主人公。17歳の男子高校生。クラスでは空気系だった。
物語は彼視点で進む。
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クラスに手作りのお菓子を配ったりする物腰の柔らかさで、
アルケミス:17歳
T175 B95(H)・W61・H88
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コールドスリープから目覚めた人間を再び眠らせようとする謎の美少女。
シルバーブロンドの長髪に、黒いイブニングドレス、不可思議な超能力を使う魔女。
ナチュラルメイクに黒髪ポニテな農家のお姉さん。
金髪ロングに青い瞳の日米ハーフ。大会社のお嬢様で、屋敷を提供する。
栗毛のポニテに猫目のお姉さん。
これは僕が、
ポストアポカリプス世界で身を寄せていた
セキュリティが突破され、屋敷内には銃声が響く。
「さて、アルケミスちゃん…どういうことか説明してもらおうか」
「何でこの私が、ひゃあんっ」
アルケミスちゃんのドレスに透けるお尻を、僕は疑いを込めて鷲掴みにする。
「アルケミスちゃん、いずれ組織…
「し、知らないわよっ、この私の動きは、ずっとお前がストーキングしてたじゃない」
「ストーキングとは失礼な。こんな時のために、ベッタリ監視してたんだよ」
尋問代わりに尻を揉みくちゃにしてみたけど、少なくともアルケミスちゃんの手引きはない。
敵は自力でこの屋敷に侵入してきたみたいだ。どうやって?
部屋の廊下を漂う硝煙の匂いが僕たちの足を急がせる。
「組織は来てくれたけど、この私の手引きじゃなくってよ。いつまで尻を掴んでるの?」
「その幹部のアルケミスちゃんがこっちにいれば、いきなり攻撃もされないだろう」
「人質ってわけね、後で覚えてなさい…」
しかし、僕たちが薄暗い廊下から広間に出た瞬間に、銃弾が飛んできた。
「まだ、幹部の私が、こっちに、いるじゃない!」
その銃弾に気づいたアルケミスちゃんが手をかざす。
「
何発もの銃弾が空中でピタリと静止した。
「おお、念力で銃弾を止めた!」
「この私に銃が当たると思わないことね。
今度は冷却ガスが銃弾に吹き付けて、凍った銃弾は乾いた音を立てて床に落ちる。
「出てきなさい!」
銃弾を向けられて憤然としたアルケミスちゃんが、広間に踏み入ると、既にそこは戦場。
部屋の片隅では、
「
「いいえ、かすり傷よ。お嬢さんがすぐ処置してくれて…」
「危なかったですわ…それに今は、
「これ以上、屋敷のみんなに手を出さないでっ!」
栗色のポニテをばさりと振った長身の女子高生が、長い足で鋭く蹴りを放つと、サラシに包まれた爆乳がばるんっと勢いよく弾む。
うおっ、
「マスターの命により、お前たちには屈服してもらう」
対するは、金髪ハーフアップに碧眼のロリータで、西洋の天使みたいな風貌。
そのブルーの瞳はネコのように瞳孔が開き、どこか無表情だ。
小柄でしなやかな肢体に黒いビキニアーマーを身に着けて、意外に豊かなおっぱいの谷間とか、キュッと締まった鼠径部とか、15歳そこそこなのに、露出が多くて、背徳感がある。
色々な意味で目が離せないキャットファイトだけど…相手は銃を使ってない。
もう一人銃撃した犯人がいる。
僕たちを追い込んでくる拳銃の射手は、のんびり間延びした敬語で話しかけてくる。
「あ~、大人しく当たってくださいよぉ、ゴム弾だから、死なないですよぉ」
ゴム弾でも、当たったら痛いし、怪我しそうだ。
にしても、その口調は、
「この声はっ…隣のクラスの
「…えっ?何で隣クラスの男子が、私のこと覚えてるんですかぁ」
「可愛い女子の顔と声と名前は覚えてるよ。話しかけたことないけど」
「う~ん、クラスの男子の記憶力って謎ですねぇ」
彼女もまた、
ライトブラウンのロングヘアに白いカチューシャ、白黒のメイド服に拳銃を構えている。
「これはっ…武装メイド!」
「へー、私のメイド趣味、分かるんですねぇ。失礼ですが、私に倒されてくれませんかぁ?」
拳銃を構える武装メイドの可愛らしい会釈。
彼女が仲のいい同級生に見せていたメイド自撮りを、僕はつかず離れずの距離感でこっそり覗き込んでいたから。
武装したメイドさんは、ロマンだな。しかも17歳のメイド少女。
それにしても、何でコスプレ少女が拳銃を扱えるんだ?
すると、アルケミスちゃんが白いヒールをカツカツと鳴らして、
「ちょっと、お前はバイトでしょう?幹部の私がいるのに撃つんじゃなくってよ?」
確かに、アルケミスちゃんは人質の効果も期待してたが、相手はいきなり銃撃してきた。
背も態度もデカい銀髪令嬢に、スレンダーな洋風メイド少女は、スカートの裾を優雅に持ち上げて礼をする。
メイドさんのカテーシー、生で見られるとは…。
するりと持ち上がったスカートの裾から、拳銃をバンドで装着した太ももが見える。
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ぺこりと頭を下げると、少しウェーブのかかった茶髪がサラリとメイド服にかかる。
「わあ~っ、申し訳ありません、アルケミス様ぁ~。でもぉ~」
「でも、何よ!」
その時、僕はバニラのようなお菓子系の匂いをかぎ取った。
これも覚えがある、そうだ、
「…アルケミス様に構うな、だそうです」
「アルケミスちゃん、下がれっ!」
「えっ、きゃあああっ!」
僕がアルケミスちゃんの肩を掴んで引くと同時に、小さな人影がアルケミスちゃんの足元を駆け抜ける。
青白いスパークが光ると、アルケミスちゃんの足をスタンガンが掠めた。
電気が走った激痛に、アルケミスちゃんは気絶こそしないが、片足が痺れてガクンとバランスを崩してしまう。
僕は倒れそうなアルケミスちゃんに肩を貸して、ポンと手を置く。
「お前…この私は、
「まあ、アルケミスちゃんも監視されてたんだよ。その結果…お察しするよ」
監視カメラなどを使って、アルケミスちゃんが僕に背後から掴まり、カードキーを奪われるところまでは、見ていたはず。
カプセル内の秘め事は見てなくても、人質にされるぐらいなら切り捨てる、と判断される敗北だった。
アルケミスちゃんは部下のメイドから切り捨てられて悔しそうに唇を震わせる。
僕は片足を引きずるアルケミスちゃんを、何とか支えて電撃を加えた敵を探して下を見る。
「このスタンガンを使う子は、
「キモッ、何で分かるの?」
テーブルクロスの陰から、ひょこっと姿を現したのは、アルケミスちゃんより、20センチは背が低くて、赤いミニドレスの少女。
つぶらな瞳に、小さいお口のロリ顔で、フサフサした髪を赤い蝶リボンでツインテに結んでいる。
フリルカフスを飾る細腕に不釣り合いな、青白くスパークする小型スタンガン(ストラップ付)を振って見せる。
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「えーと、アンタうちのクラス男子だっけ?影薄くて覚えてないけどぉ」
「二彩ちゃんは、クラスメートの女子でも目立ってるからなあ…
同じクラスの高校2年、
ロリフェイスのあざとい系女子で、顔が広くて別クラスの
スカートを履いた女子の下半身密着率が高かったりして、正直この二人の百合妄想とか、したことある。
妹キャラなので、姉御肌の
その彼女が屋敷に入り、こんな事件を引き起こせたのは…?
僕は必死になって金髪ロリ騎士と戦う
「
「へ~、教室では無口なのに、急に喋れるようになったじゃん」
「はぐらかすんじゃない。
「ん~、先輩のおかげで助かったよぉ?この屋敷を、
「二彩姫ぇ、ナイスです♥」
まずいな、アルケミスちゃん、激痛のあまり、もう弾丸ガードできそうにないし…。
僕も、
苦し気に息をするアルケミスちゃんを支えながら、僕は足に力を入れて小憎らしいロリ娘を分からせてやろうと…。
「あっ、蹴る?いいのかなぁ?こっちにも、人質いるけど?」
「
いないと思ったら、こんな所に…僕は蹴ろうとした足を止めて地団太を踏む。
「
泣きそうな顔で俯いて逆らえないのも無理はない。
「捕まってる間も弄ってたんだけど、『
メスガキJKはここぞとばかりに、
しかし僕への悪口より、
「わ、私のことはいいです、でも、
捕まった
すると、
「何、逆らうの?一人生け捕りにしろってお仕事だからぁ、大人しくしててよ」
「うっ、うう…」
「よくもまあ、同じ女子相手に、そこまでゲスくなれるな?」
「こんなヤバいって、知らなかったでしょ~」
「僕は知ってるよ、
「ちっちゃくなああああいっ!」
「わわっ、二彩姫、危ないですよぉ、落ち着いて~っ!」
空気と思ってた男子からの、貧乳煽りは効いたか。
小柄な見た目よりもデカく反響するロリボイスを上げた
僕はテーブルに回り込んでスタンガンをかわすが、アルケミスちゃんを連れながら、だとちょっときついな…。
「これ、
そこへ、しわがれた声が響き、
4人目の侵入者が、廊下の暗がりからゆっくりと歩いてきた。
灰色の髪と口髭を蓄え、高級な仕立ての紳士服を着た老人が、ステッキを突いて歩いてくる。
皺が入った老貌には、老獪な笑みを浮かべて、しわがれた声で
「だって会長、こいつが
「任務を忘れたか?アルケミスを痺れさせ、人質を取った時点で、わしらの勝ちだ。違うか?」
老人がそう告げると、テーブルの上で戦っていた金髪少女騎士が、
「…
剣圧が巻き起こした突風だけで、170センチ近い長身美少女の肉体が吹っ飛ばされた。
テーブルクロスさえもバサバサと吹き飛んで、部屋の調度品が一斉に騒ぎ立てる暴風だ。
「きゃああっ!」
テーブルから落とされて、マイクロパンツに張り詰めたヒップで尻もちをついた
金髪のロリータはブルーの瞳で倒した相手を見下ろすと、あっさりと剣を鞘に納める。
「見てみろ、メシェルはもう、勝負を終わらせたようだな」
「うう~、メシェルちゃんつよ~。会長、わ、分かりましたぁ~人質はこちらになりまぁ~す」
紳士服の老人は満足げに腕を組み、
「ちょっと!まだ勝負は終わってないっ!」
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「きゃあっ!」
|朱羽先輩はあふれ出た生乳を手で庇い、ネコ目が悔しそうに黒ビキニアーマーの少女を見上げる。
うっ…
「お分かり?今の技で、お前は死んでいた…」
虚ろな碧眼をした少女がフッと口角を上げると、テーブルから軽々と跳躍して、老人の足元に着地し、跪く。
「マスター、終わりました」
「よし、従順になってきたな、メシェルよ」
老人はほくそ笑み、広間の全員に高らかに告げる。
「見ろ!手練れの者は倒され、こちらには人質もいる。さあ、交渉に入らせてもらうぞ」
老人の傍らには長剣を構えた少女騎士、スタンガンを携えて人質を捕まえたロリータ少女、デリンジャーを周囲に向ける武装メイドガイ手、全く隙がない。
老人はステッキを突いて広間を悠々と横切ると、壁際で手当てをしていた
「久しいな、
「なぜ、ワタクシの仲間を、傷つけたのですかっ…お父様!!」
悲しみに碧眼を潤ませた
アルケミスちゃんだけは、父娘の再会に、フッと冷笑する。
「お父様って…
「あら、この私は知っていたけど?あの男、梅沼製薬会長が、もう一人の幹部よ」
「
「ええ、
僕は、夜に
彼女は、親友と、父親を止めようとしてたんだ…。
ざわめく周囲に、カンカンと杖を突いて騒ぎを治め、朗々と名乗る。
「いかにも、ワシが
「まあっ…なんてことをおっしゃいますの!」
金髪白人のお嬢様が、灰髪の老紳士と毅然として向かい合う。
「お父様、これまでは噂ばかりで、証拠がなくて言えませんでしたけど…今ここで行っているのは、れっきとした犯罪ですわよ!」
「何を言う、この世界では起きているワシらこそがルールだ」
「お父様…ワタクシたちはこんな世界でも、力を合わせて生きていますの。その仲間たちを…傷つけないでくださいませ!」
「お前…今のコミュニティは、目覚めた者たちが身を寄せ合い、自力で作ったと思っておるのか?」
「…どういう意味ですの?」
不審そうに金眉を寄せるお嬢様に、父親はしたり顔で告げる。
「屋敷にいるお前たち!目が覚めたのは、
「…えっ?」
今度こそ、抑えきれないざわめきが広間に広がった。
コールドスリープが早めに目覚めたのは偶然と思っていたのに、それさえも
じゃあ僕も…?と思ったが、僕の腕に強くしがみつき、立ち上がったアルケミスちゃんが叫ぶ。
「どういうことよっ!部下ならともかく、この私に相談もなく独断で、何人も起こしたって言うの?」
「そうだ、アルケミスちゃんは勝手に起きた僕を眠らせようとして…」
組織の幹部なのに、行動が食い違ってる?
「確かにアルケミスに言っておらん。部下として起こしたそいつらと違って____」
「____ワシの娘は、我が右腕、幹部登用する予定だ。ちょうど席が一つ空く」
「ふざけないで!前から嫌な男だったけど、娘をコネ採用するために、この私を蹴落とすというの!」
「お父様!ワタクシは世界を好き勝手する組織になんて、入るつもりありませんわ!」
「…フン、コネ採用か。ワシは娘の能力を見るために、起こしてやったのだ。この
その全ては、父親が娘に、人を管理させるために実験だったって言うのか。
「実験?…ワタクシは、ただ人を助けたかっただけ…」
「そうだ、関係ない!
碧眼を瞬きさせて、呆然とした
すると、
「小僧、お前を起こしたのは、唯一の入力ミスだ。そこで、アルケミスにカードキーを渡して調査に行かせ、ミスを押し付ける形で幹部のクビを切ろうとしたが…。カードキーまで奪われる恥さらしが」
「えっ、男が僕だけなのって、そういうこと…」
「この私をそんな理由で…後始末を押し付けて、よくもまあ、ぬけぬけと!」
僕以外が女子で固まってたのは、ハーレムじゃない。
野山で野菜を集める
僕以外が、
娘を幹部候補に育て、同じ幹部のアルケミスちゃんも、切り捨てるつもりで。
「結果、お前は…コミュニティの中心となり、人の上に立つ才能を見せてくれた」
しかし、
「違いますわ、ワタクシは、困ってる人たちをまとめようとして…」
「どう言おうと、お前にはこれからの世界を支配する才能があるのだ」
「お父様は変わってしまいましたわ!製薬会社を作って、人を助けたかったのでは?」
「そんな小事には、もうこだわらん。エジェルウイルスを発見、開発した時から、ワシは世界を取れると確信したのだ。見ろ!」
いや、跳んだんじゃない、飛んでる?
大広間の吹き抜けに舞う金髪碧眼の少女、細い背中からは一対の黒い翼が広がり、照明を受けて輪郭を輝かせる。
黒い羽を舞い散らせ、金髪の頭上に降臨を浮かばせるその姿は、大聖堂の天井に彫られた…。
「…堕天使?」
だが、すぐ傍でアルケミスちゃんが銀の瞳を驚きに見張り、その神秘的な正体を明かす。
「その女メシェルは…まさか、起こしたというの?エジェルウイルスの
「アルケミスちゃん、どういうこと?解説!」
「んっ、胸揉まなくても教えてあげるわよっ…最初にウイルスへの感染が発見されたのは、あの女よ。身元不明な上に、ウイルスの変異が影響して、身体に翼と光輪が…だから、あの女のコードネームは、堕天使メシェル。そして、そのウイルスは…」
「
「何やってるのよ、
あの娘が、エジェルウイルスの感染者?
周囲に舞い散る黒い羽から、僕は思わず距離を取る。
「ふん、オリジナルのエジェルウイルスは、その程度で空気感染せんわ。それに、このメシェルは目覚める前に、睡眠教育を施した。今ではワシの、忠実な手駒だ」
「オリジナルに、洗脳教育までっ?最初から私物化する気だったのね?」
無表情なメシェルは、静かに
えっ、あのレイプ目みたいな金髪ロリちゃん、洗脳されてたのか。
こいつ、最初に感染した女の子に、なんてことを…。
「ワシは、ウイルスにより異形化したオリジナルを、管理下に置いてやっただけだ。睡眠教育の実験台は、多くあったからな。こいつらのように」
「普通の女子高生の私も、何と拳銃が撃てちゃうんですよぉ」
「二彩も、眠ってる間に、スタンガンの扱いが上達して、これ便利じゃん!って」
一見楽しそうだけど、彼女たちも実験台って言ってないか?
「元より、オリジナルのウイルスを改良し、細菌兵器にしたのはこのワシだ。…おい」
この爺さん、エジェルウイルスを作ったって…正気の沙汰じゃない。
実験成果として並べられた少女たちから、紳士服の老人も一気に危険に見えてくる。
すると
「その威力、見せてやろう」
「…まさか、やめろっ!!」
震える
「はうっ…うっ…あ、熱いですっ…これって…」
色白の美貌を火照らせた
額に玉の汗を浮かべ、プラグスーツの豊かな胸元が、苦しそうに上下する。
「これが、エジェルウイルスの威力だ。分かっておるな?この娘が1週間後にどうなるか?」
「お前っ!
イヤだ、認めたくない…あの
そんなこと、あってはならない。
思わずアルケミスちゃんを抱えた無理な体勢で近づこうとすると、その遥か手前で
「このボンベでウイルスを散布してやろうか?次はお前が感染するぞ」
「ぐっ、何て汚い奴…ウイルスジジイめ」
ウイルスを手中にしている
それでも僕はやり切れなくて、その傍らにいる少女にも叫ぶ。
「二彩ちゃん、
だが、さっきまで小憎らしかった少女は、つぶらな瞳を震えさせて、動揺を隠せていなかった。
「あ、あの会長ぉ~、人質にしろって、言ったんじゃ…殺すなんて、二彩、そこまで聞いてない…」
二彩ちゃんは、引きつった顔で、
「ふん、この程度で動揺しおって。確かにこのままなら死ぬな。だが、
「お父様、本当ですのっ!…どうやって?」
父親が差し伸べた救いの手に、
「ワシは既にこのウイルスの免疫血清を、作っておる。そうでなければ、細菌兵器として使えまい。ワシの片腕となるなら、そいつらも組織の傘下となり、命を助けてやれるぞ」
父親からの悪魔の囁きに、
父親から、仲間の命と引き換えに降伏を要求される。
それは、彼女の豊かな胸が張り裂けんばかりの言葉で…。
梅沼
表向きは梅沼製薬会長、裏の顔は地に落ちた天使たちの幹部。
細菌兵器「エジェルウイルス」をはじめとした技術で世界支配を狙う。
同じ幹部のアルケミスと折り合いが悪く、娘・伴星を招聘する。