※この作品はR-18です。

クラス転移で勇者召喚かと思ったら子作り奴隷召喚だった   作:稲月

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52話 一目でいいから

 

 ゆっくりと、怖がらせないように優しく笑みを浮かべて近づく。

 栗栖さんは女の子座りをしたまま、腕で胸を隠して俺を見上げていた。

 困ったように垂れた瞳はうるうると潤んで、唇はきゅっと小さく結ばれている。

 淫紋による感覚共有で頬や身体は赤く染まり、汗ばんだ額にライトブラウンの前髪が張り付いていた。

  

 栗栖さんの裸を近くで見るのは初めてだった。

 それはあまりにも可愛らしく、肉感に満ちて、思わず抱きしめたくなるような愛らしさだ。

 細い肩に手足、腰のくびれはくっきりとしていて、太ももはむちむち。

 何より、腕に潰される豊満な胸が小柄な身体の中でこれでもかと存在を主張する。

 

 桃田の愛してやまない、雄の庇護欲を掻き立てる美少女が、これから俺に抱かれるのだ。

 そのしっとりとした肌に触れる事を想像しただけで、俺の肉棒が高らかに雄叫びを上げた。

 

「……ッ! ……お、お願い。ヘンな事はしないで……」

 

「……ああ、分かってる。最低限だけにするよ。キスもしない」

 

 溢れ出そうになる欲望の渦を、歯を食いしばって押さえ込む。

 あまりにも男好きのする身体。ほのかに甘い香りがする。

 

「前戯は、いらないよね」

 

 俺の確認に、栗栖さんが軽く頷く。

 座る彼女に近づいて、小さな頭をそっと撫でた。

 触るつもりはなかったが、ついそのおおきなおっぱいに触れそうになって咄嗟に頭へズラしたのだ。

 

 栗栖さんは、俯いたまま何も言わずされるがままだ。

 すぐ正面に座る俺は滾る肉棒を隠していない。彼女の目線はそこに向かっているように見える。

 

 ……桃田のと比べられているのかな。親友といえど、流石に勃起状態で見比べた事はない。

 幻滅さえされなきゃ何でもいいが……やはりちょっと気まずいな。

 できるだけ早めに終わらせよう。また自我を失ってしまう前に。

 

「正常位でいいかい? ……寝かせるよ」

 

 頷きで返されたので、そっと彼女を仰向けに横たえる。

 大きな胸がぷるんぷるんと揺れる。片腕で隠されたままだが、それが却ってエロティックだ。

 

 小柄な身体を上から下へゆっくりと眺める。

 そして、淫紋を超えたあたりで思わず目を見開いた。

 

 鼠蹊部の黒い茂みが短く切り揃えられ、小さなハート型になっていた。

 

 桃田の趣味だ。お願いしたらやってくれたと、いつだかに自慢された記憶がある。

 僅かに火照った白い肌の中で、そこだけが黒く卑猥に飾られていた。

 下腹部の淫紋と相まって、まるでサキュバスのような妖艶さを醸し出している。

 

 その危うい雰囲気に、思わず肉棒がビキリと張り詰めた。

 

 閉じた脚の間からは、彼女の秘裂が上半分だけ覗いている。

 桃田に散々抱かれて来たはずなのに、まるで穢れを知らないように淡いピンク色。

 だが秘裂の上部に佇む陰核だけは、その開発具合を俺にまざまざと見せつけてくる。

 薄い皮を脱ぎ捨てたそれはぷっくりと膨らんで発達し、桃色に熟れていた。

 

 あいつが散々言っていた。彼女を開発するのが己の生きがいなのだと。

 幼馴染の彼らは中学校入学の頃から交際していて、中二の秋に結ばれた。

 それ以来、ほぼ毎日のように互いの家に通っては身体を重ねていたらしい。

 約三年に渡って育てられた大きな桃色の栗。それはあいつの努力と愛情の結晶だった。

 

 最近、ついに中イキできるようになったと聞いていた。

『これが本当の桃栗三年だな』なんて言ったあいつに、親友とは言えぶっちゃけすぎだろと突っ込んだ俺。

 しかしその生々しい話にこっそり想像を膨らませておっ勃てていたのも事実である。

 

 

 

 俺は栗栖さんの足元に陣取って、ついに行為を始めようとする。

 細く、しかし肉感に富んだ両脚を掴んで、左右に開こうとして……開かない。

 

 栗栖さんが、脚に力を入れて抵抗していた。

 驚いた俺は手を緩めて彼女の顔へ目を向ける。

 

「……ひぐっ……ぐす……」

 

 大きな瞳から、ポロポロと涙が溢れていく。

 泣きじゃくる彼女は顔を悲しげに歪めながら、止まらぬ涙を何度も拭っていた。

 

 解放された巨乳がぽよんぽよんと揺れるのも構わず、ひたすら悲哀に暮れる栗栖さん。

 溢れた涙がシーツに垂れて、静かな鳴き声だけがベッドの上を転がっていく。

 

 俺は何も言えなかった。

 言えるわけがなかった。

 

「ふ……ひぐ……ご、ごめ……ぐす、ごめん……」

 

 掠れた声で謝る栗栖さん。抵抗したのも涙を流したのも彼女の故意じゃない。

 ただ、いよいよ他人に身体を捧げる事に直面して、心が抑えきれなかっただけ。

 

 ようやく絞り出した俺の声も、ひどく掠れていた。

 

「……栗栖さん、あとにするかい?」

 

 泣き続ける彼女は、しかし首を横に振った。

 苦しみは早い方がいい、早く終わらせてしまいたい。そんな様子だった。

 

 俺はもう一度彼女の脚を掴んで、優しく開かせた。

 今度は抵抗されなかった。

 

 ……くぱ……とろ……。

 

 その秘裂は小柄な彼女らしい小ささで、しかし途轍もない淫靡さを湛えていた。

 淡いピンク色の秘肉は小さくヒクヒクと蠢き、左右の小陰唇はとても小さく鮮やかな桃色。

 全く経験を感じさせない美しい秘所は、甘い香りを漂わせながら蜜をたらりと零していた。

 

 俺の肉棒がビキキと唸る。見ただけでわかる気持ちよさ。

 秘肉がねっとり絡み付く様を容易に想像できるソコは、彼女の意思に反して早く早くとペニスを誘い込んでいるようだった。

 

 今すぐ思い切り突き込みたい衝動を何とか堪え、秘裂の目の前に肉棒を掲げる。

 そしてそのまま、俺は自分の手で扱きはじめた。

 彼女へのせめてもの気遣いのつもりだった。射精直前までは自分で高めて、出る時にだけ中に挿れる。

 彼女の秘肉を味わい尽くすのは桃田だけが持つ権利だと、そう尊重するために。

 

 水無月さんとのセックスで既に愛液と精液に塗れていたペニスは、ドロドロのグチュグチュになって激しくぬめっていた。

 大きな水音を立てながら素早く扱き続ける。

 すぐ目の前にあるおかずのお陰で、全く苦労はしなかった。

 

 俺の腕や腰の振動がベッドを通して彼女に伝わり、大きすぎる胸がぷるんぷるん揺れる。

 彼女の乳房は全く体格に見合わぬ巨大さを誇り、たっぷんたっぷんに大きく弾む。

 頂点の実もなかなかに巨大で、濃いめの桜色に染まっていた。乳輪は小さく、しかしプツプツは多い。

 

 一人で快感に耽る俺を、栗栖さんは最初は驚いたように見ていた。

 そしてぐっちょりと濡れて扱かれる俺の肉棒へ、今は目が釘付けになっている。

 まるで精液が揮発して、彼女の鼻孔から脳を痺れさせているような錯覚すら覚えた。

 

 あっという間に高みへ昇る。亀頭を強めに刺激して性感を高める。

 ……もう、準備はいいな。栗栖さんの眼を見つめて、合図した。

 

 覚悟を決めたらしい彼女が、小さな口を間一文字に結んで俺を見返す。

 そして俺は握ったままのペニスを傾けて、秘裂の入り口へ照準を合わせた。

 

 桃田、ごめんな。

 お前の最愛の彼女を、俺がこれから犯す。

 

 ゆっくりと、腰を前に突き出す。

 その熱い秘裂は、驚くほどの柔らかさをもって硬いペニスを呑み込んだ。

 

 

 ■

 

 

 水無月さんが、一方的に犯されている。

 様子のおかしい釣谷くんが、彼女を無理矢理組み敷いて抱き潰す。

 

  ばちゅッ! ばちゅッ! ばちゅッ! ばちゅッ!

 

「あ゙あ゙あ゙あ゙ッ! イグッ! イっでるがらッ! はぅあ゙ッ!」

 

 

 止めようにも、恐ろしくて声すら出せない。

 止めれば次は自分の番だ。あんなに激しく強引に抱かれるなんて、絶対に無理だ。恐怖で気を失ってしまうかも。

 

 ……いや、その方がマシかもしれない。

 自分で身体を捧げるんじゃなく、あくまで無理矢理にレイプされただけなら、陽次(はるつぐ)くんにも自分にも言い訳が立つ。

 でも、そうしたらきっと陽次くんは怒るし悲しむだろう。釣谷くんだって後から苦しむに違いない。二人の仲をわざと引き裂くなんてしたく無い。

 何よりそんな恐ろしい目に遭うなんてできるわけが無かった。

 

 結局見ていることしかできず、ヘトヘトの水無月さんが彼をフォローして終わった。

 すごい胆力だ。周りからはそういうプレイだったと見えるようにしてしまったが、栗栖には内情が手に取るように分かる。

 

 自分もあんなふうに襲われたらどうしよう。

 そんな恐怖を抱えて震えていると、釣谷くんが優しげな笑みを浮かべて近づいてきた。

 

 ついに、私の番だ。避妊薬は飲んでおいた。

 

 彼の笑みは私を怖がらせないためだ。そんな事はすぐ分かる。

 でも怖い。陽次くん以外の男に身体を許す事そのものがたまらなく怖い。

 彼の股で揺れる屹立が私を喰い殺しに来る。

 

 つい、恐怖を滲ませて声を出してしまった。

 

「……ッ! ……お、お願い。ヘンな事はしないで……」

 

「……ああ、分かってる。最低限だけにするよ。キスもしない」

 

 釣谷くんはギリギリと歯を食いしばって何かを耐えていた。

 血走った目の奥には煮詰まった欲望が渦巻いている。

 自分が男好きのする身体であることくらい、嫌というほど自覚していた。

 

「前戯は、いらないよね」

 

 恥ずかしくて、目を合わせられずに俯いたまま頷いた。

 淫紋によって、既に秘所はぐしょぐしょだった。

 

 

 

 ……この一線を越えれば、私は二度と戻れない。

 大好きな人だけに捧げたはずの身体を、他の男に渡してしまったという事実はもう消えない。

 彼は許してくれるだろうか、汚れた身体の私をもう一度抱きしめてくれるだろうか。

 

 迫る恐怖の中で顔を伏せていると、釣谷くんが頭を撫でてきた。

 陽次くんの大柄で節張った手とは違う、少し柔らかいけど硬さもある手の感触。

 不快じゃ無いけど、複雑な気持ち。ありがたいけど、嬉しくはない。

 

 目線を下げた先で、釣谷くんのおちんちんが目に飛び込んできた。

 それは白く濁ったドロドロに塗れていて、水無月さんとの激しいエッチの痕跡を強く残している。

 ……陽次くんの方が少し太い。でも、陽次くんのより少し長い。

 先っぽの()()()もちょっとだけ大きいし、幹には血管が多い。

 

 陽次くんとの爛れた毎日が蘇る。

 恥ずかしくて絶対に言えないけど、彼とのエッチは大好きだった。

 

 ひたすら私を気持ち良くしようと試行錯誤してくれる陽次くん。

 私の中で気持ち良くなって可愛い顔で喘ぐ陽次くん。

 がっしりとした身体で私を包み込んでくれる陽次くん。

 

 どれも私だけが知っていて、私だけが得ることのできる幸せだった。

 

 自分が気持ち良くなる方法もたくさん教えてもらったし、彼を気持ち良くする方法もたくさん学んだ。

 もう、彼のおちんちんの太さや長さ、カタチや熱さ、血管の数や場所まではっきり覚えている。

 だって、手でも口でも大事なところでも、何度も繰り返し味わったから。

 

 目の前のソレとは、全然違った。私の大好きな彼のものとは全く違う。

 ……なのに、目が離せない。いやだ、気持ち悪い。でも何故か惹き寄せられる。

 

 たぶん、精液だ。あの独特な匂いが鼻をつくたび、脳の何処かが痺れていく。

 他の女の子たちを見ていても、明らかに普通のエッチではなかった。いくら何でも感じやすすぎる。

 ほとんど経験が無い子ですら、三回もあれば堕ちてしまうだろう。

 ……陽次くんによって開発されきった私が、どこまで耐え切れるかわからない。

 

 釣谷くんが私をゆっくりと寝かせる。割れ物を扱うように丁寧に扱ってくれる。

 陽次くんもそうだった。もう身体を重ねて三年も経つのに、いつまでも私を大事そうに扱ってくれた。

 エッチが大好きな彼は色々なプレイをしたがっては私を翻弄したけれど、私が傷付くようなことだけは絶対にしなかった。

 繊細な手付きに彼を思い出して、ただ無性に恋しくなる。ひたすら心が寂しくなる。

 

 釣谷くんがじっと私の身体を見ていた。欲望に染まった視線が私の全身を視姦する。

 彼の目が私の股の辺りで見開かれた。

 

 

 ——あ。ハート型に剃っているからだ。

 

 

 気づいた瞬間、もう涙が止まらなかった。

 

 異世界でもきちんと整えていた。すっかり癖になっていたから、形のことも気にしていなかった。

 でも、本来これは陽次くんのためだけにやっていた事だ。

 どうしてもとお願いされてやってみたら、子供みたいに嬉しそうにはしゃいでいたから。

 

 それを、事もあろうに他の男に知らせてしまった。

 ただの体毛だけど、私にとっては陽次くんへの愛情を示す印のつもりだった。

 

 釣谷くんが私の脚を掴む。彼の手とは全然違う知らない感触。

 いやだッ! もう陽次くん以外に見られたくないッ!

 

 つい脚に力を入れて抵抗してしまい、驚いた釣谷くんが私を見た。

 だけどもう涙は止められない。次から次へと溢れてくる。

 別に釣谷くんは悪く無いのに、全力で拒絶してしまった。

 

「ふ……ひぐ……ご、ごめ……ぐす、ごめん……」

 

 まともに言葉も紡げない。

 

 ただ、悲しい。心が痛くて張り裂けそうだ。

 

「……栗栖さん、あとにするかい?」

 

 ひどく掠れた心配そうな声に、力無く首を振る。

 今断ったところで、時間の問題だ。逃げればもっと辛くなるだけ。

 

 必死に心を落ち着けて、溢れる涙と荒い息を押さえ込む。

 大丈夫。処女はもう陽次くんにあげた。少し汚されちゃうけれど、子供ができる心配もない。

 

 脚を優しく掴まれて、ゆっくりと左右に開かれる。

 熱いまなこが私のソコをじぃっと見つめてくる。

 

 心臓がナイフで刺されたように痛い。

 ビルの屋上から落っこちるくらいに怖い。

 あまりに心が苦しくて、軽い吐き気すら感じる。

 

 目を閉じて震えながら、その時が訪れるのを待つ。

 でも、何も感じないまま不思議な水音だけが聞こえてきた。

 

 目線を向けて見れば、釣谷くんが自分でおちんちんを扱いていた。

 できるだけ私の中にいる時間を減らそうとしてくれているんだ。

 本当は今すぐにでも突き込みたいって顔にははっきり書いているのに、必死に一人で抑え込んでくれている。

 

 彼が陽次くんと親友でいられるのは、きっとこういうところなんだろうな。

 "あいつだけは絶対に裏切らない"って、陽次くんもよく言っていた。

 

 激しい水音に乗って流れてくる、芳しい匂い。

 おちんちんの上でぐちゅぐちゅとかき混ぜられる精液が、空気に乗って私の脳髄に届いた。

 

 じゅくん……とろん……。

 

 たったそれだけで秘裂から蜜が溢れてくるのを自覚する。

 恐ろしいまでの催淫作用。陽次くんのを何度も飲んでいるからわかる。これはあまりに異常だ。

 

 息を止めて目を逸らしたいのに、もう手遅れだった。

 怖くて辛くて気持ち悪いのに、頬が勝手に熱を持つ。

 

 釣谷くんのおちんちんがぷくっと膨らんできた。限界が近いのが分かる。

 そして、彼は私の目を真っ直ぐ見つめた。

 その時が来たんだ。

 

 わざわざここまで準備してくれたのに、拒絶なんて無意味な真似もできない。

 溢れ出る悲しみと恐怖を抑え込んで、覚悟を決めて彼を見つめ返した。

 

 ぐぐ……と私の中を目掛けて照準が合わされる。

 

 

 

 ごめんなさい、陽次(はるつぐ)くん。

 

 あなたにしか渡さないと決めていたのに、裏切り者の私を許してください。

 

 たとえ身体を貪られてでも、一目でいいからあなたに会いたいんです。

 

 こんな身体も命もいらないけれど、あなたが生きててくれているなら。

 

 いつかきっと、あなたにもう一度抱きしめてもらえるなら。

 

 私はそれで——

 

 

  じゅぶぶぶぶぶぶぶぶぶッッ!!

 

  

  どっびゅうううううううッッ!!

 

 

「————ッあ゙。————ッ♡」

 

 

 視界が、真っ白に弾け飛んだ。

 

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