※この作品はR-18です。

アニメ世界移行能力をもった俺がアニメヒロインを犯りまくる。※リクエストも可   作:みなぽん

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リリカルなのは 異次元の絶対者 なのは、フェイト、ハヤテの生贄任務

管理局本局の会議室は、いつになく重苦しい空気に包まれていた。

 

高層区画の窓から見える次元航路の光も、今日はどこか遠い。

 

高町なのはは、机の上に置かれた資料を見つめたまま、無意識に指先を組み直した。

 

「異次元存在との接触任務……ですか」

 

声に出してみても、どこか現実感がない。

 

向かいに座るフェイト・T・ハラオウンも、静かな表情のまま資料へ視線を落としていた。だが、その琥珀色の瞳には、警戒の色が濃く宿っている。

 

八神はやては困ったように笑っていた。

 

「またえらいもん押し付けられたなぁ……」

 

軽口のように聞こえるが、彼女も理解していた。

 

これは通常任務ではない。

 

資料の最初のページには、簡潔な一文だけが記されていた。

 

――対象存在、次元観測外生命体。

 

――管理局上層部、接触および友好性確認を指示。

 

それだけ。

 

危険性も、能力も、種族も、不明。

 

ただひとつ。

 

観測班が提出した報告書には、不可解な共通記録があった。

 

「存在強度、測定不能」

 

その言葉だけが、異様に重かった。

 

 

ゲストハウスは、本局外縁部の静かな区域に建てられていた。

 

豪奢ではない。

 

だが、不自然なほど整っている。

 

木目の床。

 

静かな照明。

 

磨かれたガラス窓。

 

まるで高級ホテルのような空間。

 

なのはは周囲を見渡しながら、小さく息を吐いた。

 

「……普通、だね」

 

「逆に怖い」

 

フェイトが短く言う。

 

その通りだった。

 

異次元存在との接触施設と聞けば、隔離空間や拘束結界を想像する。

 

だがここは、あまりにも生活感がある。

 

温かみすらある。

 

それが逆に、落ち着かなかった。

 

はやてが空気を和らげるように笑う。

 

「まあまあ。まずは会ってみんことには始まらへんし」

 

だが、その声も少し硬い。

 

三人とも気づいていた。

 

ここへ来てから、魔力感知が妙に不安定になっている。

 

空間が揺れている。

 

まるで世界の輪郭が曖昧になっているような感覚。

 

そして。

 

玄関の扉が、静かに開いた。

 

音もなく。

 

気配もなく。

 

ただ、自然に。

 

男が入ってきた。

 

三十代前後。

 

黒髪。

 

穏やかな目。

 

少し疲れたような表情。

 

どこにでもいそうな、ごく普通の男。

 

スーツ姿。

 

手には紙袋。

 

コンビニ帰りにすら見える。

 

「どうも」

 

男は軽く頭を下げた。

 

「円光雄です」

 

沈黙。

 

なのはは笑顔を作った。

 

任務だ。

 

まずは友好的に。

 

「こんにちは。高町なのはです」

 

「フェイトです」

 

「八神はやてや。よろしくな」

 

円は穏やかに笑った。

 

「こちらこそ」

 

その瞬間だった。

 

なのはの背筋に、氷が流れた。

 

理解ではない。

 

本能。

 

魔導師として積み重ねた経験。

 

戦場。

 

死線。

 

SSランク災害。

 

次元震。

 

全てを越えて。

 

身体が叫んだ。

 

――逃げろ。

 

なのはの視界がわずかに揺れる。

 

フェイトも目を細めていた。

 

はやての笑顔が、一瞬だけ止まる。

 

男は普通だった。

 

魔力を感じない。

 

殺気もない。

 

敵意もない。

 

なのに。

 

そこに存在しているだけで。

 

空間が歪む。

 

世界が彼を中心に折れ曲がっている。

 

理解できない。

 

圧力ですらない。

 

もっと異質。

 

もっと根源的。

 

「……お茶、入れますね」

 

なのはが言った。

 

声が少しだけ上擦った。

 

「ありがとうございます」

 

円は自然にソファへ座る。

 

何の警戒もない。

 

何の威圧もない。

 

ただ座っただけ。

 

だが。

 

フェイトの指先は震えていた。

 

視界の端で、バルディッシュが待機状態のまま微細に振動している。

 

警戒反応。

 

ありえない。

 

デバイスが、使用者より先に恐怖を感じている。

 

はやては笑顔を保ちながら観察していた。

 

目。

 

呼吸。

 

姿勢。

 

会話速度。

 

全て。

 

だが、異常が見つからない。

 

普通。

 

普通すぎる。

 

「この世界、綺麗ですね」

 

円が窓を見た。

 

次元航路の光が揺れている。

 

「初めて見ました」

 

なのはがお茶を置く。

 

「異世界って、驚きませんか?」

 

「驚きますよ」

 

円は笑った。

 

「でも、世界ってだいたい似てます」

 

その瞬間。

 

空気が重くなった。

 

ほんの一瞬。

 

重力が増したような感覚。

 

フェイトが息を止める。

 

はやての心臓が跳ねる。

 

円は続ける。

 

「人がいて、空があって、怖いものがあって」

 

笑顔。

 

穏やかな声。

 

普通の男。

 

「皆、同じです」

 

なのはは微笑み返した。

 

だが、内心は違った。

 

怖い。

 

怖い。

 

怖い。

 

この人は。

 

何者なのか。

 

フェイトが慎重に聞く。

 

「あなたは……どこから来たんですか?」

 

円は少し考えた。

 

「遠い場所ですね」

 

「次元世界?」

 

「そうですね」

 

曖昧。

 

何も答えていない。

 

なのに。

 

誤魔化している感じがない。

 

ただ。

 

 

本当に。

 

説明できないだけ。

 

そんな印象。

 

沈黙。

 

時計の音だけが響く。

 

そして。

 

なのはは気づいた。

 

円の周囲。

 

空間のノイズ。

 

揺らぎ。

 

まるで存在そのものが世界へ負荷をかけている。

 

抑えている。

 

隠している。

 

封じている。

 

もし。

 

もし、この人が。

 

少しでも本気を出したら。

 

この建物どころか。

 

管理局本局そのものが。

 

一瞬で消える。

 

理屈ではなく。

 

直感。

 

三人とも、同じ結論へ到達していた。

 

戦ってはいけない。

 

敵にしてはいけない。

 

絶対に。

 

円はお茶を飲み、小さく笑った。

 

「美味しいですね」

 

なのはも笑った。

 

「ありがとうございます」

 

その笑顔の裏で。

 

三人の魔導師は。

 

歴戦の英雄たちは。

 

誰よりも静かに。

 

恐怖していた。

 

目の前の男が。

 

何を考えているのか。

 

何を望んでいるのか。

 

分からない。

 

分からないことが。

 

これほど恐ろしいとは。

 

窓の外で、次元航路の光が流れていた。

 

静かな夜だった。

 

けれど、このゲストハウスの中だけは。

 

見えない嵐の中心にいるようだった。

 

お茶の湯気が、静かに揺れていた。

 

誰も口を開かない。

 

柔らかな照明の下、ゲストハウスの空気だけが妙に重い。

 

円光雄は、湯呑みに視線を落としたまま、穏やかな表情を崩さなかった。

 

なのはは笑顔を保っている。

 

保っているだけだった。

 

胸の奥で、警戒心が静かに膨れ続けている。

 

この男は危険だ。

 

理由は説明できない。

 

だが、長年の経験が告げていた。

 

戦場では、理屈よりも直感の方が正しい。

 

フェイトは自然な動作で座り直した。

 

少しだけ距離を測る。

 

逃げ道。

 

視線。

 

手の位置。

 

無意識の戦闘準備。

 

円はそんな彼女を見て、ふっと笑った。

 

「フェイトさんって、座る位置で逃走経路を確保する癖ありますよね」

 

空気が止まった。

 

フェイトの瞳が揺れる。

 

「……え?」

 

「アルフと暮らしてた頃からでしょう。壁を背にする方が落ち着く」

 

フェイトの呼吸が止まる。

 

それは。

 

知っている人間が限られる。

 

極めて個人的な習慣。

 

任務記録にも載らない。

 

なのはが静かに目を細めた。

 

「……どうして、それを?」

 

円は少し困ったように肩をすくめた。

 

「知ってるからです」

 

「何を?」

 

「皆さんのこと」

 

はやての笑顔が、ほんの少しだけ消えた。

 

「……管理局の資料やないな、それ」

 

「違います」

 

円はあっさり答えた。

 

「もっと長く見てきました」

 

その言葉に。

 

説明できない寒気が走る。

 

なのはの喉が乾いた。

 

「……長く?」

 

円は窓の外を見る。

 

次元航路の光が、彼の瞳に映る。

 

「高町なのは。最初は普通の小学三年生」

 

なのはの肩が固まる。

 

「魔法と出会って、誰かを傷つけたくなくて、でも誰よりも戦う人になった」

 

静かな声。

 

穏やか。

 

優しい。

 

けれど。

 

背筋が凍る。

 

「フェイト・テスタロッサ。母親に愛されたかった。ずっと。ずっと」

 

フェイトが息を呑む。

 

指先がわずかに震える。

 

「壊れてもいいと思ってた。でも、本当は誰より優しい」

 

フェイトは言葉を失った。

 

視線が揺れる。

 

どうして。

 

どうして知っている。

 

「八神はやて」

 

円の目が向く。

 

「一人ぼっちだった」

 

はやての笑顔が止まった。

 

「家族が欲しかった。寂しくて、でも強く笑ってた」

 

沈黙。

 

時計の秒針だけが聞こえる。

 

円は何事もないように、お茶を飲んだ。

 

まるで世間話でもするように。

 

なのははゆっくり息を吸った。

 

「……あなた、何者なの?」

 

声が少し低くなる。

 

円は考えるように視線を落とした。

 

「説明が難しいですね」

 

「説明して」

 

「理解できないと思います」

 

「それでも」

 

円は静かに笑った。

 

 

「俺は、皆さんの世界を知っている」

 

なのはたちは黙る。

 

空気が止まった。

 

誰も動けない。

 

「……は?」

 

フェイトの声が掠れる。

 

円は自然に続ける。

 

「最初の出会い。ジュエルシード事件。A’s。StrikerS」

 

円は淡々と言う。

 

「全部知ってる」

 

フェイトが立ち上がった。

 

反射だった。

 

「……ありえない」

 

声が震える。

 

「そんなこと、あるわけ……」

 

「あります」

 

円は否定しない。

 

「俺は境界を越えられる」

 

静かに。

 

当たり前のように。

 

「そして、管理局のお偉いさんは、俺がこの世界をぶち壊さない条件で、俺を接待してくれると決めたんですよ」

 

なのはの喉が詰まる。

 

「それは、どういう?」

 

異次元存在は初めてニヤリとやらしい笑みを浮かべた

 

「俺、皆さんのファンなんです。俺はみんなとセックスしたいんですよ。そして俺の子を妊娠してほしいんです。簡単なことでしょう?」

 

沈黙。

 

理解不能。

 

異常。

 

狂気。

 

だが。

 

 

なのはは、その目を見る。

 

彼の要求は嘘ではない。

 

本当に。本当に。彼は自分たちとセックスしたいだけなのだ。

 

それが一番怖かった。

 

 

ゲストハウスの窓の外。

 

次元航路が静かに流れる。

 

世界はいつも通り。彼の要求に従う限りは、、。

 

「全くかなわんなぁ、でも3人もやったらくたびれてまうで、あんたがくたびれたところでゲームオーバーってことでええやろ?」ハヤテが自ら彼の相手を買って出た。自らの体でフェイトとなのはを守るつもりだ。

「ひひひハヤテちゃんらしい自己犠牲だね。いいよ。いいよ。その条件で、じゃぁベッドルームに行こうか?」

「フェイト、なのは、耳塞いで、こっちの部屋でちょっと待っててな。」ハヤテは笑顔を作った。

 

 

 

「いやだね。二人はここにいてもらうよ」

 

円光雄の言葉は、穏やかでありながら、絶対的な拒絶を許さない響きを持っていた。まるで天気の話でもするかのような気軽さで、彼ははやての提案を却下した。

 

「はやてちゃんが頑張ってる姿、ちゃんと見てもらわなきゃね。ファンサービスっていうでしょ?」

 

彼は薄く笑い、ソファから立ち上がった。その動作一つで、部屋の空気密度が変わった気がした。なのはとフェイトの身体が硬直する。円は彼女たちに向かって顎でベッドルームの方をしゃくった。

 

「さあ、行こうか」

 

抗うことは不可能だった。

それは論理ではなく、生物としての本能が告げていた。目の前の男は、世界そのものを内包しているような異質さを持っている。彼が「移動しろ」と思えば、彼女たちの意思など関係なく肉体が従ってしまうだろう。

 

ベッドルームは、リビングよりもさらに無機質で、整えられていた。

広いキングサイズのベッド。柔らかな照明。その空間の中央に、はやては立たされた。なのはとフェイトは、円に肩を押されるまま、壁際の椅子に座らされた。逃げ場はない。ただ、見ていることしか許されない。

 

「さて……」

 

光雄がはやての前に立つ。

身長差。存在感の差。圧倒的な非対称性。

はやては唇を噛み締め、精一杯の強がりを見せようと胸を張ったが、膝が微かに震えているのを隠せなかった。

 

「……手早く済ませてや。あんたのしたいようにすればええんやろ?」

 

「うん、そうだね。でも、そんなに急ぐと面白くないな」

 

光雄はそう言うと、ゆっくりと手を伸ばし、はやての頬に触れた。

その指先は驚くほど温かく、人間離れしていた。その温かさが、逆にはやての恐怖を深めた。彼は人間の形をしているが、中身が違うのだ。

 

「いい身体だね、はやてちゃん。夜天の魔王って言うから、もっと鋭い感じかと思ったけど……柔らかい」

 

指が頬から首筋へ、そして鎖骨へと滑り落ちる。

はやては息を呑み、身を縮めた。

 

「……っ」

 

「あ、ごめんごめん。見せなきゃね」

 

光雄はクスクスと笑いながら、はやての制服のボタンに指をかけた。

一つ、一つ。焦らすように、時間をかけて外していく。

布地が擦れる音だけが、静かな部屋に響く。

 

「や……め……」

 

はやての手が光雄の手を止めようと上がるが、彼が少し視線を鋭くするだけで、彼女の身体は金縛りにあったように動かなくなる。次元干渉による拘束ではない。ただの威圧。それだけで歴戦の魔導師の自由を奪う。

 

「二人とも、よく見ててね。はやてちゃんの可愛いところ」

 

光雄の声に促され、なのはとフェイトは顔を上げるしかなかった。

目の前で行われる親友の凌辱。助けたいという激しい衝動と、何もできない絶望感が胸を引き裂く。

 

ジャケットが脱がされ、ブラウスが肩から滑り落ちた。

はやての白い肌が露わになる。華奢な身体。夜天の主という重責を背負ってきたとは思えないほど、儚く見えた。

 

「白かあ。似合うね」

 

光雄はブラウスを床に落とし、背中のホックに手を回す。

パチン、という小さな音が、やけに大きく聞こえた。

ブラジャーが外れ、はやての胸が揺れて露出する。

 

「あ……っ!」

 

はやては咄嗟に腕で胸を隠そうとしたが、円はそれを許さなかった。

「見せてよ」

 

彼の手がはやての腕を掴み、強引に開かせる。

恥ずかしさに顔を真っ赤に染め、涙目になるはやて。その姿を、円はまるで鑑賞するかのように見つめた。

 

「綺麗だ。小さいけど、形がいい」

 

太い指が、乳房の先端をつまみ上げる。

 

「ひゃっ……!」

 

電流が走ったような感覚にはやてが仰け反る。

光雄の指は執拗に乳首を転がし、捏ね回す。強くも弱くもない、絶妙な力加減。それは彼が「この身体を知り尽くしている」ことを示しているようだった。

 

「んっ……あっ……やめ……っ!」

 

「ほら、二人とも。はやてちゃん、感じてるよ」

 

光雄の言葉に、なのはとフェイトは唇を噛み締める。

見たくない。でも、見なければならない。自分たちの代わりに彼女が壊されていくのを、直視する義務があるかのように。

 

光雄の手がさらに下へ。スカートのジッパーが下ろされ、布が足元に落ちる。

残されたのは下着だけ。

はやての太ももが露わになる。車椅子だった時の名残か、少しだけ筋肉の付き方が弱いその脚も、光雄にとっては「お気に入り」の一部のようだった。

 

「ここも」

 

下着に指をかけ、一気に引き下ろす。

あられもない姿。全裸。

冷たい空気に肌が粟立つ。はやては屈辱に震えながらも、円から目を逸らさなかった。負けたくないという意地だけが、彼女を立たせていた。

 

「……これで満足か? 変態」

 

「うん、大満足」

 

光雄は笑い、ベッドに腰掛けた。

 

「ここにおいで。膝の上」

 

「……っ!」

 

命令。

絶対的な命令。

身体が勝手に動く。魔法でもデバイスでもない、純粋な支配。

はやての足が歩き出し、円の前に進む。自分の意思とは裏腹に、彼女の身体は彼に従属していた。

 

光雄の太ももの上に跨らされる。

顔が近い。男の息遣いがかかる距離。

 

「いい子だ」

 

光雄はそう囁き、はやての股間に手を伸ばした。

 

「ひあっ!」

 

何の前触れもなく、秘裂に指が割り込む。

乾いていないそこを指が弄り始める。

 

「あっ……ああっ! やっ……!」

 

「ほら、もう濡れてる。素直じゃないね、はやてちゃん」

 

「ちが……っ! こんなの……っ!」

 

否定したい。でも身体は正直に反応してしまう。

光雄の指は的確に性感帯を攻め立てる。クリトリスを弾き、膣口を愛撫する。クチュクチュという卑猥な水音が部屋に響き渡る。

 

「やだ……! 聞こえる……! なのは……フェイト……!」

 

はやてが泣きそうな声で訴える。

親友の前で感じている。その事実が何よりも彼女を辱めた。

 

「聞こえてもいいんだよ。二人にも聞いてもらわなきゃね。夜天の主がどうやって啼くのか」

 

光雄は指の動きを激しくする。

人差し指と中指を膣内にねじ込み、内壁をかき回す。

 

「あああっ! あっ! そこっ……! んんっ!」

 

背中を反らし、腰が跳ねる。

快感と屈辱がない交ぜになり、思考が白濁していく。

 

「……くっ……うぅっ……!」

 

なのはは自分の膝の上で拳を握り締めていた。爪が肉に食い込む痛みだけが、今の惨劇が現実であることを伝えていた。フェイトは震えながら視線を逸らそうとするが、光雄の気配がそれを許さない。見ろ、と無言の圧力がかけられる。

 

「はやてちゃんの中、すごく熱いよ。締め付けもいい」

 

耳元で囁かれる下品な言葉。

はやては首を横に振ったが、膣内は円の指を締め付け、精液を求めて収縮していた。

 

「ほら、もっと啼いて。俺だけの肉便器らしくね」

 

「……っ! 肉便器……なんか……!」

 

「そうだよ。俺の子を孕むための器だよ」

 

光雄は残酷に告げ、指を抜き放った。

ジュポッという音と共に、粘ついた愛液が引く。

 

「あ……っ!」

 

喪失感にはやてが声を漏らす。

だが、次の瞬間。円はズボンのベルトを外し、怒張した自身を露わにした。

 

「次はこれだよ」

 

凶器のようなそれを目の当たりにし、はやての顔が青ざめる。

入るわけがない。壊れてしまう。

 

「い……いや……っ!」

 

「逃げられないよ」

 

光雄ははやての腰を強引に掴み上げ、先端を秘口に押し当てた。

そして、躊躇なく下へ引き下ろす。

 

「いぃぃぃっ!!!」

 

裂けるような痛みが走り、はやての悲鳴が部屋に響き渡った。彼女の狭隘な入り口が男根によって拡張される。亀頭が侵入し、最奥まで一気に貫く。

 

「ああああっ!!!」

 

絶叫。

涙が溢れる。全身が痙攣する。

 

「痛い? 当たり前だね。でもすぐ良くなるよ」

 

光雄は構わず腰を突き上げ始めた。

パンパンパンッという湿った打擲音が規則的に鳴り響く。

結合部からは破瓜の血と蜜が混ざり合い、泡立つ。

 

「あっ! ああっ! 痛い! 止めてぇっ!」

 

懇願も虚しく、抽送は続く。

円の巨根が出入りする度に、はやての内部が抉られ、掻き回される。

最初の痛みが麻痺していくと同時に、別の感覚が芽生え始めていることに彼女は愕然とした。

 

「あれ? 声変わってきてるよ。気持ち良くなってきた?」

 

「そん……な…わけ……っ! あっ! あんっ!」

 

喘ぎ声が甘さを含み始める。

身体が裏切っていく。

光雄の巧みなピストン運動と巧みな愛撫により、痛みの中に快楽の芽が育てられていく。

 

「ほら見てよ。フェイトちゃんも興奮してるみたい」

 

「え……?」

 

はやてが視線を向けると、フェイトは両手で口を覆いながらも、蒼眼を潤ませていた。美しい顔は朱色に染まり、呼吸が荒い。彼女自身もこの異常な状況に煽られているのだ。

 

「フェイト……っ! 違う! 私は……っ!」

 

「素直になろうよ」

 

光雄の言葉と共に、突然角度を変えた肉棒がGスポットを正確に抉る。

 

「ひああっ!! そこだめっ!! んぁぁぁっ!!」

 

強烈な刺激にはやての身体が跳ね上がり、弓なりに反る。

子宮口が降りてきており、光雄はそこを目掛けて更に深く刺し穿つ。

 

「ここだろ? 知ってるんだよ。君のことなら何だって」

 

「やだやだやだっ! 来ちゃうっ! 何か来るぅぅっ!!」

 

迫りくる絶頂感にはやては必死に抵抗しようとするが、円の剛直は容赦なく弱点を突き上げる。

愛液の量が増え、接合部からはヌチャヌチャという淫靡な音が立て続けに奏でられる。

 

「イケよ、はやて! 俺の前で盛大にイキ散らせ!!」

 

光雄の腰使いが加速する。

ラストスパートと言わんばかりに激しく打ち付けられる肉槍に翻弄されながら、遂にはやての我慢も限界を迎えた。

 

「ああああーーーーッ!!!」

 

絶叫と共に全身を仰け反らせ、はやては達した。

同時に膣壁が痙攣するように蠢き、ペニスを搾り取ろうとするかのように収縮する。

 

「くくく、イッたな。まだ終わりじゃないぞ」

 

光雄は一度律動を止め、余韻に浸る暇すら与えずに再び動き出した。

 

「待って……今敏感だからぁ……ひぎぃっ!?」

 

絶頂直後の敏感になった粘膜への追撃にはやては悲鳴混じりの嬌声を上げた。

既に抵抗する気力もなくなりつつある彼女だったが、それでも何とか理性を取り戻そうとするものの、それすらも容易く打ち砕かれる。

 

「あうっ! またイクッ!! んんっ!!」

 

二度目の絶頂も呆気なく訪れた。

最早彼女の意識は完全に快楽の沼へ沈み込みかけており、正常な判断など到底出来なかった。

光雄は満足げな表情で額の汗を拭う仕草をして見せた後、最後の一撃に移行した。

 

光雄は一度、ゆっくりと腰を引いた。

引き抜かれる感覚に、はやての内部が無意識に追いすがるように蠕動する。

その感触を味わいながらも、光雄はそのまま完全に離すことはせず、浅い位置で亀頭だけを留めた。

 

「っ……! なん……で…」

 

はやての問いかけに答えず、光雄はただ不気味な微笑みを返すだけだった。

次の瞬間、今まで以上の勢いで腰を打ち付ける。

 

ドチュンッ!!

 

「お゛ぉぉッッ!?」

 

獣じみた声がはやての喉から漏れた。

光雄は一気に最奥まで押し込むと、そこで一旦停止したまま小刻みに揺らし始めたのだ。

 

グリッグリグリグリィ……ゾワゾワァアアーーーー!!!

 

「ひッッッッ!!! それ無理っ!! 押し潰れちゃうっ!! 壊れるっ!! あたまおかしくなるぅうっ!!!」

 

はやての瞳孔が開き切り焦点を失い始めている。

脳内麻薬の大量分泌により、半ば狂乱状態へ突入しつつあった。

 

一方で光雄は涼しい顔をして、更に動きをエスカレートさせる。

彼の巨根は膣内の全てを掌握しており、特にポルチオに対する執拗な責めを繰り返していた。

本来であれば耐え難い苦痛であるはずなのに、強烈なまでの快楽信号へと変換されているため、むしろ中毒症状とも言える程に依存させられているのだ。

 

「分かるか? 君のここ。もう完全に屈服してる。俺を受け入れてる」

 

「ちがっ! そんなんじゃ……っ! あひっ!」

 

否定しようとしても言葉にならない。

激しい抽挿の連続により視界が揺さぶられ続け、正常な思考力さえ奪われていく。

結合部からは泡立ち白濁した本気汁が溢れ出ており、辺り一面に淫臭が漂い始めていた。

 

「認めろよ。俺に抱かれていれば安全だってことを。俺無しじゃ生きられない体になってることを」

 

「そんなわけ……あ"があぁあああ!!!」

 

突如として一段と深い部分へ突き入れられる。

先程までとは比べ物にならない質量感を持って押し寄せる凄まじい衝撃にはやては目を見開き舌を突き出すようなアクメを迎えてしまった。

しかしそれでもなお光雄の動きは止まらず、むしろ更に速くなる一方であった。

 

「ほらほら、まだまだ行くぜぇ!」

 

「やべでえぇええ!! もうイッてるかりゃああ!!」

 

絶叫と共に何度も絶頂を迎えるも決して終わることはなかった。

むしろ一突きごとに新たな性感帯を見つけ出しては重点的に責め立ててくるためにどんどん新しい快楽を得てしまうという悪循環へ陥っている。

最早ただの肉塊同士として繋がっているだけであるはずなのに、彼の動き一つ一つに翻弄されてしまう自分自身に対して強い嫌悪感すら覚え始めていた。

 

「ふふ、最高だよ君は。今まで抱いてきたどんな女よりも素晴らしいよ」

 

「んぎぃいっ!! こんなことしたくないのにぃいぃい!!」

 

「俺だけのモノにしてやるよ」

 

そう言いながらも彼のペースは一向に緩まず、寧ろ増していくばかりだった。

パンパンッパンパンッパンパンッと激しい音を立てながら互いの肉体がぶつかり合い汗や愛液などが飛び散っている有様だ。

そんな中で遂にはやての方も限界を迎えようとしていた。

 

「来るッ!! 大きいのが来るぅううっ!!!」

 

その時だった。

光雄が腰を打ち付けたまま動きを止めると同時に、射精寸前の状態にあるであろう肉棒全体を使ってぐるりと回転させるように動かしたのである。

それはまさに拷問にも等しい行為であったと言えるだろう。

 

ゴリュゥウウウッ!!

 

「いっぎゃああああぁぁぁぁああああぁああぁぁぁ!!!」

 

これまで味わったこともないような未曾有の悦楽の奔流に襲われたことによってついに精神が崩壊する時が来たようだった。

目から星が飛び散るほどの強烈無比な閃光を感じ取りながら意識さえも遠退いていくようだ。

だがそれでもなお彼は構わず腰を振り続けていた。

 

光雄はピストンのスピードを加速させた。

はやての悲鳴が部屋中に反響する中、彼は確実に高みへと昇り詰めていった。

 

ドクッドクンドプンドビュッルウウッッ!!!

 

「あ゛あ゛ぁ~~~っ!! イクッ……イクゥウウッ!!」

 

「俺も出すぞッ!! 孕めっ!!」

 

特濃の白濁液が容赦なく注ぎ込まれていく。

大量の子種がはやての胎内を蹂躙していった。

焼けるような熱さとともに溢れ出た欲望の証はその細い肢体では受け止めきれず逆流し始める。

 

「出てる……いっぱい出てる……おなかいっぱいで……っ」

 

虚ろな目つきで呟きながら彼女はビクビクと痙攣していた。

既に何度果てたかもわからないほど連続で絶頂を迎えてしまった影響なのか全身の筋肉が弛緩しきってしまい自力での行動が困難な状態になっているように見受けられる。

そんな彼女に対し円は未だ硬度を保ったままの肉柱を埋め込んだままゆっくりと引き抜いていった。

 

ズルリ……ブシュッ!!

 

栓を抜かれた瞬間、大量の白濁液が噴き出してきた。

とても一人の人間が出せるとは思えない程の量であり、その大部分が下腹部から流れ落ちていた。

気絶するハヤテぽっかりと開いた膣口からはヒクつきながら呼吸しているかのような動きを見せていた。

 

 

「さぁハヤテちゃんの次はどっちが相手してくれるのかな?なのはちゃんか?フェイトちゃんか?」

 

気絶したはやての肢体から滴る白濁を拭いもせず、円光雄は嗜虐的な笑みを浮かべて二人に問いかけた。その声は穏やかでありながら、絶対的な拒絶を許さない響きを持っていた。

 

その瞬間。

ガタッと椅子が鳴り、フェイト・T・ハラオウンが立ち上がった。

 

「私が……相手をする!」

 

金色の髪を振り乱し、琥珀色の瞳に激しい決意の色を宿して、彼女は円となのはの間に割って入った。その背中は小刻みに震えていたが、足は床を強く踏みしめていた。

 

「フェイトちゃん!」

 

なのはが悲鳴のような声を上げる。

ダメだ。こんな男にフェイトちゃんを触らせたくない。私が……私が代わりにならなければ。

 

しかし、フェイトは振り返り、愛する少女に柔らかく微笑んだ。

「大丈夫だよ、なのは。……なのはは、絶対に穢させないから」

 

それは、守護騎士としての誓いであり、一人の女性としての愛の囁きだった。二人は互いに想い合う仲だった。誰よりも大切で、誰よりも触れてほしい存在。そのなのはの純潔を、この異形の男から守り抜くために、フェイトは自らの身体を盾にする覚悟を決めたのだ。

 

「へえ……」

 

光雄はその光景を楽しげに見つめ、鼻を鳴らした。

 

「感動的な友情だねえ。でもさ、勘違いしないでよ」

 

光雄の手が伸び、フェイトの顎を強引に掴み上げた。

 

「俺は優先権を君たちに渡しただけだ。逃げも隠れもしないよ。……それに、君が身代わりになるってことは、なのはちゃんには特等席で君が堕ちるところを見てもらうってことだよ?」

 

「っ……!」

 

フェイトの顔が苦痛に歪む。だが、彼女は覚悟を決めていた。

なのはさえ無事なら、それでいい。私がどれだけ汚されようと、心だけはなのはのものだ。

 

「……わかった。だから、なには手を出さないで」

 

「約束はしないよ。まあ、君のがっかりする顔が見られればね」

 

光雄は笑いながら、フェイトの制服のジャケットを乱暴に剥ぎ取った。続いてブラウスのボタンを引きちぎる勢いで外していく。

 

「やっ……!」

 

冷たい空気が肌に触れ、フェイトは本能的に身を縮めた。露わになった白い肌、華奢な鎖骨、そして微かに膨らんだ胸を覆う白い下着。

 

「いい身体だね。戦闘訓練の賜物かな? 引き締まってる」

 

光雄の視線が舐めるようにフェイトの身体を這う。その視線の粘着質さに、フェイトは鳥肌が立つのを感じた。

 

「なのは……見ないで……」

 

フェイトは震える声で呟いた。しかし、

 

「見てもらわないと意味がないだろう?」

 

光雄はフェイトの身体を反転させ、なのはの方へ向かせた。

 

「ほら、愛し合ってるんだろう? だったら、君が俺に抱かれて気持ちよくなるところ、彼女に見せてあげなよ」

 

「そん……な……!」

 

光雄の手が背中のホックを外し、ブラジャーを床へ落とす。

粟立つ乳首が空気に晒される。フェイトは咄嗟に胸を隠そうとしたが、はそれを許さなかった。

 

「ああっ!」

 

腕を掴まれ、強引に開かされる。

小ぶりだが形の美しい胸が、なのはの目の前に晒された。

 

「綺麗だねえ。……ほら、なのはちゃん。君の大事なフェイトちゃんのおっぱいだよ」

 

「やめて……やめてください……!」

 

なのはが涙声で叫ぶ。助けたい。飛び出してこの男を吹き飛ばしたい。しかし、円から発せられる異次元の圧力が、彼女を椅子に縫い付けていた。指一本動かせない。ただ見ていることしかできない絶望感が、彼女の心を粉々に砕いていく。

 

光雄はフェイトの背後に回り込み、そのまま豊満な胸を鷲掴みにした。

 

「ひゃっ!?」

 

無遠慮に捏ね回される。太い指が柔らかな乳房に食い込み、形を変える。

 

「んっ……あっ……!」

 

「どう? なのはちゃんに見られてると思ったら、余計に敏感じゃないか?」

 

光雄は耳元で囁きながら、乳首を指先で弾いた。

 

「ああっ! いやっ! そこ……!」

 

電流のような快感が背筋を駆け抜け、フェイトは膝から崩れ落ちそうになった。しかし光雄に抱き留められ、身体を預ける形になる。

 

「ほらほら、声が出てるよ。もっと聞かせて」

 

「出し……たくない……っ! んんっ!」

 

光雄の手は容赦なくフェイトの性感帯を攻め立てた。クリトリスを擦り上げられれば腰が跳ね、乳首を転がされれば甘い吐息が漏れる。心は抵抗していても、長年の戦闘で酷使され疲労した身体は、強烈な快楽信号に抗えずにいた。

 

「くっ……うぅ……!」

 

フェイトは必死に唇を噛み締め、嬌声を押し殺そうとする。しかし、

 

「我慢しなくていいよ。君が感じてるってこと、なのはちゃんに伝えなきゃ」

 

光雄はそう言うと、片手をスカートの中へ滑り込ませた。

下着の上から秘裂をなぞる。

 

「あっ!」

 

「もう濡れてる。……戦ってるときもこんな風に濡らしてたのかな?」

 

「ちが……っ! こんなの……っ!」

 

否定したい。でも下着は既に湿り気を帯び、熱を持っていた。

光雄は下着を横へずらし、濡れた秘裂に直接指を這わせた。

 

「ひゃああっ!」

 

露わになったクリトリスを摘まれ、擦り上げられる。

粘ついた愛液が指に絡みつき、クチュクチュと卑猥な水音を立て始めた。

 

「やだ……音が……聞こえる……っ! なのは……聞かないで……!」

 

フェイトは泣きそうな声で訴える。

親友であり恋人であるなのはの前で、自分が他の男に開発され、快楽に喘いでいる音。それが何よりも彼女を辱めた。

 

「聞こえてるよなあ? なのはちゃん。フェイトちゃん、俺の指でビショビショだよ」

 

光雄は意地悪く笑いながら、中指を膣内へねじ込んだ。

 

「あああっ!!」

 

異物の侵入に膣壁が収縮する。しかしすぐにそれは快楽へと変わり、指を締め付けて離さない。

 

「すごい締め付けだ。こんなに寂しかったのか?」

 

「ちがう……ちがう……っ! んあっ! そこ……だめっ!」

 

Gスポットを的確に狙われ、フェイトは仰け反った。頭の中が白く染まっていく。自分が誰に触れられているのかさえ曖昧になりかけたその時、

 

「フェイトちゃん……!」

 

なのはの悲痛な呼びかけが届いた。

 

(なのは……!)

 

ハッと我に返る。

違う。これは私じゃない。私はなのはだけを……。

でも身体はもう、光雄の指を求めてひくついていた。

 

「残念だったね。君の体はもう俺の方が好きみたいだよ」

 

光雄は残酷な事実を告げると、指を抜き去った。

ジュポッという音と共に愛液が引く。

 

「あ……っ!」

 

喪失感にフェイトが声を漏らす。

だが次の瞬間、光雄はズボンから怒張した自身を取り出した。

 

「次はこれだよ。君の一番大事なところに迎えてもらうよ」

 

ギトギトと光る肉槍を見て、フェイトの顔が青ざめる。

あんなものが入るわけがない。壊れてしまう。

でも逃げられない。逃げたらなのはが……

 

「さあ、おいで」

 

円はベッドに腰掛け、膝をポンポンと叩いた。

絶対的な命令。

足が勝手に動く。魔法でもデバイスでもない、純粋な支配。

フェイトの足が歩き出し、円の前に進む。

 

「フェイトちゃん! やめて! お願い! 私が代わりに!」

 

なのはが椅子から身を乗り出し、絶叫する。

その声に振り返り、フェイトは涙ながらに首を横に振った。

 

「大丈夫……だよ……なのは……。私は……なのはを守るから……」

 

そう言いながら、フェイトは円の太ももの上に跨った。

顔が近い。男の息遣いがかかる距離。

 

「いい子だ。……キスしてあげようか?」

 

「え……?」

 

困惑する間もなく、光雄はフェイトの後頭部を掴み、唇を奪った。

 

「んんーーーッ!!」

 

舌がねじ込まれ、口腔を蹂躙される。

処女のキスではない。欲望に満ちた侵略。

フェイトは必死に顔を背けようとするが、逃げられない。

涎が混ざり合い、チュパチュパという水音が響く。

 

(なのは……ごめん……ごめんなさい……)

 

心の中で何度も謝る。

こんなキスもしたことないのに。

初めてはなのはとしたかったのに。

それなのに、この男に奪われている。

 

光雄は唇を離し、ニヤリと笑った。

 

「初めてのキスにしてはいい反応だったね。……ほら、入れるよ」

 

光雄はフェイトの腰を掴み上げ、先端を秘口に押し当てた。

そして躊躇なく下へ引き下ろす。

 

「いぃぃっ!!」

 

裂けるような痛みが走り、フェイトの悲鳴が部屋に響き渡った。

狭隘な入り口が男根によって強引に拡張される。

亀頭が侵入し、処女膜を容易く突破して最奥まで一気に貫く。

 

「ああっ!! 痛いっ! 壊れるっ! 止めてぇっ!」

 

絶叫。

涙が溢れる。全身が痙攣する。

 

「痛い? 当たり前だね。でもすぐ良くなるよ。……なのはちゃんも見ててね。君の大事な人が女になる瞬間をさ」

 

光雄は冷酷に笑うと、フェイトの腰を固定したまま、激しいピストン運動を開始した。

パンッパンッパンッと肉のぶつかる音が部屋中に響き渡る。

 

「あああっ! いやっ! 痛いっ! 助けて……なのは……っ!」

 

涙で滲む視界の向こうで、なのはがこちらを見つめていた。

目には涙が溢れ、唇は血が出そうなほど噛み締められている。

それでも彼女はじっと見ている。見ているしかない。魔法を使えば即座に消し飛ばされるかもしれない。この異次元存在はそういうレベルではない。

 

「見ててあげるよ。君が俺の上でヨガり狂うとこをね。ほら、自分で動いてみなよ。気持ちいいところを探せば?」

 

光雄は動きを止めると、フェイトの腰を上下に揺さぶった。

まだ痛みの方が強い。しかし徐々に、男根の硬さと熱さが膣内に馴染んでくる。

 

「んっ……はぁ……くっ……!」

 

光雄の巨大なペニスが膣内を行き来するたび、最奥に当たる衝撃とともに、疼くような快感が広がり始めていた。

これが……こんな男との行為でも……?

 

「そろそろ気持ちよくなってきたんじゃない? ほら、ここはどうだ?」

 

光雄は再び腰を動かし始めた。今度は深く突き刺しながら、カリ首で膣壁をこそぐようにして擦り上げる。

特に一点――Gスポット付近を執拗に狙ってくる。

 

「あっ……!? あぁぁっ!!」

 

ビクンッとフェイトの身体が跳ねた。

今まで感じたことのない強烈な快感の波に襲われる。

 

「やっぱりココだね。君の良いところ見つけちゃった♪」

 

光雄は嬉々としてその箇所を集中的に攻め立てる。

高速かつ強力なストロークに合わせて結合部からは白濁した愛液が飛び散り始めた。

 

「やめ……っ! ダメェッ!!! んんっ♡ あひっ♡ ひぃんっ♡」

 

最初は苦悶に満ちていたフェイトの声色にも明らかな喜悦の色が混じり始めていた。

それは紛れもなく彼女が性的快楽を得ている証拠であった。

 

「ほ~ら、もっと鳴いてごらん? 君の大好きななのはちゃんが聞いてくれてるぞ?」

 

光雄は意地悪く囁きながらさらに激しく責め立てる。

子宮口近くまで打ち込まれる度に激しい快美感が迸り意識が飛びそうになる。

 

(なんで……? こんな奴なんかに……)

 

悔しさと情けなさが入り混じる中でも体は正直に反応してしまう。

 

 

抗うことの出来ぬ愉悦により思考能力は低下していき次第に何も考えられなくなっていった。

 

「そろそろフィニッシュと行きますかねぇ〜」

 

不意に動きを止めると今度はゆっくり引き抜き始める。

雁首が引っかかりながら抜け落ちる刹那に強烈な喪失感を感じてしまうほどだった。

 

「あぁ……抜かないで……お願いします……もっとください……♡」

 

気づけばフェイト自身も無意識のうちに媚びた声を発していた。

そんな自分に戸惑いつつもどこか期待している節もあるようで混乱しながらも体は貪欲になっていた。

 

「いいねぇ〜その調子だよ。さてと本番といこうか」

 

そう言って再びズブリッと根元まで貫通すると先程までの快楽とは比較にならない程の衝撃が襲いかかってきた。

 

ドチュンッという音と共に一気に最深部まで到達すると同時に凄まじいまでの圧迫感を感じるもののそれ以上に満たされた幸福感があった。

 

「お゛ほぉおおおおおぉぉぉぉ!!?!!!」

 

あまりの快感に堪らず潮を吹き出してしまう程だった。

身体中を駆け巡る未知なる快楽によって脳裏まで真っ白に塗り替えられてしまう。

 

「凄いなぁ君。初めてなのにここまで感じるなんて才能あるんじゃないか?」

 

そう言いながらも光雄の攻勢は全く衰えを見せるどころか益々勢いを増してゆく一方だった。

パンッパァアンッと激しい破裂音と共に剛直が前後左右斜め各方面から自在に操られていき一瞬たりとも休む間を与えてくれない。

 

「イクッ!イっちゃいますぅーー!!」

(気持ちいい……これが私の本当の姿なのかも知れないわね……)

「出すぞおおおおっ!!」

 

光雄が絶叫し、腰を突き上げる。

最奥に突き刺さったまま、灼熱の奔流が解き放たれる。

「んんんんーーーッッッ!!!」

フェイトは声にならない絶叫を上げ、背筋を大きく仰け反らせた。

円の精液が子宮を叩き、灼熱の烙印が刻まれる。頭の中が真っ白に爆ぜ、快感の大津波が全身を飲み込んでいく。膣内が激しく収縮し、のペニスを根元から締め付けた。もっと欲しい、もっと欲しいと懇願するように。

 

「っ……すごい締め付けだ。全部吸い取られそうだ……」

 

光雄は恍惚の表情で呟きながら、長い射精を終えた。最後の一滴まで注ぎ込むと、ようやくペニスを引き抜いた。

「あ……」

 

フェイトは支えを失い、ベッドの上にくずおれた。その拍子に秘裂から白濁液がドロリと溢れ出てくる。虚ろな目で天井を見つめながら、痙攣し続けている。

(終わった……)

朦朧とする意識の中でなのはの声が聞こえた。

 

「もうこれ以上はやめて!フェイトちゃんを許して、私が相手するから!」

「ひひひ、メインディッシュきたねぇ❤️念入りににメス堕ちさせてあげるよ」

 

円光雄は、放心状態でベッドに沈むフェイトと気絶したはやてを一瞥することもなく、ゆっくりとなのはの方へ向き直った。

その視線は、獲物を品定めする捕食者のそれでありながら、どこか熱心な信者が拝む偶像へのそれでもあった。

 

なのはは、椅子に縫い付けられたまま震えていた。

恐怖ではない。いや、恐怖もある。

だがそれ以上に、親友たちが目の前で蹂躙され、快楽に堕ちていく様を目撃したことによる衝撃と、自分もまた同じ運命を辿るであろうという絶望感が、彼女の芯を凍らせていた。

 

「……来ないで」

 

か細い声が漏れる。エース・オブ・エースと謳われた歴戦の魔導師の声とは思えないほど頼りなかった。

 

「来ないでって言われてもねえ。君が相手をしてくれるって言ったんだろ?」

 

光雄はニヤリと笑い、なのはの目の前まで歩み寄ると、その細い顎を指で持ち上げた。

指先が触れた瞬間、なのはの身体がビクリと跳ねた。

 

「綺麗な顔だねえ、なのはちゃん。アニメで見るよりずっと……いや、やっぱり生は最高だ」

 

彼の指は冷たくも熱くもない、奇妙に無機質な温もりを持っていた。それが逆に、彼が人間ではないという事実を否応なく突きつけてくる。

 

「離して……!」

 

なのはは顔を背けようとするが、 光雄の手は万力のように固定されていた。

 

「そんなに怖い顔しないでよ。俺は君たちのファンなんだから。特に君のね。白い悪魔……空の戦神……うん、最高だ」

 

光雄はうっとりと目を細めながら、なのはの頬から首筋へと指を滑らせた。

制服の襟元に指がかかる。

 

「さてと。まずはその戦闘服、脱がせてもらおうか」

 

「っ!? やめ……!」

 

なのはは咄嗟に胸元を庇い、後ずさろうとした。だが椅子が壁に阻まれ、逃げ場はない。

 

「自分で脱ぐ? それとも俺が脱がす?」

 

光雄の問いかけは、選択肢を提示しているようでいて、実質的な命令だった。自分で脱げばわずかな尊厳が守れるかもしれないが、抵抗すれば無理やり剥ぎ取られるだろう。はやてとフェイトへの仕打ちを見れば明白だった。

 

「……わたしが……脱ぎます」

 

なのはは震える手でジャケットのボタンに手をかけた。

指がこわばり、うまく動かない。それでも光雄の視線に晒されながらボタンを一つずつ外していく過程は、彼女にとって永遠にも等しい羞恥だった。

ジャケットを脱ぎ捨て、続いてインナーのシャツをたくし上げる。白い肌が露わになるたび、光雄の息遣いが荒くなるのが分かった。

 

「ほう……。いい腹筋だ。でも意外と柔らかいね」

 

シャツが脱がされ、ブラジャーだけになったなのはの腹部に、円の手が触れた。

くすぐったさと恐怖にはっと身を竦める。

 

「やっ……!」

 

「戦ってる時は硬いんだろうけどね。今はこんなに無防備だ」

 

光雄の手は腹部から脇腹へ、そして背中へと回り込み、ブラジャーのホックに手をかけた。

パチン。

小さな音と共に前が弾け、小ぶりだが形の良い胸がポロリとこぼれ落ちた。

 

「ああっ……!」

 

なのはは反射的に腕で胸を隠そうとしたが、

 

「隠さないの」

 

光雄の静かな一言に、腕が止まった。

絶対的な命令権。逆らえない身体。

 

「ほら、ちゃんと見せて。……うん、綺麗だ。ピンク色で可愛いね」

 

光雄はなにはの腕を強引に引き剥がすと、露わになった乳房をまじまじと覗き込んだ。

視線が乳首に突き刺さる。羞恥心で顔から火が出そうだった。こんな風に男に裸を見られることなんて一度もなかったのに。

 

「触らせてもらうよ」

 

太い指が乳首をつまみ上げた。

 

「ひゃっ!?」

 

電撃のような刺激になのはが仰け反る。

光雄の指は執拗に乳首を転がし、捏ね回す。時折強く引っ張っては弾く。

 

「あっ……んっ……! やめ……そんな……っ!」

 

「乳首固くなってきてるよ。感じてるんだね?」

 

「ちがっ! 感じてないっ!」

 

「嘘つき。じゃあなんでこんなに可愛らしく立ってるのかな?」

 

光雄は乳首を指先で弾き飛ばした。

ビクンッとなのはの身体が跳ねる。

 

「さて、次は下だね」

 

光雄はスカートに手をかけた。

抵抗する間もなく一気に引き下ろされる。

残されたのは白いショーツだけ。

 

「ここも濡れてきてるねえ」

 

ショーツの上から秘裂をなぞられる。

布地が湿っているのが分かる。

 

「っ! 見ないで……!」

 

「見るさ。なのはちゃんの全部を見せてもらうよ」

 

ショーツの中に指が侵入し、直接秘裂に触れた。

 

「ひああっ!!」

 

露わになったクリトリスを指先で弾かれる。

背筋がゾクゾクと震え、腰が勝手に揺れた。

 

「ああっ! んっ! そこ……だめっ!」

 

「ダメじゃないだろ? 好きなんだろ? ほら、こここんなに腫れ上がってビショビショだ」

 

クチュッという卑猥な音が響く。

自分の体からそんな音がしたことに、なのはは愕然とした。

感じている。こんな状況で、こんな男に弄ばれているのに。

 

「いやぁ……っ! 聞こえる……そんな音……!」

 

「フェイトちゃんとはやてちゃんにも聞こえてるかなあ? エースオブエースが俺の指一本でこんな声を出してるって」

 

光雄は意地悪く囁きながら、中指を膣内へねじ込んだ。

 

「あああっ!!!」

 

異物の侵入に身体が強張る。しかしすぐにそれは快楽へと変わっていく。

膣壁が指を締め付け、歓迎するかのように蠢く。

 

「すごい締め付け。……俺のこと欲しいんだ?」

 

「欲しくないっ! 欲しくなんかないっ! ああっ! でも……おかしいっ……身体が……変っ!」

 

Gスポットを的確に狙われ、指先で擦り上げられる。

頭の中が白く染まっていく。自分が誰であるかさえ曖昧になりかけたその時、

 

「フェイトちゃん……はやてちゃん……ごめんなさい……わたし……」

 

なのはは泣きそうな声で呟いた。

親友たちの前で感じている。しかも他の男に。

その事実が何よりも彼女を辱めた。

 

「謝ることないよ。気持ちいいんだから仕方ないね」

 

光雄は指を激しく動かした。

ジュポジュポッという水音が部屋中に響き渡る。

 

「あくっ! ああっ! だめっ! イクっ! イッちゃうっ!」

 

「イけよ。俺の前でイキまくりな」

 

指の出し入れが加速する。

限界が近かった。

これまで経験したことのない強烈な快感の波に飲み込まれそうになる。

 

「いやぁぁぁっ!! イクッ!! イクウウウッ!!」

 

なのはは身体を大きく仰け反らせ、絶頂した。

膣内が激しく痙攣し、光雄の指をギリギリと締め付ける。

同時に大量の愛液が噴き出した。

 

「はあ……はあ……っ!」

 

絶頂の余韻に浸る間もなく、光雄はズボンから怒張した自身を取り出した。

 

「指だけじゃ終わらないよ。これでお仕置きだ」

 

凶器のような肉棒を見て、なのはの顔が青ざめる。

入るわけがない。壊れてしまう。

 

「いや……待って……! それは無理っ……!」

 

「無理じゃないさ。君なら受け止められる。……ほら」

 

光雄はなのはの足を抱え上げ、大きく開かせた。

秘口が露わになる。

そして先端を押し当てた。

 

「入れるよ」

 

躊躇なく腰を押し込む。

 

「いぃぃぃっ!!!!!」

 

裂けるような激痛が走り、なのはの悲鳴が部屋に響き渡った。

狭隘な入り口が男根によって強引に拡張される。

処女膜が容易く引き裂かれ、亀頭が侵入して最奥まで一気に貫く。

 

「ああああっ!! 痛いっ! 壊れるっ! 止めてぇっ!」

 

絶叫。

涙が溢れる。全身が痙攣する。

 

「痛いか? 当たり前だね。でもすぐ良くなる。……ほら」

 

光雄は構わず腰を動かし始めた。

激しいピストン運動。

パンパンパンッという肉のぶつかる音が響き渡る。

 

「あっ! いやっ! 痛いっ! 抜いてぇっ!」

 

懇願も虚しく抽送は続く。

光雄の剛直が出し入れされるたびになのはの内部が抉られ掻き回される。

最初の激痛が次第に麻痺していくと同時に別の感覚が芽生え始めていることに彼女は愕然とした。

 

「あれ? 声変わってきてるよ。気持ち良くなってきた?」

 

「そん……な……わけ……っ! あっ! あんっ!」

 

喘ぎ声が甘さを含み始める。

身体が裏切っていく。

光雄の巧みなピストン運動と的確な角度により痛みの中に快楽の芽が育てられていく。

 

「ほら見てよ。フェイトちゃんも興奮してるみたい」

 

「え……?」

 

なのはが視線を向けるとフェイトは気絶してpたはやての身体を抱きしめながらも蒼眼を潤ませていた。美しい顔は朱色に染まり呼吸が荒い。彼女自身もこの異常な状況に煽られているのだ。

 

「フェイト……ちゃん……违う……わたしは……っ!」

 

「素直になろうよ」

 

光雄の言葉と共に角度を変えた肉棒がGスポットを正確に抉る。

 

「ひああっ!! そこだめっ!! んぁぁっ!!」

 

強烈な刺激になのはの身体が跳ね上がり弓なりに反る。

子宮口が降りてきており光雄はそこを目掛けて更に深く刺し穿つ。

 

「ここだろ? 知ってるんだよ。君のことなら何だって」

 

「やだやだやだっ! 来ちゃうっ! 何か来るぅぅっ!!」

 

迫りくる絶頂感になのはは必死に抵抗しようとするが円の剛直は容赦なく弱点を突き上げる。

愛液の量が増え接合部からはヌチャヌチャという淫靡な音が立て続けに奏でられる。

 

「イケよなのは! 俺の前で盛大にイキ散らせ!!」

 

光雄の腰使いが加速する。

ラストスパートと言わんばかりに激しく打ち付けられる肉槍に翻弄されながら遂になのはの我慢も限界を迎えた。

 

「ああーーーーッ!!」

 

絶叫と共に全身を仰け反らせなのはは達した。

同時に膣壁が痙攣するように蠢きペニスを搾り取ろうとするかのように収縮する。

 

「くくッ……イッたな。まだ終わりじゃないぞ」

 

光雄は一度律動を止め余韻に浸る暇すら与えずに再び動き出した。

 

「待って……今敏感だからぁ……ひぎぃっ!?」

 

絶頂直後の敏感になった粘膜への追撃になのはは悲鳴混じりの嬌声を上げた。

既に抵抗する気力もなくなりつつある彼女だったがそれでも何とか理性を取り戻そうとするもののそれすらも容易く打ち砕かれる。

 

「あうっ! またイクッ!! んんっ!!」

 

二度目の絶頂も呆気なく訪れた。

最早彼女の意識は完全に快楽の沼へ沈み込みかけており正常な判断など到底出来なかった。

 

光雄は満足げな表情で額の汗を拭う仕草をして見せた後最後の一撃に移行した。

光雄は一度ゆっくりと腰を引いた。

引き抜かれる感覚になのはの内部が無意識に追いすがるように蠕動する。

その感触を味わいながらも光雄はそのまま完全に離すことはせず浅い位置で亀頭だけを留めた。

 

「っ……! なん……で……」

 

なのはの問いかけに答えず円はただ不気味な微笑みを返すだけだった。

次の瞬間今まで以上の勢いで腰を打ち付ける。

 

ドチュンッ!!

 

「お゛ぉぉッッ!?」

 

獣じみた声がなのはの喉から漏れた。

光雄は一気に最奥まで押し込むとそこで一旦停止したまま小刻みに揺らし始めたのだ。

 

グリッグリグリグリィ……ゾワゾワァアアーーーー!!

 

「ひッッ!! それ無理っ!! 押し潰れちゃうっ!! 壊れるっ!! あたまおかしくなるぅうっ!!」

 

なのはの瞳孔が開き切り焦点を失い始めている。

脳内麻薬の大量分泌により半ば狂乱状態へ突入しつつあった。

一方で光雄は涼しい顔をして更に動きをエスカレートさせる。

彼の剛直は膣内の全てを掌握しており特にポルチオに対する執拗な責めを繰り返していた。

本来であれば耐え難い苦痛であるはずなのに強烈なまでの快楽信号へと変換されているためむしろ中毒症状とも言える程に依存させられているのだ。

 

「分かるか? 君のここ。もう完全に屈服してる。俺を受け入れてる」

 

「ちがっ! そんなんじゃ……っ! あひっ!」

 

否定しようとしても言葉にならない。

激しい抽挿の連続により視界が揺さぶられ続け正常な思考力さえ奪われていく。

結合部からは泡立ち白濁した本気汁が溢れ出ており辺り一面に淫臭が漂い始めていた。

 

「認めろよ。俺に抱かれて気持ちいいってことを。俺無しじゃ生きられない体になってることを」

 

「そんなわけ……あ"があぁああ!!」

 

突如として一段と深い部分へ突き入れられる。

先程までとは比べ物にならない質量感を持って押し寄せる凄まじい衝撃になのはは目を見開き舌を突き出すようなアクメを迎えてしまった。

 

しかしそれでもなお光雄の動きは止まらずむしろ更に速くなる一方であった。

 

「ほらほらまだまだ行くぜぇ!」

 

「やべでえぇええ!! もうイッてるかりゃああ!!」

 

絶叫と共に何度も絶頂を迎えるも決して終わることはなかった。

 

パンパンッパンパンッパンパンッと激しい音を立てながら互いの肉体がぶつかり合い汗や愛液などが飛び散っている有様だ。

そんな中で遂になのはの方も限界を迎えようとしていた。

 

「来るッ!! 大きいのが来るぅううっ!!」

 

その時だった光雄が腰を打ち付けたまま動きを止めると同時に射精寸前の状態にあるであろう肉柱全体を使ってぐるりと回転させるように動かしたのである。

それはまさに拷問にも等しい行為であったと言えるだろう。

ゴリュゥウウッ!!

 

「いっぎゃああぁぁああぁああぁぁ!!」

 

これまで味わったこともないような未曾有の悦楽の奔流に襲われたことによってついに精神が崩壊する時が来たようだった。

目から星が飛び散るほどの強烈無比な閃光を感じ取りながら意識さえも遠退いていくようだ。

 

だがそれでもなお彼は構わず腰を振り続けていた。

光雄はピストンのスピードを加速させた。

なのはの悲鳴が部屋中に反響する中彼は確実に高みへと昇り詰めていった。

 

ドクッドクンドプンドビュッルウウッッ!!

 

「あ゛あ゛ぁ~~っ!! 出てる……いっぱい出てる……おなかいっぱいで……っ」

 

特濃の白濁液が容赦なく注ぎ込まれていく。

大量の子種がなのはの胎内を蹂躙していった。

焼けるような熱さとともに溢れ出た欲望の証はその細い肢体では受け止めきれず逆流し始める。

 

気絶するなのはぽっかりと開いた膣口からはヒクつきながら呼吸しているかのような動きを見せていた。

 

「さぁ次は誰だ?」

 

円は嗤いながら三人の少女を見回した。

フェイトとはやては気絶しており意識があるのはなのはのみとなったが放心状態となっておりまともな会話は不可能と思われた。

「……いや……も………ゆる…………」

 

か細い声で許しを乞う姿には以前の凛々しい面影はない。

完全敗北宣言と言って差し支えない惨状だった。

 

 

「ハヤテ!」

 

ヴィータの目から炎が噴き出していた。

 

モニターに映し出された光景は、彼女の魂を凍らせると同時に、マグマのように沸騰させた。愛する主、八神はやてが白濁にまみれて気絶している。なのはとフェイトも、無残に穢され尽くして床に転がされている。

 

「ふざけんな……ふざけんなぁぁぁぁッ!!」

 

管制室の椅子を蹴り飛ばし、ヴィータは立ち上がった。

 

「ヴィータ! 待ちなさい! 上層部の命令よ、出撃は禁止よ!」

「うるせぇ!!」

シャマルの制止を怒声一喝で斬り捨てる。

 

「あたしのハヤテがあんな目に遭ってて、じっとしてられるかよ! 見て見ぬふりして何が守護騎士だ! 命令なんてクソ食らえだ!!」

 

彼女はグラーフアイゼンを握りしめた。カートリッジを装填し、鉄槌が唸りを上げる。デバイスもまた、主の危機に呼応して熱く脈打っていた。

 

「行くぜ、アイゼン! ハヤテを助けるんだ!」

『Jawohl!』

 

ヴィータは窓ガラスを打ち破り、夜空へ飛び出した。目指すは地獄と化した一室。風を切り裂く速度で、彼女はただ一途に急いだ。

 

たとえ世界が滅びようとも!相手が神の如き存在であろうとも!ハヤテを傷つけるものをヴィータは許せなかった。

 

ドアを爆砕し、ヴィータは部屋に飛び込んだ。

 

「離せぇぇぇッ!! その汚い手をハヤテから離せ!!」

 

鼻をつく濃厚な異臭。床に広がる白濁液。そして、肉塊と化して横たわる三人の少女たち。

 

ヴィータの視界が怒りで真っ赤に染まる。

 

「あらあら、またお客さんだ」

円光雄は気絶したなのはの肢体から離れ、悠然と振り向いた。その顔には、圧倒的な强者特有の余裕が張り付いている。

 

「テメェが……テメェがやったのか!!」

「ああ、いい反応だよ。怒りなさい、憎みなさい。それこそが俺の糧になる」

 

「ぶっ殺す!!」

 

ヴィータは迷わず突進した。空を飛ぶ魔法すら使わず、純粋な身体能力だけで距離を詰める。

 

「ラケーテンフォルム!!」

 

グラーフアイゼンがプロペラのように回転し、赤熱した鉄槌が円の頭蓋を狙って振り下ろされた。全霊の一撃。山をも砕く破壊力。

 

しかし。

 

ガギィッ!!

 

乾いた音が響き、ヴィータは信じられないものを見た。

 

円は片手でグラーフアイゼンを受け止めていた。ただの手のひらで。回転する鉄槌を易々と握り止め、その勢いを完全に殺している。

 

「へえ、元気な子だねえ。でもね――」

 

円の手首がわずかに動いた。

 

ドォォォォン!!

 

衝撃波と共にヴィータは部屋の壁まで弾き飛ばされた。肋骨が軋む激痛が走るが、彼女は即座に身を翻し床に着地した。口から一筋の血が流れる。

 

「ぐっ……!」

 

「力が強いのは認めるよ。でも、俺には通じない」

 

「うるせぇ……! うるせぇうるせぇうるせぇ!!」

 

ヴィータは再び突っ込んだ。今度は空中から。カートリッジを三発同時装填。

 

「シュワーベンフリーゲェェェッ!!」

 

無数の鉄球が雨あられと降り注ぐ。轟音と爆煙が部屋を包み込んだ。

 

「やったか……!」

 

煙が晴れた時、円光雄はそこにいた。傷一つなく、不敵な笑みを浮かべて。

 

「無駄だと言ったろう?」

 

瞬間、ヴィータの腹に重い蹴りが入った。

 

「ぐはっ……!」

 

身体がくの字に折れ曲がり、嘔吐感がこみ上げる。壁に叩きつけられ、ようやく足から崩れ落ちる。

 

「あぐっ……かはっ……!」

 

「ヴィータちゃんだったよね? 君も可愛いね。あの子たちのように俺に抱かれてもいいんだよね?」

 

光雄がゆっくりと近づいてくる。その足取りには隙がない。

 

「……ざけんな……!」

 

ヴィータは血を吐き出し、震える腕で身体を起こした。フラフラと立ち上がり、グラーフアイゼンを構える。

 

「テメェなんかに……触らせるかよ……! ハヤテは…… ハヤテはあたしが守るんだ……!」

 

「まだ立つのか? いい根性だ。でも」

 

光雄は右手を掲げた。見えない圧力がヴィータを押しつぶす。

 

「ぎぃぃぃッ!!」

 

膝が折れそうになる。空気が鉛のように重くのしかかる。だが、ヴィータは歯を食いしばり、必死に踏ん張った。

 

(あたしは……守るんだ……!)

 

脳裏にはやての笑顔が浮かぶ。

温かい手。優しい声。

闇の書事件の時、彼女は言ってくれた。「みんな家族だ」と。

 

(あの時…… ハヤテがあたしを救ってくれたように……今度はあたしが……!)

 

「あぁぁぁぁぁッ!!」

 

絶叫と共に、ヴィータは限界を超えた力を振り絞った。カートリッジを全弾放出。

 

『Explosion!』

 

グラーフアイゼンが赤熱し、溶け出すほどの熱を帯びる。

 

「おおおおおおおッ!!」

 

渾身のゼリーフォルム。全ての魔力を叩き込み、鉄塊を振り上げる。

 

円は眉一つ動かさず、その一撃を迎え撃とうとした。

 

ドォォォォォォォォォォンッ!!

 

衝突の瞬間、部屋全体が揺れた。激しい閃光と轟音。

 

しかし、結果は無惨だった。

 

ヴィータの一撃は光雄の手によって止められ、逆に押し返される。圧倒的な質量差。魔法と物理の双方において、彼女は勝ち目がない。

 

「終わりだ」

 

光雄の裏拳がヴィータの顔面を捉えた。意識が飛びかけるとてもない一撃。彼女は糸が切れた人形のように床に叩きつけられた。

 

「ぐっ……」

 

身体が動かない。視界が霞む。口の中が血で満ちている。

 

グラーフアイゼンが転がる。刀身にひびが入っていた。

 

「残念だったね。勇気だけでは力の差は埋まらないんだよ」

 

光雄は無情な靴底をヴィータの腹に押し当てた。

 

「ぐぅぅっ……!」

 

踏みつけられ、苦悶の声が漏れる。だが、ヴィータの目はまだ死んでいない。血走った瞳で、じっと光雄を睨みつけていた。

 

「……まだだ……まだ終わってねぇ……!」

 

震える指先で床を掻きながら、彼女はゆっくりと身体を引きずった。はやての方へ。

 

「ハヤテ…!」

 

這いつくばりながらも、彼女は主の元へ向かおうとする。その姿は痛々しく、しかし美しかった。

 

「へえ……しぶといね」

 

光雄は感心したように目を細めた。

 

「ヴィータ!」

 

制止したのは気絶から覚めたフェイトだった。

彼女は痛む身体を引きずりながら、ヴィータの前に立ちはだかった。

 

「フェイトどけ……! あたしが……やる……!」

 

「ダメだよ、ヴィータまで壊されちゃう!」

 

「うるさい……! どけって言ってんだよ……!」

 

ヴィータはフラフラと立ち上がろうとして、再び倒れた。限界だった。

 

「ハヤテ…ごめん……あたし……弱くて……ごめん……」

 

涙が溢れる。悔しさで唇を噛み締める。

 

その時だった。

 

「……ヴィータ……?」

 

微かな声が聞こえた。

 

床に伏せていたはやてが、薄っすらと目を開けたのだ。

 

「ハヤテ……!」

 

「ヴィータ……来てくれたんか……?」

 

はやての手が震えながら伸びる。ヴィータも必死に手を伸ばした。

 

指先が触れ合う。

 

「ああ……来たよ……あたしが守るから……もう大丈夫だよ……」

 

ヴィータは涙でぐしゃぐしゃになった顔で笑った。

 

 

その光景を見て、円光雄は一瞬だけ虚を突かれたような顔をした。

 

「……ふん。感動的だねえ」

 

すぐに冷徹な表情に戻る。

 

「だが、それもここまでだ」

 

光雄はゆっくりと二人に近づいていく。

 

ヴィータは弱々しくグラーフアイゼンを握り直した。もう撃てる魔力はない。それでも構わなかった。

 

「来るな……!」

 

彼女の瞳には、揺るぎない炎が宿っていた。

愛する者のために散る覚悟。それだけが彼女を支えていた。

 

「ハヤテ……愛してる……!」

ヴィータは最後の力を振り絞り、光雄に向かって突進した。

たとえそれが特攻であっても。

彼女の魂は、決して折れることはなかった。

 

「ヴィータ……!」

 

ハヤテが叫ぶ!闇の書の夜天の主としての悠久なる魔力が、主から守護騎士へと流れ込んだ。

 

それはただの魔力供給ではなかった。はやての想い──ヴィータへの感謝、愛情、そして「もう傷つかなくていい」という祈りが、温かい光となってヴィータの傷ついた体と心を満たしていく。

 

「あたしは…… ハヤテを守る……それがあたしの……!」

「もうええよ、ヴィータ。十分やった。……今度は私が、みんなを守る番や」

 

はやての瞳から涙がこぼれ落ちると同時に、彼女の背後に巨大な魔法陣が展開した。夜天の書の全ページが暴風のようにめくれ、黄金の光芒が絶望の部屋を照らし出す。

 

「なのはちゃん! フェイトちゃん! 聞こえる!?」

 

はやての声が、泥のような意識の底に沈んでいた二人の魂を揺さぶった。

 

(はやて……ちゃん……?)

(みんなの……声…?)

 

フェイトとなのはの指がピクリと動く。冷たい床に転がされていたレイジングハートとバルディッシュが、主たちの呼びかけに応えるように鋭い音を奏でた。

 

『Stand by. Ready.』

『Set up.』

 

「うぅ……あぁ……!」

「っ……くぅ……!」

 

二人の身体が光に包まれる。引き裂かれたバリアジャケットが修復されただけではない。穢され、散り散りになりかけた精神が再構築され、より強固で輝かしい姿へと昇華されていく。

 

なのはの純白の戦闘服は、幾重もの光の羽を纏った天使のような姿へ。フェイトの漆黒の戦闘服は、雷光を纏った疾風のような姿へと変貌を遂げた。

 

「……いくよ、レイジングハート」

「うん……バルディッシュ、準備はいい?」

 

二人は同時に立ち上がった。その瞳に迷いはない。あるのは、仲間を守り抜くという揺るぎない意志の炎だけだった。

 

「な……なんだこれは……!?」

円光雄は初めて狼狽した。圧倒的なはずの支配力が、目の前の少女たちから弾かれている。彼女たちの内側から湧き上がる光が、彼の異次元の干渉を焼き尽くしていくのだ。

 

「ふざけやがって……! メスガキごときがァ!!」

 

光雄は苛立ち紛れに不可視の圧力を放った。空間が歪むほどの質量攻撃。だが、

 

「プロテクション!」

 

なのはの前に展開された魔法陣が、その攻撃を紙屑のように弾き飛ばした。

 

「遅い!」

フェイトの姿がかき消える。

シグナルの瞬間移動術(ブリッツアクション)を超える神速の加速。雷鳴と共に光雄の背後へ回り込んだ。

 

「バルディッシュ! アサルトフォーム!」

 

『Get set.』

 

電撃を纏った鎌が振り下ろされる。先程まで通用しなかったはずの物理攻撃が、今度は光雄の頬をかすめ、一筋の血を流させた。

 

「ぐっ……!?」

 

「当たった……!」

フェイトの目に希望の光が宿る。

 

「そこだぁぁッ!!」

 

床からヴィータが飛び上がる。はやてから受け取った魔力は、彼女のグラーフアイゼンに赤熱するほどの炎を灯していた。

 

「ラケーテンフォルムッ!!」

 

回転する鉄槌が光雄の横腹を捉える。先ほどは片手で止められた一撃が、今度は彼の巨体を大きく吹き飛ばした。

 

「おおぉぉッ!?」

 

壁を粉砕し、円光雄は隣室へと転がっていく。

 

「やったか!?」

ヴィータが着地し、鎚を構える。

 

「油断禁物やよ、みんな!」

 

はやてが天井近くに浮上し、広域魔法陣を展開する。彼女は指揮官として、三人の連携を統率する。

 

「次は私たちの番だよ! フェイトちゃん!」

 

「うん! なのは!」

 

なのはとフェイトは左右に別れ、起き上がろうとする光雄を挟み込む。

 

「くそっ……何故だ……何故俺の支配が効かない!?」

光雄は瓦礫の中から立ち上がり、信じられないものを見るかのように二人を睨んだ。

 

「私たちは一人じゃないからだよ!」

なのはがレイジングハートを掲げる。カートリッジが次々と装填され、膨大な魔力が収束していく。

 

「なのはの痛みも、フェイトちゃんの悲しみも、全部私たちが分け合ってる! だから負けない! 絶対に!」

 

「あなたみたいな力だけで人を支配しようとする奴に、私たちの絆は壊せない!」

 

フェイトのバルディッシュが最大出力へと達する。稲妻が室内を奔る。

 

「消えろぉぉッ! 魔法少女ごときがァァッ!!」

 

光雄は絶叫と共に、空間そのものをねじ曲げる異次元攻撃を全方位に放った。世界そのものを書き換えるほどの絶対的な命令権。避けることも防ぐことも不可能な概念崩壊。

 

しかし、

 

「アクセル……!」

フェイトが踏み込む。

 

「シューター……!」

なのがが歩み出る。

 

「いっけぇぇぇぇぇぇッ!!」

ヴィータが咆哮する。

 

二人の杖の先端が触れ合った瞬間、奇跡が起きた。

 

白き光と黄金の雷が螺旋となって絡み合い、一筋の破壊の奔流へと変化する。それは単なる魔力の足し算ではない。想いと想いが共鳴し、次元を超える究極の一撃となった。

 

「トライデント……!!」

「ディバイン……!!」

 

二人は同時に叫んだ。

 

「「バスタァァァァァッ!!」」

 

白と金の極光が、異次元の闇を飲み込んで突き進む。

 

「なっ……馬鹿なぁぁぁぁぁッ!!??」

 

光雄の放った概念攻撃は、純粋な希望の光の前には一瞬で霧散した。彼は逃げることも防ぐこともできず、その胸に直撃を受けた。

 

ドォォォォォォォォォォォンッ!!!!!

 

爆発音と共に光雄の身体が消し飛んでいく。物理的な破壊ではない。彼が構成していた存在そのものが、光によって上書きされ、この世界から弾き出されていくのだ。

 

「ぐあぁぁ……こんな……こんなハズは……ぁぁぁぁ……」

 

断末魔と共に円光雄の姿は完全に掻き消えた。残されたのは、静寂と、舞い散る光の粒子だけだった。

 

「勝った……んだよ……」

ヴィータはへたり込んだ。

 

「ふぅ……はぁ……」

フェイトもまた、膝から崩れ落ちそうになるのをバルディッシュに支えられた。

 

「みんなッ! 大丈夫!?」

 

はやてが急降下し、三人の元へ駆け寄る。彼女たちは互いに顔を見合わせ、そして──

 

泣き笑いのような表情で抱き合った。

 

「痛いってば……ヴィータ」

「あたしも痛いわボケ!」

 

「よかった……本当によかった……」

なのははフェイトの手を強く握りしめた。その手は温かく、確かな鼓動を伝えていた。穢された記憶は消えないかもしれない。でも、この温もりがある限り、立ち上がれる。

 

「うん……私たちが勝ったんだね」

フェイトもまた、涙ながらに微笑んだ。

 

部屋の中には、まだ微かに異臭と破壊の痕跡が残っていたけれど、窓から差し込む夜明けの光がそれらを優しく包み込んでいた。長く恐ろしい夜は明けたのだ。

 

魔法少女たちは傷つきながらも、互いの体温を確かめ合いながら、新たな朝を迎えたのだった。

 

エピローグ

虚空は静寂に満ちていた。

あらゆる物質と概念を透過する高次元の狭間。そこから見下ろす世界は、ガラス細工のように脆く、そしてどうしようもなく美しかった。

 

「ふぅ……やっぱりリリカルなのはは尊い❤️美しいねぇ」

 

円光雄は、頬杖をつきながら呟いた。

眼下に広がる光景──瓦礫と化した部屋の中で、互いの無事を確かめ合い、涙ながらに微笑み合う四人の少女たち。その姿は、どれほど高解像度のモニターで観ようとも決して味わえない、圧倒的な「生」の輝きを放っていた。

 

先ほど消滅した「円光雄」は、彼の分身に過ぎない。

文字通り手足のように動く端末。その破壊と凌辱は、すべてこの位置から遠隔操作で行われていたものだ。痛覚は遮断している。消滅の瞬間に感じた喪失感すらも、単なるデータ上のエラーとして処理されたに過ぎない。

 

「それにしても……素晴らしい」

 

光雄は胸を押さえた。そこには、鼓動と呼ぶにはあまりに激しい脈動があった。

感動だ。

彼は萌えていた。

 

己が仕掛けた理不尽な暴力と辱め。それは彼女たちにとって絶望的な闇だったはずだ。恐怖と悔辱で染め上げられた悪夢。だが、その深い闇があるからこそ、少女たちが紡ぎ出した絆の光は、ダイヤモンドのように研ぎ澄まされ、眩いばかりに輝いている。

 

ヴィータがはやてを守るために命を燃やした瞬間。

はやてが守護騎士に愛を注いだ瞬間。

なのはとフェイトが互いの痛みを分かち合い、力を合わせて立ち上がった瞬間。

 

どれをとっても傑作だった。彼が長年思い描いてきた理想のシナリオ以上の出来栄えだ。

 

「俺が悪役に徹して徹底的に穢してやったからこそ、彼女たちはあんなにも美しく結びついた。……まさにマッチポンプだねぇ」

 

彼は自嘲気味に笑った。

そんな無意味な自己満足。誰にも感謝されないどころか、永遠に憎悪されるだけの行為。だが、それでいい。

 

「俺は悪役さ。おとぎ話で語られる恐ろしい魔女や怪物のようにね。でも……」

 

虚空を見つめる彼の視線は、どこまでも優しかった。まるで我が子の成長を見守る父親のように。

 

「君たちがその試練を乗り越えて、より強く、より絆を深めていく姿を見られるなら……俺は何度でも地獄の底で笑ってやるよ」

 

あの分身が消え去った今、彼女たちにとって「円光雄」という災厄は過去のものとなった。心と体に深い傷跡は残るかもしれないが、やがてそれは彼女たちの強さの証となり、絆をより堅牢にする楔となるだろう。

 

「さて」

 

光雄はゆっくりと立ち上がった。

この世界への干渉は終わりだ。これ以上彼女たちの物語に介入する権利も理由もない。

 

「幸せにな。……俺の愛しの魔法少女たち」

 

最後に一度だけ深く目を細め、彼女たちの輝きを網膜に焼き付ける。

そして彼は踵を返した。

 

虚空に開かれた故郷への扉。

その向こう側には、気怠くも平和な日常が待っている。

魔法も奇跡もない、ただ退屈な世界。

 

だが、彼の胸の奥には今、消えることのない熱が灯っていた。

それは誰にも理解されない、歪んでいるけれど紛れもない「愛」の形。

 

円光雄は笑みを浮かべたまま、光の途切れた闇の中へと歩み去っていった。

 

後に残されたのは、夜明けの光の中で固く抱き合う四人の少女と──

彼女たちを永遠に見守る、歪んだ祈りの残響だけだった。

 

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