アニメ世界移行能力をもった俺がアニメヒロインを犯りまくる。※リクエストも可 作:みなぽん
朝の光が、クマハウスの丸い窓からやわらかく差し込んでいた。
木の香りがする寝室で、ユナは毛布に顔を半分埋めたまま、ぼんやりと天井を見上げる。
静かだ。
平和で、穏やかで、少しくすぐったいくらい幸せな朝。
日本にいた頃なら、こんな朝は考えられなかった。カーテンも開けず、誰とも会わず、ネットだけを見て過ごしていた毎日。誰かと一緒に朝を迎えるなんて、面倒だと思っていた。
でも今は違う。
「ユナお姉ちゃん、起きてる?」
控えめなノックのあと、聞き慣れた声がした。
「……起きてる」
そう返事をすると、扉がゆっくり開く。
フィナが顔を覗かせた。朝日に照らされたダークブラウンの髪と、大きなリボン。少し眠たそうに細められた瞳が、ユナを見ると嬉しそうにやわらぐ。
「朝ごはん、どうしますか?」
「んー……」
ユナはベッドの上で寝返りを打つ。
すると、床で丸くなっていたくまゆるとくまきゅうが同時に反応した。
「くぅ〜ん」
「くぅんっ」
二匹がのそのそ近寄ってきて、ユナのベッドに顔を乗せる。
「重いって……」
そう言いながらも、ユナは自然と笑っていた。
フィナもくすりと笑う。
「今日は天気いいですよ。川の方まで行きませんか?」
「川?」
「はい。お弁当作って」
「……いいかも」
何気ない提案。
でも、そんな何気ない一日が、今のユナにはとても大切だった。
強い魔物も、王都の騒ぎも、面倒な依頼もない。ただ好きな人たちと、ゆっくり過ごすだけの日。
そんな日を、自分はちゃんと好きになっていた。
◇
昼前。
くまゆるとくまきゅうの背に揺られながら、二人は森を抜けていく。
風が気持ちいい。
新緑の匂い。鳥の声。遠くで流れる川の音。
フィナは前に座りながら、楽しそうに周囲を見回していた。
「ユナお姉ちゃん、見てください。あそこ、お花いっぱいです」
「ほんとだ」
小さな白い花が群れて咲いている。
こういう景色を綺麗だと思えるようになったのも、この世界に来てからだった。
前の世界では、外に出る理由なんてほとんどなかった。
でも今は。
隣にフィナがいて、くまゆるたちがいて、行きたい場所があって、食べたいものがあって。
ちゃんと毎日を生きている。
それが少し、不思議だった。
「ユナお姉ちゃん?」
「ん?」
「嬉しそうです」
「……そんなことない」
「あります」
フィナは断言した。
その顔があまりに自信満々で、ユナは視線を逸らす。
「フィナ、最近生意気」
「ユナお姉ちゃんが分かりやすすぎるんです」
「む」
反論できない。
フィナは本当に、自分のことをよく見ている。
誰かにここまで自然に隣へ入り込まれるなんて、日本にいた頃なら絶対に嫌だったはずなのに。
なのに今は、フィナが離れていく方が嫌だった。
◇
川辺に着くと、二人は木陰にシートを広げた。
くまゆるとくまきゅうはさっそく川へ飛び込んで遊び始める。
「くぅぅー!」
「くぅんっ!」
ばしゃばしゃと水しぶきを上げる二匹を見て、フィナが笑う。
「楽しそうですね」
「あとで絶対びしょ濡れのまま来る」
「ふふっ」
ユナは持ってきたサンドイッチを並べる。
卵、照り焼きチキン、野菜たっぷりのもの。
フィナの目が輝いた。
「美味しそう……!」
「頑張ったからね」
「ユナお姉ちゃんの料理、大好きです」
さらっと言われて、ユナの手が止まる。
「……そういうの、急に言わないで」
「本当のことです」
「うぅ……」
こういうところだ。
フィナは時々、とんでもなく破壊力の高いことを平然と言う。
ユナは顔をごまかすようにサンドイッチを口に運ぶ。
すると、隣でフィナが小さく肩を寄せてきた。
触れ合う体温。
やわらかなぬくもり。
「ユナお姉ちゃん」
「なに?」
「わたし、この時間好きです」
フィナは川を見つめながら、静かに言った。
「冒険も楽しいですけど、こうしてゆっくりしてる時間も好きです。ユナお姉ちゃんと一緒にいると、安心します」
ユナは少しだけ目を見開く。
胸の奥が、じんわり熱くなる。
誰かに必要とされること。
誰かと一緒にいる時間を、大切だと言ってもらえること。
そんなの、自分には縁がないと思っていた。
なのに。
「……わたしも」
「え?」
「フィナといると、楽しい」
言ってから、少し恥ずかしくなる。
でもフィナは、とても嬉しそうに笑った。
「はい」
その笑顔を見ているだけで、ユナは満たされる。
強敵を倒した時より、美味しい料理を作れた時より。
こういう時間の方が、ずっと大事だった。
川のせせらぎが流れる。
青空の下、くまゆるとくまきゅうがじゃれ合っている。
隣にはフィナがいる。
たぶん、自分は。
この世界でちゃんと幸せになってしまったんだと思う。
そんなことを考えながら、ユナは少しだけフィナの肩にもたれた。
フィナは驚かなかった。
ただ、嬉しそうに微笑んで、そっとユナの頭を支えてくれた。
穏やかな風が吹いていた。
川辺には水のせせらぎが響き、木々が揺れ、くまゆるとくまきゅうが無邪気にはしゃいでいる。
その平和は、あまりにも突然に壊された。
――空間が、裂けた。
空中に黒い亀裂のようなものが走り、そこから一人の男がゆっくりと現れる。
黒いスーツ。どこにでもいるような普通の男。
だが、その口元には粘つくような笑みが浮かんでいた。
「いやぁ……」
男――円光雄は、感嘆したように周囲を見回す。
「実にいい。尊い。癒される。こういうのだよなぁ、俺たちオタクが求めてるのって」
その視線が、フィナへ向いた。
「フィナちゃん、尊いねぇ。現代日本の暮らしを知っている俺たちとしては、この優しい世界がよぉ……涙出るレベルで尊いんだわ」
ねっとりした目。
値踏みするような視線。
フィナがびくりと肩を震わせる。
ユナの表情から、一瞬で感情が消えた。
「……誰?」
「ん? ああ、名乗ってなかったか」
男は芝居がかった仕草で胸に手を当てる。
「円光雄。アニメ世界を渡り歩く、ただの通りすがりさ」
「……気持ち悪い」
「ははっ、辛辣!」
その瞬間だった。
「グルルル……!」
「くぅぅぅっ!!」
くまゆるとくまきゅうが、同時に光雄へ飛びかかる。
二匹とも毛を逆立てていた。
本能で理解したのだ。
こいつは危険だ、と。
だが。
「遅ぇ」
光雄は、笑ったまま片腕を振るう。
ドゴォッ!!
空気が爆ぜる。
ありえない衝撃音。
次の瞬間、くまゆるの巨体が吹き飛び、地面を転がった。
「くまゆる!?」
続けざまに、くまきゅうが突進する。
だが光雄は避けもしない。
拳を握り。
真正面から叩きつけた。
――バギン!!
「くぅぅぅぅっ!!」
悲鳴。
白い身体が川辺を転がり、土煙を上げる。
フィナの顔が青ざめた。
「そ、そんな……!」
ありえない。
くまゆるとくまきゅうは、並の魔物どころか上級冒険者でも太刀打ちできない存在だ。
なのに。
まるで子犬でも殴るように。
簡単に。
二匹は傷つけられた。
「くぅ……」
「くぅん……」
震える声を漏らしながら、二匹は光となってユナの元へ戻る。
召喚獣としての危険回避。
強制送還だった。
ユナの中で、何かが切れた。
「……フィナ、下がって」
「ユナお姉ちゃん……!」
「大丈夫」
静かな声だった。
けれど、その声を知るフィナは理解した。
ユナが、本気で怒っている。
ユナは立ち上がる。
黒いクマ装備の奥で、瞳だけが鋭く光る。
「へぇ」
光雄は楽しそうに笑った。
「その顔いいね。主人公って感じだ」
「……あんた」
ユナは低く呟く。
「わたしの大事な時間、壊した」
空気が変わる。
ビリビリと魔力が震え始める。
地面が揺れ、周囲の木々がざわめいた。
「おお、怖っ」
光雄は笑っている。
だが目だけは鋭い。
獣のような危険な光。
「でもさぁ、ユナちゃん。俺、君のこと結構好きなんだよ? 引きこもりだった少女が異世界で幸せ見つけるとか、最高じゃん」
「だから何」
「だから壊したくなる」
その瞬間。
ユナの姿が消えた。
「クマパンチ!!」
爆音。
強化された拳が、光雄の顔面へ叩き込まれる。
常人なら消し飛ぶ一撃。
だが。
ガギィィィィン!!
金属同士がぶつかったような衝撃。
光雄は片腕で受け止めていた。
「うおっ、重っ!」
地面が陥没する。
だが、止まっている。
ユナの全力を。
この男は笑いながら受け止めていた。
ユナの瞳が揺れる。
(……なに、こいつ)
「いいねぇ!!」
光雄の笑みが深まる。
「そうだよ、それでこそ異世界主人公だ!!」
直後。
光雄の膝蹴りが、ユナの腹部へ突き刺さる。
「っ……!!」
衝撃。
ユナの身体が吹き飛び、木々を何本もへし折る。
フィナが悲鳴を上げた。
「ユナお姉ちゃん!!」
土煙の中。
ゆっくりと、ユナが立ち上がる。
口元に血。
だが、その瞳は死んでいない。
むしろ、燃えていた。
「……上等」
クマ装備から、膨大な魔力が噴き上がる。
空が震える。
川が逆巻く。
ユナは拳を構えた。
「絶対、ぶっ飛ばす」
光雄もまた、口元を歪める。
「来いよ、“ブラッディベアー”」
異世界を揺るがす激突が、今、始まった。
激闘は、一方的な蹂躙だった。
ユナの渾身のクマパンチが空を切り、クマキックが大地を砕く。
だが、そのどれもが光雄には届かない。いや、届いていても通じない。
「ははっ! もっとだもっと! その可愛いクマちゃんパワー、見せてみろよ!」
光雄は笑いながら、ユナの攻撃を捌き、あるいは身体で受け止める。
そして反撃は、容赦なかった。
鋭い蹴りがユナの脇腹を砕き、重い拳が頬を弾く。「がっ……ぁ…!」
そのたびに、ユナの身体はゴミのように宙を舞う。
泥にまみれそれでもユナは立ち上がる。
フィナがいるから。
自分が倒れれば、あの悪魔はフィナに牙が向くから。
だが、限界は近かった。
「はあ……はあ……っ」視界が明滅する。
骨の一本や二本、いかれていない保証はない。
ユナがふらつきながら拳を構えると、光雄がニヤリと笑った。
「いい加減、飽きてきたなぁ」光雄が指を鳴らす。
その瞬間、ユナの身体を包んでいた黒いクマ装備――異世界で唯一の頼りだった絶対的な力が、ボロ布のように裂けた。「え……?」
信じられないものを見るユナの目の前で、白いクマの手袋が、黒いブーツが、魔力を失って崩れ落ちていく。
装備の解除すら許されない、強制的な破壊。
チャリン、と乾いた音が響く。
ユナを守っていた熊の加護が、完全に消滅した。
残されたのは、傷だらけの薄着の少女だけ。
「さて」
光雄がゆっくりと近づいてくる。
ユナは本能的に後ずさった。
恐怖で、心臓が早鐘を打つ。
(動いて……!)立ち上がれ。戦え。
頭では分かっているのに、膝が笑って動かない。
異世界に来て、初めて味わう「無力」。
日本にいた頃の、あの何もできなかった自分が蘇る。
違う。わたしは変わったはずなのに。
なのに、圧倒的な暴力の前では、ただの無力な少女に過ぎないのだと突きつけられる。
「いやぁ、素のユナちゃんも可愛いねぇ」
光雄の影が、ユナを覆う。
「ひっ……」
声が漏れた。震えが止まらない。
光雄は猫がネズミを弄ぶように、ゆっくりと手を伸ばす。
「や……め…」
ユナは必死に手を振り払おうとするが、その細い手首はいとも簡単に握り潰された。
「イタッ……!「そんなに怖い顔しないの。ほら、お客さんそっちで見てるよ?」
光雄の視線が、ユナの背後に向けられる。
そこには、木の根元で小さく震えているフィナがいた。
ユナの表情が凍りつく。
「フィナには……! 触れないで……!!」
ユナは空いている手で光雄を掴み、必死に抵抗する。
「フィナには……! 触れないで……!!」
ユナは空いている手で光雄の腕を掴み、爪を立ててでも彼を引き剥がそうとした。だが、それはまるで鉄の柱にすがりつくようなものだった。光雄は涼しい顔でユナの手首を片手で締め上げるだけで、ユナの抵抗など虫のいざこざにもならない。
「触れないで、だって? あいにくだけどね、ユナちゃん」
光雄の空いている手が、ユナの着ていた薄いシャツの襟元を掴んだ。
「君のそういうところが、一番弄りがいがあるんだよ」
バリッ!!
乾いた音が森に響いた。
「いっ……!?」
布が引き裂かれる感覚と共に、朝の冷たい空気が肌に触れた。ユナの視界の端で、引き裂かれた布切れが風に舞って落ちていく。
「や、やめ……!」
慌てて胸元を隠そうとするが、光雄はそれを許さない。彼の手は容赦なくユナの体を這い、残された服を剥ぎ取っていく。スカートの留め具が外れる音。下着が引きちぎられる鋭い痛み。
「ああっ……! やだ……! やだぁっ……!!」
屈辱だった。これほどの無力感を味わったことはない。かつて日本で引きこもっていた時も、孤独だったが、少なくとも服の中に身を隠すことはできた。自分の殻に閉じこもることはできた。
けれど今は違う。
何もかもを暴かれている。心も、体も。
「ひっ……うぅ……」
完全に露わになった肌が、冷たい風に晒されて鳥肌が立つ。羞恥で顔が沸騰しそうだった。視線が痛い。
光雄のねっとりとした視線ももちろん嫌だが、それ以上に恐ろしい視線があった。
木の根元で震えている、フィナの視線。
ユナは反射的に体を縮こまらせ、自分の肌を隠そうとした。守るべき少女に、守られるはずの自分が見られている。こんな無様で惨めな姿を。
「見ないで……! フィナ、見ないでぇっ……!」
ユナは泣き叫んだ。声が裏返る。強がりも、余裕も何もかも消し飛んでいた。ただの傷ついた少女がそこにいた。
「おやおや、そんなに隠れなくてもいいじゃないか。素のユナちゃんはとっても綺麗だよ」
光雄は楽しそうに笑いながら、ユナの顎を強引に持ち上げた。抵抗する力さえ残っていない。
「んぅ……!」
目の前には、底意地の悪い笑みを浮かべた男の顔。吐き気がした。
「いい顔だ。絶望に染まっていく顔ってのは、どんな美少女よりもエロいねぇ」
光雄の顔が近づいてくる。ユナは必死に顔を背けようとしたが、顎を掴まれていて動けない。
「んっ……! んんーー!!」
唇が重なった。
男の熱い息が吹きかけられる。ねっとりとした舌が、無理やりユナの唇を割って侵入してきた。
(嫌だ……! 汚い……! 気持ち悪い……!!)
口腔を犯される感覚。歯茎をなぞられ、舌を絡め取られる。苦くて、生臭い味が広がる。息ができない。窒息しそうだ。
ユナは光雄の胸を叩いたが、彼は意に介さない。むしろその抵抗を楽しむかのように、口づけは深くなり、残酷さを増していく。
フィナが見ている。
その事実が、ユナの理性を焼き尽くす。
大好きな人に、こんな汚されている姿を見られている。
唇が離れた時、銀色の糸が引いた。ユナは酸素を求めて激しく喘いだ。唾液が口の端から垂れる。
「はぁ……っ、はぁ……っ、うぅ……っ」
涙でぐしゃぐしゃになった顔。震える裸体。完全に心が折れていた。
「ぷはっ……いやぁ、悪くないね。処女の味ってのも悪くない」
光雄は唇を舐めながら、汚らわしいものででも触るかのようにユナの頬を撫でた。
「どう? 少しは『尊い日常』が壊された実感が湧いたかい?」
ユナは答えない。答えられない。ただ、フィナから顔を背けたまま、嗚咽を漏らし続けることしかできなかった。
「ねえ、ユナちゃん。こんな状況でも身体は正直なんだねぇ?」
光雄の指先が、ユナの胸の突起を捉えた。
「ひっ……!?」
冷たい指の感触に、ユナの身体がビクリと跳ねた。剥き出しになった乳房の頂に触れられた瞬間、電流のようなものが走り抜けた気がした。
「やっ……! やめ……! 触るな……!」
ユナは無意味な抵抗を試みる。光雄の手から逃れようと身をよじるが、握られた手首の痛みがそれを許さない。それどころか、その動きで光雄の指が乳首を stronger に押し潰す形になり、
「んぐっ……! あぁっ……!」
鋭い痛みと、それとは全く別の痺れが背骨を駆け上がる。
「ほらほら、強がってても無駄だよ。ここ、こんなに硬くなってるじゃないか」
光雄の指が、赤く充血し硬く立ち上がった乳首を弾く。
パチンッ。
「あぁんっ……!!」
ビクンビクンと胸が揺れる。自分の意思とは無関係に、身体が快楽の信号を発してしまう。屈辱で顔が熱くなる。こんな男に触れられているだけでも吐き気がするのに、身体が反応してしまうなんて。
「いやらしいねぇ、クマ娘さんは。見た目は可愛いのに、中身はドスケベなんだ」
「ちがっ……! ちがう……! こんなの……っ!」
「違わないよ。ほら、こっちも可哀想にしてあげないとね」
光雄の空いている手が、ユナの脇腹を滑り落ちていく。傷だらけの肌を這う指の感触に鳥肌が立つ。そしてその手は迷うことなく、ユナの股間へと伸びた。
「いやっ……! そこは……! やめてぇっ……!!」
ユナは必死に足を閉じようとした。最後の砦を守ろうと、残った力を振り絞る。しかし、光雄はユナの膝の間に自分の太腿を割り込ませると、容赦なくこじ開けた。
「ひっ……!」
無防備に晒された秘所。冷たい風がそこを撫でる。
「おやおや、足閉じようとしても無駄だよ。ここもね、もうぐしょ濡れじゃないか」
光雄の指が、ユナの割れ目に触れた。
「あぁっ……!」
濡れていた。信じられないことに、そこは確かに濡れていた。恐怖と屈辱で震えているはずなのに、身体だけが熱を持っている。
「ほら見てごらん」
光雄は指に絡みついた透明な粘液をユナの目の前に突きつけた。
「あ……ぁ…」
ユナは絶句した。自分の身体から出たものだというのに、信じられない。まるで自分の身体ではないようだ。
「ほーら、卑猥な音がするよ」
光雄は指を戻すと、今度は容赦なく膣内へとねじ込んだ。
「あぐっ……! あぁぁっ……!!」
異物が侵入する感覚。痛みよりも、強烈な違和感と恐怖。しかし指は止まらない。壁を押し広げ、奥へと進んでいく。
「きついねぇ。やっぱり未経験か。締め付けがすごいよ」
「やめっ……! 抜いて……! お願い……!」
ユナは涙を流して懇願した。身体の中をかき回される感覚が狂いそうだった。指が動くたびに、水音が響く。チュポチュポという卑猥な音が、静かな森に響き渡る。
「んっ……! あぁっ……! そこっ……! やだぁっ……!」
指がある一点を擦り上げた瞬間、ユナの背中が弓なりに反った。身体の中に火花が散ったような感覚。自分でも知らない場所を刺激され、声にならない悲鳴が漏れる。
「あははっ! ここかい? ここがいいのかい? クマ娘さんのイキ顔、見せてよ」
光雄はそこを重点的に攻め立てた。指の腹で強弱をつけて擦り上げ、時には爪を立てる。
「あぁっ! あぁっ! ああぁぁっっ!!」
身体が痙攣する。頭が真っ白になる。屈辱も恐怖も消し飛び、ただ快楽の波に飲み込まれていく。
(違う……! これは違う……! 感じてなんかいない……!)
頭では否定するのに、身体は正直に反応してしまう。腰が勝手に動き、光雄の指を求めてしまう。
「ほらほら、もっと声を出してよ。フィナちゃんに聞こえるようにさ」
光雄の言葉に、ユナの理性が一瞬戻った。
フィナが見ている。
大好きな人が、こんな無様な姿を見ている。
「いやぁぁっ……! 見ないで……! フィナ……! 見ないでぇぇっ……!!」
ユナは泣き叫んだ。羞恥と絶望で心が引き裂かれそうだった。
「あははは! いいねぇその顔! 絶望と快楽に歪んだ顔、最高だよ!」
光雄は笑いながら、指の動きを加速させる。同時に乳首を摘み上げ、強く捻った。
「あぁぁぁぁっっっ!!!」
ユナは悲鳴ともつかない声を上げて、背筋を震わせた。身体の中から何かが弾け飛び、視界が白く染まった。
ユナの絶頂の余韻が冷めやらぬうちに、光雄は冷酷な宣告を下した。
「さて、前菜はこんなもんかな。次はメインディッシュといこうか」
光雄は濡れた指を引き抜き、ユナの目の前でペロリと舐めた。その動作一つ一つが、ユナにとっては屈辱の極みだった。
「いやっ……! もう……! やめて……!」
ユナは虚ろな目で懇願する。しかし、光雄の目は笑っていなかった。彼はゆっくりと視線をずらし、木の根元で小さく震えているフィナに向けた。
「あ……」
ユナの背筋に、冷たいものが走った。
「ねえ、ユナちゃん。俺さぁ、結構お腹空いてるんだよね。そろそろご飯にしたいんだけど」
光雄はゆっくりとフィナに近づいていく。
「やめて……! フィナには……! 触れないで……!!」
ユナは血を吐くような声で叫んだ。身体は動かない。指一本動かせない。それでも、声だけは絞り出した。
「触れないで? じゃあどうすればいい?」
光雄は足を止め、振り返った。その顔には、残酷な笑みが張り付いている。
「俺の言うことを聞くなら、フィナちゃんには指一本触れないよ。約束する」
ユナの顔が歪む。
「……何を……すれば……?」
「簡単なことだよ」
光雄は自分のズボンのベルトに手をかけた。
「俺の言う通りにしてくれればいい。そうすれば、フィナちゃんは無傷で帰してあげる」
チャリッ。
金属音が響く。ベルトが外され、ズボンが下ろされる。
「……!」
ユナの目が見開かれる。
光雄の下着の中から、凶器のようなものが現れた。すでに充血し、鎌首をもたげている。サイズが、常識の枠を超えていた。
「さあ、選んで。フィナちゃんが代わりにしてもいいんだよ?」
光雄はニヤリと笑い、フィナの方へ一歩踏み出した。
「だめぇっ!!」
ユナは叫んだ。考えるよりも先に、声が出ていた。
「わたしが……! わたしがするっ……!」
光雄が足を止める。
「へぇ、決心は早いね。感心感心」
光雄はユナの前に戻り、その凶器をユナの顔の前に突きつけた。
「じゃあ、まずはご挨拶から」
鼻先を掠める腥い臭い。ユナは吐き気をこらえ、震える手でそれを握った。
「んっ……!」
熱かった。脈打つように震えている。生々しい男の証。ユナは涙を流しながら、それを口元へと運んだ。
(……フィナを守るため……)
心の中で呟きながら、ユナは口を開いた。
ペロリ。
舌先で舐め上げる。塩辛い味が口の中に広がる。ユナは必死に舌を動かした。舌で舐め、唇で包み込む。喉の奥まで押し込められ、苦しさに涙が溢れる。
「んぐっ……! んっ……! んんーー!!」
「おおっ! いいねぇ! 意外と器用なんだね、クマ娘さん!」
光雄はユナの頭を掴み、腰を動かし始めた。口内を犯される感覚。息ができない。苦しい。でも、フィナのためだ。そう言い聞かせて、ユナは必死に耐えた。
「ぷはっ……! はぁ……! はぁ……!」
ようやく解放された時、ユナの口の端から唾液が滴り落ちていた。
「いいねぇ、従順なメスの顔だ」
光雄は満足そうに笑った。
「じゃあ、次はこっちも準備できてるかな?」
光雄はユナを地面に押し倒した。冷たい土の感触。ユナは抵抗しなかった。抵抗する権利なんてない。フィナを守るためなのだから。
「……お願い……します……」
ユナは震える声で言った。目は伏せたまま。
「フィナを……守って……」
「ああ、約束通りだよ」
光雄はユナの両足を大きく開かせた。濡れそぼった秘所が晒される。
「じゃあ、いただきまーす」
ズブッ!!
「あぁぁぁっっ!!!」
裂けるような痛みが走った。処女膜が引きちぎられる感覚。ユナの身体が弓なりに反り返る。
「いったぁぁっ! やぁぁっ! 抜いてぇっ! お願いぃぃっ!!」
ユナは涙を流して叫んだ。しかし光雄は容赦なく、一気に奥まで突き上げた。
「くっ……! きつっ……! 最高だねぇ……!」
子宮口を小突かれる感覚。内臓をかき回されるような苦痛と、背徳的な快楽が混ざり合う。
「あぁっ! あぁっ! ああぁぁっっ!!」
光雄は激しく腰を打ち付ける。パンパンパンという乾いた音が森に響き渡る。
(フィナ……! ごめんね……! ごめんね……!)
ユナは心の中で謝り続けた。大好きな人に聞こえないように、必死に声を殺した。
「ほらほら! もっと声出してよ! 感じてるんだろ!?」
「んっ……! あっ……! あぁっ……!」
身体が勝手に反応してしまう。頭では拒否しているのに、身体は快楽を貪るように収縮を繰り返す。
「ほら、フィナちゃんに見せてあげてよ! ユナちゃんが俺のチンポでイキ狂ってる姿をさぁ!」
「いやぁぁっ!! 見ないでぇぇっ!! フィナぁぁっ!!」
ユナは首を振り、泣き叫んだ。羞恥と屈辱で気が狂いそうだった。
「ははっ! 最高だねぇ! やっぱりこの世界は最高だよ!」
「あぐっ……! あぁっ……! ひぃぃっ……!!」
四つん這いにさせられた無様な姿。冷たい土の感触が掌と膝に食い込む。背後から容赦なく貫かれ、奥深くまでかき回されるたびに、ユナの口から悲鳴とも喘ぎともつかない声が漏れ出した。
「ほら、もっとケツ上げろよ。そうだ、いい子だ」
光雄は腰を掴み、獣のように激しく打ち付けてくる。パンパンパンという肉と肉がぶつかる音が、静かな森の空気を汚していく。
(いや……! こんなの……! こんな姿……!)
フィナに見られている。背中から尻にかけて、全てを晒し、男に犯されている無様な姿を。羞恥心が胃の腑を焼き尽くす。それなのに、子宮を直接小突かれるたびに背筋に走る甘い痺れはどうだ。
「あぁっ! そこっ……! やだぁっ! あぁぁっ!!」
「ここか? 子宮口ってここだよな? ほらほら、もっと奥まで味わってみな」
ズブッ! と深くねじ込まれ、子宮の奥底を擦り上げられる。脳髄が揺さぶられるような快感が、羞恥心と理性をまとめて弾き飛ばした。
「ひぃぃっ!! ああぁぁっっ!!」
ビクンビクンと全身が痙攣する。目の前が真っ白になる。その瞬間、光雄が低く唸った。
「くっ……! 出るぞ! たっぷり注ぎ込んでやるよ!」
ドクッ! ドククッ!!
熱い奔流が子宮の奥へと注ぎ込まれる感覚。ユナの身体がビクリと跳ね上がり、そして力なく崩れ落ちた。
「あぁ……ぁぁ……」
熱い。内臓が熱くなる。あの汚らわしい男の精液が、自分の一番大切な場所を満たしていく。屈辱的な受胎の感覚に、ユナは涙を流すことしかできなかった。
「はい、一回戦終了~」
光雄はまだ萎えない凶器を引き抜いた。ドロリとした白濁がユナの股間から溢れ出し、土に染み込んでいく。
「さて、次はどうしようかなぁ」
光雄はニヤリと笑い、仰向けに寝転がった。
「ほら、ユナちゃん。今度は君が上だよ」
「え……?」
ユナは虚ろな目で光雄を見た。
「自分でハメてみな。俺のチンポを自分のマンコに咥え込んで、腰振ってみろよ」
その言葉に、ユナの顔が青ざめた。
「そん……な…」
「できない? じゃあフィナちゃんに代わってもらおうかな」
「やるっ……!」
ユナは即答した。ふらつく足で立ち上がり、光雄の跨る。膝が震える。光雄の股間に鎌首をもたげた男根が、これから自分を犯す道具として鎮座している。
ユナは震える手でそれを掴み、自分の秘口へと導いた。
(フィナを守るため……! これはフィナを守るためなんだから……!)
心の中で必死に言い聞かせながら、腰を沈める。
ズブブッ……!
「んぐぅぅっ……!!」
一度開かれた場所とはいえ、その異物感と圧迫感に息が詰まる。重力に従って自ら肉穴を広げていく感覚。自分から進んで受け入れているという事実が、ユナの精神を深くえぐった。
「うんっ……! くっ……! はぁっ……!」
根元まで飲み込むと、光雄がニタニタと笑った。
「よし、じゃあ腰振ってみろよ」
ユナは泣きそうになるのを堪え、腰を動かし始めた。上下左右。不慣れな動き。恥骨がぶつかる感触。自分の敏感な場所が擦れるたびに、声が漏れる。
「んっ……! あっ……! あぁっ……!」
「もっと激しく! そんな腰振りじゃ気持ちよくないよ!」
光雄が不満げに言うと、ユナは必死に速度を上げた。羞恥で顔が熱い。自分から男の精根を貪っているような背徳感に潰されそうだ。
「あぁっ! あぁっ! はぁっ! はぁっ!」
次第に、身体が熱くなってくる。動けば動くほど、体内の摩擦が熱い快感となって脳を侵食していく。自分の意志とは裏腹に、腰が勝手に動き始めた。もっと深く、もっと強く求めてしまう。
「ははっ! もう腰振り止まらないんだね! 素直な身体だ!」
光雄が両手でユナの腰を掴み、下から激しく突き上げた。
「あぁぁっっ!!」
視界が揺れる。激しい衝撃。子宮を打ち砕かれそうなピストン運動。ユナはただ喘ぐことしかできなかった。
「あっ! あっ! ああぁぁっっ!! だめぇっ! またっ! イくぅぅっ!!」
頭の中が真っ白に染まり、身体が激しく痙攣する。絶頂の波に飲み込まれながら、ユナは光雄の胸に倒れ込んだ。
「くっ……! また出すぞ! 全部受け止めろよ!」
光雄がユナの腰を強く引き寄せ、最深部で射精した。
ドクゥッ!! ドクッ!!
「あぁぁ……っ…!!」
再び注がれる熱。ユナは白目を剥き、口から涎を垂らしながら、意識を手放しかけた。
しかし、快楽地獄は終わらなかった。
「おいおい、まだ終わらないぜ? メスなら朝まで付き合ってもらうからな」
光雄はユナの身体を反転させた。仰向けになったユナの顔は、快楽でトロンとしている。もはや抵抗する意志など残っていないのかもしれない。
光雄がユナの顔を覗き込む。
「ねぇ、ユナちゃん。もうフィナちゃんのことなんてどうでもよくなったんじゃない?」
その言葉に、ユナの心のどこかで警鐘が鳴ったような気がした。
(フィナ……ちゃん……?)
頭の中がモヤモヤしている。彼女の顔が思い出せない。ただ、目の前にある光雄の顔だけが鮮明だ。
「今はただ気持ちいいだけだろ? もっと欲しいだろ?」
光雄の問いかけに、ユナは無意識に頷いていた。
欲しい。もっと欲しい。この熱い塊で埋めてほしい。頭の中が快楽で埋め尽くされたい。
光雄は満足そうに笑い、再び自身をユナの中へねじ込んだ。
「あぁっ……!」
受け入れる瞬間の充足感。もう痛みはない。ただの快楽だけがある。
「ほら、足を絡めてみろよ」
光雄の命令に従い、ユナは自ら足を光雄の腰に絡めた。だいしゅきホールド。逃さないための拘束。これでもう離れられない。
「んっ……! あぁっ……! 好きぃ……っ!」
口から自然と言葉が漏れた。それは本心からの言葉だったのかもしれない。もう何も考えられない。ただこの快楽だけが真実だった。
「あはは! メス堕ちしたねぇ! 可愛いねぇ、ユナちゃん!」
光雄は笑いながら激しく腰を振った。正常位での濃厚な結合。お互いの吐息が触れ合う距離。
「んっ……! ちゅっ……! んぅっ……!」
ユナは自ら光雄にキスを求めた。汚らわしいはずの男の唇に吸い付き、舌を絡める。唾液を交換し合う背徳的な行為。それが今のユナには至福の時だった。
(あぁ……いいよぉ……! もっと……! もっとぉ……!)
光雄の背中に爪を立て、首に腕を回す。深く深く繋がり合いたいという本能だけが渦巻いている。
「んぅっ……! あぁっ! あぁっ! 好きっ! 大好きぃっ!!」
「俺も好きだよ、ドスケベなクマ娘さん!」
二人の唇が重なり合い、互いの全てを貪り合う。愛と快楽と背徳が混ざり合った狂ったダンス。
「イクッ! イくぅぅっ!! 一緒にイこうよぉっ!!」
ユナは光雄を強く抱きしめ、絶頂へと駆け上がった。
「おうっ! イクぞっ!!」
光雄も最奥まで突き上げ、ユナの子宮口に向けて大量の精液を吐き出した。
ドククゥゥッ!! ビュルルッ!!
「いぐぅっあぁぁぁぁぁっっ!!!!」
ユナは背中をしならせ、絶叫した。熱い奔流が子宮の壁を叩きつけ、内側から焼け爛れるような快楽が脳天を突き抜ける。意識がブラックアウト寸前。光雄の身体にしがみついたまま、ユナは何度も何度もビクンビクンと絶頂の波に溺れていった。
「はぁ……はぁ……っ」
光雄の精液を子宮いっぱいに注がれ、ユナは恍惚とした表情で地面に横たわっていた。もはや彼女の脳裏にフィナの姿はない。ただ、自分を満たしてくれる雄と快楽だけが世界の全てだった。
そんなユナの視界の端で、二つの巨大な影が動いた。
「くぅぅぅ……」
「ぐるるるる……」
低い唸り声。それは今まで聞いたことのない、地底から響くような威嚇音だった。
クマユルとクマキュウ。
愛らしくも頼りがいあった二体の白と黒の熊は、もうそこにはいなかった。
ユナから加護が消え、支配のリンクが完全に断ち切られた今、彼らは本来の姿――残虐で獰猛な、魔獣としての本能を取り戻していたのだ。
二匹の瞳から理性の光が消え、代わりにギラギラとした捕食者の欲望が燃え上がっている。その視線は、倒れているユナではなく、木の根元で小さく震えている一人の少女に注がれていた。
「ひっ……」
フィナは縮み上がった。
かつて自分に優しく擦り寄ってくれたぬいぐるみのような存在が、今は涎を垂らし、自分を「メス」として見定めている。
「くまゆる……くまきゅう……?」
呼びかけた声は震えていた。
一瞬、いつものように首を傾げてくれることを期待した。
だが、返ってきたのは雄たけびだった。
「ガアアアアッ!!」
咆哮と共に、白い巨体・クマユルが飛びかかってきた。
「きゃあああっ!!」
重厚な前足がフィナの細い身体を地面に叩きつける。
「ぐっ……けほっ……!」
数百キロはあろうかという巨体に押しつぶされ、肺の中の空気が強制的に絞り出される。肋骨がミシミシと悲鳴を上げ、視界が明滅した。
「いやぁっ! 離れてっ! 重い……苦しいぃっ!!」
必死に押し返そうとするが、それは蟻が岩を動かそうとするような無意味な抵抗だった。クマユルは構わず、鋭い爪をフィナの服にかけた。
ビリビリビリッ!!
上等な生地など紙切れ同然。あっという間に彼女の服は引き裂かれ、華奢な肌が露わになる。冷たい大気が肌を撫でる暇もなく、熱を持った獣の舌が顔面を舐め上げた。
「んぐっ! あぁっ! やだ、臭い……!」
獣特有の強烈な体臭と生臭い涎が顔中に塗りたくられる。ザラザラとした舌の感触が肌を這い回り、絶望的な状況を否応なく認識させる。
(助けて……ユナお姉ちゃん……!)
フィナは横目にユナを探した。
しかし、彼女の大好きな姉は、あろうことかあの男に抱かれながら、虚ろな笑みを浮かべてこちらを見ていたのだ。
「あは……くまゆる……元気……だねぇ……」
ユナは完全に壊れていた。かつて自分を守ってくれた姉はもういない。
その事実が、フィナの心臓を爪で引き裂かれたように痛めた。
「うそ……やだ……助けてぇぇっ!!」
絶望的な悲鳴を上げるフィナに対し、クマユルは容赦なかった。
彼は腰を進め、赤黒く猛った巨大な肉塊をフィナの股間に押し当てたのだ。
「そ、そんな……大きすぎる……! 入らないよぉっ! 裂けちゃうっ!」
人間のものとは比較にならないサイズ。腕ほどもあるそれは、まともに受け入れれば間違いなく身体が壊れる。恐怖で身体を強張らせるフィナだが、野生の本能に従う魔獣に遠慮などない。
「ガルルッ!」
ズブッ!!!
「ぎゃあああああああっ!!!!」
裂ける。
文字通り、身体が裂けるような激痛が脳髄を貫いた。
処女膜など一瞬で引きちぎられ、未発達な膣道を無理やりこじ開けられる。内壁が悲鳴を上げ、肉が捩れる感触。
「いったぁぁっ! 痛いぃぃっ! 抜いてぇぇっ!! お願いだから抜いてぇぇっ!!」
フィナは涙と鼻水で顔をぐしゃぐしゃにしながら叫んだ。
しかしクマユルは耳を貸さず、むしろその狭さによる締め付けに興奮したかのように、さらに奥へと腰を押し進めた。
「あぐっ……! お腹……お腹変になっちゃうぅぅっ!!」
内臓を押し上げられるような圧迫感。子宮口を容赦なくノックされ、子宮そのものを突き上げられる。下腹が不自然に隆起し、皮膚の上からでも肉塊の形がわかるほどだった。
「ほら見てみなよ、フィナちゃん」
光雄の楽しげな声が響く。
「お前の大好きだったクマゆる君だよ。こんなに元気にお前の中に入ってるじゃないか」
光雄は恍惚とした表情でユナを抱きしめながら、フィナの惨状を鑑賞している。ユナもまた、虚ろな目で「すごぉい……」と呟きながら見つめていた。
「ユナお姉ちゃん……助けて……痛いよぉ……」
その懇願も虚しく、クマユルは激しいピストン運動を開始した。
ズン!ズン!ズン!
人間とは比べ物にならないスピードと重量感。毎回内臓が揺さぶられ、骨が軋む音が聞こえてきそうだ。
「あっ! あっ! あぁぁっ! ダメぇっ! 壊れちゃうぅぅっ!!」
痛みの中に、次第に痺れるような感覚が混じり始める。
人間の限界を超えた交尾。ただ生殖本能に従い、種付けを行うための猛烈な突き上げ。
すると、待ち構えていたかのように黒い巨体・クマキュウが近づいてきた。
「くまきゅう……まで……?」
クマキュウはフィナの顔の前に仁王立ちし、既に逸物を彼女の目の前に突きつけた。クマユルとはまた違う猛り方をしているそれからは、生臭い匂いが漂ってくる。
「んぐっ……!」
抵抗する間もなく、クマキュウはフィナの小さな口にそれをねじ込んだ。
「んんーーっ!! んぐぅぅっ!!」
口一杯に広げられ、顎が外れそうになる。呼吸すらままならない。喉の奥まで犯され、えずきそうになるたびに身体が跳ね、それが下のクマユルへの締め付けを強めてしまう。
「んっ! んんっ! ぐぅぅっ!!」
前からも後ろからも白と黒の巨体に挟まれ、身動き一つ取れない二穴同時の凌辱。
ただの道具として扱われる屈辱と苦痛。
「くぅぅっ! くぅぅぅっ!!」
二匹は互いに競うように激しさを増していく。
獣たちの荒い息遣いと涎の音が混ざり合う。
そして遂にその時が来た。
クマユルの動きが急激に速まり、子宮口を執拗に小突く。
「んんっ! んんーーっ!!」
来る。来る。来る。
人外の量の精子が。
「ガルァァッ!!」
クマユルの雄叫びと共に、灼熱の液体が子宮に流れ込む感覚。
ドクン!!ドクッドクッ!!ビュルルルッ!!
「ん゛ん゛ん゛ん゛ーーーっ!!」
熱い。溶けそうだ。
人間の許容量を遥かに超える精液が、フィナの胎内を満たしていく。
下腹が破裂しそうなほど膨れ上がり、溢れた白濁が結合部から噴き出した。
ほぼ同時にクマキュウもフィナの喉奥で果てる。
濃厚な精液が直接胃へと流れ込み、胃液と混ざり合う。
あまりの勢いに逆流し、フィナの口からゲボッと白濁を吐き出させた。
「かはっ……! げほっ……! おぇぇ……っ…」
二匹は満足げな溜息を漏らすと、フィナを地面に投げ捨てた。
身体中の穴という穴から精液を垂れ流し、意識朦朧とした彼女の視線の先には、
「あはぁ……すごい……よかったぁ……」
同じように雄の上で蕩けきった表情を浮かべる、変わり果てたユナの姿があった。
ユナは恍惚とした表情で光雄の上で腰を振り続けていた。
その隣にはフィナが白濁にまみれ息も絶え絶えに横たわっている。
ユナは焦点の合わない目でフィナを見た。
かつて守るべき存在だった少女。
今や彼女の目には自分と同じ境遇の「敗北者」として映っていたのかもしれない。