※この作品はR-18です。

ラ・ピュセル生存記録 ―その後のボクとリップルとスノーホワイトと―   作:神谷萌

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異伝 04

「んっ、ふっ、はっ、はぁっ……」

「んっ……はっ……ど、どう? 気持ち、いい?」

「うん……うん……」

 私は、この世界のリップルに犯されてた。

 ……ううん、別に無理やりされたわけじゃない。ちゃんと合意してた。

 でもそう言いたくなっちゃうのは、その力強さ。

 立ったまま、両(・)腕(・)で(・)背後から私を抱きとめて、その姿勢で私に作り物の逸物を差し込んでくる。もちろんその作り物は、反対側でリップルの膣にも潜り込んでる。

「ふぁっ……っ!!」

 身体がビクビクして、筋肉が強張るのに力が入らなくなる。お潮を激しく吹き出しちゃう。

「また、イッた」

 耳元でリップルの声がそう囁く。

 

【挿絵表示】

 

 私の知ってるリップルはこういう芸当ができる人じゃなかった。ただただ不器用で、人当たりがいいとは言えなくて、でも優しくはあった。

 でも、私はそんなリップルと、結局は対立して、殺し合いになって、リップルに私を殺させて…………

「そろそろ限界?」

「……もっと」

 こ(・)っ(・)ち(・)の(・)リップルの言葉に、私は蕩けてうっとりしながら、おねだりしてた。

 そうちゃんには悪い気がしたけど、リップルとの初めては、膣に作り物を入れられたまま何度もイカせてもらってた。

「無理しないで?」

「してないよ」

 私(スノーホワイト)の慎ましい乳房を軽く揉みながら、私の身体を引き上げつつ聞いてくるリップルに、私は即答してた。

 本音を言うと少し無理してた。でもやめて欲しくなかった。

 私も生きてる、リップルも生きてる、しかも両腕がある。その両腕で抱き締めてくれる。それが嬉しくてずっと感じていたかった。

「んぁあっ」

 作り物が私の膣を抉ってくる。リップルに少し動かれただけでもイキそうだった。

「ん、んん……っ」

 反動でリップルの膣(なか)でも作り物の反対側が暴れてるはず。リップルも艶めかしい声を漏らすけど、私を抱きとめる腕はちっとも弱らない。

 嬉しい、嬉しい ────

「嬉しいよぉ……もっと抱きとめてて」

 声に出ちゃった。

「抱き締めてて欲しいから、続けてる?」

 リップルが訊いてくる。

「ううん、いまはえっちもしてたい」

「そう」

 私が答えたら、リップルは上半身をぎゅっとしてくれて、そうしながら軽く腰を揺するようにしてくれた。

 何分も保たないで私はイく。

『これなら洋室でヤるんだった』

 絶頂して、リップルに体重を預けちゃって蕩けてたら、リップルの “声” が聞こえてきた。

 私とリップルの足元は、お互いのおツユでびちょびちょだった。少し遠くに跳んでるのは私のお潮だと思う。畳に染み込んじゃってるからそのことだ。

 ただ、そうは思いつつもやめるつもりはないようだった。私がおねだりし続ける限り。

「気持ちいいよぉ……」

 膣が充血しきっててちょっと辛いけど、それまで含めて気持ちいい。

「いい、今日は存分に気持ちよくなってて」

 今日はそうちゃんはこの家にいない。以前「わざとやってた」ってリップルが言ってた通り、普段は週末と、平日は1回か2回程度。

 この夜、私は、私の身体が精根尽き果ててどうにもならなくなるまで、リップルに可愛がってもらった。

 嬉しかった。

 

 ──── 私はどうしてそうしなかったんだろう?

 ぐったりして、お布団の中で私はそう考えてた。

 今日は洋室じゃなくて、和室で四幅(よの)……っていうんだっけ、リップル、華乃に漢字の読み方間違えると縁起が悪いっていう……── その華乃も同じこと言ってトップスピードに注意されたらしいけど ── とにかく、ダブルって呼べる広さのお布団で、華乃と一緒に寝てる。

 こっちのラ・ピュセルは、姿が戻らない以外はそうちゃんがこうなるって予測の範囲内にいるけど、華乃はもっと落差が顕著だった。外に出れば旧くて渋いクルマが似合う長身美人の20歳(ハタチ)の女、家ではテレビ見てケタケタ笑ってたりして、何かあると殺伐とした雰囲気を醸し出すリップルじゃなくなって ──── いや、まったくなくなっちゃってるわけでもないんだけど。

 一番驚いたのは “お父さん” “お母さん” っていう単語が華乃の口から出てきたときだ。華乃はお母さんのことは嫌い抜いてて “あの人” “あの女” 呼ばわりだったし、何回も変わる義理のお父さんのことは、その話題になると凄く嫌な顔をするだけで、自分からは口にも出さなかった。

 結論を言っちゃうと、自分の親に対する扱いは変わってない。華乃の口にする “お父さん” “お母さん” は、たいていはそうちゃんの両親のことだった。

 3年あれば人は変わる。この世界の、華乃、リップルにとってこの3年は凄く充実してたんだろう。

 その中でも一番大きいのは、やっぱりそうちゃんと一緒にいたことなのかな。

 私はそうしなかった。ファヴとクラムベリーの “ゲーム” の生き残りで、最初は親近感はあったけど、別々に行動するようになって、いつの間にかどんどん離れていって、最後は敵対して、戦って、殺し合って、リップルに私を殺させた。

「まだ起きてる?」

 華乃が声をかけてきた。

「うん」

「なにか、辛い?」

「…………私の世界のリップルの事考えてた」

 なぜか、ばか正直に言ってた。

「未練がある?」

「そうじゃないけど……」

「じゃあ、自分を殺した相手のことなんか忘れて。今ここにいるリップル、細波華乃は私」

「うん……」

 こっちの華乃を見てると「いい加減、魔法少女なんて夢から醒めろ」って言われてるように見えるときもある。

 でも、別に魔法少女リップルは引退していない。

 むしろラ・ピュセルの隣に必要とされてるんだから、辞めるわけない。

 ── 私ももっと甘えればよかった。1人じゃ寂しい、そばに居てって言えばよかった。

 まぁ、そう考えることすら、 “魔法少女狩り” の私は半ばなくなっていたんだけど……

 ── ま、いいか。

 華乃に言われたからか、急に気が抜けてきた。そのまま、その日は眠った。

 

 追記

 後々考えたら、なんでわざわざ変身してやってたんだろ、私達。

 私達はどっちも変身解除できるんだから、その状態でもできた。

 まぁ、多分、華乃、リップルの中でえっちがそう言うものになっちゃってて、私が流されてただけなんだろうけど。

 

 

 ─☆──☆──☆──☆─

 

 ピンポーン

 玄関のチャイムが鳴らされた。

 さて、どうしよう。

 家主は今、昼食を買いに行ってる。 ── 牛丼かマックだと思うけど。

 そうちゃんもそっちについていった。

 つまり、この家には今、私しかいない。

 でも日の浅い居候の私が、対応していいのかどうか。

 そう考えていたら。

 ガチャガチャッ

 鍵がかかってるはずの玄関を開けて、中に入ってくる音がした。

 不審者か、流石にそうだったら変身して撃退するのに躊躇いはない。

 そう思っていたら、

「勝手におじゃましまーす」

 と、聞こえてきたのは、小雪(この世界の私)の声だった。

「あれ? 陽愛花いたんだ」

 知って勝ったる他人の家、とばかりに、引き違い戸を開けて和室に入ってきた小雪は、私の顔を見てそう言った。

 セルボがなかったから、華乃が出かけているというのは気付いていたんだろうけど、私が残っているというのは意外だったらしい。

 って言うか ────

「小雪、あなたも合鍵持ってたの?」

 と、私の方はそれが意外だった。そうちゃんが持ってるのは当然だと思ってたけど。

 まさかピッキングして入ってきたわけじゃないだろう。

「うん……まぁ、いろいろあるから」

 なんか誤魔化すようにヘラヘラ笑って、そう言った。

 なんだか、私と違って、ちゃんと女子高生の顔してる。

 その割に、マジカルフォンのオープンチャットで、

『スノーホワイトってどんな魔法少女とか知ってる?』

 って質問してみたら、

『殴ってくるレーダーサイト』

 って返ってきた。一体何してるの “この世界の私” ……と思ったけど “魔法少女狩り” よりマシか……

 やっぱり、 “自分” 相手だとちょっと、理不尽という意味での嫉妬心が湧いてきてしまう。

 居候とは言え居住者の私が何をするまでもなく、元々が華乃の一人暮らしにしては妙に大きな冷蔵庫から、アイソトニック飲料を取り出して飲んでる。

 なんか、私ってもともとこんな図太かったっけ? そうちゃんや華乃のことは3年で変わるって納得してたけど、自分の別発展ツリー見せられるのは色んな意味で、つまり、ただ羨ましいとか、この子はなんで、という感情じゃなくて、時折ただただドン引く。

「昨日そうちゃん来てたの?」

 掃き出しの窓の外を観ていた小雪が、私に訊いてきた。

「昨日は来てなかったけど……」

 反射的に答えつつ、何を見てそう判断したのか、私もそっちに目を向けると、薄くてくたびれた布団が干してあるのが見えた。

 華乃が前使っていた布団だけど、今はそうちゃんと一緒に寝れる布団を買ったので、寝具としては使ってない。

 その変わり、布団が汚れると困る、って言う時に使ってる。

 つまり、それって ────

「…………ねぇ」

「何?」

 外に干してある布団に目を向けたままで聞いてくる小雪に、私は訊き返す。

「“スノーホワイト” 同士でエッチな事しちゃったら、どうなっちゃうんだろう」

「な゙っ……」

 変な声出た。

 ちょっと待って、ホントにそれどういう発想……

「えっと、そもそもそう言うことしたことあるの?」

「あるよ」

「相手はどんな人?」

 見当がつかない。候補はそうちゃんとリップルだけど、あの2人でくっついてるし、トップスピードはもともと既婚だし、高校で誰か……────

「そうちゃんと華乃」

 ──── What!?

「私はセフレっていうか……エッチなこともする友達みたいな立場だけど」

 流石に今回は…………何やってんだこいつらぁあぁぁぁ!?

 そりゃ全員、身体は女だから最悪なことにはならないけど!

「あれ? 華乃がそんな話したって言ってたけど」

 あっけらかんとした様子で訊いてくる小雪。

「そんなこと……────」

 言われてない、と言おうとして、はっと気がついた。

 

『「スノーホワイト」は私達に触れていい。そう決めてるの。あなたも(・)「スノーホワイト」なんだから、颯太に触れてもいい。私に黙ってでなければ』

 

 あ、あれ……そう言う意味だったんだ…………

「── 言われた、気がする……」

「でしょ?」

 小雪は妙に楽しそうな笑顔を私に向けてくる。

「…………」

 こいつら信じられねぇ、と思うけど、じゃあ昨日、この部屋でリップル相手に善がり狂ってた私はなんなんだ、って言われたら反論できない。

「ねぇ……?」

 どっちも「スノーホワイト」に変身してないはずなのに、なんだか小雪に見透かされている気がして、私は顔を真っ赤にしていた。

 

 

 その日の夜…………

 流されてる。

 それは解ってる。

 でも、応じてしまった。

 私の心がまだ癒やされきってない段階で、他の人と肌を重ねてしまったから、その温もりがもっと欲しくなってる。それは断言できる。

「大丈夫だよ……そう言う意味で縋ってもいいし」

 小雪が言ってきた ──── 2人とも変身してるけど、どっちもスノーホワイトじゃ話がややこしくなるから、漢字の名前の方で呼ぶことにした。

 私の “声” が聞こえたんだろう。

『どうしてあげたら、少しでも楽にしてあげられるかな』

 小雪の “声” が聞こえてくる。

 優しいな、こっちの私……

『そうちゃん達と同じやり方で……』

 そう聞こえてきたかと思ったら、正面から抱き締めてきた。

 すべすべの小雪の肌……私の肌と密着してきて、温もりが伝わってくる。

 ラ・ピュセルやリップルと比べて、自分の身体は貧相だと思ってたのに、寸分違(たが)わず同じはずの小雪(スノーホワイト)の身体は、柔らかくて、肌が私の肌に吸い付くように感じられた。

 2人に比べて一回り小柄な身体で、2人と同じように私を包むように抱きしめようとしてくる。

 顔が迫ってくる。何しようとしてるのかは “声” を聞かなくても解る。やっぱり世界は違っても私なのかな、乱れているように見えて、あの2人と違うやり方を知らないっぽい。

 でも私も、今はそれがいい。だから自分から求め返すようにしてキスを受け入れた。

「ちゅ、ちゅ……」

 肌の温もりを感じて、涙がこぼれてくる。

 

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『わ、泣き出しちゃった、どうしよう』

 そう聞こえてきたと思ったら、抱き合ったまま、優しく背中を撫でてくれた。

 多分、私が、

『いつもみたいに、悲しいわけじゃないのに、涙がとまらない』

 って考えたのが、小雪に聞こえちゃったんだろう。

 小雪は、キスを離したかと思うと、

「多分、優しくされると、今までの “辛(つら)い” が、涙になって出てきちゃうんだね。だから、流しちゃおう」

 って、優しく語りかけてきた。

 私は、こくん、と頷いていた。

「えっと……座れる?」

 私が居候している洋間に、あの古っちくなった布団が敷いてある。

 華乃は、いつかみたいにクルマでどっかに行ってくれてる。そうちゃんと一緒なのかも知れないけど、まぁいいや。

 私はこくん、と頷いて、軽くだけ小雪に背中を支えられながら、ぺたん、とお尻を布団におろした。

「ちゅ……ちゅ……」

 私を布団に座らせた後も、何度かキスしてきた。

 小雪は癒やしの方法だと思ってるのかも知れない。そして実際に今の私にはそうなってる。

 何度かキスをしているうちに、小雪の手が私のおへその下のあたりから滑るようにして、そこに近付いてくる。

「あっ」

「え、えっと」

 私のそこ、もう、少しだけど開いちゃってた。触ってほしいって勝手に……

「触るね?」

「うん」

 私の返事を待ってから、小雪はそこに指を差し込んできた。

 ゾクゾクした。

 自分なのに自分じゃない指が、敏感な粘膜に触れてる。

「あっ、ああっ!!」

 私は声を上げちゃってた。

 小雪は指を入る場所まで入れて、膣をかき回してくる。もちろん、凄く優しく。

 くちゅくちゅ音がしてる。

 

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 やっぱり3分保たなかった。ひょっとしたら1分も経ってない気がする。

 いつものようにきゅーっと熱くなってきて、お潮を激しく吹きながらイッちゃった。

『ちゃんと気持ちよくなれてるかな……キツすぎてないかな』

 “声” が聞こえてきたから、私は答える。

「大丈夫……気持ちいい、凄く……」

 『本当はちょっとキツいけど、凄く気持ちいい。やめて欲しくない』、私がそう考えた声は、あっちに伝わっているはずだ。

 これ、本当に禁断の行為をしている気がする。 “スノーホワイト同士” だからできることしてる。

 私が余韻で蕩けてると、

『あれは……私には使われたくないかな』

 って、聞こえてきた。

「使っていいよ」

「え?」

「あ、違う、使って欲しい」

 あれ、ってなんのことだかは解ってる。

 っていうか、準備してあるんだもん。普通はわかるよ。

 普段の格納場所は和室の開き戸の収納、それがこっちの部屋に置いてあるんだからバレバレだ。

「じゃあ……ちょっと待ってて、ね?」

 小雪が一度離れて、それを手に取った。

『こっち側で使うの初めてだけど、上手くできるかな……』

 そんな小雪の “声” が聞こえてきた。

 しばらく固まってたかと思うと、ゴクリ、と喉を鳴らして、小雪はペニスバンドをパンツみたいに履くようにして、身に着け始める。

「んっ、はっ、はぁ、ぁぁ……」

 自分で甘い声を上げちゃいながら、小雪は内側に突き出してる側を、自分の膣に押し込んでいった。

『私が気持ちよくなってちゃ……』

 なんて、戸惑ってる。

 小雪は、少しだけふらついたけど、すぐに体勢を立て直して、私の方に向かってくる。

 私ももう覚悟っていうか、受け容れるつもりで、脚を開いて布団に転がっている。

 小雪が覆いかぶさってくる。

 凄く緊張している “声” が聞こえてくる。私の方も筒抜けのはずだ。

 開きっぱなしになっておつゆ垂らしてる私の膣口に、それをあてがってくる。

「んっ、ふっ、あっ、ぁぁっ!」

「はぁっ、はぁっ、ふぅっ、はぁぁっ!」

 作り物越しにお互いの膣を圧迫しあって、私達は甘い声を高く上げながら、私の膣に作り物が入り込んできて、お互いが繋がる。

 小雪もベルトの下からおつゆを垂らしてる。作り物を伝わってるから、小雪のおつゆが私の膣にも入り込んでくる。

『すごく気持ちいい、どうしよう』

『すごく気持ちいい、どうしよう』

 多分同じ “声” 出してる。

『安心させてあげなきゃならないのに……』

「大丈夫だよ」

 聞こえてきた “声” に、私はそう言ってた。

「すごく安心する。気持ちいいし、柔らかいし……困ってる子を安心させてくれる魔法少女だよ」

 こんな場面でも、小雪の目はキラキラしてる、私が本当はこうなりたかった魔法少女スノーホワイト。

 

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「んっ、んく、んっ……」

 自分も声を上げながら、小雪は腰を使ってくる。

 私はそれを受け入れてる。少し腰を押し返してたかも知れない。

「陽愛花……」

 名前を呼びながら、顔が近づいてくる。何をしようとしてるのかは解ったけど……

『名前、奪っちゃってるのかな』

 そう、 “声” が聞こえてきた。

「いいんだよ」

 私は言った。

「私の憧れの魔法少女スノーホワイト、姫河小雪は、あなたの方なんだから」

「陽愛花……」

 キスが重なる。

「ちゅ……ちゅ……」

 

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 少しキスを交わした後、

「ん、んんっ」

『もう、イく……』

『私もイくっ』

 と、上半身を起こし直した小雪が、腰を押し付ける。

「はっ、はぁっ、はぁぁっ……ひゃっ……」

「んぁぁっ……はっ、はぁぁっ……!!」

 “声” で同調したみたいに、私達は一緒にイッた。

 

「はー……はー……はー……」

 まだ、私がぐったりしている間に、華乃のセルボのパンパンってエンジンの音が聞こえてきた。

 私はすぐに動けなかった。

 エンジンの音が止んで、家の中に入ってきた華乃と、小雪が部屋の扉のところでなにかやり取りしてた。小雪もまだ全裸だったけど。

「華乃が夜食買ってきてくれたよ」

「また、牛丼?」

 私が訊き返すと、小雪は笑顔を苦笑にしてた。

「え、このままがいいんだ」

「あ」

 私が『小雪の身体を見ながら食べたいなぁ』、なんて考えたら、伝わっちゃってた。

「いいよ」

 そう言いながら、小雪は私の分を割り箸と一緒に渡してきた。

「いただきます」

 私と小雪は、お互いの肌を見せながら、牛丼を食べた。

 

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セルボの件
『異伝』ではSS20型初代セルボ、それ以外ではSS40型2代目セルボです。これは間違いとか途上の設定変更ではなく、わざとそうしています。


本編もよろしくお願いします
『ラ・ピュセル生存記録 ―魔法少女育成計画Bloopers―』

具体的な感想をいただけると、続きを描くことが捗ります。
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