※この作品はR-18です。

クラス転移で勇者召喚かと思ったら子作り奴隷召喚だった   作:稲月

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53話 飽くなき欲望

 

「——あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ッッ♡♡」

 

 

 胎の中で、大爆発が起きた。

 

 痺れる、脳が。 壊れる、お腹が。 染まる、心が。

 

 こんなの、知らない。

 

 

「——いや゛あ゙あ゙あ゙あ゙ッッ♡♡」

 

 

 たったひと突きで、遥か高みまで吹き飛ばされた。

 

 胎の中に高熱の濁流が押し寄せてくる。

 

 最愛の彼に教わった中イキとは、まるで別物。

 

 大好きな彼にもらう中出しとは、全く違う熱。

 

 怖い。気持ちいい。嫌だ

 

 コワイ。キモチイイ。イヤダ。

 

 

「——ッ♡ あ゙ッ♡ ——ッ♡」

 

 

 何秒経ったか分からない。真っ白な世界でフワフワ漂う。

 

 激しく痙攣する身体が落ち着く頃には、大量の汗と唾液と愛液が私を濡らしていた。

 あまりの快感に前後左右も分からず、視界は白く明滅している。

 

 ようやく定まった焦点で捉えたのは、驚いた表情で私を見る釣谷くん。

 挿れただけで深く絶頂してしまった私を、興奮に染まった顔で見つめている。

 

 

 どくん。

 

 

 私の中で、脈動が聞こえた。

 

 

 どくん。どくん。どくん。

 

 

 膨れ上がるのは、釣谷くんの熱いもの。

 

 彼の瞳の奥で、真っ黒なナニカが目を覚ました。

 

「……え……ぬ、抜いて。……ねえ、抜いてよ、おわったでしょ?」

 

 震える声で呼びかけるが、反応が無い。

 そして彼は欲望に染まった顔のまま、私の顔へと口づけようとして……。

 

 

 ——ぱんッ!

 

 

 その頬を、私が張り叩いた。

 

 動きを止めた釣谷くんが、目を見開いて私を見つめる。

 そこに映るのは、驚愕と、恐怖と、罪悪感と、……ドス黒い、飽くなき欲望。

 

 彼の中で、理性とナニカが戦っている。

 ギリギリと強い歯軋りが聴こえる。私の両手首が彼に掴まれ、ベッドに押さえつけられた。

 

 いつもより数段低い、暗く重い何かを混ぜた声で彼が言う。

 

「栗栖さ……ん。……ごめん、少しだけ……耐えてくれ。乱暴だけは、しない」

 

「え……い、いやだよっ、もういやだっ。陽次くん以外にはもういやっ」

 

「はぁ、はぁ、ごめ、だめだッ! ぐッ!」

 

 完全に勃起し直したペニスが、私のナカからゆっくりと抜かれ、そして戻ってくる。

 甘い快感が私の脳へと再び届く。

 

  じゅぶぶッ! ぐじゅぶぶッ!

 

「んああッ♡ やだぁッ! いやなのッ! んんッ♡」

 

 陽次くんにしか聞かせたくない、甘い喘ぎが無理矢理掘り出される。

 心の底から嫌なのに、身体だけが喜んでいる。

 

 浅いところで出入りしていたペニスが、深いところまで侵入してきた。

 ゆっくりゆっくり進むそれが、ある所でピッタリと嵌まる。

 

 ……陽次くんが、一番奥まで来てくれた時の場所。

 

 私が安心するそこを、長いペニスがゆっくりと通り過ぎた。

 その先は、陽次くんすら知らない場所。

 

「え……い、いやあ゙あ゙ッッ!! だめッ! やめてえッッ!」

 

 自分でも聞いたことの無い激しい絶叫。

 だめだめだめだめだめッッ!! 陽次くんにも触れられた事ない場所なのにッ!

 

 激しい快感が脳髄を焦がし、四肢には力が入らない。

 思い切り釣谷くんを突き飛ばしたいのに、身体が震えて視界がチカチカする。

 

 心だけが壮絶な苦しみを叫んでいる。

 たすけて、陽次くん。ごめんなさい、陽次くん。

 

 長いペニスが根元まで入って、互いの腰がぶつかり合った。

 陽次くんよりも少し長いそれは、私の知らない感覚を生み出す。

 本当に嫌で嫌で仕方ないのに、腰が蕩けるほどにすごく気持ちが良い。

 

 釣谷くんの口元から、ギリリリと激しい歯軋りの音。

 私の手首が痛いほど強く握られて、血走った目の奥で黒い光がチラリと光る。

 何かは分からないけど、明らかに暴走してる。

 

 そして腰が乱雑に振られ出した。

 もっと強く思い切り突き挿れたいのに、必死に堪えるような動き。

 ガクガクと足腰が震えている釣谷くんは、それでも私を犯し続ける。

 

  ぐじゅっ! ぐじゅっ! ぐじゅっ! じゅぶっ!

 

「ああッ♡ んあッ♡ いやぁッ♡ あぅッ♡」

 

 気が狂うほど気持ちがいい。さっき出された熱い精液が私のナカに染み込んでくる。

 突かれるたびに喉の奥から甘い声が飛んでいく。

 

 気が狂うほど気持ち悪い。好きでもない男に好き放題に犯されて、吐き気と眩暈が止まらない。

 突かれるたびに胸の奥が切り刻まれるように痛む。

 

 釣谷くんが、わたしの胸にしゃぶりついた。

 陽次くんもそうするのが大好きだった。私に優しく出し入れしながら、いつも美味しそうに舐め回していた。

 

 発達した乳首に舌や歯が触れるたび、ジンジンと甘い快感が私をよがらせる。

 勝手に舐められることへの嫌悪感が膨れ上がって、ますます気持ち悪くなる。

 

  ばちゅんッ! ばちゅんッ! どちゅんッ! ばちゅんッ! 

 

 腰の動きが強くなり、熱いペニスがさらに膨らむ。

 ああ、また胎を犯されるんだ。中出しなんて、陽次くんにすら数えるほどしか受けてないのに。

 

 悲しみが私をズタズタに切り裂いて、苦しみが私をボロボロにうちのめす。

 なんで、こんな思いをしなくちゃいけないの。たすけて、陽次くん。

 

 快感が私をぐちゃぐちゃに熔かして、多幸感が私をふわふわと浮かばせる。

 どうして、こんなに気持ちが良いの。いやだよ、陽次くん。

 

 涙で滲む視界の中で、釣谷くんも苦しんでいた。

 私の胸にしゃぶりついたまま、身を焦がす衝動に抗っている。

 

 こんな思いをするくらいなら、私も彼も、死んでしまえばいいのに。

 天国に行けば、陽次くんと会えるかな。

 こんな私なんて、地獄に落ちるしかないのかな。

 

 パキン、と音が聞こえた気がした。絶望と快感で押し潰された心が割れる音。

 思考が擦り切れて、もう何もかも分からない。

 

 そして、二度目の吐精が始まった。

 

  どっちゅんッ! どびゅううううううう! びゅうう!

 

 胎を襲う熱の塊に、どこかで甲高い悲鳴が聴こえる。ああ、私の声だ。

 身体が激しく跳ね回って、脳のシナプスが焼き切れた。

 

 陽次くん……ごめんね……会いたいよ……。

 

 身を包む快感の渦潮の中へ、私の意識は暗く沈んだ。

 

 

 ■

 

 

 自慰によって限界ギリギリまで高められた俺のペニスが、トロトロに蕩けた秘裂へと一気に侵入した。

 桃田によって散々ほぐされ開発されてきたそこは、想像を遥か超える柔らかさと絡みつきを持ってペニスを迎えた。

 壮絶な快感が脊髄から駆け上がってきた。挿入と同時に一瞬で限界を突破する。

 

  じゅぶぶぶぶぶぶぶぶぶッッ!!

  

  どっびゅうううううううッッ!!

 

「————ッあ゙。————ッ♡」

 

 その瞬間、栗栖さんが顔を強く歪めて激しく痙攣し出した。

 柔らかい膣襞がものすごい強さで収縮する。

 

「——いや゛あ゙あ゙あ゙あ゙ッッ♡♡」

 

 たったのひと突き。それだけでここまで激しく絶頂するなんて。

 しかも他の性感帯には一切触れていない。雑魚なんてものじゃない。

 

 どぷどぷと脈動するペニスから、激しい快感が爆発する。

 あまりに強く激しく収縮する秘肉の感覚に肉棒を喰い千切られたような気すらして、思わず自分の肉竿の根元を確認する。

 

 そして、淡く光る青い淫紋が目に入った。

 まるで、栗栖さんの中から何かを吸い取るような錯覚。

 

 

 ——黒い化物が、再び俺の中で目を覚ました。

 

 

 まずい、栗栖さんを逃さないと!

 彼女へ声をかけようとして、あまりに可愛らしいイキ顔に思考が止まる。

 

 それが、最後のチャンスを逃した瞬間だった。

 

 視界が赤黒く染まっていく。ドス黒い欲望が風船のように膨らんで俺を満たす。

 犯したい犯したい犯したい犯したい犯したいッ!

 

 恐怖に染まった彼女が何事かを俺に伝えるが、まるで耳に届かない。

 艶かしい唇が美味しそうで、それを食べ尽くすことしか考えられない。

 

 口付けをしようとして、頬を強く叩かれた。

 ハッと、我に帰る。

 

 

 ——の、呑まれていた……!

 

 

 視界が僅かに晴れて、ほんの少しだけ化物が怯んだ。

 それでも身体はどかせない。もう一度犯すまでは逃げられない。逃がさない。

 

 全身を支配しようとするナニカを必死に抑え込みながら、彼女へ願う。

 

「栗栖さ……ん。……ごめん、少しだけ……耐えてくれ。乱暴だけは、しない」

 

「え……い、いやだよっ、もういやだっ。陽次くん以外にはもういやっ」

 

「はぁ、はぁ、ごめ、だめだッ! ぐッ!」

 

 心が真っ黒に染まって、理性がはち切れる。

 視界はすでに赤黒く戻って、腰が自我を持って動き出す。

 

  じゅぶぶッ! ぐじゅぶぶッ!

 

「んああッ♡ やだぁッ! いやなのッ! んんッ♡」

 

 甘い喘ぎ声が俺の鼓膜を愛撫してくる。

 本気で嫌がる声色に強い罪悪感が湧き、同時に支配欲が哄笑を上げる。

 

 彼女の奥まで進もうとして、急に肉棒がピッタリと膣襞に嵌まった。

 桃田の、痕跡。あいつが根元まで侵入した時の、安らぎの場所。

 

 ああ、ごめん桃田。俺はもっと先に行く。

 ゆっくりとそこを通り過ぎた。奥の秘肉はやや硬く、桃田すら知らない場所を割り拓く感覚に昏い悦びを得る。

 

 栗栖さんが激しく嫌がるが、四肢に力は入らず抵抗できていない。

 良心の呵責で胸が張り裂けそうになるが、腰は止まれなかった。

 

 あまりにも気持ちの良い秘裂は、今もねっとり絡みついて壮絶な快感をもたらす。

 真っ黒な化物が胸の内で暴れ回る。物を扱うみたいに思い切り突きまくりたい。

 

 奥歯を噛み締めながら必死に衝動を抑え込み、震える脚で腰を支える。

 肉ヒダの一つ一つが歓喜の踊りで肉竿を舐め回す。

 泣きじゃくる栗栖さんの涙すら、今は至上の美酒のように美味しそうに見える。

 

 このままじゃ、堪えきれずに爆発する。

 本当に彼女を壊してしまう。

 

 逃げるように、眼下の巨乳へむしゃぶりついた。

 途端に甘く蕩けるような感触が俺の舌と唇を癒す。

 

 俺の中の化物までおっぱいに夢中だ。腰の衝動が少し和らぐ。

 むにゅり、もにゅり、と大きく形を変えるおっぱいは、雲のようにふんわりとしていた。

 

 唇で()めば、もにゅうと優しく受け止めてくれる。

 舌でれろんと舐めれば、わたあめみたいに甘くふわりと滲んでいく。

 

 振り続ける腰からはビリビリと快感が広がり、洪水のように溢れる愛液が互いを濡らす。

 その気持ちよさを堪能しながら、ひたすらおっぱいを舐めしゃぶる。

 

 大きな乳首はコリコリと弾力的で、乳輪の小さなツプツプが舌に刺激を残す。

 今にも母乳が出そうなほど張り詰めたその桃色の実を、舌で舐めては歯で甘噛みする。

 

 散々開発されてきたその実は、刺激を与えるたびに栗栖さんの身体を跳ねさせた。

 秘裂がきゅううと締め付けてきて、更にぬっちょりと肉棒へ絡み付く。

 

 限界の到来を予感した俺は、彼女を壊さない限界のラインで腰を大きく振り出した。

 圧倒的な快感が全身の細胞を活性化させて、俺を狂わせる。

 

  ばちゅんッ! ばちゅんッ! どちゅんッ! ばちゅんッ! 

 

 もう、気持ちよさだけが思考の全てだった。理性も知性も崩れ去って、ただの動物になる。

 流れに乗って腰を振る。最初に全力で突いていたら、今頃彼女は壊れていただろう。

 

 栗栖さんは慟哭を隠さず、虚ろな瞳で虚空を見ていた。

 彼女は欲しくも無い快感に心を穿たれて、桃田への罪悪感で泣き続ける。

 

 その悲哀に満ちた顔に、僅かな理性を取り戻した。

 心の中に湧く昏い嗜虐心を叩き潰す。これ以上は絶対に許されない。

 あるいは既に許されざる行いを犯しているんだ。もう桃田に合わせる顔はない。

 

 せめて、快感の中で気を失えるように。

 苦痛と絶望に塗れたまま終わることのないように。

 許す限りの優しさをもって抽挿を繰り返す。

 

 大きな胸にしゃぶりついたまま、栗栖さんの膣襞をカリ首で擦り上げる。

 彼女の最後の絶頂と共に、深く深く肉棒を突き込んで、熱い白濁を吐き出した。

 

  どっちゅんッ! どびゅううううううう! びゅうう!

 

「——んあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ッッ♡♡」

 

 一際甲高い嬌声が飛び出て、ベッドの上に響き渡った。

 万力のように締め付けてくる蜜肉をくぐり抜けて、白く沸騰した子種汁が胎を満たしていく。

 

 俺の淫紋が再び淡く光って、栗栖さんから何かを奪う。

 今度ははっきり感じた。同時に俺の中の化物が大きく育つ。

 

 栗栖さんは、ビックン!と強く一度だけ跳ねてそのまま気を失った。

 俺も白黒に視界が明滅して、魂まで溶けてしまったようにぐったりと倒れる。

 

 黒い化物が満足して矛を収めた。身体を支配する昏い衝動が消えていく。

 でも、分かる。こいつはまだ眠らない。最後の一人を食い尽くすまで。

 

 ——原因は、コレ(淫紋)か。

 これが女子たちから何かを奪い、俺の中のナニカを育てている。

 くそが。対策しようもないじゃないか。

 

 ぜぇぜぇと荒い息を吐きながら、栗栖さんから身体を離す。

 ドロロロ……と秘裂から尋常じゃない量の白濁液がこぼれ落ちてきた。

 

 彼女の悲哀に満ちた顔や悲鳴が脳内にこびり付いている。

 

 起こした行動は取り消せない。

 好き放題に壊し尽くす事こそ回避したが、きっと彼女を傷つけてしまった。

 ……本当に、ごめん。栗栖さん、桃田。

  

 

 

 

 罪の意識を抱えたまま、身体を起こす。

 俺が何を言おうと思おうと、やるべき事は変わらない。

 

 

 最後の、一人だ。

 

 

 ずっと憧れ続けた完璧な美少女。

 淫らな本性を知ったばかりの、息を呑むほどに美しい女。

 

 美澄英理。

 

 彼女は普段通りの静かに凪いだ表情で、残虐な俺の仕打ちを眺めていた。

 

 その目を見た瞬間、冷たい川の水に浸かったようなゾクリとしたものが背筋を伝う。

 怒っているようには見えない。呆れているようにも、軽蔑しているようにも。

 何一つとして浮かばない、静寂(しじま)の相形。

 

 俺と彼女の距離は3m程度。その間には白いシーツだけ。

 なのに、深い深い渓谷が、あるいは黒く濁った三途の川が、俺たちを決定的に分つように流れているのを錯覚した。

 

 彼女は固まる俺を見て、感情の無い静かな声で問うた。

 

 

「どうして、笑っているの?」

 

「——え」

 

 

 俺は言われて初めて気付いた。指で自分の唇を触ると、確かに口角が上がっている。

 楽しいなんて、嬉しいなんて、一つも思っていないはずなのに。

 

 

 凪いだ渡川(わたりがわ)の此岸。

 

 静謐を纏う彼女が言う。

 

 

「呑まれたんだね。君も」

 

 

 目を伏せて零したその言葉には、何か深く重い、鉛のような感情があった。

 

 

「残念だな。……本当に」

 

 

 それきり彼女は口をつぐんで、切れ長な目を低く伏せた。

 そして黙り込んだまま、俺の方へと寄ってくる。

 

 手足で這う彼女が、淀む三瀬川を越えて彼岸へと。

 白いシーツを踏み潰して、俺の目の前へやって来た。

 

 何も映さない静かな瞳が俺を見る。

 俺の中の化物を真っ直ぐに射抜く。

 

 

「じゃあ、しよっか。いいよ。乱暴でも」

 

 

 諦めきった静かな声が、黒い化物を呼び起こし。

 

 そして、この世の者とは思えないほどに美しい顔が、俺の唇へ口付ける。

 

 

 ——ドス黒い奔流が俺を包んだ。

 

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