アニメ世界移行能力をもった俺がアニメヒロインを犯りまくる。※リクエストも可 作:みなぽん
病室の窓から差し込む午後の光は、どこか淡かった。
白いカーテンが静かに揺れ、その向こうに広がる空は、驚くほど穏やかだった。
医療機器の電子音が一定のリズムを刻み、部屋には薬品の匂いと、静かな呼吸音だけが残っている。
ベッドに横たわるのは、ユウキ。
現実世界での彼女は、ゲームの中で見せる剣士の姿とは違った。細い肩。やせた指。呼吸のたびにわずかに上下する胸元。その身体は、病に長く侵され続けていた。
それでも彼女は笑う。
窓際に置かれた端末で、VR世界に接続する準備をしながら。
「今日はね、ちょっと調子いいんだ」
その声は弱々しいのに、不思議と明るかった。
彼女が潜る世界――
それは、ソードアート・オンラインの世界。
現実では自由に動けない身体でも、向こうでは誰よりも速く、誰よりも強く、風のように駆けることができる。
その姿を、ひとりの男が見ていた。
円光雄。
世界を越える異常な力を持つ男。
アニメ世界に侵入し、物語を覗き、時には掻き回す。
彼にとって世界とは遊び場だった。
誰かの人生も、誰かの涙も、どこか遠いものだった。
「病気で死ぬヒロインか。ありがちな設定だな」
最初は軽い気持ちだった。
少し干渉して、世界をかき乱して、退屈を紛らわせる。
それだけのつもりだった。
だが。
ユウキを見てしまった。
VR空間で笑う彼女を。
病室では苦しそうに息をしながら、それでもゲームの中では誰よりも生き生きとしている少女を。
誰よりも死に近いのに、誰よりも生を諦めていない。
円光雄は理解できなかった。
なぜ笑えるのか。
なぜ希望を持てるのか。
なぜ。
「怖くないのか?」
ある日、彼はユウキに尋ねた。
VR世界の草原だった。
夕焼けの丘。
風が草を揺らし、空が赤く染まっていた。
ユウキは剣を肩に担いだまま、少し考えるように空を見た。
「怖いよ」
彼女は笑った。
「すごく怖い」
その笑顔は、嘘ではなかった。
「でも、怖いからって止まってたら、もったいないでしょ?」
円光雄は言葉を失った。
その瞬間だった。
初めて。
彼はこの世界を壊したくないと思った。
ユウキを死なせたくないと思った。
それは、彼にとって異常だった。
彼は世界を渡った。
現実世界へ。
病院の廊下を歩く。
白衣の医師たち。
無機質な光。
彼は初めて、この世界の重さを知った。
ここにはリセットがない。
やり直しがない。
死んだら終わりだ。
彼は動いた。
医療データを盗み見た。
病気を調べた。
論文を読み漁った。
世界中の研究施設を覗いた。
だが。
答えは見つからない。
「なら、別世界から連れてくればいい」
彼は世界の壁を破った。
闇の裂け目から現れたのは、黒いコートを翻す天才外科医。
ブラック・ジャック。
鋭い目をした男はカルテを見て、長く黙った。
病室の椅子に座り、ユウキを見つめる。
そして。
「難しいな」
その一言だった。
「手遅れだ、失われた時間が長すぎる」
円光雄は食い下がった。
「金なら出す」
「問題は金じゃない」
ブラック・ジャックは静かに言った。
「命は万能じゃない」
それでも諦めなかった。
彼は次の世界へ飛んだ。
未来の道具なら。
奇跡なら。
そう思った。
青い猫型ロボット――
ドラえもん。
「未来の医療道具なら!」
必死だった。
だが、ドラえもんは困った顔をした。
「未来にも、どうにもならない病気はあるんだ……」
その言葉は、刃だった。
円光雄は怒った。
叫んだ。
世界を殴った。
壁を壊した。
別世界を渡り歩いた。
錬金術師。
魔法使い。
超能力者。
神に近い存在。
奇跡を持つ者。
誰でもよかった。
誰でも。
助けられるなら。
だが。
どの世界にも限界があった。
世界は違っても。
命の終わりだけは、驚くほど平等だった。
疲れ果てた夜。
病室。
ユウキは眠っていた。
酸素チューブをつけた横顔。
窓から月明かりが差している。
円光雄は椅子に座り、黙っていた。
初めてだった。
どうにもならないものを知った。
チートで何でもできると思っていた。
世界を渡れる。
法則を超えられる。
運命すら書き換えられると思っていた。
だが。
目の前の少女ひとり救えない。
「……くそ」
声が震えた。
そのとき。
ユウキが目を開けた。
「まだ起きてたんだ」
小さな声。
彼は顔を上げる。
「寝ろ」
ぶっきらぼうに言った。
ユウキは少し笑った。
「頑張ってくれてるんだね」
「別に」
「嘘」
彼女は静かに言った。
「すごく頑張ってる顔してる」
円光雄は言い返せなかった。
ユウキは細い手を伸ばした。
その指が、彼の手に触れる。
驚くほど軽かった。
壊れそうだった。
「ありがとう」
その一言。
たったそれだけで。
彼の胸の奥が崩れた。
救えないかもしれない。
間に合わないかもしれない。
それでも。
彼は立ち上がる。
諦めない。
奇跡がないなら、探す。
世界の果てまで。
誰にも頼らず。
何度でも。
彼は再び世界を越える。
今度は遊びではない。
退屈しのぎでもない。
ただ。
ひとりの少女を生かしたい。
そのためだけに。
世界を渡る男の背中は、初めて本気だった。
廊下の冷たい光の下、円光雄は壁に背を預けて座り込んでいた。
髪は乱れ、服は煤と血に汚れ、何度も世界を渡った代償が彼の体を蝕んでいた。
目はうつろで、拳は壁を殴り続けたせいで砕け、血が滲んでいる。
「ユウキ 俺は」
か細い、魂が抜けたような声だった。
「姉さん……人間が死ぬって運命は、覆せないのかな」
唇が震える。
「消えゆく命は、どうにもならないのかな」
世界を渡る力を持ってしても、抗えない理(ことわり)があるのか。
彼の問いは、絶望そのものだった。
階段の陰から、靜かな足音が近づいてきた。
姉、円環(まどかたまき)。
彼女は疲れ果てた弟の前にしゃがみ込み、そのボロボロになった手をそっと包み込んだ。
その瞳は、どこまでも深く、優しかった。
「……手塚治虫先生の『火の鳥』でもいれば、どうにかなるのにね」
それは、絶望に暮れる弟への、精一杯の冗談だった。
せめてもの慰めだった。
アニメの神話の彼方に消えた異界の存在など、いないに等しいと。
そう言いたかったのだ。
だが。
円光雄の瞳に、烈火のような光が宿った。
姉の言葉が、彼の干からびた脳髄に焼きついた。
天啓だった。
「……そうだ」
彼は立ち上がった。
砕けた足に力を込め、血まみれの体を起こす。
「火の鳥だ……!」
全身の疲労も、絶望も、狂気が吹き飛んだ。
あるのは、ただひとつの執念のみ。
彼は境界を引き裂いた。
アニメ世界へ。
時空を焼き尽くすほどの猛烈なダイブ。
座標を指定する。手塚治虫の世界。生命の原点にして、終着点。
火の鳥の棲む時空へ。
灼熱。
世界が燃えていた。
火の海。溶岩の河。燃え盛る宮殿の廃墟。
その中心に、黄金の羽を纏い、永遠の命を湛える神鳥がいた。
「見つけた……!!」
円光雄は叫び、飛んだ。
何の策もない。武器も持たない。ただ、真っ直ぐに。
火の鳥が翼を広げ、灼熱の暴風が彼を襲う。
衣服が一瞬で焼け落ちた。
皮膚が融ける。肉が焦げる。骨まで焼き尽くされる灼熱の地獄。
だが、止まらない。
彼は火だるまになりながら、渦巻く炎の中を突き進んだ。
「うおおおおおおッ!!!」
焼け爛れた手が、火の鳥の首に伸びる。
炎の塊が彼を弾き飛ばそうとするが、彼は指を食い込ませ、決して離さない。
熱い。痛い。死ぬ。
それでも、ユウキの笑顔が脳裏をよぎる。
『ありがとう』
その一言のために。
彼は渾身の力で、火の鳥の首を引き裂いた。
傷口から、黄金に輝く生き血が噴き出す。
とろりと。粘りつくように。
それは、この世のあらゆる生命を司る、奇跡の雫だった。
円光雄は叫びながら、その血を浴び、飲み、掌に掬い上げた。
身体が炭化していく。
意識が飛びそうになる。
それでも、彼の手だけは、その生き血をこぼすまいと、万力のように握りしめていた。
ソードアートオンラインの中の現実世界。
夜の病院の廊下を、炭化し、煙を上げる人影が駆け抜ける。
看護師たちが悲鳴を上げ、警報が鳴り響く。
だが、円光雄には聞こえなかった。
「ユウキッ!!!」
病室のドアを蹴破った。
ベッドの上で、ユウキの胸の動きが止まりかけていた。
モニターの波形が平坦になり、警告音が鳴り響く。
まさに、命が尽きようとしていた。
「間に合えッ!!」
円光雄はユウキの枕元に倒れ込み、砕けた掌をユウキの唇に押し当てた。
火の鳥の生き血。
黄金の輝き。
それが、ユウキの蒼白な唇を濡らし、喉の奥へと流れ込んでいく。
「飲め……生きろ……!!」
火の鳥の炎に焼かれ、肉体は限界を超えている。
いくらアニメの世界の中でも、死ねば自分もどうなるかわからない。
だが、それでも構わなかった。
一秒。
二秒。
永遠にも感じる沈黙。
そして。
ごくり。
ユウキの喉が、わずかに動いた。
次の瞬間、モニターの警告音が跳ね上がった。
平坦だった波形が、力強いリズムを刻み始める。
トン、トン、トン、トン!
心臓が、鼓動を取り戻した。
ユウキの肌から蒼白さが消え、血色が戻っていく。
細かった肩が、深く、力強く息を吸い込んだ。
失われかけていた命の火が、黄金の光を浴びて、猛然と燃え上がった。
奇跡が、起きた。
火だるまの円光雄は、床に崩れ落ちた。
もう、指一本動かせない。意識が遠のいていく。
だが、彼は笑っていた。
モニターの規則正しい音を聞きながら。
ユウキの力強い呼吸を聞きながら。
彼は、満足そうに目を閉じた。
ソードアート・オンラインの世界。
草原の丘に吹く風は、いつも通りに心地よく、ユウキの紫の髪を揺らしていた。
「光雄お兄ちゃん、ありがとう」
ふいに、彼女がそう言った。
その声は少し照れくさそうで、でも、心の底から弾んでいるようだった。
あの瀕死の病室から、彼女を連れ戻してからしばらく経つ。
今の彼女は、現実世界でもVR世界でも、誰よりも生き生きとしていた。
そしてなにより、彼女が光雄をそう呼ぶようになっていた。
『光雄お兄ちゃん』。
その響きは、光雄の胸の奥をいつも温かくした。
「ユウキ?」
首を傾げる光雄の手を、彼女がぎゅっと握った。
頬が赤らんでいる。
まるで、何か大切な秘密を打ち明ける子供みたいに。
「ユウキね、光雄お兄ちゃんにあげたいものがあるんだ」
そう言って彼女は、光雄を引っ張って歩き出した。
案内されたのは、彼女がこの世界で使っているログハウス。
木の匂いがする、温かい部屋だった。
ドアを閉めた途端、ユウキは光雄に背を向けた。
その肩が、小さく震えているのがわかった。
「ユウキ?」
もう一度名前を呼ぶと、彼女は振り返った。
その瞳は潤んでいて、でも、真っ直ぐに光雄を見ていた。
彼女の手が、自身の装備の留め具にかかる。
カチャリ、という軽い音と共に、革のベストが床に滑り落ちた。
続いて、シャツのボタンがひとつ、またひとつと外されていく。
「お、おい……」
光雄が慌てていると、ユウキは恥ずかしそうに目を伏せながらも、その手を止めなかった。
やがて、彼女の白い肌があらわになる。
細い鎖骨。小さく膨らんだ胸のふくらみ。華奢な腰のライン。
かつて病に侵されていたのが嘘のように、彼女の体は命の輝きに満ちていた。
すべてを脱ぎ捨てた彼女は、真っ赤な顔をして、でも誇らしげに立っていた。
そして、震える声で、でもはっきりと言った。
「お兄ちゃん抱いて。ユウキを、光雄お兄ちゃんの女にして」
その言葉は、光雄の心臓を鷲掴みにした。
彼女は自分のすべてを捧げようとしている。
命を救ってくれた人に、今度は自分自身という奇跡を贈ろうとしているのだ。
光雄はゆっくりと歩み寄り、震える彼女を優しく抱きしめた。
彼女の肌は温かく、光雄の体温と混ざり合う。
「いいのか?」
耳元で囁くと、彼女は小さく頷いた。
「うん……。ボクはお兄ちゃんにしか、あげたくないから」
光雄は彼女を抱き上げ、ベッドの上にそっと横たえた。
白いシーツの上で、彼女の肢体は芸術のように美しかった。
光雄も服を脱ぎ、彼女の隣に滑り込む。
肌と肌が触れ合うと、彼女は「んっ……」と小さく声を漏らし、恥ずかしそうに目を閉じた。
「ユウキ。綺麗だよ」
耳元に唇を寄せて囁くと、彼女の身体がビクンと跳ねた。
光雄は彼女の額に、瞼に、頬に、唇を落としていく。
まるで、彼女という存在を確かめるように、丁寧にキスを繰り返す。
唇が首筋を伝い、鎖骨をなぞると、彼女は「あぁ……」と甘い吐息を漏らした。
光雄の手が彼女の脇腹をゆっくりと撫で上げる。
病室で見たあの細い体はもうない。
ここにあるのは、生命の歓喜に満ちた、柔らかく温かい肌だけだ。
「お兄ちゃん……」
彼女の手が、光雄の背中に回される。
その指先が少しだけ爪を立てるのが、彼女の緊張と期待を物語っていた。
光雄の手が彼女の胸のふくらみを優しく包み込む。
「ひゃぅ……!」
彼女の可愛らしい悲鳴が上がる。
掌で円を描くように優しく愛撫し、先端を指の腹で転がすように刺激すると、彼女の呼吸が荒くなっていった。
「んっ、あっ……そこ……変になる……」
「大丈夫だよ。気持ちいいんだよね?」
「うん……気持ちいい……お兄ちゃんに触られてるって思うと……もっと……」
彼女の言葉は途切れ途切れになる。
光雄はさらに下へと唇を滑らせた。
平らなお腹、そこにある小さなへそにキスをする。
そしてさらに下へ。
太ももの内側に手を添えると、彼女は恥ずかしそうに少し足を閉じようとした。
でも、光雄が優しく開くと、彼女は素直に従ってくれた。
「ユウキ。全部見せて」
「ん……バカ……」
文句を言いながらも、彼女は大きく脚を開いた。
花びらのように秘められた場所は、すでに蜜を滴らせていた。
光雄はそこに唇を寄せる。
最初は軽く触れるだけ。
舌先でそっと舐め上げると、彼女の腰が浮き上がった。
「あっ! あぁっ!」
彼女の声が高くなる。
光雄は舌を使って、彼女の敏感な部分を丁寧に愛撫した。
優しく、でも確実に、彼女が快楽の波に乗れるように。
「ダメっ、そんなとこ……んぁっ! 頭が真っ白に……!」
彼女の手が光雄の髪を掴む。
光雄は構わずに奉仕を続けた。
彼女がどれだけ感じているか、この場所からダイレクトに伝わってくる。
やがて、彼女の体が小さく痙攣し始めた。
「お兄ちゃんっ! 何か来るっ! 来ちゃうぅっ!」
彼女の足が僕の頭を挟み込むように力が入る。
そして、甘い悲鳴と共に、彼女は初めての絶頂を迎えた。
「はぁ……はぁ……」
荒い息をつく彼女の顔は、涙で少し濡れていて、最高に可愛らしかった。
光雄は唇を離し、彼女に覆いかぶさる。
彼女は潤んだ瞳で僕を見上げ、ふにゃりと笑った。
「お兄ちゃん……すごかった……」
「まだだよ。これからが本番だ」
光雄は彼女の耳元でそう囁き、自身を彼女の入り口にあてがった。
彼女は一瞬紧张した顔をしたけれど、すぐに覚悟を決めたように頷いた。
「来て……お兄ちゃん」
光雄はゆっくりと腰を進めた。
彼女の中は驚くほど熱く、きつかった。
初めての異物に、彼女の体が拒絶反応を示す。
「いたっ……!」
彼女が眉を寄せる。
僕は動きを止め、彼女の手を握りしめた。
「大丈夫。痛いのは最初だけだよ。俺がついてるから」
「うん……お兄ちゃん……」
光雄は優しくキスをしながら、少しずつ進んでいった。
彼女が息を吐くタイミングに合わせて、ゆっくりと。
やがて、光雄は彼女の最奥に辿り着いた。
「全部入ったよ。ユウキ」
「うん……お兄ちゃんのが入ってる……すごい……」
光雄はゆっくりと動き始めた。
最初は揺らすように。
彼女の痛みが和らぎ、快楽が勝ってくるのを待つ。
やがて、彼女の中から溢れる愛液が、滑りを良くしていく。
彼女の表情から苦痛が消え、代わりに陶酔の色が浮かび始めた。
「んっ……あっ……動いてもいいよ……」
彼女の許可が出て、光雄はピストン運動を開始した。
ゆっくりと、深く。
彼女の中のヒダ一つ一つを確かめるように。
「あぁっ! あっ! お兄ちゃんっ! 気持ちいいっ!」
彼女の声が甘く響く。
光雄は腰の動きを少しずつ速めていった。
彼女が一番気持ちよさそうな場所を探り当てる。
「そこっ! そこっ! すごいっ! 頭がおかしくなりそうっ!」
「ユウキ……愛してるよ」
「ボクっ! わたしもお兄ちゃんが大好きっ!」
二人の呼吸が荒くなり、汗が混ざり合う。
肉体がぶつかる音と、彼女の嬌声が部屋に響き渡る。
光雄は彼女の脚を抱え上げ、さらに深く繋がった。
彼女の中が光雄の分身を締め付ける。
もう限界が近かった。
「ユウキっ! 一緒に行こうっ!」
「うんっ! 一緒にっ! お兄ちゃんと一緒にぃっ!」
最後に深く突き上げた瞬間、光雄は彼女の中に情を放った。
同時に彼女も大きく背中を反らせて絶頂した。
「あぁぁぁっ!!!」
二人の体がビクビクと震えながら、強烈な快楽の波に飲み込まれていく。
長い長い余韻が過ぎ去った後、光雄は彼女の体の中からそっと抜いた。
彼女は涙目で、でも最高に幸せそうな笑顔を見せていた。
そして、光雄の首に腕を回して、力強く抱きついてきた。
「ありがとう……お兄ちゃん……」
「こちらこそ。ありがとう、ユウキ」
二人はそのまま抱き合い、互いの体温を感じながら眠りについた。
それは、世界を越えた先に見つけた、何よりも温かい奇跡の夜だった。
ソードアート・オンラインの世界。
木々のざわめきが収まった静寂の中、ユウキの小さな息遣いだけが聞こえてくる。
「ボクはお兄ちゃん……好きだよ」
彼女はまだ整わない呼吸のまま、光雄の腕の中で囁いた。
その声は甘く掠れ、先程までの激しい情事の余韻に浸っているようだった。
「俺もだよ、ユウキ」
光雄は彼女の髪を優しく撫でながら答えた。細くて柔らかい彼女の髪は、光雄の指に絡みつき、すぐに解けていく。その感触が心地よい。
「お兄ちゃんってさ……」ユウキは少し顔を赤らめながら続ける。「こういうことするときは、本当に優しいんだね」
「それは君だからだよ」光雄は微笑みかけながら言った。「大事な人を傷つけたくないからね」
ユウキは照れ臭そうに笑った。「ふーん……他の女の子にも同じことしてるんじゃないの?」
「まさか」光雄は笑いながら否定した。「君だけだよ」
「えへへ……嬉しいな」
ユウキは光雄にぴったりと体を寄せた。その温もりがとても心地良い。
「ねぇ、お兄ちゃん」
「なんだい?」
「もう一回しよ?」
突然の提案に光雄は少し驚いた。「いいけど……体は大丈夫なのか?」
「うん!まだ全然元気だよ!」ユウキは元気に答えた。「それに……もっとお兄ちゃんと繋がってたいから……」
その言葉に光雄は完全に魅了された。こんなにも純粋な愛情表現があるだろうか。
「分かったよ」光雄は笑みを浮かべた。「じゃあ今度は違うポーズでやってみようか」
「え?どんなの?」
「こうだよ」
光雄はユウキの体を優しく支えながら起こし、四つん這いの姿勢にさせた。
「えぇ~!これ恥ずかしいよぉ!」ユウキは顔を真っ赤にして訴えた。
「大丈夫だって」私は安心させるように彼女の腰に手を添えた。「これが一番気持ちいいんだよ」
「本当かなぁ……」
光雄はゆっくりと背後に移動し、彼女の小さな尻に手を添えた。柔らかく丸みを帯びた曲線に沿って撫でる。
「あんっ!」
ユウキが可愛い声を上げる。私はその反応に興奮しながら、徐々に刺激を加えていった。
「どうだい?気持ちいいだろう?」
「うん……なんか変な感じだけど……でも気持ちいいかも……」
ユウキの息遣いが荒くなる。光雄は彼女の背中にキスを落としながら、さらに大胆に愛撫を続けた。
「じゃあそろそろ本番だね」
「うん……来て……お兄ちゃん……」
光雄は自分の硬くなった欲望を、ユウキの湿った入口に導いた。一瞬のためらいの後、一気に貫く。
「ひゃあぁっ!!」
ユウキの体が弓なりにしなる。光雄はしっかりと彼女の腰を掴み、激しく動き始めた。
パンパンという音が部屋中に響き渡る。
「あっ!あっ!お兄ちゃんっ!激しいよぉっ!」
ユウキは絶叫しながら快感に溺れていく。その様子に私もますます興奮してきた。
「ユウキ!愛してるよ!」
「ボクもっ!お兄ちゃんのこと大好きっ!」
二人の叫び声が交錯する。お互いを求め合う本能的な行為に没頭していく。
光雄はさらに深く突き入れると同時に、指でユウキの敏感な蕾を弄んだ。
「そこっ!そこダメぇっ!おかしくなっちゃうぅぅっ!!」
ユウキは涙目になりながら訴えるが、体は正直に反応している。光雄は容赦なく攻め立てた。
「イクぞユウキ!一緒にイこう!」
「うんっ!来てぇぇっ!!」
光雄はラストスパートをかけるように更にスピードアップする。そしてついに限界を迎えようとしていた時—
「あぁっ!お兄ちゃぁぁんっ!!」
ユウキが絶頂を迎えた瞬間、光雄も最後の一突きで全てを注ぎ込んだ。二人は同時に達成感と開放感に包まれた。
激しい余韻が過ぎ去った後も、二人は繋がったまましばらく動けなかった。
「はぁ……はぁ……すごかった……」
ユウキは脱力した様子で呟いた。「こんなの初めて……」
「俺もだよ」光雄は優しく微笑んだ。「最高だった」
二人はゆっくりと体を離した後も、熱い抱擁を交わした。お互いの存在を確かめるように。
「ねぇお兄ちゃん」ユウキは小悪魔のような表情で問いかけた。「今度は何する?」
「そうだなぁ……次はお風呂場でしようか」
「えぇ~!それってどういう意味?」
「楽しみにしててくれよ」
光雄はいたずらっぽく笑った。「もっとエッチなこといっぱい教えてあげるからさ」
「もう!お兄ちゃんったらエッチなんだから!」
ユウキは呆れたように言いながらも、どこか嬉しそうな表情を浮かべていた。
こうして二人の甘い時間は続くのであった—