※この作品はR-18です。

相方が帰ってこねぇ……   作:性癖を開示する者

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誤字脱字報告ありがとうございます。

今回はほぼ三人称な上にエッチは控えめ。そして絶対に読者の皆さんがサブタイを見て思い浮かべた展開にはなってないぞ。


朝 チ ュ ン。オッサンを添えて

 インラにとって、レイホとは可愛いかつ頼りになる妹である。自分の後先考えない行動などに仕方ないお姉ちゃんだとため息を吐いたり呆れたりしながらも手を貸してくれるレイホには浄化者として何もかもが初心者だった頃から今まで何度助けてもらったことか。

 

 そんな妹にインラは言葉だけではない何かしらのお礼はするべきだと日頃から考えてはいるのだが、何をしてあげれば喜んでくれるのかインラには分からなかった。

 

 高価なアクセサリーなどを渡そうにも、ギデブからことあるごとにプレゼントされていつ付けるんだよとゲンナリしている姿を見たことがある。

 

 料理はレイホの方が美味しいものを作れる。それ以前にインラは料理が得意じゃない。

 

 他にも色々考えてみたが、レイホが心の底から喜んでくれるものをインラは思い付かなかった。そうしているうちに恩だけが積み重なっていく。

 

 そこでインラは考えを変えた。形に残るプレゼントではなく、体験をプレゼントしたらどうか?と。それならインラはレイホより確実に得意なものがある。

 

 エッチである。日々おじさん達の肉棒を扱っているし、女が好きなお姉さん達のあれやそれやをいじったりいじられたりしているのでインラはエッチに関してはかなりの自信がある。レイホを夜の間ずっとアヘらせるぐらいなら朝飯前だ。

 

 しかしインラはレイホの気持ちも考えてそれを実行することはなかった。無理矢理実行する手もあったが、姉妹の絆にヒビが入る可能性を考えると実行出来なかったとも言う。要はひよったのだ。

 

 でも正直な話、日々のレイホを見ていると襲っても大丈夫なんじゃないかと思う時は何度もある。おじさん達を相手にフェラしたり、パイズリしたり……。路地裏で寝転ぶおじさんの上に下着を脱いで座り、素股で肉棒をしごいている姿を目撃した時はそのまま挿れるのではないかとドキドキした。まぁ結局ヤるまではいかなかったが。

 

 ぶっちゃけな話、すっっごくジレったい。挿れられて奥を突かれる快感を知ってしまったインラからすると勿体無いとしか思えない。は、や、く、挿れちゃいなよ‼︎ なんてレイホとおじさんの本番無しプレイを目撃した時に何度思ったことか。

 

 そこでインラは閃いた。私がレイホに挿れられる快感を教えればいいのではないかと。恐らく無理矢理襲うことにはなるが、共に育った自分が相手なら自分が過去に味わった地面に押し倒されて複数のモンスターの手や足で身体を押さえつけられ、抵抗すら許されずに処女を奪われて犯されたあの恐怖も和らぐことだろう。とある理由でインラの中に潜むこととなった存在もそうだそうだと頷いている。

 

 でもレイホに嫌われるかもしれない恐怖にインラはやっぱり勝てず、実行することはなかった。要はひよって(ry

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんな風にレイホの処女を食べちゃおうぜ作戦を思いついた日から今日まで実行せずにズルズルと引きずっているインラはレイホが確保した宿の一室で寝る準備を整えていた。銭湯で自分に群がる男達全ての相手をしていたからかかなり時間は経っており、一応帰ってきたことを伝えるためにレイホの部屋をノックしてみたが既に寝ているようで返事が返ってくることはなかった。

 

 朝になれば乱交のことで何か言われるだろうかと少しビクビクしながらも寝る準備を終えたインラはベッドの中に入り、目を閉じる。

 

 しかし数十分経っても夢の世界に旅立つことは出来ず、目が冴えているどころかインラの吐く息は徐々に荒くなり始める。

 

「おかしいです。あんなに突いてもらって精液も注いでもらったのに……んっ、身体が…熱い」

 

 インラの頬は赤く染まり、何かを耐えるように股を布団の中でモジモジとさせる。それでも耐えれたのは一瞬だけで、無意識に股へ伸びた指が自身のクリをいじり始め、甘い刺激にインラは淫乱な声を漏らした。

 

 自分の身体のことは自分が1番わかっている。なのでこの状態に今なるのは絶対におかしいとインラは理解しているが、原因を突き止めようと考える理性は残っていなかった。

 

 指で自身のクリを刺激しつつ、片胸を揉みしだく。身体を駆け巡る自分好みな刺激に時間をかけずにインラは絶頂し、一度は興奮した気分が落ち着いたが、荒くなった息を整えている間に再び身体はムラムラし始める。

 

 もっと強い刺激が欲しいとインラはベッドから起き上がり、部屋の片隅に置いてあるリュックを漁ってディルドを取り出した。

 

 ベッドに戻り、股を開いて愛液でグチョグチョな膣口にディルドを挿れるインラ。奥深くまでディルドが入り込んだタイミングでスイッチを入れ、身体に走る強烈な刺激に無意識に弓なりに身体がそれた。

 

「〜〜〜っ‼︎」

 

 片手で口を押さえ、隣部屋のレイホに自分の下品な声が届かないようにするインラ。少しだけ我慢すればディルドの刺激でこのムラムラも収まるはずだとインラは考えていたが、いつまで経っても収まる気配がない。

 

 やっぱりこれはおかしいと考えたインラは少し悩んだ後にベッドから起き上がり、内股でふらふらと部屋から出る。廊下のひんやりとした空気が発情で火照った身体に染み渡るのを感じつつ、これが状態異常ならレイホを頼るべきだと長年の信頼からインラは隣部屋へ向かう。

 

 レイホがいる部屋のドアを開こうとするが、当たり前のようにドアは開かない。鍵がかかっていると理解したインラは緊急事態だからと言い訳しながら指先に物質化した光を生成すると、そのまま鍵穴に物質化した光を差し込んだ。

 

 センゼンの村を脅かす危険モンスターを浄化するために駆け回っていた過去、それぞれの地域で誰かが落としたであろう宝箱をピッキングすることで鍛えられた鍵開け能力。

 

 中身を守るために複雑な構造をした宝箱の鍵穴と、そこらの宿のドアの鍵穴なんて比べるまでもなく、数秒で眠るレイホを守るドアは開錠されてインラが部屋に忍び込む。

 

「レ、レイ──っ!」

 

 ベッドの上で眠るレイホに近寄ったインラはここに来た目的のためにレイホを起こそうとするが、眠るレイホの顔を見ると息を呑んだ。

 

 他人に見せるお淑やかな顔や、家族にだけ見せる悪戯っ子みたいな顔。その2つとはまた違う、窓から入り込む月光で照らされた無防備かつ穏やかに眠る安心しきった眠り顔。

 

 それを見た途端、発情していたインラの中で何かがブツンと切れた。

 

 あー、いけませんよレイホ。そんなに無防備だと狼さんになった男とかお姉ちゃんが襲ってきますよ。いえ、もうこれは襲ってくださいと誘っていますね。つまりレイホからのOKサインです。お姉ちゃんはそう判断しました。それを頂かないなんてお姉ちゃん失格でしょう。じゃあ、犯るね?

 

 脳内で誰に向けたかわからない言葉を早口で垂れ流し、手始めにインラはレイホの顔に自身の顔を寄せ、レイホの唇に自分の唇を重ね合わせた。

 

 舌を伸ばし、レイホの唇を舐めとる。しかし奥までは伸ばさない。レイホの舌を味わいたい気持ちは勿論あるが、グッと我慢する。寝ているレイホの口内に手を出すと、食べ物だと勘違いしてレイホが噛み千切ってくる可能性が滅茶苦茶高いからだ。

 

 寝ぼけたレイホに噛み千切られた過去の犠牲者のことを思い浮かべながら、インラはレイホの唇の裏などを舐めながら布団の中へ手を忍ばせ、布団を盛り上げていたレイホの胸を揉みしだく。

 

 そこまですればレイホも反応するようだが、眉を顰めるだけで起きる様子はない。

 

「ふぅ、ふぅ、んっ」

 

 念のためお触りを一時的にやめていたインラは、再び無防備な眠り顔に戻ったレイホの顔を確認しながら自身の膣に挿れたままだったディルドを引き抜いた。

 

 ディルドに付着した自身の愛液が月光でテラテラと光り、これならすぐに使っても大丈夫だと判断したインラはこれからすることの邪魔にならないように布団をめくってからベッドに上がり、レイホに跨った。

 

 インラの体重も加わり、ベッドが軋む。それを気にせずにレイホの服や下着を脱がし、露わになった膣へディルドの先端を突っ込もうとしていたインラだったが、レイホの呻き声が耳に入ると冷や水を浴びせられたかのように全身がピンと伸びた。

 

「んん……、ん、お姉ちゃん……?」

 

 慌ててインラが振り向くと、既にレイホの目は開いてインラを見ていた。ここからレイホを寝かすのは無理だと即座に判断したインラは、どうにか誤魔化せないかと思考を回す。

 

 何故ならレイホは睡眠と食事の邪魔をされることを嫌うからだ。緊急事態ならまだしも、ただの夜這いは確実にアウトだろう。

 

「あ、起きました?」

 

 苦肉の策で久しぶりに姉妹で寝たくてこっそり忍び込んだけど起きちゃいましたか風を装おうとしたインラだったが、顔は淫乱だし左手のディルドは全く隠せていない。

 

 当然そんなお粗末な演技に騙されるレイホではなく、レイホは寝ぼけながらも視線をあちこちへ向け、インラの左手に握られたディルドに気付くと寝ぼけてトロンとしていた目尻が徐々に吊り上がっていく。

 

「お姉ちゃん、俺に何をする気だった?」

「あー、えーと……」

 

 低い声で問いかけてくるレイホ。どう見ても怒っているレイホにインラは冷や汗をダラダラと流しながら視線をレイホから逸らし、自分の人差し指の指先同士をちょんちょんとつつかせながら言い訳を考えるが、今の怒ったレイホにキスをしてそのまま姉妹で禁断のグチャドロエッチがしたいという願望ばかりが頭に浮かんで言い訳は何も思いつかなかった。

 

「お姉ちゃんとエッチしよう?」

「……ギルティ」

「えぇい! 実力行使です‼︎ エッチなレイホが悪いんですからね‼︎」

 

 村のおじさん達みたいに正直に言ってお願いすればレイホも許してエッチしてくれるかなと試してみたが、返事は無情だった。インラの目的を知ったレイホの表情がスンと抜け落ち、据わって目でインラを見つめている。

 

 ここまで怒ったレイホなんてインラでも久しぶりに見たが、それで諦めるようなインラではない。エッチな貴女が悪いのだという責任転嫁も甚だしい暴論と共に手をワキワキとさせながらレイホへ襲いかかる。

 

 レイホの両胸を鷲掴み、無防備な唇へ再び口付けしようとするインラ。しかしレイホの瞳が虹色に輝くと、身体が石のように固まって自分の意思ではぴくりとも動かなくなった。

 

 レイホが保有する7つの魔眼の一つ、停滞の魔眼を使ったのだとインラは理解するが、こうなってしまった以上はどうにも出来ない。

 

 このままお説教かとインラは内心でがっくしと肩を落としたが、レイホはそんなインラの予想とは違って停滞の魔眼で固まった彼女をおいてベッドから降り、自身のリュックを漁り出す。

 

「まぁ、たまにはお姉ちゃんと遊ぶのもいいか」

 

 そんなことを言ってレイホが取り出したのはインラが使っているディルドは子どものおもちゃだったのかと勘違いしてしまうほどに太く、竿部分にイボイボが沢山ついたディルドだった。それをレイホは机に置くと、今度はゴテゴテとしたベルトを取り出した。

 

 ベルトの何かを取り付けるであろう部分にディルドをはめ込み、外れないことを確認してからそのディルドを自身の股に来るように調整してベルトを自身の身体に巻き付けて固定するレイホ。

 

 まるで勃起した肉棒みたいなディルドを装着したレイホがベッドに戻ってくると、今度は動けないインラをベッドに股を開いた状態でうつ伏せで倒れるようにしてから自身もインラの背中に覆い被さるようにレイホは寝転んだ。

 

「じゃあ、お姉ちゃん。一緒に遊ぼっか?」

 

 ディルドの電源を入れ、インラが使っていたものとは明らかに違う振動音を響かせながらレイホはインラの首へ腕を回す。簡単には逃げれないようにしてからレイホはインラの耳元で囁き、お尻から伝わってくるディルドの強振動にインラはゴクリと唾を飲む。

 

 これから自分はどうなってしまうのかと微かな恐怖と大きな期待で愛液が垂れ始めたインラの膣へ、レイホは下着越しの股に装着したイボ付きディルドを突き挿れるのだった。

 

 

 

 

 

 

「さて、そろそろいいかな」

 

 宿の一室。管理人の部屋の椅子に座っていた宿の主人である男はポツリと呟いた。彼の視線の先には透明なガラスが付いた壁の中で1つの装置が稼働している。

 

「あの姉妹はどっちも好みの体付きだし、しばらくは楽しめそうだ」

 

 今頃は装置から排出される媚薬成分を多量に含んだ無色透明な空気が管を通って各部屋の小さな穴から漏れていることだろう。今までの経験上、そろそろ発情して自慰をしているはずだと男はニヤリと笑う。

 

 装置を止めてから姉妹の部屋の鍵を持ち、男はゆっくりと2人がいる部屋に向かう。廊下を歩くたびに少しの足音と木の床が軋む音が響くが、男は全く気にしないどころか、わざと音が鳴るように歩いている。

 

 男はこの音に気付き、装置から排出される空気を吸って発情した雌が息を潜めて自慰を止めるのが好きだった。男が通り過ぎるのを必死に待ち、いつまでも部屋の前で居座る男に我慢の限界が来て自慰を再開する雌が好きだ。我慢している雌の顔を妄想するだけで勃起が止まらない。

 

 自分がいきなり部屋の鍵を開けて入ってきた姿を見た雌の反応は様々。怒ったり、恥ずかしがったり、逃げようとする雌もいる。そんな雌達を押さえつけ、自分の肉棒を見せ付けたり押し付けたりしてやると、最終的に自分から挿れて欲しいと懇願してくるのだ。

 

 最初はこんなことをするなんて許さないなどと男を睨みながら言う雌もいるし、万全に動けるのなら男をボコボコに出来る雌も多い。だから男は犯す前に相手の反応を確かめ、相手に反抗する意思があると分かれば動けないうちに地下へ連れ込む。そして四肢を拘束してから催淫ガスを噴射するマスクを装着させてずっとディルドなどで快楽を与え続ける。

 

 もちろん男自身も時間があれば捕まえた雌を犯し、その際にここから逃げることは出来ないのだと、お前はもう俺の性処理道具なのだと徹底的に身体と心に教え込む。そしたらどれだけ気が強い雌もいつかは心がポッキリと折れ、どうせ逃げれないのだからと快楽に身を委ね始める。そこであえて解放してやるのだ。

 

 といっても大半の雌は解放されても監禁されていた頃に経験した快楽を忘れられずに男の元へ帰ってくるようになるのだが。

 

「さて、今回は姉から頂こうか。……ん?」

 

 今回はどっちも見た目が好みだから、いつもより激しめに調教して解放しても必ず戻ってくるようにして、戻ってきたら従業員兼肉便器として雇うのもアリだなと男が考えながら歩いていると、姉妹がいるであろう部屋辺りから微かに声が聞こえてくる。内容的に独り言ではないだろう。

 

「おいおい、2人でヤってんのかよ」

 

 男の笑みが深くなる。2人でいるのなら片方を犯している間、もう片方に見せつけるのもいいし、2人を並べて交互に犯すのも良いなと男は妄想する。そんな妄想をしたからか男は早く2人を犯したいと自分でも気付かない程度に歩く速度が速くなっていた。

 

 だが男は部屋に到着して見た光景に思わず口を開いて愕然とした。

 

「ご、ごめっ、ごめんなさい‼︎」

 

 うつ伏せに寝転んだ姉ことインラに妹ことレイホが重なり、枕に顔を埋めて必死に謝るインラを無視してレイホがインラのお尻に腰を力強く打ち付けている。その行動は男が今まで見てきた発情した女同士の可愛い慰め合いではなく、雄が雌にするような快楽だけを優先した暴力的な性行為。

 

 インラを見つめるレイホの目は据わっており、淡々と姉の膣へ股に装着したディルドをピストンしている。ディルドだからか絶頂などもなく、姉が絶頂しようとお構いなしでただただピストンを続けている。2人の腰辺りのベッドのシーツは扇状に濡れており、濡れ具合からインラは既に何度も絶頂しているのだろう。

 

 男は姉妹の性行為に気押された。本能的に自分があの場に交ざることを恐れたのかもしれない。

 

 ここにいてはいけないと無意識に後退りをし、木の床が軋む。その音が聞こえたのか、インラにトドメの一撃と言いたげに力強く腰を打ち付け、一際大きなインラの絶頂の声が収まったところでレイホの視線が男の方へ向いた。

 

「……あぁ、貴方もですか。お姉ちゃんは動かなくなったし、良いですよ。相手してあげます」

 

 グリグリとインラに擦り付けていた腰を離し、連動して抜けたディルド。凶悪な形をしたそれでずっとピストンされていたインラは枕に顔を埋めたままガニ股状態で動く気配がない。いや、正確にはピクピクと痙攣しているが、起き上がる気配が無い。

 

 真っ赤に染まったインラのお尻をペチンと弱めに叩いたレイホがベッドから降りて男の元へ来る。そこでやっと店主は部屋の入口に来てから感じていた微かな違和感の正体に気付いた。

 

 この雌、発情していない。それに気付くなり男はこの部屋の壁や床へ視線を向け、媚薬成分を多量に含んだ空気が入り込む穴が何かで全て塞がれていることを理解した。

 

 男が感じるのは危機感。それもそうだろう、男は今まで発情して抵抗もままならない、または抵抗すら出来ない雌を一方的に犯していただけなのだから。

 

 月が雲に隠れたことで月光が遮られ、真っ暗になった室内でレイホの虹の瞳が爛々と輝く。

 

 逃げなければ。結論が出るのは早かった。しかし遅かった。虹の瞳に見つめられ、身体はピクリとも動かない。

 

 男が戸惑っている内にレイホが追いつき、男と手を繋ぐ。そしてインラが占拠しているベッドを見ると、インラをベッドからどけるのは面倒だと考えたのかレイホは店主の手を引いてインラが泊まっていた部屋へ向かう。

 

 インラが泊まる部屋のベッドに転がされた店主の危機感が悲鳴を上げていた。それは正しく、先程のインラのようにうつ伏せに転がされた男のズボンにレイホは手をかけて下着まで剥ぎ取った後、男の背中に覆い被さると彼の尻穴をディルドで探し始めたのだ。

 

「お、おい、何をする気だ⁉︎」

 

 いつもなら嬉しいはずの背中に柔らかい胸が押し付けられる感触。しかし今回ばかりはそこへ意識を集中させる余裕はなく、顔が青く染まるのを感じながら唯一動く口でレイホに問いかける男。そんな男の質問にレイホは答えず、淡々と穴を探す。

 

 そして穴を見つけると、レイホは腰で押しつけて股に装着されたディルドを侵入させようとする。

 

「や、やめろ! 俺は男だぞ⁉︎」

「知ってますか? 男だって女として扱えば女になるらしいですよ」

 

 んなわけないだろ‼︎ そんな言葉を男が吐く前にレイホは腰を突き出し、静かな村を切り裂くように男の悲鳴が響き渡るのだった。

 

 

 

 

 

 

 やりすぎた。

 

 いつもより遅い時間に目が覚め、鳥の声を聞きながら身体を起こし、隣で眠る宿の主人を見て最初に思い浮かんだのはこれだった。酔っ払っていたわけでもないため夜のことは一から全部覚えており、これには思わず顔を両手で覆って天井を見上げてしまう。

 

 我が姉はともかく、ここの主人にはあそこまでするつもりは無かった。でもこの部屋に入ってから急にムラっとしてしまって……うん。いけるとこまでいってしまった。もしかしたらあの部屋には媚薬成分が含んだ空気が含まれていたのかもしれない。きっとそうだ。

 

 そもそもの話、この人がなんで俺達の部屋に来たのかわかっていないのもマズイ。夜這い目的で部屋に来たのならともかく、単純に俺達がドタバタしてたから様子を見に来たみたいな理由だったら俺は問答無用で主人を襲った女になってしまう。

 

 女の身で主人の後ろの初めてを頂いてしまったのは罪悪感があるが、やっちゃったもんは仕方ない。……なんて言えたらどれだけ楽か。まぁ隣で寝ている主人も最後あたりは喜んでいたのでそこだけが救いか。

 

 とはいえ居心地が悪いのは変わらないので、隣で寝ている男を起こさないように静かにベッドから降りた俺は自分の部屋へ向かい、グースカと気持ち良さそうに寝ている姉の赤みが引いたお尻を叩いて起こし、自分の部屋に荷物を取らせに行ってその間に俺も身支度を整える。

 

 可能ならこのまま気付かれずに村から出てしまいたかったが、残念なことに主人も起きてしまったようで隣部屋に荷物を取りに行った姉と話している声が聞こえてくる。

 

 こっちに来るのではないかと少し身構えたが、主人はそのまま1階へと降りていった。恐らく宿としての仕事をしに向かったのだろう。

 

 ラッキーと内心で思いながら荷物を纏めた俺達は忍び足でこっそりと宿を後にしようとするが、出入口のドアを開こうとしたタイミングで裏に引っ込んでいた主人が出てきてしまい、目が合ってしまう。

 

「ま、また来いよ……」

 

 頬を赤く染め、お尻を片手で撫でながら俺達…というよりか俺を直視しないように視線を逸らしてそんなことを言う宿の主人。やめてくれ、そんな恋をした乙女みたいな反応をされるとどう対応していいのかわからなくなるから。

 

 恥ずかしそうにモジモジするオッサンを前にして俺が出来たのは曖昧な笑みを浮かべるのみ。もしかすると俺はこの人に新たな扉を開かせてしまったのかもしれない。実際この世界は女が男を逆レイプすることはあるが、ディルドを使って擬似的なセックスで男の穴を掘る奴なんて希少種だし。

 

 うん、もうこの村に寄るのは辞めよう。そう心に決めた俺は主人の言葉で夜のことを思い出したのか主人と同じように頬を赤く染めてお尻を押さえながら身体をくねくねさせている姉を連れて逃げるように村から飛び出して旅を再開する。

 

 しかし精神的に疲れていた俺は早くゆっくりしたかったので、次の村で馬を借りることに。紳士男のおかげでお金はあったので1回の使用料は高いが高性能の馬を借りて一気に首都を目指す。

 

 高性能というのは伊達では無かったようで、本来の予定を大幅に短縮して俺達は首都のホリフェンに到着。元から余裕がある計画だったのに更に短縮されたので、ホリフェンに入ろうとする人も普段通りの人数だ。そのおかげで大して待つ必要もなく俺達はホリフェンに入ることが出来た。

 

 1年程度離れていたからか、ところどころ知らないものが出来ていたりする道を歩いて俺達は実家を目指す。

 

 実家がある場所に到着すれば、記憶通りであるようで少し古くなった実家が変わらず建っていた。

 

 物騒な世界観なので、変わらない実家を見ると何故か安心してしまう。そんな時にふと視線を感じ、隣を見れば姉が俺のことを見ていた。

 

 しばらく見つめ合い、ほぼ同時に笑みを浮かべる。そして2人で並んで実家の呼び鈴を鳴らすのだった。




宝箱

それぞれの地区やモンスターの巣にもある誰が落としたのかわからない箱。中にはいろんなアイテムが入っている。

外やモンスターの巣など、基本的に所有者がわからない箱は発見者が好きにしてもいいが、宝箱なだけあって施錠されていることが多い。そんな宝箱は高価なものや、近くのボスモンスターに有効なアイテムが入っていることが多いので積極的に狙おう。

しかしたまにミミックが擬態しているので、宝箱を開ける前は観察を忘れずに。ミミックは口呼吸しか出来ないため、擬態してても呼吸のために1分間隔で口を開くのでそこで判別可能。

だがその対抗策を作り出した人間の雌を犯すためにミミックも進化しており、口内に呼吸に必要なものを取り込んで口を開かなくても呼吸出来るようになった個体も確認されたため、今は宝箱は後ろから叩いて確認が主流になった。

どこぞかの妹は原作知識でこの宝箱は安全かつ攻略に必須級のアイテムがあると言いながら教会地下にいつの間にか出現していた上記の個体が更に進化した鍵付き呼吸要らず叩かれてもジッと我慢ミミックに引っかかり、上半身を触手だらけの口で咥えられて両脚をバタバタさせていたところを姉に救出されたらしい。妹曰く、苦労して鍵を開けたらミミックでしたは流石に酷くないですか⁉︎ とのこと。ちなみに助けられなかったら魔眼を発動する前に突っ込んできた触手が口から入ってお尻の穴からこんにちはしていた。ついでにそのミミックは教会地下の番犬もとい番箱として普通に飼われている。


宿の主人

一夫多妻の男。しかし嫁は全員宿に泊まったことで主人に犯され調教された被害者。だが快楽を身体に刻まれているため、本人達は幸せそう。

宿の隣には連結した酒場があり、妻達はそこで働いている。そこで出るミルクは絶品だと評判。出所はもちろん妻達である。

寝取られることを恐れているため、週に一度は調教に使った道具を使って妻達に快楽を叩き込んでいる。

今回犯す予定だった妹に尻を掘られたことでヤられる側の気持ち良さに気付いてしまい、自分の世界が広がったが、自分を掘ってくれる奴があまりに少ないためこれからは悶々とした気持ちを抱くことになる。

ゲームでは個人ではなくシナリオ途中で主人公がパートナーの原作祈手と共に行動している際に寄る、とある村の2つある宿のうち安い側の主人として登場。主人の行動で発情した主人公と祈手が宿の一室で百合エッチをしている時に現れ、そのまま2人をレイプするというエッチシーンなので女の間に挟まる男を許さないプレイヤー達から目の敵にされている。

ちなみにエッチシーンは3段階あり、1段階目は百合エッチに乱入して宿の主人が2人をレイプ。2段階目は宿の主人を加えた多数の男が2人と乱交。3段階目は宿の一室で主人公と祈手がそれぞれ男に種付けプレスをされ、部屋の外では多数の列待ち男が並んでいるシーンとなっている。

1回目祈手セリフ
エッチ前
「宿が決まったんですか? 『主人公の名前』、ありがとうございます」

エッチ後
「………………」
頬を赤らめている

2回目セリフ
エッチ前
「『主人公の名前』、ここは……その……。いえ、お金は節約するべきですもんね。行きましょうか」

エッチ後
「あの数の男に乱暴されて……気持ち良いなんて……」

3回目セリフ
エッチ前
「あっ……。いえ、大丈夫です。いきましょう」
目を閉じて頬を赤らめている

エッチ後
「…………」
頬を赤らめたままぼんやりと遠くを見つめている

4回目以降は何もないが、何度も繰り返すと祈手が妊娠する。祈手がガッツリ犯されるシーンは祈手を操作出来るDLCを除けば数少ないので、祈手の妊娠差分が欲しいプレイヤーはここでグチャドロに祈手を犯そう。なお、3回このイベントを見ると、祈手に相談するの項目に『お金が足りない』が出現し、それを選択すると祈手も教会から出て働くようになる。主人公の行動次第では祈手に売春させることができ、特定の場所に行けば男と祈手の性行為を見ることが出来るぞ。
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