※この作品はR-18です。

クラス転移で勇者召喚かと思ったら子作り奴隷召喚だった   作:稲月

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29話 長い冬の奥底に

 

 ふ、深い……ッ! 

 

 ノーラさんの蜜膣は、とろとろの秘肉が腸のように蠕動(ぜんどう)してペニスをぐいいと奥へ引き込んだ。

 あっという間に根元まで飲み込んだその熱い穴は、俺の肉棒でもぴったり奥に届くかというくらい、とても深かった。

 まるで、俺の全てが丸ごと飲み込まれたような錯覚に陥る。

 

「ああああ……! あ……あ……」

 

 ノーラさんは魂が抜けたように呆然と目と口をぽかんと開いたまま、うわごとのように呻いている。

 きゅんきゅんと秘肉が小さく震えている。入り口から最奥まで、己の肉の全てで俺を感じているようだ。

 

 まるで、本当に大切な何かを失ってしまったかのような、悲しい顔。

 まるで、本当に大切な物をようやく見つけたかのような、喜びの顔。

 

 相反する二つの感情が、彼女の表情の中で交互に浮いては消え。

 俺はそれを見て、彼女の内心を感じ取った。

 

 ——亡くした夫が、彼女の中から消えようとしているんだ。

 

 そしてぽっかり空いた穴を新たに埋めるのは、俺だ。

 

 自覚した瞬間、俺は衝動で腰を動かしていた。

 彼女の全てを埋め尽くすように、深く深く腰を穿つ。

 

 ぐちゅう……っ、ぐちゅう……っ、ぬっぷ、ぐちゅうう……! 

 

 動きは小さく、激しさもない抽挿。

 じっくりと彼女の奥だけを責めるような、ねちっこい動き。

 

「あああっ! ま、まって……ッ! 奥はッ、奥はだめですッ!」

 

 熱く深いノーラさんの秘裂。その形は尻すぼみのように、途中から急に狭くなっていた。

 まるで、そこから先だけは新品かのような、キツく初々しい肉感。

 

「だっ、だめっ! そこは、あの人も知らないのに……っ! あああッ!」

 

 ……俺だけが、知ったんだ。俺だけが、彼女の奥を犯しているんだ! 

 若き未亡人に残された最後の秘密。それを俺がこじ開けて、思うがままに犯している。

 

 ぎゅうぎゅうと狭い最奥の秘穴を、亀頭がめりめり、ぐいいと押し拓く。

 先端から感じるぞりぞりとした強い摩擦に、口の端から呻きが漏れてしまう。

 

「ぐ……っ! うう、奥が、狭すぎるッ! ううッ!」

 

 浅く抜いて、深く穿つ。

 浅く抜いて、深く深く突き込む。

 

 ぬぐちゅう! じゅぷう! ぐっちゅ! ぐちゅうう! 

 

 イヤイヤと首を振るノーラさんの顔は、仕草に反して赤く嬉しそうに潤んでいる。

 黒いメイド服にどんどん皺がつけられて、溢れる愛液でスカートがより黒に濡れる。

 

 夫の影を、全てかき消すように、深く。

 新たな主人を覚え込ませるように、もっと深く。

 

「んああっ! いやぁ……! あなた……っ! ああ……っ!」

 

 まるで死にゆく夫を引き止めるかのような切実な声。

 なのに、隠しきれない快感と悦びがその声を淫らに彩っている。

 

 ……本当はもう、忘れたがっているんですね、ノーラさん。

 大丈夫、分かってます。俺が、あなたの中から思い出も悲しみも愛情も、全部消し去ってみせるから。

 

 ——だから、思いッきり、()けッ! ノーラッ! 

 

 じゅぱぁんっ! どっちゅ! じゅぷんっ! じゅぱんっ! 

 

 身体を起こして一気に腰の動きを激しくする。

 彼女の過去を吹っ飛ばして、全てを俺で上書きするんだ。

 ありったけの尊敬と感謝と愛情を込めて、深く、強く、彼女の最奥を肉棒で叩く。

 

「んああッ! あッ! ああッ! だんなさまッ! 

 ああだめっ、消えちゃうッ! あの人がッ!」

 

「もう忘れろ、ノーラッ! 全部忘れてっ、俺のものになれッ! ……ぐぅっ!」

 

 ぱぁんッ! ぱぁんッ! ぱぁんッ! じゅぱぁんッ! 

 

 前後に大きく長いストロークは、亀頭の先端から竿の根元まで全てを蜜肉がじゅぷじゅぷに愛撫する。

 ぞわっぞわっと腰から広がる激しい快感と、ぷるんぷるんと上下に揺れる白い美乳。

 結合部はぐっちょぐちょに濡れて、周囲を飾る繊細な黒いレースは艶やかな肌にぺったり張り付いている。

 

 あの美しく凛としたメイドのお姉さんを、俺はいま、全力で犯しているんだ。

 

 ぱんッ! ぱんッ! ぱんッ! どぱんッ! 

 

「あああ゛ッ! ああッ! だんなさまッ! だんなさまぁッ! こんなのっ、知らないですッ!」

「ノーラッ! イけッ! イくんだッ! 思いっきりイって、全部を俺で書き換えろッ!」

「んああ゛ッ! イグ……ッ! はあ゛ッ! イぎますッ! あああ゛ッ、だんなさま゛ッ!」

 

 どちゅん どちゅん どちゅん どちゅんッッ! 

 

 どっ……ッッッ! 

 

 限界への到達と共に、最奥へとペニスを押し込んだ。

 ペニスの根元を撫でる熱い肉感に、亀頭を強く締め付ける最奥の蜜肉。

 

 "最愛"を喪って空っぽだったその胎へ、俺の熱く白い愛情がぶち撒けられる。

 

 どびゅうううううううううッッ! ぶびゅうううううッ! 

 

「んあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッッ!! ————あ……ッ!」

 

 ああ、消えた。一際大きな喘ぎ声とともに。

 深く重い絶頂が、彼女の心に住み着いた過去の陰影を跡形も無く消しとばす。

 間髪入れずに怒涛の勢いで注がれる、新たな主から与える幸せな白い奔流。

 

 どぷどぷと、狭い膣穴と大きな心の穴をいっぱいに埋め尽くしていく。

 彼女が感じる、初めての中イキ。初めての満ち足りた幸福。

 

 染まる。染まる。染め尽くされる。

 白濁を送り込むペニスの脈動がおさまったころには、もう。

 

「——ああ……お慕いしております、だんな様……」

 

 彼女の心は、ただ一人の男への愛で満たされていた。

 

 

 

 

「ずっと、寂しゅうございました。このまま孤独に死んでゆくのかと」

 

 窓から差す昼の暖かい日差しを浴びながら、ベッドの上で並んで寝転んだまま会話する。

 あの切れ長で鋭い瞳を今は柔らかく緩めたノーラさんが、愛おしそうな感情を浮かべて俺を見ていた。

 

「ですがもう、何も寂しくはございません。旦那様がいる限り、(わたくし)はもう、孤独にならずに済むと。……そう、思ってしまいました」

 

 ふ、と。

 

 出会った時からずっと横一文字に結ばれていた薄い唇が、優しく笑みを浮かべた。

 

 ——ああ、この女性(ひと)はこんなに可愛らしく笑うのか。

 

 初めて見る、彼女の微笑み。

 それはまるで、長い冬の奥底に閉じ込められていた春の温もりが、ようやく彼女の元へ帰ってきたようだった。

 

 彼女を幸せにしたいと、心から想う。

 俺は、素直な気持ちを形にして彼女へぶつけてみることにした。

 

「ノーラさん。もしよければ、なんですけど、ノーラさんにも俺の子供を……」

 

『んうっ♡』

 

 ……ん? なんだ、今の。

 

 目の前の美しい女性は、気づけばその目を鋭く、いつもの侍女長のそれへと戻していた。

 彼女はスッと立ち上がって、部屋の扉へスタスタ歩いてゆく。

 その背中は、なんだか、呆れと怒りと羞恥で震えているような……。

 あれ? 扉、既にちょっと開いてない? 

 

 ぎぃ。と開かれた扉の向こう。

 そこには前屈みになって手で股をまさぐりながら地べたへ座り込む、真っ赤な顔のソフィアさんがいた。

 

「ぴゃあっ!? あ…………」

「……見ていましたね? エリアンドラ」

「あ、あわわわわ……そ、その……あの……。つ、つい……ふわあっ!?」

 

 ノーラさんがソフィアさんの首根っこを掴んで部屋の中へ強引に連れ込む。

 す、すごい力持ちなんだな。あんなに細い腕なのに……。

 

「ぴゃうっ!」

 

 ノーラさんがベッドの上へソフィアさんをポイと投げ捨てた。

 真っ赤な顔の茶髪お姉さんは、上も下も服がはだけてあちこちから肌色が覗いている。

 そして脱げかけた下着を濡らす、とろとろの熱い蜜。

 

 こ、このお姉さん、俺たちのセックスを覗きながらオナニーしてたのか!? 

 

「エリアンドラ。あなたの淫乱ぶりにはつくづく呆れ果てました。どうやら、本当にその女陰に蓋をせねばならないようです」

「わわあーっ! そっ、それだけはぁっ!」

「黙りなさい。こうして躾をしておかないと、いつ何をしでかすか分かったものではありません」

 

 あまりの事態に固まる俺へ、ノーラさんが言う。

 

「旦那様。この色狂いに仕置きをお願いいたします」

「え……し、仕置き、ですか……」

 

 ぐいっ、ばさぁっ! とノーラさんがソフィアさんの服をあっという間に引っぺがす。

 そして、ソフィアさんの上半身をベッドにばすっと寝かせ、こちらへ尻を突き出させた。

 ぷりん。ふるふる。と俺を誘惑する大きな桃尻。

 

「どうぞ。壊してしまっても構いません」

 

 冷え切った目で彼女を見下ろしながら、俺へぷるぷるの桃尻を差し出すノーラさん。

 

 俺は一も二もなく、そのどろどろの秘裂へと滾る欲棒を突き挿れたのだった。

 

 じゅっぱぁん! 

 

「んあああああああッ♡」

 

 異世界、最高っ! 

 

 

 ■

 

 

「本当にすまない、日向……!」

「ううん……こんなことになるなんて、誰も知らなかったから……」

 

 午前の身体検査後、大広間。

 そこに、ある二人の女子が会話を繰り広げていた。

 

 序列8位の柏葉 綾(かしわば あや)と、序列16位の春風 日向(はるかぜ ひなた)である。

 

 どちらもその顔は暗く重い。

 心から後悔するように謝る柏葉と、どん底のように落ち込んだ春風。

 

 昨日の検査で判明した、衝撃的な母胎評価の変動。

 それによって起こった大きな序列の変動は、今朝には他のみなへも伝えられた。

 

 母胎評価の変動は二人にとっても全くの予想外であり、しかし原因には心当たりがあった。

 

「日向、まずは昨日みたいに逆をやろう。いずれは元に戻せるはずだ」

「でも、せっかく綾ちゃんの序列が上がったのに、戻すなんて……」

 

 召喚初日に無理やり味わされた、あの狂烈な快感。

 その熱に従うまま、貪り合うようにまぐわった二人。

 

 彼女たちは、恋人同士だった。

 

「いいんだ、日向。それは君が気にすることじゃない。それにどの道、彼に抱かれれば評価はいずれ上がるさ」

「彼に……。でも、あたし、男の人に抱かれるなんてできるかな……」

「私たちに選択肢なんてないんだよ、日向。こんな何も知らない世界に単身で外に出るなんて自殺行為だ」

 

 王宮の運営者たちですら予想しえなかった、淫紋の副次効果。

 釣谷竿斗の固有スキルによって生まれたその効果とは、レズセックスによる、ステータスの譲渡だった。

 

 判明したのは三日目の午前、身体検査で検査員が母胎評価の変動に気づいた時だった。

 夜伽などで釣谷と関わっていない者は、細かいステータスまでは確認されない。

 それが仇となって、気づくのが遅れてしまった。

 

 初日の夜に始まって、三日目の午前を迎えるまでの間。

 常に共有される快感によって収まりのつかない性欲が二人の理性を支配し、ひっそり影に隠れては互いに性に耽ったのだ。

 

 "相手にイかせられた者から、イかせた者へとステータスが譲渡される"

 三日目の検査時。検査員の命令で、目の前で何度もセックスを実演させられて分かったことだ。

 

 二人のセックスはいつも、柏葉が責めまくって春風が絶頂を数多く重ねる。

 柏葉がイクのは、いつも最後の一回か二回だった。

 だから、春風のステータスを気付かぬうちに大量に奪い取ってしまっていた。

 

 一刻でも早く、元に戻さねばならない。

 

 三日目の検査後は、隙を見つけては春風が柏葉の性感帯を刺激していた。

 柏葉のそれと比べてやや見劣るその技術は、しかし快感共有の助けもあって何とか絶頂回数を稼いでいた。

 夜伽の立候補も当然考えたが、どうしても決断できない春風がそれを諦めた。

 

 そして迎えた今日の検査。

 結果は、昨日と同じだった。

 

 つまり、夜伽点や寵愛点がなければ明日も再び春風が一人で最下位になる。

 それだけは絶対に避けなければならなかった。

 

「……日向。お前の気持ちは私もわかる。だが、いずれは必ず通る道だ。

 頼む。今日の夜伽に、立候補してほしい。釣谷にとっても悪い話では無いはずだ。きっと受けてもらえる」

 

 暗く俯く春風。その脳裏には今朝の貧しすぎる食事と、今夜を過ごすことになる硬い床の感触が浮かぶ。

 こんなのが明日も、もしかしたら明後日も続くなんて、耐えられる気がしない。

 

「私も一緒に受けてもらえないかお願いする。Aランクなら最下層には影響しないから彼にとっても問題ないはずだ。

 大丈夫さ。私たちが二人一緒なら怖いものなんてない。……そうだろう?」

 

 見上げて見つめた柏葉の瞳の奥には、春風が持つものと同じ恐怖がチラついていた。

 

 赤黒く、ビキビキと太い血管が無数に走り、キノコのような変な形のあの大きな棒。

 あんな悍ましいものを自分の体内に挿れるなんて、考えただけで恐ろしくなる。

 

 そして、彼に抱かれるクラスメイトたちのあられもない姿を想起する。

 誰も彼もみんな、教室では見たことのない乱れ様だった。別人のようにすら思えた。

 

 柏葉とのセックスは最高に気持ちよくて幸せだが、あんな激しい乱れ方なんてしたことがない。

 自分もあんなふうに壊されてしまうんじゃないかと思うと、心がぶるりと震えてしまう。

 

 ……じゅくん。

 

 だが、同時に。

 あの猛々しい肉棒が、柏葉すら感じたことのない自分の膣奥まで満たしてしまう光景を想像すると。

 きっと訪れるのだろう壮絶な快感を期待して蜜をこぼしてしまう、淫らな自分がいるのも確かだった。

 

 三日連続で淫紋から送られてきた夜伽の快感は、日を追う毎に春風の欲望を育てていた。

 そして今日、「二人一緒に」というその言葉で。

 欲望が、破瓜への恐怖を上回った。

 

 決意を固めて、柏葉を見つめる春風。

 

「……わかったよ、綾ちゃん。あたし、釣谷くんと話してみる……!」

「……ああ。私も一緒に行こう」

 

 明日を確かに生きるため。愛する彼女と共にいるため。

 そして秘めたる、熱い欲望を満たすため。

 

 二人の恋人同士は、同じ男に貞操を捧げることを決断した。

 






評価や感想やお気に入りなど、誠にありがとうございます。
本当に励みになっております。自分の好きなエッチに共感してくれる人がいるんだなって勇気をもらえます。
今後とも、なにとぞポンコツ竿斗くんと少女たちをよろしくお願いいたします。
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