上がり、金色のツインテールが海風になびく。赤いビキニの下から太腿を伝っていた白い液が、波に洗われて流れていった。

 

「ほら、れんちゃんも早く早く!」

 

 振り向いた梨花が、手を差し伸べている。逆光でシルエットが輝いて、眩しくて——。

 

「ま、まってください梨花ちゃーん……!」

 

 れんが駆け出す。砂浜を走って、水飛沫の中に飛び込んで、差し出された梨花の手をぎゅっと掴む。冷たい海水が二人の足元を洗い、べたついた肌を清めていく。

 

 波に足を取られてよろけたれんを、梨花が笑いながら支えた。

 

「あはは! れんちゃん、よろよろすぎ!」

 

「だって足に力が……全然入らなくて……」

 

「それはまあ、あんだけ出したら腰も立たないよね~」

 

「言わないでくださいっ……!」

 

 頬を膨らませたれんの顔を見て、梨花がけらけらと笑う。波が二人の膝を洗う。潮風が髪を揺らす。繋いだ手は離さないまま、二人は膝まで海に浸かって向かい合った。

 

「——ね、れんちゃん」

 

「……なに?」

 

「今日、来てよかったでしょ」

 

 梨花の赤い瞳が、西に傾き始めた太陽の光を映して、きらきらと輝いていた。

 

 れんは——笑った。

 

 隈の残る目元をくしゃっとさせて、頬を染めて、ちょっとだけ泣きそうな顔で。

 

「……うん。来て、よかった」

 

 波の音が、二人の笑い声を優しく包んだ。

 




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