FEエンゲージ イルシオンの希望【R-18版】 作:あじさいファン
第1部第7章外伝-1「その頃のオルテンシア・その1」における情事……というか自慰。
学友であり臣下のロサードおよびゴルドマリーと、ソルムの海岸で合流を果たしたオルテンシア。二人から聞かされた『彼氏くん』の奮闘に想いを馳せる。
彼を思い、ソラネルの自室で彼女が始めたのは……。
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「可愛い顔してるのに、いちいちカッコいいんだから。……でも、無茶は絶対ダメ。……わかってるのかしら。あなたがいなくなっちゃったら、あたしはもう、死ぬしかないんだからね。たっぷりお仕置きしてあげなきゃ」
彼が破滅寸前の母国で死線を
一つはピンクの花々が咲き乱れる、愛らしい執筆用の下敷き。そしてもう一つは、禍々しいまでのリアリティを放つ魔導具──男性器を模した
学園時代、魔道実験の傍らで人知れず製作したそれは、誰にも知られぬ彼女だけの秘密。一年半前、少年と貪るように交わした激しくも甘い睦み合いが脳裏に焼き付いて離れず、指先だけの慰めでは到底埋められぬ乾きを満たすために、狂気的な情熱を注いで完成させた代物だ。
学園の男にも大切な友人はいるが、彼らと性交など生理的に受け付けないし、王城で信じて待つ彼を裏切るなど言語道断。だからこそ彼女は、自らの卓越した魔力制御のセンスを、愛しい少年の再現に費やした。
その形状は、記憶の底にある彼のペニスそのものだ。淡く愛らしいピンク色をした亀頭の膨らみ、根本から先端にかけて這う血管の起伏、さらには包皮の質感に至るまで、執念じみた精度で模されている。
特筆すべきは、オルテンシアの意思に紐づいた射精機能。
彼女が望んだ瞬間、望んだ量だけ、魔力で練り上げられた温かな白濁液が内部から発射される。まさに理想の性玩具。
それで心ゆくまで遊ぶために──彼女は生まれたままの姿となっていた。
「もう、こんなに大きくしちゃったの? 可愛い子。まずは、いっぱい奉仕してあげるわ。ありがたく思いなさいよね? イルシオン第二王女の舌の感触を知ってる男の子なんて、この広い世界であなたしかいないんだから」
脳裏に浮かぶのは、弱々しく震えながら期待に満ちた瞳で自分を仰ぎ見る、あの日の少年の姿。彼女はおもむろに、
だが、今のオルテンシアは徹底して彼を焦らすことを愉しんでいる。舌先を数回這わせたかと思えばすぐに離し、根元を指先でつついたり、一瞬だけ鈴口を強く吸い上げたり。二ヶ月に及ぶ濃厚な愛欲の日々で編み出した「可愛い彼氏くんのいじめ方」を、一点の曇りもなく再現していく。
『あっ、そんなっ、オルテンシア様……っ! ああ……そんな……っ』
もどかしげに身体を
「あは、なーに? あたしのお口を真っ白く汚したいわけ? でもざんねーん、お口には出させてあげませーん」
亀頭を深く口に含み、三度ほど転がしては未練を残すように離す。
唾液を塗り広げるように竿をゆっくりとしごき、裏筋を指でなぞりながら、その位置へ幾度も甘いキスを落とした。鈴口を指でじりじりと撫で回し、絶頂の予感だけを与えては、決してそこへ至らせない冷酷なまでのコントロール。
かつて本物の彼をこの状態に追い込んだ時、あまりの愛らしさと支配感に、彼を王城の地下奥深くに幽閉し、一生自分だけのものとして飼い殺したいとさえ願ったほどだった。
『オルテンシア様ぁ……無理です、壊れてしまいますよ……っ』
「大丈夫よ、壊れないわ。痛くしてないでしょ? でも、焦れったい? 仕方ないわね、許可してあげる。どうしたいか、自分の口で言ってみなさい」
自慰を本番へ進めるための、倒錯した儀式。
『……オルテンシア様の、奥に……入れたい、です。激しく、いじめられたい……っ』
「あはは、贅沢なおねだりね。お姉様が聞いたら腰を抜かしちゃうかも♡」
愉悦の笑みを漏らしながら、彼女は
「なあに、彼氏くん。一気に入れて欲しいわけ?」
『っ……オルテンシア様が、お望みになるように……っ』
「仕方ないわねー。それじゃあ今日は──お仕置きよ。射精は禁止。我慢汁は許してあげるけど、精液は一滴も漏らしちゃダメ。その状態であたしを三回イかせなさい。抜いて休憩なんてナシだから、死ぬ気で頑張ってね♡」
『!? そんな……っ!』
かつて実際に彼に提案し、その反応に悶絶したプレイ。あの時は、オルテンシアが二回絶頂するまでは必死に耐え抜いた彼が、三回目に届く直前、泣いて謝罪しながら大量の種を膣内に注ぎ込んできた。
その時の、腹の底まで熱くなるような圧倒的な射精量と、果てた後にいつまでもブルブルと震えていた彼の肢体。思い出すだけで子宮が疼き、奥がひくついた。その強烈な情欲の残像を脳内で繰り広げながら、オルテンシアは自らの秘裂を最大まで広げ、愛しい彼の身代わりを最奥まで深く、
「は……あっ……! 彼氏くんの、いつもながらいいトコに当たるわね……っ。あっ、でも、まだ出しちゃダメよ? 入れたばかりなんだから、ね?」
『あ、あぁっ、あっ! そう言われてもっ! 昨日も出させてもらってないし……っ!』
涙目で身を
そう、前日の夜、オルテンシアは徹底的に彼を焦らし、自分だけが何度も絶頂を
愛の肉壺に擦られるたび、いつも彼は女の子のような高い声で喘ぐ。その『お預け』を食らわせたらどうなるか──好奇心のままに試した結果は最高だった。なりふり構わず射精を懇願し、最後には子供のように大泣きし始めたため、慌てて口を塞いだほどだ。
「明日には出させてあげるから」と期待させ、絶頂の寸前まで何度も追い詰めながら、ついぞ吐き出させなかった。
……その『明日』こそが、今彼女が妄想のベースにしている、至福の情事である。
この日、まだ一擦りもしていない段階で、少年は既に限界だった。涎を垂らし、目を見開いて、オルテンシアからの過剰な愛に必死に耐えていた。そのドクドクとした生命の脈動だけは、無機質な
「なによ、言い訳? 彼氏くん、侍従のお仕事でさ、『出来ません』なんて言わないわよね? こっちも頑張ってよ♡ さあ、動くわ。いっぱい声を聞かせてね」
オルテンシアは笑顔のまま、
実際に少年を犯していれば、この上ない高揚に包まれていただろう。今は、耳の奥に残る彼の悲鳴を
『はぁーっ、ぁっ、あっ! あっ!! ダメ、オルテンシア様、オルテンシア様、オルテンシアさ……ダメです、出ます! 無理です、無理無理無理無理……っ!』
「えー、もう? 早すぎるわよぉ……」
記憶の中の情事と同じように、一度動きを止める。少年は膣の収縮に必死に耐え、涙もよだれも止まらなくなっていたはずだ。
「可愛すぎ。チューしてあげるわね。ほら、口を開きっぱなしにしなさい。ダメ、もうちょっと開けるの」
彼がそこにいる
不意に、彼女は激しく腰を振り始める。とろけていた少年が、驚愕に目を見開いて『んんー!?』と、口を塞がれたまま快楽に抗えなくなる──。そんな彼の様子に、狂おしいほどの愛しさを感じたのを覚えている。
……やがて、オルテンシア自身も限界に近づいた。愛すべき少年同様、彼女もまた、快楽には人一倍弱い。布団から口を離し、愛おしげに虚空を見つめる。
「大好きよ……大好き、大好き、大好きっ。ねえ、彼氏くん、あたしね、あなたの可愛い喘ぎ声を聞くとね、子宮が降りてくる感じがするの。ほんとに大好きなのよ。でもね、今はまだ我慢して。あたしが先にイくから。わかった? あたしだけなの。彼氏くんはダメ。ダメったらダメ。まだ出さないで?……うん、いい子ね。いい子いい子……♡」
大好き。情事のたびに必ず囁く愛の言葉。それは彼女自身の
今も、彼の気持ちは変わらないままだろうか。
思いを馳せながら、彼女は
「はああああっ……! 彼氏くん……っ! ずっと、ずっと一緒にいてね……! イッ……くぅっ……!」
当時は絶叫しながら果てていたが、ここはソラネルで深夜だ。隣室ではフィレネ王女セリーヌが眠っているはずで、決して起こすわけにはいかない。
それと、物言わぬ道具を相手に三度の絶頂まで待機を強いるのは、あまりに虚無が過ぎた。オルテンシアは中途の過程を
「……あは……♡」
温かな液体が膣内を満たしていく感覚は、あの二ヶ月における至高の記憶だ。偽物だと分かっていても、愛しい彼のものだと錯覚すれば、胎内に流れ込む魔力さえ愛おしく感じられた。
身体の渇きは満たされた。けれど、精神的な充足までは届かない。
(あーあ……早く、彼氏くんに会いたいな)
ちょっぴり胸が締め付けられるのを感じながら、彼女は
【お知らせ】
次のR-18版更新はかなり遠く、2026年10月14日となります。
それまでエッチなことをしている余裕はなさげ! ご了承ください。