※この作品はR-18です。

アニメ世界移行能力をもった俺がアニメヒロインを犯りまくる。※リクエストも可   作:みなぽん

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魔法少女 マギカ⭐️まどか まどかを円環の理しない方法❤️

鹿目まどかが、円環の理になってしまう。

 

 それだけは、暁美ほむらにとって、何度時間を繰り返しても変わらない悪夢だった。

 

 だから今日も、ほむらは教室の窓際から、まどかの横顔を見つめていた。

 

 春の柔らかな光が、まどかの髪を淡い桃色に染めている。

 

「……まどか」

 

「なあに?」

 

 呼ばれて振り返ったまどかは、いつものように笑った。

 

 その笑顔を見るたびに、ほむらの胸は少しだけ痛くなる。

 

 知っている。

 

 この少女が、誰よりも優しくて、誰よりも他人のことを考えてしまうことを。

 

 そして、その優しさが、いつか彼女自身を犠牲にしてしまうことを。

 

「どうしたの? ほむらちゃん」

 

「……なんでもないわ」

 

「また難しい顔してる」

 

 まどかはくすりと笑って、ほむらの顔を覗き込んだ。

 

「最近、ずっとそうだよ」

 

「そうかしら」

 

「うん。眉間にしわが寄ってる」

 

 そう言って、まどかは人差し指でほむらの眉間をちょん、と触れた。

 

「ほら」

 

「……!」

 

 ほむらは思わず固まった。

 

 何度も見てきたはずのまどか。

 

 何度も触れたはずのない距離。

 

 それでも、こういう何気ない仕草には、どうしても弱かった。

 

「ふふ。取れた?」

 

「……何が?」

 

「しわ」

 

「あなたのせいよ」

 

「ええっ?」

 

 まどかが目を丸くする。

 

 その顔が可愛くて、ほむらは思わず小さく笑った。

 

「……でも」

 

 ほむらは窓の外へ視線を向けた。

 

「こういう時間は、嫌いじゃないわ」

 

「私も」

 

 まどかは、何の疑いもなく答えた。

 

「ほむらちゃんと一緒にいる時間、好きだよ」

 

 心臓が跳ねた。

 

 ほむらは慌てて顔を伏せた。

 

「……そう」

 

「うん」

 

 まどかは嬉しそうに笑っている。

 

 その笑顔を見ながら、ほむらは考えていた。

 

 これまでの私は、どうして気づかなかったのだろう。

 

 まどかを救う。

 

 まどかを魔法少女にしない。

 

 まどかを円環の理にしない。

 

 ずっと、そればかり考えていた。

 

 けれど。

 

 まどかを救うということは、ただ運命から引き離すことではない。

 

 まどかが、この世界で笑っていられる場所を作ることなのではないか。

 

 魔法少女にならなくても。

 

 誰かを救うために自分を犠牲にしなくても。

 

 普通の女の子として、恋をして。

 

 友達と笑って。

 

 くだらないことで喧嘩して。

 

 好きな人と一緒に帰って。

 

 そんな人生を送ってもいいのではないか。

 

「……ほむらちゃん?」

 

「何?」

 

「顔、赤いよ?」

 

「……気のせいよ」

 

「本当に?」

 

「本当」

 

「じゃあ、どうしてこっち見てくれないの?」

 

「……」

 

 ほむらは答えられなかった。

 

 まどかが少しだけ首を傾げる。

 

「ほむらちゃんって、私のこと好き?」

 

 時間が止まったような気がした。

 

「……え?」

 

「だって、いつも私のこと見てるから」

 

「そ、それは……」

 

 ほむらは言葉に詰まった。

 

 魔女と戦うより難しい。

 

 ワルプルギスの夜と対峙するより難しい。

 

 まどか本人に、自分の気持ちを知られることのほうが、ずっと怖かった。

 

「……嫌いなら、そんなに見ないでしょう?」

 

「じゃあ、好きなんだ」

 

「……そうね」

 

 観念したように、ほむらは答えた。

 

「私は、あなたが好き」

 

 まどかの頬が赤くなった。

 

「……私も」

 

「え?」

 

「私も、ほむらちゃんが好き」

 

 今度こそ、ほむらは何も言えなくなった。

 

 何度も繰り返した時間の中で、一度も聞いたことのない言葉だった。

 

 嬉しい。

 

 それなのに、怖い。

 

 この幸せさえ、また失ってしまうのではないかと思ってしまう。

 

「……どうして泣いてるの?」

 

「泣いてなんか……」

 

 頬に触れる。

 

 指先が濡れていた。

 

「……ごめんなさい」

 

「どうして謝るの?」

 

「嬉しくて」

 

 まどかは何も言わず、ほむらの手を握った。

 

 小さな手だった。

 

 暖かかった。

 

「じゃあ、泣いていいよ」

 

「……まどか」

 

「私、ここにいるから」

 

 その言葉が胸に染みた。

 

 ずっと、自分ひとりで戦ってきた。

 

 何度も時間を巻き戻し、何度も失い、何度も絶望して、それでもまどかを救おうとしてきた。

 

 けれど今。

 

 自分の手を握ってくれる少女がいる。

 

「ねえ、ほむらちゃん」

 

「何?」

 

「これからも、一緒にいてくれる?」

 

「……ええ」

 

「ずっと?」

 

「ずっと」

 

「じゃあ、約束」

 

 まどかが小指を差し出した。

 

 ほむらは少しだけ笑って、その小指に自分の小指を絡めた。

 

「約束するわ」

 

 ほむらは空を見上げた。

 

 何度も何度もやり直した世界。

 二人で歩いていく。

 そのためなら、どんな運命だって変えてみせる。

 

 たとえ相手が、神様であったとしても。

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あの約束から数日後の夜のことだった。

 

ほむらのマンションのドアが、ノックもなしに開いた。

 

「よお、暁美ほむら」

 

そこに立っていたのは、見知らぬ男だった。

円光雄と名乗ったその男は、不敵な笑みを浮かべながら、まるで空気を読んだかのように部屋に上がり込んできた。

 

「誰? あなた」

 

警戒するほむらに、光雄は傲慢に言い放った。

 

「俺はアニメ世界に侵入できるチート能力者だ。お前らの苦悩も、ループも、全部お見通しだ」

 

ほむらの瞳が細められる。狂気じみた男の戯言だと思った。しかし、男の次の言葉は、ほむらの心臓を鷲掴みにした。

 

「鹿目まどかのことだがな。あいつは何があっても自己犠牲しちまう運命にある。お前がどれだけループしようが、あいつは最後には他人のために自分を差し出す。それがあいつの『優しさ』であり『呪い』だ」

 

「……それを、私が知らないとでも?」

 

ほむらの声が震える。何度見てきた絶望か。何度引き裂かれたか。

 

「だがよ」光雄はニヤリと笑った。「ただ一つ、あいつが自己犠牲できなくなる方法がある」

 

「……なんですって?」

 

「あいつを妊娠させるんだ」

 

あまりに突拍子もない提案に、ほむらは呆気にとられた。

 

「妊娠……?」

 

「そうだ。あいつの中に新しい命が宿れば、あいつはもう時空の果てになんか行けなくなる。母親としての本能が、何よりも優先されるからな。お前の大事なまどかは、永遠にお前のそばにいる女になるんだよ」

 

ほむらは唇を噛んだ。倫理的にも、論理的にもおかしい。だが、まどかを失う恐怖に比べれば、そんなものは塵芥に等しかった。

 

「でも……誰が……」

 

「決まってるじゃないか」光雄はほむらの目を覗き込み、悪魔の囁きを続けた。「お前だよ、暁美ほむら! 俺のチート能力で、お前にちんぽをつけてやる。妊娠確実な絶倫なやつをな!」

 

ほむらの脳裏に、まどかの笑顔がよぎる。

あの笑顔を永遠に守りたい。

たとえ悪魔に魂を売り渡そうとも。

まどかが自分だけのものになるなら。

 

「……やって」

 

ほむらの決断は早かった。

 

「ああ? いいのか?」

 

「早くして! まどかを……まどかを救うの!」

 

光雄の能力が発動する。ほむらの下腹部に灼熱のような熱が走り、身体の奥底から異質なものが芽吹いていくのを感じた。それは激しい疼きとなり、まどかを求める本能的な衝動を呼び覚ました。

 

「さあ、行けよ暁美ほむら。お前の愛をぶつけてこい」

 

ほむらは制服のまま走り出した。夜の街を切り裂くように。

行き先は、まどかの家。

誕生日を迎えたばかりの、愛しい少女のもとへ。

 

 

あの悪魔のような男、円光雄が消え去った後も、暁美ほむらの身体には灼熱のような熱が残っていた。

下腹部に異質なものが芽吹き、脈打つ感覚。それは単なる器官の付加ではなく、鹿目まどかという少女を求めてやまない、ほむら自身の歪んでしまった愛の結晶だった。

 

(これで……まどかを救える)

 

ほむらは震える足で夜の街を駆けた。

雨が降り始めていた。冷たい雫が頬を伝うが、身体の芯はマグマのように滾っている。

何度も繰り返した絶望のループ。その果てに見つけた、たった一つの救済。

それは、神への生贄ではなく、禁忌の果実を味わうことだった。

 

「ほむらちゃん……?」

 

窓を伝って部屋に滑り込んできたほむらを見て、鹿目まどかはベッドの上で目を丸くした。

誕生日を迎えたばかりのまどかは、淡いピンク色のパジャマを着て、無防備に髪を下ろしていた。

その姿があまりにも愛らしく、ほむらの胸は張り裂けそうになった。

 

「どうしたの? こんな夜中に……それに、すごく濡れてる」

 

心配そうに手を伸ばすまどか。その温かい手がほむらの頬に触れた瞬間、ほむらの中で何かが弾けた。

 

「まどか……っ!」

 

ほむらはその手を掴み、強引に引き寄せた。

ベッドに押し倒される形になったまどかが、小さな悲鳴を上げる。

 

「ひゃっ……ほむらちゃん?」

 

「逃がさないわ」

 

ほむらの瞳には、狂気と愛憎が煮えたぎるような炎が宿っていた。

それは何度もまどかを失ってきた者特有の、焦燥と執着の色だった。

 

「もう二度と、あなたを行かせない。誰かのために犠牲になるなんて許さない。あなたは……私だけのものよ」

 

唇が重なった。

優しさのかけらもない、貪るような口づけ。

まどかの唇を割り開き、舌をねじ込み、甘い唾液を奪い尽くす。

歯列をなぞり、口内の隅々まで犯すように絡め取る。

 

「んっ……ふぅ……むらちゃっ……!」

 

まどかが苦しげに喘ぐが、ほむらは唇を離さない。

むしろその息苦しさすらも愛おしく感じて、さらに深く深く吸い付いた。

手は勝手に動き、パジャマのボタンを乱暴に引きちぎるように外していく。

 

「あっ……だめ……そんなに激し……」

 

ようやく唇を離すと、まどかの顔は涙と涎でぐちゃぐちゃになり、白磁のような肌が露わになっていた。

発育した乳房が露わになり、ほむらはそこに顔を埋めた。

 

「まどか……まどか……っ」

 

吸い付くように乳首を舐め上げる。

舌で転がし、時折歯を立てて甘噛みするたびに、まどかの身体がビクンと跳ねた。

 

「あんっ……ほむらちゃん……変だよ……こんなの……」

 

「変じゃないわ。これが私の愛よ。ずっと隠してきた、ドス黒い愛なの」

 

ほむらは片手でまどかの秘所を下着の上から強く押し上げた。

すでにそこは熱を帯て湿り気を帯びていた。

まどかの身体もまた、ほむらを求めているのだという確信が、ほむらをさらに凶暴にさせた。

 

「いやっ……そこ……」

 

下着を横にずらし、直接割れ目に指を滑り込ませる。

溢れ出た蜜が指を濡らし、ヌプッという卑猥な音が静かな部屋に響いた。

 

「ああっ……!」

 

「聞こえる? まどか。あなたの身体がこんなに私を欲しがってる」

 

クリトリスを摘み上げ、円を描くように弄ぶ。

まどかはシーツを握りしめ、首を振って抵抗しようとするが、快楽には逆らえなかった。

 

「やめて……そんなこと言わないで……っ」

 

「やめないわ。全部見せるの。あなたの淫らな姿も、私に抱かれて喘ぐ声も、全部私のもの」

 

ほむらはスカートを捲り上げた。

そこには、光雄の能力によって生やされた、怒り狂うほどに充血した男の象徴がそそり立っていた。

女性でありながら男性の部位を持つという異様さに、ほむら自身も戸惑いを感じていたが、それ以上にまどかを貫きたいという本能が勝っていた。

 

「これが……私の……」

 

まどかは涙で潤んだ瞳でそれを見つめた。

一瞬驚愕に震えたが、やがてその表情には深い慈愛の色が浮かんだ。

 

「ほむらちゃん……」

 

「怖いでしょう? 化け物になってしまった私が」

 

「怖くないよ……」

 

まどかは震える手を伸ばし、ほむらの頬に触れた。

 

「ほむらちゃんだもん。どんな姿でも……私はほむらちゃんが好き」

 

その言葉が、最後の理性を焼き切った。

 

「まどかっ!」

 

ほむらはまどかの両脚を大きく開かせ、己の猛りを秘口に押し当てた。

熱く滾る先端が、濡れそぼった花びらに触れ、ズルリと滑り込む。

 

「いっ……!」

 

「痛い? ごめんなさい……でも、我慢できないっ!」

 

ほむらは腰を一気に沈めた。

処女を突き破る抵抗感と共に、ペニスがまどかの膣内をこじ開け、子宮口まで一気に押し進む。

 

「ああああああっ!!!」

 

まどかの悲鳴が夜空を切り裂いた。

裂けるような痛みが走り、目から涙が溢れ出す。

しかしほむらは止まらなかった。

きつく締め付けられる膣壁の快感に脳髄が痺れ、ただ突き上げることだけに夢中になった。

 

「あつっ……きつい……っ! まどかの中……すごいっ!」

 

「痛いっ……痛いよぉ……ほむらちゃん……お腹……壊れちゃう……!」

 

「壊してあげるわ! あなたの優しさも自己犠牲も全部壊して! 私だけがあなたを愛せるように! 私だけがあなたを満足させられるように!」

 

ズン!ズン!ズン!

肉と肉がぶつかる鈍い音がリズムを刻む。

ほむらは獣のように腰を振り続けた。

自身の長年の想いをぶつけるように、まどかの奥深くを何度も何度も突き刺す。

 

「あっ!あっ!あんっ!……んほおおっ!」

 

痛みに混じって、まどかの声に甘い響きが混じり始めた。

胎内をこすり上げられる摩擦熱が、痛みを快楽へと変えていく。

 

「ほむらちゃん……すごい……お腹の中……かき回されてる……っ! 変になっちゃう……!」

 

「なりなさい! 私の女になりなさい!」

 

ほむらはまどかの脚を抱え込み、さらに深く貫いた。

膣奥の最も敏感な一点をペニスの先端が捉え、激しく擦り上げる。

 

「ひぃっ! そこっ! だめっ! しゅごいっ! イッちゃうっ! イッちゃうううっ!」

 

「一緒にイキましょう! まどかっ!」

 

ほむらは限界まで膨れ上がった欲望を、一気に爆発させた。

 

「いくっ! まどかっ! 受けてっ! 私の全部をっ!」

 

ドクッ!ドクッ!ドクッ!

子宮の奥深くに、ドロドロとした大量の精液が注ぎ込まれた。

熱い飛沫が子宮壁を叩く感覚に、まどかは白目を剥いて絶頂した。

 

「あつっ……熱いよぉ……お腹の中に……いっぱい……来てるっ……!」

 

一回目の射精を終えても、ほむらのペニスは衰えるどころか硬度を増していた。

まどかの膣内は精液で満たされ、少し動くだけで卑猥な水音が鳴る。

 

「まだっ……まだ足りないっ! もっとあなたの中にいたい! もっとあなたを知りたい!」

 

ほむらは休む間もなくピストン運動を再開した。

さっき吐き出した精液が泡立ち、白濁した液体がまどかの秘所から溢れ出す。

 

「んほおおおっ! ほむらちゃんっ! またっ! また大きくなってるっ! お腹壊れちゃううっ!」

 

二回目の交わりはより激しく、より深く。

ほむらはまどかの耳元で荒い息を吐きながら囁いた。

 

「まどか……愛してる……誰にも渡さない……永遠に私の中に閉じ込めるわ……」

 

「ああっ……ほむらちゃん……好き……大好き……っ! もっと……もっと愛して……!」

 

まどかは自らほむらの背中に脚を絡め、更深く受け入れようと腰を上げた。

その無意識な淫らな動作が、ほむらをさらに狂わせた。

 

二回目の射精。

三回目の射精。

時間の感覚が溶けていく。

ただひたすらに求め合い、肌を重ね続ける。

 

ほむらはまどかを四つん這いにさせた。

乳房が揺れる様を見下ろしながら、背後から激しく突き入れる。

 

「あんっ!あんっ!あんっ! ほむらちゃんっ! 奥っ! 奥に当たってるっ!」

 

「ここでしょう? あなたの弱い場所はここね?」

 

意地悪く最奥を小刻みに突き上げると、まどかは涎を垂らしながら声にならない悲鳴を上げた。

 

「あひっ!あひゃあああっ! イクっ! またイクっ! イッちゃううううっ!」

 

四回目の射精。

まどかはすでに放心状態だったが、その瞳には深い愛と信頼だけが宿っていた。

 

「ほむらちゃんの……赤ちゃん……できてるのかなぁ……」

 

虚ろな目で微笑みながら紡がれた言葉が、ほむらの心臓を鷲掴みにした。

この少女は本当に自己犠牲の塊だ。こんな状況でも、ほむらのために言ってくれているのだ。

だからこそ、愛おしくてたまらなかった。

 

「できるわ! 必ずできるっ! 私たちの子供よ!」

 

ほむらは最後の力を振り絞り、まどかを正面对面で抱き締め直した。

互いの心臓の鼓動が直接伝わるほど密着し、見つめ合いながら最後の一線を超える。

 

「まどか……愛してる……愛してるわ……」

 

「私も……愛してる……ほむらちゃん……ずっと……ずっと一緒だよ……」

 

五回目の射精。

ほむらは吠えながら、残りの全てを絞り出すようにまどかの中に放った。

それは単なる性欲の発散ではなく、二人の魂が混ざり合うような至高の瞬間だった。

 

果てた後も、ほむらはまどかの中にペニスを埋めたまま離れようとしなかった。

名残惜しさと、これでまどかが繋ぎ止められたという安堵感があった。

まどかもまた、汗と体液に塗れた身体でほむらに抱きついたまま、幸せそうに涙を流していた。

 

窓の外には朝日が昇り始めていた。

雨は上がり、オレンジ色の光がカーテンの隙間から差し込んでくる。それは新しい一日の始まりであり二人の新しい人生の始まりでもあった。

 

円環の理にもワルプルギスの夜にももう関係ない。まどかはここにいる。ほむらの腕の中に。そして近いうちに二人の愛の結晶が芽吹くことだろう。それは誰にも邪魔できない絶対的な絆。

 

ほむらはまどかのお腹を優しく撫でた。まどかは微笑みながら自らのお腹を撫で返した。

 

「ありがとう…まどか」

 

「うふふ…赤ちゃん楽しみだね」

 

二人は口づけを交わした。それは甘くそして永遠に続く誓いの口づけだった。夜明けの光は二人を優しく包み込みこれから訪れる長い幸福な日々を予感させていた。

 

⭐️悪魔の見返り

朝の光が部屋を満たす頃、まどかはほむらの腕の中で静かに眠っていた。

ほむらはその寝顔を見つめながら、自分の下腹部に残る鈍い感覚を確かめていた。

昨夜の行為の痕跡。まどかの体内に注ぎ込んだ自分の全て。

そして今、まどかの胎内では新しい命が宿ろうとしている。

 

(これで…まどかはもう行かない)

 

安堵のため息が漏れる。何度も繰り返した絶望のループに、ようやく終止符が打たれたのだ。

ほむらはまどかの髪をそっと撫で、額に口づけを落とした。

 

「おはよう、ほむらちゃん」

 

まどかが目を覚ました。昨夜の激しさを感じさせない、穏やかな微笑み。

その笑顔がほむらの心を満たす。この笑顔を守るためなら、何を失っても構わないと思えた。

 

「おはよう、まどか」

 

「なんか…お腹がぽかぽかするの。ほむらちゃんの赤ちゃん、もういるのかな?」

 

「ええ、きっと」

 

二人はしばらく抱き合ったまま、新しい朝を噛み締めていた。

しかし、その平穏は長くは続かなかった。

 

その日の夕方、マンションのインターホンが鳴った。

ほむらがモニターを確認すると、そこには見覚えのある男の姿があった。

円光雄。あの悪魔のような提案をした男。

 

「よお、暁美ほむら。約束の時間だぜ」

 

ほむらの全身から血の気が引いた。

まどかはまだベッドで休んでいる。この男を家に入れるわけにはいかない。

 

「…何の用?」

 

インターホン越しに、ほむらは低い声で答えた。

 

「とぼけるなよ。俺のチート能力でお前にちんぽをくれてやったんだ。まどかを妊娠させるという目的は達成した。なら、俺にも報酬ってもんがあるだろう?」

 

ほむらの指先が冷たくなる。

そうだ。あの時光雄は「やってやる」と言ったが、見返りについては何も聞いていなかった。

まどかを救うことで頭がいっぱいで、その先のことを考える余裕などなかったのだ。

 

「報酬…?」

 

「簡単だよ。お前の身体だ」

 

光雄の声に、ほむらは吐き気を覚えた。

 

「俺はお前のその綺麗な身体が気に入った。まどかを孕ませたその身体で、今度は俺を満足させろ。それでチャラにしてやる」

 

「…ふざけないで」

 

「ふざけてなんかないさ。断るなら、まどかの妊娠をなかったことにする方法だってあるんだぜ? 俺の能力は何も子宮に種を仕込むだけじゃない。取り出すことだってできる」

 

ほむらの心臓が凍りついた。

この男は本気だ。そして、その能力も本物だ。

まどかのお腹に宿った命。ほむらとまどかの愛の結晶。それを失うことだけは絶対に避けなければならない。

 

「…わかった」

 

ほむらは震える声で答えた。

 

「ただし、まどかには絶対に知られないようにして。彼女の前でだけは、何もしないと約束して」

 

「交渉成立だ。今夜、俺の部屋に来い。場所は追って連絡する」

 

インターホンが切れた。

ほむらはその場に崩れ落ちた。

まどかを守るためとはいえ、自分の身体を差し出すしかないのか。

屈辱と絶望が胸を締め付ける。しかし、まどかのためなら仕方ない。

そう自分に言い聞かせて、ほむらは静かに立ち上がった。

 

 

その夜、ほむらは光雄の指定したホテルの一室にいた。

照明を落とした部屋で、光雄はベッドに腰掛けほむらをじっと見つめていた。

 

「さあ、脱げよ」

 

ほむらは唇を噛み締めながら、一枚一枚衣服を脱いでいった。

シャツを脱ぎスカートを落とし、下着に手をかける。

羞恥と屈辱で身体が震える。

 

「全部だ。下着も外せ」

 

ほむらは目を閉じて、最後の一枚を脱ぎ捨てた。

十八歳の、しかし戦いの中で磨かれたしなやかな身体が、薄暗い部屋に晒される。

 

「いい身体だ。まどかを抱いた時も、そんな顔してたのか?」

 

「…黙って」

 

「黙るわけないだろ。さあ、こっちに来て跪け」

 

ほむらは光雄の前に跪いた。

すると光雄は自分のズボンを下ろし、すでに猛り狂った自身を露わにした。

 

「咥えろ」

 

「…っ」

 

ほむらは屈辱に耐えながら、それに顔を近づけた。

口に含むと、男の匂いと熱が広がる。

うまくできないほむらに、光雄は容赦なく腰を突き出した。

 

「んぐっ…!」

 

喉の奥を突かれ、えずくほむら。

しかし光雄は構わずほむらの髪を掴み、自分勝手に動き続けた。

 

「そうだ…もっと舌を使え…お前のその口、まどかにも使ったんだろ?」

 

ほむらの目から涙が溢れる。

まどかを抱いた時の記憶が蘇る。あの時は愛があった。今は何もない。ただ屈辱だけが支配していた。

 

やがて光雄はほむらの口から自身を引き抜くと、ほむらをベッドに押し倒した。

 

「さあ、今度はこっちで味わわせてもらうぞ」

 

ほむらの脚を無理やり開かせ、何の前戯もなく一気に貫いた。

 

「いっ…!」

 

ほむらの身体が弓なりに反る。

痛みと屈辱が混ざり合い、喉の奥から悲鳴が漏れる。

しかし光雄は容赦なく腰を振り始めた。

 

「きついな…まどかを抱いたばかりなのに、まだこんなに締め付けるのか」

 

「あっ…や…!」

 

ほむらは抵抗しようとするが、光雄の力には敵わない。

何度も何度も突かれ、身体の芯を揺さぶられる。

やがてほむらの身体は勝手に反応し始めた。濡れ始めた秘所。甘い声。

 

「ほら、感じてきたじゃないか。お前も所詮はメスだな」

 

「違う…私は…!」

 

「違わないさ。お前は今、俺に抱かれて喘いでる。まどかを裏切って男に悦んでるんだ」

 

光雄の言葉が刃のようにほむらの心を刺す。

しかし身体は正直だった。激しく突かれるたびに、思考が白く濁っていく。

屈辱のはずなのに、快感がそれを上書きしていく。

 

「あっ…あっ…!」

 

「いい声だ。もっと聞かせろ」

 

光雄は体位を変え、ほむらを四つん這いにさせた。

背後から再び貫かれ、ほむらはシーツを掴んで耐えた。

 

「ああっ…!」

 

「この格好はまどかともやったのか? お前がまどかを犯した時と同じように、今度はお前が犯されてるんだ」

 

違う。まどかを抱いたのは愛だった。

これは愛じゃない。脅しと屈辱。なのに身体は熱を帯び、快感に溺れていく。

 

「イク…イクっ…!」

 

「いいぞ、イけ。俺の名前を呼べ」

 

「…っ…」

 

「呼べよ。円光雄様、ってな」

 

ほむらは唇を噛み締めて耐えた。

まどかの顔が浮かぶ。愛しい人の顔。

その顔を思い出すことで、かろうじて自分を保っていた。

 

「呼ばないか。なら、もっと激しくしてやる」

 

光雄はさらに激しく腰を打ち付けた。

ほむらの身体が限界を迎え、白目を剥いて絶頂した。

 

「あああっ…!」

 

「チッ、名前は呼ばなかったか。まあいい。今夜は長いんだ。何回でも付き合ってもらうぞ」

 

その夜、ほむらは光雄に何度も何度も抱かれた。

口で、手で、様々な体位で。

そのたびに屈辱と快感が入り混じり、ほむらの心は少しずつ削られていった。

朝が来る頃には、ほむらの身体は光雄の精液と汗に塗れベッドの上でぐったりと横たわっていた。

 

「よくやったな、暁美ほむら。これでチャラだ」

 

光雄は満足げに笑い、服を着て部屋を出て行った。

一人残されたほむらは、天井を見つめながら涙を流した。

 

(ごめんなさい…まどか…)

 

自分の身体が汚れたことが悲しかった。

まどかに触れる資格がないような気がした。

しかし、まどかのお腹には新しい命が宿っている。

それだけが、ほむらを繋ぎ止めていた。

 

ほむらがマンションに戻ったのは、昼に近い時間だった。

玄関のドアを開けると、まどかが心配そうな顔で駆け寄ってきた。

 

「ほむらちゃん! どこに行ってたの? 連絡もなくて心配したよ!」

 

「…ごめんなさい。少し、用事があって」

 

「用事って…」

 

まどかはほむらの顔を見て、何かを察したように表情を曇らせた。

ほむらの目は腫れ唇は切れ、首筋には赤い痕があった。

 

「ほむらちゃん…何があったの?」

 

「何もないわ」

 

「嘘」

 

まどかはほむらの手を握った。その手は温かかった。

 

「ほむらちゃん、私に隠し事してるでしょ?」

 

「…してない」

 

「してる」

 

まどかの目が真剣だった。

その瞳の強さに、ほむらは思わず目を逸らした。

 

「私、ほむらちゃんのことなら何でもわかるんだから」

 

「…まどか」

 

「教えて。一人で抱え込まないで」

 

ほむらは唇を震わせた。

言えるはずがない。まどかを守るために身体を差し出したなんて。

そんなことを言えば、まどかは自分を責めるに違いない。

 

「…本当に、何もないの」

 

「ほむらちゃん」

 

まどかはほむらの頬に手を当て、無理やり目を合わせた。

 

「私、ほむらちゃんが大好きだよ。だから、ほむらちゃんが辛い時は私にも背負わせて」

 

その言葉に、ほむらの涙腺が決壊した。

堰を切ったように涙が溢れ、ほむらはまどかに縋りついた。

 

「まどか…まどか…!」

 

「うん。ここにいるよ」

 

まどかはほむらを優しく抱きしめた。

その腕の中は何よりも安全で、何よりも温かかった。

 

「ごめんなさい…私…汚れてしまった…」

 

「汚れてなんかないよ。ほむらちゃんは、いつだって綺麗だよ」

 

「でも…」

 

「何があったかはわからないけど、ほむらちゃんが私のために何かをしてくれたんだよね?」

 

まどかの直感は鋭かった。

ほむらは小さく頷いた。

 

「なら、その分私がほむらちゃんを守る番だね」

 

「え…?」

 

まどかはほむらの顔を覗き込み、微笑んだ。

 

「私、決めたの。もう誰にもほむらちゃんを傷つけさせない。ほむらちゃんが私を守ってくれたように、今度は私がほむらちゃんを守る」

 

「まどか…あなたにそんなこと…」

 

「できるよ。だって私、ほむらちゃんの子供を産むんだもん。強くならなきゃ」

 

まどかはお腹に手を当てた。

まだ目に見えない小さな命。しかし、確かにそこにいる。

 

「この子を守るためにも、私は強くなる。そしてほむらちゃんも守る。二人で一緒に、これからを生きていくの」

 

ほむらはまどかの言葉に、胸が熱くなるのを感じた。

自分が守るはずだったまどかが、今度は自分を守ろうとしてくれている。

その事実が、何よりも嬉しかった。

 

「まどか…」

 

「ほむらちゃん、約束して。これからは何でも話してくれる?」

 

「…ええ」

 

「辛いことがあったら、すぐに言ってね?」

 

「ええ」

 

「一人で抱え込まないでね?」

 

「…ええ」

 

まどかは満足そうに笑い、ほむらの額にキスをした。

 

「よし。じゃあ、今日は一緒に寝ようね。ほむらちゃん疲れてるでしょ?」

 

「…そうね」

 

二人はベッドに入り、抱き合った。

ほむらの身体には光雄の痕跡が残っていたが、まどかは何も言わずに優しく抱きしめてくれた。

その包容力が、ほむらの心を癒していく。

 

(まどか…あなたは本当に強い人ね)

 

ほむらはまどかの胸に顔を埋め、静かに目を閉じた。

やがて規則正しい寝息が聞こえ始める。

まどかは眠ったのだろう。

 

ほむらはそっとまどかの寝顔を見つめた。

そして、心の中で誓った。

 

(もう誰にもまどかを傷つけさせない。そして私も、もう傷つかない。あなたが守ってくれるなら、私は何だってできる)

 

窓の外では、春の日差しが柔らかく街を照らしていた。

新しい命と、新しい決意。

二人の未来は、まだ始まったばかりだった。

 

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