クラス転移で勇者召喚かと思ったら子作り奴隷召喚だった 作:稲月
最初はやっぱりこの人からだ!
異世界生活、七日目。
あれほど豪華で美味しそうだったはずの朝食だけど、俺は結局ほとんど味を覚えていなかった。
記憶に残ったのは、みんなの目の前で俺の肉棒をしゃぶり回す夕凪の顔と、俺の全身に広がる背徳感に満ちた快感。
そして、俺たちを妖しい笑みで見下ろすセレンの表情だけだった。
どこかフワフワと現実感がないまま、俺は一人きりで離宮の廊下を進んでいく。
朝食後はいつも通り身体検査を受けることになっていた。向かう先はソフィアさんの私室だ。
足を動かしながらも、俺はぐるぐると思考を巡らせていた。
(セレン……。お前は一体、何を考えているんだ……?)
ようやく離宮に戻ってきたと思ったら、翌日の今日になってすぐにあんな横暴な言動を取り出したのだ。
四六時中にわたって俺に性的な奉仕をする事。淫紋による感覚支配を利用して、それをクラスメイトたちに強制しだしたのである。
『——この離宮は、その全てがサオトのためのものです。
空間も、設備も、食事も、もちろん女性も。
あらゆるすべては、貴方が至福の快楽を得るためだけに存在するのです』
さも当然のようにそう言ったセレン。だけどそれはどう考えたって間違っていた。
俺たちは未来の勇者を産むためにこの世界に呼ばれたはずだ。そのための勇者離宮で、そのための管理者がセレンだった。
一度は魂の深いところで繋がったはずのセレンのことが、今ではすっかり分からなくなっている。
何となく彼女との繋がりが残っているのは感じているけど、それ以上は何も。
俺は、離宮の中に不穏な空気が漂い出したことをハッキリと感じ取っていた。
悶々としつつ歩くうちに、ソフィアさんの私室に到着した。
軽くノックをして……返事が返ってこない。おかしいな、いつもならすぐに出迎えてくれるはずなのに。
もしかして寝ているのかあるいは来客中かと思い、とりあえず中の様子が知りたくてそっと扉に耳を当ててみる。
それで聞こえてきたのはなんと、もはや聞き馴染んですらいる、ソフィアさんのあられもない喘ぎ声だった。
(んあっ、う、ふぅンっ……ああッ!)
やはり、間違いなくソフィアさんの声だ。
ここ最近は検査のたびに必ずエッチしていたから、俺を待ちきれずにオナニーしているのかもしれない。
朝食を消化してエネルギーを蓄えた肉棒が、ムクムクと血液を集めて起き上がっていく。
(このお姉さんは、やっぱりエッチすぎる!)
もう我慢する理由なんてどこにもなく、俺は一切躊躇わずに扉を開け放って中に侵入した。
ソフィアさんの喘ぎ声が一際大きく耳に届いて、クチュクチュという卑猥な水音まで明瞭に聞こえてくる。
そしてベッドの見える位置まで辿り着いた俺は、淫乱お姉さんをここぞとばかりに揶揄ってやろうとして。
——あまりにも様子のおかしい彼女の様子に面食らってしまった。
「ああっ! んッ! んああッ!!」
狭いベッドの上でぴくんぴくんと小さく痙攣するソフィアさん。
素っ裸になった彼女は、だらしなく口を半開きにしたままよがり狂っている。
そして力尽きたように落ち着いたかと思えば、間髪を容れずにまたオナニーを再開しだした。
「えっ、ちょ! どうしたんですかソフィアさんっ!?」
「ぅんあっ! んっく……ふ、ぁあッ!」
虚ろな眼差しに、言葉にならない喘ぎ声。どう見ても尋常な様子ではなかった。
まるで取り憑かれてしまったみたいに快楽に耽るソフィアさんは、俺の呼びかけにも気付かないまま自慰に夢中だ。
彼女が壊れてしまったのかと不安になる。確かにエッチな性格だったけど、ここまで理性を失う人ではなかったはずだ。
このままじゃ二度とあの笑顔が戻ってこないような気がして、俺は不安と焦燥に駆られながらベッドに慌てて近づいた。
「ソフィアさん! 俺ですよっ! 夢中になりすぎ!」
「んうぁっ! っあ゙! ……あ……サオト、くん……?」
「ソフィアさん……よかった、てっきりおかしくなっちゃったのかと——」
俺の存在に気付いたソフィアさんがようやくその動きを止めた。
大きな垂れ目をまんまるに見開いた彼女に、俺がホッと安心した、次の瞬間だった。
「おねがい、挿れてくださいッ! もう限界なんですッ!」
「え」
ソフィアさんは一瞬だけ救われたような顔をしたかと思えば、すごい勢いで俺に掴みかかってきた。
大粒の涙を抱えた瞳が懇願するように見つめてくる。彼女の熱く荒い息が俺の首元を流れていく。
「いやその、身体検査は——」
「いりませんっ! それよりほら、はやくエッチしましょうッ! じゃないとわたし、おかしくなっちゃいそうなんですッ!」
「ぬわぁッ!?」
ソフィアさんが俺の服を強引に奪い取って床に放り捨てた。あまりの勢いにふらつく俺。
その隙を見逃さなかった彼女は、ギュッと抱きしめてきたかと思えばそのまま俺をベッドに押し倒した。
裸で仰向けに寝転がる俺は、びっくりして碌に反応もできないままソフィアさんを見上げる。
だけどソフィアさんの視線は俺の顔ではなく、俺の股間にだけ向いていた。
「……わぁ……!!」
心底嬉しそうな声と顔で喜ぶソフィアさん。彼女のオナニーを見たせいで、俺の肉棒はすでに完全戦闘態勢へと移行していた。
すぐに淫乱お姉さんがその上に跨ってくる。俺が止める暇も与えずに、どろどろな秘裂と肉棒の先端が熱いキスをした。
「いやまっ、ソフィアさ……!」
「……サオトくん、ごめんなさいッ!」
期待に満ち溢れる微笑みで一言謝ったソフィアさんが、勢いよく腰を下に降ろした。
ずぶぶぶぶぶぶッ!!
「んああああああああッッ!!♡♡」
「うおっ、あっつ……!」
肉棒全体が高温の肉ヒダに包まれて、ぞわぞわっと快感が広がった。
過度なオナニーによって際限なく高められたその秘肉は、念願の肉棒へとキツく全力で食らいついてくる。
そしてソフィアさんは、それだけでイッてしまったらしい。
遠吠えのような喘ぎ声を響かせながら、白目を剥いてビクビク痙攣し出す。
媚肉がぎゅうぎゅうと強く締まって、俺までイキそうになってしまう。
「んほぁあッ! あッ! しゅご……ッ! んあああッ♡」
万力のように締め付けてくる秘肉。俺は必死に腰に力を入れて射精感を抑え込んだ。
むちむちの太ももが俺の腰を挟み、ぽよんぽよんと揺れる双丘が俺の瞳を魅了する。
数秒か、数十秒か。ようやく絶頂がおさまったソフィアさんは、ぐでんと俺の身体の上に倒れ込む。
大きすぎるおっぱいが俺の胸板いっぱいに押し付けられて、むにゅりとした感触が気持ちいい。
「はぁ、はぁ、……やっと、イけました……! んっ♡」
未だに快感の波が引き切らないらしいソフィアさんは、甘い声を漏らしながらも確かにそう言った。
熱い秘裂は未だに肉棒をきゅうきゅうと締めてきているが、さっきみたいな暴力的な快感ではなくなっている。
「やっと? ソフィアさん、オナニーじゃイけなくなっちゃったんですか?」
「あ、いえ。……その、セレン殿下に
のそりと上半身を起こしたソフィアさん。その下腹部には、見慣れた桃色の淫紋が刻まれていた。
クラスメイトたち全員にあるのと同じものだ。しかし、つい昨日までソフィアさんには淫紋など無かったはず。
もしかして、ソフィアさんも俺の子供を産むために……!?
「……サオトくんに勝手に淫紋を刻んだ罰とのことです。これのせいで午前は……んぁ♡ 本当にたいへんな目に遭っちゃいました」
「え、ええ……!? 俺のこれ、ソフィアさんの独断だったんですか!?」
俺の下腹部にもある青い淫紋。俺の固有スキルが暴走してしまった最大の原因。
それがソフィアさんの勝手な行動によってもたらされたものだったらしい。
な、なにやってんだこの人! これのせいでどんだけ大変な目に遭ったことか!
「それに、殿下によって一時的に感度も大幅に増幅されているらしくて……んっ♡ もう何にも仕事が手につかなくって、あ♡」
「……え、エッロ……!」
あったんだ、感度倍増魔法! そりゃああるよな、淫紋があるんだから! うおー!
ソフィアさんは小さく身じろぎするたびに甘い喘ぎ声を漏らしている。
俺がここにやってくるまで、感度は極限まで高いのに一度も絶頂できない状態だったらしい。道理で様子がおかしかったわけだ。
「うう、わたしもすっかり反省しました。イけないことがこんなに辛いだなんて……」
めそめそと落ち込むソフィアさんだったが、正直なところ自業自得すぎるし同情の念は湧かない。
むしろ俺はソフィアさんの一番の被害者だ。人を勝手に実験台にしやがって。
俺はちょっとの復讐心と、湧き上がる嗜虐心に身体を委ねることにした。
それはすなわち、未だに性感が超敏感なソフィアさんを好き放題に虐め抜くということだ。
腰をくいと軽く突き上げてみる。
「んほぁッ!? ッッ!? あああッ! イックっ、まってくだしゃッ! んお゙ぁ♡」
軽く肉棒を最奥に押し付けただけ。たったそれだけでソフィアさんは再び絶頂に押し上げられる。
媚肉が小刻みに痙攣し、愛液がとろとろと溢れ出す。ピストン運動はほぼしていないのに、すぐに俺の股ぐらは彼女の愛液でぐっしょりと濡れてしまった。
ビクンビクンと震えていたソフィアさんが、俺の胸板に手をつきながら必死に息を吸った。
「しゃ、しゃおとくんっ。これ以上はお姉さん、ほんとにこわれちゃいましゅ。ちょっとお休みを……ひぐぅッ! あ゙あ゙♡」
ぐちゅんっ、と少し強めに腰を突き上げた。途端にソフィアさんは前に倒れ込んで、俺の上で魚のように全身を跳ねさせる。
一体どのくらいの時間焦らされていたのだろうか。ソフィアさんのおまんこは怖いほどに蕩け切っていて、肉棒を激しく撫で回してはじゅぷりと溶けていく。
「ああ……すっげ、きもちぃ……」
もう何度も味わってきたはずの秘肉だが、これは明らかに今までとは違う心地よさだった。
いつも以上に熱くて、柔らかくて、奥の奥まですんなり肉棒を咥え込んでしまう。なのに抜く時だけは異様な力強さで締め付けてくる。
じゅぶぶぶぶッ! じゅっぶ! じゅっぶ!
俺は仰向けにソフィアさんを抱き締めたまま、腰だけを上下に揺らして抽挿を始めた。
すぐに途方もない快感が肉棒から生まれては全身を巡っていく。
まさしく飢餓状態だったソフィアさんの秘裂は、たった二回の絶頂では全く満足できていないらしい。
俺の肉棒を絶対に離さないとばかりに熱烈な抱擁を仕掛けてくる。
……たとえ、身体を襲う快感が限界を超えていたとしても。
「んお゙お゙あ゙ッ!♡ まッ! こわれちゃッ♡ だめでひゅッ、お゙っ♡ あ゙あ゙あ゙ッ!♡」
ソフィアさんが快感に叫ぶ。まともに喋ることすらできず、涙と唾液をこぼしながら俺の身体の上で痙攣し続けている。
一突きごとに絶頂しているらしい。突けば突くほど痙攣は激しく、嬌声は大きく下品になっていく。
ばちゅっ! ばちゅっ! ぐっちゅっ! ばちゅんっ!
愛液が溢れすぎて水遊びでもしているような破裂音が鳴った。もう互いの股間は水浸しだ。
ソフィアさんはまるで身体に力が入っていない。怒涛のように襲いくる快感のせいで、まともに喋ることすらできなくなっているようだ。
「お゙ッ♡ お゙ッ♡ お゙あッ♡ んあ゙♡」
「ふっ、はっ、ぐ……やばっ」
むちむちの身体を抱き締めたまま腰を振る。無数の肉ヒダが肉棒を縦横無尽に撫で擦り、激しい膣の収縮が子種を絞り上げようとしてくる。
たわわなおっぱいが俺の胸にもにゅもにゅと押し付けられて、全身でソフィアさんの肉感を堪能する。
彼女は白目を剥いて喘ぎ続ける。もしかすると、意識はもう半分くらいないのかもしれない。
俺の抽挿に合わせて下品なメス声を漏らすだけの、むちむちオナホと化してしまったようだ。
そして初めてソフィアさんに会った時のことを思い出す。
あの時はたしか、拘束された俺が一方的にオナホで子種を搾り取られたんだっけ。
「あの時のお返し、まだしてなかったな……ッ!」
「ひぐッ♡ んあ……ッ」
ソフィアさんを抱き締めたままベッドの上でぐるんと横に回る。上下を入れ替えた俺は、正常位で彼女をいじめる……いや、
まるでオナホで扱くように、遠慮も思い遣りもなしでひたすら腰を前後に振りまくる。
バチュッ! バチュッ! バチュッ! ドチュッ!
「お゙ッ♡ お゙ッ♡ んお゙ッ♡ お゙ッ♡ あッ……——ッ!♡ ッ♡」
もうそこには、あの時の優しげなお姉さんの面影などどこにも無い。
圧倒的な快感によって絶頂を繰り返しては喘ぐだけの、雌オナホが一つ。
「ソフィアッ! ふっ、このッ! 思い知れッ! 反省しろッ! この淫乱がッ」
「——ッ♡ ッ♡ あ゙ッ♡ はひゅッ♡♡ んお゙お゙ッッ♡♡」
俺の声が聞こえているかもどうでもいい。今はとにかくこの極上のオナホで気持ちよくなることだけが大切だった。
ソフィアさんは絶頂に次ぐ絶頂を繰り返す。降りてくる前に次の絶頂がぶつけられて、どんどんと遥か高みへ昇っていく。
このままじゃ、ほんとうにぶっ壊してしまうんじゃないか。
そんな恐ろしい予感も今は興奮を煽る材料にしかならない。
ぷしっ! ぷしゅ!
ソフィアさんが潮を吹いた。もはや意識はとっくに白く染まっていて、きっと潮吹きの自覚もないだろう。
俺も腰を止めることはない。さらに熱く濡らされた股ぐらの感触を味わいながら、無我夢中で秘肉を掻き回す。
「はっ、はっ、ふっ、ソフィアっ! おらっイくぞ! 全部出してやるからな!」
「……——……ッ♡ ……お゙♡ あ゙……ッ♡」
まともな返事は無い。俺がソフィアさんをイキ狂わせてぶっ壊したんだ。
手のひらには収まらないほどの巨乳が、ばるんばるんと激しく上下に揺れる。征服欲を満たされる壮観な光景だ。
どろっどろの媚肉が、亀頭の先から肉竿の根元までを深く呑み込む。快感の嵐が脳内を吹き荒れて俺まで狂ってしまいそうだ。
むっちむちの肢体を、俺の腕や脚や全身で味わい尽くす。俺が一方的に抱いているはずなのに、何故だか俺の全てが女体に包み込まれるような錯覚を得た。
どちゅ どちゅ どちゅ どちゅ どちゅッッ!!
「ぐ……イく……ッ! う……!」
ついに到達しそうになったその時。
本能的に予感を得たのか、ソフィアさんが一瞬だけ意識を取り戻して俺に視線を向けた。
「サオトく、ん……! なかに、くだしゃ……——お゙ッ!? んあああ゙ッッ♡♡」
どッッッ……!! と最奥まで肉棒を突き立てる。
そして、快感の大爆発が、俺たちを木っ端微塵に吹き飛ばした。
どびゅうううううううううッッ! びゅるるううううッ!
「あ゙あ゙あ゙あ゙————ッ♡♡」
「ううッ! ふッ……!」
びゅうう、びゅうう、と何度も子種を送り込む。あっという間に膣内をパンパンに染め上げて、秘裂から白濁が漏れ出してきた。
腰が溶けてなくなっていくような快感。震える秘肉が最後の一滴まで余さず搾り取っていく。
全てを出し切ってから肉棒を抜き出せば、夥しい量の子種汁が割れ目から流れ出てベッドを汚した。
ソフィアさんは岸に打ち上がった魚のようにビクビクと痙攣するだけ。完全に気絶している。
そこまできてようやく、俺は自分がやりすぎたことを自覚するのだった。
(や、やっべ……検査もまだなのに完全に抱き潰しちまった……これはきっと怒られ——)
「——楽しめましたか?」
すぐ背後から、美しい声が俺を石のように固めた。
ギギギ、と俺は油の切れたロボットみたいに振り返る。
案の定そこにいたのは、この離宮の支配者たる皇女セレンであった。
いつからいたんだ、俺の鬼畜な所業を見られてしまった、そもそも何故ここに。
次々と疑問や焦りが浮かんで言葉が出てこない俺に、セレンは楽しそうに声を掛ける。
「サオトのために朝から仕込みをしておいたのです。ご満足していただけたようで安心しました」
「罠だったのか!」
「? まさか。サオトへのささやかな贈り物ですよ?」
「物って……えぇ」
仮にも貴重な研修員だろ。そんな生贄みたいな扱いでいいのかよ。
どの道、こんな見え見えの皇女の罠にかかった俺も自分でどうかと思うけども……。
そしてまんまと生贄を受け取ってしまった俺は、非常に言いにくい現状をセレンへ報告する。
「…………その、実は身体検査がまだなんだけど」
「今日からは不要です。サオトの身体はわたくしがスキルで完全に把握していますから」
「えっ。……そ、そうすか」
なにそれコワイ。どういうスキルなのそれは。
……でも確かに、なんとなくなら俺も感じ取れる。目の前にいる美少女の気持ちや身体の感覚を。
きっと、俺たちは魂のどこかで繋がっているんだ。
今までの経験や感覚からもそうだと感じ取った。
「ふふ。だから、貴方が今度は私の身体に欲情しているのだってお見通しです」
「!?」
「残念ながら、私は午後の準備がありますから。夜までお預けです」
「え。……あ、いや、はい」
てっきりセレンもエッチしに来たのかと思ったのに。そう素直に言いそうになって寸前で抑え込んだ。
深く繋がった経験からだろうか。どうしてもセレンに対しては口が軽くなってしまう。
……きっとこんな思考すらセレンにはバレているんだろうな。
って、ん? 夜ならオッケーってこと!? き、きたぁ〜!
期待を膨らませる俺へ、セレンは感情の読めない微笑みをくれた。そしてクルリと背を向けて部屋を出ていく。
どうやら本当に様子を見に来ただけらしい。やはり、俺には彼女が何を考えているのかは分からなかった。
去り際、セレンは俺に向けて凛とした声で伝えてくる。
「予告通り、午後はサオトにはたくさん射精していただきますから。今は自室でお休みになってよいですよ」
返事を返す前に彼女は去ってしまう。いやどんな報告だよ。仕事みたいに言いやがって。
……ああ、この世界ではそれが俺の唯一の仕事なんだった。
セレンと入れ替わりで若い次女たちが部屋に入ってくる。片付けのために追い出された俺は、自分の部屋へ戻ることにした。
一人きりの部屋で、これからの生活に思いを馳せる。
セレンが次々と用意するだろうエッチな罠に、俺は果たして抵抗できるのだろうか。
このまま彼女の思惑に乗ってしまったら、一体その先には何がある?
少なくとも、俺が目指すと決意したクラスメイトの女子全員を救う道には辿り着けない。それだけは確信があった。
たとえ全員がSランクになったとしても、何か致命的な取り返しのつかない事になるだろうと。
(どういうつもりか知らないが、負けないぞ、セレン……!)
たった数分前に見事に罠にハマってソフィアさんを抱き潰したことは……まぁ不意打ちだったので仕方ないということにする。
仕方ないったら、ないのだ。
桃田編はちょっとどうにも納得いく出来にならなくて、もうしばらく後に書くことにしました。
ずっと期待してくださった方、本当にすみません!