クラス転移で勇者召喚かと思ったら子作り奴隷召喚だった 作:稲月
部屋中に、純白と桃色が吹き荒れる。
全てを呑み込み染め尽くすような白い魔力に対し、万物を受け止め包み込むような桃色の魔力。
それらは広い部屋の中に螺旋を描きながら大きく宙を舞っていく。
少しでも魔力を扱える者が見れば、腰を抜かして絶望に蹲ってしまうほどの莫大な魔力。
それが互いにぶつかり合い、吞み込み合い、絡み合う。
規模は、白い魔力が圧倒的に優勢だった。
桃色の魔力の数倍はあろうかという想像を絶する量のそれは、空間すらを軋ませながら濃密に凝縮して暴れている。
制御は、桃色の魔力が遥かに優れていた。
白い魔力の間隙をつきながら絡み取っては押さえ付け、あるいは解すように内部へ進んでいく。
そして、暴走する白魔力の元凶へ、ついに桃色が辿り着いた。
彼の身体を優しく愛撫でもするかのように包み込むと、白い暴流がだんだんと動きを抑えていく。
やがて、全てが収まった。
周りの人間は誰一人として身動きが取れずにいる。
あまりの魔力量に充てられて、多くの者は蹲って息をするのも精一杯だった。
立っているのは侍女長ノーラと研究員ソフィアだけ。
そのノーラも顔面を蒼白にして汗だくに突っ立っているだけであり、ソフィアは目の前の光景に夢中で心ここに在らずといった風だ。
コツ、コツ、とセレンがゆっくりベッドに近付き、その柔らかいマットレスの上に乗り上げた。
向かう先は、滝のような汗を流しながら呆然と佇む、一人の男。
荒い息で手をつく彼からは、もう白い魔力は現れていない。
近づくセレンも息を切らしており、額から垂れる冷や汗を隠せていなかった。
スレスレの戦いだった。一歩遅ければ呑まれていたのはセレンの方かもしれない。
だがそれでも、ゆっくりゆっくりと這い進むセレンは男への恐怖などまるで感じていない様子だった。
普段は人形のような無表情も、今だけは年相応の可愛げな微笑みに変わっている。
固まったままだった男が、すぐ横まで近づいたセレンにようやく気付いた。
驚きに目を見開いて、その名を呟く。
「……セ、セレン? ……もう、来てたんだ」
敬称ではなく名前を呼ばれたことで、セレンの笑みはまた僅かに喜色を増す。
状況を理解しきれていない彼がセレンへ問うた。
「今の暴走は、セレンが止めてくれたの?」
「はい。貴方の魂に干渉して、スキルを強制的に眠らせました」
「魂に……それが、君の固有スキル?」
「そうです。他者の魂に自在に干渉し、繋がり、支配できる。そういうものです」
このスキルを使えば、王族も貴族も片っ端から魂を乗っ取って全てを好き放題に支配することも可能だった。
そこに倫理や人心は無く、ただセレンに絶対服従の人形の群れが出来上がる。
彼女のスキルが軽蔑され畏怖の対象となるには充分すぎる能力だった。
そして、目の前の男も同じ。
異性限定だが、自分の思うがままに相手を支配してしまう凶悪な能力だ。
たった今、彼の魔力と魂に触れたことでその事実を知ったセレン。
内に秘める特大の感情を感じさせないまま、セレンは目の前の男へ抱きついた。
「わぷっ! ……久しぶり、セレン」
「……はい、お久しぶりです」
男の胸板の硬い感触、汗ばんでしっとりした肌に、力強い心臓の鼓動。
どれもセレンにとって人生で二回目の感触だった。
ドレスの感触が邪魔だ。腕を離してすぐに脱ぎさる。
ボタンを外すのすらもどかしい。こんな面倒な服を着てくるべきでなかった。
彼に隠すものなんて何も無いのだから、こんなものはもう、要らない。
突然服を脱ぎ捨て出したセレンに彼が目を見開いて驚く。
でも素直な彼はすぐにその目線に情欲を混ぜて、セレンの裸体を眺め出した。
スキルの内容を開示しても、男は微塵たりとも恐怖や警戒や軽蔑といったものを抱かなかった。
やはり、セレンの思った通りだ。そんな事で彼はセレンを突き放したりしない。
あの時、最初に魂を触れ合わせた時からそうだと分かっていた。
召喚時に付与した封印も、彼は自力で突破してしまったらしい。
遺伝子の奥に封じ込めていたはずの魔力やステータスが解き放たれている。
それに対してセレンは焦りや困惑、怒りも悲しみも抱かない。
帝国にとっては一大事だが、セレンにはさしたる事態でもなかった。
身にまとう全ての衣服を取り去って、再び男に抱き付く。
彼の肌の温度を全身で感じる。硬い感触と荒い息遣い。セレンの身体に興奮しているのだ。
少し顔を離して彼を見上げれば、真っ直ぐに返される目線。
その表情は、どこか接し方に困っているようにも見えた。
「えと、セレン。君もこれからここに住むんだよね?」
「はい。……お邪魔でしたか?」
「いやまさか! すごく嬉しいけど、辛くないかなって。
……ほら、君は王様からの命令でここに来てるんだろ?」
どうやら、彼はセレンが自らの意思に反して身体を捧げに来たと考えているらしい。
さもありなん。前回、魂で抱き合った際にセレンの過去を垣間見られてしまったのは気付いていた。
確かに王から命令を受けた時は、貞操すら己の自由にできないことに絶望していたから。
あの時はスキルを使うのが久しぶりで、うまくコントロール出来なかったのだ。
他人と魂を触れ合わせるのも初めての経験だった。
まさか自分の意識まで共有してしまうとは思っていなかった。
だがセレンにとってそれは、生まれて初めて他人に理解してもらえた瞬間でもあった。
あれほど甘美で幸福なものをセレンは他に知らなかったし、もはや知る必要もない。
「もちろん、いいのです。ここに来たのはわたくし自身の意思ですから」
「……セレン」
「所詮、言葉などただの空気の振動にすぎません。わたくしの心は、わたくしの魂が証明します」
「え……まさか」
彼に抱きついたまま、呪われしスキルを起動する。
最愛の彼と魂で通じ合うための、セレンだけが持つ愛すべき能力。
——この世で唯一大切な彼を、セレンだけのものにするための力。
桃色の魔力が優しく二人を包んで、あの時と同じ魔法が発現した。
「ふふ……"
薄桜色の唇が、男の硬い唇へと触れた。
互いの視界が、じわりと白く溶けていく。
■
唇に柔らかい感触を得た途端、俺は自分が溶けていくような錯覚に陥った。
まるで魂の全てが丸裸にされて、セレンに抱きすくめられているかのような感覚。
彼女に最初に能力を使われた時の感覚に似ているようで、少し違う。
魂を曝け出しているのは俺だけで、彼女の魂を俺から読み取ることはできない。
トン、と俺の胸板が押されて仰向けに倒れた。
……身体の制御が効かず、四肢がうまく動かせない。まるで麻酔にでもかかったみたいに。
大の字に倒れる俺の上へ、セレンの軽い身体が乗っかってきた。
彼女は薄く笑みを浮かべて俺を見下ろしている。その瞳の奥に覗く、昏い感情はなんだろう。
「……ふふ、ご安心を。もう二度と、不安になる必要はありません。
貴方はただ、わたくしに身を任せるのです」
花のように可憐な笑み。しかしどこか歪んだ想いが滲むその表情。
動かない身体でぼうっとそれを見上げていると、セレンが俺に背中を向けた。
そして彼女は、俺の顔の上に跨ってきた。
熱く火照って愛蜜をこぼし続ける秘裂を、俺の口元へ。
ちゅぷ。むちゅぷ、にゅる。
甘い蜜に脳が痺れる。思考が溶けて、口元だけが俺の五感の全てになる。
視界には蕩けた秘裂と小さな桜色の肛門。
鼻孔から脳へ届く淫靡な香りに、途轍もない興奮が湧き上がってくる。
だが、唇も舌も思うように動かせない。俺はセレンに身体を完全に支配されていた。
口元の燃えるような熱を感じながら、舐めることも吸うこともできずただ荒い呼吸を続けるだけ。
無我夢中で舐めしゃぶりたいのに動けない事へのもどかしさを感じていると、勃起したペニスの先に柔らかい熱を感じた。
セレンが、俺のペニスをしゃぶり出したんだ。
彼女は俺を、余す事なく隅々まで己のモノにしようとしている。
直感的にそう悟った。
「……んむ、んん……ちゅぷ」
セレンの美しい尻肉が俺の視界を塞いでいて、フェラチオの様子は見えない。
ペニスから伝わる暖かい快感だけが、彼女の行為を俺に知らせてくる。
その行為に慣れていないのがよく分かる拙いフェラチオだ。
この国で最も高貴な唇が俺の卑しいペニスを舐めしゃぶっているという事実で、目が血走るほどの興奮を覚える。
口元に押し付けられた秘裂からとろとろと蜜が流れてくるので、それをコクコクと飲み干していく。
俺に許された自由はそれだけだった。ほとんど身体を動かせない中で、必死に愛液だけを取り込み続ける。
甘くてさらさらなその透明が、俺の脳髄まで浸透して理性を溶かす。
俺はいま、美しい少女に一方的に貪り喰われているんだ。
ペニスからは暖かくてぬるぬるとした快感が走り続けている。
拙かった舌の動きは、俺の魂から直接快感を読み取ることでどんどん学習し進化していた。
恐るべきスピードで上達していく口腔での逆レイプに、俺はひたすら打ち震えることしかできない。
ちゅぶっ、ちゅぶっ、むちゅるる、れろん
魂まで舐められているかのような、ゾワリとした感覚。
膨れ上がる快感が腰から全身へじんわり広がっていく。
俺は口元に溢れてくる愛蜜を飲み続けながら、強制的に与えられる快感をただ受け止めてはぶるぶる震えた。
柔らかな唇は小さく、カリ首をきゅうっと締め付けながら出入りさせる。
艶かしい舌先は敏感な亀頭をにゅるにゅる舐め回し、零れる先走り液を余す事なく絡めとっていく。
ペニスが狭い口腔を訪れるたびに、熱い吐息と薄い頰肉が熱烈に歓迎する。
ひたすら一方的に愛し尽くされている。俺の精液を求めてセレンの頭が上下する。
彼女に支配されているのに、彼女に奉仕されているという不思議な感覚。
俺は倒錯的な興奮と終わらない快感によって、えもいわれぬ恍惚に浸っていた。
セレンの口の動きが、肉棒を愛撫するようなものから搾り取るようなものへ変わった。
俺の限界が近いことを理解しているんだ。
じゅずずっ、じゅるるる、れちゅるるっ、じゅっぽ!
強いバキュームを生みながら亀頭が吸われ、かと思えばカリ首を舌が舐め回す。
小さな唇が狭く締められて、肉幹がにゅるりと撫でつけられる。
あまりの気持ちよさに目の奥がチカチカする。
何の抵抗もできないまま、若い少女に搾り取られる。
俺の口元には蕩けた秘裂が押し付けられて、情けない喘ぎ声がその割れ目の中へと食べられてしまう。
「むぐっ! ……うぅっ! むぐあッ! んううッ!」
そして、白い爆発が起こった。
ついに限界を迎えた俺の肉棒はあっけなく少女に敗北し、迫り上がってきた子種汁が少女の口によって吸い尽くされる。
どびゅうううううっ、びゅうううっ
小さな口の中に次々と白濁が噴き上がり、快感でおかしな呻き声が出た。
びくびく跳ねるペニスから甘美な電撃が迸る。
熱い秘裂からとろとろ垂れる蜜を飲みながら、射精の感覚に腰を震わせた。
ペニスの脈動が終わった時、セレンはようやく上半身を起こした。
その喉からごきゅりと音が鳴る。
俺の口元に彼女の体重が乗って秘裂が強く押し付けられ、大量の愛液が俺の口内へ押し寄せる。
必死にごくごく飲み干していると、ふっと秘裂が離れていった。
濡れた口周りが空気に触れてひんやりする。思考はぼんやりと溶けたままだ。
俺のほうへ向き直ったセレンの顔は、呼吸を忘れて見惚れるほどの可愛らしい微笑みが浮かんでいた。
少女らしさの溢れるその可憐さの中で、唇の端から垂れる白濁だけが卑猥な雰囲気を浮き立たせている。
「はぁ……はぁ…………ふふ」
俺を見下ろす彼女の瞳は、より一層の喜色と嗜虐心に満ちていた。
目が合った瞬間、俺は自分の運命を悟る。
このまま一生、俺は彼女の性奴隷として生きるのだろうか。
屈辱的で絶望に満ちているはずのその未来に、なぜだか俺は、昏く深い歓喜を感じていた。
射精したばかりの俺の肉棒は未だ衰えを見せず、高らかにそそり勃ったままだった。
当然だ。あれほど押し付けられて味わされた熱い秘裂を、俺の精液で真っ白に染め上げるまでは終われるはずがない。
俺のスキルは完全に沈黙していた。いや、セレンによって完全に支配されたと言ってもいいかもしれない。
全力で起動すれば彼女に太刀打ちできそうな予感もあるが、そんな気はさらさら起きなかった。
セレンが俺の腰上に跨る。蕩け切って蜜をこぼす秘部の真下に、ヌラヌラと照る肉棒が添えられる。
彼女の表情は完全に期待と悦びで染まっていた。
俺を支配できるのが嬉しくて仕方がないとでもいうように、昏い光を湛えた瞳でふわりと微笑んでいる。
そして、その細い腰がゆっくりと降ろされた。
ちゅく、じゅぷぷぷぷぷぷ……たん。
「んんっ! ……んああっ!」
悩ましげに顔を歪め、可愛らしい喘ぎを漏らすセレン。
どうやら快感によってスキルの制御が甘くなるらしい。
滾る肉棒が秘裂の奥に根元まで咥え込まれた瞬間、俺と彼女の魂もひしと抱き合った。
(ああ……きもちいい……)
その溜息のようなうっとりとした声は、俺のものか、セレンのものか。
あるいは二人の意識が同調してしまったのかもしれない。
やわやわと締め付ける肉ヒダは生き物のように蠢いて、絶えず肉竿を刺激してくる。
絡み付く柔らかい粘膜は沸騰したように熱々で、痺れるような快感を腰にぶつけてきていた。
動いていないのにどんどん射精感が沸き立っていく。
そしてセレンの感じている快感も俺の中に伝わってくる。
腹の奥がジンジン痺れて、全身の力が抜けて宙に浮いていくような快感。
男の感じる感覚とは別の、自分の全てが満たされるような充足感。
互いの快感で無限に高め合う。
あまりの快感に力の抜けたセレンが、絶頂しながら俺の上半身へとトサリと倒れ込んだ。
さらさらの金髪が俺の首元にかかり、胸板には二つの柔らかい弾力を感じる。
膣壁はぎゅううと男根を締め付けて、はやく子種を寄越せと強請ってくる。
「はぁ、はぁ、や、やっぱり、すごい……」
目をとろんと溶かしたセレンが、思わずといったように呟いた。
その表情も快感に蕩けていて、抱きしめたくなる可愛らしさと、抱き潰したくなる妖艶さを兼ね備えていた。
彼女の支配が緩んだ。四肢にわずかながら力が戻る。
相変わらずの雑魚っぷりだ。自分で挿入しておいて、たったのひと突きで絶頂してしまったんだ。
このチャンスを逃す俺ではない。重たい両腕を持ちあげて、セレンの小さな尻を鷲掴みにした。
そして腰にありったけの力を込めて、その傲慢でよわよわな秘裂の奥へと肉竿を突き上げる。
どっっちゅん! ぐっっちゅん!
「んああっ!? はぁうっ! サ、サオトっ、まっ……んうあっ!」
ドロドロに蕩け切ったその秘肉を、カリで思い切りほじくり回し。
亀頭でゴリゴリと最奥まで割り拓いては、無数の肉ヒダを味わい尽くす。
セレンの支配が途切れかかった重たい腰で、ひたすら彼女の最奥を突いて、突いて、突く。
彼女が倒れ込んできたのをいいことに、両腕でその小柄な身体を抱きすくめた。
俺の腕の中に閉じ込められたセレンは、必死にもがいて脱出を図る。
己の優位を取り戻すために、俺の魂を雁字搦めに捕えようとしてきているのが分かる。
しかし俺に最奥を突かれるたびに、セレンは甘い声をあげて脱力してしまう。
細い腰がガクガク震えて、熱い秘肉がきゅんきゅんと収縮していた。
俺は再び捕まってしまう前に、全力で腰を何度も突き上げる。
遠慮の一つもないまま、彼女の秘裂の隅から隅までを俺の肉棒で擦り続けた。
セレンの胸の二つの柔丘が、むにゅりむにゅりと俺の胸板に潰されて形を歪ませる。
先端の突起が俺をぐりぐりと突っついてきてこそばゆい。
結合部はすでにドロドロに粘液で塗れて、多分に水気を含んだ摩擦音がシーツを濡らす。
俺の腰が小さな尻肉にぶつかるたび、ばちゅんと大きな破裂音が響いた。
ばちゅんッ! ばちゅんッ! ぐちゅんッ! ぐちゅんッ!
「ああッ! んあッ! ふぅあッ! まってっ、はうぁッ!」
抱きすくめられる彼女はなんとか抵抗しようともがいては、喘ぎながら痙攣する。
支配はどんどん緩んでいって、互いの魂が対等に溶け合っていく。
しかし、俺ももう限界だった。
セレンの膣襞が与えてくる快感に加えて、彼女自身が得ている快感も絶えず俺を襲っていた。
脳を破壊するほどの壮絶な快感が、セレンを通して増幅されて帰ってくる。
もう、理性が融けて気が狂いそうだった。
セレンの快感に混ざって、さっきまでは伝わってこなかった彼女の心も流れ込んでくる。
必死に押さえ込もうとしているが、俺に膣奥を突かれるごとに堤防がどんどん決壊していくようだ。
『あの人だけはわたくしを理解してくれる』
『わたくしにとっての唯一の居場所』
『どこにも行ってしまわないように閉じ込めておきたい』
セレンの魂を埋め尽くす、俺への深い愛情と、篤い信頼と、重たい依存。
それは彼女の悲壮な生い立ちによって歪んでしまっていたが、それでも確かに純粋な愛だった。
互いの快感のリンクが、より一層強まっていく。
もう脳内の快楽物質は許容量を超えていた。
天地も時間も失って、ただ快楽の海に二人で沈んでいく。
「あうッ! んああッ! ッあ゙! ふぅあ゙ッ!」
「ぐぅッ! ……うっ! はぁ、はぁ、んぐっ!」
俺への気持ちと彼女への気持ちが混ざり合う。
互いの身体が一体化するほどの快楽。
二人の魂が融合するように結びつく。
そして、限界を迎えた二人の身体が、ついに弾けた。
俺という存在の根源から噴き上がり、セレンという存在の全てを染め上げるような、爆発的な快感。
それが俺たち二人を、真っ白に塗り潰した。
「ぐ……うぅッ! セレンッ!」
どびゅううううううううううううううううッッ!!
「んああああッッ!!」
身体中の全ての水分を吐き出すような射精。
壊れた消火栓のように高く噴き上がる、濃厚な白濁液。
それが熱くて狭い高貴な子宮を、余すことなくどっぷりと満たしていく。
激しすぎる快感に音も光も分からなくなって、ただ互いに強く抱きしめながら震えを伝え合った。
長い長い射精は終わりを感じさせず、壊れた蛇口のようにひたすらに白濁を噴き出し続けた。
あるいはとっくに射精は終わっているのかもしれない。
セレンの感じる熾烈な快感が俺を焼き焦がし、何度も締め付けてくる膣肉の感覚が肉棒を射精し続けているように錯覚させる。
ああ、このまま死んでしまうかもしれない。
そう思うほどの莫大な快楽。永遠に続くような極楽。
セレンの心も真っ白に染まって、思考もできずに快感に潰されているのが伝わってくる。
狂った俺たちは抱きしめ合ったまま、終わらない夢に浸り続けた。
次回、第1章最終話です。