※この作品はR-18です。

チェンソーマン バイト編   作:衣畑みなと

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ふつうのせいかつ

学校も行かずに、悪魔と戦わせられてて、普通じゃない。

学校へ行って、平和に暮らすべきだ。

オレはそう言われた。

正直そん時はわかんなかった。

今、オレは、学校に入って、またクラスの女の子と、また夜にデートみたいなことをしてる。

オレは、今

普通の生活を送っている。

そして、ひとりだけど家族も出来て、まあ目標みたいなものもある。

だから…いいじゃねえか??

今の、握っている手の指の感触を、ちゃんと感じていたら、いいじぇねか。

戻ってこない指の感触は、今は、思い出さなくっても、いいじゃねえか…。

なあ、ポチタ。そうだろ…?

 

「ギャ――!!!」

悲鳴のする方を、正視できなくて、女子はあんなに抱きつくようにして、職員室から押し出そうとしていた。

「あんなぁ、逃げるよ! 逃げるよおお!!」

「わたしゃーでびるハンタアぶよぉぉ!! にげれんん!! にげれんん!!」

「あんなあ!! あんなあ!!! 近藤は、にげろおゆうたんよ!!」

「こんどおくん! こんどおおお!!」

「にげよう、にげよおおうう!!! あんなあ!!!」

 

「どーしたんだ!」

女子の一人が暗いなか走ってきて、女子の前に立って聞くと、ぶつかってきて、泣きわめいてるのを何とか押しとどめた。

「おいっ?? なにがあったんだ??」

「あくま! あくま!!」

「出たのかよっ、しょくいんしつに」

男子も走ってきて、

「悪魔!! 近藤が、悪魔に突っこんだ!!」

女子の肩をはなして、デンジは走り出していた。

「オーケイしょくいんしつだなぁああ?」

後ろで、ユカの大きな声がした。

「ああー? いーから公安でも何でも、呼んでこいよぉ!」

それじゃ遅ぇだろうけどな。

「ポチタ…どーやら、オレは!」

角を曲がって駆けながら、胸のスターターを引いていた。

爆発しそうな胸のたかまり、しんぞーがふくれる気分、これだこれだ、ひさしぶりの激痛に雄たけびを発しながら、

「ふつうの生活は送れねえみてぇだなぁ!!」

そいで、

こんかいのあくまも、どーやらはずれみてぇだな。

さがしているやつは、ひとはおそわねえんじゃねえか?

ましてやがっこうで。

まーもしおそったとしても、おしおきして、わからせてやるだけだがよ。

どっちみち

すぐみつかるとはおもってなかったがよお!

ブゥンブゥンブンブン 

「悪魔よおおお! 待ってろよぉ、逃げんなよおお」

はずれなら、ぶったぎるだけだ。悪魔を。

「あーおれも悪魔か」

学校に響く歓喜のチェンソーの音。

何が歓喜だ。クソみてえな痛みで、オレは喜んでるのか?

「悪魔だってこと…」

ブウウウウーン!!

「しばらく忘れてたぜええ!!」

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