クラス転移で勇者召喚かと思ったら子作り奴隷召喚だった 作:稲月
「旦那様、まもなくご朝食の時間です」
侍女が寵愛対象の一覧が載った紙を持って部屋を訪ねる。
とっくに目は覚めていたので寵愛対象も決めてあった。
寵愛点が入る前の状況を頭の中で整理する。
母胎点 夜伽点 合計 順位
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美澄 英理 S 100 100 1
栗栖 愛莉 S 100 100 1
柏葉 綾 A 80 20 100 1
星宮 瑠美 A 80 80 4
寝白 瑠夏 A 80 80 4
宇佐美 瑠奈 B 60 20 80 4
水無月 詩 A 80 80 4
安里 くるみ B 60 60 8
秋穂 夕凪 B 60 60 8
雪村 美果 B 60 60 8
灰咲 怜 B 60 60 8
朝飛 華菜 B 60 60 8
春風 日向 C 40 20 60 8
明智 黒実 C 40 20 60 8
加美長 優委子 C 40 20 60 8
菅沼 芽衣子 C 40 20 60 8
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今日こそは8位ラッシュが成功するはずだ。
寵愛点は4位の子たちに入れる。昨日は助けてもらったし、第一指名は水無月さんにしよう。
あとの二人は寝白と星宮だ。宇佐美は昨日抱きまくったからそれで許してくれ。
紙に寵愛対象の順位を記入して侍女に返す。
よし、とりあえず腹ごなしだ。
「わたし、あっちのせきがいい!」
広い和室に子供の声が響く。その子は小さな指をプイと俺へ向けている。
子供の隣に座る菅沼が、痛ましいものを見るように気まずく口を引き結ぶ。
反対の隣で食事を始めようとした春風が、その子の頭を優しく撫でて言った。
「ごめんね、みかちゃん。今日のみかちゃんの席はここなんだ。
ご飯を食べたら、一緒に行ってみよう?」
「えー……うん。わかった……いただきまぁす!」
雪村美果。彼女はあまりに重い現実に心を壊し、限界を迎えた脳は逃避に走った。
その結果が、俺たちの目の前に悲劇として降ってきた。
幼児退行。大人としての責任と重圧によって完全に壊れた心は、先生の精神年齢を遥か昔まで巻き戻すことでその均衡を保たせたのだ。
おそらく、8歳かそこら。世界の全てが明るくて、何の不安も責任もない、ただ周囲から無条件に愛されていた頃の先生の姿だ。
俺はどうしても見ていられなかった。
確かに先生はちっこくてよく子供みたいだと揶揄われていたが、それはその中身が大人として尊敬できる立派な人だったから成り立つ冗談だったのだ。
140cmにも届かない小柄な身体。ダークブラウンの髪を後頭部でお団子にまとめたその姿は、いまは本当に子供にしか見えない。
小さな顔に、丸みを帯びた大きな瞳。すっと通った鼻筋に、緩みきった口元の笑み。
作りは整っているのに、その表情だけが幼すぎた。
『おにーちゃん、だれぇ?』
少しだけ朝食の時間に遅れつつ柏葉に手を引かれてやってきた彼女は、俺を見て不思議そうな顔でそう言ったのだ。
その時の衝撃と悲しみは、言葉では言い表すことのできないものだった。
24歳だ。大学で教員免許を取った先生は、初めて赴任した俺たちの学校で一年半ほど勤めていた。
二年生だった俺たちと一緒に、教師として成長していく途中だったんだ。
結婚はしていない。彼氏すらできたことがないのをよく生徒から弄られていた。
子供みたいな身体だから異性に縁が無いなんて先生はよく言うけれど、その巨大な胸元には隠れファンの男子が無数にいたものだ。
……もう、元には戻れないんだろうか。俺たちが大好きだったあの先生は、二度と帰ってこないんだろうか。
この世界に精神医など居るとは思えない。答えは誰も知らなかった。
さて……どう切り出したものかな。
俺は食事に手をつけながら、目の前に座る栗栖さんへ目を向けた。
酷い隈だ。ろくに寝られていないのがすぐに分かる。昨日まではこれほど酷くなかったんだけど。
疲れた顔でボンヤリと口を動かす栗栖さん。豪勢な朝食は全然量を減らしていない。
やばいな。どう見ても限界が近づいている。
そこまで憔悴するほどに、桃田のことを愛しているんだ……。
もう見過ごしていられないと、俺は思い切って声をかけた。
「栗栖さん…………栗栖さん?」
「——わぁッ!? ……あ……ご、ごめん、何?」
びくっと身体を跳ねさせて驚く栗栖さん。考え事だろうか。……桃田の事かな。
目を大きく開けて俺を見る栗栖さんは、やはりとてつもなく可愛い顔だった。
小さめの顔にやや垂れ気味の大きな瞳。その上には細く整えられた、これまた下がり気味の眉。
ライトブラウンのボブカットは顎のあたりでくびれて、毛先が外へと軽く跳ねている。
細くすっと整った鼻筋に、いつも遠慮がちに結ばれた小さな唇。
男が見れば誰でも庇護欲を唆られるような、この世の"可愛らしさ"を凝縮したような女の子。
その華奢な体つきに似合わないほど豊かな胸元が着物を押し上げ、どこか危うげな印象を浮かべている。
あまりの可愛さに、自分から声をかけたくせに言葉が出ない。
いつもこうなるから日本でもあまり話しかけた事はなかった。
「……ああ、いや……隈、酷いからさ。大丈夫かなって」
ようやく出た言葉に、栗栖さんがなぜか顔を赤らめた。
「あっ! いや、だっ大丈夫だよ! ちょっと、寝られなかっただけ……」
「悩みごと……とか?」
「ああちが、その……ヘンな夢を見ちゃって。ほ、ほんとに大丈夫だよっ」
妙に恥ずかしがっているような気がしないでもないが、とりあえず俺は安心した。
思っていたよりも表情は明るいし、声にもハリがある。
先生みたいに極限まで追い込まれた様子は一切なかった。
ホッと息を吐いて俺は続ける。
「よかった……もし辛い事があれば一人で抱え込まなくていいからね。
俺じゃなくてもいいからさ、誰かに相談したりして」
「うん。ありがとう。私は大丈夫だよ……夜伽も、覚悟してる」
!! ……桃田の名前すら敢えて避けて話したが、まさか栗栖さんの方からその話があるとは。
「そ、そっか。……無理に呼んだりはしないし、要望には応えるから」
「……うん」
彼女を俺が抱くという未来が、急に現実味を帯びてきた。
いや、間違いなく抱くことになるんだ。それも数日のうちに。
それどころか順当に行けば、明日でクラスの全員を一回以上抱き終える見込みだ。
明日、俺はこの子と子作りする……?
思わず、彼女の薄い唇や大きな胸に視線が寄ってしまう。
スッと、その胸の上で細い手がきゅっと握られた。彼女の困った時の癖だ。
「…………」
俺の視線に気づいた栗栖さんが、頬を桜色に染めて目を伏せていた。
や、やべ。エロい目で見たの、ガッツリバレた。
却って強調されてしまったその胸元に、肉棒が熱く硬くなる。
食事の乗った盆で隠されててよかった……!
俺は初めてこの座席の位置に感謝した。
食後はいつも通りの身体検査だ。
「んああッ! ああッ! だんなしゃまッ! ふうッ! んああああッッ♡!」
ぱちゅん! ばちゅん! ぐちゅっ! ぱちゅん!
ノーラさんを後ろから激しく突きまくる。深い深い膣穴の最奥まで、張り詰めた肉棒がじゅぷじゅぷと大きく出入りしている。
ベッドの上で顔を赤くして喘ぎ続ける彼女は、いつものメイド服を全て剥ぎ取られ、上半身をうつ伏せに倒し、膝を立てて尻を大きく突き上げていた。
白く細い両手は背中に回され、手首が紐で縛られている。
小ぶりな尻が俺の腰に突かれてむにゅむにゅと形を変える。
バックで肉棒を突き入れるこの体勢は、ただでさえ深いノーラさんの秘裂がさらに深く肉棒を包み込む。
相変わらず、奥の方がやたらと狭い。あんなに俺の形を覚え込ませたのに、まだ足りないとでも言うようだ。
ばっちゅ! ばっちゅ! ぐちゅう! ぐちゅん!
柔らかい蜜肉が蠕動して、挿れるときだけ肉竿をぐいいっと奥へ引っ張ってくる。
そのくせ最奥まで行くと狭いヒダ肉が亀頭をじゅるじゅるとイジめてくるのだ。
——今日もソフィアさんの部屋で俺を待っていたノーラさんは、酷く落ち込んだ暗い顔で立っていた。
『雪村様の件、大変申し訳ございませんでした……』
侍女長失格だと自分に失望する彼女は、俺がいくら慰めても己の非を許そうとはしなかったのだ。
まるで罰を求めるかのような彼女の態度に、ソフィアさんが提案した。
『じゃあ、サオトくんにたっぷりお仕置きしてもらいましょう!』
そして、今に至る。
ノーラさんは手を拘束され、ただひたすら俺の慰み者として犯され続けていた。
すでに口と膣内に一回ずつ射精しており、これからもう一度種付けをする。
「ふふ、そろそろノーラさんも許された頃じゃないですか?」
ひたすら犯されるノーラさんの横でベッドに寝転がるのは、頬を染めて秘裂から白濁を滴らせるソフィアさんだ。
彼女は当然のように混ざってきたので、俺も当然のように中出ししたのだ。しかも二発。
ばちゅんッ! ばちゅんッ! ぐぷぷッ! ばっちゅんッ!
射精感の接近とともに激しく強くなる抽挿に、ノーラさんが声なき絶叫を上げながらオーガズムを迎えて震えている。
明らかに中イキしやすくなった彼女は、気を失うほどの連続絶頂で意識が空から戻ってこない。
ビックンビックン跳ねる腰を押さえつけながら、やがて俺もゴールを迎える。
ドロドロぐちょぐちょの媚肉の最奥へ、燃える剛直を深く突き刺す。
どっちゅんッ! びゅうううううううッ! びゅるるううう!
午前だけで五度目の射精なのに、その勢いは洪水のように激しかった。
沸騰した白マグマは蕩けた秘裂をドプリと満たす。
膣肉の痙攣と射精の脈動による壮絶な快感に、俺は目を瞑って呻きをあげた。
「明日の夜、皇女殿下が離宮へお戻りになります」
ようやく自分自身に赦しを得たノーラさんが俺に伝えた。
……ついに、戻ってくるのか。
俺の童貞を逆レイプで奪った相手。あの子も俺と子作りするのが仕事だと言っていた。
そして俺たちをこの世界へ魔法で召喚した張本人でもある。
しかし、それら全てはあの子自身の意志では無い。
俺は、自分でもあの美しい少女のことをどう思っているのか分からなかった。
あの時、俺とあの子は確かに繋がった。肉体だけじゃない。魂そのものが一つに結ばれたんだ。
その感覚は、他の何でも味わったことのないものだった。安心感とも信頼感とも違う、あたたかい何か。
「……旦那様。皇女殿下は確かに旦那様方をこの世界に呼び出した方です。
し、しかし、決して悪い方ではなく、帝国のために——」
「大丈夫です、ノーラさん。俺は別に、皇女様のことを恨んでなんかいない」
考え込んだ俺の様子に、勘違いしたらしいノーラさんが恐縮した様子で話しかけてきたので否定しておく。
ただ、どう接したらいいか悩んでいただけだ。
「そういえば、この離宮の最高責任者が皇女様なんでしたっけ」
「少なくとも、名目上はそうなっております。……しかし実際には、帝王陛下や宰相閣下が実権を握っておられるのも事実です」
割と早い段階から気にはなっていた。魔王を倒すとか異世界召喚だとかやってることは相当に大掛かりな割に、離宮の管理体勢は厳しくないし、夜伽なんかも俺の意志で動かせる部分が多い。
端的に言って、あんまり興味を持たれているように感じないのだ。放置?
「もしかして俺たちって……あんまり期待されてない?」
「い、いえ! そのような事は! ……た、ただ、王族の方々は過去の勇者の血を濃く引いておられるので、異世界から勇者を召喚をせずとも大抵の争い事には困ることが無い、というのは事実です」
「ふふ、そのあたりのお勉強については、お姉さんが教えてあげましょう」
曰く、千年前から始まった二百年ごとの勇者召喚において、代々王族の娘が勇者と結婚するのが常であったと。
何代にも渡って血を継ぎ足しながら受け継がれてきた勇者の力は、史上最強たる前代勇者の血が混ざった事でついに魔族を超えるまでに至った。
そうしてドラングレイヴ帝国は、名実ともに大陸史上最強の国家となったのだ。
「しかも今回は魔王軍蜂起まで二十年以上ある見込みですからね。正直に言ってしまうと、みんな余裕綽綽で楽観的に考えてるんです」
なるほど……そ、それってやっぱり大して期待されてないって事では?
「そんなことはありませんよ。どれほど強い力を持とうと、それは全て過去の勇者が持っていた力に由来するものですから。
ステータスの伸び方や固有スキルは種類や方向性が限られていて、多様性には欠けているんですね〜。
なので、異世界からの勇者が持つ特別なスキルや才能は誰もが欲しがる新しい力なんです」
「あれ? だとしたら、俺たちだけで子供を作るより、王族が直接俺たちと子作りすればいいんじゃ」
今の離宮の方式だと、俺たちの子供が生まれて大きくなってから王族と番うということになる。すごく時間がかかるし周りくどい。
王族が俺たちと無理矢理子作りした方が手っ取り早いし単純だ。俺たちにとって最悪には違いないが。
ソフィアさんが少し困った顔をした。その表情には呆れのこもった笑みも浮かんでいる。
「前代勇者さんが原因なんですよ〜。ワガママしすぎて、王族からのニホン人への印象は最悪なんです」
おい、またお前かよ。
「あまりの放蕩ぶりに、その正体が人間を堕落させるために魔族が潜り込んできた淫魔ではないかとすら疑われたそうです。
王族以外にも、侍女や貴族令嬢に下町の娘、潜在的敵国の皇女すらも孕ませてしまったという記録があります。
そんな経緯もあって、ニホンで育った人間とまぐわいたがる方は王族に一人もいません」
離宮の序列制度がやたら陰湿なのもこの話に無関係じゃなさそうだ……。
つくづく迷惑なヤツだ。俺たちの苦しみのほとんどがこいつのせいじゃないか?
「サオトくん以外の種役として働く男の子たちも、自由はかなり制限されていると思いますよ。目を離すと女性を襲うというのがニホン人に対する共通認識です」
う、ウサギかよ。完全に家畜扱いだなこりゃあ。
ついため息を吐いた俺へ、ソフィアさんが思い出したように声を上げた。
「あ、そうでした! おめでたいお知らせです!
子供!
——え……? 子供……ッ!?
「ッ! だ、誰ですかッ! どの子が妊娠したッ!?」
いつかはできると思っていた。あれだけ毎日中出しして、できないわけがない。
でも、こんなに早いなんて。さすがに全く覚悟ができて——
「たしか、フィオナさんと言ったはずです! 長女だったはずですよ! おめでたいですね〜」
……ふぃ、フィオナ? 誰だ、それ。
「……はぁ。エリアンドラ、最も重要な部分が抜けています」
呆れ顔のノーラさんが、ソフィアさんの代わりに俺に伝える。
「旦那様と一緒にニホンから来られた、桃田様のお子様です。
今朝、ヘルドラング大公爵家から、長女の妊娠を確認したとご連絡がありました」
——親友が、一児の父親になった。