初めてシオンとティーナのセックスを聞いてから、一週間くらいが経った。喫茶店での仕事は続けているけれど、2人のセックス現場にはあれ以来遭遇しなかった。普段はきっと宿とか、他のところでしているんだろう。
それならあの時も我慢してほしかったけれど、オナニーをする後押しをしてくれたから許す。女の子のオナニーは本当に気持ち良くて、昨晩も夢中になった。いや、それはどうでも良くて。
(……また、イチャイチャしてる)
二人がそういう関係だと知ったせいで、色眼鏡で見ているのかもしれないけれど、2人の距離が随分と近い。どちらも厨房の中で働いているわけだけど、暇になったらすぐ集まって、楽しそうにおしゃべりしている。肩が触れ合うくらい近くに立って、相手の身体にちょっと触ったりして、甘い雰囲気をあたりに振り撒くこともあった。
別に、そういう事をするなと言いたいわけじゃなくて、時と場所を考えて欲しいだけ。オーダーを言うとき、こっちが気を遣うのは違うでしょ。『良い所だったのに』みたいな視線を向けられるのはおかしい。特にティーナ。別に邪魔しようとしてるわけじゃないから。
そんなこんなで今日も労働していると、休憩時間に店の奥のトイレへ向かったとき、微かに声が聞こえた。普通に話している声じゃなさそう。あの時のことがフラッシュバックして、思わず立ち止まった。
(……いや、まさかな)
ごくりと生唾を呑み、音が聞こえるほうへゆっくりと近づいてみる。足音を立てないように、そろそろと。もしも万が一廊下でそういうことをしてたら、見つかるとお互い気まずい思いをするし。これはあくまで気配りだ。そう言い訳をして、胸をドキドキさせながら廊下を進んでいくと。
『お゙ぉぉぉっ゙♡ ほぉっ゙♡ お゙~~~~~っ゙♡』
獣のような声が聞こえて、思わずその場で飛び跳ねた。目を丸くして、耳を疑った。
(いや、いやいやいや、今真昼間だぞ? てか、ここ喫茶店だぞ。仕事場だろ。え?)
廊下の突き当りにある空き部屋から聞こえた。一旦声が止んだものの、まだ物音は微かにする。終わったわけじゃなさそうだ。どんなことをしてたら、AVでしか聞かないような声が出るのか気になって、ふらふらと近寄ると。
『お゙っ゙♡ お゙ぉっ゙♡ ぉお゙ん゙っ゙♡ シオンのちんぽ、しゅごしゅぎ、っ♡ いぐっ♡ まらいぐぅっ♡』
『おらっ、イケっ! イってマンコ締めろっ!』
『ん゙お゙ぉぉっ゙♡ お゙っ゙♡ お゙ぉぉぉぉっ゙♡』
ヤバすぎる。こういう喘ぎ声は、女優が演技して出しているものだと思っていた。もしかしたら、ティーナがシオンの気を引くために出してるのかもしれないと思ったけれど、オレがシオンの立場だったらビビるし、若干引く。だって、女の子がする反応としては、あまりにも下品で、いやらしいから。
(シオンって、もしかして結構ヤリチンだったりするんかな。こういう、激しいセックスに慣れてたりして。結構優しい感じの見た目だし、意外っちゃ意外だけど……人は見かけによらないもんだな)
部屋のすぐそばまで行くと、シオンが腰を打ちつける音まで聞こえてきた。壁を挟んだすぐ向こうで本気のセックスが行われていると考えると、身体がどんどん熱くなってきて、息も荒くなってくるのが自分でも分かった。人のセックスの声や音を耳にして、発情していると自覚して、首筋から熱が登った。
2人の熱い声を聞いているだけで、全身を愛撫されているような感覚に陥った。ブラの中で乳首が硬く勃起し始めているのがわかる。下腹部がじわじわと熱を持ち始め、まんこをいじりたい欲がムラムラと湧いてくる。
このままここにいたらよくない。そう思って踵を返そうとした時、壁に空いた小さな穴を見つけてしまった。
(……い、いや、エロゲーじゃないんだからさ。こんな、都合のいいところに穴があるとか、そんなわけ。たとえ見えたとしても、見える範囲だって限られてるだろうし)
そう自分に言い聞かせながら、腰くらいの高さにある穴の前にしゃがみ込んで、部屋の中を覗き込んだ。一度試してダメだったら、諦めがつくと思った。
『おっ♡ おぉっ♡ おぉぉんっ♡ おちんぽ、しゅご、いぃっ♡ シオンしゅき、しゅきぃ、んぎぃっ♡♡♡』
大きな机の上に、ティーナが仰向けになっていた。メイド服のスカートをお腹まで捲り上げ、脚を両腕で抱え込み、おまんこを相手に突き出して、ちんぽを突っ込んでもらっていた。ツルツルの割れ目の真ん中にある穴が、シオンのぶっといちんぽに大きく広げられて、ぴったりと密着していた。
『あぁっ♡ そこ、じーすぽやっばぁ♡ ぞりぞり、ぞりぞり、ってぇっ♡♡♡』
『ぐぅっ! お、おい、ティーナ、ちょい締め付けすぎ、このまんこ、やば……っ』
ちんぽに奥まで突かれたり、ギリギリまで引き抜かれたりするたびに、ティーナの口から下品な喘ぎ声があふれ出る。お互いの興奮を高めるためなのか、いやらしい言葉が止まらない。シオンの腰使いはスムーズで、中の気持ちいいところをゴリゴリ的確にえぐっているのだろう。
(な、なんだよあれ。あんなデカいちんぽ、持ってるやついるんだ。オレのより、一回りも、二回りも……。あんなのが身体の中に入っちゃうなんて、女の身体ってすごいな……)
日本人のものとは思えなくて、思わず視線が釘付けになってしまった。もしかしたら、細くなった自分の手首くらいあるかもしれないと思った。自分の股間に開いていた穴の大きさを思い出して、あんなものが股間の穴に入るとは到底思えなかった。しかし、現にティーナの穴はちんぽの太さまで広がり、さらに根元まで全部咥え込んでいた。
ちんぽが穴から引き抜かれるたび、それに絡みつく肉壺の粘膜が見えた。テラテラと光っていて、鮮やかなピンク色づいている。その周りを大きく膨らんだビラビラが飾っていて、これも鮮やかなピンク色。同じものが自分の股間にもついているのだと思うと、背筋にゾクリとしたものが走った。
シオンがティーナの中にちんぽを突き立てるたび、彼女は嬉しそうな嬌声をあげた。股間から垂れた愛液が床に小さな水たまりを作っていた。始まってからそれなりに時間が経っているのだろう、完全にセックスに溺れていた。大きな胸がユサユサと揺れて、シオンが戯れに揉んで、ティーナが喘ぐ。おもちゃのような扱いをされているのに、ティーナの表情は満足げだった。
(ティーナ、全然嫌がってない。むしろ、もっと、もっとって。こんなにセックスが好きな女、本当にいるんだ)
そう心の中でつぶやいて、いてもおかしくないと思った。クリを弄るだけであんなに気持ちいいのに、まんこの中を蹂躙されたら、どんなに気持ちいいのだろう。
ティーナの顔には、汗で湿った髪が張り付いていた。シオンのことを恋する乙女の視線で見ていて、胸を揉まれても、むしろ嬉しそうにしている。女というより、メスと言った方が似合っている気がした。
獣のような2人のセックスから目が離せない。視界が狭くなっていって、2人がつながっているところしか見えない。2人の行為の音と喘ぎ声しか聞こえない。身体がどんどん熱くなっていって、息が荒くなっていって。
「レイくん、こんなところで何をしているんだい?」
耳元から、女の人の声がした。全身が跳ねた。
「――ッ!?」
「あ、こら、騒がないで。2人に気づかれちゃうでしょ」
後ろからギュッと抱きしめられて、口を手で覆われた。後ろにいるのがセレナだと、少ししてから理解した。なんとか逃げ出そうともがくものの、むしろ絡め取られるように動きを封じられる。
力づくで抜け出そうにも、彼女の腕はびくともしなかった。彼女の力が強いわけじゃない。男から女の子になって、自分の力が弱くなっただけだと気づいた。
「大丈夫、大丈夫。別に、レイくんが2人のえっちをのぞき見してたこと、怒るわけでもないし、バラシもしないよ。だから落ち着いて、ね?」
耳元で甘い吐息混じりに囁かれ、ゾクゾクとした快感が首筋を這い上がった。上半身に回されたセレナの腕や、背中に押し当てられた彼女の控えめな胸の感触が段々と伝わってきて、女の子に抱きしめられている方に意識が向かいだす。
(セレナさんの身体、柔らか……って、違くて……!)
人に抱きしめられるなんて、一体いつぶりだろう。他人の体温を感じる機会なんて無くて、妙に感慨深くなって、少しずつ気分が落ち着いていった。それに気づいたのだろう、セレナの手が口から離れて、両腕でぎゅっと抱きしめられた。耳元で、いたずらっぽい声がした。
「この穴、ワザと塞がないでおいてあるんだ。最初は木の板でも打ち付けようかと思ったんだけど、シオンくんとティーナちゃんがこの部屋をえっちに使ってるって知っちゃったら……ねぇ?」
「それって、セレナさんも、2人のを……その、覗いてたってことですか?」
「うん、そうだよ。だって……ね。2人のえっち、すごいし。普段は男勝りなティーナちゃんなのに、シオンくんのおちんちんに突かれると、『あんっ♡ あんっ♡』ってとってもえろーい声を出しちゃうの、ギャップがすごくてびっくりするよね。あと、ティーナちゃんをそうさせてる、シオンくんの立派なおちんちんもすごいでしょ」
甘い声で囁かれて、脳が蕩けそうになった。喘ぎ声の真似をされて、背筋がゾクゾクして、首筋からカッと熱くなって、吐息が震えた。なんとか気持ちを強く持って、セレナの雰囲気に流されまいとしたけれど、上手な言葉の返しが思いつかない。彼女のターンが続く。
「レイくんも、えっちに興味あるんだ。まぁ、あるよね。当然だよ」
「べつに、そんな……」
「隠さなくていいよ。レイくんは、どっちにドキドキしてるのかな? 立派なおちんちんでグチョ濡れおまんこをかき回して、何度もイカせて、相手を自分に屈服させて気分よくなってるシオンくん? それとも、おちんちんにいっぱい気持ちよくさせられちゃって、恥ずかしい声を出しながら、『いくぅっ♡ イクぅっ♡』って可愛く泣いちゃってるティーナちゃんかな?」
「どっちとか、興味ないって……あっ♡ はぁ、っ♡ せ、せれな、さん、どこ触って……っ♡」
耳元に彼女の吐息が掛かり、身体があっという間に発情させられて、感度がどんどん高まっていく。彼女の手がそっと、腰からお尻にかけてを撫でまわすと、反射的に背中が反って、お尻が突き出た。肩が震え、首筋を痺れが駆け上り、鼻にかかった甘い声が小さく漏れて、セレナさんの手が離れた。
「ウソだよね。身体、こんなに熱くなってるし……さっきまで、えっちを見ながらオナニーしてたでしょ」
「え?」
唐突に、良く分からないことを言われて、呆気にとられた。その隙に、彼女の手が自分の手に触れて、後ろからクスリと笑う声がした。
「レイくんの指、こんなにベトベトになってるよ。汗……じゃないよね。ほら、糸、引いちゃってる」
ドキリと心臓が跳ねた。視線を向けて確かめる勇気は無かった。
「言い訳しても無駄だよ。2人のセックスを見て、発情しちゃったんでしょ。しょうがないよ、身体は女の子なんだから。強いオスに犯されてるのを見て興奮するように、身体がそう作られているんだよ」
「そ、そんなこと……」
「もー、まだ否定するんだ。なら……これはどう言い訳するのかな?」
セレナさんの手がスカートの中に潜り込んで、股間を撫でた。下着の上から、身体の真下、ちんぽの入る穴が開いている場所を的確に。
腰がビクンと跳ねた。他人の手が自分の身体の大切なところに触れるなんて、物心ついてから初めての経験で、指一つ動かせなくなった。どうすればいいか分からなくなって、思考回路がパンクして、パクパクと口を開いたり閉じたりすることしかできない。
「ほら、ヌルヌルしてる。見てるだけで、こんなに濡らすかな? そんなわけないよね。自分でおまんこ弄って、気持ちよくなったから濡れてるんだよね?」
返す言葉が思いつかなくて、ただ首を振った。長い髪がバサバサと揺れて、首筋をくすぐった。
「大丈夫。レイくんが、シオンくんとティーナちゃんのえっちを見てオナニーするような変態さんでも、わたしは笑わないよ。それよりも……せっかくなんだから、気持ちよくなりたいよね?」
セレナさんの声が、どんどん甘く、粘り気を増していく。
「オナニーを途中で止めさせちゃったお詫びに、わたしがレイくんのこと、きもちよくしてあげるよ」
「い、いや、大丈夫で、す、っ♡ あっ♡ そ、そこっ♡」
セレナの指が、おまんこの割れ目の上を這い回る。くすぐったさに混じった性的快感が、身体の中にじわじわと溜まっていく。腰がクイクイ動いてしまうのが止められない。声が出てしまうのを我慢するので精一杯。それでもこらえきれなかった女の子の声が、次々に口から零れた。
「すっごく濡れてるね。普段からたくさんオナニーしてるんでしょ。パンツの上からでも、クリがビンビンに勃起しちゃってるの、分かるよ。焦らさないで触ってあげるね」
「や、やめ、っ♡ あっ♡ それ、だめ、だめで、すっ♡」
まるで触手のように動く指先が、クリトリスを四方八方からこねくり回す。自分で制御できない快楽の波に、身体をくねらせて必死に耐える。
「ほら、ちゃんと2人のえっちも見てあげないともったいないよ。おっきなシオンくんのおちんぽが、ティーナちゃんのおまんこをずぽずぽしてるところ、その穴から見えるでしょ? 気持ちよさそうにティーナちゃんが喘いでるの、羨ましいよね。おちんぽに犯されて気持ちよくなってる女の子、とっても可愛いね」
「ふ、っ♡ ふぅっ♡ うぅ~~~~~っ♡」
「声、我慢しないと、2人にバレちゃうよ?」
「なら、その指、とめて、っ♡」
「やだ。やめない。だって、レイくん、気持ちいいでしょ? 気持ちいいのは良いことでしょ? なら、いっぱいしてあげたほうが良いよね」
いつの間にか、上半身を抱きしめていたはずの腕は解かれていた。自由になった両手はこの場から逃げるためでなく、自分の口に当てて声を抑えるために使った。セレナから注がれる快感でもはや立つことも出来ず、彼女が許してくれるのを待つしかなかったから。
「ほら、シオンくんのおちんぽがティーナちゃんに入ってる穴、レイくんにもあるんだよ。ここ、分かる?」
パンツの中に、セレナの両手が入ってきた。片手が割れ目を開き、もう片方の手が割れ目の中を撫で上げた。股間の真下辺りに開いた穴のふちを、その周りを飾る襞を、その存在を教え込まれるみたいに優しくなぞられた。
「んぐっ♡ んんっ♡ んーっ♡」
必死に首を振った。それでも、彼女の手は止まる気配すら無かった。
「クリちゃんは沢山弄ってるみたいだけど、こっちはまだみたいだね。中を弄るの、怖かったの?」
しばらく無視していると、いつまでも穴のふちをなぞられ続けて、応えないと止めてくれないと分かった。しぶしぶ頷いた。
「そっか。怖かったんだ。大丈夫、おかしなことじゃないよ。自分の身体の中を触るなんて、普通の男の子はしないんだから。でも、女の子の身体はね、自分の身体の中に相手の身体を入れてもらうようにできてるんだ。レイくんの身体も、ちゃんとそうなってるんだよ」
ほんの少しだけ、彼女の指が身体の中に入ってくる。穴が少しずつ押し広げられる。お尻の穴と違って、すぼめて抵抗することができない。ただ、入ってくるのを受け入れることしかできない。
「大丈夫。最初から奥まで入れたりしないから。今日は、ね」
「な、んっ♡ それって、あっ♡ んぅっ♡」
抵抗しようと口を開いたら、恥ずかしい喘ぎ声ばかりが出てきて、急いで手で覆った。誰が聞いても、感じてる女の子の声にしか聞こえなかった。セレナに聞かれたと思うと、更に何倍も恥ずかしかった。
「今日のところは、クリでイカせながら、おまんこの中を開発してあげる。中でイケるようになるとね、クリイキよりもずっと重くて、深くて、気持ちいい絶頂が味わえるんだ。オナニーするときも、自分で中を弄って、ちゃんと開発した方がいいよ?」
勝手なことを言われているのに、反論すらできない。それくらいに、セレナから与えられるクリ快楽はすさまじかった。伊達に女の子を数百年もやっていないのだろう。慣れた手つきで最高効率のクリ快楽が注ぎ込まれ、あっという間に絶頂へ上り詰めていく。腰を逸らして、ヘコヘコ揺らして、視線は壁の穴越しに見えている2人のセックスに釘付け。そして――。
「ほら、イっちゃえ」
とどめとばかりにクリトリスをつままれた。
「んぎゅぅっ♡ い、イ――っ♡♡♡」
パンツの中で、ぶしゅっ♡とおしっこの漏れる音がした。口を手で押さえながら額を壁に押し当てて、なんとか転ばないようにするのが精一杯。他人から与えられる快楽はオナニーと比べ物にならなくて、視界が明滅して、平衡感覚もどこかへ飛んで行った。
「きもちいいね。そのまま、もういっかい、今度は皮をむいて直接触ってあげるよ」
「ま、まっ、て……ぇっ♡ んぅ――っ♡♡♡」
皮を引っ張られて、露出したクリをぎゅぅっ♡と摘まれた。それだけで、また新たな絶頂を迎えた。また、ぷしゅっ♡とおしっこが噴き出た。
「あれ、もしかして、もうちょっと強く触っても大丈夫なのかな。これとか、どう?」
「んぅっ♡ ん゙〜〜〜っ♡♡♡」
少しだけ強くつままれた。
「これは?」
「ぎぃ、っ♡ や、やめ、んぐぃっ♡」
クリ全体をクルクルと撫でられた。
「じゃあ、これも?」
「ひ、っ♡ ――っ♡♡♡」
裸にされたクリをキュッと、軽くつままれた。
「こんなに触っても痛がらないなんて、かなりクリ弄りに慣れてるね。そんなにクリでイクのが好きなんだ」
「ひっ♡ ひぎぃっ♡ ひーっ、ひぁ、っ♡」
クリアクメが止まらない。おまんこの痙攣が止まらない。ちんぽが入ってくる穴がきゅんきゅん締って、ちょっとだけ差し込まれたセレナの指にぎゅぅっと抱き着いた。
「じゃあ、最後に、中をちょっとだけ強く弄ってあげる。たぶんおもらししちゃうと思うけど……諦めてね」
「な、っ♡ や、やめ、っ♡」
「ほら、いくよ。さん、にー、いち……」
少しだけ、指が奥に入ってきた。間髪入れずに、おなか側へと指が曲げられた。
「ぜろっ」
おなかを裏側から押し上げられて、それと一緒にクリを押しつぶされた。
「んぎぃっ♡ い、いあ、っ♡ やめ――ッ♡♡♡」
ぶしゅぅぅぅぅっ♡♡♡
腰がガクガクと震え、おしっこの穴から勢いよく液体が噴き出した。普段トイレをするときよりも、ずっと激しく。不思議と、嫌な臭いはしなかった。温かいそれはパンツに叩きつけられ、セレナさんの手にもぶつかって、自分のおまんこに跳ね返ってきた。
「ふぐぅっ♡ うぅっ♡ う~~~~~~っ♡」
泣きそうなくらいに、いや、泣いてしまうくらいに恥ずかしかった。でも、その恥ずかしさが、気持ちよさをさらに押し上げて、またイった。
「おもらしアクメきもちいーね♡ もういっかい、ほら、イッちゃえ♡」
「ぐぅっ!?♡ あ、だ、だめっ、またでちゃ――ぁッ♡」
何度も、ぶしゅっ♡ぶしゅぅっ♡と噴き出した。
「全部出しちゃえ。ほら、ほらっ♡」
「やっ♡ やだぁ、やめて、ぇっ♡ うぁぁぁっ♡♡♡」
もう、何が何だかわからなくなった。クリを摘まれて、おまんこの中を掻き回されて、終わったころには頭が酸欠でくらくらしていた。それくらい長い間、息を止めて快楽に耐えた。クリを触るのをようやく止めてもらうと、少しずつ絶頂から降りてこれた。
「はーっ♡ はっ♡ はーーーっ♡ あ、あぁっ♡」
身体から力が抜けて、その場に尻もちをついた。身体の感覚が戻ってきて、股間に張り付いたぐしょ濡れのパンツが気持ち悪かった。まだ、何が起こったのかよく理解できていなかった。ただ、今まで経験したことのない快感に襲われたことだけが分かった。
「たくさんお潮を吹いちゃうくらいおまんこでイって、気持ちよかったでしょ。わたしの事務室に来てくれたら、また明日も気持ちよくしてあげる。待ってるからね」
セレナはハンカチで汚れた手を拭うと、オレの頭を何度か撫でてから、静かにその場を立ち去った。下着をぐしょぐしょにしたオレと、未だに部屋の中でセックスし続けている二人が残されて、悲しくなって、涙がこぼれた。そんな自分を俯瞰して見ている自分が居て、それでまた背筋がゾクゾクして、肩を震わせた。
──◇──◇──◇──
身体に力が戻ると、直ぐにトイレへ駆け込んだ。濡れに濡れた下着を脱いで、トイレットペーパーで下半身を拭いた。あまりにビショビショで、こんなに漏らしてしまったのかと恥ずかしくなった。
(これ、潮吹いてたって、言ってたよな)
正直、おもらしと何が違うのか分からない。おしっこよりは臭くない気がするけど、出すときの感触は変わらなかった。クリを弄られて吹き出した時はびっくりしたけれど、中を弄られて漏らした時は『あぁ、出ちゃうな』って分かったから、色々と諦めた。
濡れた下着は穿けたもんじゃなくて、できるだけ水気を取ってからポケットに入れた。ただ、代わりの下着なんて持ってきていなくて、このままだとノーパンで残りの時間を過ごすことになる。長いスカートだから捲れることは無いだろうけれど、もしも何かの拍子で見えてしまったら。
「絶対、変態だって思われるよな」
シオンに見られたら、どんな反応をされるだろう。元男のまんこなんて見たくないと言われるだろうか。それとも、良いもの見せてもらったとニヤニヤされるだろうか。それとも……ギラついた視線を向けられて、『そんなに無防備なら襲って良いってことだよな?』とか、言われるだろうか。
「ひ、ひぃ……っ♡」
背筋にゾクリとした痺れが走って、身体が震えた。