※この作品はR-18です。

ヤリチンリトに寝取られるお話   作:大軍

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ナナ・アスタ・デビルークの場合(5)

 日常が——壊れた。

 

制服のブラウスが——地獄だった。

 

朝、着替える時。ブラウスのボタンを留めて、布が胸の上に落ちた瞬間——乳首に、布地の繊維が触れる。

 

「——っ❤」

 

びくっと、肩が跳ねた。

 

綿の生地。何でもない、いつもの制服。なのに——ヤスリで薄くされた乳首が、その繊維の一本一本を拾っている。

歩くたびに。腕を上げるたびに。ブラウスが微かに擦れるたびに——乳首に、ちりちりと熱が走る。

 

ブラを——つけていない。

つけるブラがない。Aカップ——いや、AAにすら満たない。ブラをつけるほどの胸がそもそもない。

 

だからブラウスの薄い布一枚が、直接、むき出しの乳首に触れている。

 

あたしは——授業中、ずっと胸を押さえていた。

片手で教科書を持って、もう片方の手を——さりげなく制服の上から、胸のあたりに当てて。乳首を押さえつけて。動かないように。

 

でも——押さえた指の圧力すら、刺激になった。

 

くにっ——と、自分の指で乳首を押してしまう。

 

「……っ❤」

 

声が——漏れそうになって、唇を噛んだ。

隣の席のやつが、ちらっとこっちを見た。あたしは何でもない顔をして——教科書に目を落とした。

 

乳首が——じんじんしていた。

リトに削られた乳首が。毎晩弄られて、覚醒してしまった乳首が。

 

一日中——この状態だった。

 

         *

 

廊下で——リトとすれ違った。

 

昼休み。教室から出て、トイレに向かう途中。向こうから歩いてきたリトと、目が合った。

 

普通にすれ違うはずだった。

他の生徒もいる。廊下には人が行き来している。

 

リトが——あたしの横を通り過ぎる瞬間、すっと手を伸ばした。

 

指先が——制服の上から、あたしの左の乳首を、ちょん、とつまんだ。

 

きゅっ❤

 

「——っ❤⁉」

 

声を——飲み込んだ。

 

一瞬だった。コンマ何秒かの、一瞬。

すれ違いざまに——制服越しに乳首をつまんで、そのまま何事もなかったみたいに歩いていく。

 

リトの背中が——遠ざかっていく。

振り返りもしない。

 

あたしは——廊下の壁に手をついて、膝に力を入れた。

足が——震えていた。

乳首が——制服の下で、きゅっと硬くなって、布に押し返されている。

 

一瞬の接触だったのに——余韻が、消えない。

 

「……くそ」

 

小さく——呟いた。

 

         *

 

それから——リトは、あたしを見つけるたびにやるようになった。

 

廊下。階段。靴箱。校庭の隅。結城家のリビング。台所。玄関。

二人きりの時はもちろん——他に人がいる時でも、見えない角度から、する。

 

すれ違いざまに、ちょん、とつまむ。

背後から通り過ぎる時に、指先でちり、と弾く。

話しかけてきたフリをして、体を寄せて、制服の上から乳首をくるっと転がす。

 

全部——一瞬。

誰にも気づかれない。リトの手つきは——慣れていた。

こいつは——こういうことを、日常的にやっている男なんだと、身体で理解した。

 

あたしは——リトの気配がするだけで、乳首が反応するようになった。

 

足音が聞こえただけで——きゅっ、と硬くなる。

リトの声が廊下に響いただけで——ちりちりと、乳首が疼く。

 

気が狂いそうだった。

 

         *

 

ある晩——あたしは、リトに聞いた。

 

両手両足を大の字にベッドに縛られた状態で。

裸の上半身が完全に晒されて、乳首に電マを押し当てられている最中に。

 

「なあ——❤ リト——❤」

 

「ん?」

 

リトの声が——相変わらず軽い。

あたしが震えながら声を絞り出しているのに——こいつは、リモコンを片手に、あたしの乳首を観察しているだけ。

 

「あたしの——❤ どこが——❤ いいんだよ——❤❤」

 

振動が——弱まった。

リトが——電マの出力を少し下げたらしい。

乳首のじんじんとした振動が、少しだけ和らいで——息がつけた。

 

「どこが——って?」

 

「あんたには——❤ 胸のある女なんて——はぁっ——❤ いっぱいいるだろ——❤ なんで——あたしなんかに——こんなこと——❤」

 

リトが——しばらく、黙っていた。

 

電マの振動がヴヴヴヴヴ——と低く鳴り続けている。乳首に当てられたまま。弱い出力で、じわじわと責め続けている。

 

「……お前の身体、エロいから」

 

「——は?」

 

「エロくて——面白い。胸がないのに乳首だけで全身びくびくして、涙流して、おかしくなるって叫ぶ。見てて飽きない」

 

あたしは——その言葉を、暗闇の中で噛み締めた。

 

エロくて。面白い。

 

エロい——って。この、何もない身体が? この、ぺたんこの、乳首しかない身体が——エロい、と?

 

面白い——って。あたしが苦しんでるのが? 震えてるのが? 泣いてるのが?

 

「……意味わかんない」

 

「わかんなくていいって」

 

リトが——電マの出力を、元に戻した。

 

ヴヴヴヴヴヴヴ——❤

 

「ひっ——❤❤ やぁ——❤❤ だめっ——❤❤」

 

あたしの声が——部屋の中に響いた。

手首と足首の紐が、ぎしぎしと軋む。大の字に開かれた身体が——逃げ場がない。

乳首からの振動が——腹の奥まで、響いてくる。

 

「あ❤ あ❤❤ あ❤❤❤ イく❤ イっちゃう❤❤」

 

びくっ❤

 

全身が——弓なりに反って。

 

びくっ❤びくっ❤びくっ❤

 

三回。大きな波が来て——あたしは、意識の端で、白い光を見た。

 

「は——❤ はぁ——❤ は……っ❤」

 

ベッドに崩れ落ちる。汗が——シーツに染みている。

拘束された手首が、赤くなっているのが——暗闇でもわかった。

 

リトが——電マを乳首から離した。

 

ぴくっ❤——と、離れた瞬間にも身体が跳ねた。

 

「……次、右」

 

「ま——待って——❤ いま——無理——❤」

 

「無理じゃねぇだろ。お前の乳首、まだ硬いままだ」

 

リトの指が——右の乳首を、ちょん、とつまんだ。

 

こりっ❤

 

確かに——硬い。ぴんと立ったまま。イった後なのに——乳首だけが、まだ「もっと」と言っている。

 

あたしの乳首が——あたしの意思と無関係に——リトを求めている。

 

その事実が——怖くて。

でも——怖いだけじゃなかった。

 

少しだけ——ほんの少しだけ——。

 

嬉しかった。

 

あたしの身体の——この、何もない胸の——乳首だけが。誰かに——求められている。

価値がないと思っていたこの身体の、たった一箇所だけが——リトにとって「面白い」のだと。

 

嬉しいと思ったことが——一番、怖かった。

 

         *

 

十日を過ぎた頃——あたしは、あることに気づいた。

 

朝——鏡の前で制服に着替える時。

ブラウスを着る前に——鏡に映った自分の裸の上半身を見る。

 

何もない胸。肋骨の浮いた、薄い身体。

 

でも——乳首だけが、変わっていた。

 

ヤスリで削られて、毎晩の刺激で鍛えられた乳首が——少しだけ大きくなっていた。

前よりぷっくりと膨らんで、色も少し濃い、りんとしたピンク。

何もない胸板の上に——それだけが、主張するように立っている。

 

あたしは——鏡の中の自分の乳首を見て。

 

(……悪くない)

 

と、思った。

 

思ってしまった。

 

何もない胸だ。モモみたいな膨らみもない。姉上みたいな柔らかさもない。

でも——この乳首は——あたしだけのものだ。

リトに開発されて——リトが「面白い」と言った——あたしの。

 

「……何考えてんだ、あたし」

 

鏡に向かって——呟いた。

 

頬が——赤かった。

 

         *

 

ある夜——リトが来て、いつものように乳首を弄り始めた頃。

 

あたしは——口を開いた。

 

「なあ——リト」

 

「ん」

 

「あんたさ——毎晩毎晩、あたしの乳首ばっか弄ってるけど」

 

「おう」

 

「あんたは——いいのかよ」

 

リトの手が——止まった。

 

「いいって?」

 

「だから——あんたは。何もされてないだろ、あたしに。毎晩来て、あたしの乳首弄って、電マ当てて——あんただけ、何もしてもらってないじゃん」

 

声が——自分でも驚くくらい、まともだった。

いつもは乳首を触られてる最中はまともに喋れないのに——今夜はまだ序盤だったから。

 

リトが——少し考えるような間があった。

 

「……別に。俺は見てて楽しいから」

 

「楽しいって——あんただって男だろ」

 

「まあな」

 

「だったら——その——」

 

言葉が——つかえた。

 

あたしは——何を言おうとしているんだ。

こいつに——何をしようとしているんだ。

 

でも——もう、口から出かかっていた。

 

「——あたしも、なんかしたい」

 

「なんかって?」

 

「だから——その——恩返しっていうか——」

 

恩返し。

自分で言って——変な言葉だと思った。乳首を開発されておいて、恩返しも何もない。

でも——他に表現が見つからなかった。

 

リトに乳首を弄られるたびに、あたしは「もらう側」だった。

何もない身体を好きにさせて、何もない胸を弄ってもらって——全部、リトがやって、あたしはされるだけ。

 

それが——不公平な気がした。

こいつがあたしの身体に価値を見出してくれたんなら——あたしも、何か——返さないと。

 

リトは——しばらく黙っていた。

それから——ベッドの縁に座り直して、足を開いた。

 

暗闇の中で——リトのスウェットの、股間のあたりが——膨らんでいるのが、見えた。

薄暗い中でも——わかる。あの形が。

 

「……しゃぶるか?」

 

軽い声だった。

いつもの——あの、何考えてるかわからない、軽い声。

 

あたしの心臓が——どくん、と鳴った。

 

しゃぶる。

ちんぽを。リトの——ちんぽを。

 

性的なことに無知なあたしでも——それくらいは知っている。知識としては。

でも——やったことなんか、あるわけがない。

 

「……やり方、わかんないけど」

 

「わかんなくていい。口開けて、咥えるだけだ」

 

リトが——スウェットを下ろした。

 

暗闇の中で——リトの陰茎が、露出した。

 

あたしは——目を逸らさなかった。

逸らす気力が——もう、なかった。というより——逸らしたくなかった。

 

リトのちんぽは——硬い。

薄暗い中でも——張り詰めているのがわかった。血管が浮いて、カリの部分が少し膨らんで——先端に、透明な液が、てらてらと光っている。

 

(……大きい)

 

そう思った。比較対象なんかないけど——あたしの手じゃ、片手で握りきれなさそうな——太さ。

 

あたしは——ベッドの上で、のろのろと這って、リトの前に移動した。

 

膝をついて。顔が——リトの股間の前。

ちんぽの匂いが——鼻に当たった。

苦い、汗っぽい——男の匂い。知らない匂いなのに——乳首が、きゅっと硬くなった。

 

なんで——乳首が反応するんだよ。

 

「……いく、ぞ」

 

口を——開けた。

 

舌を少し出して——リトの陰茎の先端に、ぺろっと触れた。

 

ぬるっ——。

 

透明な液が——舌に広がった。

苦い。しょっぱい。変な味。

 

「……ん」

 

リトが——小さく息を吐いた。

気持ちいいのかどうか——わからなかった。

 

あたしは——もう少し口を開けて、先端を——咥えた。

 

ちゅぽっ——。

 

カリの部分が、唇を押し広げて——口の中に入ってきた。

硬い。舌で触れると——かちかちに張り詰めている。表面はなめらかで、体温が高くて——舌にまとわりつく。

 

「もうちょい——奥まで」

 

リトの手が——あたしの後頭部に触れた。

 

ぐっ——と、優しくない力で、頭を押された。

 

「ん——っ❤ ん゛っ——❤」

 

ちんぽが——喉の奥に当たった。

苦しい。喉の奥が押されて——反射的にえずきそうになる。

 

でも——リトの手は、離れなかった。

 

「……力抜け。息は鼻からしろ」

 

言われた通りにした。

力を抜いて——鼻から息を吸って——舌で、ちんぽの裏筋を舐めた。

 

じゅるっ——❤

 

唾液が溢れて——ちんぽの根元まで垂れた。

 

「——上手いじゃん」

 

リトが——笑った気がした。暗闘の中で見えなかったけど——声が、笑っていた。

 

あたしは——夢中だった。

 

どうすれば気持ちいいのかわからない。でも——舐めて、吸って、口の中で動かして。

ちゅぽちゅぽ❤って、自分の口から出る水音が、暗い部屋に響くのが——恥ずかしかった。

恥ずかしいのに——止まれなかった。

 

リトの手が——あたしの頭を撫でた。

 

「——お前さ」

 

「ん——❤ んぐ——❤」

 

「乳首、勃ってるぞ」

 

——え。

 

あたしは——口にちんぽを咥えたまま、自分の胸に目を落とした。

 

乳首が——ぴんと、立っていた。

誰にも触れられていないのに。ちんぽをしゃぶっているだけなのに。

あたしの乳首は——きゅっと硬く、ぴんと尖って——主張していた。

 

リトのちんぽを口に入れているだけで——乳首が、反応している。

 

「……っ❤」

 

熱くなった。顔が。耳が。首筋が。

 

あたしは——知った。

 

あたしの身体は——リトに反応するように、変わってしまったのだと。

乳首が——リトの存在を、リトの匂いを、リトの硬さを——全部感じて、勝手に反応する身体に。

 

それが——不本意で。

不本意なのに——唇は、ちんぽから離れなかった。

 

ちゅぽっ——❤じゅるっ——❤ちゅぱっ——❤

 

口の中で——リトのちんぽが、少しだけ、硬さを増した気がした。

びくっと、脈打つような振動が——舌に伝わった。

 

「——ナナ。もうちょい——続けろ」

 

リトの声が——少しだけ、低くなっていた。

いつもの軽い声じゃなかった。ほんの少しだけ——息が、荒い。

 

あたしは——口を動かし続けた。

ちんぽの味と匂いが——口の中に広がって。

乳首が——誰にも触れられてないのに、ぴりぴりと疼いて。

 

恩返し——のつもりだった。

リトがあたしの乳首に価値を見出してくれたから。この何もない身体の、たった一箇所を——面白いと言ってくれたから。

 

だから——あたしにできることを、返したかった。

 

それが——こういう形になるなんて。

 

口の中のちんぽが——また脈打った。

 

どくんっ——❤

 

大きく。硬く。張り詰めて。

 

あたしの舌の上で——リトの欲望が、膨張していく。

 

リトの手が——あたしの後頭部から離れた。

 

ほっとした——のは一瞬だった。

 

離れた手が——あたしの胸に降りてきた。

裸の上半身。何もない胸板。その上に立っている——乳首。

 

きゅっ❤

 

「——っ❤⁉ ん゛ぅっ——❤❤」

 

ちんぽを咥えたまま——乳首をつままれた。

 

左の乳首を、リトの親指と人差し指が挟んで——こりっ、と転がす。

 

こりこり❤こりこり❤

 

口と——胸と——両方から同時に。

 

ちんぽの硬さが舌を押して、乳首の刺激が背骨を走って——二つの信号が、あたしの頭の中でぐちゃぐちゃに混ざる。

 

「ん❤ んぐっ❤ んん——❤❤」

 

声が——ちんぽで塞がれて、鼻から抜ける。

情けない、くぐもった声。

口からは唾液が溢れて——じゅるじゅると、リトのちんぽを濡らしている。

 

リトの指が——乳首を引っ張った。

 

にゅっ❤

 

「んぅ——っ❤❤❤」

 

薄い皮膚が伸びて——ぱちん、と戻る振動が、全身を走った。

同時に、口の中のちんぽが——びくっと脈打つ。

 

リトが——感じている。

あたしの口で——あたしの舌で——こいつが、感じている。

 

その事実が——嬉しくて。嬉しいのが——怖くて。

 

あたしは——もっと吸った。

 

ちゅぽっ❤じゅるっ❤ちゅぱっ❤

 

頬をすぼめて、舌の裏で裏筋を擦りながら——カリの段差を舌先でなぞる。

何が正解かわからない。でも——リトのちんぽが脈打つたびに、あたしは嬉しかった。

 

リトの指が——右の乳首にも伸びた。

 

今度は両手。片方はあたしの後頭部を押して、もう片方は——右の乳首をつまんでいる。

 

こりっ❤——と転がしながら、あたしの頭を——ちんぽに押しつける。

 

ずぷっ——❤

 

喉の奥に——当たった。

 

「んぐっ❤❤ ん゛ん゛——っ❤❤❤」

 

苦しい。喉が圧迫されて——涙が目尻から零れた。

でも——リトの指が乳首を弾いた瞬間。

 

ぱちんっ❤

 

「——❤❤❤⁉」

 

喉の奥に当たったちんぽと、弾かれた乳首の刺激が——同時にあたしの身体を貫いた。

腰が——びくんと跳ねた。膝が震えて、ベッドのシーツを掴んだ。

 

イきそう——だった。

ちんぽを咥えて——乳首を弄られてるだけで——あたしは、イきそうになっていた。

 

「——ナナ。出るぞ」

 

リトの声が——低かった。

いつもの軽さが——消えていた。息が荒い。声が——掠れている。

 

リトの手が——あたしの後頭部を、ぐっと掴んだ。

 

逃がさない——という意思。

 

あたしは——口を離さなかった。

離せなかった。離す気が——なかった。

 

リトの指が——左の乳首を、きゅっと強くつまんだ。

 

こりっ❤❤

 

「ん——❤❤❤」

 

同時に——口の中のちんぽが。

 

どくんっ——❤

 

大きく——脈打って。

 

どくっ❤どくっ❤どくっ❤

 

熱い——液体が、あたしの口の中に——噴き出した。

 

どぴゅっ❤——どぴゅっ❤——どぴゅるるっ❤❤

 

「ん゛っ——❤❤ んぐっ——❤❤❤ んん゛——❤❤❤❤」

 

苦い。熱い。ドロドロした——粘液が、舌の上に広がって、喉の奥に流れ込んでくる。

量が——多い。飲み込もうとしたのに——口の端から、白い液が溢れた。

唇の隙間から——ちんぽの根元に向かって、とろり、と垂れていく。

 

どくっ❤……どく❤……

 

脈動が——少しずつ、弱くなっていく。

最後の一滴が——舌の上に、ぽたり、と落ちた。

 

あたしは——目を閉じて、口の中に残った精液を——飲み込んだ。

 

ごくっ——。

 

苦い。生臭い。変な味。

でも——飲み込めた。全部。

 

ぷはっ——と、ちんぽが口から抜けた。

 

唾液と精液の混ざった糸が——あたしの唇とリトのちんぽの先端の間に、一本だけ、細く繋がって——ぷつん、と切れた。

 

「は——❤ はぁ——❤ はぁ……❤」

 

あたしは——膝をついたまま、肩で息をしていた。

口の中が——リトの精液の味で、いっぱいだった。

唇が——てらてら光っている。唾液と、精液で。

 

乳首は——まだ、きゅっと硬いままだった。

イきそうだったのに——イけなかった。もう一歩のところで——リトが射精して、乳首から手が離れて——あたしだけが、取り残された。

 

じんじん——と、乳首が疼いている。

もっと——触ってほしいと、訴えている。

 

「……ナナ」

 

リトの声が——聞こえた。

息が整い始めている。あたしよりも——ずっと早く。

 

「飲んだのか。全部」

 

「……こぼした」

 

「ほぼ飲んでたろ。——初めてでそれは上出来だ」

 

リトの手が——あたしのツインテールの片方を、くしゃっと掴んだ。

乱暴なのに——不思議と、痛くなかった。

 

「明日もやる?」

 

軽い声だった。

射精した直後なのに——もう、いつもの温度に戻っている。

 

あたしは——口の中の苦い味を舌で舐めながら、黙っていた。

 

乳首が——まだ疼いている。

あたしの身体が——まだ、足りないと言っている。

 

「——……」

 

返事は——しなかった。

でも——拒否も、しなかった。

 

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