リトの腰が——加速した。
ずぶっ❤ ずるっ❤ ずぶっ❤❤ ずるっ❤❤
椅子に座ったままでは——角度が合わなかったのか。
リトの手が——私の腕を掴んで、引き上げた。
「立て」
「え——❤ 立つ——❤❤?」
「立てって言ってんだ」
有無を言わさない声——だった。
私は——震える足で立ち上がった。リトのおちんちんが——一度、ずるっとお尻から抜けた。
ぬぽっ❤
穴が——ぽかんと開いたまま、きゅっと閉じきれない。空気が——すうっと入り込む。空っぽの感触が——さっきまで詰まっていたのに——寂しい。
「壁に手をつけ」
リトの声が——背後から。
「か、壁?」
「タイルに手をつけ。身体、前に倒せ」
言われるままに——浴室の壁に、両手をついた。
タイルが——冷たい。濡れている。指先が——滑りそうになる。
背中を丸めて——お尻を突き出す体勢。
立ちバック——という言葉が、頭をよぎった。
ネットで——見たことがある。こういう体勢。後ろから——入れる。
リトの手が——私の腰を掴んだ。
小さな腰骨を——両手で包み込むように。指が——くいっと食い込む。
「いくぞ」
「ま、待——❤❤」
待ってくれなかった。
ずぶっ❤❤❤
一気に——奥まで。
「あ❤❤❤❤ あああっ❤❤❤❤❤」
さっきまで解されて柔らかくなっていた穴に——リトのおちんちんが、根元まで突き刺さった。
椅子に座っていた時とは——角度が全然違う。
立った状態で——後ろから突かれると、重力で——おちんちんが腸壁の前側を、ずしんと押す。
カリの張り出しが——腸壁の凹凸をひとつひとつ擦りながら奥へ進んでいく。その硬い縁が——柔らかい腸の内壁を、ぐいっと押し広げる。
おちんちんの太さが——穴の内側全部に密着していて、血管の脈動が——壁越しにどくどくと伝わってくる。
熱い。リトの体温が——腸の粘膜に、直接、じかに染み込んでくる。内臓を——素手で掴まれているような。
お腹の奥——子宮の裏側あたりを——壁越しにぐいっと圧迫される。内臓が——ぐにゅっと押し上げられて、胃のあたりまで圧力が響く。
「ひっ——❤❤❤ おなかっ——❤❤ おなかのおく——❤❤❤ 押されてる——❤❤❤❤ あつっ——❤❤❤ あつい——❤❤❤❤」
穴の入り口が——ひりひりと焼けるように熱い。
リトの根元の太さで——限界まで押し広げられた括約筋が、じんじんと痺れている。
痛いのとは——少し違う。引き伸ばされた皮膚が——悲鳴を上げているような、熱いような、痺れるような。
リトが——腰を引いた。
ずるっ❤❤
カリが——腸壁を擦りながら出ていく。硬い張り出しの縁が——柔らかい襞を一枚一枚めくるように引っ張って——裏返りそうになる。
擦られた場所が——ひりりっと、線を引くように熱い。その熱さが——じわっと残る。消えない。
抜けていく時——穴の内側が、おちんちんに吸い付くように縮まった。
自分の意思じゃない——身体が、勝手に、リトを離したくないと言っている。
そして——叩き込まれた。
ずぶんっ❤❤❤
「ひぁっ❤❤❤❤⁉」
視界に——白い光が走った。
ばちんっ——と。網膜の裏で——火花が散ったみたいに。
カリが——腸壁の前側の、一番敏感な場所を——ぐりっと抉った。
お腹の奥まで——一気に突き抜ける衝撃。背骨の中を——熱い電流が駆け上がって——頭の後ろで弾けた。
なにこれ——なにこれ——。
さっきまでの私の身体と——違う。感覚が——変わっている。
お尻の穴が——もう、ただの「穴」じゃない。全身の神経が——ここに集まっているみたいに、びりびりと。
リトが——腰を振り始めた。
ずぶっ❤ ずるっ❤ ずぶっ❤ ずるっ❤
ぱんっ❤ ぱんっ❤
リトの下腹部が——私のお尻に当たる音。小さなお尻の肉が——ぱちんぱちんと弾ける。
入るたびに——カリの硬い縁が、穴の入り口をぐりっと押し広げて通過する。
出るたびに——その縁が、内壁の襞を引っ掻くように擦って、ひりりっと焼ける。
入って——焼けて——出て——焼けて。同じ場所を——何度も何度も。
穴の入り口の皮膚が——ひりひりと、剥き出しの傷口みたいに敏感になっていく。
痛い——のとは違う。もっと——もっと鋭い。神経が——むき出しになったみたいな。
そこを——リトのおちんちんが、ずぶずぶと擦り続けている。
ずぶっ❤ ずるっ❤ ずぶっ❤❤ ずるっ❤❤ ずぶんっ❤❤❤
「あ❤ あっ❤ あっ❤❤ あっ❤❤❤ リト❤❤ リトっ❤❤ はやっ——❤❤❤ はやいっ——❤❤❤❤ ヒリヒリ——するっ——❤❤❤❤」
速い。さっきまでの——ゆっくり入れてゆっくり抜いて——とは全然違う。
リトの腰が——一定のリズムで、私のお尻を打ち付けている。
ぱんっ❤ぱんっ❤ぱんっ❤
おちんちんが——私のお尻の穴を、ピストンしている。
出て——入って——出て——入って。
カリの張り出しが——穴の入り口を通るたびに、ぐりっと壁を擦って——内壁の粘膜を押し潰して——そのたびに、頭の中で何かが弾ける。
竿の——血管の浮いた太い幹が、穴の中をずるずると往復する。
血管の凸凹が——伸びきった腸壁の一番薄いところを擦るたびに——びりっ、と。
小さな稲妻が——背骨を駆け上がる。
ぱちっ——ぱちっ——ぱちっ——と。
小さな火花みたいなものが——視界の端で散っては消える。散っては消える。
何これ——何これ——。
身体が——変わっていく。
さっきまで「お尻の穴」だった場所が——性器になっていく。感じる場所に——変えられていく。
リトの——おちんちんの形に、内側が馴染んでいく。
脳が——溶ける。
頭の中に——熱い蜜みたいな液体がどろどろ流し込まれている。思考が——輪郭を失って、ぐにゃぐにゃに溶けていく。
お尻の穴から——全身に広がっていく熱が、脳まで届いて、何かの栓を溶かしている。
考えが——まとまらない。考えること自体が——溶けていく。
ずぶっ❤❤ ずぶっ❤❤ ずぶんっ❤❤❤
「あ❤❤ あ❤❤ あ❤❤❤ あ❤❤❤❤ やっ❤❤ だめっ❤❤ あたまっ——❤❤❤ あたま——おかしく——なるっ——❤❤❤❤」
壁についた手が——滑った。指が——タイルの上で、ずるっと。
リトの手が——私の腰を支えている。その手がなかったら——とっくに崩れ落ちている。
足が——震えている。膝が——がくがく。つま先が——床の上でかろうじて踏ん張っている。
リトの腰は——止まらなかった。
私がどんな状態か——なんて、お構いなし。
ずぶっ❤ ずるっ❤ ずぶっ❤ ずるっ❤ ずぶっ❤❤ ずるっ❤❤
ぱんっ❤ぱんっ❤ぱんっ❤ぱんっ❤
同じリズムで——同じ深さで——同じ角度で。
まるで——私のお尻の穴を使って、自分のおちんちんを扱いているみたいな。
私の気持ちよさとか——私が怖いとか——関係ない。
リトは——自分の気持ちいいように、腰を振っている。
私のお尻の穴は——リトのおちんちんを気持ちよくさせるための、道具。
こわい。
こわい——と、思った。
リトの——この感じ。
優しくて——丁寧で——「大丈夫か」と聞いてくれていたリトが——消えた。
今の——この腰の動きは。
女を抱き慣れた男の——本能的な動き。
気持ちいいから——止まらない。止める理由がないから——止めない。
これが——ヤリチンの本性。
「リ——リトっ❤❤ こわ——❤❤ こわいよ——❤❤❤」
「何が怖い」
「速いっ——❤❤ 速すぎっ——❤❤ あたし——壊れちゃう——❤❤❤」
「壊れない。美柑の穴、ちゃんと受け入れてるだろ」
リトの指が——私の腰骨をぐいっと引き寄せた。
ずぶんっ❤❤❤❤
深い。今までで一番——深い。
おちんちんの根元まで——お尻の穴に埋まっている。リトの恥骨が——私のお尻の肉に、ぺたっと密着している。
竿の全部が——腸の中に収まっていて、先端が——奥の壁を、ぐいっと押している。
お腹の中が——リトのおちんちんの形に、変形している。
腸壁が——竿の太さに引き伸ばされて、血管の筋の一本一本まで——粘膜に刻印されているみたいに。
カリの張り出しの——あの硬い縁が、腸壁の奥のほうの、一番柔らかい場所に——めり込んでいる。
「ぁあっ❤❤❤❤❤ おくっ❤❤❤ おくっ❤❤❤❤ あたって——❤❤❤❤❤ かたい——のが——おなかの——なかで——❤❤❤❤❤❤」
お腹の奥が——ぎゅうっと圧迫される。
内臓が——ぐにゅっと押し上げられて、胃の裏側まで圧力が伝わる。
穴の入り口は——根元の太さで限界まで広げられて、ひりひりと燃えるように熱い。
でも奥は——ずしん、と。重くて、熱くて、圧倒的な塊に——中から満たされている充満感。
私の身体の中に——リトがいる。全部。
こんなに——深く。こんなに——熱く。
リトが——また腰を動かし始めた。
今度は——さっきよりもっと速い。
ずぶずぶっ❤❤ ずぶずぶずぶっ❤❤❤
ぱんぱんっ❤ぱんっ❤ぱんぱんっ❤❤
「あ❤❤ あ❤❤ あ❤❤ あ❤❤ あ❤❤❤ あ❤❤❤❤ やっ❤❤ やっ❤❤ だめっ❤❤ だめだめっ❤❤ とまんないっ——❤❤❤ リトとまんないっ——❤❤❤❤」
止まらない。リトが——止まらない。
私の声も——止まらない。
「あ」しか——出てこない。言葉が——作れない。脳が——処理しきれない。
視界が——ぐらぐらする。
タイルの壁が——歪んで見える。白いタイルの目地が——ぐにゃぐにゃ。
脳の中で——何かがどくどくと分泌されている。
甘い——苦い——わからない——でも、頭がぼうっとして——気持ちいいのか怖いのか——区別がつかなくなっていく。
こわい。
でも——止めてほしくない。
こわい。
でも——もっとほしい。
この矛盾が——頭の中でぐるぐる回って——回りすぎて——もういいやってなる。
(いいや——もう——リトが——気持ちいいなら——)
ぱんぱんぱんっ❤❤❤
リトの腰が——さらに勢いを増した。
「美柑」
「あっ❤❤ んっ❤❤ なにっ——❤❤❤」
「小学生のアナルで——ちんぽ扱いてる気分、どうだ」
「——っ❤❤❤❤❤⁉」
言われた。口に——出された。
小学生の——アナル。
その言葉が——頭の中で、ぐるんと回った。
そうだ。私は——小学五年生で。
リトの——おちんちんを——お尻の穴で——。
「しょ——しょうがくせ——❤❤❤ ゆわないで——❤❤❤❤」
「事実だろ。小学五年生の美柑のアナルに——俺のちんぽが入ってる」
「やぁっ❤❤❤❤ やめてっ❤❤❤❤ そうゆうこと——ゆわないでっ——❤❤❤❤❤」
恥ずかしい。恥ずかしすぎて——涙が出そう。
でも——言葉にされたことで、身体が。
穴が——きゅうっと締まった。
リトの——おちんちんを、きゅっと締め上げた。
「——っ、締めんな」
「だっ——だってっ❤❤ リトが——へんなこと——ゆうからっ——❤❤❤❤」
「へんなことじゃない。美柑が——俺のちんぽでイきそうにしてるのが、事実」
「イきそ——❤❤❤❤ イきそうじゃ——❤❤❤❤ ないっ——❤❤❤❤❤」
嘘だ。
イきそう——だった。
お腹の奥に——大きな波が、溜まっている。
昨日——クリトリスでイった時の、あの波。あれよりもっと——大きくて、深くて、暗い波。
お尻の穴から——全身に広がる、じわじわとした圧力。
それが——一定のラインを超えたら、弾ける。弾けてしまう。
「美柑。俺も——もうすぐ出る」
「だっ——だす——❤❤ って——❤❤ なかに——❤❤❤⁉」
「中に出す。美柑のアナルに——射精する」
「やぁっ❤❤❤❤❤ だめっ❤❤❤❤ なかは——だめっ——❤❤❤❤❤」
だめ——と言いながら。
腰が——逃げなかった。
むしろ——リトの腰に、押し付けるように。
リトの腰が——最後の加速をした。
ずぶずぶずぶっ❤❤❤❤ ぱんぱんぱんぱんっ❤❤❤❤❤
カリが——もう、一番いい場所を覚えている。同じ角度で——同じ深さで——腸壁の前側の、あの柔らかい壁を——ぐりっぐりっと抉りながら、最速で突く。
穴の入り口が——ひりひりと——もう、ひりひりを通り越して——じんじんと、熱い麻痺に変わっている。
痛みが——快楽に、書き換えられている。私の身体が——リトのおちんちん専用に、作り変えられていく。
「ひあっ❤❤❤ あっ❤❤❤ あっ❤❤❤❤ あっ❤❤❤❤❤ やっ❤❤❤ だめっ❤❤❤ イくっ❤❤ イくっ❤❤ イっちゃうっ❤❤ リトっ❤❤ あたしっ❤❤ おしりのあなでっ❤❤ イっちゃうっ❤❤❤❤❤」
リトが——腰を、奥まで突き刺したまま——止まった。
リトのおちんちんが——穴の中で、ぐんっと膨張した。
さっきまでより——太い。硬い。カリの張り出しが——ぐうっと大きくなって、腸壁をぱんぱんに押し広げる。
どくんっ❤❤❤❤
脈打った。おちんちんが——お尻の穴の中で。
鉄みたいに硬い幹が——どくんっと跳ねて——先端が、腸壁の奥を、ぐいっと突き上げた。
どくっ❤ どくっ❤ どくっ❤❤ どくっ❤❤❤
出てる。
リトの——精液が。
私の——お尻の穴の、一番奥に。
熱い。——お湯よりも、シャワーよりも——ずっと熱い液体が、腸の粘膜にじかに触れている。
どくっ、と脈打つたびに——新しい熱が、奥に注ぎ込まれる。
腸壁が——その熱を吸い込んで、じわあっと、全身に広がっていく。
お腹の中が——リトの精液の温度で、内側から灼かれている。
「あ❤❤❤❤❤❤❤——————」
その瞬間——波が、弾けた。
視界が——真っ白に飛んだ。白じゃない。白を突き抜けた——何も見えない。
昨日の——クリトリスの時とは、比べものにならない。
あれは波だった。これは——爆発だ。
身体の芯——お尻の穴の奥から——背骨の中を、溶けた金属みたいな熱が駆け上がって——頭蓋骨の裏側で、ばちんっと弾けた。
全身の筋肉が——同時に痙攣した。
足の指が——ぎゅっと丸まって。爪が——床のタイルを引っ掻いて。
壁についた手の指が——タイルを掴もうとして——掴めなくて——十本の指が全部開いて。
背中が——限界まで弓なりに反って——お腹が——ぐうっと内側に凹んで——膣が——触れてもいないのにきゅうきゅう痙攣して——。
びくっ❤❤——びくっ❤❤——びくっ❤❤❤——びくっ❤❤❤❤——びくっ❤❤❤❤❤——。
五回——六回——数えられない。
波が——引かない。一つの波が終わる前に——もっと大きな波が来る。
お尻の穴が——リトのおちんちんの周りで、ぎゅっぎゅっと締まったり緩んだりを——自分の意思とは関係なく繰り返している。
その収縮が——リトのおちんちんを搾るように締め上げて——そのたびに、精液がまた——どくっと奥に送り込まれる。
「あ❤❤ あ❤❤ あ❤❤❤ はっ❤❤ はっ❤❤❤ はぁ——❤❤❤❤」
声にならない声が——漏れ続けた。
涙が——目から勝手に流れていた。泣いているんじゃない。身体が——処理しきれない信号を、涙で排出している。
壁についた手が——ずるっと滑った。
膝が——折れた。
リトのおちんちんが——ずるっとお尻から抜けた。
ぬぽんっ❤❤
抜けた瞬間——穴の中から、何かが——たらっと垂れた。
リトの精液が——太ももの内側を、白い筋になって伝い落ちていく。
私は——浴室の床に、崩れ落ちた。
ぺたん——と。膝から落ちて——そのまま、横に倒れた。
タイルの床が——冷たい。シャワーのお湯が——まだ流れていて、足にかかっている。
「は——❤❤ はぁ——❤❤ はぁ——❤❤❤……」
呼吸が——戻らない。
目が——開かない。まぶたが重くて——開けようとしても、すぐに閉じてしまう。
身体中が——痙攣している。
太ももが——ぷるぷる。
お腹が——ひくひく。
乳首が——触れてもいないのに、じんじんしている。
お尻の穴が——ひくっ、ひくっ、と。開いたり閉じたりを——繰り返している。
閉じきれない。さっきまでリトのおちんちんが入っていた分だけ——広がったまま、元に戻れない。
リトの精液が——穴の中から、じわじわと溢れ出ている。
お尻の谷間を流れて——太ももに垂れて——タイルの床に、白い水たまりを作っている。
「美柑。大丈夫か」
リトの声が——遠くから聞こえた。
目を——薄く開けた。
リトが——しゃがんで、私の顔を覗き込んでいた。
涼しい顔。さっきまで——小学生のお尻の穴で射精していたとは思えない、穏やかな顔。
「だい——じょう——❤❤ ぶ——❤❤……」
大丈夫じゃない。全然大丈夫じゃない。
でも——それしか言えなかった。
リトが——シャワーヘッドを取って、私の身体にお湯をかけた。
温かい水が——全身を洗い流していく。
太ももの精液も。お尻の割れ目の精液も。汗も。泡も。全部。
「立てるか」
「む、無理——❤」
「しょうがねえな」
リトが——私の身体を、抱き上げた。
お姫様抱っこ——じゃなくて。片手で背中を支えて、もう片手で膝の裏を持って。
ぐい——と持ち上げられた。
リトの腕の中——温かい。大きい。
小学五年生の身体は——リトにとっては軽いんだろう。
何のこともないみたいに——浴槽に、ゆっくりと入れてくれた。
お湯が——身体を包んだ。
「——っ❤」
お湯が——開いたままのお尻の穴に、じわっと染み込んだ。
じんじんと痺れるような——でも、温かくて——力が全部抜けていく。
リトが——浴槽に入ってきた。
私の隣に——座る。
肩が触れる距離。
「……リト」
「ん」
「今の——」
言葉が——見つからなかった。
何を言えばいいんだろう。
すごかった? 怖かった? 気持ちよかった?
全部——正しくて、全部——足りない。
「……すごかった」
それだけ——言った。
リトが——私の頭を、撫でた。
大きな手。さっき私の腰を掴んで——お尻の穴を突きまくっていた手。
「美柑、すげえよ。初めてのアナルで——あんなにイけるやつ、いない」
「……ほんと?」
「ああ」
褒められた——のだろうか。
よくわからないけど——嬉しかった。
「あたしのおしり——へんじゃなかった?」
「へんじゃない。最高だった」
最高——。
リトに——最高って言ってもらえた。
私の——小さなお尻。準備して、浣腸して、きれいにしてきたお尻。
(頑張って——よかった)
お湯の中で——リトの肩に、頭を預けた。
身体の奥が——まだ、じんじんと余韻を引きずっている。
お尻の穴が——お湯の中でも、ひくひくと動いている。
でも——怖さは、もうなかった。
リトの温度が——全身に染み込んでいく。
「……リト」
「ん」
「明日も——してくれる?」
リトが——一瞬だけ、こっちを見た。
湯気の中の——あの目。何を考えているかわからない目。
「……美柑が準備してきたらな」
「する。絶対する」
即答した。
リトが——ふっと、笑った気がした。
私は——目を閉じて。
リトの体温に——溶けていった。
*
翌朝——目が覚めた時、最初に感じたのはお尻の奥の鈍い疼きだった。
布団の中で——うつ伏せのまま、ぼんやりと天井を見る。
朝日が——カーテンの隙間から差し込んで、部屋を淡く染めている。
お尻の穴が——まだ、じんじんしていた。
昨日の——リトのおちんちんの形を、覚えているみたいに。
(……あたし——リトに——お尻の穴で——)
顔が——かあっと熱くなった。
枕に顔を押し付けて——足をばたばたさせる。
恥ずかしい。死ぬほど恥ずかしい。
浣腸して。フェラして。アナルに入れられて。立ちバックで——ズボズボされて。小学生のアナルって——言われて。中に出されて。
床に崩れ落ちて——精液がお尻の穴から垂れて——。
(最悪——最悪最悪最悪——❤)
最悪——のはずなのに。
心臓マークが——つく。
もう——元には戻れない。
あの夜の前の——「ただの妹」の美柑には。
リトの身体を洗うだけの——「妹特権」の範囲には。
リトの指を知って——クリトリスを知って。
リトのおちんちんを知って——お尻の穴を知って。
全部——知ってしまった。
知る前の自分には——もう、戻れない。
でも——。
(戻りたくない)
戻りたく——ない。
だって——嬉しいから。
リトが——私を「女」として扱ってくれている。
御門先生やモモさんやナナさんと——同じように。
いや——同じじゃないかもしれない。お尻の穴は——私だけ、かもしれない。
「最高だった」——リトが、そう言ってくれた。
私のお尻が——最高だって。
それだけで——胸が、きゅうっと甘くなる。
身体を起こして——鏡の前に立った。
パジャマの上から——お尻を、そっと撫でた。
小さなお尻。丸くて——でも薄くて。大人の女の人みたいな——ボリュームはない。
でも——リトは、このお尻を「最高」と言ってくれた。
(今日も——準備しよう)
浣腸——しなきゃ。今日も。明日も。明後日も。
「美柑が準備してきたらな」——リトの声が、頭の中でリフレインする。
する。絶対する。毎日する。
制服に着替えながら——考える。
今日——リトは、何をしてくれるんだろう。
また——お尻の穴?
それとも——もっと違うこと?
昨日は立ちバックだった。
今日は——どんな体勢で? どんなふうに?
わからない。わからないから——ドキドキする。
リトの引き出しは——たぶん、たくさんある。いろんな女の人で——試してきたことが。
その全部を——私にも、してくれるのかな。
(ワクワクする——)
自分でも驚くくらい——ワクワクしていた。
怖さは——もう、ほとんどない。
恥ずかしさは——まだある。たぶん、ずっとある。
でも——それを上回るくらい、嬉しくて、楽しみで。
鏡の中の私は——にやにやしていた。
昨日、学校でさやかとゆいちゃんに指摘された——あの「にやにや」。
今日も——きっと、バレる。
でも——いいや。
私は——リトの女だから。
ランドセルを背負って——部屋を出た。
階段を下りると——リビングからリトの声が聞こえた。
「おはよう、美柑」
いつもの声。涼しい顔。何もなかったみたいな。
昨日——妹のお尻の穴に射精した男の、爽やかな朝の挨拶。
「おはよう、リト」
私も——いつもの声で返した。
でも——お互いの目が、一瞬だけ合った。
リトの目の奥に——昨日の夜の温度が、まだ残っている気がした。
(今日の夜——楽しみだな)
お尻の奥が——ほんの少しだけ、疼いた。
リトを待っている——あの場所が。