※この作品はR-18です。

【TSメス堕ち】異世界喫茶店ハニーポット   作:Sfon

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性癖開示バトル対戦よろしくお願いします


女のオナニーの気持ち良さを知った

 見知らぬログハウスの中にポツンと置かれた、大きなベッドの上で目を覚ました。日の光が差し込む小さな窓からは、家を取り囲む深い森が見えた。部屋の中にはベッド以外何もなくて、随分がらんとした空間だった。

 

(……知らない、場所だな)

 

 元の世界とは全く違う場所、いわゆる異世界だと直感した。不思議と、焦りや恐怖はなく、ただ事実をそのまま受け入れた。それから小さなため息をついて、ゆっくりと瞬きをした。

 

(今更かよ。もう十年早かったらウキウキできてたかもしれないけど、大人になりすぎたな)

 

 元の世界に置いてきたものが、あれこれ目に浮かぶ。両親、友人、仕事――。周りにかける迷惑への後ろめたさばかりが湧き上がって、見知らぬ世界への興奮はちっともなかった。

 

 自分から少し離れたところにもう一人、高校生くらいの青年が寝ているのを見つけた。ずいぶんと整った見た目で、もしやアイドルかと思うほどだった。少なくとも知り合いではなく、起こすかどうか一瞬迷って、恐る恐る声をかけた。

 

「お、おい――っ!?」

 

 目を見開いた。文字通り、女の子のような声が出たから。慣れ親しんだ男の声ではない、可愛らしい女の子の声。喉元に手を当てれば、そこにあったはずの喉仏が見当たらない。生唾を呑んだ。柔らかい喉が動いた。自分のものとは思えなかった。

 

(い、いや、まさか……そんなことが起きるわけ……)

 

 ありえない、バカな考えだ、妄想が過ぎると思いながらも、胸元に手を当てた。ふにゃりと形を変える小ぶりの膨らみがついていた。下腹部を手で撫でてみれば、長年連れ添ってきた相棒が消えて平らになっていた。その代わりに、股間には柔らかい脂肪がついていて、触るとくすぐったかった。

 

「な、な……なぁ、っ!?」

 

 思わず大きな声が出て、寝ていた青年が身じろぎした。身体は知らない女の子のものになっているし、目の前では見知らぬ男が起きようとしているし、どうすればいいか分からずに固まった。

 

 そんなオレの気持ちも知らず、彼は眩しそうにまぶたを開くと、身体を起こしてあたりを見渡した。身体に手を這わせたままで硬直しているオレを見て、目を訝しげに細めながら言った。

 

「……痴女じゃん」

「お、女じゃないから! オレ、男!」

「はぁ?」

 

 残念なことに、これがオレとシオンの出会いだった。

 

 ──◇──◇──◇──

 

 あれから色々あり、近くにあった街の喫茶店で働き始めた。落ち着いた内装の店内、静かな音楽が流れるおしゃれなカフェながら、ホールスタッフの制服はロングスカートのメイド服。この世界では良くある服装らしいが、まさか自分が人前でメイド服を着る羽目になるとは思わなかった。

 

 そう。お店ではオレがホール担当で、シオン――ログハウスで一緒に目を覚ました青年がキッチン担当。可愛らしい少女と力のある青年、当然の役割分担だとは思う。思うけれど、接客仕事の経験なんて無かったし、ましてや容姿が一変してしまったものだから、先生役の先輩店員にはとても迷惑をかけた。長い髪をまとめろだの、猫背を止めろだの、今思えば基本的なことが何も出来ていなかったな。

 

 いざ仕事をしてみると、笑顔を作りながら接客すれば、それだけでお客さんが喜んでくれて、悪くない気分だった。『可愛い女の子は随分得しているんだなぁ』と実感したけれど、元々冴えない男だっただけに差が大きすぎて、妬む気にもならなかった。

 

 念のために言うが、別に女の子のフリをしているわけではない。言動は素のままだし、一人称は『オレ』のまま。可愛い子ぶるのではなく、ただ愛想よく接してあげているだけだ。それで今のところクレームがついていないから、それ以上変える理由もなかった。

 

 

 

 さて、この喫茶店には、二人の先輩がいる。

 

 一人目は、店長のセレナさん。特徴的な長い耳が可愛らしい少女の見た目をしているが、実年齢は百歳を超えているのだとか。この世界でもエルフと呼ばれている人種だそうだ。この世界のことが何も分からなくて行き場に困っていた、あまりにも不審すぎるオレたちを拾ってくれた心優しい人。まさに命の恩人だ。

 

 二人目は、獣人のティーナ。狼の耳と尻尾を持っている高校生くらいの女の子で、元気で、乳がでかい。身長は今のオレより高くて、こっちを子供扱いしてくる時があるから、実はちょっとだけ苦手だ。少し生意気な態度をとるけれど、ノリがシオンとよく合ったのか、この喫茶店に来た日からずっと仲良く喋っていた。

 

『あんたたちが、新しいバイト? ふぅん、あんたは料理が得意なのね。じゃあキッチンで私と一緒に料理を作ると良いわ! で、あんたは何か特技あるの? 無いの? じゃあ給仕でもしなさい! 見た目だけは良いんだから、ニコニコ笑ってればいいじゃない!』

 

『ティーナ、役割分担はわたしの仕事だよ。もう……ゴメンね。悪い子じゃないんだ。お願いしようと思ってた仕事は、今ティーナが言った通りだし。これからよろしくね』

 

 騒がしいティーナと、落ち着いてそれを窘めるセレナの会話は、聞いていて小気味いいものだった。そんな職場にオレとシオンがお邪魔する形になったけれど、数日もすれば二人ともこの職場の雰囲気に慣れることができた。

 

 

 

 最後に。3人には、オレが元々男だったということを伝えてある。だから、セレナやティーナと話すのがぎこちなくても『女慣れしていないんだな』と納得してもらえているし、シオンと妙に距離感が近くても、『元々同性だったしそんなものか』と思ってくれているはずだ。

 

 こっちは男同士でしゃべっているつもりなのに、周りの女の子から『シオンくんにアピールしすぎ!』とか言われた日には、どんな顔をしたらいいか分からないからな。男との恋愛なんてありえない。できればティーナやセレナともっと仲良くなりたいけど、いい年して女の子と喋る機会が無かったオレには難しい話だった。

 

 

 

 そんな感じで、喫茶店でそれなりに楽しく働いて、異世界での生活を順調に過ごしていた。そのはずだった。

 

 ──◇──◇──◇──

 

 ある日の休み時間。ティーナとシオンが揃って店の奥に消えていったのが気になって、後をついて行ってみた。2人が向かった先は物置部屋の中で、扉が閉まり、中からゴトンと何か重いものを移動する音がした。後から考えると、たぶんドアの前に物を置いて、外から開かなくしたのだろう。

 

 それからしばらくの間は特に何もなくて、奇妙に思いつつも休憩室に戻った。しかし休み時間がもうすぐ終わるという頃になっても二人が帰ってこなくて、不審に思って物置に戻ると、中から声が聞こえてきた。

 

『あんっ♡ そこ、そこっ♡ んぅっ♡ いいわよっ♡ もっと突きなさいっ♡』

『ふっっ、ぐ、っ……! やば、めっちゃ締めてくる……っ!』

『そうよっ♡ そのまま、んぁっ♡ あっ♡ あぁっ♡』

 

 聞き覚えのある、しかしずっと艶やかな声。パンパンと水風船を叩くような音が規則的に聞こえて、さすがに察した。頬がピクピクと痙攣して、首元がカッと熱くなった。こういうことにはまるで慣れておらず、むしろ人生の中で一番縁が無かったから、まさに童貞臭い反応をした。

 

 

 

 その場を静かに離れ、一人で仕事を再開したけれど、ついさっき聞こえた音が頭の中で反響していた。音だけだったが故に、二人がシている光景を想像してしまった。

 

 狭い物置の中でメイド服のスカートを捲り、後ろから突かれているティーナ。高校生らしくハリのある尻に、シオンの腰が何度も叩きつけられるところ。揃えた脚の間にある、ピッタリと閉じた割れ目にちんぽが突き刺さり、ズポズポと激しく出し入れされるところが目に浮かぶ。顔は熱くなり、着ている服の中で身体がじんわり汗ばんだ。

 

(会って数日だぞ。なんであんなこと……。もしかして、もう付き合ってるとか? セフレになったとか? 獣人って、実は万年発情期だったりするのか?)

 

 高校生なんて、性欲が一番旺盛な時期だろう。見た目のいい男女が2人きりになったら、軽率にそういうことをし始めてもおかしくないのかもしれない。自分が知らなかっただけで、世間の男女はそんなものなのかもしれない。そう思いつつも、にわかに信じがたかった。

 

 ──◇──◇──◇──

 

 あまりに気になって、その日の仕事終わりに図書館へ行き、獣人について書いてある本を読んでみたら、お約束のような獣人の特徴が書いてあった。周期的な発情期があるとか、薬で抑制できるけど一番良いのはパートナーとのセックスだとか。現代日本人なら、エロゲの設定みたいだという感想が浮かんでもおかしくないだろう。

 

 そう考えて、嫌な汗が出てきて、頭の中がスッと冷えた。

 

(もしかしてここ、オレが知らないエロゲの世界だったりするのか?)

 

 そうだとしたら、喫茶店の制服がメイド服なのも理解できるし、エルフとか獣人とか、個性の立っているメンツがいるのも分かる。シオンはきっと主人公ポジなのだろう。イケメンで、コミュニケーションが上手くて、女の子とも堂々と話せて、セックスが上手い。一度思いついたら、そうとしか見えなくなった。

 

(ってことは、オレも攻略対象だったり……しないよな? オレ、中身は男だぞ?)

 

 否定しようにもしきれない。一人は用意されている色物枠だと考えれば十分にありえるだろうし、サブカルにどっぷりつかっていた身としては、妙な納得感もあった。同性の親友枠的として用意されたキャラで、実は攻略できる――みたいな隠し要素があってもおかしくない。むしろありそう。

 

(とりあえず、シオンと仲良くするのはほどほどにした方がいいか。厄介ごとに巻き込まれても嫌だし、ティーナから誤解を受けて、オレだけ追放されるとか一番やばいだろ)

 

 本当は男同士として仲良くしたかったけれど、すでにパートナーが見つかったのなら、手を引いた方がいいだろう。周りの女から余計な嫉妬心を向けられるのはごめんだ。大きくため息をついて、図書館を後にした。

 

 ──◇──◇──◇──

 

 晩御飯と風呂を済ませて宿に帰ってくると、直ぐにベッドへ横になった。何をしている間も、ずっと頭の中にシオンとティーナの声がこびりついて離れず、早く寝て忘れたほうが良いと思ったから。しかし、目をつぶって何も考えないようにしようと思えば思うほど、余計なことを考えてしまって寝られない。

 

(……ティーナ、気持ちよさそうだったな)

 

 シオンに突かれ、艶のある声をあげていたのがハッキリと思い出せる。女の子の快感は男の数倍だとか、絶頂の質も全く違うとか、そういった噂は男だったときから聞いたことがあったから、興味がないと言えばウソになる。

 

 けれど、個室風呂なんてものは宿に無く、公衆浴場では他人の目があって、自分の身体をえっちな感じで触ることは不可能。部屋に帰ってきた頃には、慣れない仕事でクタクタに疲れていてすぐに爆睡。試す機会が今まで無かった。

 

 ただ、今日はこれまでと違う。確かに身体は疲れているけれど、昼間のことがあって、全く眠気がやってこない。自分の身体を弄る余裕がある。となれば、自分の身体に意識が向かうのも当然のことだった。

 

 

 

 パジャマの上からそっと股間に手を這わせると、柔らかい脂肪でできた割れ目の感触が伝わってきた。胸の膨らみを撫でると、指が柔らかく中へ沈み込んだ。風呂場で何度も触っている場所のはずなのに、いつもと違う。洗うときは、ただ適当に撫でるだけ。今回は、その形をはっきりと意識しながら、意図を持って弄っている。その差が出ているのだろう。

 

「ん、っ……。なんか、ふぅ、っ……♡」

 

 ほのかな快感が背筋を駆け上った。くすぐったさとの境目があやふやな、快楽と呼べるか微妙なライン。しかし気分は確実に高まっていって、心臓の鼓動が少しずつ加速して、息が浅く早くなっていく。自分の身体が女の子だということ、自分の身体におっぱいとおまんこが付いていることを意識して、思考が自分の中へ中へと向かっていく。

 

「ふぅ、っ……ふー、っ♡ ふーっ♡ はぁっ♡ なんか、これ……っ♡ いいっ……♡」

 

 少し触っただけでも分かった。女の子のオナニーはすごい。胸や股間を撫でて生まれた快感が、じわじわと身体に溜まっていくのがわかる。肌がじっとりと汗ばみ、全身の感覚が敏感になって、服に擦れるだけでも気持ち良い。

 

 絶頂がやってくる気配もないのに、男の頃のオナニーとは比較にもならない快楽が身体を襲った。真顔でちんぽを握り、しごき、射精を待って出したら終わりのあれと比べるなんてありえない。気持ちよくて声が出たり、頭がフワフワしてきたり、全部初めての経験だった。

 

(撫でてるだけで、気持ちいいっ♡ やば、頭、狂ってきてるかも♡)

 

 女にとっては、ちんぽを突っ込まれることだけがセックスではないと、身をもって知った。身体を撫でられるだけでもこんなに気持ち良いのなら、ずっと撫でられているだけでも幸せだと思った。しばらくすると身体がぽかぽかしてきて、むずむずしてきて、胸の先端に触れてみると。

 

「ひ、あっ♡ うわ、やば、これっ……♡」

 

 肩が震えた。パジャマと下着越しでも、そこが硬く尖り始めていると分かった。カリカリと指先で引っ掻いてみると、背筋にゾクゾクとした、明確に性的な快感が走った。頭に近い場所なだけに、それはより鮮明なものとして感じられた。

 

「ふぅ、っ♡ ふーっ♡ ふぅーっ♡♡♡」

 

 こんなに気持ち良くなれる身体を持っているのに、いままでまともに触れてこなかったことを後悔した。娯楽の少ない世界だと思っていたが、一番近いところに最高の娯楽が眠っていたなんて。こんなに気持ちいいなら、この世界に来たのも悪くなかったかもしれない。

 

 

 

 ずっと割れ目の上を撫でていると、割れ目の上の方を不意に触ったとき、あまりの気持ち良さに腰が跳ねた。

 

「ぃっ!?♡ な、なんだ、いまの……ここ、か? んぅっ♡ やば、ここ、きもちいい、っ♡」

 

 乳首よりもずっと鋭く、純度の高い快感。恐る恐るながら、少しだけ割れ目に指先を埋めると、奥に小さな突起の感触があった。その突起を指先でロックオンしながらクニクニこねくり回すと、腰が勝手にクネクネと動いてしまうほどに気持ち良くて、口から漏れる吐息がどんどん増えていく。

 

(ここ、クリトリスか。なんか、皮オナっぽい感じで、ピリッて、っ♡)

 

 小さい頃、まだ亀頭が敏感で直接触れず、皮越しに弄り回していたことを思い出した。それと似た感触ではあるが、快感の度合いはあれよりももっと強い。ちんぽ全体が小さなクリトリスの中にぎゅっと凝縮されたような、高密度の快感だった。

 

「うぁ、っ♡ あっ♡ はぁ、っ♡」

 

 気持ちいい。気持ち良いのに、身体がムズムズしてたまらない。ちょっと手を止めたくらいじゃ、気持ちよさが身体の外に逃げない。むしろ、快感が身体の中でどんどん膨張して、加速していく。クリと乳首は硬く勃起しているけれど、ちんぽの膨張率に比べれば些細なもの。身体の見た目はいつもと変わらないのに、中身だけがどんどん発情していく。こんなの知らない。

 

 乳首を引っかきながらクリをこねくり回して、女の子オナニーに没頭した。気持ち良くて、腰がカクカク動き続ける。女の子の身体が気持ちいい。クリを弄るのが、乳首を弄るのが気持ちいい。細くなった指先で引っ掻いて、押し込んで、弾いて、摘まんで。色々な触り方で快楽を求め続けていると、次第に身体がフワフワと宙へ浮くような感覚。

 

(あ、これ、もしかしてイキそうになってる、のか?)

 

 酸欠になった時のように、思考が鈍って視界が定まらなくなってきた。でも今回はそれに加えて、身体がどんどん熱くなって、汗をかいてきて、息が荒くなって、吐息がどんどん色っぽくなってくる。

 

「はーっ♡ はーっ♡ あぁ、っ♡」

 

 自分の口から漏れる、女の子の声にすら興奮した。今の自分は女の子。可愛い女の子になって、ベッドの中でおまんこと乳首を弄って、興奮している。それを自覚した時、身体の感度が一気に上がった。

 

「あっ♡ やば、おまんこきもち、いいっ♡」

 

 小さく呟くと、どんどん気分が高まっていく。可愛い女の子の声で、えっちなことを言っているのが気持ちいい。

 

「おまんこ……おまんこ、っ♡ ちくび、いいっ♡ クリトリスも、気持ち、いい、っ♡ おんなのこオナニー、気持ちよすぎ、っ♡」

 

 恥ずかしい言葉を口に出すたび、身体の輪郭がより鮮明に感じられるようになる。長い髪、括れた腰、手が触れていないところまで、はっきりと。

 

「ガチガチに勃起したクリトリス、気持ちいいっ♡ あっ、おまんこ、おまんこ、っ♡ おまんこおなにー、気持ちいいっ♡ あ、い、いくっ♡ これ、たぶんいく、っ♡ いく、いく、いくぅっ♡ いっちゃ、あ、あぁっ♡♡♡」

 

 全身に力が入った。それに合わせて、一際強くクリトリスを押しつぶし、乳首を摘んだ。股間にぎゅぅっと力が入り、喉の奥から絞り出されるように、いやらしい声が漏れた。

 

「あーっ♡ はぁ、っ♡ あっ、あぁ〜〜〜っ♡♡♡」

 

 何もわからなくなって、身体が空中でぐるぐる回転しているような気がして、気持ちよさの奔流に飲み込まれた。射精とは違う、体の内側へ向かう絶頂。気持ちよさが外に放出されるのではない。身体の中でギュッと圧縮されたものが、全身に解放されるだけ。気持ちよさが引いてくれなくて、むしろ、全身の感度が青天井に上がっていく。

 

「はーっ♡ はあーっ♡ な、なんだよ、これ……♡ こんなの、終わりどころ、分かんねーじゃんか……♡」

 

 快感の爆発が収まっても、絶頂の気持ち良さが全身を包んだまま。力の抜けた腕をもう一度股間に向かわせて、パジャマの上から割れ目を撫でてみた。じっとりと服が湿っていた。股間はとても敏感なままで、ちょっと触っただけでもベッドから跳ね上がった。

 

 また、心臓がうるさく鳴り出した。好奇心に勝てなくて、パジャマの中、さらにはパンツの中に手を差し込んだ。股間がべっとりと濡れていた。頭の中がぐちゃぐちゃにかき回された気がした。

 

「うわ、これ、愛液……だよな。めっちゃ濡らしてんじゃん。そんだけ、気持ちよかったってことか」

 

 身体は絶頂の証を沢山振り撒いているのに、全然満足できない。もっと欲しい。もっと気持ちよくなれる。もっと気持ちよくなりたい。ムラムラが収まらない。

 

「くそ、この身体、やばすぎだろ……♡」

 

 それから、延々と体中をいじり続けた。頭がぐらぐらして、また新しい波が押し寄せて、股間を汚した。何度も繰り返しているうちに意識が遠のいて、やがて途絶えた。

 

 ──◇──◇──◇──

 

 翌朝。目を覚ますと、股間に下着が張り付いていて不快だった。中を覗いてみると、乾いたヨダレのような跡が下着にベットリとついていた。愛液の跡だろうが、自分の股間から出たのだと思うと、エロいというよりも汚かった。

 

 適当なタオルを洗面所で濡らして股間を拭き、タオルと下着は一緒にゴミ箱へ放り込んだ。洗ったところで、もう一度使いたくなかったから。今後は服を脱いで、汚れないように工夫をしようと決めた。ついでに身体全体を拭いてスッキリしてから、新しい服に着替えて、不意に肩が跳ねた。

 

「んっ♡ な、なんだ……?」

 

 昨日まではなんともなかったのに、胸の先端がキャミソールに擦れて、不意打ちの快感に襲われたと気づいた。自分で弄ったせいか、妙に乳首の感覚が敏感になっているようだった。キャミソールの上から指で触ってみると、少し硬くなり始めていた。下着の上に乳首の形が浮いていて、Tシャツくらいじゃ隠せそうになかった。

 

「……つけるか、ブラジャー」

 

 一応持ってはいた。この街に来た時、何も持っていなかったオレたちをセレナが連れまわし、あれこれ揃えさせられた時に無理やり買わされた、シンプルなデザインの白いやつ。スポブラという種類のものだそうで、あんまり下着って感じの見た目ではない。それでも女の子用の下着には違いなくて、今まではつけるのを躊躇っていたけれど、背に腹は変えられなかった。

 

 教わった付け方を思い出しながら、なんとかつけた。胸の周りを専用の下着が覆っているのはどうにも慣れないけれど、胸にピッタリとフィットしている安心感は、キャミソールに無いものだった。

 

「ば、バレない、よな?」

 

 ブラをつけてるだなんて、シオンに知られたくなかった。散々『自分は男だ』って言い張っていたのに、女の子の下着を自分からつけ始めたと知られたら、揶揄われるに違いない。

 

 服を一通り着てから、改めて身体を見下ろしてみた。ブラをつけているかどうかは、外から見ただけだと分からない。しかし、緩やかに身体を締め付ける下着の感覚は、確かに存在した。服を下から持ち上げている胸の形を意識してしまい、首筋が熱くなった。

 

(男だって言い張ってるのに、女のオナニーはするし、ブラは着けるし、こんなんじゃ言い訳できないな)

 

 どうかバレませんようにと心の中で祈ってから、仕事に向かった。

 

 ──◇──◇──◇──

 

 あれから、毎日の過ごし方が少し変わった。喫茶店で仕事をこなし、晩ご飯を食べて家に帰ると、それから寝るまでの時間はオナニーに費やした。

 

 決して、女の子の快感にハマったわけではない。仕事中や休憩中にシオンとティーナが揃ってどこかへ行くたびに、『またシてるんだろうな』って想像させてくるのが悪い。そのせいで身体の中に悶々とした気持ちが溜まっていき、仕事中にオナニーを我慢するだけでも大変なんだ。ずっと下腹部がムズムズしっぱなしで、発散しないと寝付けないからしょうがなくやっているだけ。

 

「ふう、っ♡ はーっ♡ あー、クリ、いい、っ♡」

 

 クリトリスを指先で弄るのが好きだ。最初はパンツの上から割れ目を撫でたり、クリの上を軽く押したりして、『これから本気オナニーをするぞ』と身体に向かって宣言する。すると、だんだん全身がポカポカしてきて、肌が汗でしっとりしてきて、心臓がドキドキしてくる。割れ目の奥がムズムズしてきて、マン肉が膨らんできて、もっと触りたいって気持ちが強くなって、次の段階へ。

 

 濡れる前に下着を脱ぎ、ベッドに専用のタオルを敷いて横になる。下半身の力を抜くと、自然と脚が開く。このころは割れ目が閉じていて、ちょっと脚を開いたくらいじゃ中が見えない。きれいにした指でおまんこの肉を撫でたり、皮の上からクリを触ったりすると、段々マン肉が左右に開いてくる。

 

(き、きた……っ♡)

 

 オナニーを繰り返しているうちに、これが男で言うところの、ちんぽが勃起した状態だと分かった。脚を大きく開いて股間を突き出し、指先で割れ目の中に触れると、粘膜とマン肉の間にある小さなビラビラ――小陰唇がぷっくりと膨れて、まんこの中身が露出しているのが分かる。ここまで準備が進むと、頭の中はオナニーで埋め尽くされていて、気持ちよくなることしか考えられない。

 

「ふぅ、っ♡ よ、よし……っ♡」

 

 膣口から愛液が滲んできて、会陰を伝ってお尻まで伝う。それをもう片方の指ですくって、割れ目の上にあるクリへまぶして、まずは皮の上から弄り始める。

 

「んぅ、っ♡ あ、やば♡ やっぱクリ、めっちゃ、きもちいいっ♡」

 

 いやらしい言葉を呟くたびに、気分がどんどん盛り上がっていく。愛液まみれの指でクリを弄り、その快楽でさらに愛液が溢れてきて、またそれをすくってクリを弄る。クチュクチュと音がし始めて、意識はオナニーの快感に塗りつぶされていく。クリ弄りの調子が出てきたら、もう片方の手で乳首弄りを始め、おまんことおっぱいの2箇所から女の子快楽を注ぎ込んでいった。

 

「あ、あっ♡ ちくび、もうビンビンになってて、んぁっ♡ おまんこ、ちくび、いいっ♡ きもちいい、っ♡」

 

 最初は、乳首をいじるのに抵抗があった。クリはまだちんぽの延長線上として捉えられたが、乳首は乳首。男の頃からあったそこをいじるのは、なんだか変態的な感じがした。でも、この身体の乳首は特に気持ちよくて、一度知ったらやめられなくなった。

 

 ここまできたら、あとは気の済むまでクリと乳首を弄り回すだけだ。しばらく触っていれば身体の中に快感が溜まっていって、ふわふわと身体が宙に浮かんでいくような感覚に陥る。そしてそのまま触り続けると、身体がビクビク震え初めて、やがて全身で快楽が爆発した。

 

「あ、あ、イッちゃ、あっ♡ い、イクっ♡ イクっ♡ イク、いくいく、いくぅ……っ♡♡♡」

 

 おまんこがぎゅぅぅぅぅっ♡と締まるのにあわせてクリを押しつぶし、乳首を摘み上げると、息が止まるほどに気持ちいい。状態をのけぞらせて、喉元を宙に突き出して、おまんこからじゅわぁっ♡と愛液が溢れる。

 

「――っ♡ あぁ……っ♡ い、イってる……っ♡ あぁ、っ♡ うぁ、っ♡ はーっ♡ はぁーっ♡ はーーーーっ♡♡♡」

 

 絶頂の一番高いところからゆっくり降りてきて、息ができるようになっても、身体は宙にフワフワと浮いたまま。そこでさらにおまんこを弄ると、また絶頂に向かって快楽集めが進んでいく。これを、満足できるまで何度も、何度も繰り返す。

 

 絶頂で意識がフワフワしたまま、疲れ果てて眠りにつくのが、この世で一番気持ちいいことだと知ってしまってからは、自分でオナニーを止められなくなった。体力が残っている限り、ずっと女の子オナニーを続けた。日によっては、朝日が昇るまで続けたこともあった。それでも止められなくて、クリイキと乳首イキがどんどん上手になっていった。

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