※この作品はR-18です。

アニメ世界移行能力をもった俺がアニメヒロインを犯りまくる。※リクエストも可   作:みなぽん

66 / 142
クマくまベアー 異世界チート少女にワカラセ!ユナをフィナの前で肉奴隷にしてやったぜ。

朝の光が、クマハウスの丸い窓からやわらかく差し込んでいた。

 

 木の香りがする寝室で、ユナは毛布に顔を半分埋めたまま、ぼんやりと天井を見上げる。

 

 静かだ。

 

 平和で、穏やかで、少しくすぐったいくらい幸せな朝。

 

 日本にいた頃なら、こんな朝は考えられなかった。カーテンも開けず、誰とも会わず、ネットだけを見て過ごしていた毎日。誰かと一緒に朝を迎えるなんて、面倒だと思っていた。

 

 でも今は違う。

 

「ユナお姉ちゃん、起きてる?」

 

 控えめなノックのあと、聞き慣れた声がした。

 

「……起きてる」

 

 そう返事をすると、扉がゆっくり開く。

 

 フィナが顔を覗かせた。朝日に照らされたダークブラウンの髪と、大きなリボン。少し眠たそうに細められた瞳が、ユナを見ると嬉しそうにやわらぐ。

 

「朝ごはん、どうしますか?」

 

「んー……」

 

 ユナはベッドの上で寝返りを打つ。

 

 すると、床で丸くなっていたくまゆるとくまきゅうが同時に反応した。

 

「くぅ〜ん」

 

「くぅんっ」

 

 二匹がのそのそ近寄ってきて、ユナのベッドに顔を乗せる。

 

「重いって……」

 

 そう言いながらも、ユナは自然と笑っていた。

 

 フィナもくすりと笑う。

 

「今日は天気いいですよ。川の方まで行きませんか?」

 

「川?」

 

「はい。お弁当作って」

 

「……いいかも」

 

 何気ない提案。

 

 でも、そんな何気ない一日が、今のユナにはとても大切だった。

 

 強い魔物も、王都の騒ぎも、面倒な依頼もない。ただ好きな人たちと、ゆっくり過ごすだけの日。

 

 そんな日を、自分はちゃんと好きになっていた。

 

     ◇

 

 昼前。

 

 くまゆるとくまきゅうの背に揺られながら、二人は森を抜けていく。

 

 風が気持ちいい。

 

 新緑の匂い。鳥の声。遠くで流れる川の音。

 

 フィナは前に座りながら、楽しそうに周囲を見回していた。

 

「ユナお姉ちゃん、見てください。あそこ、お花いっぱいです」

 

「ほんとだ」

 

 小さな白い花が群れて咲いている。

 

 こういう景色を綺麗だと思えるようになったのも、この世界に来てからだった。

 

 前の世界では、外に出る理由なんてほとんどなかった。

 

 でも今は。

 

 隣にフィナがいて、くまゆるたちがいて、行きたい場所があって、食べたいものがあって。

 

 ちゃんと毎日を生きている。

 

 それが少し、不思議だった。

 

「ユナお姉ちゃん?」

 

「ん?」

 

「嬉しそうです」

 

「……そんなことない」

 

「あります」

 

 フィナは断言した。

 

 その顔があまりに自信満々で、ユナは視線を逸らす。

 

「フィナ、最近生意気」

 

「ユナお姉ちゃんが分かりやすすぎるんです」

 

「む」

 

 反論できない。

 

 フィナは本当に、自分のことをよく見ている。

 

 誰かにここまで自然に隣へ入り込まれるなんて、日本にいた頃なら絶対に嫌だったはずなのに。

 

 なのに今は、フィナが離れていく方が嫌だった。

 

     ◇

 

 川辺に着くと、二人は木陰にシートを広げた。

 

 くまゆるとくまきゅうはさっそく川へ飛び込んで遊び始める。

 

「くぅぅー!」

 

「くぅんっ!」

 

 ばしゃばしゃと水しぶきを上げる二匹を見て、フィナが笑う。

 

「楽しそうですね」

 

「あとで絶対びしょ濡れのまま来る」

 

「ふふっ」

 

 ユナは持ってきたサンドイッチを並べる。

 

 卵、照り焼きチキン、野菜たっぷりのもの。

 

 フィナの目が輝いた。

 

「美味しそう……!」

 

「頑張ったからね」

 

「ユナお姉ちゃんの料理、大好きです」

 

 さらっと言われて、ユナの手が止まる。

 

「……そういうの、急に言わないで」

 

「本当のことです」

 

「うぅ……」

 

 こういうところだ。

 

 フィナは時々、とんでもなく破壊力の高いことを平然と言う。

 

 ユナは顔をごまかすようにサンドイッチを口に運ぶ。

 

 すると、隣でフィナが小さく肩を寄せてきた。

 

 触れ合う体温。

 

 やわらかなぬくもり。

 

「ユナお姉ちゃん」

 

「なに?」

 

「わたし、この時間好きです」

 

 フィナは川を見つめながら、静かに言った。

 

「冒険も楽しいですけど、こうしてゆっくりしてる時間も好きです。ユナお姉ちゃんと一緒にいると、安心します」

 

 ユナは少しだけ目を見開く。

 

 胸の奥が、じんわり熱くなる。

 

 誰かに必要とされること。

 

 誰かと一緒にいる時間を、大切だと言ってもらえること。

 

 そんなの、自分には縁がないと思っていた。

 

 なのに。

 

「……わたしも」

 

「え?」

 

「フィナといると、楽しい」

 

 言ってから、少し恥ずかしくなる。

 

 でもフィナは、とても嬉しそうに笑った。

 

「はい」

 

 その笑顔を見ているだけで、ユナは満たされる。

 

 強敵を倒した時より、美味しい料理を作れた時より。

 

 こういう時間の方が、ずっと大事だった。

 

 川のせせらぎが流れる。

 

 青空の下、くまゆるとくまきゅうがじゃれ合っている。

 

 隣にはフィナがいる。

 

 たぶん、自分は。

 

 この世界でちゃんと幸せになってしまったんだと思う。

 

 そんなことを考えながら、ユナは少しだけフィナの肩にもたれた。

 

 フィナは驚かなかった。

 

 ただ、嬉しそうに微笑んで、そっとユナの頭を支えてくれた。

 

 穏やかな風が吹いていた。

 

 川辺には水のせせらぎが響き、木々が揺れ、くまゆるとくまきゅうが無邪気にはしゃいでいる。

 

 その平和は、あまりにも突然に壊された。

 

 ――空間が、裂けた。

 

 空中に黒い亀裂のようなものが走り、そこから一人の男がゆっくりと現れる。

 

 黒いスーツ。どこにでもいるような普通の男。

 

 だが、その口元には粘つくような笑みが浮かんでいた。

 

「いやぁ……」

 

 男――円光雄は、感嘆したように周囲を見回す。

 

「実にいい。尊い。癒される。こういうのだよなぁ、俺たちオタクが求めてるのって」

 

 その視線が、フィナへ向いた。

 

「フィナちゃん、尊いねぇ。現代日本の暮らしを知っている俺たちとしては、この優しい世界がよぉ……涙出るレベルで尊いんだわ」

 

 ねっとりした目。

 

 値踏みするような視線。

 

 フィナがびくりと肩を震わせる。

 

 ユナの表情から、一瞬で感情が消えた。

 

「……誰?」

 

「ん? ああ、名乗ってなかったか」

 

 男は芝居がかった仕草で胸に手を当てる。

 

「円光雄。アニメ世界を渡り歩く、ただの通りすがりさ」

 

「……気持ち悪い」

 

「ははっ、辛辣!」

 

 その瞬間だった。

 

「グルルル……!」

 

「くぅぅぅっ!!」

 

 くまゆるとくまきゅうが、同時に光雄へ飛びかかる。

 

 二匹とも毛を逆立てていた。

 

 本能で理解したのだ。

 

 こいつは危険だ、と。

 

 だが。

 

「遅ぇ」

 

 光雄は、笑ったまま片腕を振るう。

 

 ドゴォッ!!

 

 空気が爆ぜる。

 

 ありえない衝撃音。

 

 次の瞬間、くまゆるの巨体が吹き飛び、地面を転がった。

 

「くまゆる!?」

 

 続けざまに、くまきゅうが突進する。

 

 だが光雄は避けもしない。

 

 拳を握り。

 

 真正面から叩きつけた。

 

 ――バギン!!

 

「くぅぅぅぅっ!!」

 

 悲鳴。

 

 白い身体が川辺を転がり、土煙を上げる。

 

 フィナの顔が青ざめた。

 

「そ、そんな……!」

 

 ありえない。

 

 くまゆるとくまきゅうは、並の魔物どころか上級冒険者でも太刀打ちできない存在だ。

 

 なのに。

 

 まるで子犬でも殴るように。

 

 簡単に。

 

 二匹は傷つけられた。

 

「くぅ……」

 

「くぅん……」

 

 震える声を漏らしながら、二匹は光となってユナの元へ戻る。

 

 召喚獣としての危険回避。

 

 強制送還だった。

 

 ユナの中で、何かが切れた。

 

「……フィナ、下がって」

 

「ユナお姉ちゃん……!」

 

「大丈夫」

 

 静かな声だった。

 

 けれど、その声を知るフィナは理解した。

 

 ユナが、本気で怒っている。

 

 ユナは立ち上がる。

 

 黒いクマ装備の奥で、瞳だけが鋭く光る。

 

「へぇ」

 

 光雄は楽しそうに笑った。

 

「その顔いいね。主人公って感じだ」

 

「……あんた」

 

 ユナは低く呟く。

 

「わたしの大事な時間、壊した」

 

 空気が変わる。

 

 ビリビリと魔力が震え始める。

 

 地面が揺れ、周囲の木々がざわめいた。

 

「おお、怖っ」

 

 光雄は笑っている。

 

 だが目だけは鋭い。

 

 獣のような危険な光。

 

「でもさぁ、ユナちゃん。俺、君のこと結構好きなんだよ? 引きこもりだった少女が異世界で幸せ見つけるとか、最高じゃん」

 

「だから何」

 

「だから壊したくなる」

 

 その瞬間。

 

 ユナの姿が消えた。

 

「クマパンチ!!」

 

 爆音。

 

 強化された拳が、光雄の顔面へ叩き込まれる。

 

 常人なら消し飛ぶ一撃。

 

 だが。

 

 ガギィィィィン!!

 

 金属同士がぶつかったような衝撃。

 

 光雄は片腕で受け止めていた。

 

「うおっ、重っ!」

 

 地面が陥没する。

 

 だが、止まっている。

 

 ユナの全力を。

 

 この男は笑いながら受け止めていた。

 

 ユナの瞳が揺れる。

 

(……なに、こいつ)

 

「いいねぇ!!」

 

 光雄の笑みが深まる。

 

「そうだよ、それでこそ異世界主人公だ!!」

 

 直後。

 

 光雄の膝蹴りが、ユナの腹部へ突き刺さる。

 

「っ……!!」

 

 衝撃。

 

 ユナの身体が吹き飛び、木々を何本もへし折る。

 

 フィナが悲鳴を上げた。

 

「ユナお姉ちゃん!!」

 

 土煙の中。

 

 ゆっくりと、ユナが立ち上がる。

 

 口元に血。

 

 だが、その瞳は死んでいない。

 

 むしろ、燃えていた。

 

「……上等」

 

 クマ装備から、膨大な魔力が噴き上がる。

 

 空が震える。

 

 川が逆巻く。

 

 ユナは拳を構えた。

 

「絶対、ぶっ飛ばす」

 

 光雄もまた、口元を歪める。

 

「来いよ、“ブラッディベアー”」

 

 異世界を揺るがす激突が、今、始まった。

激闘は、一方的な蹂躙だった。

ユナの渾身のクマパンチが空を切り、クマキックが大地を砕く。

だが、そのどれもが光雄には届かない。いや、届いていても通じない。

「ははっ! もっとだもっと! その可愛いクマちゃんパワー、見せてみろよ!」

光雄は笑いながら、ユナの攻撃を捌き、あるいは身体で受け止める。

そして反撃は、容赦なかった。

鋭い蹴りがユナの脇腹を砕き、重い拳が頬を弾く。「がっ……ぁ…!」

そのたびに、ユナの身体はゴミのように宙を舞う。

泥にまみれそれでもユナは立ち上がる。

フィナがいるから。

自分が倒れれば、あの悪魔はフィナに牙が向くから。

だが、限界は近かった。

「はあ……はあ……っ」視界が明滅する。

骨の一本や二本、いかれていない保証はない。

ユナがふらつきながら拳を構えると、光雄がニヤリと笑った。

「いい加減、飽きてきたなぁ」光雄が指を鳴らす。

その瞬間、ユナの身体を包んでいた黒いクマ装備――異世界で唯一の頼りだった絶対的な力が、ボロ布のように裂けた。「え……?」

信じられないものを見るユナの目の前で、白いクマの手袋が、黒いブーツが、魔力を失って崩れ落ちていく。

装備の解除すら許されない、強制的な破壊。

チャリン、と乾いた音が響く。

ユナを守っていた熊の加護が、完全に消滅した。

残されたのは、傷だらけの薄着の少女だけ。

「さて」

光雄がゆっくりと近づいてくる。

ユナは本能的に後ずさった。

恐怖で、心臓が早鐘を打つ。

(動いて……!)立ち上がれ。戦え。

頭では分かっているのに、膝が笑って動かない。

異世界に来て、初めて味わう「無力」。

日本にいた頃の、あの何もできなかった自分が蘇る。

違う。わたしは変わったはずなのに。

なのに、圧倒的な暴力の前では、ただの無力な少女に過ぎないのだと突きつけられる。

「いやぁ、素のユナちゃんも可愛いねぇ」

光雄の影が、ユナを覆う。

「ひっ……」

声が漏れた。震えが止まらない。

光雄は猫がネズミを弄ぶように、ゆっくりと手を伸ばす。

「や……め…」

ユナは必死に手を振り払おうとするが、その細い手首はいとも簡単に握り潰された。

「イタッ……!「そんなに怖い顔しないの。ほら、お客さんそっちで見てるよ?」

光雄の視線が、ユナの背後に向けられる。

そこには、木の根元で小さく震えているフィナがいた。

ユナの表情が凍りつく。

「フィナには……! 触れないで……!!」

ユナは空いている手で光雄を掴み、必死に抵抗する。

 

 

「フィナには……! 触れないで……!!」

 

ユナは空いている手で光雄の腕を掴み、爪を立ててでも彼を引き剥がそうとした。だが、それはまるで鉄の柱にすがりつくようなものだった。光雄は涼しい顔でユナの手首を片手で締め上げるだけで、ユナの抵抗など虫のいざこざにもならない。

 

「触れないで、だって? あいにくだけどね、ユナちゃん」

 

光雄の空いている手が、ユナの着ていた薄いシャツの襟元を掴んだ。

 

「君のそういうところが、一番弄りがいがあるんだよ」

 

バリッ!!

 

乾いた音が森に響いた。

 

「いっ……!?」

 

布が引き裂かれる感覚と共に、朝の冷たい空気が肌に触れた。ユナの視界の端で、引き裂かれた布切れが風に舞って落ちていく。

 

「や、やめ……!」

 

慌てて胸元を隠そうとするが、光雄はそれを許さない。彼の手は容赦なくユナの体を這い、残された服を剥ぎ取っていく。スカートの留め具が外れる音。下着が引きちぎられる鋭い痛み。

 

「ああっ……! やだ……! やだぁっ……!!」

 

屈辱だった。これほどの無力感を味わったことはない。かつて日本で引きこもっていた時も、孤独だったが、少なくとも服の中に身を隠すことはできた。自分の殻に閉じこもることはできた。

 

けれど今は違う。

 

何もかもを暴かれている。心も、体も。

 

「ひっ……うぅ……」

 

完全に露わになった肌が、冷たい風に晒されて鳥肌が立つ。羞恥で顔が沸騰しそうだった。視線が痛い。

光雄のねっとりとした視線ももちろん嫌だが、それ以上に恐ろしい視線があった。

 

木の根元で震えている、フィナの視線。

 

ユナは反射的に体を縮こまらせ、自分の肌を隠そうとした。守るべき少女に、守られるはずの自分が見られている。こんな無様で惨めな姿を。

 

「見ないで……! フィナ、見ないでぇっ……!」

 

ユナは泣き叫んだ。声が裏返る。強がりも、余裕も何もかも消し飛んでいた。ただの傷ついた少女がそこにいた。

 

「おやおや、そんなに隠れなくてもいいじゃないか。素のユナちゃんはとっても綺麗だよ」

 

光雄は楽しそうに笑いながら、ユナの顎を強引に持ち上げた。抵抗する力さえ残っていない。

 

「んぅ……!」

 

目の前には、底意地の悪い笑みを浮かべた男の顔。吐き気がした。

 

「いい顔だ。絶望に染まっていく顔ってのは、どんな美少女よりもエロいねぇ」

 

光雄の顔が近づいてくる。ユナは必死に顔を背けようとしたが、顎を掴まれていて動けない。

 

「んっ……! んんーー!!」

 

唇が重なった。

 

男の熱い息が吹きかけられる。ねっとりとした舌が、無理やりユナの唇を割って侵入してきた。

 

(嫌だ……! 汚い……! 気持ち悪い……!!)

 

口腔を犯される感覚。歯茎をなぞられ、舌を絡め取られる。苦くて、生臭い味が広がる。息ができない。窒息しそうだ。

 

ユナは光雄の胸を叩いたが、彼は意に介さない。むしろその抵抗を楽しむかのように、口づけは深くなり、残酷さを増していく。

 

フィナが見ている。

 

その事実が、ユナの理性を焼き尽くす。

 

大好きな人に、こんな汚されている姿を見られている。

 

唇が離れた時、銀色の糸が引いた。ユナは酸素を求めて激しく喘いだ。唾液が口の端から垂れる。

 

「はぁ……っ、はぁ……っ、うぅ……っ」

 

涙でぐしゃぐしゃになった顔。震える裸体。完全に心が折れていた。

 

「ぷはっ……いやぁ、悪くないね。処女の味ってのも悪くない」

 

光雄は唇を舐めながら、汚らわしいものででも触るかのようにユナの頬を撫でた。

 

「どう? 少しは『尊い日常』が壊された実感が湧いたかい?」

ユナは答えない。答えられない。ただ、フィナから顔を背けたまま、嗚咽を漏らし続けることしかできなかった。

「ねえ、ユナちゃん。こんな状況でも身体は正直なんだねぇ?」

 

光雄の指先が、ユナの胸の突起を捉えた。

 

「ひっ……!?」

 

冷たい指の感触に、ユナの身体がビクリと跳ねた。剥き出しになった乳房の頂に触れられた瞬間、電流のようなものが走り抜けた気がした。

 

「やっ……! やめ……! 触るな……!」

 

ユナは無意味な抵抗を試みる。光雄の手から逃れようと身をよじるが、握られた手首の痛みがそれを許さない。それどころか、その動きで光雄の指が乳首を stronger に押し潰す形になり、

 

「んぐっ……! あぁっ……!」

 

鋭い痛みと、それとは全く別の痺れが背骨を駆け上がる。

 

「ほらほら、強がってても無駄だよ。ここ、こんなに硬くなってるじゃないか」

 

光雄の指が、赤く充血し硬く立ち上がった乳首を弾く。

 

パチンッ。

 

「あぁんっ……!!」

 

ビクンビクンと胸が揺れる。自分の意思とは無関係に、身体が快楽の信号を発してしまう。屈辱で顔が熱くなる。こんな男に触れられているだけでも吐き気がするのに、身体が反応してしまうなんて。

 

「いやらしいねぇ、クマ娘さんは。見た目は可愛いのに、中身はドスケベなんだ」

 

「ちがっ……! ちがう……! こんなの……っ!」

 

「違わないよ。ほら、こっちも可哀想にしてあげないとね」

 

光雄の空いている手が、ユナの脇腹を滑り落ちていく。傷だらけの肌を這う指の感触に鳥肌が立つ。そしてその手は迷うことなく、ユナの股間へと伸びた。

 

「いやっ……! そこは……! やめてぇっ……!!」

 

ユナは必死に足を閉じようとした。最後の砦を守ろうと、残った力を振り絞る。しかし、光雄はユナの膝の間に自分の太腿を割り込ませると、容赦なくこじ開けた。

 

「ひっ……!」

 

無防備に晒された秘所。冷たい風がそこを撫でる。

 

「おやおや、足閉じようとしても無駄だよ。ここもね、もうぐしょ濡れじゃないか」

 

光雄の指が、ユナの割れ目に触れた。

 

「あぁっ……!」

 

濡れていた。信じられないことに、そこは確かに濡れていた。恐怖と屈辱で震えているはずなのに、身体だけが熱を持っている。

 

「ほら見てごらん」

 

光雄は指に絡みついた透明な粘液をユナの目の前に突きつけた。

 

「あ……ぁ…」

 

ユナは絶句した。自分の身体から出たものだというのに、信じられない。まるで自分の身体ではないようだ。

 

「ほーら、卑猥な音がするよ」

 

光雄は指を戻すと、今度は容赦なく膣内へとねじ込んだ。

 

「あぐっ……! あぁぁっ……!!」

 

異物が侵入する感覚。痛みよりも、強烈な違和感と恐怖。しかし指は止まらない。壁を押し広げ、奥へと進んでいく。

 

「きついねぇ。やっぱり未経験か。締め付けがすごいよ」

 

「やめっ……! 抜いて……! お願い……!」

 

ユナは涙を流して懇願した。身体の中をかき回される感覚が狂いそうだった。指が動くたびに、水音が響く。チュポチュポという卑猥な音が、静かな森に響き渡る。

 

「んっ……! あぁっ……! そこっ……! やだぁっ……!」

 

指がある一点を擦り上げた瞬間、ユナの背中が弓なりに反った。身体の中に火花が散ったような感覚。自分でも知らない場所を刺激され、声にならない悲鳴が漏れる。

 

「あははっ! ここかい? ここがいいのかい? クマ娘さんのイキ顔、見せてよ」

 

光雄はそこを重点的に攻め立てた。指の腹で強弱をつけて擦り上げ、時には爪を立てる。

 

「あぁっ! あぁっ! ああぁぁっっ!!」

 

身体が痙攣する。頭が真っ白になる。屈辱も恐怖も消し飛び、ただ快楽の波に飲み込まれていく。

 

(違う……! これは違う……! 感じてなんかいない……!)

 

頭では否定するのに、身体は正直に反応してしまう。腰が勝手に動き、光雄の指を求めてしまう。

 

「ほらほら、もっと声を出してよ。フィナちゃんに聞こえるようにさ」

 

光雄の言葉に、ユナの理性が一瞬戻った。

 

フィナが見ている。

 

大好きな人が、こんな無様な姿を見ている。

 

「いやぁぁっ……! 見ないで……! フィナ……! 見ないでぇぇっ……!!」

 

ユナは泣き叫んだ。羞恥と絶望で心が引き裂かれそうだった。

 

「あははは! いいねぇその顔! 絶望と快楽に歪んだ顔、最高だよ!」

 

光雄は笑いながら、指の動きを加速させる。同時に乳首を摘み上げ、強く捻った。

 

「あぁぁぁぁっっっ!!!」

ユナは悲鳴ともつかない声を上げて、背筋を震わせた。身体の中から何かが弾け飛び、視界が白く染まった。

 

 

ユナの絶頂の余韻が冷めやらぬうちに、光雄は冷酷な宣告を下した。

 

「さて、前菜はこんなもんかな。次はメインディッシュといこうか」

 

光雄は濡れた指を引き抜き、ユナの目の前でペロリと舐めた。その動作一つ一つが、ユナにとっては屈辱の極みだった。

 

「いやっ……! もう……! やめて……!」

 

ユナは虚ろな目で懇願する。しかし、光雄の目は笑っていなかった。彼はゆっくりと視線をずらし、木の根元で小さく震えているフィナに向けた。

 

「あ……」

 

ユナの背筋に、冷たいものが走った。

 

「ねえ、ユナちゃん。俺さぁ、結構お腹空いてるんだよね。そろそろご飯にしたいんだけど」

 

光雄はゆっくりとフィナに近づいていく。

 

「やめて……! フィナには……! 触れないで……!!」

 

ユナは血を吐くような声で叫んだ。身体は動かない。指一本動かせない。それでも、声だけは絞り出した。

 

「触れないで? じゃあどうすればいい?」

 

光雄は足を止め、振り返った。その顔には、残酷な笑みが張り付いている。

 

「俺の言うことを聞くなら、フィナちゃんには指一本触れないよ。約束する」

 

ユナの顔が歪む。

 

「……何を……すれば……?」

 

「簡単なことだよ」

 

光雄は自分のズボンのベルトに手をかけた。

 

「俺の言う通りにしてくれればいい。そうすれば、フィナちゃんは無傷で帰してあげる」

 

チャリッ。

 

金属音が響く。ベルトが外され、ズボンが下ろされる。

 

「……!」

 

ユナの目が見開かれる。

 

光雄の下着の中から、凶器のようなものが現れた。すでに充血し、鎌首をもたげている。サイズが、常識の枠を超えていた。

 

「さあ、選んで。フィナちゃんが代わりにしてもいいんだよ?」

 

光雄はニヤリと笑い、フィナの方へ一歩踏み出した。

 

「だめぇっ!!」

 

ユナは叫んだ。考えるよりも先に、声が出ていた。

 

「わたしが……! わたしがするっ……!」

 

光雄が足を止める。

 

「へぇ、決心は早いね。感心感心」

 

光雄はユナの前に戻り、その凶器をユナの顔の前に突きつけた。

 

「じゃあ、まずはご挨拶から」

 

鼻先を掠める腥い臭い。ユナは吐き気をこらえ、震える手でそれを握った。

 

「んっ……!」

 

熱かった。脈打つように震えている。生々しい男の証。ユナは涙を流しながら、それを口元へと運んだ。

 

(……フィナを守るため……)

 

心の中で呟きながら、ユナは口を開いた。

 

ペロリ。

 

舌先で舐め上げる。塩辛い味が口の中に広がる。ユナは必死に舌を動かした。舌で舐め、唇で包み込む。喉の奥まで押し込められ、苦しさに涙が溢れる。

 

「んぐっ……! んっ……! んんーー!!」

 

「おおっ! いいねぇ! 意外と器用なんだね、クマ娘さん!」

 

光雄はユナの頭を掴み、腰を動かし始めた。口内を犯される感覚。息ができない。苦しい。でも、フィナのためだ。そう言い聞かせて、ユナは必死に耐えた。

 

「ぷはっ……! はぁ……! はぁ……!」

 

ようやく解放された時、ユナの口の端から唾液が滴り落ちていた。

 

「いいねぇ、従順なメスの顔だ」

 

光雄は満足そうに笑った。

 

「じゃあ、次はこっちも準備できてるかな?」

 

光雄はユナを地面に押し倒した。冷たい土の感触。ユナは抵抗しなかった。抵抗する権利なんてない。フィナを守るためなのだから。

 

「……お願い……します……」

 

ユナは震える声で言った。目は伏せたまま。

 

「フィナを……守って……」

 

「ああ、約束通りだよ」

 

光雄はユナの両足を大きく開かせた。濡れそぼった秘所が晒される。

 

「じゃあ、いただきまーす」

 

ズブッ!!

 

「あぁぁぁっっ!!!」

 

裂けるような痛みが走った。処女膜が引きちぎられる感覚。ユナの身体が弓なりに反り返る。

 

「いったぁぁっ! やぁぁっ! 抜いてぇっ! お願いぃぃっ!!」

 

ユナは涙を流して叫んだ。しかし光雄は容赦なく、一気に奥まで突き上げた。

 

「くっ……! きつっ……! 最高だねぇ……!」

 

子宮口を小突かれる感覚。内臓をかき回されるような苦痛と、背徳的な快楽が混ざり合う。

 

「あぁっ! あぁっ! ああぁぁっっ!!」

 

光雄は激しく腰を打ち付ける。パンパンパンという乾いた音が森に響き渡る。

 

(フィナ……! ごめんね……! ごめんね……!)

 

ユナは心の中で謝り続けた。大好きな人に聞こえないように、必死に声を殺した。

 

「ほらほら! もっと声出してよ! 感じてるんだろ!?」

 

「んっ……! あっ……! あぁっ……!」

 

身体が勝手に反応してしまう。頭では拒否しているのに、身体は快楽を貪るように収縮を繰り返す。

 

「ほら、フィナちゃんに見せてあげてよ! ユナちゃんが俺のチンポでイキ狂ってる姿をさぁ!」

 

「いやぁぁっ!! 見ないでぇぇっ!! フィナぁぁっ!!」

 

ユナは首を振り、泣き叫んだ。羞恥と屈辱で気が狂いそうだった。

「ははっ! 最高だねぇ! やっぱりこの世界は最高だよ!」

 

「あぐっ……! あぁっ……! ひぃぃっ……!!」

 

四つん這いにさせられた無様な姿。冷たい土の感触が掌と膝に食い込む。背後から容赦なく貫かれ、奥深くまでかき回されるたびに、ユナの口から悲鳴とも喘ぎともつかない声が漏れ出した。

 

「ほら、もっとケツ上げろよ。そうだ、いい子だ」

 

光雄は腰を掴み、獣のように激しく打ち付けてくる。パンパンパンという肉と肉がぶつかる音が、静かな森の空気を汚していく。

 

(いや……! こんなの……! こんな姿……!)

 

フィナに見られている。背中から尻にかけて、全てを晒し、男に犯されている無様な姿を。羞恥心が胃の腑を焼き尽くす。それなのに、子宮を直接小突かれるたびに背筋に走る甘い痺れはどうだ。

 

「あぁっ! そこっ……! やだぁっ! あぁぁっ!!」

 

「ここか? 子宮口ってここだよな? ほらほら、もっと奥まで味わってみな」

 

ズブッ! と深くねじ込まれ、子宮の奥底を擦り上げられる。脳髄が揺さぶられるような快感が、羞恥心と理性をまとめて弾き飛ばした。

 

「ひぃぃっ!! ああぁぁっっ!!」

 

ビクンビクンと全身が痙攣する。目の前が真っ白になる。その瞬間、光雄が低く唸った。

 

「くっ……! 出るぞ! たっぷり注ぎ込んでやるよ!」

 

ドクッ! ドククッ!!

 

熱い奔流が子宮の奥へと注ぎ込まれる感覚。ユナの身体がビクリと跳ね上がり、そして力なく崩れ落ちた。

 

「あぁ……ぁぁ……」

 

熱い。内臓が熱くなる。あの汚らわしい男の精液が、自分の一番大切な場所を満たしていく。屈辱的な受胎の感覚に、ユナは涙を流すことしかできなかった。

 

「はい、一回戦終了~」

 

光雄はまだ萎えない凶器を引き抜いた。ドロリとした白濁がユナの股間から溢れ出し、土に染み込んでいく。

 

「さて、次はどうしようかなぁ」

 

光雄はニヤリと笑い、仰向けに寝転がった。

 

「ほら、ユナちゃん。今度は君が上だよ」

 

「え……?」

 

ユナは虚ろな目で光雄を見た。

 

 

「自分でハメてみな。俺のチンポを自分のマンコに咥え込んで、腰振ってみろよ」

 

その言葉に、ユナの顔が青ざめた。

 

「そん……な…」

 

「できない? じゃあフィナちゃんに代わってもらおうかな」

 

「やるっ……!」

 

ユナは即答した。ふらつく足で立ち上がり、光雄の跨る。膝が震える。光雄の股間に鎌首をもたげた男根が、これから自分を犯す道具として鎮座している。

 

ユナは震える手でそれを掴み、自分の秘口へと導いた。

 

(フィナを守るため……! これはフィナを守るためなんだから……!)

 

心の中で必死に言い聞かせながら、腰を沈める。

 

ズブブッ……!

 

「んぐぅぅっ……!!」

 

一度開かれた場所とはいえ、その異物感と圧迫感に息が詰まる。重力に従って自ら肉穴を広げていく感覚。自分から進んで受け入れているという事実が、ユナの精神を深くえぐった。

 

「うんっ……! くっ……! はぁっ……!」

 

根元まで飲み込むと、光雄がニタニタと笑った。

 

「よし、じゃあ腰振ってみろよ」

 

ユナは泣きそうになるのを堪え、腰を動かし始めた。上下左右。不慣れな動き。恥骨がぶつかる感触。自分の敏感な場所が擦れるたびに、声が漏れる。

 

「んっ……! あっ……! あぁっ……!」

 

「もっと激しく! そんな腰振りじゃ気持ちよくないよ!」

 

光雄が不満げに言うと、ユナは必死に速度を上げた。羞恥で顔が熱い。自分から男の精根を貪っているような背徳感に潰されそうだ。

 

「あぁっ! あぁっ! はぁっ! はぁっ!」

 

次第に、身体が熱くなってくる。動けば動くほど、体内の摩擦が熱い快感となって脳を侵食していく。自分の意志とは裏腹に、腰が勝手に動き始めた。もっと深く、もっと強く求めてしまう。

 

「ははっ! もう腰振り止まらないんだね! 素直な身体だ!」

 

光雄が両手でユナの腰を掴み、下から激しく突き上げた。

 

「あぁぁっっ!!」

 

視界が揺れる。激しい衝撃。子宮を打ち砕かれそうなピストン運動。ユナはただ喘ぐことしかできなかった。

 

「あっ! あっ! ああぁぁっっ!! だめぇっ! またっ! イくぅぅっ!!」

 

頭の中が真っ白に染まり、身体が激しく痙攣する。絶頂の波に飲み込まれながら、ユナは光雄の胸に倒れ込んだ。

 

「くっ……! また出すぞ! 全部受け止めろよ!」

 

光雄がユナの腰を強く引き寄せ、最深部で射精した。

 

ドクゥッ!! ドクッ!!

 

「あぁぁ……っ…!!」

 

再び注がれる熱。ユナは白目を剥き、口から涎を垂らしながら、意識を手放しかけた。

 

しかし、快楽地獄は終わらなかった。

 

「おいおい、まだ終わらないぜ? メスなら朝まで付き合ってもらうからな」

 

光雄はユナの身体を反転させた。仰向けになったユナの顔は、快楽でトロンとしている。もはや抵抗する意志など残っていないのかもしれない。

 

光雄がユナの顔を覗き込む。

 

「ねぇ、ユナちゃん。もうフィナちゃんのことなんてどうでもよくなったんじゃない?」

 

その言葉に、ユナの心のどこかで警鐘が鳴ったような気がした。

 

(フィナ……ちゃん……?)

 

頭の中がモヤモヤしている。彼女の顔が思い出せない。ただ、目の前にある光雄の顔だけが鮮明だ。

 

「今はただ気持ちいいだけだろ? もっと欲しいだろ?」

 

光雄の問いかけに、ユナは無意識に頷いていた。

 

欲しい。もっと欲しい。この熱い塊で埋めてほしい。頭の中が快楽で埋め尽くされたい。

 

光雄は満足そうに笑い、再び自身をユナの中へねじ込んだ。

 

「あぁっ……!」

 

受け入れる瞬間の充足感。もう痛みはない。ただの快楽だけがある。

 

「ほら、足を絡めてみろよ」

 

光雄の命令に従い、ユナは自ら足を光雄の腰に絡めた。だいしゅきホールド。逃さないための拘束。これでもう離れられない。

 

「んっ……! あぁっ……! 好きぃ……っ!」

 

口から自然と言葉が漏れた。それは本心からの言葉だったのかもしれない。もう何も考えられない。ただこの快楽だけが真実だった。

 

「あはは! メス堕ちしたねぇ! 可愛いねぇ、ユナちゃん!」

 

光雄は笑いながら激しく腰を振った。正常位での濃厚な結合。お互いの吐息が触れ合う距離。

 

「んっ……! ちゅっ……! んぅっ……!」

 

ユナは自ら光雄にキスを求めた。汚らわしいはずの男の唇に吸い付き、舌を絡める。唾液を交換し合う背徳的な行為。それが今のユナには至福の時だった。

 

(あぁ……いいよぉ……! もっと……! もっとぉ……!)

 

光雄の背中に爪を立て、首に腕を回す。深く深く繋がり合いたいという本能だけが渦巻いている。

 

「んぅっ……! あぁっ! あぁっ! 好きっ! 大好きぃっ!!」

 

「俺も好きだよ、ドスケベなクマ娘さん!」

 

二人の唇が重なり合い、互いの全てを貪り合う。愛と快楽と背徳が混ざり合った狂ったダンス。

 

「イクッ! イくぅぅっ!! 一緒にイこうよぉっ!!」

 

ユナは光雄を強く抱きしめ、絶頂へと駆け上がった。

 

「おうっ! イクぞっ!!」

 

光雄も最奥まで突き上げ、ユナの子宮口に向けて大量の精液を吐き出した。

 

ドククゥゥッ!! ビュルルッ!!

 

「いぐぅっあぁぁぁぁぁっっ!!!!」

 

ユナは背中をしならせ、絶叫した。熱い奔流が子宮の壁を叩きつけ、内側から焼け爛れるような快楽が脳天を突き抜ける。意識がブラックアウト寸前。光雄の身体にしがみついたまま、ユナは何度も何度もビクンビクンと絶頂の波に溺れていった。

 

「はぁ……はぁ……っ」

 

光雄の精液を子宮いっぱいに注がれ、ユナは恍惚とした表情で地面に横たわっていた。もはや彼女の脳裏にフィナの姿はない。ただ、自分を満たしてくれる雄と快楽だけが世界の全てだった。

 

そんなユナの視界の端で、二つの巨大な影が動いた。

 

「くぅぅぅ……」

 

「ぐるるるる……」

 

低い唸り声。それは今まで聞いたことのない、地底から響くような威嚇音だった。

 

クマユルとクマキュウ。

愛らしくも頼りがいあった二体の白と黒の熊は、もうそこにはいなかった。

ユナから加護が消え、支配のリンクが完全に断ち切られた今、彼らは本来の姿――残虐で獰猛な、魔獣としての本能を取り戻していたのだ。

 

二匹の瞳から理性の光が消え、代わりにギラギラとした捕食者の欲望が燃え上がっている。その視線は、倒れているユナではなく、木の根元で小さく震えている一人の少女に注がれていた。

 

「ひっ……」

 

フィナは縮み上がった。

かつて自分に優しく擦り寄ってくれたぬいぐるみのような存在が、今は涎を垂らし、自分を「メス」として見定めている。

 

「くまゆる……くまきゅう……?」

 

呼びかけた声は震えていた。

一瞬、いつものように首を傾げてくれることを期待した。

だが、返ってきたのは雄たけびだった。

 

「ガアアアアッ!!」

 

咆哮と共に、白い巨体・クマユルが飛びかかってきた。

 

「きゃあああっ!!」

 

重厚な前足がフィナの細い身体を地面に叩きつける。

 

「ぐっ……けほっ……!」

 

数百キロはあろうかという巨体に押しつぶされ、肺の中の空気が強制的に絞り出される。肋骨がミシミシと悲鳴を上げ、視界が明滅した。

 

「いやぁっ! 離れてっ! 重い……苦しいぃっ!!」

 

必死に押し返そうとするが、それは蟻が岩を動かそうとするような無意味な抵抗だった。クマユルは構わず、鋭い爪をフィナの服にかけた。

 

ビリビリビリッ!!

 

上等な生地など紙切れ同然。あっという間に彼女の服は引き裂かれ、華奢な肌が露わになる。冷たい大気が肌を撫でる暇もなく、熱を持った獣の舌が顔面を舐め上げた。

 

「んぐっ! あぁっ! やだ、臭い……!」

 

獣特有の強烈な体臭と生臭い涎が顔中に塗りたくられる。ザラザラとした舌の感触が肌を這い回り、絶望的な状況を否応なく認識させる。

 

(助けて……ユナお姉ちゃん……!)

 

フィナは横目にユナを探した。

しかし、彼女の大好きな姉は、あろうことかあの男に抱かれながら、虚ろな笑みを浮かべてこちらを見ていたのだ。

 

「あは……くまゆる……元気……だねぇ……」

 

ユナは完全に壊れていた。かつて自分を守ってくれた姉はもういない。

その事実が、フィナの心臓を爪で引き裂かれたように痛めた。

 

「うそ……やだ……助けてぇぇっ!!」

 

絶望的な悲鳴を上げるフィナに対し、クマユルは容赦なかった。

彼は腰を進め、赤黒く猛った巨大な肉塊をフィナの股間に押し当てたのだ。

 

「そ、そんな……大きすぎる……! 入らないよぉっ! 裂けちゃうっ!」

 

人間のものとは比較にならないサイズ。腕ほどもあるそれは、まともに受け入れれば間違いなく身体が壊れる。恐怖で身体を強張らせるフィナだが、野生の本能に従う魔獣に遠慮などない。

 

「ガルルッ!」

 

ズブッ!!!

 

「ぎゃあああああああっ!!!!」

 

裂ける。

文字通り、身体が裂けるような激痛が脳髄を貫いた。

処女膜など一瞬で引きちぎられ、未発達な膣道を無理やりこじ開けられる。内壁が悲鳴を上げ、肉が捩れる感触。

 

「いったぁぁっ! 痛いぃぃっ! 抜いてぇぇっ!! お願いだから抜いてぇぇっ!!」

 

フィナは涙と鼻水で顔をぐしゃぐしゃにしながら叫んだ。

しかしクマユルは耳を貸さず、むしろその狭さによる締め付けに興奮したかのように、さらに奥へと腰を押し進めた。

 

「あぐっ……! お腹……お腹変になっちゃうぅぅっ!!」

 

内臓を押し上げられるような圧迫感。子宮口を容赦なくノックされ、子宮そのものを突き上げられる。下腹が不自然に隆起し、皮膚の上からでも肉塊の形がわかるほどだった。

 

「ほら見てみなよ、フィナちゃん」

 

光雄の楽しげな声が響く。

 

「お前の大好きだったクマゆる君だよ。こんなに元気にお前の中に入ってるじゃないか」

 

光雄は恍惚とした表情でユナを抱きしめながら、フィナの惨状を鑑賞している。ユナもまた、虚ろな目で「すごぉい……」と呟きながら見つめていた。

 

「ユナお姉ちゃん……助けて……痛いよぉ……」

 

その懇願も虚しく、クマユルは激しいピストン運動を開始した。

 

ズン!ズン!ズン!

 

人間とは比べ物にならないスピードと重量感。毎回内臓が揺さぶられ、骨が軋む音が聞こえてきそうだ。

 

「あっ! あっ! あぁぁっ! ダメぇっ! 壊れちゃうぅぅっ!!」

 

痛みの中に、次第に痺れるような感覚が混じり始める。

人間の限界を超えた交尾。ただ生殖本能に従い、種付けを行うための猛烈な突き上げ。

 

すると、待ち構えていたかのように黒い巨体・クマキュウが近づいてきた。

 

「くまきゅう……まで……?」

 

クマキュウはフィナの顔の前に仁王立ちし、既に逸物を彼女の目の前に突きつけた。クマユルとはまた違う猛り方をしているそれからは、生臭い匂いが漂ってくる。

 

「んぐっ……!」

 

抵抗する間もなく、クマキュウはフィナの小さな口にそれをねじ込んだ。

 

「んんーーっ!! んぐぅぅっ!!」

 

口一杯に広げられ、顎が外れそうになる。呼吸すらままならない。喉の奥まで犯され、えずきそうになるたびに身体が跳ね、それが下のクマユルへの締め付けを強めてしまう。

 

「んっ! んんっ! ぐぅぅっ!!」

 

前からも後ろからも白と黒の巨体に挟まれ、身動き一つ取れない二穴同時の凌辱。

ただの道具として扱われる屈辱と苦痛。

 

「くぅぅっ! くぅぅぅっ!!」

 

二匹は互いに競うように激しさを増していく。

獣たちの荒い息遣いと涎の音が混ざり合う。

 

そして遂にその時が来た。

クマユルの動きが急激に速まり、子宮口を執拗に小突く。

 

「んんっ! んんーーっ!!」

 

来る。来る。来る。

人外の量の精子が。

 

「ガルァァッ!!」

 

クマユルの雄叫びと共に、灼熱の液体が子宮に流れ込む感覚。

 

ドクン!!ドクッドクッ!!ビュルルルッ!!

 

「ん゛ん゛ん゛ん゛ーーーっ!!」

 

熱い。溶けそうだ。

人間の許容量を遥かに超える精液が、フィナの胎内を満たしていく。

下腹が破裂しそうなほど膨れ上がり、溢れた白濁が結合部から噴き出した。

 

ほぼ同時にクマキュウもフィナの喉奥で果てる。

濃厚な精液が直接胃へと流れ込み、胃液と混ざり合う。

あまりの勢いに逆流し、フィナの口からゲボッと白濁を吐き出させた。

 

「かはっ……! げほっ……! おぇぇ……っ…」

 

二匹は満足げな溜息を漏らすと、フィナを地面に投げ捨てた。

身体中の穴という穴から精液を垂れ流し、意識朦朧とした彼女の視線の先には、

 

「あはぁ……すごい……よかったぁ……」

 

同じように雄の上で蕩けきった表情を浮かべる、変わり果てたユナの姿があった。

 

ユナは恍惚とした表情で光雄の上で腰を振り続けていた。

その隣にはフィナが白濁にまみれ息も絶え絶えに横たわっている。

ユナは焦点の合わない目でフィナを見た。

かつて守るべき存在だった少女。

今や彼女の目には自分と同じ境遇の「敗北者」として映っていたのかもしれない。

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。