※この作品はR-18です。

ヤリチンリトに寝取られるお話   作:大軍

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御門涼子の場合(4)終

 あれから——結城くんは、毎日来るようになった。

 

「先生、ちょっと相談が」

「先生、指にささくれが」

「先生、なんか頭痛いかも」

 

理由は毎回違う。でも——来る。確実に、毎日。

放課後の保健室に、あの爽やかな顔で現れる。

 

最初の三日は——余裕だった。

 

私はいつも通り、胸元を見せつけ、お尻を向けて物を取り、ストッキングの太腿をちらつかせた。

結城くんはそれを見ていた。瞳孔が開くのも、脈拍が上がるのも、私の指先が全部検知していた。

 

(——かかっているわね)

 

そう思って、満足していた。

 

でも——結城くんは、一線を越えてこなかった。

 

触れない。

あの日、絆創膏を貼った時の偶然のような指先の接触——あれ以降、結城くんから距離を詰めてくることが一度もない。

視線は来る。確実に私の身体を見ている。胸も、脚も、お尻も。

なのに——手を出さない。

 

四日目。私は白衣を脱いで、ノースリーブ一枚で対応した。

Hカップの胸が布地に直接包まれて、乳首の輪郭がうっすらと浮いている。下着を着けていないことが——もう、隠しようもないレベル。

 

結城くんは——一瞬だけ、息を呑んだ。

でも——触れない。

 

その夜、ベッドの中で——乳首がまだ疼いていた。

あの子の視線が触れた場所が——じんじんと熱い。

布団の中で寝返りを打つたびに、薄いキャミソールが乳首に擦れて、身体がぴくっと反応する。

 

(……ばかばかしい。視線で感じるなんて、思春期の女の子じゃないんだから)

 

でも——ノーブラの胸を見せつけたのは、私の方だ。

見せておいて、触られなかったことに苛つくなんて——何をやっているんだろう。

 

五日目。私はわざと書類を床に落として、結城くんの目の前で拾った。

タイトスカートのお尻が結城くんの顔の高さに来る角度で——ゆっくりと腰を曲げた。

スカートの裾が上がって、ストッキングの境界線どころか——太腿の付け根まで見えたはず。

 

結城くんは——「先生、俺が拾いますよ」と言って、隣にしゃがんだだけ。

 

(——は?)

 

「拾いますよ」じゃないのよ。

そこは——スカートの中を覗くところでしょう。

いや——覗いてほしいわけじゃない。覗いてほしいわけじゃ……ないけど。

 

(あんた、パンツ履いてない女が目の前でお尻突き出してるのに——「拾いますよ」って何? 紳士気取り? それとも——あたしの尻に興味がないってこと?)

 

……「あたし」って。

口調が崩れている。心の中で。

二十六歳の御門涼子が、十六歳の男の子に無視されたことで——こんなにも取り乱している。

 

六日目。処置の時、わざと顔を近づけた。結城くんの耳元に息がかかるほどの距離で——「痛くない?」と囁いた。

私の吐息が結城くんの首筋にかかって、彼の肌がぶるっと震えたのが見えた。

 

でも——触れない。

 

保健室のドアが閉まった後——私は、自分の太腿をぱちんと叩いた。

 

(反応してるくせにっ! 肌が震えてたくせにっ!)

 

(触りなさいよ! この——鈍感なのかわざとなのか知らないけど——胸でもお尻でも好きにすればいいじゃないっ!)

 

口には絶対に出さない。

養護教諭が生徒に「触って」なんて言えるわけがない。

でも——心の中は、もうぐちゃぐちゃだった。

 

その夜、シャワーを浴びながら——下腹部がずっと熱かった。

石鹸で身体を洗う手が、胸の上で止まって——自分の乳首を指先で触れた瞬間、びくっと腰が跳ねた。

 

(——やめなさい。この子のことを考えながら——そんなこと——)

 

やめた。

やめたけど——身体は、一晩中、疼いていた。

 

七日目——。

 

(……この子、何を考えているの?)

 

苛々した。

自分でも驚くほど——苛々した。

 

あの日、瞳孔が開いたのを見た。脈拍が上がったのも知っている。

私の身体に反応しているのは——間違いない。

 

なのに——来ない。

 

毎日来るくせに。毎日私の身体を見ているくせに。

あの「ヤリチン」が——私には、手を出さない?

 

(——舐めてるの?)

 

(ねえ、あんた——ヤリチンなんでしょう? 何人も抱いてきたんでしょう?)

 

(Hカップの胸を毎日見せて、下着も着けないで、お尻も太腿も全部見せてるのに——この私を抱かないって、どういうこと?)

 

(プライドがズタズタよ。女としてのプライドが——)

 

……いや、違う。

舐めているんじゃない。

 

これは——焦らしだ。

 

気づいた瞬間——背筋がぞくっとした。

 

この子は——わかっている。

私が挑発していることも。私が反応を楽しんでいることも。

そして——「触れない」ことで、私の中の何かが変わっていくことも。

 

(——十六歳が、この駆け引きを?)

 

認めたくなかった。

でも——事実として、私は焦れている。

「惚れさせて満足する」はずだった遊びが——いつの間にか、私の方がヤキモキしている。

 

悔しい。

悔しいのに——次の日も、結城くんが来るのを待っている自分がいる。

待っている間——保健室の椅子に座ったまま、無意識に太腿を擦り合わせている自分に気づいて、愕然とした。

 

(——私、発情してるの? 生徒に? 二十六歳の養護教諭が?)

 

最低だ。

最低なのに——止められない。

結城くんが保健室のドアを開ける音を、身体が待っている。

あの爽やかな声を聞くと、心臓が跳ねる前に——下腹が、きゅっと疼く。

 

(もう——やだ。何なのよ、この身体——)

 

         *

 

二週間が経った。

 

もう——限界だった。

 

寝付けない夜が続いていた。

ベッドに入ると——あの子の顔が浮かぶ。あの涼やかな目。片方だけ上がった口角。

目を閉じると——あの子の視線が身体を這う感触を、肌が再生する。

 

胸が。太腿が。お尻が。

見られた場所が——全部、熱い。

 

(……もし——あの手が。あの指が)

 

想像しかけて——首を振った。

シーツを握りしめた。

 

(やめなさい涼子。あんたは教師よ。いい女よ。安売りしない女よ)

 

(——でも)

 

(あの子に押し倒されたい。保健室のベッドに。白衣ごと——脱がされたい)

 

(抱きなさいよ馬鹿。いつまで焦らしてるの。こっちはもう——おかしくなりそうなのに)

 

枕に顔を埋めた。二十六歳。独身。処女。

十六歳の生徒に抱かれたくて眠れない夜を過ごしている——これが、「いい女の生き方」?

 

笑えない。全然笑えない。

 

私は——もう、理性的に考えることをやめた。

 

いや、やめていない。

計算はしている。ちゃんとしている。

ただ——計算の方向が、変わった。

 

「惚れさせて満足する」から——「この子に抱かせる」に。

 

もう認めよう。遊びじゃない。

私は——結城リトに触れられたい。触れてほしくて、おかしくなっている。

ここまで来たら——私の方から、場を作るしかない。

 

そして——その結果が、今。

 

「結城くん。今度の日曜、先生の家に来ない?」

 

自分でも信じられない言葉が——口から出た。

 

結城くんが——少しだけ、目を見開いた。

あの涼やかな目が、一瞬だけ——驚きを見せた。

 

(——ほら。あなたにも効くのね)

 

「家……ですか?」

 

「ええ。ちょっと本棚の整理を手伝ってほしくて。重い医学書がたくさんあるから、男手が欲しいのよ」

 

嘘。全部嘘。

 

「いいですよ。手伝います」

 

結城くんが——にこっと笑った。

あの、裏があるのかないのかわからない笑顔。

 

(——来る気なのね。教師の家に、二人きりで)

 

私の心臓が——どくんっと大きく跳ねた。

 

         *

 

日曜日。

 

玄関の姿見の前で——一時間迷った。

 

一時間。

二十六年間生きてきて、服を選ぶのに一時間かけたことなんてなかった。

 

結局——選んだのは、こう。

 

黒のニットワンピース。

身体のラインがぴったり出る薄手のニット。首元はオフショルダーで、鎖骨と肩が全部出ている。

丈は膝上十五センチ。太腿の真ん中まで。

下着は——もちろん、着けない。ブラもショーツも。

ニットの柔らかい生地がHカップの胸を直接包んで、乳首の位置が——はっきりとわかる二つの突起になっている。

お尻のラインも——パンティラインがないぶん、臀部の丸みがそのまま布地に浮き出ている。

 

素足。ストッキングも履いていない。白い脚が——裸のまま。

 

髪は——少しだけ巻いた。栗色のショートボブに、ゆるいウェーブ。

香水を——手首と、耳の裏に。ほんの少しだけ。

 

姿見に映る自分を——見た。

 

(……これは——もう、演技じゃないわね)

 

自覚はある。

本棚の整理を手伝ってもらう格好じゃない。

男を迎える——女の格好だ。

 

チャイムが鳴った。

 

ドアを開けた。

 

結城リトが——立っていた。

カジュアルな服装。でも——清潔感があって、バランスがいい。十六歳の少年が着る服にしては、少し大人っぽい選び方。

 

結城くんの目が——私の全身を、上から下へと走った。

 

肩。鎖骨。胸元。ニットに包まれたHカップの輪郭。くびれた腰。ヒップライン。太腿。素足。

 

一秒もかからない視線の動き。でも——全部、走査された。

 

結城くんの瞳孔が——ぐっと開いた。前より——広い。

 

「……先生——すごい綺麗」

 

声が——少し低かった。いつもの爽やかなトーンより、半音低い。

 

(——効いてる)

 

「あら、ありがとう。さ、上がって」

 

部屋に通した。

マンション。片付けてある。花も飾った。コーヒーの準備もしてある。

本棚の医学書は——形だけ、少し乱した。手伝ってもらう口実が必要だから。

 

結城くんがリビングに入って、きょろきょろと見回した。

 

「先生の部屋って、落ち着きますね」

 

「そう? 一人暮らしだから、殺風景でしょう」

 

「いや、なんか——家庭的っていうか。先生がコーヒー淹れてくれる感じ、いいですね」

 

家庭的。

 

その言葉を拾って——私は。

 

「そうかしら。毎日こうやって帰ってきて、一人でコーヒー飲んでるだけよ」

 

コーヒーをドリッパーに注ぎながら——背を向けたまま。

 

「もし——誰かが『ただいま』って帰ってくるなら、もう少し頑張って料理するかもしれないけどね」

 

(……何を言ってるの、私は)

 

匂わせている。

家庭。帰ってくる誰か。一緒に過ごす生活。

 

十六歳の男の子に——二十六歳の女が——家庭を匂わせている。

 

(早く——)

 

心の中で——叫んでいた。

 

(来なさいよ。もう十分でしょう。二週間焦らされて、家に呼んで、下着も着けずにこんな格好して——これ以上何が必要なの? あんた本当にヤリチンなの?)

 

(押し倒しなさいよ——このソファでも、ベッドでも、床でもどこでもいいから——)

 

(私を——抱きなさいよ)

 

(もう一日でも待てない。この溜まりに溜まったもの——全部、あんたのせいなんだから)

 

背を向けたまま——私の太腿が、微かに震えていた。

ニットワンピースの下で——下着を着けていない下腹部が、とくとくと脈打っている。

もう——服の上からでもわかるくらい、身体が準備を整えてしまっている。

 

コーヒーをカップに注いだ。手が——ほんの少しじゃない。はっきりと震えていた。

 

振り向いて——カップを差し出した。

 

結城くんが——カップを受け取る時、指が触れた。

 

今度は——偶然じゃない。

結城くんの指が——私の指に、はっきりと重なった。

 

「——先生」

 

結城くんの声が——変わった。

低い。あの爽やかなトーンが消えて——地声が出ている。

 

「何?」

 

「俺——先生のこと、好きです」

 

——。

 

世界が——白くなった。

 

好き。

 

好き、と言った。

 

この子が——私に——。

 

脳の奥で——何かが弾けた。

どくんっ——と全身に熱い波が走った。頭頂からつま先まで。一瞬で。

耳の奥がキーンと鳴って、視界の端が白く飛んだ。

 

ドーパミンが——溢れている。

医師の私にはわかる。今、脳内でドーパミンとノルアドレナリンが爆発的に分泌されている。

報酬系が——全開になっている。

 

二週間。

二週間、焦らされて——待って——。

 

(来た——やっと——っ!)

 

膝が——笑った。がくんと力が抜けて、その場に立っていられなくなった。

 

結城くんの手が——私の腰を支えた。

 

「先生?」

 

「——大丈夫。立てる。ちょっと——立ちくらみが——」

 

嘘。立ちくらみじゃない。嬉しすぎて膝が抜けた。

こんなこと——初めてだ。

 

結城くんの顔を——見上げた。

 

結城くんが——にやりと笑った。

 

あの爽やかな笑顔じゃない。

口角が——片方だけ上がった、獲物を仕留めた獣の笑み。

 

(——ああ。この顔——)

 

この顔が——何人もの女を堕としてきた顔。

知っていた。わかっていた。全部——手口だって。

 

わかっていたのに——。

 

結城くんの手が——私の腰から背中に回った。

引き寄せられた。胸が——結城くんの胸板に押し付けられた。

 

「先生——ずっとこうしたかった」

 

耳元で囁かれた——その声で、背筋の芯が溶けた。

 

「っ——結城くん——あなた——」

 

結城くんの唇が——私の唇に重なった。

 

ちゅ……っ。

 

柔らかい。温かい。

十六歳の少年の唇が——二十六歳の女の唇を、そっと吸った。

 

(——キス——)

 

キスに弱い。

それは——私の最大の弱点。自分でもわかっている。

いつも気をつけていた。キスだけはさせない——と。

 

なのに——。

 

ちゅうぅ……っ♡

 

結城くんの舌が——私の唇の隙間に入ってきた。

ぬるり、と。躊躇いのない、確信に満ちた舌の動き。

 

んっ……♡

 

力が——抜けた。

全身の力が——唇から溶け出すように、抜けていく。

膝がガクガクと震えている。結城くんの腕がなければ——崩れ落ちている。

 

「んんっ♡——ま、待って——結城く——んちゅ♡」

 

待って、と言った口が——結城くんの舌を吸っている。

矛盾。わかっている。でも——止められない。

 

じゅるっ……♡

 

舌が絡まる。唾液が混ざる。粘膜が擦れて、ぬるぬると滑る音が部屋に響く。

 

「はぁ……♡ あっ……♡」

 

キスが——止まらない。

ずっとキスされている。何十秒? 何分? わからない。

 

脳が——蕩けている。

もう——「教師」とか「生徒」とか、そんな文字列が意味を失っている。

 

結城くんの手が——ニットワンピースの上から、胸に触れた。

 

くにゅっ♡

 

「ひっ——♡」

 

Hカップの胸が——結城くんの手のひらに包まれた。

下着を着けていないから——ニットの薄い布地一枚を隔てて、少年の手が直接胸の柔肉を掴んでいる。

 

「先生の胸——やっぱり、すごい」

 

「やっ——やっぱりって——見て——たのね——んっ♡」

 

「毎日。先生が見せてくれてたから」

 

見せてくれてた。

私が——見せていた。わざと。意図的に。

それを——全部、わかった上で、今、触っている。

 

ぐにっ♡ ぐにっ♡

 

胸が揉まれている。大きな柔肉がぐにぐにと形を変えて、指の隙間から白い肌がぷにりとはみ出す。

乳首が——ニット越しに、硬く尖っている。こりっと固い突起を、結城くんの親指が——。

 

こりこりっ♡

 

「あぁっ♡——そこっ——だめ——っ♡」

 

「だめ?」

 

「だめ——じゃなくて——あっ♡あっ♡」

 

ニットが——捲り上げられた。

Hカップの胸が——空気に晒された。乳首が硬く勃起して、薄紅色の先端がぷっくりと膨らんでいる。

 

結城くんの舌が——乳首に触れた。

 

れろっ♡

 

「ひあっ♡♡——っ!」

 

声が裏返った。

舌が——乳首の周りをゆっくりと舐め回す。ぺろぺろ♡——と粘膜が敏感な先端を撫でて、そのたびに腰の奥がきゅうっと締まる。

 

「先生、声すごい」

 

「っ——だって——こんなの——十年ぶり——じゃなくて——初めて——」

 

(初めて——?)

 

自分の言葉に——自分で驚いた。

初めて? そう——初めてだ。

胸を、こんなふうに触られるのは——こんなふうに舐められるのは——初めて。

 

二十六年間——誰にも明け渡さなかった身体。

それを——今——。

 

ずぷっ……♡

 

結城くんの指が——スカートの中に入った。

太腿の内側を——するすると滑り上がって——下着のないそこに、直接、触れた。

 

「——先生、下着着けてないんだ」

 

「っ——知ってたくせにっ♡」

 

「知ってた。ずっと」

 

指が——割れ目をなぞった。

 

くちゅ……♡

 

「あっ♡——うそ——こんなに——濡れて——」

 

自分の身体が——もう、びしょびしょだった。

指がぬるぬると滑って、水音が部屋に響いている。

 

ぐちゅっ♡ ぐちゅっ♡

 

「やぁっ♡——指——入って——きてるっ♡」

 

中指が——膣内にゆっくりと沈んでいく。

ぬるんっ♡——と粘膜が指を咥え込んで、きゅうっと締めつけた。

 

「先生——中、すごい締まってる」

 

「言わないでっ♡——そんなこと——はぁっ♡♡」

 

指が——中で曲がった。

膣壁の上側を——ぐりぐりっ♡——と押された。

 

「っっ♡♡!!——そこっ——だめっ♡♡♡」

 

目の前が——白く閃いた。

腰がびくんっと跳ねて、膝が完全に崩れた。

 

結城くんが——私を支えたまま、ソファに押し倒した。

 

ニットワンピースが——腰まで捲り上げられている。

胸が——むき出し。下半身も——むき出し。

二十六歳の、完成された女の身体が——十六歳の少年の前で、全部晒されている。

 

結城くんが——ズボンを下ろした。

 

私は——見た。

 

(——大きい)

 

それしか——思えなかった。

 

結城くんの——硬く張り詰めたそれが、私の入り口に当てられた。

熱い。カリの形が入り口をぐいっと押し広げている。

 

「入れるよ、先生」

 

「——来なさい」

 

自分の声が——震えていた。

でも——拒否する気は、もうどこにもなかった。

 

ずぶっ……♡♡

 

「あああぁぁぁっ♡♡♡♡」

 

入ってきた。

二十六年間——誰も入ったことのない場所に——結城リトが。

 

太い。硬い。熱い。

カリが膣壁を押し広げながら、奥へ奥へと沈んでいく。

 

ずちゅっ♡……ずぷっ♡

 

「はぁっ♡♡——あっ——奥——奥に来てるっ♡♡」

 

子宮口に——先端が触れた。

どくんっ♡——と身体の芯で爆発が起きた。

 

「先生——中、やばい。熱くて——締まってて」

 

「っ——動いてっ♡——もう——お願いっ♡♡」

 

自分が——こんな声を出すなんて。

御門涼子が——「お願い」なんて。

 

ぱんっ♡ ぱんっ♡ ぱんっ♡

 

結城くんの腰が——動き始めた。

硬い肉棒がぬるぬると出入りする。引く時にカリが膣壁を引っ掻いて、突く時に奥をどんっと叩く。

 

ずちゅっ♡ ぬぷっ♡ ぐちゅっ♡

 

「あっ♡あっ♡あっ♡——すごいっ♡——なにこれっ♡♡」

 

わからない。こんな快感は——知らない。

医学書に載っている知識は全部——ただの文字だった。

実際はこうなのか。こんなに——頭が真っ白になるのか。

 

ぱんぱんっ♡ ぱんっ♡♡

 

腰が打ちつけられるたびに、Hカップの胸がぶるんぶるんと揺れる。

乳首が硬く突き出て、揺れるたびに空気に擦れて——それだけで痺れるように気持ちいい。

 

「先生——気持ちいい?」

 

「きも゛ちい゛い゛いっ♡♡——こんなのっ♡——初めてっ♡♡♡」

 

初めて。全部初めて。

キスも。胸を揉まれるのも。指を入れられるのも。挿入されるのも。

 

二十六年間守り抜いた身体を——十六歳の男の子に——。

 

ばちゅんっ♡ ばちゅんっ♡♡

 

ピストンが——激しくなった。

水音がぐちゅぐちゅと保健室——じゃない、自分の部屋に響いている。

腰が浮く。背中が弓なりに反る。爪先がぴんと伸びる。

 

「やっ♡——イくっ——イっちゃうっ♡♡♡——結城くんっ♡♡」

 

「リトでいい」

 

「っ——リ、リトくんっ♡♡♡——リトくんっ♡♡♡♡」

 

名前を——呼んだ。

教師と生徒の最後の一線を——名前で、越えた。

 

ぱんっ♡♡♡ ぱんっ♡♡♡ ぱんぱんぱんっ♡♡♡♡

 

「イくっ♡♡♡——イくイくイくっ♡♡♡♡——あああぁぁぁっ♡♡♡♡♡」

 

びくっ♡♡ びくっ♡♡♡ びくんっ♡♡♡

 

全身が——痙攣した。

膣が——ぎゅうぅぅっと締まって、結城く——リトくんのものを締め上げた。

意識が——白く飛んで——戻って——また飛んで——。

 

どくんっ♡♡ どくんっ♡♡♡

 

リトが——中で脈動するのがわかる。

奥で——熱い塊がびゅるるっ♡♡——と。

 

「あっ♡♡♡——中にっ——出てっ♡♡♡♡」

 

どぴゅっ♡——びゅるるっ♡♡♡

 

お腹の奥が——熱い液体で満たされていく。

どくっ♡——どくっ♡——と、脈打つように注がれて——子宮が、きゅうぅっと吸い上げるように締まった。

 

「はぁっ……♡♡ はぁっ……♡♡」

 

息が——できない。

全身の力が抜けて、ソファの上で仰向けに倒れたまま、天井を見ていた。

 

ニットワンピースは腰に巻きついたまま。胸は丸出し。脚は開いたまま。

二十六歳の養護教諭の身体が——十六歳の少年に犯された姿のまま——晒されている。

 

リトがまだ——中に入ったまま、私を見下ろしていた。

 

あの——にやりとした笑顔。

獲物を仕留めた獣の目。

 

「先生」

 

「……何、かしら……♡」

 

声が掠れている。身体がまだ痙攣している。膣が——リトのものをきゅうきゅうと締めている。止められない。

 

リトが——ゆっくりと、腰を引いた。

ずるっ♡——と、硬いものが膣壁を擦りながら抜けていく。

 

「ぁっ♡——抜かないで——」

 

自分の口が——そう言った。

止める間もなく。

 

リトが——笑った。

あの目の奥が——暗く、甘く、光った。

 

「先生——ひっくり返って」

 

「え——」

 

リトの手が——私の腰を掴んだ。

ぐるんっ——と、身体をひっくり返された。

 

うつ伏せ。

ソファに顔を押し付けられる格好で——お尻だけが、高く持ち上げられた。

 

ニットワンピースが背中まで捲り上がって——下着のないお尻が——完全に、晒された。

Hカップの胸がソファのクッションに押しつぶされて——横に潰れて——はみ出ている。

 

「リトくん——? この体勢——」

 

「先生」

 

リトの手が——私のお尻の丸みを、両手で掴んだ。

ぐにっ♡——と、臀肉が指に食い込む。

 

「——先生、こうされたかったんでしょう?」

 

——。

 

心臓が——止まった。

 

「毎日保健室で——胸を見せて、お尻を向けて。先生、俺に気づいてほしかったんですよね」

 

声が——出ない。

 

「ノーブラで乳首浮かせて。スカートの中見せるように屈んで。耳元で囁いて。——全部、俺を誘ってたんでしょう?」

 

全部——見抜かれていた。

 

「家にまで呼んでくれて——下着も着けないで——家庭の話までして」

 

リトの声が——耳のすぐ後ろで響いた。

身体が——上から覆いかぶさられている。十六歳の少年の体重が、私の背中に乗っている。

 

「先生——いつから、こうしてほしかった?」

 

「っ——」

 

否定しなきゃ。教師として。大人として。プライドを持った女として。

 

「——最初から」

 

口が——勝手に答えた。

 

「最初から——あなたの瞳孔が開いた時から——触ってほしかった——抱いてほしかった——っ」

 

リトの手が——腰を持ち上げた。

硬く張ったカリが——後ろから、入り口に押し当てられた。

 

ぬぷっ……♡♡

 

「ひぁっ♡♡♡——うし、ろ——からっ♡♡」

 

もう——まともに喋れない。

一回イッただけで——舌が、回らなくなっている。

 

一突きで——奥まで。

さっきの精液がまだ残っている膣内を、硬い肉棒がぬるぬると貫いた。

 

ずぶっ♡♡♡——ずちゅっ♡♡

 

「ひぃぃっ♡♡♡♡ ふ、ふかっ♡♡——さっきよ゛り゛っ♡♡♡」

 

バックの体勢は——角度が違う。

子宮口に——直接、先端が押し込まれるような角度で突き上げられる。

 

(——嘘。これ——さっきと全然——違——)

 

思考が——途切れる。

考えようとした瞬間にカリが子宮口を叩いて、脳が真っ白にリセットされる。

 

リトの体重が——背中に圧し掛かっていた。

押し潰されている。ソファのクッションに——胸も、顔も、押し付けられて。

身動きが取れない。逃げられない。

 

リトの腰が——動き始めた。

 

ぱんっ♡♡ ぱんっ♡♡ ぱんっ♡♡♡

 

お尻に——リトの下腹が叩きつけられる。

ぱちんぱちんと肌と肌がぶつかる音。さっきの精液が泡立って——ぬちゅぬちゅ♡♡——と淫らな水音が部屋中に響く。

 

「あ♡ あ♡ あ♡♡ あ♡♡♡ おっ♡——おくっ♡♡♡ あ、あだっでっ♡♡♡♡」

 

日本語が——壊れている。

自分が何を叫んでいるのかすらわからない。舌がもつれて、母音だけが零れ落ちていく。

 

(——なに、これ。なにこれ。頭が——考えられ——な——)

 

顔をクッションに押し付けて叫んでいる。涎が——止まらない。クッションにじわりとシミが広がっている。

 

リトの唇が——私の耳に触れた。

 

「先生、二週間ずっと我慢してたの——わかってたよ」

 

ぱんぱんっ♡♡♡ ぱんっ♡♡♡♡

 

「保健室で太腿擦り合わせてたの。——見えてた」

 

「うひゅっ♡♡♡♡!! ちが——ちがっ♡♡ みな——みないれぇ♡♡♡」

 

(見ないで——と言いたいのに——言葉が——出て——こない——)

 

見られていた。

あの——無意識に太腿を擦り合わせていた、あの醜態を。

全部——バレていた。

 

「先生が家に呼んでくれた時——チャイム鳴らす前から、先生の心臓の音がドアの向こうから聞こえた」

 

(嘘——嘘に——きま——)

 

思考すら——まとまらない。

 

ぱんぱんぱんっ♡♡♡♡ ぱんぱんっ♡♡♡♡♡

 

ピストンが——加速した。

リトの体重で押し潰されながら——背中から犯されている。

Hカップの胸がクッションにぐちゃぐちゃに押しつぶされて、乳首がソファの生地に擦れて——それすらも気持ちいい。

 

「やぁ♡♡ む、むりっ♡♡ こわっ♡♡ こわれ——っ♡♡♡♡ こわれひゃうのぉっ♡♡♡♡♡」

 

ばちゅんっ♡♡ ばちゅんっ♡♡♡♡ ばちゅんっ♡♡♡♡♡

 

腰が——自分の意思とは関係なく、リトに押し付けるように跳ねている。

お尻がぱんぱんと打たれて赤くなっている。

 

(二十六歳——養護教諭——医師免許——理想の男——いい女——)

 

(全部——全部どうでもいい——もう何も——考えたく——ない——ただ——気持ちいいのが——止まらな——)

 

「先生——涼子さん」

 

名前を呼ばれた——それだけで——膣がびくんっ♡♡♡と締まった。

 

「ひぅっ♡♡♡♡♡」

 

「涼子さんは——俺に抱かれたくて——二週間、眠れなかったんでしょう?」

 

「ぁ——♡♡♡♡ ぅ——♡♡♡♡♡」

 

もう——返事にすらなっていない。

母音だけが喉から漏れている。言葉が——溶けてしまった。

 

(全部——バレてる。みっともない欲望が——全部——この子に——)

 

(もういい——もう——見透かされてもいい——気持ちよすぎて——死ぬ——死んじゃう——)

 

「俺も——涼子さんのこと——ずっとこうしたかった」

 

耳元で——囁かれた。

 

どくんっ♡♡♡♡——

 

身体の芯が——爆発した。

 

「りっ♡♡ りどくっ♡♡♡♡ りどくぅんっ♡♡♡♡♡♡ いっ♡♡♡ いっひゃ♡♡♡♡ いっひゃうっ♡♡♡♡♡♡♡」

 

名前すら——まともに発音できない。

 

ぱんぱんぱんぱんっ♡♡♡♡♡♡

 

「いっ♡♡ いっ♡♡♡ いぐぅっ♡♡♡♡♡♡♡♡」

 

びくんっ♡♡♡♡ びくんっ♡♡♡♡♡ びくんっ♡♡♡♡♡♡

 

全身が——弓のように反った。

リトの体重の下で——痙攣しながら——獣のような声を上げた。

 

どぴゅっ♡♡♡——びゅるるっ♡♡♡♡——どくんっ♡♡♡♡♡

 

二回目の射精が——子宮に直接注ぎ込まれた。

奥を——熱い液体が満たしていく。溢れるほど。第一射で残っていた精液と混ざって——ぬるぬると太腿を伝い落ちていく。

 

「あ゛あ゛あ゛あ゛っ♡♡♡♡♡♡ は——あ゛あ゛あ゛っ♡♡♡♡♡♡♡」

 

視界が——真っ白に弾けた。

意識が——飛んで——戻って——また飛んで——。

 

身体が——びくっ♡♡ びくっ♡♡ びくっ♡♡——と痙攣し続けている。

イッた——のに——止まらない。波が——次から次へと押し寄せて——余韻が——余韻じゃなくてまた頂点が——。

 

(——壊れた。私——壊れ——た——)

 

何秒経ったのか。何分経ったのか。

 

気づいた時——私は、ソファに押し潰されたまま、涎を垂らしていた。

ニットワンピースはもうめちゃくちゃ。身体中が汗と精液でぬるぬると光っている。

お尻が真っ赤に紅潮して——太腿の内側を、白い液体がつぅっと流れ落ちている。

指先が——まだ痺れている。爪先が丸まったまま伸びない。

 

リトが——私の身体の上から退いた。

 

私は——動けなかった。

うつ伏せのまま。顔をクッションに埋めたまま。

肩が——痙攣するように震えていた。

 

リトの手が——私の髪を、そっと撫でた。

 

「涼子さん?」

 

リトの声が——どこか遠くから聞こえた。

水の底にいるみたいだ。音が——歪んでいる。

 

私は——クッションから顔を上げようとした。

腕に——力が入らない。二回目で持ち上げて——顔だけ、横に向けた。

 

目元が——ぐしゃぐしゃだった。

涙と汗と涎が全部混ざって、顔中が濡れている。

髪はめちゃくちゃに乱れて、栗色のショートボブが額や頬に張り付いている。

口が——半開きのまま閉じない。舌が——ちろりと覗いている。

 

「いい女」の面影は——どこにも残っていない。

さっきまで鏡の前で自分を好きだと言っていた女が——涎を垂らしてクッションに潰れている。

 

(——ああ。これが——御門涼子の本当の姿なのかしら)

 

(いい女? 安売りしない女? 理想の男か一生独身?)

 

(——全部、嘘だった。この身体は——ずっと、こうされたかったんだ)

 

リトの顔が——ぼやけて見えた。

あの涼やかな目。あの——にやりとした笑み。

 

私は——口を開いた。

喉が枯れている。声が——掠れている。

でも——止められなかった。

 

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」

 




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