「気をつけ!」
某月某日、とある鎮守府で提督の猫田ゆり子が訓示を行なっていた。
「えー、皆さん。○攻勢の結果戦線は…
続きまして先日、A島南海域で敵の未確認艦が確認されました。
○○鎮守府所属の駆逐艦がこれと接触し、交戦した結果、戦果なし、被害は軽微との報告です。
しかし、敵未確認艦によって交戦した二隻の艦娘はどちらも腹部からお臍が失われていました。
詳細は不明ですが、艦娘に精神的な影響を与え、士気の低下を狙ったものと推測されます。
続きまして…」
場面は変わって
提督の訓示が終わり、寮の居室に戻った第六駆逐隊の4人は敵の新型艦の話題で盛り上がっていた。
この日は一日中雷雨で、時折り遠雷の音が聞こえて来る。
「はわわわ…おへそを取られたら大変なのです!」
「凄く…変わった敵だね。おヘソなんか取るなんて、まるで雷様だね」
「響は無防備だから、簡単におへそ取られちゃうんじゃないの?ほら、今も見えてるわよ」
「そうよ!響は普段からおへそ見えてるんだから、そのうちカミナリ様に取られちゃうわよ!」
「そう言う雷だっておへそが見えてるよ」
響が言った途端
(ピシャーン!)
すぐそばに雷が落ちた。
「ひゃーッ!」
4人が同時に悲鳴を上げた。
「お、おへそ取られてないですか?」
「そ、そんなの迷信よ!」
「確かめるわよ!せーのっ!」
雷のかけ声で、4人がお腹を出した。
「よ…よかったのです。みんなおへそが無事だったのです」
「あれ、電のおへそって?」
「は、はわわわわっ、ばれちゃったのです…」
「デベソ、だね。電のおへそってはっきり見たの初めてだと思うな」
電のおへそはラムネ玉ぐらいの大きさのつるんとした塊が半分くらい飛び出しているデベソだった。
「こんな出っ張ったおへそだったら簡単に取られちゃいそうね」
「そう言う雷のおへそだって引っ込んでいないじゃないか…」
雷の発言に突っ込む響
雷のおへそは浅く、底のシワが丸見えで、風船の口を縛ったような形である。
「響のおへそはキレイな形ね。雷様がいの一番に狙いそうなおへそね」
響のおへそは縦長楕円形で、雷のより少し大人な深いおへそだった。
「そう言う暁のおへそだって、電のおへそと似てて取りやすそうだね」
暁のおへそは大きめの窪みにパチンコ玉が埋まっている様な軽いデベソだった。
輪になっておへそを見せ合っている4人。自分と他3人のおへそを見比べた暁が口を開いた。
「暁達のおへそって、みんな形が似てるわね」
「姉妹艦だからね」
「みんな可愛いおへそなんだから、取られないようにしないといけないわね」
「そろそろ、おへそしまった方がいいと思うのです…お腹冷えちゃうのです」
「…そんなわけで、司令官!おへそ見せて!」
「え?えぇ… おへそ?」
秘書艦業務中にとんでもない事を言い出す雷。
「そう!司令官のおへそはどんな形なのか確かめたくて!
「え〜流石に恥ずかしいわよ」
「じゃあ私のおへそ、見せてあげるから!司令官のも見せて!」
「えっ⁉︎雷ちゃんのを見せてくれるの?」
「はい、どうかしら?」
雷は制服をぴらっとめくり、可愛らしい浅いおへそを晒した。
「さ、触ってみてもいいかしら…?」
ゆり子提督が興奮気味に聞いた。
「司令官ならいいわよ!」
「じゃ、じゃあ」
ゆり子提督の指は初め雷のお腹に触れ、おへそのフチを撫でながら窪みの中に入っていった。
「うんッ!」
「だ、大丈夫⁉︎痛くなかった?」
「大丈夫。ちょっとくすぐったいだけだから!」
ゆり子提督の指が雷のおへその中をクリクリと弄る。底のシワのひだをなぞったり、ぴょこんと突起した臍乳頭を指先で確かめたりして、おへその感触を堪能している。
「ど、どうかしら、んっ…私の んっ、お、おへそ」
くすぐったいおへそをいじられて、雷は身体がピクピク震えている。
「柔らか〜い。おへその中が指に吸い付いてくるみたいね…」
「も、もういいかしら、司令官?
おへそがちょっと痛くなってきたから…」
「ご、ごめんね…雷ちゃん」
ゆり子提督にいじられた雷のおへそは窪みの内部がほんのりピンク色に染まっていた。
「それじゃあ次は司令官がおへそ見せる番ね」
「うん…雷ちゃん。絶対笑わないって…約束してくれる?」
「うん!どんなおへそでも、司令官の大切なおへそだもん!」
「そ、そぉ…?じゃあ…」
ゆり子提督は制服ワイシャツのボタンを何個か外し、ほっそりとしたお腹を露わにした。
「し、司令官…そのおへそは…」
ゆり子提督のおへそは余った皮膚が1回転半の渦を巻いた、デベソ気味のおへそだった。
ゆり子提督の顔は今にも火が出そうな真っ赤になっている。
(やっぱりおかしいよね…)
「かわいい!」
「えっ?」
「司令官のおへそ、素敵だわ」
「そ、そうかなぁ…?」
「うん。綺麗なおへそも素敵だけど、司令官の渦潮みたいなおへそもかわいいと思うわ」
「あ、ありがとう。雷ちゃん…。私ね、おへそがでべ……へ、変な形だから、他の子のおへそが気になって、ついチラチラと見ちゃうの。雷ちゃんのおへそもかわいくて素敵だと思うわ」
「ありがとう司令官!もしおへそが見たくなったり触りたくなった時は、私のおへそに任せてね♡」
「う、うん…そうね…」
(これからは、おへそ出してる娘に気をつけないとね!司令官に近づく悪いおへそは許さないんだから!)
あくる日、雷は工作艦・明石の工廠に呼ばれた。
「お話ってなあに?明石さん」
「実はね、雷ちゃんに頼みたいことがあるの。この前、A島南海域で艦娘のおへそを取る深海棲艦が出現したってのは知ってるよね?」
「うん。知ってるわ」
「それでね、本土の艦政本部からの提案で艦娘にも同様の機構を開発したから、実験を頼みたいって通達が来てるの。要は深海棲艦のおへそを取る機能ね」
「すごいわ!それで深海棲艦に仕返ししようってことね」
「まあ、そんなところね。「その機能」をを雷ちゃんに搭載してもいいかしら?別に制式な命令じゃないから、拒絶して貰っても構わないけど…」
「大丈夫!私で試してみて。ところで…「その機能」って艦娘のおへそも取れちゃうの?」
「う〜ん。試してみないとわからないけど、機構的にはいけると思うわ。まあ、間違っても味方のおへそを取ることは無いと思うけどね。
あ、あと雷ちゃんに声をかけたのは、おへそを取る機能だから、雷様みたいだな〜って思ったからだけど…」
「構わないわ!明石さん、お願いします」
雷はぺこりと頭を下げた。
(…おへそで司令官を誘惑する艦娘がいたら、取って食べちゃうんだから!)
この機能の所為で後に鎮守府で不祥事が起こるのだが、明石は雷の内心を当時は知る由も無かったのだった。
後日、雷は提督の執務室でゆり子提督のおへそをいじっていた。
「雷ちゃん、あんまり触るとお腹痛くなっちゃうから…程々にお願いね」
「わかってるわ!じゃあ、失礼して…」
ゆり子提督の渦巻きデベソを指でなぞる雷。恥ずかしい部分を晒した上に触られているせいか、ゆり子提督は顔が上気し見るからに興奮していた。
(これってもしかして…こうしたら…)
雷の指がおへその両脇をぐいっと押した。
にゅるっ
ゆり子提督のおへその渦巻きが飛び出してしまった。
「い、雷ちゃん!もうやめ…」
(そうだ!こうすれば…!)
雷の指が飛び出した渦の真ん中を摘み、軽く引っ張った。すると渦巻きがほどけ、紐の様に伸びる。
「やめて、私のおへそが!…」
雷がさらに引っ張るとおへその渦は完全に肉の紐になり、それがお腹から伸びている恰好になった。
「嫌ぁ、お願いやめて!」
最後のダメ押しとばかりに雷が力を入れて引っ張ると、ブチッとお腹からおへそが千切れてしまった。
雷は伸び切ったおへそを口に運び、咀嚼した。
「おいしい!司令官のおへそ、おいしかったわ」
⚡︎ ⚡︎ ⚡︎
(はっ!夢かぁ…)
気がつけば自室の布団で4人川の字(?)で寝ていた。日が昇っている様で室内はほんのり明るい。
(…おへそって美味しいのかしら?)
ふと視線を右にやると、電が布団を蹴たぐって寝ていた。寝巻きがはだけて、デベソが丸出しになっていた。
(味見くらいなら…してもいいわよね…)
電のおへその飛び出した部分をチロリと舐めてみる。
「ふにゃっ」
電がピクっと身体を振るわせたが、起きる気配はない。
(おへそって、甘いのね…)
「なにしてるんだい?雷」
振り向けば、寝ぼけ目の響がこちらを見ていた。
「ひっ、響?これはね、電がおへそ出して寝てたから、隠してあげてたの!」
「そう…かい…」
響はそう言って再び眠り出した。
(おへそ、美味しかった…食べてみたいわ…)
雷の願いは後に成就することになるが、それは雷自身にも破滅をもたらすのだった。