「不知火はおへそなど無くても問題ありません」
駆逐艦「雷」のヘソ取り騒動の収束後、不知火は明石の工廠で身体の検査を受けていた。
「そーいってもねぇ。あのシステム未知数なところ多いからさ。不知火ちゃんだっておへそが急にぽてって取れちゃったら困るでしょう?」
「ですから、不知火はおへそがなくても戦闘に支障はありません」
不知火は平然と言った。
「確かに不知火ちゃん、お腹に電撃受けてもおへそ隠そうともしなかったねぇ…」
不知火のおへそは丸く浅い5ミリも深さのない窪みからウインナーの先っぽの様な肉片の飛び出した可愛らしいデベソだった。
肉片はお腹から2〜3ミリ飛び出しており、豆へそとも呼べない完全なデベソである。
「じゃあ、おへそ触るからね」
明石は不知火のおへその飛び出した部分に軽く触れた。
「ん…」
「あっ、痛かった?」
「いいえ、あまり触られたことがなかったものですから」
続いて明石はデベソを軽く押し込んだ。デベソが潰れ、おへその窪みの中に引っこんでいく。
「んっ…」
不知火が、僅かに苦しそうな声を上げた
「おへその中に何かコリコリしたのが…中の組織みたいね。不知火ちゃんのおへそはこれが大きいから出てるみたいね」
「そうですか」
不知火は心底どうでもよさそうに応えた
「じゃあ、最後に軽く引っ張ってみるからね。おへそが取れちゃったらごめんね」
明石は不知火の飛び出したデベソを根本から軽く摘み、少し引っ張った。
デベソが引き出され、根本の部分が5ミリほどお腹から飛び出してていた。
「んんっ…」
不知火の腹筋が僅かにピクりと震えた
「大丈夫?本当に痛くない?」
明石は慌ててデベソから手を離した。
不知火のデベソは根本の部分がするりと引っ込み、元に戻った。
「痛くはありませんが
おへそに、その…変な感覚がありました」
「あの電流、麻酔効果もあるからね。まだ効果が残っているのなったもしれないわね」
「そうですか」
「とにかく、不知火ちゃんのおへそも取れそうにないみたいだし、大丈夫そうね」
「ありがとうございました」
(何だったのかしら…さっきの感覚は…)
明石から開放された不知火は自分のおへそに生じた感覚について考えていた。
彼女は今まで自分のおへそを触った事も無ければ、気にも留めたこともなかった。
デベソであることに関しても、駆逐艦娘でデベソや浅いおへそは珍しくなく、特に自分が変わっていると感じたことも無かった。
しかし、先程おへそに生じた感覚に不知火は戸惑った。
くすぐったさとも異なる響くような快感…不知火が初めて感じた性的な感覚であった。
不知火は戸惑っていた。
これまで性的なものとは無縁に過ごしてきた。
同じ鎮守府には夜な夜な夜戦と称して提督と情事に及んでいる艦娘が居ることは不知火も知っており、自慰行為をしている艦娘も珍しくないことも知っていたが、不知火は自分とは無縁の事項と考えており、興味を示すことも無かった。
むしろ、はしたないものとして意図的に避けていた節さえある。
しかし、つい先程おへそから生じた異様な感覚。お腹の奥に響く様な心地よさ。
抗い難い感覚を覚えてしまった。
今日は部屋には不知火ひとりだけ。
同室の陽炎と黒潮は任務で明日まで帰って来ない。
寝間着の裾に手を差し入れ、引き締まったお腹の真ん中のおへそに手が伸びてしまう。
「確かめるだけ…」
そう自分に言い聞かせながら、デベソに触れる。
表面をさわさわと弄るだけで、生じる異様な感覚。更にデベソのてっぺんをチョンとつつき、そのまま出っ張った部分を押し込む。指先にはデベソの中身の組織のコリコリした感触がある。
デベソが凹むほど押し込むと、お腹にキュンキュンと快感が走る。
「うぅっ!…」
更におへその飛び出した部分の両脇を摘み、軽く引っ張ってみる。デベソの根本の部分が引き出され、5ミリ程デベソが伸びた。
先日明石にされた時と同じく、強い快感がお腹から全身に突き抜けていく。
そして引っ張りながらデベソをコリコリと揉みしだく。
「ううっ…んっ…」
不知火の全身を快楽が走り抜け、身体を大きく震わせた。
「はあ…はあ…」
初めての絶頂であった。性器や乳首ではなく、デベソで。
自分でも正常ではないと思っていたが、自慰の手法を周囲に訊ねることは気が引けた。
不知火がおへそでのオナニーに目覚めてから数ヶ月が経った。
居室に姉妹艦がいない頃を見計らって行為に及んでいた。
不知火のデベソは強く弄られ続けた結果、明らかに肥大化していた。
皮膚が厚くなり、お腹から僅かに飛び出すだけだったデベソは、引っ張られ続けた結果、1センチ近くも飛び出し、ひとまわり以上膨らんでいた。
以前はウインナーの先っぽのようなおへそが、今では肌色のラムネ玉がお腹に付いている様だった。
すっかり敏感な性感帯となった不知火のおへそ。
不知火はそんなおへそが急に恥ずかしくなった。おへそを晒すことは、まるで乳首や性器を晒しているような気がしたからである。
以前の不知火は被弾し、制服が破れて肌が晒されても平然としていた。
しかし、おへそで性的な感覚に目覚めてしまったことで、女性の大切な部分を晒す事の恥ずかしさが漸く理解出来たのだった。
さて、あくる日。
その日は、とある作戦の成功を祝う祝賀会が鎮守府で開かれていた。
その作戦には不知火も参加しており、労いとして、焼酎のサイダー割りが振る舞われていた。
「う〜」
普段は麦酒 を嗜む不知火も疲れからか酔いが回り、早々と居室に引き上げることにした。
ばたんと布団に横になった不知火。
半ば無意識のうちに、制服のお腹の部分をめくり、おへそを出して軽く弄りはじめた。
数日間に及ぶ作戦であったため、おへそを弄る機会も全くなかったのだ。
「ん!んん…」
不知火のおへそ弄りは次第にヒートアップし、おへそを強く引き出し始めた。
「あっ…ああっ!」
おへそを強く引く度に下腹部がきゅんきゅんと疼く。
おへそ弄りが止まらなくなった不知火はデベソを千切れんばかりに強く引いてしまった。
「あああっ…」
デベソがいまにも千切れそうに伸びる。しかし不知火はそれでも止まれず、さらに指に力をこめた。
その瞬間ー
ブチッ
「ひゃうんんんん!」
お腹の真ん中から快楽が爆発し、不知火の身体をかつてない絶頂が襲った。
「はあ…はあ…おへそが…」
快楽の波が去り、身体の感覚が戻ってくると、ふと自分の右手に何かを摘んでいる事に気がついた。
「これ…は…?」
肌色のラムネ玉程の大きさの物体。
「もしかして…!」
ふと自分のお腹を見ると、
「な!ない!」
お腹の真ん中から飛び出していたデベソが姿を消し、ツルツルになってしまっていた。
右手に握っていたのは自分のおへそに相違無かった。
不知火は自分で自分のおへそを引きちぎってしまったのである。
「も、もしかして…電流のせいでおへそが取れやすくなってたのかしら…」
血の気の引いた不知火の意識は急速にが遠のいていていった。
「はっ…夢か…」
気がつくと、灯りの点いた部屋の布団の上だった。
視線を下に向けると右手の指デベソを摘んだままだった。
オナニーの真っ最中に寝てしまった様だった。
壁の時計を見ると30分も経っていない。同室の陽炎と黒潮にデベソ弄りを見られた恐れもなかったようである。
不知火がほっと安心した時、
「いいなぁ不知火ちゃんは。おへそがあって…」
視線を上げると、そこには真っ赤な顔の吹雪が居た。