相方が帰ってこねぇ…… 作:性癖を開示する者
……今回の後書き、最後あたりに個人の性癖が出ているので注意を。
触手達といっぱい楽しんだからか心なしか肌がツヤツヤした俺は、楽しんでいたのに2回のイキ地獄でゲッソリした様子の姉の両脚を掴んで引き摺りながら村へ帰還していた。
チラッと姉を見ると流石に落ち着いたのかアヘっていた表情は元に戻り、今は無抵抗で引き摺られながらぼんやりと空を見上げている。しかし腰から下はまだガクガクしているので歩くのは難しそうだ。
「で、どうしてわざわざ触手達の場所まで行ったんだ?」
「…勿論エッチするためですよ」
「それもあるだろうけど、他にもあるだろ? お姉ちゃんは小さい約束とかは破る時もあるけど、今回みたいな俺にも迷惑がかかる約束を破ったことなんて……多分一度もなかった」
「そこは断定して言って欲しいです……」
表情が落ち着いているなら話せるだろうと気になっていたことを質問してみれば、少しだけ間を空けてから返答が返ってくる。
予想出来た答えにそれだけじゃないだろうと立ち止まって姉に視線を向ける。ついでに姉の脚を掴む手に力を込めて言外に逃がさないと伝えれば、姉はそっと俺から視線を外した。
「……助けたい子がいるんです。その子のために今回のことはどうしても必要でした」
「エッチが必要? それとも触手の精液が必要なのか?」
「エッチの方です」
ぶっちゃけ隠し事があると思ったのはただの勘だったけど、どうやら的中していたようで姉は観念したかのように俺にもう一つの理由を教えてくれた。そうだよな、姉は破れば妹にも迷惑がかかる大切な約束を置き手紙だけでブッチする奴じゃないよな。まぁ絶対に勝って約束を果たします系だと普通に負けて結果的に約束を破ることになるパターンは過去に多々あったが、流石にそれはノーカンでいいだろう。
とりあえずよかった。これでなんの理由もなくヤりたくなったからヤってきましたイェーイ! とかだったら村の合法な薬をふんだんに使って感度を倍にしてから停滞をかけて触手の巣に1日放置するところだった。
それにしても…助けるにはエッチが必要って何? パッと脳内に浮かび上がったのはサキュバスやインキュバスなどのモンスターだが、アイツらはエッチすると回復するみたいな能力は持っているけど自分でヤらないと効果がなかったはずなので姉が代わりにやる必要はない。
……うん、わからん。ここらで生息するモンスターは把握しているつもりだけど、外来種みたいな俺でも知らないモンスターだとどうしようもない。しかし外来種はまず自分が食物連鎖のどの地位にいるのか確かめるために暴れるので教会の探知装置が反応するはず。
なら姉の身体に洗脳などの状態異常がついてないかを確かめるために俺が使える最高位の回復魔法を使うが、反応はなし。疲労以外は全て問題ない範囲だった。
うーん、俺の回復魔法に反応がないなら洗脳などの線は薄いか? でも魔法も万全じゃないから魔法に反応がないなら大丈夫‼︎ とはならないんだよなぁ……。天眼で姉の体内を含めた全身を見ても怪しい刻印とかは見当たらないし、とりあえずしばらくは様子見するしかないか。
「一応聞いとくけど、今までのエッチ関係って全部その助けたい子のためってこと?」
「確かにそうですけど、エッチしたいのは私の意思ですよ」
「触手達のところに行ったのも?」
「はい!」
「ふーん、じゃあお姉ちゃんは村に帰ったら男禁止な」
「はい! ……えっ?」
もし姉がそいつのせいでエッチ大好き人間になったのなら俺はそいつを最低1回は殴るつもりだったが、姉の表情を見るにその線はない。むしろ助けるには必要だからを口実にもっとエッチしても問題ないかと思案している顔になっていた。
そんなわかりやすい姉に内心で俺はため息を吐き、シリアスっぽい雰囲気からいつもの雰囲気に戻った姉の男禁止は許してという懇願を無視して村に帰るのだった。
◆
センゼンの村の食料は基本的に商人から買い取るスタイルとなっている。一応農作物の収穫なども行っているがモンスターがそれなりに出る地域なので安定はせず、生活の主軸にするのは難しいので趣味以外でしている人は少ない印象だ。
「いつもご苦労様です」
「いえいえ、毎度ありです」
教会の入口に雇われの男達が食材を運び込む姿を尻目に俺は目の前に立つ男達の雇い主である商人へお金が詰まった袋を渡す。俺から袋を受け取った商人は特に確認をすることもなく自身が乗ってきた馬車へ袋を置いた。
本来なら袋を開けて中身をしっかり確かめるのが普通なのだが、貴方達を信じていますと伝えるためにあえて中身を確認しない人もいる。しかしお金が入った袋を受け取った後、商人側で袋の中身をこっそりと入れ替えてオタクらが袋に入れてたのお金じゃないんだけどどうしてくれるの? あーあ、信用してたんだけどなー? とりあえず訴えるからね? みたいなクソムーブをかましてくる悪徳商人もいる。
大体は既に周りに手回しをされて逃げれない状況になっているので対策をしておかないと何を言っても誰にも聞き入れてもらえず、償うという名目で商人の家に連れ去られてたっぷりと調教されてペットにされてしまう。ちなみにゲームのバッドエンドの一つである。
だから袋の確認は俺達みたいな支払い側にとっても滅茶苦茶大切。そのため普通なら商人が見ないで受け取ろうとした場合こちら側から確認してくださいと言う必要があるが、今回みたいにあえて俺が何も言わないことでこちらも貴方を信用していますと言外に伝えることも出来る。まぁこの人はこの村の常連みたいな商人だし、それに加えてゲームでもエッチシーンが無い名も無き商人として出ているから安心出来る。仮に相手が知らない商人や顔見知り程度の商人なら俺から袋を開けて中身を見せてから渡しているわ。
そんなわけで俺の目の前にいる商人は安心安全。流石に色々見えてる服で誘惑ダンスをしたらヤバイかもだが、逆に言えばそれぐらいしないとこの人は動かない。むしろ警戒しないといけないのはあちらだろうと目の前の商人に視線を合わせながら天眼で違う方角を見れば、そこには怪しい笑みを浮かべた別の商人がリリアと男禁止の1週間を乗り越えた姉に向かって商品であろう装飾品を見せていた。
記憶を掘り起こしてみても、視線の先にいる商人の顔なんて俺の中にはないので恐らくあの商人の男は初めてこの村に訪れたのだろう。熱心に姉達へ商品を説明する姿は顧客をゲットしようと頑張っているようにも見える。
でも怪しいんだよなぁと観察を続けていると、商人の説明を聞きながら彼が持つ装飾品を見ていた姉達の動きが鈍くなり始め、やがてぼんやりとした表情で棒立ちになる。そんな2人を見て商人は心配そうに2人の肩を掴んで揺らしたが、2人が反応を返さないことを確認すると心配そうな表情を一転させて悪役らしい怪しい笑みを深めた。
「ふぅ、全くあの2人は……。すいません、少し外します」
悪人ヅラした商人の護衛によって目立ちにくい場所に停められた馬車へ連れ込まれた2人に俺はため息を吐き、目の前の善良な商人に頭を下げたあと2人の元へ。
天眼の透視で馬車の中を見れば、広い馬車の机の上に寝転がされている2人の姿が見えた。服は軽く脱がされているのか胸などが丸見えになっており、ズボンを脱いだ周りの男達は興奮しているのか既に肉棒は勃っていた。
姉には商人の男、リリアには商人の護衛だった1人が2人の開かれた両脚の間に入り込んでおり、自身の肉棒の亀頭を2人の無防備な膣の入口に押し付けている。しかし今は姉達の反応を楽しむことを優先しているのか入っているかわからない程度に浅く挿れたかと思えば引き抜くを繰り返しているようだ。
自分達を見下ろす男達をぼんやり状態から回復した姉は睨み付け、乱暴行為に耐性がないリリアは顔を青くしているが2人とも動く様子はない。相手を睨んでいるということから姉が真面目状態なのはわかるが、隣にリリアがいるとはいえ動かないのはおかしいので確実に商人側から何かされている。怪しいのは商人がこんな状況なのに手放していない装飾品か?
とりあえず近くの村人に村の自警団を呼ぶようにとハンドサインを送り、村人が頷いてから走っていくのを見送る。その間にも状況は進み、馬車の中では睨む姉が気に入らないのか商人の指示で男の1人が姉に無理矢理自分の肉棒を咥えさせ、嫌がるリリアにも別の男が同じように咥えさせていた。それぐらいならまだ良いのだが、馬車の荷物から謎の液体が入った注射器を取り出し始めたので自警団を待つ時間は無いと判断。出来るなら天眼からの停滞コンボで封殺したいが、停滞は一度に多人数を止めることが出来ないので今回は相性が悪い。
久しぶりに見たこのまま放置すると人生ゲームオーバーとなるタイプのエッチに気を引き締めた俺は独断で突入する前にしっかりと俺自身に状態異常を無効化する魔法をかける。そして馬車に誰か来ないように見張りをしていた男を音を鳴らさずに手早く無力化してから姉達が連れ込まれた馬車のドアを緊急を装った荒いノックで叩いた。
姉達の腰を掴み、ゆっくりと自身の肉棒を2人の膣へ侵入させていた男達は俺のノックに舌打ちし、商人の男が顎で見てこいと隣の男に指示を出す。それを受けて馬車から顔を出した男に俺は指先を向けた。
【パラライズ】
「ぐぅあ⁉︎」
黄色の電気が指先から弾け、出てきた男に直撃。全身が麻痺した男はその場で崩れ落ち、その音に気付いた中の男達の視線が俺に集中した。
ドアが開いたことで俺と姉達の間に障害物がなくなったので、すかさず状態異常の解除も含めた回復魔法を放つ。
既に肉棒を咥えていることから淫乱モードになっていないかだけ不安だったが、幸いにもまだ真面目モードだった姉は手の中に光の剣を作り出すと即座にそれを振り回し、馬車内の男達へ攻撃。人相手には不殺傷になる剣は対象を斬り裂くことはないが、精神に大きなダメージを与えるため光の剣が身体を通り過ぎると男達はまるで斬られたかのように崩れ落ちた。
「……ふぅ、助かりました」
「全く、お姉ちゃんは私が知らない人には気を付けろって言ったのを忘れたんですか?」
「レイホ様‼︎ まだです‼︎」
制圧された馬車の中で、姉が一息ついたのを見てから俺は姉に小言を言いながら馬車へ乗り込む。ぶっちゃけ姉が倒したのだから大丈夫なのだと俺は油断していた。
リリアの悲鳴じみた警告に意識が戦闘へ引き戻されるが、その頃には姉に斬られたはずの商人の男が起き上がり、指輪が沢山ついた片手で俺の顔を掴んで固定。俺が何かする前に眼前へ姉達にも向けていた装飾品をかざした。
「レイホ⁉︎ その光を見たら駄目です‼︎」
間近で見ると人の目を模した気持ち悪いデザインの装飾品から紫の光が放たれる。男に掴まれたことで目も逸らせず、俺は紫の光を直視することに。姉が焦り、男は笑みを深める。しかしいつまで経っても俺に変化は訪れなかった。
「な、何故です⁉︎ 状態異常無効も貫通する洗脳と催眠の合わせ技ですよ⁉︎ おら!催眠‼︎」
商人の男が変わらない俺に困惑し、もう一度装飾品を俺の眼前に突き出して使用する。先程と同じように紫の光が俺に照射されるが、やっぱり変化はない。
頑張って俺を催眠しようとする商人に、何故催眠が効かないのか気付いてしまった俺は内心で彼に謝罪する。多分これに気付くことが出来るのは魔眼を多数所持している者か、魔眼に詳しい人だけだろう。
俺は多数の魔眼を瞳に宿しているのだが、実はその一つ一つが起動していなくても常に容量を要求してくるのでかなり瞳のリソースがカツカツなのだ。なので俺は基本的には魔眼のリソース確保を優先し、視力は二の次としている。最悪失明しても天眼を使えば視界の確保は出来るからな。
恐らく商人の催眠は、光を見たことで脳に何らかの指示や暗示を送り込むタイプの催眠だと思われる。先程状態異常無効なら貫くととんでもないことを言っていたことからもわかるが、かなり強力なタイプだろう。
だが悲しいかな。催眠洗脳の力が強すぎて催眠洗脳が脳に指示を刻み込むよりも先にその強力な指示を受け取る中継地点の瞳のリソースが限界を迎えたため、俺は一時的に失明した。そのため催眠洗脳の光も強制的にシャットアウトされ、結果として不発。
うん、俺からしたら装飾品が光ったと思えば次の瞬間には視界が真っ暗になっててぶっちゃけ何にも見えてなかった。多分何度も見せて徐々に洗脳とか催眠をするタイプなら俺にも効いたと思うけど、今回のは些か効果が強すぎたな。
「なんか…ごめんなさい」
「うっ……、クソ……これで終わり……」
エロゲー世界の人物は催眠洗脳に勝てないというお約束を破ってしまったことに少しだけ罪悪感を感じていると、商人のお腹から光の剣が生える。商人の男は俺から手を離して自身の身体に生える剣を掴もうとするが、それよりも早く姉が剣を引き抜いたことでその場に崩れ落ちた──。
「……じゃなぁい‼︎‼︎」
「きゃっ!」
「ゴキブリですか貴方は⁉︎」
──かと思われたが、男の指にはめられた指輪の宝石が不自然に割れると共に商人の男は起き上がり、俺を突き飛ばして馬車の外へと飛び出した。そのしぶとさに姉は思わずといった風にこの世界にもいる虫の名前を叫んだが、俺は俺で無意識に出た女の子らしい声に少し頬を赤らめていた。
「リフ! 離れて‼︎」
しかし今は恥ずかしがっている場合ではないと天眼を起動して視点を馬車の外へ。姉の焦る声から何かマズイことでも起きていると予想出来たが、どうやら近くに外へ遊びに出かけていたリフがいたらしい。
友達らしき子と手を繋いで歩いていたリフに商人は悪どい笑みを浮かべて駆け寄り、その商人に気付いたリフは友達の手を引いて逃げ始める。だが逃げきれないとわかると友達の前に両手を広げて立ち、自分の小さな身体で友達と迫る商人を隔てる壁になろうとした。
「立派です。リフ」
俺が呼んでおいた自警団がすぐに気付いて商人を押さえつけ、追いついた姉が再び商人を剣で突き刺したため友達の盾になろうとしたリフの覚悟は結果を見ることはなかったが、その勇気による行動は本物だったと俺は称賛しながらまだ抵抗しようとする商人にトドメで停滞の魔眼を使うのだった。
◆
さて、後処理の時間である。
リフを抱きしめて沢山褒め、リフと一緒にいた帽子を深くかぶって顔がよく見えなかったタケ君にも怖かったよねもう大丈夫だよと抱きしめて同じことをした後、怖かったのかリフの顔が真っ赤になっていたし、タケ君もモジモジしていたので近くの信頼出来る村の人に預けてから俺は自警団に縄でぐるぐる巻きにされた男達を見下ろした。
丁度良かったので商人が持っていた洗脳催眠の装飾品を使って姉達を狙った理由を聞いたところ、この村を通った後に大きな街へ向かう予定だったらしく、どうせならここで何人か攫って性奴隷として売ってお金にしようと考えたらしい。
んで女を吟味していたら俺達を見つけてしまい、あれは金になると判断。宿で攫う計画を立て、あとはそれを行うタイミングを探っていたところで別の商人が来たので丁度良いと行動を開始。それでこうなったわけだ。
ちなみに計画が上手くいったら姉とリリアは性奴隷として売り、俺は男達共有の性処理道具にする予定だったとか。やめろよ、想像したら子宮が疼くじゃないか。
「で、レイホちゃんはコイツらをどうするんだ?」
「そうですね…。前科もありそうですし、もっと大きな場所に引き渡しましょうか。すみませんが1番近い街に連絡をお願いします」
「はいよ、迎えが来るまではウチの牢屋に押し込んどくか?」
「……いえ、引き渡した先で色々聞かれると思うので、彼らが素直に話したくなるように性導騎士の方へ押しつけておきましょう。リーダーのガイスキさんを呼んできてください」
隣に立った自警団に所属する青年がこの後のことを聞いてくるので素直に答える。その際にさりげなく青年の手が俺の尻を揉んでくるが、今は妄想で子宮が疼いているので素直に揉まれておく。
俺の身体が邪魔で自分達が性処理道具にしようとした者が目の前で尻を揉まれていると気付いていない商人を筆頭とした男達は性導騎士と聞いて俄かに騒めいた。そのうち数人はだらしなく顔を歪めている。
まぁこの世界には教会お抱えの見た目麗しい女性だけで結成された聖導騎士がいるからな。多分そっちにお世話になると思っているのだろう。
だがその妄想は数分後に粉々に砕け散った。
「あらぁ〜ん、この坊や達を私達に譲ってくれるのねぇん?」
「はい、ガイスキさん。自分達の行いを細かく話したくなるほど沢山可愛がってあげてください」
「いいわぁん、私の息子も張り切ってるわ」
捕まった男達は雨に濡れた子犬のように震えていた。彼らの周囲を囲むのは化粧を施した半裸のムキムキマッチョな男達。そんな人達が自分達に向けて肉棒を勃起させているのだからそりゃ怖いだろう。
センゼンの村は性に関してはかなりの無法地帯だ。そのためこんな感じで男が好きな漢も何処からともなく湧いてくる。そして放置しているとその漢が別の男を襲い、その際に襲われた側が目覚めてしまえば漢が増える。
今はそこそこ数が増え、漢同時で喰らいあっている上にリーダーが穏健派なので大人しいが、たまに味変が欲しいのか夜の村を徘徊しだすのでこうやって村外から来たかつこの村で悪さをした奴らを与えているのだ。
「じゃああとは頼みますね。くれぐれも壊さないように」
「わかってるわよん。久しぶりの味変だもの。たっぷり可愛がってあげなくちゃ勿体無いわん」
どれにしようかしらと舌舐めずりをしながら男達を選ぶガイスキさん。男達は悲鳴をあげ、商人の男は催眠洗脳の装飾品があるのだからコイツらはいらないでしょうと醜く叫ぶが、あんな危険な道具を放置して別の人間に悪用されたら最悪なので少し前に独断で破壊させてもらった。
とはいえそんなことを教えてやる義務はないので商人の声は聞き流し、男同士が乱れる光景なんて見たくない俺はガイスキさんが味見と称して男達の服を脱がし始めた時点で視線を逸らして足早にこの場を去るのだった。
時間は過ぎ、現在は夜。村の一角では恐らく現在進行形で掘られている男達の悲鳴が響いているのだろうが、俺達の人生を終わらせるかもしれないエッチを仕掛けてきたのだから可哀想とは欠片も思えない。
素直にエッチさせてくださいと来たら姉とリリアは応じてくれたのに馬鹿な人達だと思いながら本を読んでいれば、部屋のドアがノックされた。かと思えばすぐにドアが開き、既に寝ているはずのリフがひょっこりと顔を出す。
「お、お姉ちゃん」
「リフ、ノックを出来るようになったのは良いことですが、許可が出るまでは入っては駄目ですよ。私が着替えていたらどうするつもりですか」
「うっ、ご、ごめんなさい……」
着替えている俺を妄想したのか謝りつつも顔が真っ赤になるリフ。その反応を楽しみつつ、俺は座っていた椅子から立ち上がってベッドに移動。そして自分の隣をポンポンと叩いてリフにここへ座るといいと伝える。
「それで、どうしましたか?」
「あ、あの、久しぶりにレイホお姉ちゃんと一緒に寝たい、です」
枕を持参してこの部屋に来たことから用件はわかっていたが、あえて聞けば予想通りの返答が返ってきた。
公平を保つために俺は一定の年齢を過ぎた子ども達の誰か1人と一緒に寝ることはしていない。それをリフは知っているはずだが、リフの様子を見ると身体が僅かに震えている。もしかしたら商人の男から襲われかけたことを思い出して怖がっているのかもしれない。
「……仕方ないですね。今回は特別です」
「い、いいの⁉︎ やった!」
「勿論他のみんなにはシー、ですよ?」
「うん! みんなにはシーだね!」
まぁたまにはいいかと他のみんなには内緒にすることを条件に許可すれば、リフの表情が瞬く間に明るくなる。もう今日は寝るつもりだったのでそのままリフと共にベッドに寝転がり、部屋の明かりを消して仰向けで目を瞑れば、モゾモゾと移動してきたリフが俺の横乳に顔をくっ付けながら抱きついてくるのでリフの肩に手を添えて俺は眠りにつく……はずだった。
それから2時間後、俺は眠らずにまだ起きていた。しかし目は瞑っているので寝たフリはしている。
「──ちゃん、レイホお姉ちゃん……」
その理由は俺に跨って必死に腰を振っているリフにある。寝ようとしてから大体10分間隔でリフが俺の名前を呼ぶので毎回返事をしていたのだが、それだといつまで経ってもリフが寝ないだろうと思って1時間経った辺りで1回返事をしないでおいたのだ。
そしたら俺が寝たと思ったのか、リフが起き上がって俺の服のボタンを外し始めた。そのまさかの行動に様子を見ていると、ボタンを外し終えたリフが俺の服を広げたことで俺の胸がリフの眼前に晒される。
寝る時に俺はブラジャーをつけていないので、生の俺の胸を見たリフは唾を飲むと今度は自分の服を脱ぎ始めた。そしてあっという間に全裸になったリフは俺の下乳付近に跨り、両手で恐る恐るだが俺の両胸を揉み始める。
ここで俺が起きたら気まずいどころじゃないので黙っていれば、リフが俺の胸の谷間に自分の肉棒を挿れてパイズリを始めちゃったわけだ。
俺の名前を連呼しながら小さな手で俺の両胸を寄せ集めて腰を振るリフにどうしたものかと俺は悩む。ここで優しいお姉さん達なら起き上がり、お姉さんとしてリフをリードするのだろう。人によっては筆下ろしまでいくかもしれない。
でもすまない。俺はおねショタに欠片も興味がない。おじさんの種付けプレスは興奮するけどショタが種付けプレスをしていると一気に冷めるタイプだ。おねショタの主導権をショタに云々の話なんてそもそもショタがおねと交わってんじゃねぇよと考える邪教徒ですらある。
もしリフが小さくて汚いおじさんだったら俺はこの時点で起き上がり、仕方ないですねなんていいながらフェラしたりベロチューしながらパイズリをしたかもしれない。しかしリフはショタなのでそれは無しだ。
……それにしても、リフも性を知る歳かぁ。多分村のおじさんから教えられたんだろうけど、子どもの成長を実感して育てた者としては少し感慨深い。
「お姉ちゃん…うぅ、出る‼︎」
そんな風に天眼でリフの様子を確認しながらリフとの思い出を振り返っているとリフが俺の下乳に腰をくっつけて射精した。胸部に生暖かくネチャネチャしたリフの精液が広がっていき、思ったより量が多くて収まらない分は谷間の上と下から漏れ出ていく。
「だ、出しちゃった……」
胸の先端を掴んで谷間が開くように引っ張り、俺の胸の間に広がる精液溜まりにリフは思わずといった風に呟く。ここで俺が起きたら……なんて考えているのか顔は少し青ざめているが、俺が起きる気配を見せないことで大丈夫だと安心したのか再び肉棒が大きくなり始める。
「も、もう一回だけ」
自分の性欲には勝てないのかリフは掴んでいた俺の両胸で自分の肉棒を包み込み、もう一度腰を振り始める。さらに刺激が欲しいのか先程よりも少し腰を打ちつける力が強くなっているが、所詮は子どもの力なので俺からするとまだ弱い。
うーむ、このまま胸を使い続けてくれるなら俺は寝るんだけどなぁ。膣を狙う可能性があるから寝るに寝れない。
膣を狙った奴に発動するカウンターの魔法はリフには危険だし、結界だけにしても大丈夫だとは思うけど信用しすぎるのもよろしくない。
まぁ流石にあと2回か3回出したら満足するだろうからそれまではお姉ちゃんとして付き合ってやるかぁ……。
そんなことを考えながら精液で濡れた胸に肉棒が突き込む音をBGMにして、俺はリフの性行為を見守るのだった。
結果としてリフの精液はなかなか収まらず、出した後にあと1回だけを繰り返して結局空がぼんやりと明るくなるまで性行為は続いた。
「おはようございます、リフ」
「お、おはよう。レイホお姉ちゃん」
ベッドから起き上がって何も気付いていない様子で俺がリフに挨拶をすると、既に起きていた風を装っていたリフは露骨に安堵する様子を見せた。
それから少し会話した後、みんなに一緒に寝たことがバレるとずるいって言われるからとリフは自分から逃げるように部屋から去っていった。静かになった部屋で俺はベッドに座ると、シーツの少し濡れている部分をなぞる。
少し前、朝が来たことに気付いたリフは慌てて自身の性行為の後処理を始めた。自分が出した精液を拭き取り、脱がした俺の服を着せ直す。しかし初めてやることかつ急いでいたからか、軽く探しただけでもリフが見逃した痕跡がチラホラと見える。
「まだまだリフは子どもってことだな」
相手が俺で良かったな。なんて思いながらリフが拭き逃した身体に付着したままの精液を拭い取ったあと、いつものシスター服に着替えた俺は他の痕跡の後処理に入るのだった。
インラ(真面目)
誰かを守らないといけない状況なので、淫乱を抑えて淫乱前の本来の性格を前面に出した姿。しかしあくまでも抑えているだけなので、おちんぽでジュポジュポされて射精されるとすぐに陥落しておちんぽ大好きもっと突いてと淫乱状態に逆戻りする。
名も無き商人
善人かつ愛妻家。妻が1番なので浮気と思われるような行為はしないが、エロゲー世界の男なので誘惑に負けるとヤっちゃう。息子と娘がいる。
悪徳商人
偶然手に入れた催眠と洗脳が混在した装飾品を使って悪いことをしていた。今回使用しようとしたお薬はもちろん違法。打たれるとエッチなことしか考えられなくなり、リリアの精神力なら肉棒を求めるだけの廃人になっていた。センゼンの村に来る前にも何人かシスターを攫って犯しており、今回もそのノリで来た。
当初の予定ではシスターの誰かを攫い、それを餌に残りも誘い込むつもりだったが、初手お薬でレイホをぶっ壊さないと魔眼で制圧されるので事前情報がない状態だとほぼ負け確。
ゲームではキャラではなく役として登場しており、彼からの商品を買うと次の日に渡されたのはお金じゃなかったと詰められる。主人公はそんなはずはないと反論するが味方はおらず、謝罪のために商人へ着いていき、その先で種付けプレスのエッチシーンが流れた後、商人の拠点へ移動。部屋に一つだけ置いてあるベッドで寝るを選択すると商人に調教されるエッチシーンが流れる。尚、逃げようとしたら出口にいる巨体の護衛による首締め背面駅弁のエッチシーンが流れたあと部屋に戻される。
催眠洗脳の装飾品
四角い箱の中に何かの目玉が入っている。中の目玉は生きており、箱が潰れると目の前の人間に飛びつき、細く多数に枝分かれした触手を耳に突っ込んで脳くちゅ洗脳を仕掛けてくる。ゲームでは邪教徒が使用しており、邪教徒が倒されれば少し間を置いてから飛び出してくるが、それを躱して誘惑コマンドを入力すると主人公に懐いて共に行動出来るようになる。
今回はレイホに飛びつこうとしたが、レイホは破壊時に圧壊を使ったためそのまま潰れた。ちなみに食べれない。
タケ君
男のフリをしているが本当は空色の髪が特徴の女の子。本名はソラで名も無き商人の娘。今回はお父さんと一緒に村へ来た。将来はショートヘアの片目隠れ前髪のムチムチボインな美少女になる。
初めて来た時に迷ってしまい、その時にリフと出会う。それからは村に来る度にリフと遊ぶ仲。リフが恋愛的な意味で好き。
強さに憧れがあり、淫乱前のインラの戦う姿に憧れを持っているため、将来は剣士になりたい。本編で出番なんてほぼ無いのに設定だけは滅茶苦茶ある。
彼女が成長し、リフと出会ってから始まる物語もあるかもしれない。しかしあとのことは読者に一任します。
個人的な設定としては成長したソラがリフに出会うために自宅がある街から出発してリフのいる村へ向かい……道中で襲ってきた盗賊に負けて攫われ、根城で盗賊の頭に数週間、次に幹部連中に数週間、更に下っ端達の便所として数ヶ月、最後に仲間から女を壊すと言われている大柄男にのしかかられて休みなしでグチャドロに犯されるが、リフを想って必死に耐え、命からがらになんとか逃走。逃げた道中で悪徳商人に騙されてまた捕まり、盗賊の誰かの子を孕んでお腹が膨れた状態で性奴隷として商品欄に並べられ、その時に出稼ぎに来ていたリフと再会するルート。
それか道中でモンスターに捕まり、巣まで行くと誰にも知られずモンスター製造機として人生を終えるので大声で助けを求めていたら偶然通りかかった狩人のおじさんに助けられる。流れでおじさんのいる村の宿で療養していた時に狩人おじさんに慰められ、少し気を許して狩人おじさんの家にお邪魔したところでおじさんが豹変。そのまま部屋に監禁され、拘束されて逃げることも出来ずに毎日愛されてしまい、最終的には狩人おじさんの肉棒に堕ちておじさんのお嫁さんになるルートの2つは思い浮かんだ。