アニメ世界移行能力をもった俺がアニメヒロインを犯りまくる。※リクエストも可 作:みなぽん
転生したらスライムだった件
ジュラの大森林に、異様な悲鳴が響いていた。
焼かれた集落。奪われた食料。倒れ伏す民たち。
随所で、女たちが、裸に剥かれて犯されていた
それは彼らの知る平和で愛らしいゴブリン族ではない。
虚空から現れた男――円光雄が召喚した、凶暴な略奪者たちだった。
「もっと奪え! もっと壊せ! 犯せ!この世界は俺様の遊び場なんだからなぁ!」
光雄は高らかに笑う。
その報せを受けたテンペストでは、怒りに燃える一人の鬼人がいた。
シオンである。
「許せません……!」
紫色の長髪を揺らしながら、彼女は巨大な大剣を肩に担いだ。
「シオン、落ち着いて!」
リムルが呼び止める。
「相手の能力が分からない以上、単独行動は危険だよ!」
「ですが、リムル様!」
シオンの瞳には怒りの炎が宿っていた。
村人たちの涙。
傷ついた仲間たち。
それらを思い出すだけで胸が煮えくり返る。
「私が必ず仕留めてまいります!」
そう言い残し、彼女は森の奥へ飛び出した。
ベニマルが舌打ちする。
「待て、シオン!」
しかし彼女の姿は、すでに木々の向こうへ消えていた。
――そして数十分後。
森の奥深く。
シオンは次々と襲いかかるゴブリンたちを薙ぎ払っていた。
「はぁぁぁっ!」
大剣が振るわれる。
一撃。
二撃。
三撃。
ゴブリンたちは吹き飛び、木々へ叩きつけられた。
「弱い!」
彼女は圧倒していた。
普通のゴブリン程度では相手にならない。
S級魔物である鬼人の実力は圧倒的だった。
だが。
「おやおや。」
森の奥から拍手が聞こえた。
円光雄だった。
「思った通りだな、シオン。いい女だ。」
シオンの顔が険しくなる。
「黙れ。」
「くくく……俺様のメスになれよ。悪くない話だろ?」
「断る!」
即答だった。
光雄は肩をすくめる。
「そうか。なら仕方ない。」
彼はニヤリと笑った。
「出てこい。」
その瞬間だった。
森の影から無数の気配が現れる。
シオンは鼻で笑った。
「またゴブリンですか。」
だが次の瞬間。
彼女は違和感を覚えた。
歩き方。
視線。
息遣い。
どれも普通のゴブリンとは違う。
「……何?」
現れたゴブリンたちは、不気味なほど統率されていた。
獣のように突撃してくるのではない。
狩人のように距離を測り、包囲し、連携している。
光雄が笑う。
「こいつらは別世界のゴブリンだ。ゴブリンスレイヤーの世界のゴブリン、勇者も英雄も屠る邪悪な奴らだ」
ゴブリンたちは一斉に散開した。
シオンが踏み込む。
だがその瞬間。
足元の地面が崩れた。
「なっ!?」
落とし穴。
シオンは咄嗟に飛び退く。
そこへ木の上から投石が飛来した。
さらに側面から網。
背後から煙幕。
連携は完璧だった。
「小賢しい!」
シオンは網を引き裂く。
しかしその隙に、別のゴブリンが距離を取って毒煙を放った。
「ぐっ……!」
致命的な毒ではない。
だが視界が乱れる。
普通の魔物なら使わない戦術だった。
光雄は楽しそうに眺めている。
「力だけじゃ勝てないんだよ。」
シオンは歯を食いしばった。
次々と仕掛けられる罠。
待ち伏せ。
陽動。
包囲。
正面から戦えば瞬殺できる相手なのに、まともな戦いをしてこない。
だからこそ厄介だった。
やがてシオンは気づく。
自分がどんどん森の奥へ誘導されていることに。
「しまった……!」
その瞬間。
巨大な丸太が振り下ろされた。
轟音。
地面が砕ける。
シオンは辛うじて回避したが、体勢を崩した。
周囲から歓声を上げるゴブリンたち。
その姿を見て、彼女の胸に後悔が込み上げた。
――リムル様。
――止めてくださったのに。
焦りと怒りで視野が狭くなっていた。
敵の狙いも分からぬまま、一人で追ってしまった。
もしベニマルやソウエイがいれば。
もしリムルの指示を待っていれば。
こんな状況にはならなかったかもしれない。
「毒矢、吹き矢、投石、目潰し、こいつらの攻撃、マジで半端ないぜ」
光雄は愉快そうに笑う。
シオンは剣を構え直した。
傷だらけになりながらも、その瞳の闘志は消えていない。
「私は……まだ負けていません。」
「へえ?」
「リムル様の部下として、こんなところで倒れるわけにはいきません!」
魔力が膨れ上がる。
森を震わせるほどの鬼気。
ゴブリンたちが一瞬たじろいだ。
光雄の笑みが深くなる。
「いいな。」
彼はゆっくりと両手を広げた。
「その顔だ。その意地だ。」
そして不敵に告げる。
「なら見せてやんよシオン。俺の超絶チートを!」
「さあ、出し惜しみはなしだ! 『全能力強化(オールブースト)』! 『身体能力向上(ボディアップ)』! 『硬化(ハード)』! 『狂戦士化(バーサーク)』!」
光雄が軽い手つきで虚空に指を走らせるたびに、ゴブリンたちの身体が黒みがかった赤いオーラに包まれていく。
ただの小賢しい略奪者だった彼らの筋肉が、ミシミシと音を立てて膨れ上がった。目は血走り、口からは泡を飛ばし、理性の欠片もない殺意だけの魔物へと変貌していく。
「これが俺様のチート能力! どんな雑魚も一級戦士に仕立て上げる神業だ!」
「くっ……! 何この気配は……!?」
シオンが気圧された。先程までの統率された動きに、桁違いの暴力が加わっている。
先頭のゴブリンが咆哮と共に突っ込んでくる。
シオンは大剣を横薙ぎに振るった。普段なら両断される相手だ。
しかし。
ギィィィンッ!
耳障りな金属音が響き、大剣が弾かれた。
強化されたゴブリンの皮膚は鋼鉄よりも硬く、その拳は巨人のそれよりも重い。
「嘘……でしょ……!」
シオンの腕が痺れる。そこへ、別のゴブリンが背後から棍棒を振り下ろした。
「きゃああっ!」
避けきれず、背中に直撃を受けた。
強化された怪力は、S級魔物である鬼人の身体をも容易く宙に舞わせる。シオンは地面を削るように転がり、木の幹に激突した。
「ガハッ……!」
口から血がこぼれる。視界が揺れる。
立ち上がろうとする彼女の足に、別のゴブリンが容赦なく踏みつけた。
「あぐっ……!」
「どうした鬼人様! さっきの勢いはどこ行った!」
光雄が腹を抱えて笑う。
周囲のゴブリンたちが一斉に襲いかかる。爪で引き裂き、牙で噛みつき、石つぶてで殴りつける。
シオンは大剣を盾にするが、圧倒的な質量攻撃の前に防戦一方となった。鬼人の再生力をもってしても、傷が癒える速度を上回って破壊されていく。
ズタズタに引き裂かれる鎧。
強化された鋭い爪が、彼女の身を包む薄衣と金属鎧を紙切れのように砕いた。
「いやっ……!」
豊満な胸元が露わになる。白磁のような肌に、赤い爪痕が走った。
太もとを包んでいたアーマーも引き剥がされ、引き締まった腰から臀部にかけての丸みを帯びたラインが、無残に晒された。
「触るな……! 離しなさいッ!」
シオンは屈辱に顔を紅潮させ、裸身を隠そうと身をよじる。しかし、ボロボロになったマントの切れ端すら奪い取られる。
「ほらほら、見せてみろよ! 天下のテンペスト秘書の裸をよ!」
光雄の合図と共に、ゴブリンたちが彼女の四肢に殺到した。
「やめ……!」
強化されたゴブリンの力は、今のシオンには抗えない。
両手首を男たちが握りしめ、頭上へとねじ上げる。
両足首を掴まれ、無理やり大きく割り開かれた。
木の根元に押し付けられ、抵抗できない体勢で固定される。
豊かに膨らんだ胸も、濡れたように光る秘所も、全てが天を向く形で晒し者にされた。ゴブリンの汚れた手が、彼女の白い肌を執拗にまさぐる。
「ああ……っ、リムル様……っ!」
シオンの瞳から、悔し涙がこぼれ落ちた。
傷ついた裸身を、獣たちの前に捧げ物のように差し出された屈辱。鬼人の誇りも、強い意志も、暴力と欲望の前では無力だった。
「いい眺めだ。さすがは一級品の雌だな」
光雄が近づいてくる。彼の靴先が、シオンの剥き出しになった脇腹を無遠慮に蹴り上げた。
「ぐっ……!」
「お前は俺のモンだ。その身体で俺たちを悦ばせるために存在してるんだよ」
シオンは天を仰ぎながら、絶望の淵に立たされていた。
「さて、まずはここからだな」
光雄がシオンの前にしゃがみ込んだ。その視線は、彼女の露わになった胸の双丘に釘付けになっている。
「な、何を……!」
シオンは身をよじって逃れようとするが、ゴブリンたちに四肢を押さえつけられ、身動き一つできない。
光雄はニヤリと笑うと、右手の人差し指と中指をゆっくりと伸ばした。その指先には、薄暗い光が灯っている。
「発情チート・指先バージョン……行けるかな?」
「や、やめ……!」
光雄の指が、シオンの左の乳首に触れた。
「っ……!!」
電流が走ったような衝撃。
単なる接触ではない。指先から流れ込んでくるのは、抗いがたい快感の波だった。
「ひっ……! ああっ……!」
シオンの背中が弓なりに反った。ビクンビクンと身体が痙攣する。
「ほらほら、どうだ? いい気持ちだろ?」
光雄は左の乳首を指先でつまみ、コリコリと捏ね回し始めた。同時に、親指で乳輪をなぞるように刺激する。
「あぁっ…… くっ…… んんっ……!」
シオンは唇を噛み締め、声を漏らさないよう耐える。だが、身体は正直に反応してしまう。
乳首は光雄の指の動きに合わせて硬く尖り、充血して赤みを帯びていく。
「おや、もう硬くなってんじゃねーか。エロいパイ乙しやがって」
光雄が耳元で囁く。その吐息すらも、今のシオンには強烈な刺激となった。
「ち、ちが……! これは……っ!」
否定しようとするが、言葉にならない。
光雄の指は止まらない。右の乳首も親指と人差し指で挟み込み、摘み上げるように刺激する。
「ああっ! いやっ……! そこ……!」
「ここか? ここがいいのか?」
光雄は乳首を強く摘み、上下に引っ張った。
「んんっ……! ひゃああっ……!」
ビクッ! とシオンの腰が跳ねた。
身体の奥底から、熱い塊がせり上がってくるような感覚。それは彼女がこれまで味わったことのない種類の快楽だった。
「さすがはS級魔物だな。感度も一級品だ」
光雄はリズミカルに乳首を弄ぶ。捏ね、弾き、引っ張り、擦る。そのすべてが的確で、容赦がない。
「あっ…… あっ…… あっ……!」
シオンの口から、抑えきれない喘ぎが漏れ始めた。
目尻に涙が浮かぶ。屈辱と快感が混ざり合い、彼女の思考を白濁させていく。
「ほら見ろ。お前の体は俺を求めてるぜ」
光雄が指の動きを速める。
「いやぁ……! 来る……! 何か来る……!」
「乳首イキだ。存分に味わえ!」
光雄は両方の乳首を同時に強く摘み上げ、激しく揺さぶった。
「あああああああっ――!!」
シオンの身体が激しく痙攣した。
目の前が真っ白になる。脳裏で花火が弾けたような閃光。
彼女は初めて、胸の先だけで絶頂に達した。
ビクッ、ビクッ…… と痙攣が収まらない。
シオンは荒い息を吐きながら、虚ろな目で天を見上げていた。口の端からよだれが垂れる。
「へへっ、いい顔だ」
光雄は満足げに笑うと、硬く尖った乳首を指先で弾いた。
「んっ……!」
痙攣する身体が再び跳ねる。
「まだまだ終わらねーぜ。お前のそのエロい身体で、俺たちを悦ばせるんだよ」
ゴブリンたちの手が、痙攣するシオンの身体をさらに強く押さえつけた。
「あ…… あぁ……」
絶頂の痙攣が収まっても、シオンの身体から力が抜けることはなかった。
彼女の目は虚ろに天を仰ぎ、口からはだらしなく涎が伝い落ちている。
鬼人の誇り高き双眸は、快楽の涙で潤み、焦点を結べていない。
そして、一番の異変は下半身にあった。
何も触れられていないはずの秘所が、ひくひくと激しく脈動し、とめどなく蜜を溢れさせていた。
太ももの内側を伝う愛液は、冷たい地面に染みを作り、彼女の興奮がどれほど深いかを無言で物語っていた。
胸の先だけで達したという事実が、シオンの身体に刻み込まれた本能的な羞恥をさらに激しく掻き立てる。
(濡れてる…… 私、こんなに……)
心が焼き切れそうだった。リムルへの忠誠も、鬼人の誇りも、胸の先を弄られただけで女としての快楽に溺れてしまう浅ましい肉体。その事実が、シオンの精神を内側から削り取っていく。
光雄は、シオンの秘められた割れ目から溢れる愛液を、舐めるように見つめていた。
しかし、その指は決してそこには触れようとしない。
「へえ…… すげえ濡れっぷりだな。乳首イキだけでこんなになっちゃうなんて、やっぱり淫乱なメスだ」
光雄の言葉が、焼けた鉄のような屈辱としてシオンの胸に突き刺さる。
「ちが…… うぅっ……」
否定したかった。だが、股間の熱が彼女の言葉を嘘に変える。身体の芯がうずき、渇望している。もっと触れてほしい。その熱い塊を鎮めてほしい。
そう本能が叫んでいるのに、光雄はあえてその場所を避け、再び両手をシオンの胸へと伸ばした。
「いやっ……! そこじゃ…… ない……!」
シオンの口から、思わず拒絶と懇願が入り混じった声が漏れた。
胸はもう十分だ。これ以上刺激されたら、またあの白い閃光に脳を焼かれてしまう。
それに比べて、疼きを訴える下腹部は放置されたままだ。このアンバランスさが、シオンの理性をさらに追い詰けていく。
「何言ってんだ。ここがお前の一番感じるトコなんだろ?」
光雄は残酷な笑みを浮かべると、再び硬く充血した乳首を指先で捉えた。
「いやぁっ! 触らないで…… あぁっ!」
摘み上げられ、上下に揺さぶられるだけで、シオンの背筋が快感の電流で痺れる。
先ほどの絶頂の記憶が残る身体は、過剰なほどに敏感になっていた。乳首に送られた刺激は、まっすぐ下腹部へと突き抜け、何も触れていない秘所をさらに激しく収縮させる。
「あっ…… あっ…… ひぃっ……!」
光雄の指は、執拗に乳首だけを責め立てた。
転がし、弾き、捏ね回す。そのたびにシオンの腰が宙を舞い、無抵抗な秘所が空しく空気を噛む。
(触って…… そこを触って……!)
シオンの心の中で、禁断の懇願が膨れ上がっていく。
胸への刺激は強烈すぎるのに、下腹部の渇望は満たされない。
この乖離が、彼女を狂わせる。
焦らされている。わかっている。相手はそれを楽しんでいる。
それでも、疼きが限界を超えようとしていた。
光雄の視線が、濡れそぼる秘所に向けられる。
その視線だけで、愛液が新たに溢れ出すのがわかる。
指が内ももをかすめるように動くたびに、シオンは「今だ」と身を固くするが、指は決して核心には触れない。
「ああっ…… もう…… もう許して……!」
「何をだ? 言ってみろよ」
光雄が乳首を爪で弾きながら耳元で囁く。
その言葉は悪魔の囁きだった。言わせたいのだ。自分から卑しい言葉を吐かせて、完全に屈服させたいのだと分かっている。
でも、もう耐えられない。この焦らしプレイは、拷問よりも残酷だった。
「そこ…… そこを……!」
シオンは涙に濡れた顔を横に振りながら、震える声で懇願した。
「触って…… かき回して…… おねがい……しますっ……!」
鬼人の誇りも、テンペスト秘書としての威厳も、そこにはなかった。
あるのは、快楽に負けて媚びるただの雌の姿だけ。
自ら股を開き、男に触れることを懇願するシオンの姿に、光雄のサディスティックな欲望がさらに激しく燃え上がった。
「いい返事だ」
光雄は勝利者の笑みを浮かべると、ようやくその指を、シオンの濡れて震える秘裂へと伸ばした。
「よく我慢したな。偉いぞシオン」
光雄はそう言うと、ついにその指を湿りきった秘裂へと滑り込ませた。
「あああっ――!!」
人差し指と中指が、蜜でぬめる肉壁を掻き分けて侵入する。待ち焦がれた刺激に、シオンの膣内が歓喜の収縮を見せた。
「すげえ締め付けだ。指だけでイきそうか?」
「ち、ちが……あっ、あっ、あっ!」
光雄の指が容赦なく出し入れされる。くちゅくちゅという水音が森に響き渡る。親指は敏感な突起を探り当て、同時に押し潰すように刺激した。
「ひぁっ!そこ、だめっ!いっちゃ、ああっ!」
シオンの身体が大きく跳ね上がる。二度目の絶頂が彼女を貫いた。しかし光雄の指は止まらない。むしろ、痙攣する膣内をさらに激しくかき回す。
「見ろよ、このトロトロの秘壺を。俺のちんぽが欲しくてたまらねえって顔してるぜ」
そう言って光雄は、自らの下半身を露わにした。そこには凶悪なまでに勃起した肉棒がそそり立っている。
シオンは、息を呑んだ。恐怖よりも先に、腹の奥が疼くのを感じてしまう。
「欲しいんだろ?このちんぽで、お前の子宮をど突き回してほしいんだろ?」
「ち、ちが……」
「素直になれよ。さっき自分から触ってくれって頼んだよな?」
シオンは唇を噛み締め、必死に顔を背けた。心は拒絶する。しかし、身体は正直だった。愛液はとめどなく溢れ、膣は何もない空間を締め付けて疼いている。
「犯して……ほしい……」
かすかな声が、シオンの口から漏れた。自分でも信じられない言葉だった。
「声が小さいなあ。聞こえねえよ」
光雄は残酷に笑いながら、肉棒をシオンの眼前に突きつけた。
「犯してほしければ、まずこれをしゃぶれ。それができたら考えてやる」
「なっ……!そ、そんなこと……!」
シオンは激しく首を振った。口に含むなど、屈辱にもほどがある。そこまでのことは、鬼人の誇りが許さなかった。
「できないのか?じゃあ、ずっと焦らされたままだな」
光雄は再び指を動かし始める。しかし、それは決して核心には届かない。入り口付近をなぞるだけの、最も残酷な焦らしだった。
「あっ……!やめ……!それ以上……!」
「しゃぶれ」
「いや……!できない……!」
「しゃぶれ」
光雄はシオンの髪を掴み、顔を肉棒に押し付けた。ぬるりとした先端が、彼女の閉じた唇をなぞる。
「ひっ……!」
「口を開け。さもないと、一生このままだぞ」
シオンの目から涙が溢れ出た。リムルの顔が脳裏をよぎる。助けてほしい。許してほしい。でも、今はもう、この快楽から逃れられなかった。
彼女はゆっくりと唇を開いた。
「いい子だ」
光雄は満足げに笑い、肉棒をシオンの口内へと押し込んだ。
シオンの口腔は、想像を絶する熱さと柔らかさで光雄を包み込んだ。初めて受け入れる異物に、彼女はえずきそうになりながらも、必死に耐える。
「上手だな。初めてか?」
シオンの潤んだ目が、答えを拒否するように伏せられる。しかし、彼女の舌は、恐る恐る肉棒の先端に触れた。
「そうだ……もっと舐めろ……」
光雄の指示に従い、シオンは涙を流しながら奉仕を始める。舌を這わせ、吸い上げ、頬を窄めて刺激する。何より彼女を苦しめたのは、この行為に興奮している自分自身だった。
口内で脈打つ熱が、身体の奥深くまで響く。疼きが増し、新しい蜜が溢れ出る。彼女は、ただ男根に仕えるだけの存在になりつつあった。
「そろそろいいか……」
しばらくして、光雄は肉棒を引き抜いた。シオンの口から銀色の糸が伝う。
「よくできたな。ご褒美だ。今からこのちんぽで、お前の子宮をど突き回してやる」
光雄はシオンの身体を仰向けに戻し、大きく開かせた脚の間に位置取った。肉棒の先端が、とろとろに溶けた秘所に押し当てられる。
「入れるぞ。本当に欲しいんだな?」
シオンは、もはや抵抗できなかった。彼女は小さく、しかしはっきりと肯いた。
「……ください」
その瞬間、光雄は腰を突き入れた。
「あああああっ――!!」
今まで味わったことのない充填感が、シオンを貫いた。奥深くまで一気に突き入れられ、子宮口がノックされる。
「これが欲しかったんだろ!お前の雌穴は正直だな!」
「あっ!あっ!ひぁっ!」
光雄の腰使いは激しく、容赦がなかった。引き抜かれ、再び突き入れられるたび、シオンの身体は快楽で跳ね上がる。
「奥……!もっと……!」
自分から腰を動かし、求めてしまう自分がいた。もう、鬼人の誇りも、リムルへの忠誠も、全てが遠い彼方へと消え去っていく。
「イくぞ……!お前の子宮に、俺の子種をぶちまけてやる!」
「きて……!もっと、めちゃくちゃにして……!」
光雄の動きが最高速に達する。シオンの膣内が、最期の締め付けを見せた。
「いくっ……!!」
「あああっ――!!」
二人は同時に絶頂を迎えた。熱い奔流が子宮の奥深くへと注がれる感覚に、シオンは意識が白く飛ぶほどの快楽を味わった。
森の奥深くで、鬼人の女戦士は、完全に雌へと堕ちていた。
森の奥深く。
一度目の交わりによる絶頂の余韻の中、シオンは虚脱したように草むらに横たわっていた。
理性は既に霞がかかり、ただ与えられた快楽のみに身体が反応している。胸元と秘所の痛みすら甘美な刺激となり、彼女の鬼人としての矜持を蝕んでいった。
「おいおい、終わりじゃないだろうが」
光雄の低い声がシオンの朦朧とした意識を揺さぶる。
彼は屈み込むと、シオンの汗ばんだ額に貼りつく紫紺の髪を指ですくい上げた。
「まだ俺の子種を受け止めただけだぜ? 本当のご馳走はこれからだ」
光雄は彼女の細い顎をつかみ、無理やり自分のほうに向かせた。シオンの潤んだ瞳には未だ抵抗の色がわずかに残っていたが、それは嵐の前の小さな灯火にすぎなかった。
「立て」
短い命令に、シオンの身体が反射的に従った。力の入らない四肢でどうにか上体を持ち上げる。
すると光雄はその背後に回り込み、四つん這いの姿勢をとらせた。
「ほら、犬みたいによつんばいになれ。それがお前みたいなメスにふさわしい格好だ」
冷酷な言葉と共に、シオンの背中に軽く鞭打つように手が添えられる。
「あっ……!」
屈辱的な体勢に顔が熱くなり、耳まで朱に染まる。しかし身体は逆らえない。むしろこの劣等な格好によって被虐的な快感がさらに煽られていることを、シオンは自覚してしまった。
光雄はニヤリと笑い、後ろからのし掛かるようにして再び猛り狂った熱杭をあてがった。
「行くぞ」
警告とともに、灼熱の肉槍が一息に蜜壺を貫いた。
「ひっ! あっ――!」
子宮口を直接抉るような衝撃。四つん這いという不安定な体勢での挿入は角度が変わり、未知の性感を掘り起こす。先ほどまでの正常位では感じられなかった部分が擦られ、新たな疼きとなってシオンを苛んだ。
「すごい……! 当たってる……!」
自分でさえ知らなかった最奥をゴツゴツと打ちつけられる感覚。声に出して認めてしまっていることも、もう取り繕うことができない。
「ほら見ろ! バックの方が好きなんじゃないか? やっぱり獣だな!」
嘲る声と共にピストン運動が始まる。
グチュッグチュッと淫猥な水音を響かせながら、何度も何度も子宮をノックする衝撃がシオンの理性を破壊していく。
「ああっ! ダメッ! そんなに奥ばかり……突いたらっ……!」
絶頂の予兆が迫る中、光雄は突然動きを緩めた。
「どうした? もうイきそうなのか?」
わざと浅いところを擦って焦らしながら囁く。
「お願い……します……もっと強く……奥まで……ちょうだい……」
恥も外聞もなく泣きつくシオン。かつてテンペストで皆に誇示していた冷静沈着な副官の面影は微塵もない。
その哀願に応えるように再び激しい抽送が始まると同時に――
「おっと」
パンッ!
乾いた破裂音が響いた。
光雄の大きな掌がシオンの引き締まったヒップを思い切り叩いたのだ。
「ひゃっ……!?」
予想外の刺激に身体が跳ねる。
痛みと同時に奇妙な快感が脊髄を駆け上がり、膣内がキュンッと締まる。
「叩かれて喜んでるのか? とんだ変態だな!」
二度目、三度目と続けざまに尻を打たれる。スパンキングの音に合わせて膣壁が収縮し、蜜壺全体が精液を搾り取るための搾乳機の如く蠢いた。
「あうっ! 痛いっ……! でも……感じちゃう……! ごめんなさい……! 私……おかしくなってる……!」
涙を流しながら打ち明けるシオン。その自己嫌悪さえも光雄にとっては最高の調味料だった。
「変態のお前にぴったりな客が来たぜ」
そう言いながら光雄は左手を挙げた。暗がりから複数の気配が近づいてくる。
それは先ほどシオンの肉体美に群がっていたゴブリンたちだった。彼らの股間はみな例外なく臨戦態勢に入り、血管が浮き出るほど膨張している。
「見てみろ。お前のエロい姿でこいつらも準備万端だ。次はみんなでお楽しみといこうか」
光雄は抽送を止めずに笑う。そして四つん這いで拘束されたシオンを中心に円を描くように並ぶゴブリンたち。
醜悪な緑の肌。血走った眼。唾液に濡れた歯列。そして何より各々の胯間で屹立する肉槍。太さも色も様々だが共通するのは獣欲が凝縮されたような禍々しさだった。
「い……いや……! こんなの……多すぎる……! 無理だよ……!」
四方八方から伸びてくる数十本の欲望の塊に囲まれる恐怖。呼吸をするだけで青臭い匂いが肺腑に染み渡り、視界に入るだけで子宮が痙攣するほどの圧迫感。
「いいじゃねえか。全部味わってやれよ。お前のそのいやらしい身体はそういう運命なんだからな」
そう言うと光雄は背後からの腰使いを加速させた。ズチャッズチャッと結合部から愛液が飛び散るほどの激しい抽送。同時に左右から他のゴブリンが近寄り彼女の乳房に手をかけた。揉みしだかれ乳首を捻りあげられ嬌声が抑えられない。
「やめてぇっ……! そんなにいっぱいされたら……! 私……壊れちゃう……!」
涙を滲ませ哀願するシオン。しかしその訴えは聞き届けられることはないどころかさらなる嘲笑を呼んだ。「壊れる? 冗談だろ。こんなドMな身体が簡単に壊れるわけねぇよ。せいぜい狂っちまえ!」
光雄の言葉と共に最初の一匹が射精を迎えたようだ。
「ヒャッヒャッヒャッ!」という甲高い嗤笑と共にシオンの背中に熱い飛沫がかかる。続いて右肩に、左腿に、そしてうなじに。
白濁した粘液が彼女の美しい曲線を伝って滴り落ちていく。
その間も光雄の抽送は止まらず内部からは熱い塊で埋め尽くされる。外部からも次々と異なる温度と濃度を持つスペルマが降り注ぐ。
「あっ! 熱い……! ヌルヌルして……汚くて……! なのに……気持ちいい……!」
矛盾した感情。
理性と本能の葛藤。その狭間でシオンの意識は徐々に混沌と混濁していく。
彼女の桃色に染まった肌を彩るのは最早光雄一人のものではない。幾人もの個体それぞれが放つ特有の臭気と質感を持った白濁液のプールの中で溺れるような錯覚。
「最高だな……この光景……!」
恍惚とした表情で眼下を見下ろす光雄。最後の一滴まで絞り出すような深い抽送を終えると同時に彼もまた大量の白濁を膣内で解き放った。
「ああ―――!!」
体内を満たす灼熱の感触と体外から浴びる冷たい雨とのギャップ。
シオンの意識はそこで一旦途切れる。
瞼の裏に映ったのは愛すべき主人リムルの顔か、あるいはただの幻影なのか。
少女はただ月明かりに照らされる泥沼のような白濁の中に蹲り啜り泣くばかりだった。その涙すらも汚れの中に混ざり穢れた。鬼人の誇り高き魂はまさに地獄絵図の中で貶められ蹂躙され尽くしたのであった…….
光雄が最後の精を放った刹那。時が凍結したかと思うほどの静寂が訪れた。
シオンの身体は極彩色の白濁にまみれ、意識すらも混沌の只中にある。
しかしその刹那、凄まじい殺気が森を覆い尽くした。
「おいおい……」
光雄の眉間に皺が寄る。肌を刺す冷気とプレッシャー――否、「絶対零度」の威圧感。
「その声……遅かったな。待ちくたびれたぜ?」
嘲るような口調と共に光雄は立ち上がる。
「シオン!」
怒号にも似た叫び声と共に疾風のごとき速さで躍り出た影。それはシオンの主君でありテンペストの盟主・リムル=テンペストであった。
漆黒の法衣を纏った矮躯ながら放つ威容は魔王級。
特に今の彼から放射される憤怒と殺気は常識を超えていた。
「貴様……!よくも……!」
リムルは血の気の引いた蒼白な表情で光雄を睨めつけている。その金色の瞳は真紅に変わり今にも爆ぜそうな激情が見えるようだ。
「これはこれは我が君よ。ご到着か? ちょうどメインディッシュに取り掛かろうというところだったのだが」
光雄は全く怯む様子もなくむしろ挑発的に笑った。
「貴様……何をしているか分かっているのか……!」
低く震える声。その底には地獄の業火にも似た灼熱が潜んでいる。
「もちろん。貴様の所有物を俺が貰い受けただけさ。文句ある?」
わざとらしい敬語すら捨て去り光雄は言い放った。
「許さん……! 断じて許さんぞッ!!」
瞬間リムルの周りの大気が歪む。絶対零度のオーラが物理的に温度低下を引き起こし凍える氷の刃となって放射状に拡散した。
「ヒャハァッ!」
しかし光雄はそれを嘲笑うように片手を掲げると虚空から巨大な魔方陣を展開。
「スキル解放・『結界生成』!」
瞬時に彼を守るように透明な障壁が形成される。リムルの放出した氷刃は全て跳ね返されあらぬ方向へ飛散し木々を抉り地面を穿った。
「ほう? なかなかの硬度だな。だが……」
リムルは一切臆せず前進。両手を組み合わせて莫大なエネルギーを蓄積しつつある。
「喰らえ!」
「無駄だっ!」
光雄も迎撃体勢に入り両者は真正面から激突した。
大地が鳴動し空気が震え閃光が奔る。
衝突地点を中心に爆風が巻き起こり近くに居たゴブリンどもは全員吹き飛ばされた。
轟音と閃光が森を支配する中、リムルの瞳は冷酷なほどに澄んでいた。
怒りに任せた攻撃ではない。その奥底には、絶対的な『殺意』だけが静かに燃え上がっていた。
「チッ、なんだこの野郎!さっきより気力が上がってやがる!」
光雄が焦りの声を上げる。展開した結界にひびが入る音が、パリパリと耳障りに響き始めた。
「シオンに……よくも……ッ!!」
リムルの拳に、漆黒のオーラが収束していく。それはただの魔力ではない。魔王の資格を持つ者の、世界すら歪めるほどの呪力の奔流だった。
「くそっ!『全能力強化(オールブースト)』!『絶対防御(アブソリュート・ガード)』!これなら!」
光雄が慌てて虚空に指を走らせ、新たなチートスキルを展開する。光の盾が幾重にも彼を覆う。
だが。
「無駄だ」
リムルが静かに告げた瞬間――
彼の背後に、巨大な仮面のような影が浮かび上がった。
『解除』
大賢者の声が響いたわけではない。リムルの瞳が光ったその刹那、光雄が展開したはずの絶対防御の概念が、唐突にこの世界から消え失せた。
「は? え? なんで!?」
光雄の顔が引きつる。自らの最強を誇ったチートが、ただの幻想のように掻き消えたのだ。
「お前のその能力、『解析』した。そして『無効化』しただけだ」
リムルは淡々と言い放つ。
「俺の仲間を傷つけ、辱めた罪……死んで償え」
リムルの足元に魔法陣が展開される。
「虚空の黒、我が仇なす者を呪い殺す! 『死の呪詛(デス・ストーク)』!!」
放たれたのは、不可視の黒い波動。
回避不能。防御不能。対象の生命力を直接奪い取る、純糧なる死の具現。
「ぎゃあああああああああッ!!??」
光雄が絶叫した。
彼の身体は内側から崩壊を始める。皮膚が干からび、肉が削げ落ち、骨が灰になっていく。
「俺様は……チートを……最強を……! こんな、こんな雑魚魔王にィィィッ!!」
「消えろ」
リムルが冷酷に見下ろす中、円光雄の身体は灰となり、夜風に舞って完全に消え去った。
主を失ったゴブリンたちは、強化能力を消失し、再びただの弱小魔物へと戻った。そして、リムルから放たれる魔王の威圧に腰を抜かし、震え上がることしかできなかった。
「ベニマル! ソウエイ! 残りのゴブリンを始末して!一人も逃がさないで!」
「御意!」
「御意に!!」
駆けつけてきた二人の鬼人が、怒りを込めて剣と刀を振るう。虐げられた仲間の恨みを晴らすかのように、ゴブリンたちは一瞬のうちに刈り取られていった。
リムルはそれらに目もくれず、地面に倒れ伏すシオンの元へ駆け寄った。
「シオン……! シオン……!」
ボロボロになった彼女の身体。白濁と血と泥にまみれ、鬼人の誇りを無残に踏みにじられた姿。
リムルの胸が、かつてないほどに締め付けられた。
「……リムル、様……」
シオンが焦点の合わない目で、かろうじて主の姿を認める。その頬を涙が伝った。
「ごめ……なさ……い…私……負け……て…」
「喋らないで!」
リムルは手早く自らの空間収納から最高位の回復ポーションを取り出し、シオンの口に含ませる。同時に、手のひらを彼女の胸に当て、回復魔法(ヒール)を全力で流し込んだ。
ポーションの効果と魔法の恩恵により、シオンの身体の傷がみるみるうちに塞がっていく。引き裂かれた皮膚が繋がり、骨が修復され、汚れもまた浄化されていく。
しかし、彼女の心に刻まれた傷は、魔法で癒せるほど浅くはない。
自分から媚びを売り、快楽に溺れ、雄に屈服した記憶。それがシオンの瞳に、深い絶望の影を落としていた。
「俺のせいだ……」
リムルはポーションを飲み干し、すっかり綺麗になったシオンの身体を、自分の法衣で包み込むように抱き上げた。
「もっと早く気づいていれば……お前にこんな思いはさせなかった……」
リムルの声が震えていた。
圧倒的な力を手に入れたはずなのに、大切なものを守れなかった無力感が、彼を苛んでいた。
「いいえ……リムル様が……来てくださっただけで……」
シオンは震える手で、リムルの法衣を掴んだ。
「助けて……いただいて……ありがとうござい……ます……」
そう言いながら、彼女は幼い子供のようにリムルの胸に顔を埋め、声を殺して泣きじゃくった。
鬼人の強さも、秘書官としての威厳も、今はただ、傷ついた一人の娘に過ぎない。
リムルは、シオンの頭を優しく撫でながら、夜空を見上げた。
森の静寂が戻ってきている。だが、空気はまだ重く、血と絶望の臭いが残っている。
「絶対に許さない。俺の仲間に手を出した代償は、必ず払わせる……」
リムルは腕の中のシオンを強く抱きしめた。
「シオン、もう大丈夫だ。二度と……二度と、お前を離さない。誰にも触れさせない」
それは、魔王としての誓言であり、一人の主としての誓いだった。
ジュラの大森林に、長く冷たい夜が明けようとしていた。
⭐️リムルとシオン
テンペストの盟主が与えた罰は、死よりも重く、そして何よりも甘美なものだった。
清潔な白いシーツの感触。
鼻腔をくすぐる微かな香りは、間違いなくリムル様のものだ。
シオンはゆっくりと瞼を開いた。
「……気がついたか、シオン」
心配そうに覗き込んでくるのは、他でもない我が主。
その顔を見た瞬間、シオンの胸に堰を切ったように感情が溢れ出した。
「リムル様……!」
跳ね起きようとするが、身体が鉛のように重い。
それよりも何よりも、心が千々に裂けるほど痛かった。
視界が涙で滲む。あの森での記憶がフラッシュバックする。
小賢しいゴブリンたちの罠。
圧倒的な暴力。
そして、身体を弄ばれ、快楽に屈服させられた屈辱。
「申し訳……ございません……ッ!」
シオンはシーツに顔を押し付け、慟哭した。
「私の……私のせいで……! リムル様の忠告を無視して、独断専行など……ッ!」
あの時、止められていれば。
待てと言われていたのに。
己の激情に任せて飛び出した結果がこれだ。
仲間を危険に晒し、何より主君たるリムルに多大な心配をかけた。
「それに……私の体は……ッ」
言葉に詰まる。
他の男に穢された。
ただ傷ついただけならまだ良かった。
だが、あの男に開発され、快楽を植え付けられ、自ら媚びを売ってしまった。
鬼人の誇りも、リムル様の近くに仕えるに相応しい純潔も、全て奪われた。
「もう……私には……リムル様のお側に立つ資格など……!」
シオンは震える手で枕元の剣を探った。
いや、武器などなくとも鬼人は自らを滅することができる。
自決。
それだけが、穢れた自分に許された唯一の贖罪だった。
「お許しください。私は……汚れてしまいました……!」
そう叫ぶと同時に、シオンは自らの魔力核(心臓)を内側から破裂させようと力を込めた。
「バカ言うな!!」
怒声と共に、シオンの手首を強い力が掴んだ。
次の瞬間、彼女の身体は強く抱きすくめられていた。
温かい胸板。鼓動が伝わってくる。リムルの匂い。
「死ぬなんて許さない。僕がそんなことさせるわけないだろ」
「で、ですが……! 私は……ッ!」
「黙って聞け」
リムルの声は低く、有無を言わせない響きを持っていた。
彼はシオンを抱きしめたまま、耳元で囁くように告げた。
「独断専行の罪。それは確かにある。僕だって怒ってる。シオンがあんな目に遭ったなんて、許せないって思ってる」
「はい……ッ」
「だから罰を与えるよ、シオン」
その言葉に、シオンは覚悟を決めて目を伏せた。
どのような罰であろうと受けるつもりだった。この身を切り刻まれようと構わない。
「生涯……僕のそばにいろ」
「……え?」
予想だにしない言葉に、シオンは思わず顔を上げた。
潤んだ瞳に映るリムルの顔は、怒りでも軽蔑でもなく、ただ真剣そのものだった。
「お前がどんな体になろうと関係ない。お前は僕の部下だ。僕のシオンだ。一生離さない。それが僕の下す罰だ」
「リムル……様……」
「拒むことは許さないぞ」
それは罰という名の誓いだった。
彼女が最も望み、そして最も失ったと思っていた場所への帰還命令。
「そして……僕に抱かれろ」
リムルは再びシオンを強く抱きしめた。
その腕の力強さが、彼女の震える身体を包み込む。
彼に抱かれること。
それはかつてないほどの親密さと、絶対的な所有を意味していた。
「あぁ……ッ! リムル様ぁ……!」
シオンはリムルの胸に顔を埋め、子供のように泣いた。
恐怖も絶望も屈辱も、その温もりの中で溶けていくようだった。
リムルは優しくシオンの髪を撫でながら、彼女をベッドに押し倒した。
シオンの頬に涙が伝う。その滴を唇で拭い取ると、リムルはそっと口づけを落とした。
「んっ……」
柔らかい唇の感触。優しく触れるだけの口づけが、やがて深く激しいものへと変わっていく。
舌が絡み合い、互いの唾液を分け合う。
あの時感じたのは屈辱と不快感だけだった口腔への侵入も、今は甘い痺れとなって全身を駆け巡った。
「ふぅ……んっ……ちゅっ……」
酸素を求めて唇を離すと、二人の間に銀色の糸が引いた。
シオンの瞳は潤み、頬は上気して桃色に染まっている。
リムルの手が寝巻きの合わせ目から滑り込み、彼女の肌に触れた。
「ひゃっ!」
無意識に身を縮こまらせるシオン。
彼女の脳裏にはまだ、あのゴブリンの醜悪な手の感触が残っているのかもしれない。
自分の身体が汚れているような気がして、触れられるのが怖い。
「大丈夫だよ、シオン」
リムルは彼女の恐怖を見透かしたように囁き、愛おしそうに頬ずりをする。
そしてゆっくりと、確かめるように彼女の身体を愛撫し始めた。
首筋。
鎖骨。
そして豊かな膨らみへ。
「綺麗だね、シオン」
傷一つない白磁のような肌。
あの時つけられた爪痕も傷も、魔法とポーションによって完全に消え去っていた。
だが心の傷は違う。だからこそリムルは、一寸一寸を確かめるように唇と指で辿っていく。
「あっ……んっ……そこ……」
リムルの手が胸の先端に触れた。
以前のように痛みや強烈な快感を与えるものではない。
包み込むように優しく揉みしだき、先端を親指で優しく擦り上げる。
「んぅっ……! リムル様……!」
ジンとした熱が下腹部へと広がる。
あの時のような脳を焼き切るような快楽ではない。
もっとじんわりと、心の芯から溶かしていくような温かい感覚。
身体が浄化されていくような心地よさだった。
「気持ちいいか?」
「はい……っ! いい……ですっ……!」
自分の意志で肯定できる喜び。
無理やり貪られるだけだった行為が、今はこうして主君に愛されているという事実が、シオンを幸福感で包み込む。
リムルの手がさらに下へと滑り降りる。
平らな腹、括れた腰。
そして彼女の最も秘められた場所へ。
「あっ……!」
指先が割れ目に触れると、シオンはビクンと身体を震わせた。
まだそこは少し腫れているかもしれない。
だがリムルは決して急がず、溢れ出る愛液を指先に絡ませながら、優しく開花させた。
「シオンの中はこんなにも熱いんだね」
耳元で囁かれただけで、背筋がゾクゾクと震える。
リムルの指が内部へと滑り込んでくる。
「んっ……あぁっ……!」
異物を受け入れる感覚。しかしそれは苦痛ではない。
自分の中に主君が入ってくるという事実が、たまらなく嬉しい。
内壁が喜びで収縮し、指を締め付ける。
「凄い締め付けだ。……僕のが欲しいか?」
リムルの問いかけに、シオンは迷わず頷いた。
「欲しいです……! リムル様の……全部くださいっ……!」
かつては他者に強請らされた言葉。
今は自らの意志で、心から欲して懇願する。
リムルは微笑むと、自身を彼女の入口へとあてがった。
そしてゆっくりと、しかし力強く腰を押し進めた。
「ああああっ――!!」
二人が一つになる瞬間。
かつてないほどの充填感がシオンを満たした。
痛みはない。ただ心地よい熱と圧迫感だけ。
魂が触れ合うような深い結合。
「シオン……!」
「リムル様ぁ……ッ!」
リムルが動き始める。
激しく貪るようなピストンではなく、互いの顔を見つめ合いながら、深く深く結合部を擦り合わせるような動き。
一突きごとに子宮口がノックされ、背筋を駆け上がるような快感が波のように押し寄せる。
「いいっ……! そこっ……いいですっ……!」
「シオンの中は最高だよ……! いくらでも味わいたい……!」
二人の吐息が混ざり合う。
汗ばんだ肌が擦れ合い、熱が伝わる。
ただ快楽を貪るだけではない。お互いの存在を確かめ合い、心を通わせるための営み。
「あっ! あっ! んんっ! リムル様っ! リムル様ぁッ!」
名前を呼ぶたびに昂ぶる。
見上げる主君の顔が愛おしくてたまらない。
この人に抱かれている。この人に愛されている。
それだけで世界が輝いて見えた。
(私は……生きていていいんだ……)
あの森で枯れ果てたと思った涙が再び溢れる。
しかしそれは悲しみの涙ではない。
歓喜の涙だった。
「シオン……愛してる」
その言葉が決定打となった。
「私も……私もっ! 愛してますっ! リムル様ぁぁッ!!」
シオンの背中が弓なりに反った。
互いに限界が近づいている。
リムルは一層深く腰を沈め、彼女の最奥へと熱を放った。
「いくぞ……ッ!」
「きてくださいっ……! 中にっ! いっぱい注いでくださいっ!!」
ドクッ! ドクッッ!!ドクッ! ドクッッ!!ドクッ! ドクッッ!!ドクッ! ドクッッ!!ドクッ! ドクッッ!!
熱い奔流が子宮を満たしていく感覚。下腹部が膨らむほどの圧倒的に種付け。
それは彼女の主人が誰であるかをワカラセるかのようなリムルの愛の奔流だった
それは何よりも安心できる温もりだった。
シオンもまたその熱を受け止めるように膣内を激しく収縮させ、自らも絶頂へと達した。
「あぁぁぁぁぁぁッ――!!!」
白濁した意識の中で二人は強く抱き合った。
心も体も完全に結びつき、一つになった心地よい余韻の中で、二人は互いの体温を分け合っていた。
長く冷たい夜は明けた。
二人にはこれから長い長い時間が与えられているのだから。