日常が——壊れた。
制服のブラウスが——地獄だった。
朝、着替える時。ブラウスのボタンを留めて、布が胸の上に落ちた瞬間——乳首に、布地の繊維が触れる。
「——っ❤」
びくっと、肩が跳ねた。
綿の生地。何でもない、いつもの制服。なのに——ヤスリで薄くされた乳首が、その繊維の一本一本を拾っている。
歩くたびに。腕を上げるたびに。ブラウスが微かに擦れるたびに——乳首に、ちりちりと熱が走る。
ブラを——つけていない。
つけるブラがない。Aカップ——いや、AAにすら満たない。ブラをつけるほどの胸がそもそもない。
だからブラウスの薄い布一枚が、直接、むき出しの乳首に触れている。
あたしは——授業中、ずっと胸を押さえていた。
片手で教科書を持って、もう片方の手を——さりげなく制服の上から、胸のあたりに当てて。乳首を押さえつけて。動かないように。
でも——押さえた指の圧力すら、刺激になった。
くにっ——と、自分の指で乳首を押してしまう。
「……っ❤」
声が——漏れそうになって、唇を噛んだ。
隣の席のやつが、ちらっとこっちを見た。あたしは何でもない顔をして——教科書に目を落とした。
乳首が——じんじんしていた。
リトに削られた乳首が。毎晩弄られて、覚醒してしまった乳首が。
一日中——この状態だった。
*
廊下で——リトとすれ違った。
昼休み。教室から出て、トイレに向かう途中。向こうから歩いてきたリトと、目が合った。
普通にすれ違うはずだった。
他の生徒もいる。廊下には人が行き来している。
リトが——あたしの横を通り過ぎる瞬間、すっと手を伸ばした。
指先が——制服の上から、あたしの左の乳首を、ちょん、とつまんだ。
きゅっ❤
「——っ❤⁉」
声を——飲み込んだ。
一瞬だった。コンマ何秒かの、一瞬。
すれ違いざまに——制服越しに乳首をつまんで、そのまま何事もなかったみたいに歩いていく。
リトの背中が——遠ざかっていく。
振り返りもしない。
あたしは——廊下の壁に手をついて、膝に力を入れた。
足が——震えていた。
乳首が——制服の下で、きゅっと硬くなって、布に押し返されている。
一瞬の接触だったのに——余韻が、消えない。
「……くそ」
小さく——呟いた。
*
それから——リトは、あたしを見つけるたびにやるようになった。
廊下。階段。靴箱。校庭の隅。結城家のリビング。台所。玄関。
二人きりの時はもちろん——他に人がいる時でも、見えない角度から、する。
すれ違いざまに、ちょん、とつまむ。
背後から通り過ぎる時に、指先でちり、と弾く。
話しかけてきたフリをして、体を寄せて、制服の上から乳首をくるっと転がす。
全部——一瞬。
誰にも気づかれない。リトの手つきは——慣れていた。
こいつは——こういうことを、日常的にやっている男なんだと、身体で理解した。
あたしは——リトの気配がするだけで、乳首が反応するようになった。
足音が聞こえただけで——きゅっ、と硬くなる。
リトの声が廊下に響いただけで——ちりちりと、乳首が疼く。
気が狂いそうだった。
*
ある晩——あたしは、リトに聞いた。
両手両足を大の字にベッドに縛られた状態で。
裸の上半身が完全に晒されて、乳首に電マを押し当てられている最中に。
「なあ——❤ リト——❤」
「ん?」
リトの声が——相変わらず軽い。
あたしが震えながら声を絞り出しているのに——こいつは、リモコンを片手に、あたしの乳首を観察しているだけ。
「あたしの——❤ どこが——❤ いいんだよ——❤❤」
振動が——弱まった。
リトが——電マの出力を少し下げたらしい。
乳首のじんじんとした振動が、少しだけ和らいで——息がつけた。
「どこが——って?」
「あんたには——❤ 胸のある女なんて——はぁっ——❤ いっぱいいるだろ——❤ なんで——あたしなんかに——こんなこと——❤」
リトが——しばらく、黙っていた。
電マの振動がヴヴヴヴヴ——と低く鳴り続けている。乳首に当てられたまま。弱い出力で、じわじわと責め続けている。
「……お前の身体、エロいから」
「——は?」
「エロくて——面白い。胸がないのに乳首だけで全身びくびくして、涙流して、おかしくなるって叫ぶ。見てて飽きない」
あたしは——その言葉を、暗闇の中で噛み締めた。
エロくて。面白い。
エロい——って。この、何もない身体が? この、ぺたんこの、乳首しかない身体が——エロい、と?
面白い——って。あたしが苦しんでるのが? 震えてるのが? 泣いてるのが?
「……意味わかんない」
「わかんなくていいって」
リトが——電マの出力を、元に戻した。
ヴヴヴヴヴヴヴ——❤
「ひっ——❤❤ やぁ——❤❤ だめっ——❤❤」
あたしの声が——部屋の中に響いた。
手首と足首の紐が、ぎしぎしと軋む。大の字に開かれた身体が——逃げ場がない。
乳首からの振動が——腹の奥まで、響いてくる。
「あ❤ あ❤❤ あ❤❤❤ イく❤ イっちゃう❤❤」
びくっ❤
全身が——弓なりに反って。
びくっ❤びくっ❤びくっ❤
三回。大きな波が来て——あたしは、意識の端で、白い光を見た。
「は——❤ はぁ——❤ は……っ❤」
ベッドに崩れ落ちる。汗が——シーツに染みている。
拘束された手首が、赤くなっているのが——暗闇でもわかった。
リトが——電マを乳首から離した。
ぴくっ❤——と、離れた瞬間にも身体が跳ねた。
「……次、右」
「ま——待って——❤ いま——無理——❤」
「無理じゃねぇだろ。お前の乳首、まだ硬いままだ」
リトの指が——右の乳首を、ちょん、とつまんだ。
こりっ❤
確かに——硬い。ぴんと立ったまま。イった後なのに——乳首だけが、まだ「もっと」と言っている。
あたしの乳首が——あたしの意思と無関係に——リトを求めている。
その事実が——怖くて。
でも——怖いだけじゃなかった。
少しだけ——ほんの少しだけ——。
嬉しかった。
あたしの身体の——この、何もない胸の——乳首だけが。誰かに——求められている。
価値がないと思っていたこの身体の、たった一箇所だけが——リトにとって「面白い」のだと。
嬉しいと思ったことが——一番、怖かった。
*
十日を過ぎた頃——あたしは、あることに気づいた。
朝——鏡の前で制服に着替える時。
ブラウスを着る前に——鏡に映った自分の裸の上半身を見る。
何もない胸。肋骨の浮いた、薄い身体。
でも——乳首だけが、変わっていた。
ヤスリで削られて、毎晩の刺激で鍛えられた乳首が——少しだけ大きくなっていた。
前よりぷっくりと膨らんで、色も少し濃い、りんとしたピンク。
何もない胸板の上に——それだけが、主張するように立っている。
あたしは——鏡の中の自分の乳首を見て。
(……悪くない)
と、思った。
思ってしまった。
何もない胸だ。モモみたいな膨らみもない。姉上みたいな柔らかさもない。
でも——この乳首は——あたしだけのものだ。
リトに開発されて——リトが「面白い」と言った——あたしの。
「……何考えてんだ、あたし」
鏡に向かって——呟いた。
頬が——赤かった。
*
ある夜——リトが来て、いつものように乳首を弄り始めた頃。
あたしは——口を開いた。
「なあ——リト」
「ん」
「あんたさ——毎晩毎晩、あたしの乳首ばっか弄ってるけど」
「おう」
「あんたは——いいのかよ」
リトの手が——止まった。
「いいって?」
「だから——あんたは。何もされてないだろ、あたしに。毎晩来て、あたしの乳首弄って、電マ当てて——あんただけ、何もしてもらってないじゃん」
声が——自分でも驚くくらい、まともだった。
いつもは乳首を触られてる最中はまともに喋れないのに——今夜はまだ序盤だったから。
リトが——少し考えるような間があった。
「……別に。俺は見てて楽しいから」
「楽しいって——あんただって男だろ」
「まあな」
「だったら——その——」
言葉が——つかえた。
あたしは——何を言おうとしているんだ。
こいつに——何をしようとしているんだ。
でも——もう、口から出かかっていた。
「——あたしも、なんかしたい」
「なんかって?」
「だから——その——恩返しっていうか——」
恩返し。
自分で言って——変な言葉だと思った。乳首を開発されておいて、恩返しも何もない。
でも——他に表現が見つからなかった。
リトに乳首を弄られるたびに、あたしは「もらう側」だった。
何もない身体を好きにさせて、何もない胸を弄ってもらって——全部、リトがやって、あたしはされるだけ。
それが——不公平な気がした。
こいつがあたしの身体に価値を見出してくれたんなら——あたしも、何か——返さないと。
リトは——しばらく黙っていた。
それから——ベッドの縁に座り直して、足を開いた。
暗闇の中で——リトのスウェットの、股間のあたりが——膨らんでいるのが、見えた。
薄暗い中でも——わかる。あの形が。
「……しゃぶるか?」
軽い声だった。
いつもの——あの、何考えてるかわからない、軽い声。
あたしの心臓が——どくん、と鳴った。
しゃぶる。
ちんぽを。リトの——ちんぽを。
性的なことに無知なあたしでも——それくらいは知っている。知識としては。
でも——やったことなんか、あるわけがない。
「……やり方、わかんないけど」
「わかんなくていい。口開けて、咥えるだけだ」
リトが——スウェットを下ろした。
暗闇の中で——リトの陰茎が、露出した。
あたしは——目を逸らさなかった。
逸らす気力が——もう、なかった。というより——逸らしたくなかった。
リトのちんぽは——硬い。
薄暗い中でも——張り詰めているのがわかった。血管が浮いて、カリの部分が少し膨らんで——先端に、透明な液が、てらてらと光っている。
(……大きい)
そう思った。比較対象なんかないけど——あたしの手じゃ、片手で握りきれなさそうな——太さ。
あたしは——ベッドの上で、のろのろと這って、リトの前に移動した。
膝をついて。顔が——リトの股間の前。
ちんぽの匂いが——鼻に当たった。
苦い、汗っぽい——男の匂い。知らない匂いなのに——乳首が、きゅっと硬くなった。
なんで——乳首が反応するんだよ。
「……いく、ぞ」
口を——開けた。
舌を少し出して——リトの陰茎の先端に、ぺろっと触れた。
ぬるっ——。
透明な液が——舌に広がった。
苦い。しょっぱい。変な味。
「……ん」
リトが——小さく息を吐いた。
気持ちいいのかどうか——わからなかった。
あたしは——もう少し口を開けて、先端を——咥えた。
ちゅぽっ——。
カリの部分が、唇を押し広げて——口の中に入ってきた。
硬い。舌で触れると——かちかちに張り詰めている。表面はなめらかで、体温が高くて——舌にまとわりつく。
「もうちょい——奥まで」
リトの手が——あたしの後頭部に触れた。
ぐっ——と、優しくない力で、頭を押された。
「ん——っ❤ ん゛っ——❤」
ちんぽが——喉の奥に当たった。
苦しい。喉の奥が押されて——反射的にえずきそうになる。
でも——リトの手は、離れなかった。
「……力抜け。息は鼻からしろ」
言われた通りにした。
力を抜いて——鼻から息を吸って——舌で、ちんぽの裏筋を舐めた。
じゅるっ——❤
唾液が溢れて——ちんぽの根元まで垂れた。
「——上手いじゃん」
リトが——笑った気がした。暗闘の中で見えなかったけど——声が、笑っていた。
あたしは——夢中だった。
どうすれば気持ちいいのかわからない。でも——舐めて、吸って、口の中で動かして。
ちゅぽちゅぽ❤って、自分の口から出る水音が、暗い部屋に響くのが——恥ずかしかった。
恥ずかしいのに——止まれなかった。
リトの手が——あたしの頭を撫でた。
「——お前さ」
「ん——❤ んぐ——❤」
「乳首、勃ってるぞ」
——え。
あたしは——口にちんぽを咥えたまま、自分の胸に目を落とした。
乳首が——ぴんと、立っていた。
誰にも触れられていないのに。ちんぽをしゃぶっているだけなのに。
あたしの乳首は——きゅっと硬く、ぴんと尖って——主張していた。
リトのちんぽを口に入れているだけで——乳首が、反応している。
「……っ❤」
熱くなった。顔が。耳が。首筋が。
あたしは——知った。
あたしの身体は——リトに反応するように、変わってしまったのだと。
乳首が——リトの存在を、リトの匂いを、リトの硬さを——全部感じて、勝手に反応する身体に。
それが——不本意で。
不本意なのに——唇は、ちんぽから離れなかった。
ちゅぽっ——❤じゅるっ——❤ちゅぱっ——❤
口の中で——リトのちんぽが、少しだけ、硬さを増した気がした。
びくっと、脈打つような振動が——舌に伝わった。
「——ナナ。もうちょい——続けろ」
リトの声が——少しだけ、低くなっていた。
いつもの軽い声じゃなかった。ほんの少しだけ——息が、荒い。
あたしは——口を動かし続けた。
ちんぽの味と匂いが——口の中に広がって。
乳首が——誰にも触れられてないのに、ぴりぴりと疼いて。
恩返し——のつもりだった。
リトがあたしの乳首に価値を見出してくれたから。この何もない身体の、たった一箇所を——面白いと言ってくれたから。
だから——あたしにできることを、返したかった。
それが——こういう形になるなんて。
口の中のちんぽが——また脈打った。
どくんっ——❤
大きく。硬く。張り詰めて。
あたしの舌の上で——リトの欲望が、膨張していく。
リトの手が——あたしの後頭部から離れた。
ほっとした——のは一瞬だった。
離れた手が——あたしの胸に降りてきた。
裸の上半身。何もない胸板。その上に立っている——乳首。
きゅっ❤
「——っ❤⁉ ん゛ぅっ——❤❤」
ちんぽを咥えたまま——乳首をつままれた。
左の乳首を、リトの親指と人差し指が挟んで——こりっ、と転がす。
こりこり❤こりこり❤
口と——胸と——両方から同時に。
ちんぽの硬さが舌を押して、乳首の刺激が背骨を走って——二つの信号が、あたしの頭の中でぐちゃぐちゃに混ざる。
「ん❤ んぐっ❤ んん——❤❤」
声が——ちんぽで塞がれて、鼻から抜ける。
情けない、くぐもった声。
口からは唾液が溢れて——じゅるじゅると、リトのちんぽを濡らしている。
リトの指が——乳首を引っ張った。
にゅっ❤
「んぅ——っ❤❤❤」
薄い皮膚が伸びて——ぱちん、と戻る振動が、全身を走った。
同時に、口の中のちんぽが——びくっと脈打つ。
リトが——感じている。
あたしの口で——あたしの舌で——こいつが、感じている。
その事実が——嬉しくて。嬉しいのが——怖くて。
あたしは——もっと吸った。
ちゅぽっ❤じゅるっ❤ちゅぱっ❤
頬をすぼめて、舌の裏で裏筋を擦りながら——カリの段差を舌先でなぞる。
何が正解かわからない。でも——リトのちんぽが脈打つたびに、あたしは嬉しかった。
リトの指が——右の乳首にも伸びた。
今度は両手。片方はあたしの後頭部を押して、もう片方は——右の乳首をつまんでいる。
こりっ❤——と転がしながら、あたしの頭を——ちんぽに押しつける。
ずぷっ——❤
喉の奥に——当たった。
「んぐっ❤❤ ん゛ん゛——っ❤❤❤」
苦しい。喉が圧迫されて——涙が目尻から零れた。
でも——リトの指が乳首を弾いた瞬間。
ぱちんっ❤
「——❤❤❤⁉」
喉の奥に当たったちんぽと、弾かれた乳首の刺激が——同時にあたしの身体を貫いた。
腰が——びくんと跳ねた。膝が震えて、ベッドのシーツを掴んだ。
イきそう——だった。
ちんぽを咥えて——乳首を弄られてるだけで——あたしは、イきそうになっていた。
「——ナナ。出るぞ」
リトの声が——低かった。
いつもの軽さが——消えていた。息が荒い。声が——掠れている。
リトの手が——あたしの後頭部を、ぐっと掴んだ。
逃がさない——という意思。
あたしは——口を離さなかった。
離せなかった。離す気が——なかった。
リトの指が——左の乳首を、きゅっと強くつまんだ。
こりっ❤❤
「ん——❤❤❤」
同時に——口の中のちんぽが。
どくんっ——❤
大きく——脈打って。
どくっ❤どくっ❤どくっ❤
熱い——液体が、あたしの口の中に——噴き出した。
どぴゅっ❤——どぴゅっ❤——どぴゅるるっ❤❤
「ん゛っ——❤❤ んぐっ——❤❤❤ んん゛——❤❤❤❤」
苦い。熱い。ドロドロした——粘液が、舌の上に広がって、喉の奥に流れ込んでくる。
量が——多い。飲み込もうとしたのに——口の端から、白い液が溢れた。
唇の隙間から——ちんぽの根元に向かって、とろり、と垂れていく。
どくっ❤……どく❤……
脈動が——少しずつ、弱くなっていく。
最後の一滴が——舌の上に、ぽたり、と落ちた。
あたしは——目を閉じて、口の中に残った精液を——飲み込んだ。
ごくっ——。
苦い。生臭い。変な味。
でも——飲み込めた。全部。
ぷはっ——と、ちんぽが口から抜けた。
唾液と精液の混ざった糸が——あたしの唇とリトのちんぽの先端の間に、一本だけ、細く繋がって——ぷつん、と切れた。
「は——❤ はぁ——❤ はぁ……❤」
あたしは——膝をついたまま、肩で息をしていた。
口の中が——リトの精液の味で、いっぱいだった。
唇が——てらてら光っている。唾液と、精液で。
乳首は——まだ、きゅっと硬いままだった。
イきそうだったのに——イけなかった。もう一歩のところで——リトが射精して、乳首から手が離れて——あたしだけが、取り残された。
じんじん——と、乳首が疼いている。
もっと——触ってほしいと、訴えている。
「……ナナ」
リトの声が——聞こえた。
息が整い始めている。あたしよりも——ずっと早く。
「飲んだのか。全部」
「……こぼした」
「ほぼ飲んでたろ。——初めてでそれは上出来だ」
リトの手が——あたしのツインテールの片方を、くしゃっと掴んだ。
乱暴なのに——不思議と、痛くなかった。
「明日もやる?」
軽い声だった。
射精した直後なのに——もう、いつもの温度に戻っている。
あたしは——口の中の苦い味を舌で舐めながら、黙っていた。
乳首が——まだ疼いている。
あたしの身体が——まだ、足りないと言っている。
「——……」
返事は——しなかった。
でも——拒否も、しなかった。