※この作品はR-18です。

ヤリチンリトに寝取られるお話   作:大軍

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古手川唯とナナ・アスタ・デビルークの場合(3)

 廊下を——歩いていた。

 

早足で。逃げるように。ローファーの踵が、リノリウムの床を叩く音だけが——放課後の廊下に、硬く響いている。

 

心臓が——うるさい。

 

さっきの——ナナさんの顔が。

 

精液を口に含んだまま——にかっ、と笑った、あの顔が。

 

(——やめて。思い出さないで)

 

無理だった。

 

瞼の裏に——焼き付いている。

 

白い液が垂れた唇。唾液と精液の混じった糸。呂律の回らない舌。

あの小さな身体が——結城くんの前に膝をついて——頭を上下させていた光景が。

 

ちゅぽっ♡——じゅるっ♡——

 

音が——まだ、耳の奥に残っている。

 

私は——階段の踊り場で、足を止めた。

 

壁に——背中を預けた。冷たいコンクリートが、ブラウス越しに背中に触れる。

 

息を——整えようとした。整わなかった。

 

(——おかしい。全部——おかしい)

 

最初の指示——「服を脱がせなさい」の時点で。

 

ナナさんは——嫌がるはずだった。

 

「はあ? なんでそんなことしなきゃいけないんだ!」と。あの生意気な声で。あの紫のツリ目を吊り上げて。

 

私の検証は——そこで終わるはずだった。

 

ナナさんが拒否する。当然の反応を示す。それで——「やはりナナさんはまともだ。結城くんに操られてなんかいない」と確認できて、安心して、それで終わり。

 

それが——筋書きだった。

 

なのに。

 

ナナさんは——従った。

 

服を脱がせた。躊躇なく。ボタンを外す手つきに——迷いがなかった。

キスしろと言ったら——キスした。舌を入れて。唾液を垂らすほど深く。

射精させろと言ったら——膝をついた。自分から。口を開けて。

 

全部——私が命じた通りに。

 

(——なぜ)

 

なぜ——あの子は、従ったの。

 

私は——壁に寄りかかったまま、目を閉じた。

 

ナナさんの——あの泣きそうな顔を、思い出す。

 

「こんな胸——押し付けられたら、嫌に決まってるしな」

 

自分の胸のなさを——武器にして。コンプレックスを晒して。泣きながら——結城くんの裸の胸に、身体を押し付けていた。

 

あれは——辛かったはずだ。

 

Aカップの胸を「何もない」と自分で言うのが。それを——好きでもない男の前で晒すのが。

 

好きでもない——。

 

(……本当に?)

 

私の中で——何かが、ずれた。

 

ナナさんは——結城くんを、嫌いだと言った。「あんなスケベなやつ、あたしが関わるわけない」と。

 

私は——信じた。信じたかった。

 

でも——あのキス。

 

「天罰だ——クソリト——」と叫びながら——舌を絡めて、頬をすぼめて、唾液を交換して——呂律が回らなくなるまで吸い続けた、あのキスは。

 

嫌いな相手に——できるものだろうか。

 

(——演技)

 

ナナさんは——演技をしていた。

 

ただし——私が思っていた演技とは、逆の。

 

「嫌いなフリ」を——していたのだ。

 

あの罵倒。あの涙。「ケダモノ」「スケベ」「クソリト」——全部。

私の前で見せた嫌悪は——嘘。

 

本当は——。

 

(本当は——ナナさんは——結城くんのことを——)

 

認めたくなかった。

 

私は——ナナさんを、侮っていた。

 

身長151センチ。Aカップ。子供みたいな身体。性的なことに免疫がなくて、リトのヤリチンの噂に本気で怒っていて。

 

「この体型なら——結城くんも相手にしないわ」と。

 

私は——そう思っていた。胸がないから。身体が小さいから。子供だから。

結城くんの好みは——胸の大きい女。モモ、籾岡、御門先生、ティアーユ先生。全員、胸がある。

だからナナさんは——安全だと。

 

なんて——傲慢な。

 

ナナさんは——あの小さな身体で。あの何もない胸で。

結城くんの前に膝をついて——口で——最後まで——。

 

しかも——嫌いな演技をしながら。

 

「天罰だ、このスケベ」と罵倒しながら——精液を口に含んで、飲み込まずに、私に見せた。

あの笑顔で。にかっ、と。「お仕置きできたよな!」と。

 

あれは——結城くんへの愛情を、私から隠すための演技だった。

 

嫌いなフリをすることで——結城くんとの関係を、守ろうとしていた。

 

私の——検証を。私の正義を。私が仕掛けた茶番を——全部わかった上で、乗り切ったのだ。

 

あの子は——私より、覚悟があった。

 

「この子だけは守る」と——私は、そう決めていたのに。

 

あの日。見回りの時。ナナさんの小さな背中を見ながら——「結城くんに奪われたくない」と。

 

守る側の——つもりだった。

 

でも——守られていたのは、私の方だったのかもしれない。

 

ナナさんは——嘘をつけない子だと、思っていた。動物は嘘をつかない。ナナさんも——嘘をつかない。そう信じていた。

 

その子が——私のために。私との関係を壊さないために——嘘をついた。

 

結城くんを嫌いだと——嘘を。

 

私は——壁から背中を離した。

 

足が——止まっていた。階段の踊り場。窓から——夕日の最後の光が、私のローファーの先を赤く染めている。

 

帰らなきゃ。

 

帰って——今日のことは、忘れて——。

 

足が——動かなかった。

 

(——見なきゃ)

 

その声が——頭の奥から聞こえた。

 

(——今。あの教室で。二人きりになったナナさんと結城くんが——何をしているか——)

 

見てどうする。見たら——もっと壊れる。

 

でも——見なければ。確かめなければ。風紀委員として——。

 

(嘘つき。風紀委員は——建前でしょう)

 

わかっている。わかっているのに——足が、勝手に反転した。

 

私は——来た廊下を、戻っていた。

 

空き教室のドアの前。

 

足音を殺して——近づいた。

 

ドアが——三センチだけ、開いていた。

 

さっき私が出た時——完全には閉まっていなかったのか。それとも——。

 

開けたのか。誰かが。わざと。

 

隙間から——覗いた。

 

夕日が——教室を赤く染めている。

 

息が——止まった。

 

ナナさんが——机の上に、仰向けに寝かされていた。

 

裸——だった。

 

制服が——全部、脱がされている。ブラウスも、スカートも、下着も——椅子の上に畳まれて置かれている。丁寧に。几帳面に。

 

ナナさんの細い両手首が——机の脚に、さっきの白い紐で——縛られていた。頭の上に伸ばされた腕が、机の両端に固定されている。

 

足も——だった。

 

両足首が——机の反対側の脚に、同じ白い紐で括りつけられている。左右に——大きく開かされて。

 

閉じられない。太腿が——机の幅いっぱいに広げられたまま、固定されている。小刻みに震えているのに——一ミリも動かせない。

 

 

裸の——ナナさん。

 

白い肌。華奢な肩。薄い腹。浮き出た肋骨のライン。

そして——胸。

 

Aカップの——何もない胸。

 

ほんの少しだけ膨らんだ丘の頂点に——乳首が。

 

小さくて、ピンクで——ぴんっと硬く、勃起していた。

 

結城くんが——ナナさんの横に立っていた。

 

制服のまま。袖をまくった腕。余裕のある目。

 

その——両手の人差し指が。

 

ナナさんの——両方の乳首に、触れていた。

 

くり——♡

 

「ひっ——♡♡」

 

ナナさんの背中が——机の上で弓なりに反った。

 

結城くんの指先が——乳首の先端を、ほんの爪の先ほどの面積で——くるり、と撫でている。

 

押さない。つままない。ただ——表面を、円を描くように。

 

こりっ——♡

 

「あっ——♡♡——リト——っ♡♡」

 

ナナさんの声が——教室に反響していた。

 

甘くて——苦しそうな声。気持ちいいのに——足りない。そんな声。

 

「ごめん——なさい——♡♡ ごめんなさい——リト——♡♡」

 

ナナさんが——謝っていた。

 

縛られた手首が——紐を引っ張って、ぎしぎしと机を軋ませている。身体を起こしたいのに——起こせない。両手が固定されて——上半身が動かせない。

 

できるのは——背中を反らすことと、声を出すことだけ。

 

「ごめ——っ♡♡ あたしが——悪かった——から——♡♡♡」

 

「何が悪かったの」

 

結城くんの声が——静かだった。

 

指は——止まらない。ナナさんの右の乳首を、人差し指の腹で——こり、こり、と。左の乳首は——爪の先で、ちょん、ちょん、と。

 

左右で——違うリズム。違う強さ。違う刺激。

 

(——なに、あれ——)

 

私は——ドアの隙間に張り付いたまま、目を見開いていた。

 

結城くんの指が——ナナさんの乳首を弄んでいる。

 

ただ弄んでいるのではない。計算——している。

 

右手は円を描き、左手は点で突く。ナナさんの身体が右に反れば左の刺激を強め、左に逃げれば右で追いかける。

 

逃げ場を——与えていない。

 

くりっ♡——ちょん♡——こりこり♡♡——ちょん♡——

 

「あっ♡♡——あっ♡♡♡——やっ——♡♡♡♡——リト——もう——♡♡♡♡」

 

ナナさんの腰が——机の上でくねくねと蠢いている。細い太腿が——内股に閉じたり開いたりを繰り返している。

 

「いか——せて——♡♡♡♡」

 

ナナさんが——叫んだ。

 

「お願い——♡♡♡♡ もう——無理——♡♡♡♡ くるしい——♡♡♡♡♡」

 

気持ちいいのに——いけない。

 

結城くんの指が——絶妙に、頂点の手前で——止まる。

 

ぎりぎりまで登らせて——寸前で、ふっと力を抜く。指先が——乳首の側面に逸れる。

 

「ひぁ——っ♡♡♡♡♡——やだっ——♡♡♡♡♡——いかせて——♡♡♡♡♡♡」

 

ナナさんの目から——涙が溢れていた。

 

快楽が——足りない涙。気持ちよすぎるのに、一番欲しいところに届かない——その焦燥が、涙になって流れている。

 

「いかせてって——言われてもな」

 

結城くんが——ナナさんの顔を覗き込んだ。

 

「ナナは——いけない子だから」

 

「え——♡♡?」

 

ナナさんの涙で濡れた目が——結城くんを見上げた。

 

「いけない子——って——なに——♡♡♡」

 

「古手川の前で——あんなに上手に演技しただろ」

 

結城くんの右手の人差し指が——ナナさんの右乳首の先端を、くるっと一周した。

 

「んぁ——っ♡♡♡♡」

 

「嫌いなフリ。罵倒。涙まで流して——完璧だったよ」

 

「だ——だって——♡♡♡♡ リトが——言ったから——♡♡♡♡」

 

「言ったな。でも——俺の言うこと聞きすぎだろ」

 

左手の爪先が——左乳首の頂点を、ちん、と弾いた。

 

「ひゃっ♡♡♡♡♡♡——」

 

ナナさんの全身が——びくんと跳ねた。

 

「あたし——♡♡♡♡ リトを——守るために——♡♡♡♡♡ しかた——なく——♡♡♡♡♡」

 

必死に——弁明している。声が途切れ途切れで、息が続かない。

 

「リトが——バレたら——コテ川が——♡♡♡♡ だから——あたしは——♡♡♡♡♡」

 

結城くんの指が——一瞬、止まった。

 

「——確かにな」

 

ナナさんの目が——ぱっと輝いた。

 

声が——届いた。リトが——わかってくれた。

 

「そう——だろ——♡♡♡♡? あたし——リトのために——♡♡♡♡♡」

 

ナナさんが——嬉しそうに同調する。縛られた手首が、ぎしっと紐を引っ張る。身体を起こしたくて——リトに近づきたくて。

 

「だから——♡♡♡♡♡ ねえ——♡♡♡♡♡♡ いかせて——♡♡♡♡♡♡♡」

 

懇願——だった。涙声で。笑顔で。嬉しさと苦しさが混ざった、ぐちゃぐちゃの表情で。

 

結城くんが——口を開いた。

 

「ナナ」

 

「——♡♡♡♡♡♡ なに——♡♡♡♡♡♡♡」

 

期待に満ちた声。もう許される——いかせてもらえる——そう信じた声。

 

「マンコに——入れていい?」

 

ナナさんの表情が——固まった。

 

一瞬の——空白。涙が頬を伝う動きだけが、時間が止まっていないことを証明していた。

 

「……え」

 

「聞こえただろ。お前のマンコに——俺のちんぽ、入れていいかって聞いてる」

 

結城くんの指が——両方の乳首を、同時に、くりっと回した。

 

「んぁ——っ♡♡♡♡♡♡♡——」

 

ナナさんの背中が反って——その反動で、言葉が飛び出した。

 

「い——いい——♡♡♡♡♡♡♡♡——入れて——♡♡♡♡♡♡♡♡——早く——♡♡♡♡♡♡♡♡♡」

 

即答——だった。

 

考える余裕など——なかった。いかせてほしい。この地獄のような焦らしから——解放されたい。その一心で。

 

「ああ、もう一つ」

 

結城くんの声が——変わらない。穏やかで、冷静で。

 

「今日だけじゃなくて——いつでも。俺が入れたい時に——ぶち込んでいい?」

 

ナナさんの涙で濡れた目が——揺れた。

 

「いつ——でも——♡♡♡♡?」

 

「そう。平場の時も。部屋でも。学校でも。俺が入れたいと思ったら——いつでも」

 

ナナさんの唇が——震えた。

 

さすがに——これは。

 

いつでもぶち込んでいい——それは、身体の決定権を、全部リトに渡すということだ。

 

ナナさんの紫の目が——天井を見て——結城くんを見て——また天井を見た。

 

迷っている——のだ。快楽で溶けかけた脳が、かろうじて残った理性で。

 

結城くんの指が——動いた。

 

こり♡——こりこり♡♡——

 

両方の乳首を——同時に。爪と指の腹を交互に使って——小刻みに。

 

「ひっ♡♡♡♡——あっ♡♡♡♡♡——やっ♡♡♡♡♡♡——考え——させ——♡♡♡♡♡♡♡」

 

考えさせて——くれない。

 

指が——思考を掻き消す。乳首から送られてくる信号が——脳の判断回路を、片っ端から焼き切っていく。

 

「ぁ——♡♡♡♡♡♡——いい——♡♡♡♡♡♡♡♡——いいから——♡♡♡♡♡♡♡♡♡——いつでも——♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」

 

ナナさんが——叫んだ。

 

「いつでも——ぶち込んで——いい——から——♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡——早く——いかせて——♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」

 

結城くんが——ベルトを外した。

 

がちゃ——。

 

ジッパーを下ろして——ズボンと下着を膝まで落とした。

 

陰茎が——さっきナナさんの口で射精したはずの——もう、完全に硬く——立ち上がっていた。

 

カリが怒張して傘のように張り出し、幹を太い血管が走り、先端が透明な液でてらてらと光っている。

 

結城くんが——ナナさんの足の間に立った。

 

縛られて開かされた太腿の間——その奥に。

 

小さな陰裂が——晒されていた。薄いピンクの、産毛も生えてない——子供のような裂け目。

 

 

その裂け目が——濡れていた。透明な液が、太腿の内側を伝って、机の天板を汚している。

 

結城くんが——先端を、当てた。

 

ぴた——♡

 

「ぁ——♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」

 

ナナさんの全身が——硬直した。

 

そして——ゆっくりと。

 

ぬ——ぷ——♡♡♡

 

信じられないほど——ゆっくりと。

 

先端が——裂け目を押し開いて。カリの丸い頭が——ナナさんの膣口に、一ミリずつ——沈んでいく。

 

「あ——♡♡♡♡——あ——♡♡♡♡♡——あ——♡♡♡♡♡♡♡——」

 

ナナさんの声が——単音になった。思考が止まって——感覚だけが残っている。

 

いけない——速度だった。

 

速くもなく。遅くもなく。快楽が登っていかない——ぎりぎりの。焦らしの延長のような——絶妙な——遅さ。

 

ず——ぷ——ぷ——♡♡♡♡♡

 

「や——♡♡♡♡♡♡♡♡——いかない——♡♡♡♡♡♡♡♡♡——これじゃ——いかない——♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」

 

ナナさんが——絶望の声を上げた。

 

入ってくるのに——いけない。奥に進んでいるのに——頂点に届かない。

 

「ナナの中——すごいな」

 

結城くんが——感想を述べた。

 

ナナさんの膣に陰茎を沈めながら——観察するように。

 

「上の壁——つぶつぶしてる。びっしり。数の子の天井みたいだ」

 

「や——♡♡♡♡♡♡——そんな——こと——言うな——♡♡♡♡♡♡♡♡」

 

「粒が——ちんぽに引っかかる。一つ一つ——数えられそうなくらい」

 

結城くんの腰が——また、一ミリ進んだ。

 

ぬ——ぷ♡♡

 

「ひぅ——♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡——」

 

「お前の膣——おもしれえな」

 

面白い——と。ナナさんの身体を——面白いと。

 

あの言葉だ——と、私は思った。

 

「お前の身体が面白い」——結城くんがナナさんに言った、あの言葉と同じ文脈。

 

ナナさんの目から——新しい涙が溢れた。嬉しいのか、苦しいのか——本人にもわからない涙。

 

「お願い——♡♡♡♡♡♡——早く——♡♡♡♡♡♡♡♡——いかせて——♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」

 

懇願——だった。声が裏返って、掠れて——絞り出すように。

 

「約束——♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡——した——♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡——あたし——全部——OKした——のに——♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」

 

結城くんは——腰を止めたまま。

 

「どうしよっかな」

 

「——っ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」

 

ナナさんの目が——見開かれた。

 

絶望——が、顔全体に広がった。

 

「やだ——♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡——嘘——♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡——いかせて——‼♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」

 

叫んだ——のだ。教室中に響く——悲鳴のような懇願。

 

結城くんが——ふっと、表情を変えた。

 

「ああ——そうだ」

 

思い出したかのように——呟いた。

 

「ナナは——俺の言うこと、全部聞いてくれたもんな」

 

「っ——♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」

 

「古手川の前で——頑張ってくれた。嫌いな演技も。フェラも。全部」

 

結城くんの目が——ナナさんを、見下ろした。

 

「ご褒美は——あげないとな」

 

ナナさんの涙で濡れた顔が——ほんの少しだけ、明るくなった。

 

「乳首と——子宮。両方——同時に潰す」

 

ナナさんの目が——大きく見開かれた。

 

口が開いて——何か言おうとして——。

 

間に合わなかった。

 

結城くんの両手が——ナナさんの両乳首を、親指と人差し指で——ぐりっと挟んだ。

 

こりこりこりっ♡♡♡♡♡♡♡♡——‼

 

同時に——腰が。

 

ずどんっ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡——‼‼

 

一気に——根元まで——突き上げた。

 

数の子天井のつぶつぶを——全部薙ぎ倒して——カリが子宮口を突き上げた。

 

「——————っっっっっ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡——————‼‼‼‼」

 

ナナさんの背中が——机から浮いた。

 

弓なりに——あり得ない角度で反り上がった。縛られた手首が——紐をぎしぎしと引っ張って——机の脚が、がたがたと音を立てた。

 

目が——白く反転した。

 

口が——限界まで開いて——声にならない叫びが、空気だけを吐き出している。

 

びくっ♡♡——びくびくっ♡♡♡♡——びくびくびくっ♡♡♡♡♡♡♡♡——

 

全身が——痙攣していた。

 

乳首と子宮——二つの点から同時に爆発した快楽が——ナナさんの小さな身体の中で衝突して——一つの巨大な波になって——全身を飲み込んでいる。

 

結城くんの指が——乳首を挟んだまま——ぐりぐりと捻じった。

 

こりこりこりっ♡♡♡♡♡♡♡♡——

 

腰を——奥に押し込んだまま——ぐりん、と回した。

 

カリが——子宮口の周りを——えぐるように。

 

「あ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡——あ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡——あ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡——」

 

ナナさんの口から——壊れた音だけが漏れていた。

 

結城くんの腰が——ぐっ、と深く沈んだ。

 

どくっ♡♡——どくどくっ♡♡♡♡——どくどくどくっ♡♡♡♡♡♡♡♡——

 

射精——していた。

 

ナナさんの一番奥で——子宮口に押し付けたまま——精液を、注ぎ込んでいる。

 

ナナさんの身体が——射精の脈動に合わせて、びくん、びくん、と跳ねた。

 

精液が子宮口を叩くたびに——数の子天井の粒が、陰茎に締まって——また絶頂の波が——。

 

一回で——終わらなかった。

 

絶頂が——連鎖している。射精の熱と乳首の刺激と膣内の痙攣が——三つ巴で螺旋を描いて——ナナさんの小さな身体を、内側から壊し続けている。

 

「——♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」

 

声も——消えた。

 

ナナさんの目が——白いまま。口が——開いたまま。涙が——こめかみを伝って、机の上に流れ落ちている。

 

意識が——飛んでいた。

 

         *

 

数分——が、過ぎた。

 

教室の中が——静かだった。夕日が——さらに傾いて、赤からオレンジに。窓から差し込む光が、二人の上に、長い影を落としている。

 

ナナさんの——呼吸が、戻ってきていた。

 

すう——はぁ——すう——はぁ——。

 

まだ浅い。まだ不安定。でも——規則正しいリズムが、少しずつ刻まれ始めている。

 

結城くんが——ナナさんの手首の紐を、解いた。

 

するっ——と。慣れた手つきで。

 

赤くなった手首が——自由になって、ぱたん、と机の上に落ちた。

 

結城くんが——ナナさんの頭を、撫でた。

 

ぽん——ぽん——と。

 

大きな手が——ピンクのツインテールの乱れた髪を、ゆっくりと梳くように。

 

「——よく頑張った」

 

低い声。静かな声。

 

ナナさんの閉じた目から——涙が、一粒だけ——こぼれ落ちた。

 

唇が——微かに動いた。

 

「り——と——♡」

 

掠れた声。ほとんど息だけの。

 

結城くんの手が——ナナさんの髪を撫で続けている。

 

優しい——手つきだった。さっきまで乳首を焦らし、身体を壊していた同じ手が——今は、ただ穏やかに——壊れた子を、修復するように。

 

私は——ドアの隙間から、手を離した。

 

音を立てないように——一歩、退がった。

 

もう一歩。

 

背中が——廊下の壁に当たった。

 

膝が——震えていた。

 

(——ナナさん——)

 

あの子は——結城くんのことを。

 

あの小さな身体で。あの何もない胸で。あの——開発された乳首と、数の子天井の膣で。

 

結城くんに——全部、捧げていた。

 

嫌いなフリも。罵倒も。私の検証に付き合ったことも。全部——結城くんのため。

 

そして——結城くんは。

 

その覚悟への——ご褒美として。

 

ナナさんを——壊した。

 

壊して——撫でた。

 

私は——壁に手をついたまま、歩き出した。

 

今度こそ——帰る。

 

帰らなければ——もう、取り返しがつかなくなる。

 

でも——耳の奥に。

 

ナナさんの——あの壊れた声が。

結城くんの——あの静かな「よく頑張った」が。

 

こびりついて——離れなかった。

 

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