※この作品はR-18です。

アニメ世界移行能力をもった俺がアニメヒロインを犯りまくる。※リクエストも可   作:みなぽん

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インフィニットストラトスのヒロインたちは全員いただくぜ!

IS学園の朝は騒がしい。

 

 いや、正確には――織斑一夏の朝が騒がしいのだ。

 

「一夏! 朝稽古だ、起きろ!」

 

 バンッ! と勢いよくドアが開く。

 

 寝ぼけ眼の一夏が顔を上げると、道着姿の篠ノ之箒が仁王立ちしていた。長いポニーテールを揺らしながら、腰に手を当てている。

 

「いや、まだ朝六時……」

 

「鍛錬に時間など関係ない!」

 

 そう言い切った瞬間。

 

「ですが一夏さん、朝は優雅に始めるべきですわ」

 

 カチャリ、とティーカップの音。

 

 いつの間にか部屋に入り込んでいたセシリア・オルコットが、ワゴンを押していた。銀のティーセットに焼き立てのスコーン。しかも制服ではなく、なぜか淡い青のネグリジェにガウン姿だ。

 

「なんでいるの!?」

 

「合鍵ですわ」

 

「さらっと怖いこと言った!?」

 

「むっ……!」

 

 箒の眉がぴくりと跳ねる。

 

「セシリア、貴様また抜け駆けを……!」

 

「抜け駆けではありませんわ。淑女として当然のお世話です」

 

「ぐぬぬ……!」

 

 そこへさらに、ドアが勢いよく開いた。

 

「いっちかぁー! 朝ごはん持ってきたわよー!」

 

 元気いっぱいの声と共に飛び込んできたのは、凰鈴音。

 

 両手には巨大な重箱。

 

「今日はエビチリ! 酢豚! 小籠包! あとお粥!」

 

「朝から重い!?」

 

「男はいっぱい食べるもんでしょ!」

 

 鈴は得意げに胸を張るが、その直後。

 

「一夏、あーん」

 

 ひょい、と後ろからスプーンが差し出された。

 

 振り向けば、柔らかな笑みを浮かべるシャルロット・デュノア。

 

「シャル!? いつからいた!?」

 

「さっきからだよ?」

 

 当然のようにベッドへ腰掛けるシャル。

 

 しかも距離が近い。近すぎる。

 

 ふわりと甘い香りが漂い、一夏の顔が熱くなる。

 

「ほら、口開けて?」

 

「〜〜〜っ!」

 

「シャル! 近いぞ貴様!」

 

 箒が真っ赤になる。

 

 セシリアも負けじとティーカップを掲げた。

 

「ならばわたくしは紅茶を飲ませて差し上げますわ!」

 

「いや自分で飲めるから!」

 

「一夏」

 

 低く落ち着いた声。

 

 窓際を見ると、そこには腕を組んだラウラ・ボーデヴィッヒが立っていた。

 

 ……なぜ窓際に。

 

「お前の護衛任務のため、昨夜から待機していた」

 

「忍者!?」

 

「あと嫁として当然の行動だ」

 

「その設定まだ続いてたの!?」

 

 ラウラは真顔のまま近づき、一夏の頬にそっと触れる。

 

「寝癖がついているな」

 

「え、あ……」

 

「可愛い」

 

「っ!?」

 

 突然の直球に、一夏は固まった。

 

 そして周囲の空気が凍る。

 

「ラウラぁ……?」

 

 鈴が笑顔で額に青筋を浮かべる。

 

「最近ストレートすぎませんこと?」

 

 セシリアの笑みも怖い。

 

 箒に至っては木刀を握っていた。

 

「一夏に色目を使うな……!」

 

「色目ではない。求婚だ」

 

「言い切ったぁ!?」

 

 朝から大騒ぎ。

 

 

「お前ら朝からうるさいぞ」

 

 ドスの効いた声と共に、部屋の空気が凍りついた。

 

 入り口に立っていたのは、織斑千冬。

 

 一瞬で全員が直立不動になる。

 

「ち、千冬姐……」

 

「ホームルーム前に廊下で騒ぐな。馬鹿者ども」

 

 ぴしゃり、と言い放つ。

 

 だが次の瞬間。

 

 千冬は一夏の寝癖を見て、小さくため息をついた。

 

「……まったく」

 

 そして。

 

 ぽん、と自然な手つきで一夏の頭を撫でる。

 

「寝癖くらい直してから出ろ」

 

「……っ」

 

 その優しい仕草に、一夏は思わず目を丸くした。

 

 周囲のヒロインたちも絶句する。

 

 千冬はそんな視線を気にも留めず、

 

「今日は弁当を作ってある。ちゃんと食え」

 

 さらりと言った。

 

「えっ」

 

「「「「!?」」」」

 

 空気が止まる。

 

「ち、千冬姐が……弁当……?」

 

「悪いか」

 

「いや、悪くは……!」

 

「ふん」

 

 わずかに口元を緩め、千冬は踵を返す。

 

 だが部屋を出る寸前。

 

「……一夏」

 

「ん?」

 

「風邪を引くなよ」

 

 ぶっきらぼうにそう残し、そのまま去っていった。

 

 静寂。

 

 そして次の瞬間。

 

「ずるい!!!!」

 ヒロイン全員の叫びが、IS学園の朝に響き渡った。

、まさにその時だった。

 

一夏の目の前の空間が、メリメリと音を立てて裂けた。

 

いや、裂けたという表現は正確ではない。そこにあるはずのない「黒」が、空間そのものを食い破るように滲み出てきたのだ。深淵のような、底知れない闇。それがぽっかりと口を開け、部屋の空気を冷ややかに変えていく。

 

「え……?」

 

一夏が呆然と声を漏らす。

 

ヒロインたちもまた、叫びかけた喉を詰まらせ、その異様な光景に目を見開いた。箒が木刀を構え直し、ラウラが瞬時に戦闘態勢に入る。セシリアと鈴も反射的に一夏の背後に庇うように動き、シャルが息を呑んで見守る中。

 

その黒い虚空から、男が一人、ずるりと這い出てきた。

 

着古したジャージに、だらしなく伸びた髭面。だらしなく伸びた髪。どこにでもいそうな、しかし瞳の奥にどす黒い野心を湛えた男。彼は虚空から出てきたとは思えないほど軽い足取りで、部屋の中へと踏み入ってくる。

 

「……誰だ?」

 

ラウラが低く問う。だが男は彼女たちには一瞥もくれず、真っ直ぐに一夏を見据えた。

 

そして、ニヤリと口角を吊り上げた。

 

「へぇ、これが例のIS学園か。やっぱりアニメそのまんまだなぁ」

 

男は独り言のように呟くと、一夏の目の前まで歩み寄った。

 

「あ、あんた……?」

一夏が警戒して後ずさる。

 

男はふんっと鼻を鳴らし、一夏を指差した。

 

「かわいい姉ちゃんたちにちやほやちやほやされやがって、お前はここで退場だ!」

 

その言葉に、ヒロインたちの間に殺気が走る。

 

「退場だと?」

「一夏さんに何をするつもりですの!?」

「ただじゃおかないわよ!」

 

男――円光雄は、彼女たちの怒声などどこ吹く風で、不敵に笑った。

 

「今日から俺が一夏になってやんぜ!」

 

言うが早いか、光雄の手が一夏の胸に触れた。

 

その瞬間。

 

「なっ……!?」

 

一夏の体が、光雄の手に吸い込まれるようにして輝きだした。いや、光っているのではない。一夏という存在そのものが、急速に「希薄」になっていくのだ。

 

「一夏!」

「一夏くん!」

 

箒たちが悲鳴を上げて駆け寄ろうとするが、見えない壁に阻まれたかのように前へ進めない。

 

光雄は恍惚とした表情で、己の体を見下ろした。

 

「おお……すげぇ。力が……モテ力が満ちてくる……!」

 

彼の輪郭が、歪み、そして一夏のそれへと侵食されていく。伸びていた髪は短く切り揃えられ、気弱だった顔立ちも一夏の精悍なものへと作り変えられていく。

 

数秒後。

 

そこにいたのは、二人の一夏ではなかった。

 

一人は、空間の裂け目へと半ば飲み込まれ、必死に手を伸ばす本物の一夏。

 

もう一人は、完全に一夏の姿になり果てた円光雄だった。

 

「あばよ、本物!」

 

光雄が手を振ると、本物の一夏は悲鳴を上げる間もなく、虚空の中へと消え去った。裂け目はパクリと音を立てて閉じ、後には何も残らなかった。

 

残されたのは、一夏の姿をした男と、呆然と立ち尽くすヒロインたちだけ。

 

「……ふぅ」

 

光雄は自分の体を撫で回し、満足げに息を吐いた。

 

「完璧だ。これで俺が織斑一夏。学園唯一の男で、ISを使えるチート野郎だ」

 

彼はニヤニヤしながら、ヒロインたちの方へ向き直った。

 

「さぁて、姉ちゃんたち。改めてよろしく頼むぜ? 俺が一夏だ」

 

嘘である。偽物である。

 

だが、彼の言葉と姿は、あまりにも「織斑一夏」そのものだった。

 

ヒロインたちの瞳が揺れる。信じられない光景を目の当たりにし、言葉を失っている。

「とりあえずこいつらの記憶はチート能力で消去しておこう。これからは俺が1日なんだからな。」ヒロイン達の混乱をよそに、光雄は心の中でガッツポーズをした。

 

(やった! ついにやったぞ! これで俺のハーレム生活の始まりだ! 誰にも邪魔はさせねぇ!)

 

かくして、偽りの一夏による、歪んだ学園生活が幕を開けた。

 

真の主は闇に消え、偽物が玉座に座る。

記憶を改竄され誰もが気づかない。この男の笑顔の奥に潜む、どす黒い欲望に。

⭐️最初の獲物

道場の床板を叩く竹刀の音が、乾いた音を響かせる。

放課後の道場には、箒と偽一夏――円光雄の二人きりだった。

 

「それっ! はっ!」

 

箒の木刀が唸りを上げて襲い掛かる。

素晴らしい足運び、冴え渡る気迫。

幼馴染の剣の腕が上がっていることに、偽一夏は内心で舌を巻いた。

 

(へぇ、やるじゃねぇか。アニメじゃただのヒステリー女かと思ってたが、実戦レベルだ)

 

だが、光雄の口元には余裕の笑みが張り付いている。彼はチート能力によって手に入れた、圧倒的な身体能力と動体視力で、箒の攻撃を紙一重でかわし続けていた。

 

「どうした一夏! もっと気合を入れろ!」

 

「へいへい、わかってますよぉ箒ちゃん」

 

「箒ちゃんだと!? ふざけるな!」

 

箒が顔を赤くして怒鳴り、渾身の袈裟斬りを繰り出す。

だが、その軌道は光雄にはスローモーションに見えていた。

 

(ここだ)

 

光雄が最小限の動きで木刀を弾き、足を払う。

「きゃっ!?」

箒の体がバランスを崩し、無様に床に転がった。

 

「あらら、危ない危ない」

 

光雄は木刀を肩に担ぎ、見下ろすような角度で箒を見た。

転んだ衝撃で、箒の道着の胸元が少しはだけ、白い肌が覗いている。光雄の視線が、そこにねっとりと張り付いた。

 

「くっ……なかなかやるな、一夏」

 

箒は悔しげに呻きながら立ち上がろうとする。

しかし、光雄はそれを許さなかった。彼は無造作に歩み寄ると、箒の胸倉を掴んで強引に引き上げた。

 

「な、何をする!?」

 

「何って……鍛錬の続きだろ?」

 

光雄の瞳から、一夏としての温厚な光が消え失せていた。そこにあるのは、獲物を前にした捕食者の目だ。

 

「離せ! 話が違うぞ!」

 

「うるせぇよ。女が男に勝てるわけねぇだろ」

 

光雄は箒の手首を掴み上げ、ねじり上げた。

「あぐっ……!」

激痛が走り、箒の手から木刀が滑り落ちる。

 

「今の俺はチート持ちだ。お前なんか赤ん坊みたいなもんだ」

 

光雄は箒を道場の柱に押し付けると、彼女の両手を片手で拘束した。男の力、それもチートで強化された怪力に、箒は為す術もない。

 

「やめろ! 一夏! 何を……!」

 

「うるせぇな。お前、俺のこと好きなんだろ?」

 

光雄の空いた手が、箒の道着の襟に掛かった。

びりっ、という布が引き裂かれる音が道場に響く。

 

「ひっ……!?」

 

露わになった白いブラウスと、その下に息づく豊かな膨らみ。箒の顔が恐怖と羞恥で蒼白になる。

 

 

「い、一夏……? 本当の……一夏じゃないのか……?」

 

「あ? 何言ってんだ? 俺は俺だぜ?」

 

光雄は下卑た笑みを浮かべると、箒の胸を鷲掴みにした。

「んぐっ……!」

 

粗暴な愛撫。優しさの欠片もない、ただ欲望を満たすためだけの手指。

本来なら決して許されない行為だが、箒の中にある「一夏への信頼」という麻酔が、彼女の抵抗を鈍らせていた。

 

(一夏が……こんなこと……するはずがない……でも……一夏だ……)

 

「どうだ? 気持ちいいだろ? 俺の剣より、こっちの方がいいだろ?」

 

光雄の膝が、箒の股間を割り入った。道着の上から、太ももの付け根を執拗に擦り上げる。

 

「や、やめ……あっ……!」

 

箒の唇から、悲鳴とは別の甘い音が漏れた。

純粋培養された彼女の体は、粗暴な刺激に弱かった。恐怖とは裏腹に、体の奥に痺れるような感覚が広がっていく。

 

「ほら、濡れてきたじゃねぇか。口じゃ嫌とか言ってても、体は正直だな」

 

光雄は箒のスカットを乱暴に引き下ろした。

涙目で首を振る箒を無視し、彼は自身のズボンを下ろすと、猛り狂った楔を彼女の秘部に押し当てた。

 

「痛っ……! い、一夏ぁ……!」

 

「我慢しろよ。女は皆こうして男のモンになるんだ」

 

容赦ない侵入。

きつく閉ざされた扉を、バールのような暴力でこじ開ける。

裂けるような痛みが箒を貫いた。

 

「あああああっ!」

 

箒の悲鳴が道場に響き渡る。

しかし光雄は構わず、最深部まで一気に突き進んだ。

 

「くっ……きつけぇな……! お前、処女だったのかよ。儲けたぜ!」

 

光雄は恍惚とした表情で、激しく腰を打ち付け始めた。

女の痛みなど顧みない、ただ自分の快楽だけを追うピストン運動。

 

「あぐっ……あっ……んっ……!」

 

箒の体が、打ち付けられるたびに柱に叩きつけられる。

痛みと苦しみ。そして、徐々に湧き上がってくる得体の知れない熱。

 

(いや……いやだ……こんなの……一夏じゃない……でも……でも……)

 

脳裏に焼き付いた幼馴染の笑顔と、目の前で自分を犯す男の顔が重なる。

認めたくない現実。認めてしまえば、心が壊れてしまいそうだ。

 

「へへっ、いい表情だ。悔しそうで、気持ちよさそうで」

 

光雄は箒の顎を掴み、無理やり唇を塞いだ。

舌をねじ込み、口腔内を蹂躙する。

唾液が混ざり合う、最も卑猥なキス。

 

「んんーっ! んむっ……!」

 

箒の目から涙が溢れ出す。

抵抗する力も失せ、ただ男の責めに身を委ねるしかなかった。

 

やがて、激しい抽送の末に光雄が達した。

どろりとした欲望が箒の奥深くに注ぎ込まれる。

 

「はぁ……はぁ……最高だな」

 

光雄は余韻に浸りながら、萎びた楔を引き抜いた。

どろりとした白濁液が、箒の太ももを伝い落ちる。

 

「…………」

 

箒は崩れ落ちたまま、虚ろな目で床を見つめていた。

心身ともに打ちのめされ、ボロボロになった彼女は、もう「篠ノ之箒」ではなかった。

 

ただの、男の欲望を吐き出すための器。

 

「さて、次は誰にするかなぁ」

光雄はズボンを直し、満足げに道場を出て行った。

背中には、朝の一夏と同じような影が落ちていた。

だがその実態は、あまりにも醜悪だった。

 

⭐️セシリア

「一夏さん、こちらへ」

箒を犯した後、l学園の中庭で、一夏はセシリア・オルコットに呼び止められた。

白いテーブルクロス。

 高級そうな紅茶。

 優雅なアフタヌーンティーセット。

「相変わらず本格的だな……」

「当然ですわ。午後のティータイムは大切ですもの、ところで一夏さん、先ごろ道場で何をしてらしたの?」セシリアの瞳に咎めるような光があった。

 

「道場……ですか?」

 

光雄は一瞬だけ目を細め、すぐにバツが悪そうに頭を掻いた。その仕草は、本物の一夏が困った時に見せる癖そのものだ。

だが、その内側では冷酷な計算が走っていた。

 

(チッ、見てたのかよ。まぁいい、ここは逆に利用させてもらうぜ)

 

「あー……うん、まぁ……」

 

光雄は言葉を濁し、わざとらしく視線を逸らす。

 

「一夏さん?」

 

「実はさ、箒が……」

 

光雄は声を潜め、セシリアに身を乗り出させた。そして、吐瀉物を吐き出すかのように、ねっとりとした嘘を紡ぎ始めた。

 

「あいつ、急に俺に襲いかかってきてさ。『一夏、私の女になれ』とか言って、無理矢理俺のを……」

 

「なっ……!?」

 

セシリアの青い瞳が見開かれる。純粋な驚きと、嫌悪感が入り混じった表情。

 

「あいつ、道着の前をはだけさせてさ……『お前の剣よりこっちがいいだろ?』って……俺、断ったんだけど、あいつの腕力が強くて……」

 

光雄はわざとらしくため息をつき、被害者面を作り上げた。

 

「最低ですわ……!」

 

セシリアの声が震える。彼女の脳裏には、箒が一夏を押し倒す卑猥な光景が勝手に想像され、それが彼女のプライドと潔癖さを逆撫でする。

 

「あんな女、女性として失格ですわ! 一夏さんを無理矢理……汚らわしい!」

 

「うん……俺もびっくりしたよ。でもさ、セシリア」

 

光雄はセシリアの手を取った。繊細で白い指先を、自分の掌で包み込む。

 

「あんな風に無理矢理されるくらいなら……セシリアみたいな綺麗な人と一緒にいたいよ」

 

「一夏さん……」

 

セシリアの頬が薔薇色に染まる。偽りの被害者報告によって植え付けられた箒への軽蔑と、愛しい人からの直球の言葉。天秤は一瞬で傾いた。

 

「俺さ、前から思ってたんだ。セシリアのこと」

 

光雄はセシリアの手を口元に運び、指の甲に唇を落とした。柔らかい感触と、甘い言葉。

 

「お前が一番だって」

 

「わたくし……が…?」

 

「ああ。箒みたいな野蛮な女と違って、セシリアは優しくて、綺麗で……俺、お前のこと……」

 

光雄は上目遣いにセシリアを見つめた。その瞳には、計算尽くの熱情が込められている。

 

「好きだ」

 

その言葉は、セシリアの理性を焼き尽くすには十分すぎる爆弾だった。

 

「一夏さん……わたくしも……わたくしもずっと……!」

 

セシリアが感極まった声を上げる。

長年の想いが報われた喜びに、彼女の目には涙が浮かんでいた。

 

(へへっ、簡単なもんだ)

 

光雄は内心でほくそ笑みながら、セシリアの手を引いた。

 

「部屋に行こう。二人きりで……話したいことがあるんだ」

 

「はい……!」

 

セシリアは頬を染め、小鹿のように舞い上がった心持ちで、光雄に導かれるまま自室へと向かった。

 

***

 

ドアが閉まる音と同時に、光雄はセシリアを押し倒した。

 

「きゃっ!? 一夏さん、急に……」

 

「待ちきれなかったんだよ」

 

光雄はセシリアの制服のリボンに手をかけ、乱暴に引き抜いた。柔らかい布地が床に落ちる。

 

「あっ……」

 

ブラウスのボタンを上から下へと弾き飛ばす。

パパパンッという小気味よい音と共に、白磁のような肌と、レースで飾られた淡いブルーの下着が露わになる。

 

「お前が一番だって言っただろ? 一番だから、一番に俺の印をつけたいんだ」

 

光雄の目が爛々と輝く。それは愛撫ではなく、所有の印をつけるための儀式だった。

 

「一夏さん……愛していますわ……」

 

セシリアは恍惚とした表情で目を閉じた。彼女の頭の中には、愛する一夏と結ばれるという甘美な予感だけが充満している。

 

光雄はその隙を見逃さなかった。

 

(さて、チート発動だ)

 

心の中でスイッチを入れる。

 

【能力発動:発情(ハートブレイク)】

 

対象者の神経系に干渉し、性的興奮物質を異常分泌させるチート能力。抵抗する意志を快楽の奔流で飲み込んでしまう、卑劣極まりない力だ。

 

「んっ……!?」

 

セシリアの体がビクリと跳ねた。

 

「あっ……あぁっ……? 体が……熱い……!」

 

突然の熱波に、セシリアは目を見開いた。肌が粟立ち、秘部が疼き出す。自分の意思とは無関係に、愛液が溢れ出し、下着を湿らせていく。

 

「な、何ですの……これ……?」

 

「どうした? 気持ちいいだろ?」

 

光雄はブラジャーの上から、豊かな乳房を鷲掴みにした。

 

「ひゃぁっ!?」

 

電流のような快楽が背筋を駆け抜ける。いつもなら只是非できないほどの強い刺激が、今は甘い蜜のように脳に溶けていく。

 

「い、一夏さん……こんな……こんなこと……」

 

「お前の体は正直だな。ほら、ここなんかびしょびしょじゃねぇか」

 

光雄は下着の中に手を滑り込ませ、すでに濡れそぼった秘裂をなぞった。

 

「あぁっ! だめっ! そこは……!」

 

「だめじゃねぇだろ? 俺が一番なんだろ? なら俺に全部委ねろよ」

 

光雄の指が、敏感な芽を執拗に弾く。クリトリスを根元から捏ね回し、溢れる蜜を掻き回す。

 

「くぅっ……あっ……あぁんっ!」

 

セシリアの口から、普段の上品さからは想像もつかないような艶めかしい喘ぎ声が漏れ始めた。チート能力による強制発情が、彼女の理性を溶かし、本能を剥き出しにしていく。

 

(あぁ……だめ……思考が……溶けていく……)

 

セシリアの瞳から理性的な光が消え、潤んだ瞳が快楽を求めて彷徨う。

口元からは涎が垂れ、だらしなく開かれた唇からは熱い吐息が漏れ続ける。

 

「ほら、お前のここ、俺の指締め付けてすっげぇ動いてるぜ」

 

「んあっ! あっ! いちかさぁん!」

 

光雄は容赦なく指を増やし、秘部を掻き回した。ぐちゅぐちゅという卑猥な水音が部屋に響き渡る。

 

「お前が一番だって言ったろ? 一番のメスだって証明してみせろよ」

 

「わたくしは……一番の……めす……?」

 

言葉の意味を理解する余裕すらなくなり、セシリアはただ快楽の波に翻弄されるしかなかった。自尊心もプライドも、絶頂の光の中で白く弾け飛んでいく。

 

「さぁ、入れるぜ」

 

光雄はズボンを下ろし、猛った楔を秘口に押し当てた。

 

「お前の中に俺を刻み込んでやる」

 

ずぷりっ。

 

「あぐっ!」

 

太く硬い異物が粘膜を押し広げて侵入してくる。処女の証である狭い通路を無理やりこじ開けられ、激痛が走ったはずだった。だが、発情状態のセシリアの脳はその痛みすらも快楽へと変換してしまった。

 

「あぁっ! おおきいっ! いっぱいですわぁっ!」

 

「きつけぇな! でもすぐに俺の形に馴染むぜ」

 

光雄は最深部まで突き進むと、すぐに激しいピストン運動を開始した。前戯も配慮もない、ただの性欲処理のような行為。それなのに、セシリアの体は歓喜の声を上げて男を受け入れていた。

 

「あっ! あっ! あんっ! すごいっ! 奥にぶつかって……あぁっ!」

 

子宮口を小突かれるたびに、電撃のような快感が脳裏で炸裂する。思考が真っ白に染まっていく。

 

(すごい……これが……これが男の人……一夏さんが……!)

 

「どうだ? 気持ちいいだろ? お前は俺専用のメスだ」

 

光雄はセシリアの足首を掴み、大きく開かせた。 M字開脚の無防備な姿で、激しく突き上げられる。

 

「はいっ! きもちいいですわぁっ! わたくしは……わたくしは一夏さんの……めすですわぁっ!」

 

かつてのイギリス代表候補生としての誇りも、貴族としての品格も跡形もない。ただ男の与える快楽に溺れ、メスとして喘ぐだけの存在へと堕ちていた。

 

「お前が一番だって言ったよな? 他の誰にも渡さねぇ。お前のすべては俺のモンだ」

 

光雄は耳元でねっとりと囁きながら、最後の追い込みをかけた。

 

「いくぜ! 一緒にイけ!」

 

「あっ! あぁぁぁっ! いくっ! いっちゃいますわぁぁぁっ!」

 

ドクッ! ドクドクッ!

 

光雄がどろりとした精を子宮の奥深くに注ぎ込むと同時に、セシリアも絶頂の波に飲まれた。脳裏で白い光が弾け飛び、全身の筋肉が痙攣するような強烈なオーガズム。

 

「一夏さぁぁぁんっ!!」

 

彼女は悲鳴にも似た嬌声を上げながら、男の背中に爪を立てた。

 

事後。

 

セシリアはだらしなく手足を投げ出し、虚ろな目で天井を見つめていた。白濁液が太ももを伝い落ちる感触も、今の彼女には心地よい余韻でしかなかった。

 

「へへっ……文句なしの名器だな」

 

光雄は満足げに彼女の胸に顔を埋め、乳首を口に含んだ。

 

「んっ……」

 

セシリアの体が小さく跳ねる。

だが、拒絶する力はもう残っていなかった。

 

(一夏さん……わたくしは……あなたの一番……)

 

崩れ落ちた理性の代わりに、男への依存という新しい鎖が彼女の心を縛り上げていく。

 

かくして、二人目の獲物もまた、偽りの愛という名の毒牙にかかり、完全にメス堕ちしたのだった。

 

⭐️鈴音

夜、一夏は空腹を覚えて街に出た。腹を満たすには格好な人材がいる。

「ほら一夏! 次これ食べて!」

 凰鈴音が次々と料理を並べていく。

 

「多い多い!」

 

「男なんだから食べなさいって!」

 

 騒がしい。

 

 でも楽しい。

 

 そんな時間。

 

 ふいに鈴の口元に、ご飯粒が付いているのを見つけた一夏が笑った。

 

「鈴、付いてる」

 

「え?」

 

 一夏は自然に指で取る。

 

「はい」

 

「っ……!」

 

 鈴が固まる。

 

「ど、どうした?」

 

「な、なんでもないし!」

 

 真っ赤になってそっぽを向く鈴。

「ば、馬鹿一夏……そういうの、反則……」

 

「お前は可愛いからいけないんだよ。中華の後はお前を食べたいな」

 

囁かれた言葉が、鈴の鼓膜を打ち震わせた。

「え……?」

思考が追いつかない。

一夏の顔が目前に迫る。いつもの彼よりも、どこか危うく、そして甘く魅力的な瞳に見えたのは、満腹と幸福による酩酊のせいだろうか。

「い、一夏の馬鹿……いきなり何言って……」

赤面し、視線を彷徨わせる鈴の顎を、一夏の手がするりと捉えた。

「逃げるなよ、鈴」

唇が重なる。

苛烈で、奪うような口付け。息をつく間もなく舌が絡め取られ、甘い汁がじわりと口内に溢れる。鈴の膝から力が抜け、体がふわりと浮き上がった気がしたが、それは錯覚ではなかった。

「ひゃっ……!」

小柄な体は、ひょいと軽々と抱き上げられていた。

「お、おろしてよ! みんな見てるってば!」

「見ててもいいだろ。お前は俺のモンなんだから」

耳元で低くそう囁かれ、鈴は抗議の声を飲み込んだ。背中に走るぞくぞくとした感覚。強引な言葉のはずなのに、胸の奥が熱く疼いて仕方がない。

そのまま部屋に運び込まれ、鍵のかかる音が聞こえた時には、鈴の心拍数は頂点に達していた。

 

ベッドに下ろされるや否や、再び唇が塞がれる。

今度は衣服の上から、体の曲線を確かめるように手が這い回った。

「あっ、ん……一夏、ちょっと待っ……」

「待てないよ。鈴が可愛すぎるから」

告げられると同時に、ブレザーのボタンが乱暴に外された。早い。荒っぽい。でも、どうしようもなく男らしくて、鈴の抗いは心にもないものになっていく。

小柄な体は、一夏にとって恰好の遊び道具だった。好きなように持ち上げ、好きなように翻弄し、好きな角度で貪る。

「んあっ……! そこ、だめ……!」

無防備に開かれた双丘の間に、猛った楔が容赦なく押し入る。

「くぅっ……きつ……でも、すぐに馴染む」

「い、痛っ……! あぁぁっ……!」

狹い秘裂をこじ開けられる圧倒的な質量と熱量。処女の痛みに声を詰まらせる鈴をよそに、一夏の腰は容赦なく動き始めた。

小さな体をシーツに押し付け、体重を預けて奥底まで突き上げる。まるで玩具を壊さんばかりの勢いで、何度も、何度も。

「あっ、あんっ、ああっ! 一夏、おおきいっ……!」

激しく揺さぶられるたび、鈴の華奢な肢体は跳ね、豊かな黒髪がシーツの上で乱舞する。

痛みはいつの間にか蕩けるような熱に変わっていた。幼馴染に抱かれるという長年の夢想が、前触れもなく叶った現実。強引で、少し乱暴で、でも、それが今の鈴には何よりの愛おしさだった。

(一夏が……私の中に……!)

「鈴、気持ちいいぞ。お前の中、最高だ」

「ほ、本当……? 私、気持ちいい……? ああっ、そこ、すごい……! 奥にぶつかって……!」

無邪気な歓喜が声となる。騙されているとも知らず、偽りの愛を本物と信じて、鈴は男の背中に腕を回し、その肌に爪を立てた。

男の欲望を一身に受ける。果てしなく注がれる熱い飛沫が子宮を満たすたび、鈴の脳裏で白い花火が弾けた。

 

 

「一夏ぁ……大好き……っ!」

絶頂と共に吐き出された愛の言葉は、男の歪んだ満足感を更深く刻むだけだった。

 

事後。

汗と体液にまみれたシーツの上、鈴は一夏の腕の中でこまやかに呼吸を繰り返していた。小さな体は疲れ果ててぐったりとしているが、その表情は恍惚と幸福感に緩み切っていた。

「へへっ、相変わらず食い意地が張ってるな、お前は」

光雄は空っぽになった重箱を見やり、鈴の汗ばんだ額に口付けた。

「もー……それ言う? でも……私の料理、食べてくれたんだもん……」

鈴は甘えるように男の胸板に顔を擦り寄せる。

幼馴染と一つになれたという確信。だが、その温もりは偽物であり、注がれた愛は毒でしかない。

心を許し、体を開き、全てを捧げた少女の純潔な想いは、玉座に座る偽物の捕食者を肥え太らせる餌に過ぎなかった。

かくして、三人目の少女もまた、気づかぬうちに深い泥沼へと引きずり込まれていった。

 

⭐️シャルロット

朝、寮を出ようとした彼をシャルロットが呼び止める。

「一夏、ちょっとこっち」

 

朝の廊下。

 

 シャルロット・デュノアが一夏の袖を引っ張る。

 

「どうした?」

 

「ネクタイ曲がってる」

 

「あれ、マジ?」

 

「もう……しょうがないなぁ」

 

 シャルはくすっと笑いながら、一夏の胸元へ手を伸ばした。

 

 近い。

 

 柔らかな髪が肩に触れる。

 

 ふわりと甘い香り。

 

「はい、できた」

 

「サンキュ」

 

「…………」

 

 だがシャルは、ネクタイを直したあとも離れない。

 

「シャル?」

 

「……ねぇ一夏」

 

「ん?」

 

「僕だけには、もうちょっとドキドキしてくれてもいいんじゃないかな?」

 

「えっ」

 

 いたずらっぽく笑う紫の瞳。

 一夏の顔が一気に熱くなった。(やっぱり俺の一押しめっちゃかわいいよな。)

いたずらっぽに笑う紫の瞳を見つめ返した瞬間、光雄の中で何かが弾けた。

 

(こいつ……無自覚に男を煽りやがって……!)

 

理性のブレーキなど、最初から存在しないに等しい。光雄は一歩踏み込み、シャルロットの細い腰を力強く引き寄せた。

 

「ひゃっ……!? い、一夏……?」

 

不意打ちに驚くシャルロットの耳元に唇を寄せる。

 

「お前だけじゃないさ。俺だって、ずっと我慢してたんだ」

 

熱い吐息が耳にかかり、シャルロットの体がビクリと跳ねる。

 

「我慢……?」

 

「ああ。お前が可愛すぎて、いつ襲っちゃうか分かんねーってな」

 

そう囁くと同時に、光雄はシャルロットの顎を捉え、その唇を奪った。

 

「んっ……! ふぅ……!」

 

抵抗する間も与えない、濃厚で強引なキス。舌をねじ込み、口腔内の隅々まで味わう。シャルロットの瞳が驚きに見開かれたまま、やがて熱っぽく潤んでいく。

 

(すげぇ味……やっぱり男装してるけど中身は女だ。唇も柔けぇし、体だって……)

 

腰に回した手で背中のラインを撫で上げると、シャルロットの膝が力を失いかけるのが分かった。

光雄は唇を離すことなく、彼女の体を抱きかかえ、そのまま自室のある寮の廊下を歩き出した。

 

「んぅ……ま、待っ……一夏……!」

 

ようやく唇を離され、酸素を求えて喘ぐシャルロット。

 

「ダメだよ! 授業に遅れちゃう! 早く教室に行かないと……!」

 

シャルロットは慌てて光雄の胸を押し返そうとするが、チート能力で強化された男の力には敵わない。

 

「授業? そんなもんどうでもいいだろ」

 

光雄は冷酷に笑うと、ポケットからシャルロットの携帯電話を奪い取った。

 

「えっ? 何するの……!?」

 

「ちょっとした魔法だ」

 

光雄は片手でシャルロットを抱えたまま、器用に操作をして学生課へメールを送信した。

 

『織斑一夏およびシャルロット・デュノア、両名は風邪のため本日休み』

 

送信完了の音が鳴ると、光雄は携帯をベッドの上に放り投げた。

 

「これで誰にも邪魔は入らない。今日は一日中、お前と遊べるぜ」

 

「そ、そんなのって……無理やりすぎるよ……」

 

シャルロットは抗議の声を上げるが、その顔には拒絶以上に羞恥と期待の色が浮かんでいた。長年隠し続けてきた女の姿を、一番好きな人にさらけ出すことへの高揚感。それが彼女の抵抗を弱くさせていた。

 

部屋に入り、鍵をかける音が響く。それがまるで逃げ場を封じる合図のようにシャルロットの鼓膜を打った。

 

「さて……続きだ」

 

光雄はシャルロットをベッドに押し倒した。

 

「あっ……!」

 

スプリングが軋む音。見下ろす男の瞳は、もはや優しい幼馴染のものではない。捕食者のそれだった。

 

光雄は待ちきれないとばかりに、シャルロットのブレザーに手をかけた。

 

「綺麗な服だな。でも、今は邪魔だ」

 

「あ……うん……」

 

シャルロットは頬を染め、おずおずとボタンに手をかけた。男装のためか、下着はシンプルなスポーツブラとショーツだが、その布地の下にある豊かな膨らみと華奢な曲線は、間違いなく女のものだ。

 

「俺が脱がせてやるよ」

 

光雄はシャルロットの手を退け、荒々しく服を剥ぎ取っていく。ブラウスのボタンが一つ二つと弾け飛び、スカートが足元から引き抜かれる。

 

「いやらしく見ないでよ……恥ずかしい……」

 

下着姿になったシャルロットは、無意識に体を縮こまらせた。だが、光雄はそんな仕草すらそそるものとして捉えた。

 

「恥ずかしがることねぇよ。お前の体、最高にそそるぜ」

 

光雄はスポーツブラの上から乳房を鷲掴みにした。

 

「んっ……!」

 

「でけぇな……男のふりしてたのが信じらんねぇ。これだけの武器を持ってるのに」

 

強引に揉みしだかれ、乳首が布地の上から硬く立ち上がっていく。

 

「あぁっ……一夏……変なとこ触らないで……」

 

「ここだろ? お前が一番感じるのは」

 

光雄はブラをずり上げ、露わになった淡い桜色の乳首に舌を這わせた。

 

「ひゃぅっ!?」

 

電流のような快感が背骨を駆け上がる。シャルロットは自分の口からそんな声が出たことに驚き、慌てて手で口を覆った。

 

「声抑えるなよ。俺に聞かせろ」

 

光雄は舌先で乳首を転がしながら、空いた手でショーツの中へと指を滑り込ませた。

 

「あっ……そこ……濡れて……」

 

「嘘つけ。びしょびしょじゃねぇか。俺に触られて興奮したんだろ?」

 

指先が秘裂をなぞると、既に粘り気のある蜜が糸を引いていた。男装の麗人として振る舞っていた彼女の秘部は、愛する男の指を受け入れるために熟れきっていた。

 

「違う……そんなんじゃ……あぁっ!」

 

指がクリトリスを捉え、執拗に擦り上げる。

 

「くぅっ……あっ……あぁんっ!」

 

シャルロットの手がシーツを掴み、背中が弓なりに反った。普段のクールな表情は消え失せ、ただ快楽に喘ぐメスの顔だけが残る。

 

(へへっ、チート使うまでもねぇな。こいつも俺に惚れてたんだ)

 

光雄は自身のズボンを下ろし、猛った楔を秘口に押し当てた。

 

「いくぜ、シャル。お前の中に俺を刻み込む」

 

「一夏……お願い……優しくして……」

 

不安げに見上げる紫の瞳。だが光雄は答えず、一気に腰を沈めた。

 

ズブリッ!

 

「あぐっ……!」

 

処女の狭い通路をこじ開ける激痛に、シャルロットが悲鳴を上げる。

 

「くっ……きつっ……! でも最高だ……!」

 

光雄は痛みを与えることなど気にも留めず、最深部まで貫き通した。子宮口を小突く圧迫感に、シャルロットは息を呑む。

 

「動くぜ」

 

「あっ……あぁっ! あんっ!」

 

容赦ないピストン運動が始まる。激しく打ち付けられるたびに、華奢な体がベッドの上で跳ねた。痛みはやがて痺れるような熱へと変わり、シャルロットの理性を溶かしていく。

 

(一夏が……私の中に……! これが……これが好きな人と一つになる感覚……!)

 

「すげぇ締まりだ……お前の中、気持ちよすぎるぜ」

 

「ほんと……? 私……気持ちいいの……? 一夏……一夏ぁっ!」

 

幼馴染に抱かれるという甘美な現実に、シャルロットは溺れていた。与えられる快楽を貪るように腰を振り、男の背中に腕を回す。

 

「もっと……もっと奥まで……! 私の全部……一夏のにして……!」

 

「言う通りにしてやるよ! お前は俺専用のメスだ!」

 

激しい抽送の末、光雄が限界を迎える。

 

「いくぜ! 受け止めろ!」

 

「あっ! あぁぁぁっ! いくっ! いっちゃうぅぅっ!」

 

ドクッ! ドクドクッ!

 

熱い飛沫が子宮の奥深くに注ぎ込まれると同時に、シャルロットも絶頂の波に飲まれた。脳裏で白い光が炸裂し、何度も体が痙攣する。

 

「一夏さぁぁんっ!!」

 

事後。

 

汗と体液にまみれたシーツの上、シャルロットは荒い呼吸を繰り返していた。快楽の余韻に浸りながら、男の胸に顔を埋める。

 

「一夏……大好き……ずっと一緒だよ……」

 

その言葉は純粋な愛の誓いだが、それを受け止める男の心には微塵の愛もない。

 

(チョロいもんだぜ。言葉一つでこんなになっちまって)

 

光雄は心の中で嘲笑しながら、シャルロットの髪を撫でた。

 

「ああ、ずっと一緒だ」

 

嘘であり、偽りである。

 

だが、真実を知らされた者はもうどこにもいない。

 

こうして四人目の少女もまた、偽りの愛という甘い毒酒に酔いしれ、自らの意思で泥沼へと足を踏み入れていった。

 

 

⭐️ラウラ

学園の見回りをしていた一夏は、中庭で一人佇むラウラ・ボーデヴィッヒを見つけた。

 

「ラウラ?」

 

「昨日隣の部屋からお前とシャルロットの声が聞こえた。……眠れなかった」

 

 静かな声。

 

 一夏は隣に座る。

 

 しばらく無言。

 

 やがてラウラがぽつりと呟いた。

 

「昔の私は、戦うことしか知らなかった」

 

「……うん」

 

「だが今は違う」

 

 金と赤のオッドアイが、一夏を見つめる。

 

「お前をシャルロットに取られたくない。むしろ私を選んで欲しい。シャルロットと同じことをしてくれていい、いや、むしろ道具のように、お前の好きにしていい」

 

「ラウラ……」

 

「一夏好きだ」

 

 直球だった。

 

その言葉は、夜風よりも冷たく、そして何よりも熱く、光雄の鼓膜を打った。

(へぇ……言うじゃねぇか)

光雄は内心でほくそ笑んだ。これまでの相手が恋愛未成熟の少女たちだったのに対し、この女は自分の欲望に忠実だ。しかも、「好きにしていい」ときたもんだ。これ以上の獲物はいない。

 

「ラウラ……」

光雄はわざとらしく感動したように顔を歪め、彼女の頬に手を添えた。

「俺もだ。お前のその真っ直ぐなところ、俺は嫌いじゃないぜ」

嘘である。彼が気に入っているのは、彼女の真っ直ぐさなどではなく、その真っ直ぐさが故に「命令」に従順であるという点だ。

 

「なら……」

ラウラのオッドアイが潤む。

「ああ。俺の部屋に来いよ。二人きりで……話そう」

 

数分後。

光雄の部屋。鍵のかかる音が、ラウラにとっては運命の扉が開く音のように響いた。

 

「で、何を話すんだ?」

ラウラは緊張した面持ちで問う。軍人らしく背筋を伸ばしているが、その声はわずかに震えていた。

 

「話? いや、言葉はいらねぇよ」

光雄は不敵に笑うと、いきなりラウラの軍服のジャケットを掴み、乱暴に引き裂いた。

「っ!? な、何を……!」

「お前が言ったんだろ? 好きにしていいって」

ボタンが飛び散り、白いインナーが露わになる。ラウラの体が強張ったが、彼女は逃げなかった。「好きにしていい」という自分の言葉が、彼女を縛っていた。

 

「俺はな、お前のそういう強がった顔を見るのが大好きなんだよ」

光雄はラウラの顎を掴み、強引に上を向かせた。

「でもよ、これからは俺専用のメスとしての顔も見せてもらうぜ」

 

「め、めす……!?」

その単語に、ラウラの顔が朱に染まる。軍人としてのプライドと、女としての羞恥心が激突する。

 

「そうだ。お前は俺の所有物だ。戦うためじゃなくて、俺の欲望を受け止めるために存在するメスだ」

光雄はラウラの耳元でねっとりと囁いた。淫語の雨あられ。彼女の潔癖な精神を汚染していく、どす黒い言葉たち。

 

「い、いかがわしい言葉を使うな……!」

「嘘つけ。体は喜んでるじゃねぇか」

光雄の手がインナーの中に滑り込み、豊かな乳房を鷲掴みにした。

「んっ……!」

荒々しい愛撫。

だが、その指先が乳首を摘み上げた瞬間、ラウラの背筋に電流が走った。

 

「ほら、ここだろ? お前が一番感じるのは」

「あぁっ……! ち、違う……!」

否定の言葉とは裏腹に、ラウラの乳首は硬く立ち上がり、疼きを訴えていた。長らく戦う道具として生きてきた彼女の体は、与えられる快楽に飢えていたのだ。

 

「軍人ぶってるけどよ、中身はただの発情したメスなんだよ」

光雄はインナーをまくり上げ、露わになった桜色の乳首に舌を這わせた。

「んぐっ……! や、やめ……あぁっ……!」

背骨を駆け上がるような快感に、ラウラの膝が崩れそうになる。だが光雄は許さない。彼はラウラの腰を抱き寄せ、彼女の体を支えながら、乳房への愛撫を激しくした。

 

「お前のここ、俺のでいっぱいにしてやりたいって震えてるぜ」

光雄の手がラウラのスカートの中に潜り込み、ショーツの上から秘裂をなぞった。

「あっ……! そこは……!」

「もう濡れてるじゃねぇか。俺の言葉で濡れたんだろ?」

「そ、そんなことは……! あぁんっ……!」

指がショーツの布地を押し入れ、敏感な秘裂を直接刺激する。すでに粘り気のある蜜が溢れ出し、指の動きに合わせて卑猥な水音が響き始めた。

 

「ほら、聞こえだろ? お前の体が俺を求めてる音が」

「いやだ……聞きたくない……! でも……あっ、あぁっ……!」

ラウラは耳を塞ぎたい衝動に駆られたが、両手は光雄に拘束され、為す術もなかった。耳元で囁かれる淫語と、自分の体から発せられる水音。それらが混ざり合い、彼女の羞恥心を極限まで煽り立てる。

 

「俺のモンになれよ、ラウラ。俺だけのメスになれ」

「一夏……私を……お前のものに……!」

 

理性の堤防が決壊した。

羞恥心は今や、快楽を増幅させるスパイスに過ぎない。

ラウラは自らスカートを脱ぎ捨て、ショーツ一枚の姿になると、光雄の前に跪いた。

 

「私の……この穴を使ってくれ……。お前の好きに……」

震える手でショーツを下ろし、濡れそぼった秘裂を露わにする。羞恥と期待で顔を歪めながらも、その瞳には確かな欲情の色が宿っていた。

 

「へへっ、よくできました」

光雄はズボンを下ろし、猛った楔を見せつけた。

「これがお前の中に入るんだ」

「あぁ……大きい……」

ラウラの喉が鳴る。

 

光雄はラウラをベッドに押し倒すと、一気に挿入した。

「んぐっ……ああっ……!」

処女の痛み。しかし同時に走る痺れるような熱。軍人として鍛え上げられた彼女の肉体は、驚くほど順応が早かった。

 

「きつっ……! でも……! 最高だ……!」

光雄は最深部まで到達すると、すぐに激しいピストン運動を開始した。

「あっ! あんっ! あぁぁっ! おくに……あたる……!」

ラウラは枕を握り締め、迫り来る快感の大波に耐えようとした。

だが、光雄の巧みな腰使いは、彼女の努力を嘲笑うかのように快楽の淵へと叩き落とした。

 

「ほら、もっと声出せよ! お前の淫乱な声を聞かせろ!」

「あぁっ……そんなこと言われたら……おかしくなる……! 一夏……一夏ぁっ……!」

ラウラの口から溢れ出す嬌声。

快楽に溺れることへの恥じらいはまだあった。

だが、それ以上に大きな感情が彼女を支配していた。

愛する男との交わりに至上の幸福を感じる、メスの本能。

 

「俺のこと好きなんだろ!? だったらもっと喜べよ!」

 

「すきっ……! 好きだ一夏っ……! だからもっと……!」

 

「なら自分で動いてみせろよ。お前の好きにしていいんだろ?」

 

光雄の挑発。

ラウラは一瞬迷ったが、すぐに行動に出た。

彼女は自ら腰を持ち上げ、結合部を強調するように上下に動かし始めた。

「こ、こうすれば……いいのか……?」

拙いながらも懸命な動き。

光雄のものを奥深くまで迎え入れようと、必死に腰を振る姿は、まさに忠誠を誓ったメスそのものだった。

 

「おぉっ……すげぇ眺めだ……! その調子だ! もっと搾り取れ!」

 

「あっ……あぁっ……! わかった……! 一夏のために……もっと……!」

 

ラウラの動きが加速する。

膣壁が収縮し、楔を締め上げる。

互いの肉体が一つになり、共に高みを目指していく。

淫靡な水音と嬌声が部屋中に響き渡った。

 

「いくぜラウラ! 俺と一緒にイけ!」

「私も……私もいっちゃう……! 一夏……ずっと一緒だ……!」

ドクッ! ドクドクッ!

熱い飛沫が子宮の奥深くに放たれると同時に、ラウラも絶頂の波に飲まれた。

白い閃光が脳裏で弾け飛び、全身が痙攣するような快感。

「一夏ぁぁっ!!」

 

事後。「へへっ……最高だったぜ」

汗と体液にまみれたシーツの上、ラウラは放心状態で横たわっていた。

焦点の定まらない瞳で虚空を見つめているが、その口元には確かな笑みが浮かんでいる。光雄は心の中で勝利宣言をしながら、ラウラを抱きしめた。

 

⭐️千冬

調子に乗った光雄にとって、もはや学園の女子は掌の上で踊る手練手管に過ぎなかった。次なる獲物は、あの織斑千冬だ。世界にその名を轟かせる最強のIS操縦者にして、一夏の姉。

 

(あいつはブラコンだ。俺が一夏の姿をしてりゃ、好き放題できるぜ)

 

傲慢な確信が、光雄を千冬の私室へと促した。ノックもそこそこにドアを開けると、予想通り執務机に向かっていた千冬が顔を上げる。

 

「……なんだ、一夏。まだ寝てなかったのか」

 

千冬の声に、光雄は甘ったるい笑みを浮かべて近づいた。これまでの少女たちのように、少し甘えればすぐに落ちる。そう踏んでいた。

 

「千冬姉……こんな時間にさ、どうしても姉さんに会いたくて」

 

光雄はわざとらしく潤んだ目を作り、千冬の胸元へと抱きつこうと腕を伸ばした。

 

その瞬間だった。

 

「お前が何者かは知らんが――」

 

千冬の瞳から、ふっと色が消えた。

代わりに浮かび上がったのは、刃のように鋭く冷たい殺意。

 

「一夏を騙るのも大概にしろ」

 

ドゴォッ!

 

光雄の腹部を、鉛のように重い拳が貫いた。

チート能力で強化された肉体ですら、その衝撃を殺しきれず、視界が明滅する。

「ごぼっ……!?」

 

床に崩れ落ちる光雄。

千冬は容赦なく馬乗りになり、さらに拳を振り上げた。

 

「その甘えた声も、わざとらしい態度も、あいつとは全く似ていない。何より――」

 

千冬は光雄の襟首を掴み上げ、至近距離で睨みつけた。

「私が一夏と、偽物の区別がつかないと思うのか?」

 

その眼差しには、怒りを超えた憐憫さえ滲んでいた。

姉としての愛情ゆえの絶望。愛する弟が穢されているかもしれないという恐怖と、偽物に対する嫌悪が、千冬の拳に尋常ならざる力を与えていた。

 

「う、嘘だろ……俺は完璧に……!」

 

光雄は混乱する脳内でチート能力を使おうとするが、千冬の怒りはそれすら凌駕する。

ISすら要らぬ。この男を今ここで叩き潰す。

 

「チート? 笑わせるな。貴様のような軟弱者が、この私の弟を語る資格などない!」

 

ガッ!

ゴッ!

バキィッ!

 

容赦ない殴打の嵐。

鼻が折れ、血が噴き出す。

肋骨が軋み、内臓が悲鳴を上げる。

チート能力を無効化された光雄に、もはや抵抗する術はない。

 

「や、やめ……ぐぼっ……!」

 

意識が遠のく寸前、光雄の目に映ったのは、燃えるような怒りと、深い哀しみに濡れた千冬の顔だった。

 

(一夏……私の大切な弟……。こんな偽物に……汚されて……)

 

千冬の瞳から、一筋の涙が零れ落ちた。

その涙が、光雄の頬を濡らす。

次の瞬間、強烈な蹴りが光雄の頭部を捉え、彼の意識は完全に闇へと落ちていった。

「一夏…この悪党の中から本当のお前を引きずり出してやるから、…!」

千冬の声で光雄は目を覚ました。

目の前には、心配そうな顔で覗き込む千冬。

 

だが、その瞳は揺らいでいなかった。怒りも哀しみも、既に決意という鋼鉄の意志へと溶け合い、静謐な炎となって燃えている。

 

「目は覚めたか、下衆」

 

千冬は低く、しかし力強く告げた。打ち砕かれた光雄は床に転がったまま、痛む体を引きずって後ずさる。チート能力も、この絶対的な強者を目の前にしては霞んで見えた。

 

「な、何をする気だ……!」

 

「決まっているだろう」

 

千冬は立ち上がり、ゆっくりと軍服のジャケットを脱ぎ捨てた。続いてインナー。ベルトのバックルが金属音を立てて外される。

 

「お前が弟の中に表示しているのは知っている。お前と言う穢れを、一滴残らず搾り出してやる」

 

露わになったのは、歴戦の戦士にして、成熟した女の壮麗な肉体だった。

傷跡すら勲章のように輝く肌。豊かに膨らんだ双丘は重力に逆らわず存在感を主張し、括れた腰から張り出した臀部は淫靡な曲線を描いている。鍛え上げられた腹筋の隙間から臍が覗き、太くしなやかな脚が床を踏みしめていた。

 

「ひっ……」

 

光雄は息を呑んだ。これまで犯してきた少女たちとは次元が違う。圧倒的な「雌」のオーラ。それも、男を従属させる女王のそれだ。

 

「さあ、かかってこい。お前のその歪んだ性欲、全て私が受け止めてやる」

 

千冬はベッドに腰掛け、組んだ脚をゆっくりと開いた。その傲慢なまでの誘惑に、光雄のチートに汚染された肉体は逆らえなかった。痛みなど忘れ去り、猛った楔がズボンを押し上げる。

 

「くっ……このアマ……!」

 

光雄は獣のように飛びかかった。主導権を取り戻そうと、千冬の豊満な胸を鷲掴みにする。

 

 

「んっ……」

 

千冬は眉をひそめもしない。むしろ、その粗暴な手つきを受け入れるように背筋を反らせた。

 

「それでいい。お前のすべてを出し切れ」

 

光雄はズボンを引き下ろし、充血した楔を千冬の秘部に押し当てた。濡れてはいる。だが、それは迎合ではなく、捕食者の囮としての蜜だった。

 

ずぶりっ。

 

「おおっ……!」

 

きつい。だが同時に、とろけるような痺れが楔を包み込む。成熟した女の膣壁は、未成熟な少女たちとは比べ物にならない複雑な襞で男を飲み込み、搾り上げようと脈動する。

 

「すげぇ……これっ……!」

 

光雄は夢中で腰を振り始めた。これまでのような一方的な犯しではない。自ら進んで底なし沼へと飛び込んでいくような感覚。

 

「はっ……あっ……! 千冬姉……すげぇ締まりだ……!」

 

「口を閉じろ。今のお前に私を呼ぶ資格はない」

 

千冬は冷ややかに言い放つと、逆に光雄の首に腕を巻き付け、深く唇を重ねた。

 

「んぐっ!?」

 

ねっとりとした舌が口腔内を蹂躙する。唾液を注ぎ込まれ、息ができない。逃げようとしても、千冬の力は強大だった。

 

(な、なんだこれ……俺が……犯してるはずなのに……!)

 

ピストン運動をするのは光雄だ。しかし、ペースを握っているのは千冬だった。彼女は腰を巧みに使い、楔が最も敏感な場所を擦り抜けるたびに強烈に締め上げる。

 

「くぅっ……! 出る……もう出るぞ……!」

 

「早すぎる。まだ足りない」

 

千冬は容赦なく腰を揺さぶり続ける。男が絶頂を迎えようとする瞬間を見計らい、あえて寸止めさせるような残酷な動き。

 

「あぁっ! いかせてくれぇっ!」

 

「お前は私の道具だ。許可なくイくことは許さん」

 

千冬の瞳が妖しく光る。その顔には嗜虐的な笑みが浮かんでいたが、その奥にあるのは底知れぬ愛情だった。

 

(一夏……この快楽の中で偽物が溶けていくのを感じるか? お前の体に刻まれた穢れが、私の体液で洗い流されていくのを……)

 

「さあ、もっと喘げ。お前のその卑しい魂ごと絞り出してやる」

 

千冬は光雄を押し倒し、騎乗位の体勢へと移行した。重力を利用し、自ら腰を沈める。

 

「ぐあっ! あぁぁっ! 奥に……あたるっ!」

 

子宮口を直接突き上げられる感覚。千冬の内壁が猛った楔を限界まで締め上げる。

 

「くっ……くくくっ……気持ちいいか? 下衆」

 

「いいっ! 気持ちいいですぅっ! 千冬さぁんっ!」

 

光雄のプライドは粉々に砕かれていた。年上の女性に犯される甘美な恐怖。チートで手に入れた傲慢な支配欲は消え失せ、ただ強大な雌に飼われる雄として快楽に溺れていくだけだった。

 

「なら出せ! お前のすべてを私の中に注ぎ込め!」

 

千冬は激しく腰を振り下ろした。肉と肉がぶつかる卑猥な音が部屋中に響き渡る。

 

「いくっ! いっちゃいますぅぅっ!」

 

「来い!」

 

ドクッ! ドクドクッ!

 

熱い飛沫が千冬の奥深くに注ぎ込まれる。だが、千冬は止まらない。

 

「まだだ! 一回で終わると思うな!」

 

「ひぃっ!? まだ……まだ動くんですかぁっ!?」

 

敏感になった楔を容赦なく追撃する。搾り取るように膣壁を収縮させ、再び硬直させるまで責め立てる。

 

「あぐっ……あぁっ……頭おかしくなるぅっ!」

 

二度、三度と絶頂へと追いやられ、光雄の意識は白濁していった。

もはや彼は思考する生き物ではない。ただ果てしなく続く搾精の快楽に喘ぐだけの肉塊と成り果てていた。

 

(あぁ……いい……気持ちいい……支配されるって……こんなに……)

 

光雄の自我が快楽の奔流に飲み込まれ、溶け出していく。

その瞬間だった。

 

『――姉さん』

 

千冬の子宮に注ぎ込まれた精液と共に、温かな声が響いたような気がした。

 

(一夏!)

 

千冬は目を見開いた。見下ろす男の顔から、あの邪悪な表情が薄れている。代わりに浮かんでいるのは、愛しい一夏の面影。

 

だが、その奥底で微かな光が灯ったような気がした。

 

「一夏……聞こえるか?」

 

千冬は動きを止め、汗ばんだ男の頬を両手で包み込んだ。

 

「私だ。姉だ。帰ってこい、一夏」

 

その呼びかけは、深い闇に沈んだ意識への鎖だった。

 

(姉さん……助けて……)

 

声なき声が届く。

光雄の意識は消えかけていた。彼という存在は搾精の快楽と共に千冬の中へ吸い出され、消滅しようとしていた。後に残るのは、穢れにまみれながらも本来の持ち主である少年だけ。

 

「しっかりしろ! お前はこんな下衆じゃない! 私の自慢の弟だ!」

 

千冬は力強く一夏(男)を抱きしめた。

豊かな胸で包み込み、温もりを注ぎ込む。

 

「姉さ……ん…」

 

男の唇から、弱々しい声が漏れた。

それは光雄ではない。間違いなく織斑一夏の声だった。

 

「そうだ。そのまま目を覚ませ!」

 

千冬は再び腰を動かし始めた。だがそれは搾精ではなく、蘇生のための揺り籠のような優しさを持った動きだった。

 

「んっ……あぁ……姉さん……」

 

一夏の瞳から虚ろな光が消え、本来の黒い瞳の色が戻ってくる。

混乱と羞恥。そして深い安堵。

自分を包む温もりが何であるかを理解した瞬間、彼は泣き出した。

 

「うぅ……姉さん……俺…俺……」

「もういい。何も言うな」

 

「もういい。何も言うな」

 

千冬は一夏の頭を豊かな胸に抱き寄せ、母親のように優しく揺すった。膣壁が収縮し、一夏のものを優しく、絶対的な愛で包み込む。

 

「あいつが……あいつが俺の体で……みんなに……!」

「知っている。だが、もう終わった。お前の中の穢れは、私が全て受け止めた」

 

千冬は一夏の顔を両手で包み込み、深く唇を重ねた。

光雄を封じ込むための傲慢なキスではなく、魂を引き寄せる献身的な口付け。舌を絡め取り、唾液を注ぎ込む。それは、乾き切った一夏の心に沁み渡る愛の甘露だった。

 

「んむっ……ふぅ……姉さん……!」

 

一夏の腕が、千冬の背中に回された。

震える手が、姉の傷だらけの背中を撫でる。その感触が、彼が現実に戻ったことの証明だった。

 

「いい子だ……一夏。お前は何も悪くない。全ては私が背負う」

 

千冬は騎乗位のまま、ゆっくりと、深く腰を沈めていく。

子宮口が一夏の先端を飲み込み、奥の奥まで迎え入れる。

そこはかつて光雄を搾り取るための底なし沼だったが、今は弟を帰還させるための温かい子宫だった。

 

「くっ……姉さんの中……温かい……まるで……生まれた場所に戻ったみたいだ……」

「そうだ。お前はここから生まれてきたのだから」

 

千冬は目を細め、艶やかに微笑んだ。最強のブリュンヒルデではない。ただの一人の女であり、愛する弟を慈しむ姉の顔だった。

 

「一夏……お前の痛みも、悲しみも、全て私に注ぎ込め。そして私の愛も、全て受け取れ」

 

千冬は腰を前後にゆすりながら、自らの乳房を一夏の顔に押し付けた。

桜色の乳首が一夏の唇に触れる。

 

「んっ……あぁ……」

 

一夏は本能の導きに従い、姉の乳首を口に含んだ。赤子のように吸い付き、舌で転がす。千冬の体がビクリと震え、甘い吐息が漏れた。

 

「あぁっ……いいぞ、一夏……もっと吸え……お前は私のすべてだ……」

 

千冬の体内を駆け巡る快楽は、男を屈服させるための毒ではなく、弟を癒やすための蜜となっていた。一夏の硬直していた体から、光雄の残滓が抜け落ち、代わりに本来の生命力が満ちていく。

 

「姉さん……俺…俺は……!」

 

一夏の腰が、自ら動き始めた。

受動的な責めから、能動的な愛へ。

千冬の最も深い場所を目指し、優しく、しかし確かに突き上げる。

 

「あっ……あぁっ! 一夏……!」

 

千冬は背中を反らし、豐満な乳房を突き出した。歴戦の戦士の体が、弟の愛撫一つで蕩け出す。

強固な理性の鎧は完全に脱ぎ捨てられ、ただの一人の男を愛する女の肉塊となっていた。

 

「好きだ……姉さん……! ずっと……ずっと側にいたかった……!」

 

一夏の瞳から涙が溢れ、千冬の胸に落ちた。

その涙は、罪悪感と、自己嫌悪と、そして抗いがたい姉への思慕の情でできていた。

 

「私もだ……一夏……!」

 

千冬は一夏の首に腕を巻き付け、深く唇を塞いだ。

互いの吐息が混ざり合い、魂が融合していく。

肉の繋がりは、もはや快楽を求める行為ではない。互いの存在を確認し、絶対的な安心を得るための聖なる儀式だった。

 

(一夏……私の愛しい弟……もう二度と離さない……!)

 

千冬は激しく腰を振った。

一夏も応えるように腰を突き上げる。

肉と肉がぶつかり合い、愛の蜜が溢れ出す。

部屋には、二人の喘ぎ声と、卑猥だが美しい水音が響き渡った。

 

「いくぞ……姉さん……!」

 

「来い! 一夏! 私の中に……全て注ぎ込め!」

 

一夏の楔が千冬の最奥で膨張し、限界を迎える。

千冬もまた、絶頂の淵に立っていた。

 

「あぁぁっ! 一夏ぁぁっ!!」

 

「姉さんっ!!」

 

ドクッ! ドクドクッ!

 

熱い飛沫が、千冬の奥深くに注ぎ込まれた。

それは光雄の穢れた精液ではなく、一夏の純粋な愛の結晶だった。

子宮が脈動し、それを一滴残らず受け止める。

二人の体が重なり合ったまま、長く激しい痙攣が走り抜けた。

 

事後。

 

汗と愛液にまみれたシーツの上、二人は互いの体温を確かめ合うように固く抱き合っていた。

千冬は一夏の頭を撫で、一夏は千冬の胸に顔を埋めている。

その姿は、的情に溺れた男女でありながら、同時に慈愛に満ちた母と子のようでもあった。

 

「姉さん……ごめん……ごめんなさい……」

一夏の口から、子供のような謝罪が漏れる。

 

「謝るな。お前は何も悪くない」

 

千冬は一夏の頬に手を添え、優しく上を向かせた。

その瞳には、もはや厳しい教師の影も、冷徹な戦士の影もなかった。ただ、弟を深く愛する一人の女の慈愛だけがあった。

 

「お前が苦しい思いをしていたこと、私が気づけなかったこと……それこそが私の罪だ」

 

「でも……俺の体が……みんなを……」

「洗い流してやる。私がだ。何度でも、何度でもな」

 

千冬は一夏の唇に、誓いの口付けを落とした。

「お前は私の弟だ。世界でたった一人の、私の愛しい弟だ。誰が何と言おうと、お前の全ては私のものだ。そうだろう?」

 

「……ああ。俺は姉さんのものだ。ずっと……」

 

一夏は力強く千冬を抱きしめ返した。

彼の中の闇は、姉の絶対的な愛と性の奔流によって完全に洗い流されていた。

残ったのは、傷つきながらも、姉という光に導かれて蘇った、純粋な魂だけだった。

 

「一夏……大好きだ」

「姉さん……俺も……」

 

二人は再び唇を重ね合った。

夜が明けるまで、二人は互いを確かめ合い、何度も愛し合った。

それは、傷ついた魂を癒やすための、激しく、そして美しい愛の儀式だった。

 

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