改めて読んでみてください。
???Side
「ここは、どこだ?」
真っ白で何もない広い空間……そこに俺は座っており、立ち上がってしばらく歩いていると、目の前には本を読んでいる男がいた。
「あの。」
「うん?あぁ、キミ“
「なんで俺の名前を知ってるんですか?あとここは?」
「ここは死んだ人間が来る魂の広場。ボクは月野っていうんだ。ここの管理人をしている。」
「え?死ん……え、えぇ!?」
死んだ人間が来る場所と言われて、あの世なのかとも思ったが、どうやらあの世や天国とか共違うらしい。
思い返してみると、確か俺は好きな漫画である“めだかボックス”を読んで、その後に寝たら、この場所にいたんだよな。何があったんだ?
「キミ、読んでた本が入ってた棚に頭潰されて死んだんだよ。寝てる間に起こった地震によってね。」
「マジでかぁ~。え、マジで言ってる?」
「マジもマジ。まぁキミの場合は不運な事故ってことで多分ここに流れてきたんだろうね。」
「そう、なのか。あの、俺ってこれからどうなるんだ?」
「恵吾くん。キミ、第二の人生歩んでみる気は無いか?」
「?第二の、人生?」
「そう、第二の人生。不可思議な力を持って、新しい世界に転生して、第二の人生を歩むんだ。」
「転生かぁ……。」
転生と言われて、生前に読んでいた小説や漫画などを思い返していた。転生なぁ、確かに魅力的だし出来るのならしたいもんだなぁ。
「転生って出来るのか?」
「勿論。ただまぁ制約は付くけどね。何か望みはあるかい?」
「じゃあメダカボックスのスキルをくれ。
「……いきなりチート来たね。まぁメダカボックスの世界のスキルは問題ないよ。」
「あとは成長限界を無くしてくれ。転生した先で鍛えたいから。」
「分かったよ。あとは?」
「行き先はワンパンマンの世界にしてくれ。そこでやりたい事がある。」
「ワンパンマンねぇ。良いよ。それじゃあ行ってらっしゃい。」
俺は光りに包まれると、その光の中で意識を失っていき、何処かを流れるような感覚に包まれながら漂っていると、遠くが明るくなっていくのが分かり目が覚めた。
目が覚めるとそこは、白い部屋の中だった。
「(ここは、ワンパンマンの世界か。無事に転生は出来たみたいだな。それにしても何処だここ……病院か?)」
手足をゆっくりと動かしてみると、手足はもぞもぞと動く。しかも小さかった……俺、赤ん坊になってるんだが。
「(これって、大嘘憑きの反動なのか?けどまぁ、なってしまったものは仕方ない。このまま成長を待つか。)」むんっ。
その後、俺は両親に抱かれながら病院を出て、家に向かうのであった……。