俺以外の男子が滅んだら、逆レイプやおねだりエッチの毎日が始まった 作:荒井アライ
「塗り替えるって、どういう意味だ?」
「だから、その……お兄ちゃんがしたいなら、私が付き合ってあげてもいいけど」
唯は顔を赤らめながらそんなことを口にした。一瞬、言っていることの意味が分からなくなったが、唯の真剣な顔から何が言いたのか察しがついた。
「ほ、本気か?」
「私は、ね」
「いやいや、さすがに兄妹でえっちは……」
「私は、お兄ちゃんなら別に嫌じゃないよ」
唯は羞恥の感情で頬を赤らめながら、こちらにちらりと視線を向けてきた。テーブルを挟んで上目遣いで見つめられ、俺は思わずドキリとさせられてしまった。
「嫌じゃないって……た、多分、俺しか男がいない状況だからそう思ってるだけでーー」
「私は、こんな状況になる前から、お兄ちゃんならいいと思ってた」
「え?」
「……。~~っ」
俺は思わぬ返答に思わず声が漏れてしまった。
頬の熱をより一層高める唯の顔から、その言葉が本気の言葉であったことが見て取れた。どうやら、聞き間違いではないらしい。
今の状況になる前から?
それって、他の男たちがいるような状況でも、俺とそういうことをしたかったってことか?
「それって……いや、その前に唯って性欲とかあったのか?」
「あ、あるよ。私も女の子だもん」
恥じらうように逸らした視線がいじらしく、俺は唯の所作に対していちいち反応してしまっていた。
異性として意識をしていた。そう言われてしまうと、唯の顔が整っていることを改めて意識してしまい、鼓動が少しだけ早くなった気がした。
「それでも、ずっと変わらずに俺と一緒にいたんだよな? ……性欲が爆発して襲ってきたりされなかったんだけど」
「私のことなんだと思ってるのかな?」
俺の発言に対して、唯はジトりとした目を向けてきた。
あれだけ女の子に犯された後だということもあって、女の人ってみんな男を襲いたい衝撃に駆られるのかと思っていた。
どうやら、そこまで性欲を抑えられなくなる人ばかりではないらしい。
そうは言っても、実の妹相手にそんな疑いをかけるべきではなかったなかったな。
俺は少しだけ反省するように視線を逸らした。
「ま、まぁ、考えなかったって言えば嘘になるかな」
「おい」
俺の反省を返せというように、俺が唯の方にジトりとした視線を向けると、唯は反論をするように口を開いた。
「し、仕方がないんだよ。なんか、お兄ちゃん以外の男がいなくなってから、性欲が凄い強くなっちゃって、それに、お兄ちゃんの部屋からえっちな匂いがずっとしてたし!」
「えっちな匂い……あっ」
唯が言っているえっちな匂いって、多分俺のオナニー後のティッシュの匂いだ。
性欲が異常に強くなったのは俺も同じで、その分だけティッシュに精液を吐き出していた。当然、毎朝俺を起こしに来てくれて、ゴミ出しまでしてくれている唯がその匂いに気づかないわけがなかった。
「別に、『えっちなことしたんだから、ずっと私だけ見て』とか面倒くさいこと言ったりしないからさ、互いのために……どうかな?」
少しだけ申しわけなさそうに、唯はそんな提案をしてきた。
俺からしたら童貞卒業の記憶の塗り替えることができて、唯からしたら溜まった性欲を発散できる。兄妹であることを抜きにすれば、その提案は決して悪いものではないだろう。
妹相手にイチャイチャなえっちができるのか?
そう問われたときに、首を横に振れない時点でその問いに肯定しているのと同じだった。
「……急に手首押さえつけたり、無理やり犯してこないなら」
「お兄ちゃん……いや、そうだよね、そう言う被害に遭ってきたんだもんね」
唯は呆れるような目をこちらに向けてきたが、ため息を一つ吐いて言葉を呑み込んだ。そして、その代わりに妖艶な笑みをこちらに向けてきた。
「約束するよ、お兄ちゃん。だからさ、妹とイチャラブなえっちをしよ?」
そう言われて、シスコンの俺が断ることができるはずがなかった。
それからシャワーを浴びて俺の部屋に向かった。
先にシャワーを浴びた妹が俺の部屋で待っている。そう考えただけで、俺の肉棒はありえないくらいに膨れ上がっていた。
ズボンの位置を直して何とか目立たないようにさせようとしたが、その不自然な膨らみを直すことができず、俺は膨らみをそのままに自室に入った。
「お、おまたせ」
「あ……うん」
部屋に入ると、いつもの部屋着姿の妹が俺のベッドに腰かけていた。ショートパンツからすらりとした伸びる脚が煽情的で、俺は思わず唾を呑み込んでしまった。
このまま部屋の入り口に立っているわけにはいかなかったので、俺は唯のすぐ隣に腰かけた。
こぶし一個分くらいしか間を空けずに座ると、緊張しているのか唯は肩を小さくぴくんとさせて驚いたようだった。
「……えっと、こういうとき、どうやって始めればいいんだろ?」
「わ、私も分からないよ」
そんな童貞と処女の初えっちのように、俺たちはぎこちない会話をしていた。互いに兄妹だということを忘れ、甘い空気が漂うこの空間は恋人同士のような雰囲気があった。
「イチャイチャなえっちをしたかったんでしょ? したいようにしていいよ、お兄ちゃん」
「し、したいように」
俺が思い描くイチャイチャなえっち。それを求めるようにじっと俺の顔を見る唯の姿がいじらしく、俺は唯の魅力に魅かれるようにそっとキスをした。
「あっ……んっ」
ただ唇が触れ合うだけのキス。ぎこちなくて合っているのか分からない、俺のファーストキスだった。
「ちゅっ……。ふふっ、あげちゃった。お兄ちゃんに私のファーストキス」
唇を離すと、照れるように笑みを浮かべる唯の姿があった。
唇を離しても唯の瑞々しい唇の感触が残っており、その中毒性が俺を駆り立てて、俺はまた唯にキスをした。
「んっ……ちゅっ……っ」
こうして、俺たちは兄妹でイチャイチャなえっちをすることになった。