アニメ世界移行能力をもった俺がアニメヒロインを犯りまくる。※リクエストも可 作:みなぽん
夕暮れの内浦は、海から吹く風が少しだけ冷たかった。
浦の星女学院の部室には、窓から差し込む橙色の光が広がり、机の上には飲みかけのジュースや歌詞ノートが雑然と並んでいる。
「ふっ……今日もリトルデーモンたちの魂が、ヨハネを求めている……」
窓辺に立った津島善子――もとい、堕天使ヨハネが、黒い羽根飾りを指先で揺らしながら不敵に笑った。
「善子ちゃん、それさっきからフォロワー三人しか増えてないずら」
「善子いうなっ!」
即座に振り返る善子に、国木田花丸はころころと笑う。
花丸は図書室帰りらしく、腕いっぱいに本を抱えていた。少しずり落ちた丸眼鏡を直しながら、よいしょ、と机に本を置く。
「でも、ヨハネちゃんの配信、マルは好きずらよ。楽しそうで」
その何気ない言葉に、善子は一瞬だけ目を逸らした。
「べ、別に……楽しませるのは当然だし。堕天使だから」
「うんうん。そういうところも好きずら」
「……っ」
さらっと言われると弱い。
善子は咳払いをしてごまかしながら、自分のスマホをいじった。
花丸は昔からそうだった。
幼稚園のころから、善子がどんな奇妙なことを言っても、笑わなかった。否定もしなかった。ただ隣で、「善子ちゃんは面白いずら」と笑っていた。
だからこそ、善子は花丸の前だけは少し調子が狂う。
「……ずら丸、今日の練習は?」
「みんな先に帰ったずら。明日のライブ準備で疲れてたみたい」
「へえ」
部室に二人きり。
急に静かになった空間が、妙に落ち着かない。
窓の外では、波の音が小さく響いていた。
「ヨハネちゃん」
「な、なによ」
「明日のライブ、緊張してる?」
花丸が隣の椅子に座る。
肩が少し触れそうな距離だった。
善子はふん、と鼻を鳴らす。
「この堕天使ヨハネに緊張なんてないわ」
「手、震えてるずら」
「うるさいっ!」
図星だった。
善子はライブ前になると、いつも不安になる。失敗したらどうしよう。変だと思われたらどうしよう。自分だけ浮いてしまったらどうしよう、と。
そんな時、いつも花丸が隣にいた。
花丸はそっと善子の袖をつまんだ。
「大丈夫ずら」
「……何よ急に」
「善子ちゃんが頑張ってるの、マルずっと見てるから」
柔らかい声だった。
寺の本堂で聞く読経みたいに、不思議と心が静かになる声。
「ヨハネ、ね」
「え?」
「……善子じゃなくて、ヨハネって呼びなさいよ」
拗ねたように言うと、花丸は目を丸くして、それからふわりと笑った。
「うん。ヨハネちゃん」
その呼び方だけで、胸が熱くなる。
善子は慌てて窓の外を向いた。顔が赤いのを見られたくなかった。
「ヨハネちゃんって、かわいいずら」
「はぁ!?」
「堕天使なのに、かわいい」
「な、ななな……!」
完全にからかわれている。
けれど花丸の顔は真面目だった。真っ直ぐで、優しくて、嘘がない。
善子は観念したように机へ突っ伏した。
「ずるい……」
「何がずら?」
「ずら丸、たまに変な攻撃してくる……」
「マルは普通ずらよ?」
「天然でやってるからタチ悪いのよ……」
花丸はくすくす笑いながら、善子の髪をそっと撫でた。
指先が優しい。
それだけなのに、心臓がうるさかった。
「ヨハネちゃん」
「……なによ」
「明日、成功するといいね」
「するわよ。当然でしょ」
「うん。だってマル、ヨハネちゃんが世界で一番かわいいと思ってるから」
その瞬間、善子の思考が止まった。
「…………は?」
「だから――」
「ま、待って待って待って!!」
善子は勢いよく立ち上がった。椅子がガタンと鳴る。
「ず、ずら丸!? それどういう意味!?!?」
「どういう意味って……そのままずら」
花丸は不思議そうに首を傾げる。
善子は耳まで真っ赤になっていた。
「そ、それはリトルデーモン的な意味!? 友達的な!? それとも――」
「ヨハネちゃんは、どれがいいずら?」
「~~~~っ!!」
追い詰められた善子は、とうとう机に額を打ち付けた。
花丸はそんな善子を見ながら、楽しそうに笑っている。
夕陽はゆっくり沈み、部室は少しずつ夜色へ変わっていく。
けれど二人の間に流れる空気だけは、春みたいに甘くて温かかった。
帰り道。
並んで歩く影が、狩野川の水面に揺れている。
花丸はそっと善子の袖を掴んだ。
「ヨハネちゃん」
「……何」
「手、つないでもいい?」
善子はしばらく黙っていた。
けれどやがて、観念したように小さく息を吐く。
「……特別よ」
「うん」
花丸の手は少しひんやりしていて、でも握り返してくる力は驚くほど優しかった。
その瞬間、善子は思った。
世界に嫌われてる気がした日も。
うまくいかないことばかりだった日も。
隣に花丸がいるなら、悪くないのかもしれない、と。
夜の沼津に、二人の笑い声が静かに溶けていった。
朝のホームルーム。担任教師が連れてきた一人の少年に、浦の星女学院の教室はざわめきに包まれた。
「えー、突然ですが、転校生を紹介します。円光雄くん。事情があって他県から来ました。みなさん仲良くしてください」
自己紹介をする間もなく、教室のあちこちから黄色い悲鳴が上がる。無理もない。高身長で整った顔立ちの少年(円光雄の認識阻害チート)が、こんな小さな町の女子校に現れたのだ。
「……よろしくお願いします」
彼が軽く会釈すると同時に、ふわりと金色の粒子が舞ったように見えた。錯覚ではない。
光雄が右手を振ると、窓の外に描かれたはずの黒板の文字が淡く光り、教室内の温度が一瞬上がった気がした。
(まさか、本当に……アニメとかに出てくるような……)
生徒たちの好奇心と憧れが渦巻く中、津島善子――堕天使ヨハネは舌打ちした。
「くだらない。あの程度のチャームで靡くなんて、愚かなリトルデーモンどもね」
善子の強がりは誰にも届かない。すでにクラス中の視線は円光雄に注がれていた。
転校初日の昼休み。
光雄はあっという間にクラスの人気者になりつつあった。彼が話すアニメネタは尽きることがなく、特に最新ゲームの裏技などは女生徒たちを虜にした。
「すごいすごい!」
「円君ってなんでも知ってるんだね!」
そんな喧騒の輪の中心で、光雄の鋭い視線が一点に向いた。
「ところで」
彼はポケットから取り出した銀色のペンダントを弄びながら言った。
「一人だけ妙な格好している奴がいるんだけど」
一斉に視線が善子に集中した。
派手なウィッグ。黒い装束。腰には謎のベルト。
「あれは……なんだっけ?」
「津島さん? なんかいつもあんな感じだけど……」
興味と戸惑いが入り混じった声。
善子は背筋を伸ばし、精一杯の虚勢を張った。
「フッ……愚かな俗世間の者どもよ。汝らには理解できぬであろうが――」
「へぇ」
光雄が遮るように前に出た。その瞳には好奇と侮蔑が混じっている。
「堕天使ヨハネ、だっけ? 面白いコスプレだな。でもさいい年して少し頭悪くねぇか?まじで笑えるよなお前!」
光雄の笑み。
誰かがプッと噴き出し、それが伝染するように教室中に嘲りの笑いが広がった。
「ちょっとウケるね」
「やっぱあの人おかしいよね」
「ヨハネって自分で呼んでたけど……恥ずかしい……」
刺すような視線と囁き。
善子は足がすくんだ。胸がぎゅっと締めつけられる。今まで築いてきた仮面が剥がされていく恐怖。
「……っ」
逃げたい。消えてしまいたい。
俯きそうになったそのとき――。
「善子ちゃん」
凛とした声が響いた。
国木田花丸が善子の前に立ちはだかるように進み出ていた。
「ずら丸……?」
花丸はいつも通りのマイペースな口調だったが、その目は真っすぐ光雄を見据えている。
「円君。善子ちゃんのこと、そんな言い方は良くないと思うずら」
教室がシンと静まり返る。誰もが予想しなかった花丸の行動に息を飲んだ。
「はぁ? 事実を言ってるだけだけど」
光雄が眉をひそめる。
「事実じゃないよ。善子ちゃんの趣味は、他の人の趣味を貶める理由にはならないずら」
花丸は善子の手をそっと握った。
「それに、善子ちゃんは本当は優しい人ずら。見た目で判断しないでほしい」
「……っ」
善子の目に涙が滲む。けれど、それ以上に怒りが湧いてきた。
「……ふざけるな!」
善子は花丸の手を振り払った。
「善子っていうな! 堕天使ヨハネよ!」
教室に響く宣言。
そして彼女は教室を出て行った。
「善子ちゃんのこと、いじめないでほしいずら」
放課後の教室に、花丸の静かな声が響いた。善子が飛び出していった後、花丸は光雄の席を訪れていた。周囲の生徒は気まずそうに、あるいは野次馬根性で遠巻きに見守っている。
光雄は椅子に深く腰掛け、つまらなそうに鼻を鳴らした。
「いじめ? 違うな。ただ事実を指摘して、みんなで笑ってやっただけだろ。あんな痛い奴、笑うのが普通だ」
「普通じゃないずら。善子ちゃんは……ヨハネちゃんは、ただ自分らしく生きてるだけずら。それを壊すようなこと、しないでほしい」
花丸は必死に言葉を紡ぐ。丸眼鏡の奥の瞳が、微かに揺れていた。
光雄はふん、と笑って立ち上がった。花丸より頭一つ分高い身長を見下ろすように、彼女との距離を詰める。
「自分らしく、ね。滑稽だよ」光雄は冷酷な笑みを浮かべた。「なあ、国木田。お前、あの堕天使が学校に来れなくなったらどうなると思う?」
「……え?」
「俺の言葉一つで、あいつの学校生活は地獄になる。クラス全員、いや学年全員をあいつの敵に回すことなんて造作もないんだよ。お前も見ただろ、俺の力を」
光雄が右手を軽く振ると、まるで空気が歪むような感覚が走った。認識阻害のチート。彼の言葉こそが真理となる圧倒的な支配力。
「明日からあいつは『消える』。誰にも話しかけられず、誰の目にも触れられず、ただ息をするだけの幽霊みたいにな。それとも……もっと酷い仕打ちをするか? あいつの家にまで嫌がらせをして、二度と外に出られないようにしてやることもできる」
「そんな……ひどいずら……!」花丸の顔から血の気が引いていく。「なんでそんなことするずら!?」
「面白くないからだよ。俺の目を楽しませろよ、この学校はそのための場所だろ?」光雄は无情に告げた。「あいつを社会的に抹殺して、登校拒否にしてやる。お前が余計な真似をしなけりゃ、今日の昼休みみたいなことが毎日続くだけだ。あいつが壊れるまでな」
善子が苦しむ姿。登校拒否。社会からの隔絶。
花丸の脳裏に、善子が泣き崩れる姿が浮かぶ。あんなに不器用ながらも必死に「堕天使」という仮面で自分を守ろうとしている善子から、その居場所まで奪ってしまうのか。
「……嫌だずら」花丸は震える声で言った。「ヨハネちゃんを……守ってほしいずら」
「は? 守ってほしいだと?」光雄は耳を貸さない。「お前何様のつもりだ? 俺に命令すんなよ」
「お願いずら!」花丸は深く頭を下げた。「なんでもするずら。私にできることなら、なんでもするから! お願いだから、ヨハネちゃんを放っておいてほしいずら!」
教室が静まり返る中、光雄の口元が歪んだ。獲物を狙う捕食者の目が、花丸を射抜く。
「なんでもする……か。いいね、その言葉」
光雄は花丸の顎を強引に持ち上げた。痛いほどの力に、花丸は涙目になる。
「条件がある。あいつをいじめるのはやめてやる。その代わり――」
光雄の声が低く、ねっとりと響いた。
「お前が俺の慰み物になれ」
「……な、なにを……」
「聞こえなかったか? お前の体を俺に差し出せって言ってんだよ。あいつの代わりにお前が俺の欲望を処理するんだ。毎日な」
花丸の体が強張った。慰み物。そんな言葉、寺の娘である花丸にはあまりに衝撃的で、汚らわしい響きを持っていた。
「……拒否してもいいぜ。その場合、明日からのあいつの運命は……わかるよな?」
光雄の目が笑っていた。善子の未来を人質に取った最悪の取引。
花丸は唇を噛み締めた。善子の笑顔が脳裏をよぎる。『ずら丸、たまに変な攻撃してくる……』と照れていた善子。『ヨハネちゃん』と呼ぶだけで喜んでくれる善子。
あの人を守れるなら。
「……わかったずら」
花丸の声は震えていたが、その瞳には決意の色があった。
「ヨハネちゃんを守るなら……私が、なるずら」
「ハッ、いい覚悟だ」光雄は満足げに頷いた。「ついてこい。人気のないところでたっぷり可愛がってやるよ」
光雄に手首を掴まれ、花丸は引きずられるように廊下を出た。向かった先は、校舎の端にある体育用室だった。部活で使うマットや用具が乱雑に置かれた、埃と汗の匂いが染み付いた薄暗い部屋。
バタン、と扉が閉まる音が、花丸の心臓を鷲掴みにした。
「さあ、始めようか」
光雄は容赦なく花丸を古いマットの上に突き飛ばした。背中を強く打ち付け、花丸は「うっ」と呻く。
「服を脱げ」
冷たい命令。花丸の手は震え、 School uniform(制服)のボタンにかかるが、指が上手く動かない。
「遅いっ!」
光雄は苛立ち、花丸の制服の襟を掴むと、乱暴に引き裂いた。ビリッという布が裂ける音が体育用室に響く。白い肌が露わになり、花丸はとっさに体を抱きしめて縮こまる。
「や……見ないでほしいずら……」
「何言ってんだ。お前は俺のものだろ?」光雄は花丸の抵抗をものともせず、その体にのしかかった。
屈辱と恐怖。そして激痛。
花丸の口から悲鳴が漏れるのを、彼女は必死に自分の手で塞いだ。叫んでしまえば、善子に聞こえてしまうかもしれないから。善子にだけは、こんな姿を見られたくないから。
「っ……うぅ……ぁ…」
涙が止まらなかった。心が、体が、汚されていく感覚。光雄の息遣いと、粗暴な手つきが、花丸の尊い何かを剥ぎ取っていく。
(ヨハネちゃん……)
暗闇の中で、花丸はただ一人の親友の名を呼び続けた。
(ヨハネちゃんが笑ってくれるなら……これでいいずら……)
善子が明日も学校に来られるなら。
善子があの不器用な仮面を被っていられるなら。
花丸の心の中で、善子への想いだけが、壊れかけた心を辛うじて繋ぎ止めていた。
体育用室の冷たい空気の中、花丸の小さな体がただ無惨に揺れていた。
体育用室のマットの上。花丸の華奢な体は無残に押し広げられ、製服は肩から剥がれ落ちている。剥き出しの肌は汗と涙でしっとりと湿り、薄暗い蛍光灯の下で痛々しい輝きを放っていた。
「やめ……やめてほしいずら……」
花丸の懇願も虚しく、光雄は冷酷に腰を打ち付ける。彼はマットに押さえつけた花丸の腰を掴み、容赦のないピストン運動を続けていた。
ぐちゃぐちゃと卑猥な水音が靜かな室内に反響する。そのリズムは速く、激しく、いわゆる「鬼ピストン」だ。追い打ちをかけるように、光雄の手が花丸のたわわな膨らみに這わされた。
「ひっ……」
指先で捏ねくり回され、赤く色づいた小さな蕾が硬く尖る。乳首を抓られ、捩じられるたびに、花丸の背筋に鋭い痛みと痺れが走った。
「あ……ぅう……」
押し殺した声が漏れる。その声には苦痛だけでなく、微かな甘さも混じっていた。自分の体が感じている。その事実が、何よりも花丸を深く傷つけた。汚され、穢されながらも反応する体。その罪悪感と自己嫌悪が、さらなる涙を誘う。
「ヨハネ……ちゃ……」
最後の最後まで善子の名を口にしかけたが、花丸は唇を噛み締めて耐える。この苦しみを親友に悟られてはいけない。あの不器用な堕天使が、自分のために笑顔を失ってはいけない。薄れゆく意識の中で、花丸はただ善子の明日を案じていた。その健気な想いだけが、彼女を正気に繋ぎ止めていた。
激しい突き上げは止まることを知らず、花丸の小さな体はマットの上で何度も弾んだ。抵抗する力はとうに失せ、ただ男の動きに合わせて無残に揺さぶられるだけ。
「あっ……あっ……ぁあッ!」
押し殺していたはずの声が、悲鳴から別の何かに変わっていく。乳首への容赦ない責めと、子宮を突き上げる鬼ピストンのダブルパンチに、花丸の神経は限界を超えて焼き切れそうだった。
「ほら、なんだよその顔。堕天使の友達を守るためだろ? なのにこんなに気持ちよさそうな顔しちゃってさ」
光雄が耳元で嘲笑う。その吐息だけで背筋が震える。否定したかった。これは善子を守るための犠牲だと、心を殺して耐えているだけだと。しかし、体は裏切っていた。奥底から湧き上がる熱波が、花丸の意思を溶かし、肉を支配していく。
「ちが……うずら……これは……ッ♡」
言葉にならない。思考がドロドロに溶けて、ただ快感の波に飲まれていく。目の前がチカチカと白む。善子の泣き顔が見たいわけじゃない。善子に笑ってほしい。その一心で耐えようとしていた理性が、快楽という暴力によってねじ伏せられていた。
「ヨハネ……ちゃ……あぁッ♡♡」
親友の名を呼んだつもりが、甘く歪んだ喘ぎに変わる。涙でぐしゃぐしゃになった顔で、花丸は無意識に舌を出し、自ら快楽を貪るような卑猥な表情を浮かべていた。肉体は完全に「メス」として覚醒し、男の形をした凶器を締め付け、子宮口で吸い上げようと貪欲に収縮を繰り返す。
「くっ……締め付けやがって……いいぜ、その意気だ」
光雄の動きがさらに激しくなる。断続的な打撃。子宮を直接叩くような凶悪な一撃一撃が、花丸を絶頂へと突き落としていく。
「いくぞ。お前の奥に、俺の印をつけてやるよ」
「え……? だめ……なかは……だめずらぁッ♡♡」
拒絶の声すら甘く響く。逃げようとする腰を強固な手で押さえつけ、光雄は最奥まで突き入れた。そして、躊躇なく迸った。
「うっ……!」
どぷっ、と熱い飛沫が子宮を叩く感覚。直接注がれる白濁の熱に、花丸の背中が限界まで反り返った。
「あつ……いずら……おなかのなかに……あついのが……きてるずらぁぁッ♡♡」
何度も、何度も注ぎ込まれる。
子宮を満たし、行き場を失って溢れ出すほどの大量の精液。その圧倒的な「所有」の印を刻み込まれ、花丸は目を白黒させながら声にならない絶叫を上げて果てた。
ビクビクと体を痙攣させながら、花丸は薄れゆく意識の中で思う。
(あたたかいずら……)
子宮を満たす熱は残酷なほど生々しく、花丸の体を内側から支配していく。善子を守るための代償として差し出した体は、もう元の清らかな僧侶の娘ではない。男の精液で孕まされた、ただのメスに堕ちてしまった。
それでも。
汚された体の奥底で、冷え切った心だけはまだ祈っていた。
(ヨハネちゃん……きっと……しあわせに……ずら……)
暗転する視界。涙の味しかしない口元が、微かに笑みの形を作った。それは堕とされた乙女の、最初で最後の抵抗だった。
数日後の夕暮れ時。
国木田家の居間は、線香の匂いと煎茶の香りが混じり合う、いつもの穏やかな空気に包まれていた。
「ふっ……このヨハネ様がわざわざお忍びで来てやったんだから、感謝しなさいよね」
善子は湯呑みを手に、いつもの調子で胸を張る。
その隣で、花丸はふふ、と小さく笑った。
「ありがとうずら。ヨハネちゃんが来てくれて、マルは嬉しいずら」
花丸の笑顔はいつも通り温かいはずだった。けれど、その目の下にはうっすらと隈があり、白い手首には長袖の隙間から覗くほどの赤い痣があった。
善子はそれに気づいていない。いや、無意識に見ないふりをしていたのかもしれない。あの転校生・円光雄が来てから、花丸が少しずつ変わってしまったことに、善子は薄々気づいていた。二人で過ごす時間が壊れてしまうように思えた。
「それにしても、ずら丸の家のお菓子、美味しいわね。堕天使の魔力も回復しそうだし」
善子があんころ餅を頬張るその無防備な姿を、花丸は目を細めて見つめていた。
(ヨハネちゃん、ずっとこうやって笑ってほしいずら)
胸の奥でそう呟くことが、今の花丸にとって唯一の救いだった。
コンコン。
穏やかな時間を切り裂くように、扉が叩かれた。
「あれ? 誰ずら? 客の予定は……」
花丸が首を傾げて立ち上がり、玄関へ向かう。善子も何となく気になり、その後ろをついて行った。
ガチャリ。
花丸が扉を開けた瞬間、夕陽を背にした長い影が家の中に滑り込んできた。
「よう。今日も仏様に祈りを捧げてたか?」
円光雄だった。
彼は嫌味な笑みを浮かべ、花丸を見下ろしている。その姿を見た瞬間、善子の体が強張った。
「あんた……!」
善子が声を荒らげようとした時、光雄の視線が花丸に突き刺さった。ただの視線ではなかった。有無を言わせない支配者の視線。
「……円君」
花丸の肩が震えた。恐怖で足がすくむのが分かる。数日前の体育用室での悪夢がフラッシュバックし、体の芯が冷えていく。
「おいおい、迎えに来てやったのにその態度は何だよ。さあ、来いよ」
光雄が手を伸ばす。花丸は反射的に後退りした。
「い……嫌ずら! 今日は……今日はダメずら!」
花丸は必死に首を振った。いつもなら、理不尽な要求に耐え、体を差し出す覚悟を決めているはずだった。
しかし、今日は違う。
善子がいる。
こんなにも大切な親友の目の前で、あんな屈辱的なことをされるくらいなら、殺された方がマシだ。
「ヨハネちゃんの前で……そんなこと、絶対に嫌ずら!」
花丸の声は震えていたが、その瞳には強い拒絶の色があった。
善子の存在が、彼女に最後の抵抗の力を与えていた。
光雄は一瞬、目を細めた。そして、愉しげに笑った。
「へぇ……。俺の言うこと聞かねぇのか? お前、何があいつを守る条件だったか忘れたのか?」
「っ……!」
花丸の顔から血の気が引く。
「あいつの学校生活をどうにかしてほしくないなら、俺の言うことを聞くんだったよな? さあ、選べよ。ここで俺に従うか、それとも明日からあいつを地獄に堕とすか」
光雄は善子をチラリと見た。何も理解できていない善子は、ただ眉をひそめて二人のやり取りを見守っている。
「……わかってるずら」
花丸の声が絞り出される。
「でも……お願いずら。ヨハネちゃんの前では……ヨハネちゃんの前だけは……やめてほしいずら……」
「ダメだ」
即答だった。
「俺はな、お前が嫌がる顔を見るのが好きなんだよ。特に、あいつの前で」。光雄は冷酷に告げた。「お前がどれだけ惨めで、どれだけ堕ちたか、あいつにたっぷり見せつけてやれよ」
光雄は花丸の腕を掴み、強引に居間へと引きずり込んだ。
「何なの!? ずら丸、何を言ってるの!?」
善子が慌てて追いかける。
居間の中心、低いテーブルの前。
光雄は花丸を乱暴に畳の上に突き飛ばした。
「あうっ!」
「ずら丸!?」
善子が駆け寄ろうとするが、光雄が右手を軽く振ると、見えない壁に阻まれたかのように足が止まった。認識阻害の応用。空間を歪め、善子の干渉を物理的に遮断する。
「なっ……何これ……動けない……!」
善子は必死に足を動かそうとするが、金縛りにあったかのように動かない。
「観客席はそこだよ、津島」
光雄は善子を見下ろし、ニヤリと笑った。そして、畳の上の花丸に向き直る。
「さあ、始めようか。お前の大事な友達に、お前の本当の姿を見せてやれ」
「や……やめて……お願いずら……」
花丸は後ずさりしようとするが、光雄は容赦なく花丸の上にのしかかった。
「服を脱げ」
冷たい命令。
花丸の体が凍りつく。善子の前。あんなに慕ってくれている善子の前で、自分が汚されていく姿を見せたくない。それは死にも勝る屈辱だった。
「……いやずら……」
花丸は首を横に振り、涙を流した。
「遅いっ!」
光雄は苛立ち、花丸の製服の襟を掴むと、力任せに引き裂いた。
ビリッ!
布が裂ける嫌な音が、靜かな居間に響き渡った。
白い肌が露わになる。花丸はとっさに体を抱きしめ、丸まろうとした。
「ああっ……!」
善子の目が疑いものを見るようだった。
「何してるの!? やめて! ずら丸にひどいことしないで!」
善子は叫び続けるが、光雄は意に介さない。彼は花丸の細い手首を掴み上げると、強引に広げた。
「見せろよ。お前が俺のものだって証拠を」
光雄は花丸のスカートをまくり上げ、下着を引き下ろした。花丸の最も隠しておきたい場所が、善子の視線に晒される。
「いやぁっ! 見ないで! ヨハネちゃん、見ないでほしいずらぁ!」
花丸は絶叫した。羞恥と恐怖で顔が歪む。善子にだけは、こんな姿を見られたくなかった。自分が守りたかったのは、善子の笑顔であり、善子の目線の清らかさだったのに。その善子の前で、自分が雌の姿を晒すなんて。
「いい眺めだな」
光雄はズボンを下ろし、すでに屹立した自身を花丸の秘部に押し当てた。
数日前の陵辱で傷つき、まだ癒えていないそこは、恐怖で強張り、乾いていた。
「っ……!」
「ほら、俺を受け入れろよ。お前の子宮は俺のものだろ?」
光雄は容赦なく腰を進めた。乾いた粘膜を無理やりこじ開け、先端をねじ込んでいく。
「あぐっ……! いっ……たいずらぁぁっ!!」
花丸の口から悲鳴がほとばしる。裂けるような痛み。体が引き裂かれるような暴力。
「ずら丸っ! やめて! お願い、やめてえええっ!」
善子は涙を流して叫び続けるが、金縛りは解けない。目の前で大切な親友が暴行されているのに、何もできない無力感が善子を苛んだ。
光雄は花丸の腰を掴み、一気に最奥まで突き入れた。
「あぁぁぁぁっ!!」
花丸の背中が弓なりに反り返る。子宮口を小突かれた衝撃が、脳髄を直接殴られたように走った。
「ほら、奥まで入ったぞ。どうだ? お前の友達の前で、俺のモノを咥え込んでる気分はよ?」
光雄は愉悦に浸りながら、激しく腰を振り始めた。
居間に、肉と肉がぶつかる卑猥な音が響き始める。ジャブ、ジャブ、と容赦のないピストン運動。花丸の小さな体は、畳の上で無残に揺さぶられる。
「やだ……やだずら……ヨハネちゃん……見ないで……」
花丸は泣きじゃくりながら、善子から目を逸らそうとした。しかし、光雄は花丸の顔を強引に善子の方へ向けさせた。
「見ろよ。お前の大事な友が、お前の惨めな姿を見てるぞ」
善子の目の前には、凌辱される花丸の姿があった。
涙でぐしゃぐしゃになった顔。赤く腫れた乳首を粗暴に捏ね回され、白い肌には鬱血した痣が浮かび上がっている。男の凶悪な楔によって下腹が不自然に膨らみ、結合部からは愛液と血が混じった液体が溢れ出していた。
「うぅ……うぅぅ……」
善子は言葉を失っていた。怒りを通り越して、あまりの惨状に思考が麻痺していた。なぜ? なぜずら丸がこんな目に? なぜあいつはこんなことができるの?
激しく突き上げられながら、花丸の体は再び悲しい反応を示し始めていた。痛みと恐怖の中に、じわじわと快感が混じり始める。数日前の陵辱で開発されてしまった体は、男の形と温度を覚えてしまっていた。
「っ……ぅあ……あっ……」
花丸の声が、悲鳴から甘い喘ぎへと変わり始める。
乳首を抓まれるたびに、背筋がピリリと震え、子宮を突き上げられるたびに、脳裏に白い閃光が走る。
(いやだずら……感じたくないずら……ヨハネちゃんの前で……こんなこと……)
心は激しく拒絶しているのに、体は裏切り、男を受け入れて震える。子宮口が貪欲に吸い付き、更なる凌辱を求めて収縮を繰り返す。
「くくっ、また締め付けてきたぞ。お前、本当に堕ちたな。友達の前で、こんなに濡らしてよ」
光雄が耳元で囁くと、花丸は屈辱でさらに涙を溢れさせた。
「ちが……うずら……これは……っ♡」
否定しようとした言葉が、快感の波に飲まれて途切れた。
激しい鬼ピストン。子宮を直接叩く凶悪なリズム。花丸の抵抗は限界を超え、理性が崩壊していく。
「あっ♡ あっ♡ あぁぁッ♡♡」
花丸は善子を見つめたまま、無意識に舌を出し、自ら快楽を貪るような卑猥な表情を浮かべていた。善子の視線が痛いほど突き刺さる。その目は、驚愕と……わずかな忌避感を含んでいた。
(やだ……ヨハネちゃん……そんな目で見ないで……違うずら……マルは……)
心の中で必死に訴えるが、体は裏切り続ける。花丸は両足を大きく開かれ、自ら男を受け入れやすいように体位を変えられた。そして、最奥まで深く突き立てられる。
「イクぞ。お前の膣内で、また全部受け止めろよ」
「だめ……中は……やめてずらぁぁッ♡♡」
拒絶の声が甘く蕩ける。
光雄は容赦なく最奥で爆発した。熱い奔流が子宮を直接叩き、灼けつくような感覚が花丸を襲う。
「あああああっ♡♡ あついぃぃぃっ♡♡♡」
花丸は絶叫しながら絶頂を迎えた。全身が激しく痙攣し、潮を吹き散らかす。畳の上に熱い飛沫が撒き散らされ、居間は淫臭で満たされた。
白濁した精液が逆流し、結合部からゴポリと音を立てて溢れ出す。その光景は、子供の遊びとは程遠い、原始的で獣のような交尾の痕跡だった。
花丸は仰向けに崩れ落ち、荒い呼吸を繰り返していた。涙と涎で顔は汚れ、腹部は異常なほど膨らんでいる。まるで妊娠初期のような膨らみは、光雄が出した量が尋常ではないことを示唆していた。
「うぐっ……ゲホッ……」
花丸は喉の奥で何かがせり上がってくる感覚に襲われた。そして次の瞬間、
「オェ……ゲボッ……!」
吐瀉物が口から溢れ出し、畳の上に飛び散った。酸っぱい胃液と食べかけのお菓子が混ざり合ったものが、力尽きた花丸の傍らに溜まっていく。
光雄は満足げにそれを見下ろし、自分のモノを拭いながらズボンを履いた。善子の金縛りを解くことも忘れずに。
「ふぅ。良いストレス発散になったよ」
善子は震えながら、目の前の凄惨な光景を呆然と見つめていた。涙は枯れ果て、憎悪だけが燃え盛っていた。
「あんた……あんた許さない……! 絶対に……!」
「許さない? ならどうする? お前ひとりで何ができるんだよ」
光雄は嘲笑う。
善子は何もできなかった。大切な親友が目の前で壊されていくのを、ただ見ていることしかできなかった無力感が、心を蝕んでいく。
(違う……全部……違うずら……)
花丸は吐瀉物の中に沈み込みながら、朦朧とした意識の中で繰り返し呟いていた。
(マルは……ヨハネちゃんを……守るために……)
体は完全に穢されてしまった。
それでも心だけは守りたい。善子の明日を。
その思いを支えに、花丸はか細い息をついていた。
居間の障子が開き、風鈴が小さく鳴った。
夏の夕暮れの生暖かい風が流れ込み、畳の上に広がる惨状を覆い隠そうとしていた。
花丸の嗚咽と荒い呼吸だけが響く中、善子が立ち上がった
「ズラ丸のバカッ! こんなことして私が喜ぶとでも思ったの!?」
善子は震える足に力を込め、立ち上がった。涙でぐしゃぐしゃになった顔を上げ、光雄を睨みつける。
「私はあなたを守れるなら、いじめられたって地獄に落とされたって構わない! だから……だから、もうやめて!」
善子の全身から、ありったけの想いが爆発した。それは堕天使ヨハネの呪詛でも呪文でもなく、ただの不器用な親友の悲痛な叫びだった。
「ほう」
光雄は、鼻で笑った。
「俺を守る? お前が? この無力で痛々しい堕天使ごっこの女が?」
「うるさい! ヨハネ様は負けないわ! 闇の眷属であるこの私が、貴様ごとき人間に引く訳がないでしょ!」
善子は黒い装束の裾を翻し、光雄に向かって突進した。両手で頬を抓もうとするが、その動きは余りにも遅すぎた。
「遅いんだよ」
光雄は避けることすらせず、善子の手首を掴んだ。そして、その細い腕を容赦なく捻り上げる。
「あぐっ……!」
「痛いか? 当たり前だろ。お前はただの女だ。俺に敵うわけがない」
光雄は善子の手を放し、そのまま腹部に強烈な膝蹴りを叩き込んだ。
「がっ……!?」
空気が肺から押し出され、善子は口を大きく開けて苦悶の声を漏らす。膝から崩れ落ちそうになったところを、今度は髪を掴まれて無理やり引き上げられた。
「いだっ……! やめ……!」
「お前がどれだけ無様に堕ちるか、その仲間にたっぷり見せてやるよ」
光雄は善子を畳の上に放り投げた。転がる善子に追い打ちをかけるように、鋭い蹴りが脇腹に入る。
「あぁっ!」
「っぐ……!」
善子の体は畳の上で無様に弾む。抵抗する術もない。圧倒的な暴力の前に、彼女はただの打撲の塊と化していく。
「やめて! お願いずら! ヨハネちゃんを殴らないで!」
花丸は吐瀉物にまみれた口元を拭おうともせず、這うようにして善子に手を伸ばした。しかし、光雄は花丸の頭を靴底で押さえつけた。
「動くな。観客席で大人しく見てろよ」
「うぐっ……!」
花丸の顔が畳に押し付けられる。目の前には、痛みに悶絶する善子の姿があった。
「ふん……堕天使なら、闇の力で返せばいいじゃない」
光雄は嘲笑いながら、善子の上着を掴み上げた。そして、力任せに引き裂いた。
ビリビリビリッ!
黒い装束が無残に引き裂かれ、白い肌が露わになる。善子はとっさに胸元を隠そうとしたが、光雄はさらにスカートと下着にも手をかけた。
「やめて……! 見ないで……!」
善子は必死に抵抗したが、痙攣する体は言うことを聞かない。
あっという間に、善子は全裸に剥かれてしまった。
「へぇ……意外といい体してんじゃん。あんな痛い格好してるから、貧相かと思ってたよ」
光雄は善子の胸を鷲掴みにした。
「いっ……!」
爪が食い込む。痛みと羞恥に、善子の目から涙が溢れ出した。
「ずら丸……見ないで……!」
善子は花丸から目を逸らした。親友に、こんな無様な姿を見せたくない。それが今の善子にとって、最大の屈辱だった。
「おいおい、なんで隠す? お前、こいつのために命懸けたんだろ? なら、お前の全てを見せてやれよ」
光雄は善子の太ももを掴み、強引に開かせた。秘部が花丸の視界に晒される。
「あぁぁ……!」
善子は喉の奥から絶望の声を絞り出した。しかし、光雄は構わず、すでに屹立した自身を善子の秘部に押し当てた。
「やだ……! 入ってこないで……!」
「お前が望んだんだろ? 代わりに俺の相手をするってよ。覚悟決まってんだろ?」
光雄は腰を一気に押し込んだ。乾いた粘膜をねじ開け、先端をねじ込む。
「あぐぅっ!!」
善子の背中が弓なりに反り返る。裂けるような痛みが走った。花丸の前で、処女を奪われる。その事実が、善子の心を粉々に砕いた。
「ずら丸……ごめんね……! 私……!」
善子は泣き叫んだ。しかし、光雄は容赦なく最奥まで突き入れた。
「くっ……! 意外と締まりいいじゃん。堕天使のくせに、中身はただのメスだな」
光雄は愉悦に浸りながら、激しく腰を振り始めた。肉と肉がぶつかる卑猥な音が、花丸の目の前で響き渡る。
「あっ……! ああっ……!」
善子の口から、悲鳴が漏れ始める。痛みの中に、じわじわと快感が混じり始めていた。数日前の花丸と同じように、善子の体も男の侵略に抗えず、反応し始めていた。
「やだ……感じたくない……! ずら丸……見ないで……!」
善子は花丸から顔を背け、必死に快感を否定しようとした。しかし、乳首を摘まれ、子宮を突き上げられるたびに、理性が削り取られていく。
「ほら、お前の友達の前だぞ。どんな顔して喘いでるか、見せてやれよ」
光雄は善子の顔を強引に花丸の方へ向けさせた。花丸の目の前には、快楽に歪む善子の顔があった。涙と涎で汚れ、目は虚ろに見開かれ、舌が無意識に出されている。
「ヨハネちゃん……」
花丸は震える声で呟いた。善子が自分のせいで壊されていく。その絶望が、花丸の心を凍らせた。
「あっ♡ あっ♡ あぁぁッ♡♡」
善子の声が、完全に甘い喘ぎに変わった。痛みを超越した快楽が、善子の脳裏を白く染め上げていく。子宮口が貪欲に吸い付き、男を受け入れて震える。
「くくっ……堕天使ヨハネ、完全に堕ちたな」
光雄は激しい鬼ピストンで善子を追い上げた。子宮を直接叩く凶悪なリズム。善子の抵抗は限界を超え、理性が崩壊していく。
「イクぞ。お前の堕ちた子宮に、全部注ぎ込んでやるよ」
「やめ……! 中は……だめぇぇっ♡♡」
拒絶の声が甘く蕩ける。光雄は容赦なく最奥で爆発した。熱い奔流が子宮を直接叩き、灼けつくような感覚が善子を襲う。
「ああっ♡♡ あついぃぃっ♡♡♡」
善子は絶叫しながら絶頂を迎えた。全身が激しく痙攣し、潮を吹き散らかす。畳の上に熱い飛沫が撒き散らされ、居間は淫臭で満たされた。
白濁した精液が逆流し、結合部からゴポリと音を立てて溢れ出す。その光景は、堕天使の墜落を決定づける、残酷で美しい儀式だった。
善子は仰向けに崩れ落ち、荒い呼吸を繰り返していた。涙と涎で顔は汚れ、腹部は異常なほど膨らんでいる。まるで妊娠初期のような膨らみは、光雄が出した量が尋常ではないことを示唆していた。
「うぐっ……ゲホッ……」
善子は喉の奥で何かがせり上がってくる感覚に襲われた。そして次の瞬間、
「オェ……ゲボッ……!」
吐瀉物が口から溢れ出し、畳の上に飛び散った。酸っぱい胃液と食べかけのお菓子が混ざり合ったものが、力尽きた善子の傍らに溜まっていく。
光雄は満足げにそれを見下ろし、自分のモノを拭いながらズボンを履いた。
「ふぅ。二匹まとめて堕ちたな。最高のストレス発散だよ」
花丸は呆然と、吐瀉物にまみれて痙攣する善子を見つめていた。善子の目はもう、花丸を映していなかった。ただ虚空を見つめ、無意識に卑猥な笑みを浮かべていた。
「ヨハネちゃん……」
花丸の手が、震えながら善子に伸びる。
「ずら丸」
その声は震えていたけれど、確かに花丸の名前を呼んでい
ヨハネの手が、花丸の手を握り返してくる。
その手は冷たくて、傷だらけで、だけど確かな温もりがあった。
「ヨハネちゃん……!」
その瞬間、胸の奥で何かが弾けた。
ヨハネを守りたい。その一心で耐え続けた想いが、熱い脈となって全身を駆け巡る。
「あ……あぁ……!」
体の奥底から、とめどなく光が溢れ出してくるような感覚。
それは決して眩しいだけじゃない、すべてを包み込むような慈愛の光。
「マル……」
善子もまた、その光に呼応するように目を見開いた。
絶望に染まっていた瞳に、漆黒の炎が宿る。これまでただの戯言だと思われていた「堕天使」の力が、今こそ真実として形を成していく。
「フフ……そうよ。このヨハネ様を舐めないでよね」
善子の背後に、闇夜を切り裂くような漆黒の翼が顕現した。
それは仮初めのチャームなんかじゃない。彼女自身の魂が紡ぎ出した、絶対的な闇。
「私たちは……負けないずら!」
花丸の背後にもまた、金色に輝く巨大な仏光が広がっていく。
未来を救う仏、弥勒菩薩。その慈悲と救済の力が、花丸を通じて具現化していく。
「なっ……なんだよそれ!? こんな設定、ラブライブにはないだろう?…俺の支配は!?」
円光雄が狼狽えながら後退る。
彼の理屈も支配も、二人の強い絆の前では何の意味も持たなかった。
「残念だったわね。あなたが支配できるのは、弱い心だけよ」
善子が漆黒の翼を広げ、堂々と宣言する。
「私たちの絆は……どんな闇よりも深くて、どんな光よりも強いずら!」
花丸が弥勒の光を放ちながら前に出る。
「くそっ! 消えろ! 消え失せろぉッ!」
光雄が絶叫し、ありったけの力を放つ。空間が歪み、見えない暴力が襲いかかろうとする。
「効かないわよ!」
善子が右手を掲げる。
「ヨハネ・メテオ!」
漆黒の隕石が光雄に向かって降り注ぐ。それは物理的な攻撃ではなく、光雄の精神を直接叩く闇の一撃。
「ぐあぁぁっ!?」
光雄が膝をつく。その隙を逃さず、花丸は両手を合わせる。
「弥勒慈悲掌(みろくじひしょう)!」
溢れ出す金色の光が、光雄を包み込む。それは破壊ではなく浄化。彼の歪んだ支配欲を優しく、しかし容赦なく打ち砕いていく。
「あ……あぁ……」
光雄の体から、どす黒い霧のようなものが剥がれ落ちていく。
それこそが彼を縛り付けていた呪いであり、彼自身の弱さだった。
「終わりよ」
善子が花丸の手を強く握る。
「ずら丸、行くわよ!」
「うん!」
闇と光。
相反する二つの力が手を通じて一つになり、眩いばかりの螺旋となって光雄を飲み込んだ。
「うわぁぁぁぁぁっ!!!」
断末魔のような叫びと共に、光雄は光の中に消えていった。
後には、穏やかな夜風だけが残った。
二人は静かに収束し、元の制服姿に戻る。
体にはまだ痛みが残っているが心は晴れやかだった。
「ヨハネちゃん……」
花丸が振り返ると、善子もまた花丸を見ていた。
その顔には涙の跡が残っていたけれど、そこにはもう恐怖はなかった。
「ずら丸……」
善子が一歩近づいてくる。
いつもの強気な仮面ではなく、ただの素顔の善子がそこにいた。
「私……ずっと孤独だと思ってた。世界に嫌われているって……」
善子の声が震える。
「でも……あなたが隣にいてくれたから……だから今ここに立てるの」
「ヨハネちゃん……」
「好きよ、花丸」
善子が真っ直ぐに私を見つめて言った。
その瞳に映るのは、花丸だけ。
「私も……ヨハネちゃんが大好きずら」
私は善子の手を両手で包み込むように握った。
善子がそっと顔を近づけてくる。
花丸は目を閉じた。
柔らかい唇が重なる。
それは甘くて、温かくて、永遠に続くかのようなキスだった。
離れ際、善子はいつもの不敵な笑みを浮かべたけれど、その顔は赤く染まっていた。
「ふっ……これからもこのヨハネ様に仕えなさい」
「はいずら! ずっとずっと仕えるずら!」
そして二人で笑い合った。
あの日、内浦で見た夕陽のように温かい未来がここにある。
どんな闇が訪れようと、二人でなら乗り越えられる。
「ヨハネちゃん」
「なによ」
「永遠に……一緒ずら」
善子は花丸の手を強く握り返した。
「……当然でしょ」
星空の下、二人の影は一つに重なり合い、ゆっくりと歩き出した。
これから始まる新しい物語は、きっと幸せに満ちている。
だって、二人は出会ってしまったのだから。
誰よりも深く、強く、愛し合ってしまったのだから。
終わり。そして始まり。
【完】