メアリはあの日、蹂躙し、放心した愛歌を抱きしめたまま、自身の魔術回路を暴走させていた。
「…愛歌。あなたは全能で、だからこそ、この世界の誰とも同じ景色を見られない。王子様さえも、あなたにとっては救済という名の記号でしかなかった」
メアリは、愛歌の白く細い首筋に顔を埋める。
愛歌の体温、彼女の根源から漏れ出す膨大な情報の奔流。
それに触れるたび、メアリの脳漿は焼き切れ、自己の境界が崩壊していく。
「でも、私は嫌よ。…あなたを、一人きりの神様にしておくなんて。…あなたが怪物なら、私も怪物になる。あなたが世界の外側にいるなら、私も世界を捨てて、あなたの隣まで這い上がってあげる」
メアリは自身の属性【星】を、外へ放つのではなく、自分自身の魂に向けて収束させた。
通常、魔術師がこれを行えば、自重で魂が潰れ、無へと帰す。
だが、メアリには転生者としての外殻と愛歌へのどす黒い執着があった。
(――足りない。もっと重く。もっと深く)
メアリの肉体から、パキパキと嫌な音が鳴る。
彼女の存在密度が、物理的な限界を超えて高まっていく。
全能である愛歌の隣に立つためには、並の魔術師の強度では足りない。
彼女の視線に耐え、彼女の愛を真正面から受け止めるためには、世界そのものと対等な特異点にならなければならない。
「…っ、あ、あああああぁぁぁ!!」
メアリの叫びと共に、地下工房の空間が歪み、ねじ切れた。
根源の扉が、メアリの執念によって無理やりこじ開けられる。
そこで彼女が掴んだのは、真理でも叡智でもない。
ただ、沙条愛歌という存在を、自分という重力圏内に固定し、分かち合うという、極めて個人的で利己的な第六魔法。
光が収まり、静寂が戻る。
メアリの姿は変わっていないように見える。
だが、その瞳に宿る質量は、もはや人間のものではなかった。
放心していた愛歌が、ゆっくりと瞬きをし、目の前のメアリを見つめる。
その全能の瞳が、驚愕に揺れた。
「…メアリ…? あなた、今…どこに、いるの…?」
愛歌には分かってしまった。
今のメアリは、自分と同じ。
世界というテクスチャから浮き上がり、因果の鎖を断ち切り、ただ個の意志だけで宇宙に君臨する、孤独な魔法使い。
「隣よ、愛歌。…ようやく、あなたの隣まで来たわ」
メアリは、愛歌の頬を両手で包み込んだ。
以前のメアリの掌は、愛歌に触れるたびに彼女の全能に弾かれそうになっていた。
だが今は、まるで最初から一つのパズルであったかのように、魂の波長が完璧に噛み合っている。
「もう、あなたは一人じゃない。私があなたの重りになり、あなたが私の世界の中心になる。…誰にも、神様にさえも、私たちのこの孤独は邪魔させない」
愛歌の瞳から、一筋の涙が零れた。
それは、生まれて初めて味わう自分を理解し、抱きとめることができる存在への、狂おしいほどの歓喜。
「…ああ…ひどい人。…私を神様から引き摺り下ろして、自分も怪物になるなんて…」
愛歌は、メアリの首筋に深く、深く歯を立てた。
魔法使いとなったメアリの肉体は、愛歌の愛(蹂躙)を受け止めても壊れることはない。
二人の魔力は、指輪を通じて、あるいは肌の接触を通じて、永遠に循環し、高め合っていく。
魔法を完成させ、愛歌と魂の深度を等しくしたメアリ。
もはや二人の間には、全能ゆえの孤独も、人間ゆえの限界も存在しなかった。
表参道の雑踏で立ち尽くす沙条綾香と出会った。
人ならざる密度を纏った二人の姿に、綾香は本能的な恐怖で身をすくませてしまいました。
「…お姉ちゃん、なの…?」
綾香の声が震える。
目の前にいるのは、確かに姉・愛歌だ。けれど、その隣にいるメアリという少女と、まるで影が溶け合っているかのように見える。二人の間には、世界から隔離された独自の理が渦巻いており、近づくことさえ許されない神域が形成されていた。
愛歌は、メアリの腕に抱かれながら、かつてないほど柔らかく微笑んだ。
「ええ、綾香。…驚いた? 今の私、とっても重たいの。メアリが私を離さないように、魔法で私をぎゅっと抱きしめてくれているから」
「魔法…? そんなの、お姉ちゃんを縛っているだけじゃない!」
「いいえ、違うわ」
メアリが一歩、前へ出た。
彼女の瞳が、漆黒の流星のような輝きを放つ。
その視線だけで、綾香の魔術回路が悲鳴を上げ、思考が停止しそうになる。
「私は彼女を縛っているんじゃない。彼女の隣に立つために、私自身を彼女に『揃えた』のよ。…今、この世界で、彼女の本当の言葉を理解できるのは、私だけ。私たちは、二人で一つの孤独(ほし)なの」
メアリは、震える綾香を冷ややかに、けれどどこか慈悲深く見つめた。
「綾香さん。あなたは今、絶望しているでしょう? 大好きで、大嫌いで、絶対だったお姉ちゃんが、得体の知れない女に蹂躙され、支配されているように見えて」
メアリは、愛歌の指に嵌まった銀の指輪を愛おしげに撫でた。
「でも、今の彼女は、あなたが知るどの瞬間よりも幸せよ。…だから、あなたに選ばせてあげる。二つの道があるわ」
メアリの声が、表参道の喧騒を消し去り、綾香の脳内に直接響き渡る。
「一つは、このまま何も見なかったことにして、沙条の家で普通の魔術師として支配され、怯えながら生きること。…私たちが世界をどう変えようと、あなたはただの観測者でいなさい」
メアリは一拍置き、より強く、魔圧を込めた。
「もう一つは、…私たちの隣に付いてくること。この異常な、魔法使いと神様の世界に足を踏み入れる覚悟があるなら、私があなたを時計塔の頂点までねじ込んであげてもいいわ。私の妹として、誰も手出しできない高みへ引き上げてあげる」
「…私が、お姉ちゃんの隣に…?」
「そう。ただし、それは地獄よ。もう二度と、普通の人間には戻れない。…でも、お姉ちゃんを一人きりにしたくないという願いがあるなら、その資格はあるわ」
愛歌も、どこか楽しげに綾香を見つめている。
姉の瞳に、初めて自分を一人の人間として認識しているような、微かな熱が宿っているのを綾香は感じた。
「さあ、選びなさい。…支配されるだけの弱者として朽ちるか。それとも、私の背中に付いてきて、魔法使いの身内として世界を睥睨するか。…どっちがいい?」
メアリの差し出した手は、救済のようであり、同時に深淵への招待状でもありました。
綾香は震える手で、メアリの差し出した「深淵への招待状」を取りました。
完璧で、全能で、自分を人間として見ていなかったはずの姉が、メアリの隣で初めて一人の幸福な少女として呼吸している。
その光景を否定し、孤独な過去に閉じ込めておくことは、綾香にはできませんでした。
「…お姉ちゃんを、独りにしたくない。…たとえ、それが地獄に続く道でも、私はお姉ちゃんのそばにいたいわ」
綾香の言葉に、愛歌は一瞬だけ目を見開き、それから愛おしげに目を細めました。
かつての彼女なら、妹の感情など風景の揺らぎ程度にしか思わなかったでしょう。
けれど、メアリによって人間の熱を教え込まれた今の彼女には、その青臭い勇気が、少しだけ誇らしく感じられたのです。
「いい返事ね、綾香さん」
メアリは満足げに微笑み、綾香の肩にそっと手を置きました。
その瞬間、綾香を縛り付けていた恐怖の重圧が霧散し、代わりに温かく、けれど絶対的な守護の魔力が彼女の輪郭を包み込みました。
「とはいえ、いきなり冠位なんて称号を与えても、今のあなたには毒でしかない。…魔術師の世界は、嫉妬と権謀術数に塗れているもの。私の妹として表舞台に出れば、あなたは格好の標的になってしまう」
メアリは転生者としての知識を巡らせます。
時計塔のどろどろとした権力争いに、まだ純粋な綾香を放り込むのは、救済ではなく単なる虐待です。
「…そうね。私の実家…レーベン家の古いツテを使って、時計塔でも指折りの良識あるロードにあなたを預けてあげる。そこで正当な魔術と、身を守るための術を学びなさい」
メアリが選んだのは、野心よりも教育と均衡を重んじる、時計塔の良心とも言える派閥でした。
「私が魔法で彼らを説得しておくわ。あなたはそこで、私の後ろ盾を受けながら、自分の力で歩む術を身につけるの。…もし誰かがあなたを虐めたり、不当に扱おうとしたら、すぐに言いなさい。その時は、その派閥ごと星の塵にしてあげるから」
「…ありがとう、メアリさん」
綾香は、まだ少し怖いけれど、初めてメアリをお姉ちゃんの恋人として、そして頼れる義姉として受け入れました。
表参道の喧騒の中、三人は並んで歩き出します。
真ん中には、メアリと指を絡め、幸せそうに微笑む愛歌。
その隣を、少し緊張しながら、けれどもしっかりとした足取りで歩く綾香。
「ねえ、メアリ。綾香も一緒なら、もっと楽しくなりそうね。…私たちの新しいお家、もっと大きくしなきゃ」
「ええ、そうね。…せっかくだから、時計塔の連中に最高級の建材でも運ばせましょうか」
魔法使いと、その愛人と、導かれる妹。
世界を書き換え、神を堕とした略奪劇は、いつの間にか、歪で、けれど確かに繋がった家族の物語へと変質していました。
時計塔の石造りの廊下には、古臭い伝統と、それ以上に湿った嫉妬が渦巻いています。
根源の皇女を私物化し、あろうことか魔法という理外の力を手にした若き魔術師、メアリ・レーベン。彼女に向けられる視線は、畏怖を通り越して、卑俗な邪推へと変質し始めていました。
「…聞いたか? あのメアリ・レーベン、根源の皇女を『淫蕩な術式』で骨抜きにしているらしい」
「ああ、あの指輪も、ただの拘束具ではない。肉体の快楽を魔力に変換し、抗えぬ依存を植え付ける禁忌の触媒だとか…」
時計塔の談話室の隅で、そんな陰口が囁かれています。
それを聞きつけた愛歌とメアリは、二人で顔を見合わせ、思わず吹き出してしまいました。
「ふふ、メアリ。聞いた? 私たち、ずいぶんと破廉恥な研究をしていると思われているみたい」
愛歌はメアリの肩に頭を預け、揶揄するように笑います。
彼女にとって、蹂躙された事実も、依存している現状も、否定のしようがない愛の形。
外野が何を言おうと、それが自分を地上に繋ぎ止める熱である限り、どうでもいいことでした。
「…否定はしないわ。実際、あなたを私の重力(あい)でドロドロに溶かしている自覚はあるもの」
メアリも、悪びれる様子もなく肩をすくめます。
転生者としての知識、そして掴み取った魔法。
その行使が、傍から見れば常軌を逸した情愛の強制に見えるのは、ある意味で正しい観測でした。
しかし、間に挟まれた綾香はそうもいきません。
良識あるロードの元で真面目に学んでいる彼女にとって、義姉たちの不名誉な噂は、顔から火が出るほど恥ずかしく、かつ許しがたい侮辱でした。
「…メアリさん、お姉ちゃん。笑い事じゃないわ。時計塔の連中、面白おかしく言い触らして…!」
俯き、拳を握りしめる綾香。
その健気な姿を見て、メアリの瞳に少しだけ教育的な光が宿りました。
「…そうね。綾香さんがそんなに気まずい思いをしているなら、少しだけ分からせておきましょうか。魔法使いが本気で淫蕩に振る舞えば、世界がどうなるか」
メアリは、陰口の主導者であり、レーベン家を成り上がりの淫売と蔑んでいた保守派の重鎮、ロード・バルトメロイに連なる有力な一門の長へ、一通の書簡を送りました。
それは、宣戦布告——「魔術決闘」の申し込みでした。
時計塔の地下競技場。
数多の魔術師が見守る中、傲慢な老ロードと、若き魔法使いメアリが対峙しました。
老ロードは、自慢の最高位の魔術回路を誇示し、数千の魔弾を展開します。
「小娘、その淫らな術で、私の高潔な神秘が破れると思うなよ!」
メアリは、ただ冷ややかに微笑みました。
彼女の背後に、漆黒の夜空が広がり、一際巨大な星が収束を始めます。
「…高潔、ね。その程度の密度で、私の重力に耐えられるかしら?」
メアリが指を鳴らした瞬間。
老ロードが展開していた数千の魔弾が、放たれる前に、まるで見えない巨大な足に踏み潰されたかのように、地面へと叩きつけられました。
「な…が、あ、あああああぁぁぁっ!?」
老ロードの肉体に、一万倍の重力が叩き込まれます。
地面は陥没し、石畳は粉々に砕け散る。
老ロードは、自身の魔術を起動することさえ許されず、ただカエルのように床に張り付かされ、その重圧に悲鳴を上げることしかできません。
「…これのどこが淫蕩かしら? ただの、圧倒的な質量の暴力でしょう?」
メアリは、這いつくばるロードの頭上から、冷酷に告げました。
「次、私の家族を侮辱する言葉を口にしたら。…あなたの血統ごと、この星の重力圏から追放してあげるわ。…宇宙の塵になりたくないなら、その汚い口を閉じなさい」
圧倒的な勝利。
メアリは、恐怖で静まり返った観客席にいる綾香に向かって、イタズラっぽくウィンクしてみせました。
「さあ、帰りましょう。…愛歌、お腹空いちゃったわね」
「ええ、メアリ。…今日のご飯は、あなたが作ってくれるかしら? それとも…私を美味しくいただいてくれる?」
「…お姉ちゃん、もうやめてっ!」
真っ赤になって叫ぶ綾香を連れて、魔法使い一行は優雅に去っていきます。
この日を境に、時計塔から「淫蕩」という陰口は消え、代わりに「星の暴君」という、さらに恐ろしく、かつ絶対的な畏敬の念が、彼女たちを包むことになったのでした。
時計塔の重鎮を重力の一撃で屈服させた夜。
勝利の余韻が冷めやらぬ沙条邸の最奥、愛歌の寝室は、メアリが放つ濃密な魔力によって外部の因果から完全に切り離された密室と化していた。
隣の部屋では、昼間の騒動と義姉たちのあてつけに疲れ果てた綾香が、耳を塞いで眠りにつこうと必死になっている。
けれど、魔法使いとなったメアリの情念は、壁の一枚や二枚では遮ることはできない。
「…ねえ、メアリ。今日のあなたは、いつもよりずっと重たいわ」
ベッドの上、薄衣一枚になった愛歌が、期待に潤んだ瞳でメアリを見上げる。
全能の皇女として、かつては世界の理さえも退屈な既知として扱っていた彼女。
けれど今、メアリの指先に触れられるたび、彼女の背筋には未知の戦慄が走る。
「…当然でしょう? あなたを侮辱した連中を叩き潰して、私の独占欲が昂ぶっているもの」
メアリは愛歌の細い足首を掴み、容赦なくその身体を反転させた。
屈辱的な四つん這いの姿勢。
晒し出されたのは、神の傑作とも言える、一点の曇りもない白磁の肢体。
「…あ、っ…メアリ…」
メアリは躊躇いなく顔を寄せ、愛歌の最も秘められた窄まり——アナルへと舌を這わせた。
「ひ、あぁっ!? …そこ、は…だめ、汚れちゃう…っ!」
「いいえ、汚すのは私。…あなたの聖域も、排泄の機能さえも、全部私の支配下におくの」
丹念に、そして執拗に。
魔法使いの舌が、禁忌の粘膜を蹂躙していく。
全能の愛歌にとって、それは肉体的な快楽以上に、自分という存在が根こそぎ暴かれているという魂の震えだった。
メアリは顔を上げると、自身の秘部を伝う愛液を指先で掬い取った。
魔法の残滓を帯びたそれは、暗い部屋で燐光を放っている。
メアリはその指を、愛歌の窄まりへと、一気に、そして深く突き立てた。
「…あがっ、あああああぁぁぁっ!?」
愛歌の身体が大きくしなり、指先がシーツを掻きむしる。
処女の蕾を強引に拡げる、メアリの熱。
自身の愛液を媒介に、メアリの個の重力が愛歌の体内へと浸食していく。
「あなたの初めては、全部私が貰う。…痛みも、悦びも、その汚辱に満ちた感覚さえも。…王子様なんて清らかな存在には、一生教えてあげない」
「は、ぁ…メアリ…メアリ…っ! 私、壊れちゃう…あなたの、指で…っ!」
愛歌の全知は、もはや意味をなさない。
メアリの指が蠢くたび、彼女の脳内は白い光で埋め尽くされ、自身の存在がメアリの色に塗り潰されていく。
「…仕上げよ、愛歌」
メアリは指を抜き去ると、愛歌の内に残った自身の愛液を媒介に、魔術回路を直結させた。
男根などという生物的な器は必要ない。
メアリは自身の膨大な魔力を、一本の「楔」として成形し、愛歌の最奥へと叩き込んだ。
「ひぎぃっ!? …あ、あああぁぁぁぁぁぁっ!!!」
肉体的な結合を超えた、魂の蹂躙。
メアリの「星」の魔力が、愛歌の子宮を、脊髄を、そして根源へのパスを焼き付かせるように駆け抜ける。
愛歌の瞳が白濁し、口から壊れたような声が漏れる。
「…私の、魔力…熱い…っ! 私の中が…メアリで、満たされて…!」
「そうよ。あなたの中にあるのは、もう神様の力じゃない。…私の、淫らで重たい魔力だけ。…ねえ、愛歌。あなたはもう、私なしでは息をすることもできない、ただの私の女なのよ」
メアリは絶頂に震える愛歌を抱きしめ、その耳元で勝ち誇ったように囁いた。
全能を剥がされ、魔法使いの情欲という名の泥に浸かった愛歌は、ただ幸せそうに、涙を流しながら笑うことしかできなかった。
「魔法使いと、その愛人と、導かれる妹」
この歪な、けれど誰にも壊せない家族の物語は、ここから永遠に続いていくのです。
あとがき
これにて終了となります読んでいただいたかたありがとうございました。
マリア・レーベンが推しを見に行って脳を焼かれてからは以下の計画をたててこの成功率が死んでいるチャートを爆走しました。
ちなみに焼かれた勢いで会いに行ったりすると消滅させられるか便利な舞台装置にされるか分かっているのでこれ以上の観測はあきらめました。
1.脳を焼かれている状態で根源に挑む、出力がたりないなら足りない出力で自己存在を可能な限り折りたたんで焼かれた対象である愛歌のパスに到達し自己の魔術回路を混信させノイズとして送り込むことで機能不全に追い込む。
愛歌への狂った執着が成功率をわずかに上げてくれます。
これは完全なギャンブルです、成功率は低いですが時間が経って愛歌に異常に執着している個体が存在していることがばれるリスクを考えると時間が掛けれないわけです。
2.愛歌がこの異常事態に馴れる(全知全能を取り戻す)前にとにかく身柄を確保し落ち着ける場所で魔力的に蹂躙し肉体的に犯し尽くす。
ちゃんと気持ちよくしてあげないとだめです。
愛歌を人間という格下の存在に落とす行為になります。
3.謝罪しながらもしっかり契約の意味を持つ指輪は指にはめてあげます。
指輪は概念的に意味を持つので絶対必要です。
4.プロポーズします、ここに至って興味を持たれない可能性は無いです。
が、消される可能性は高いです。
消されそうになったら「可愛い君と恋人になりたかった、不快感しか与えれなかったようで本当に済まない、それでも愛している。」と言い残してみましょう
執着する熱量の異常性と根源ではなく君自体を愛してしまったんだとアピールします。
5.根源接続者の初めての性行為の相手であるという概念と肉体がつながったことで流入した魔力を利用し根源に到達し必要な能力を分捕って帰ってきます。
愛歌に消されてない時点で今回の根源到達は成功ほぼ確定です。
6.日常的に徹底的に愛歌の能力を制限しながら快感の楔を打ち込み続ける。
重力や快感で縛り付けておかないと愛歌はかなりの確率で現実世界から消えてしまう(存在の位階が高すぎるため根源に帰ってしまう)からです。
まともな方法では愛歌を人の寿命程度でさえこの世界に繋ぎとめておくのは難しいと思います。
メアリの願いはただ1つ、「愛歌を恋人にしてこの世界で一緒に少しでも長く過ごしたい」です。
蹂躙が苛烈に見えるのは純粋なその願いの達成手段がそれしか思いつけなかったからです。
いつか本当の愛に変わるといいですね。
長文失礼しました。