アニメ世界移行能力をもった俺がアニメヒロインを犯りまくる。※リクエストも可 作:みなぽん
自称悪役令嬢な婚約者の観察記録
王城の回廊には、初夏の陽射しがやわらかく差し込んでいた。
磨き上げられた白い床に光が反射し、窓辺に立つ少女の赤髪を、燃える宝石のように照らしている。
「ふ、ふふふ……本日の私は実に悪役令嬢らしかったですわ!」
胸を張りながら、バーティア・イビル・ノーチェスは満足げに笑った。
その目の前では、セシル・グロー・アルファスタが紅茶を口に運びながら、静かに彼女を見つめている。
「どの辺りが?」
「授業中、わたくしはあえて令嬢らしく高慢に振る舞いましたの! 平民出身の女生徒に『その刺繍、少々地味ですわね』と言って差し上げました!」
「……それで?」
「その方、泣きそうになっておりました!」
「君が直後に『でも丁寧で温かみがありますわ! きっと努力家なのですね!』と褒めて、周囲から感動されていた話なら聞いた」
「な、なぜそれを!?」
真っ赤になって狼狽える婚約者を眺めながら、セシルは小さく笑う。
相変わらずだ。
悪役令嬢になろうとして、結果的に誰よりも人に好かれる。
打算も悪意もなく、ただ真っ直ぐに自分の役目を果たそうとする少女。その不器用さが愛おしくて仕方がなかった。
バーティアは頬を膨らませながら、悔しげに言った。
「わたくしは本気ですのよ! セシル殿下には、いずれ運命の乙女が現れるのです! だからわたくしは嫌われなければ――」
「嫌わない」
即答だった。
バーティアが目を瞬かせる。
セシルは穏やかに微笑んだまま続けた。
「君が何をしても、たぶん無理だと思う」
その声は静かだったが、妙に甘かった。
バーティアの胸がどきりと鳴る。
最近、セシルはこういうことを平然と言うようになった。
昔はもっと冷たく、感情の読めない王子だったのに。今では彼女が困るほど優しく笑い、時折こうして心臓に悪い言葉を投げてくる。
きっと攻略対象としてのスキルが上がっているのだ。
そう結論づけるしか、彼女にはなかった。
「と、とにかく! わたくしは負けませんわ!」
「何に?」
「悪役令嬢道にです!」
拳を握るバーティアを見つめながら、セシルは思う。
どうしてこんなにも可愛いのだろう、と。
その時だった。
「へぇ。あんたが悪役令嬢ねぇ」
聞き慣れない男の声が、回廊に落ちた。
振り向いたバーティアは、見知らぬ青年を見て目を丸くする。
黒髪に、どこか気怠げな笑み。貴族らしい気品はない。けれど妙に人を惹きつける危うさがあった。
セシルの瞳が、わずかに細められる。
男は軽薄そうな笑みを浮かべたまま、バーティアに近づいた。
「俺は円光雄。ま、旅人みたいなもんだ」
「え、えん……?」
「悪役令嬢になりたいんだろ?」
その言葉に、バーティアははっとする。
「そ、そうですわ!」
「でもさぁ。今のあんた、全然ぬるいんだよ」
「ぬ、ぬるい……?」
「本当に悪役になりたいなら、恋人を裏切るくらいしないと」
バーティアの顔が強張った。
隣でセシルは笑みを崩さない。
だが、その瞳だけが冷えていた。
「俺とデートしようぜ」
光雄は軽く笑った。
「そういう背徳を知って、初めて悪役令嬢ってやつになれるんじゃないの?」
その瞬間、バーティアの胸が奇妙にざわついた。
悪役令嬢。
その言葉は、彼女にとって使命だった。
セシルの幸福のために、自分は悪にならなければならない。
なのに今の自分は、セシルと過ごす時間が幸せすぎて、ついその決意が鈍ってしまう。
もし。
本当に悪役らしいことをするなら。
婚約者以外の男性と親しくするのは、確かに“それらしい”のではないか。
迷う彼女を見て、光雄は甘く囁いた。
「怖いのか?」
「ち、違いますわ!」
「じゃあ決まりだな」
セシルは静かに口を開いた。
「バーティア」
「は、はいっ」
「君は行きたいの?」
優しい声音だった。
責める色はない。
だからこそ、バーティアは苦しくなる。
ここで断ればいい。
なのに胸の奥で、別の感情が疼いていた。
悪役令嬢になりたい。
もっとセシルに嫌われなければ。
もっと――。
「……勉強、かもしれませんわ」
絞り出すようにそう言った瞬間、セシルの微笑みがほんのわずかだけ薄れた。
けれど彼は何も言わなかった。
「そう」
ただ、それだけだった。
その日の夜。
ベッドの上で、バーティアは胸を押さえていた。
どうしてこんなに苦しいのだろう。
セシルのあの表情が、頭から離れない。
傷つけたのかもしれない。
でも、自分は悪役令嬢なのだ。
これでいい。
これで――。
そう言い聞かせるたび、胸が痛んだ。
一方、セシルは執務室で静かに報告書を閉じていた。
「調べろ」
短く命じる。
側近のゼノが眉をひそめた。
「円光雄、と名乗った男ですね」
「あれは異常だ」
セシルは淡々と言った。
「存在感が妙に薄い。まるで、この世界の人間ではないみたいだった」
そして、ふっと目を伏せる。
「……何より、バーティアを見る目が気に入らない」
彼女を玩具のように眺める視線。
純粋な心を、汚して壊そうとするような目。
セシルの胸の奥で、冷たい感情が静かに燃えていた。
数日後。
街へ出たバーティアは、光雄に導かれるまま歩いていた。
「こういう店、来たことあるか?」
酒場だった。
昼間だというのに、酔客たちの笑い声と甘ったるい酒の匂いが満ちている。
バーティアは落ち着かず、きょろきょろと周囲を見回した。
「は、破廉恥ですわ……!」
「悪役令嬢っぽいだろ?」
「た、確かに……!」
妙に納得してしまう。
光雄はくすりと笑った。
この娘は本当に純粋だ。
だからこそ面白い。
少し言葉を与えるだけで、自分から罪悪感へ落ちていく。
「飲んでみる?」
差し出されたグラスを、バーティアは恐る恐る受け取る。
一口飲んだ瞬間、熱が喉を滑り落ちた。
「……っ」
くらくらする。
頬が熱い。
「顔、赤いな」
光雄の指が、そっと彼女の髪に触れた。
その瞬間、バーティアの心臓が跳ねる。
セシル以外の男性に触れられたことなど、ほとんどなかった。
「こういうの、セシル王子はしてくれないだろ?」
「……っ」
違う。
セシルは優しい。
大切にしてくれる。
なのに。
光雄の言葉は、どこか甘い毒のように胸へ染み込んでいった。
悪いことをしている。
いけないことなのに。
その背徳感が、奇妙に彼女を酔わせていく。
だが同時に、胸の奥で小さな悲鳴が上がっていた。
違う。
本当はこんなことしたくない。
セシルに知られたくない。
嫌われたくない――。
その頃、セシルは静かな怒りを抱えながら街へ向かっていた。
報告はすでに届いている。
バーティアが男と酒場にいる、と。
セシルは自分でも驚くほど冷静だった。
怒鳴る気もない。
責める気もない。
ただ一つだけ、はっきりしていることがある。
あの男は危険だ。
彼女の優しさにつけ込み、罪悪感で縛り、壊そうとしている。
そして何より。
バーティアは今、泣きそうな顔をしている気がした。
だから助けに行く。
それだけだった。
酒場の扉が開いた瞬間、バーティアははっと顔を上げた。
「セシル殿下……!」
そこに立つ王子は、静かに微笑んでいた。
けれどその瞳だけが、凍るほど冷たかった。
夕闇が街外れの廃墟を包み込んでいた。
誰もいない石造りの広場。ひび割れた地面には雑草が根を張り、風が吹くたびに寂しげな音を立てる。
「ずいぶんと酔狂だな、王子サマ」
光雄はだらりと両手を広げ、嘲るように笑った。
「たかが女一人のために決闘とは。王族の矜持ってやつか?」
セシルは答えない。
ただ靜かに剣を抜き、切っ先を光雄へ向けた。その瞳には怒りも焦りもない。冷たく研ぎ澄まされた鋼のような決意だけが宿っていた。
「セシル殿下!」
バーティアの叫びが、廃墟にこだまする。
「おやめください! わたくしのせいで……!」
「違う」
セシルは振り返らず、短く言った。
「僕がしたいからするんだ」
それきりだった。
光雄は肩をすくめると、ゆっくりとポケットから手を出した。
「ま、いいさ。異世界じゃこういうのも様式美だしな」
異世界。
その言葉に、バーティアの背筋が凍った。
「貴様……この世界の人間ではないな」
「おっと。ご明察」
光雄は嗤う。
「俺はな、退屈しのぎに世界を渡るんだよ。可愛いお姫様を悪役に仕立て上げるのも、その遊びの一つだ」
瞬間、空気が震えた。
セシルの姿が消える。
次の刹那、光雄の眼前に銀閃が走った。常人ならば反応すらできない速度。だが――
キィン!
金属音が響き、セシルの剣が弾かれる。
光雄の手には、どこから現れたのか、漆黒の短剣が握られていた。
「速いな。さすが王子」
「……お前、何者だ」
「だから言ってるだろ。ただの旅人だって」
笑いながら、光雄は踏み込む。
目に見えぬ衝撃がセシルを襲い、彼の身体が大きく後退した。
「セシル殿下!」
バーティアの悲鳴に近い声が上がる。
セシルは歯を食いしばり、再び斬りかかる。王族として鍛え抜かれた剣技。一撃一撃が正確無比で、無駄がない。
だが。
光雄はまるで風のように軽やかにそれをかわし、時折、人間離れした速度で反撃を繰り出した。
「くそっ……!」
セシルの頬を、一筋の血が伝う。
「いいねぇ。その必死な顔」
光雄は嗤う。
「そういう顔をされるお姫様は、さぞかし愛されてるんだろうなぁ」
「黙れッ!」
剣を振り抜くセシル。
だが、その刃は空を切った。
瞬間、光雄の姿が消える。
「殿下、後ろですわ!」
バーティアが叫ぶより早く、セシルの背中に鋭い痛みが走った。
「がっ……!」
膝をつくセシル。
「セシル殿下! いやああっ!」
バーティアが駆け寄ろうとするのを、光雄は片手で製した。
「動くなよ、お姫様。まだ終わってない」
「やめて! お願いです、もう……もうやめてくださいまし!」
涙でぐしゃぐしゃになった顔で、バーティアは叫ぶ。
「わたくしが悪うございました! わたくしが愚かでした だから、だから殿下は……!」
「まだ、だ」
セシルは震える足で立ち上がる。
その手には、折れた剣が握られていた。
「まだ……終わってない」
「殿下……!」
血に濡れた婚約者の姿に、バーティアは胸が張り裂けそうだった。
こんなの嫌だ。
嫌だ嫌だ嫌だ。
どうしてこんなことになってしまったの。
わたくしはただ、殿下の幸せを願っていただけなのに。
「美しいなぁ」
光雄がうっとりと呟いた。
「だが、そろそろ幕引きだ」
彼が指を鳴らす。
瞬間、セシルの身体が硬直した。
「な……にを……」
「チートってやつだよ。ちょっとした呪いだ」
光雄は笑う。
「これでお前は、俺が命じれば即座に死ぬ。心臓が止まる仕組みだ」
「なっ……!」
バーティアの顔から血の気が引いた。
「嘘……嘘ですわ……そんな……」
「試してみるか?」
光雄が指を向ける。
「やめて!」
バーティアは叫び、光雄の腕にすがりついた。
「おやめください! お願いです! 殺さないで! 殿下を殺さないでくださいまし!」
涙が止めどなく溢れる。
光雄は、泣きじゃくる少女を見下ろし、満足げに笑った。
「じゃあ、取引だ」
彼はバーティアの顎をくいと持ち上げる。
「こいつの命が惜しければ、今日から俺の言う通りにしてもらう」
「……っ」
「俺が本物の悪役令嬢に仕立ててやるよ。極上の、な」
バーティアの瞳が絶望に揺れる。
「バーティア……やめろ……」
セシルがかすれた声で言う。
「僕はどうなっても……」
「服従します!」
バーティアは叫んだ。
「わたくし嫌なのです! 殿下がいなくなるなんて……そんなの嫌ですわ!」
涙が光雄の指を濡らす。
彼女は震える声で、絞り出すように言った。
「……承知、いたしましたわ」
「いい子だ」
光雄は笑う。
その笑みは、獲物を捕らえた蛇のように冷たかった。
「じゃあ早速、最初の命令だ」
彼はセシルを見下ろしながら言った。
「今からこのクズ王子の見ている前に、俺に抱きついてこれ見よがしにキスをしろ」
「……っ」
「できるだろ? お前が望んでた“悪役令嬢”だぜ」
バーティアの肩が震える。
光雄が彼女の顎を強く掴む。「ほらキスだよ」と嗤いながら抱きしめる
セシルは血を吸った土に跪いたまま、微動だにせずその光景を見据えていた。瞳だけが、まるで月の影のように沈んでいた。
「バーティア……」
声は風よりもかすかだった。
「ごめんなさい」
バーティアは一度深く俯いたあと、決意に満ちた目で顔を上げた。
「セシル殿下。あなたのお命だけは──救わせてくださいまし」
光雄の冷たい指が、バーティアの顎を鉄のよう力で固定した。
「ほら、お姫様。キスだよ」
嗤い声と共に、男の顔が容赦なく迫る。
セシルではない男の吐息。安酒と煙草の混じった、馴染みのない異臭が鼻腔を突く。
バーティアの瞳が恐怖に見開かれた次の瞬間、光雄の唇が彼女のそれを暴力的に塞いだ。
「んっ……!」
ただ触れるだけの口づけなどではなかった。
光雄の舌が、バーティアの固く閉じた歯列を無理やりこじ開け、ぬるりと口腔内へ侵入してきたのだ。
異物が暴れまわる感触。唾液を無理やり注ぎ込まれ、喉の奥まで汚していくような濃厚で卑猥な侵食。
バーティアの華奢な身体が、感電したようにびくりと大きく跳ねた。
「んうっ……ぅっ、んんッ!」
拒絶しようと身をよじるが、後頭部を押さえつける男の手は万力のように固く、逃げ場などどこにもない。
光雄の舌が、彼女の口内を存分に味わうように這い回り、無防備な舌を絡め取って弄ぶ。
濡れた水音が、静寂な廃墟に淫らに響き渡った。
酸素が足りない。
屈辱と窒息感で、バーティアの眦からとめどなく涙が溢れ出した。
ポタポタと頬を伝い落ちる熱い雫が、光雄の手の甲を濡らしていく。
身体は恐怖と嫌悪で小刻みに痙攣し、指先は空を掴むように震えていた。
心臓が早鐘を打ち、胃の底から込み上げる嘔吐感を必死に飲み込む。
(いや……いやですわ……!)
心の中で絶叫する。
セシル以外の者に触れられるなんて。
セシル以外の熱で汚されるなんて。
こんなにもおぞましいことはない。
それでも、バーティアは必死に耐えた。
光雄の胸を押しのけようとしていた両手は、力なく彼の服の裾を掴むことしかできない。
もし逆らえば、セシルの心臓は止まってしまう。
あの人の命を救うためならば、自分の尊厳など泥に捨てても構わない。
だから、耐えるのだ。この身が千切れようとも。
光雄はさらに深く唇を押し付け、バーティアの呼吸を根こそぎ奪うような貪り方をした。
長く、執拗で、粘着質なキス。
やがてようやく唇が離れた時には、二人の間に銀色の糸が淫らに引いた。
「っ……はぁ……っ、ぅぅ……」
バーティアは力なく膝から崩れ落ちそうになりながら、肩で息をした。
唇は赤く腫れ上がり、涎と涙でぐしゃぐしゃになった顔は、惨めなほどに歪んでいる。
全身は未だ痙攣を繰り返し、胃の底から溢れ出す嗚咽を必死に殺していた。
伏し目がちになった濡れた瞳の先には、血を吐くような思いでこちらを見つめるセシルの姿がある。
バーティアは震える唇を必死に動かし、音にならない声でただ一言、懺悔のように繰り返した。
「……ごめん……なさい……殿下……」
「さて、次は…もっとありのままを見せてもらおうか」
光雄は顎でセシルをしゃくり、卑劣な笑みを深めた。
「胸元をあらわにしろ。それから、スカートをたくし上げろ」
その命令に、バーティアの身体が硬直した。
「い……」
言葉にならない嗚咽が漏れる。
唇は腫れ、涙で視界はぼやけている。それでも、崩れ落ちそうになる膝を必死に堪え、震える両手を自身の服へと伸ばした。
(殿下が、見ている……)
その事実が、鋭い刃のように胸を突き刺す。
最愛の人の前で、自ら恥辱に身を晒すなど。これ以上の「悪役令嬢」の所業があるだろうか。
バーティアは震える指先で、ドレスの胸元を留める繊細なレースとリボンを解き始めた。
パカリと布が開き、雪のような白い肌が露わになる。
次に、彼女はスカートの裾に手をかけ、躊躇いながらもゆっくりとそれを膝上まで捲り上げた。
夜風が、晒された肌を冷たく撫でる。
下着姿同然になったバーティアは、まるで屠殺場に引かれた小羊のように怯え、恥ずかしさに顔を真っ赤に染めて俯いた。
光雄は腕組みをし、値踏みするようにゆっくりと彼女の周りを歩いた。
冷たい視線が、露出した鎖骨から腕、太ももへと這い回る。
「へぇ……」
男は感心したように鼻を鳴らした。
「ガキだとばかり思っていたが……実ってるじゃねーか」
その言葉と同時、光雄の荒い手がバーティアの胸元に伸びた。
ためらいなど欠片もない、所有物を確認するような乱暴な動作だった。
「ひっ……!」
バーティアの華奢な身体が弓なりに反り返る。
光雄の手のひらが、薄い布越しの乳房を鷲掴みにしたのだ。
無骨で節くれだった指が、柔らかな膨らみを容赦なく押し潰す。
「やっ……やめ……っ!」
「いい形だ。王子サマが大事にしてきたんだろうなぁ」
光雄は下卑た声で嗤いながら、掴んだ乳房を執拗に揉みしだいた。
指先が先端の突起を捉え、布ごとねじり上げるように弄ぶ。
痛みと、見知らぬ男に触れられる強烈な嫌悪感に、バーティアは背筋を震わせた。
「あぁっ……ぅうっ……!」
声を殺して耐えるが、漏れる吐息は甘さを含んでしまいそうで恐ろしい。
彼女は必死に視線を伏せ、地面に落ちたセシルの影を見つめた。
セシルは膝をついたまま、拳を地面に叩きつけていた。
爪が割れ、血が滲むほど強く握りしめている。
その瞳は怒りと絶望で燃え上がりながらも、呪いによって声も出せず、ただ婚約者が穢されていく様を焼き付けられていた。
「どうした王子サマ? 自分の女がこんなにイイ体してるなんて、知らなかったのかよ?」
光雄はセシルを挑発するように、もう片方の乳房も露わにし、荒っぽく愛撫した。
バーティアの白い肌に、男の脂ぎった指の跡が赤く残っていく。
「いやぁ……殿下……ごめん……なさい……」
バーティアは屈辱に濡れた声で懺悔しながら、されるがままになっていた。
身体は汚されていくのに、心はただ一筋に、傷ついたセシルへと向けられていた。
光雄の手が、バーティアの胸元の布を乱暴に引き下ろした。
薄いレースの下着がはだけ、雪のような白い肌と共に、淡い桜色の頂が露わになる。
夜気に晒されたそれらは、わずかに震えながら硬く尖っていた。
「あ……っ」
バーティアは反射的に腕を交差して隠そうとしたが、光雄に片手首を掴まれ、あっけなく封じられた。
「隠すなよ。これ見よがしに見せろって言ったろ」
男は低く嗤うと、空いた片手で無造作に乳房を鷲掴みにした。
「ひっ……!」
節くれだった指が、柔らかな膨らみを容赦なく押し潰す。
痛みと恐怖で、バーティアの身体が硬直した。
だが光雄はお構いなしに、掴んだ乳房をねじり上げるように揉みしだき、親指の腹で頂の突起を強く押し潰した。
「やぁっ……! ああっ……!」
鋭い快感というより、痛みに近い衝撃が背骨を駆け上がる。
バーティアはたまらず仰け反り、甘い悲鳴を漏らした。
未だ誰の手にも触れたことのない秘められた部分。それが今、見知らぬ男の欲望によって蹂躙されている。
「いい反応だ。感度いいな」
光雄は満足げに喉を鳴らし、さらに指の動きを激しくした。
抓むように、弾くように、捏ねるように。
幼い果実のような乳首を、指先で執拗に弄び回す。
そのたびにバーティアの華奢な肩が跳ね、喉からは抑えきれない喘ぎが漏れた。
「あ……いやっ……やめっ……あぁっ!」
乳首は次第に充血し、赤く熟れた果実のように腫れ上がっていく。
光雄の指が触れるたびに、電流のような痺れが脳裏を焦がした。
屈辱であるはずなのに、身体の奥底から痺れるような熱が這い上がり、バーティアは恐怖した。
(いや……こんな……感じてなんか……!)
自分の意志に反して潤み始める身体。
心は拒絶しているのに、肌は男の手に慣れ親しもうとしているかのように熱を帯びていく。
その矛盾に、バーティアは涙を流した。
「ほら王子サマ。お姫様のここ、こんなに硬くなっちまってるぜ」
光雄は意地悪く言いながら、赤く腫れた乳首を親指と人差し指で強く挟み込み、捻り上げた。
「いやああっ!」
バーティアの身体が大きく跳ね、白い喉がのけぞる。
涙でぼやけた視界の先に、拳を震わせるセシルの姿が見えた。
その瞳には、怒りと苦悶、そして深い絶望が渦巻いている。
(殿下……ごめんなさい……ごめんなさい……!)
心の中で何度も謝る。
こんな無様な姿を見せて。
こんな男に身体を弄ばれて。
それでも、セシルの命を守るためには耐えるしかないのだ。
「まだだ。まだ足りねぇな」
光雄は残忍な笑みを浮かべると、今度は口を寄せてきた。
生暖かい吐息が、濡れた乳首にかかる。
「っ……!」
バーティアは息を呑んだ。
何をされるのか悟り、全身が恐怖で総毛立つ。
「やめて……そんな……!」
乳首は男の唇に吸い込まれた。
光雄は赤く熟れた乳首を口に含み、舌で転がすように舐め回した。
「あぁっ……! はぁっ……んんッ!」
ざらついた舌の感触。
吸い上げられる強烈な刺激。
バーティアの背筋が震え、膝から力が抜けそうになる。
口では拒絶しながらも、身体は本能的に男の頭を抱えようと手が動きかけて、慌てて止めた。
「ん……ちゅっ……ちゅぱっ……」
水音が響く。
光雄は貪るように乳房に吸い付き、空いた手でもう片方の乳首を指で捏ね回し続けた。
両方の頂から同時に与えられる過剰な刺激に、バーティアは為す術もなく翻弄される。
「いやぁ……だめ……感じ……ちゃ……ああっ!」
乳首への愛撫は執拗を極めた。
噛むように、吸い上げるように、弾くように。
純潔の乙女が耐えられるようなものではなかった。
バーティアの目からはとめどなく涙が溢れ、喘ぎ声は次第に甘く、切羽詰まったものへと変わっていく。
「どうだ? 悪役令嬢様よ。自分の身体がこんなに淫らだってわかっただろ?」
光雄は唇を離し、唾液で光る乳首を親指で弾いた。
「ひあっ!」
ビクンと身体を跳ねさせ、バーティアは崩れ落ちそうになるのを必死に堪えた。
赤く腫れ、男の唾液で濡れ光る乳首。
それを見下ろし、彼女は絶望した。
(わたくしは……汚されてしまった……)
もうセシルには触れてもらえないかもしれない。
そう思うと、胸の奥が引き裂かれそうに痛んだ。
「さあ、次はどうしてほしい?」
光雄は残酷な問いかけを投げかける。
バーティアに選択肢などないことは百も承知で。
「お願い……もう……許して……」
震える声で懇願するが、男の目は冷たく笑んでいるだけだった。
「さて……次はもっと深く“悪役”を味わってもらおうか」
光雄の声は、甘く毒を含んでいた。彼は一歩後退ると、バーティアの震える全身を舐め回すように見つめ、指をゆっくりと動かした。
「そのスカート、もっと上までたくし上げろ。太ももの付け根まで、全部見えるようにな」
バーティアの肩が跳ねた。
唇が震え、何か言おうとするが声にならない。
彼女の視線が一瞬だけ、地面に膝をつくセシルへと走る。
血まみれで、動けず、それでも彼女を案じてやまない瞳。
その瞳が、かすかに首を振った気がした。
(やめてくれ、バーティア――そう言いたいのね)
心が張り裂けそうだった。
それでも彼女は、泣き笑いのような表情で、そっとスカートの裾を掴んだ。
「これで……よろしいですの……?」
白い指が、震えながらスカートをたくし上げていく。
ふくらはぎ、膝、そして太腿――雪のような肌が徐々に露わになり、やがて純白の下着が覗いた。
羞恥に顔を真っ赤に染め、バーティアはぎゅっと目を閉じる。
「まだだ。そのまま、パンツを脱げ。ゆっくり、じっくりとな」
「……っ」
今にも消え入りそうな声で、彼女は「はい」と答えた。
スカートの裾を口で咥え、両手を腰へと伸ばす。細い指が下着の縁にかかり、ゆっくりとそれを引き下ろし始める。
レースの縁が太腿を滑り、膝を通り越し、やがて足首へ。
その間、廃墟には風の音と、衣擦れの音だけがやけに大きく響いた。
完全に脱ぎ去った純白の布を、光雄は無造作に奪い取る。
そして、跪くセシルの元へ歩み寄ると――
「ほら王子サマ。大事なお姫様の、清らかな最後の砦だ。ありがたく顔に押しいただきな」
彼は無理やりセシルの顔に、バーティアの脱ぎたての下着を押し付けた。
「う……っ!」
呪いで身動きできないセシルの鼻腔を、彼女のほのかな香りが満たす。
それはあまりにも残酷な辱めだった。
愛する者の純潔の象徴を、こんな形で押し付けられる。
セシルの瞳から、一筋の涙が零れ落ちた。
「さあ、これでお姫様の“割れ目”をじっくりと拝ませてもらおうか」
光雄は嗤いながらバーティアの元へ戻ると、彼女の肩を押さえ、無理やり地面に座り込ませた。
そして両足を広げさせ、露わになった恥部をセシルの方へと向けさせる。
「いや……見ないで……殿下……見ないでくださいまし……!」
バーティアは泣き叫び、両手で顔を覆った。
閉じられた太腿の奥、淡い陰毛に覆われた秘裂は、恐怖と羞恥で固く閉じられている。
「隠すな。しっかり見せてやれ」
光雄はバーティアの膝を掴み、無理やり左右に押し開いた。
可憐な花弁が、容赦なく夜気に晒される。
「ああ……っ!」
バーティアは声にならない悲鳴を上げた。
セシルの視線を肌に感じる。
愛する人に、最も秘めやかな部分を見られている。
その事実が、彼女の心をズタズタに引き裂いた。
「さて、ここからが本番だ」
光雄はしゃがみ込み、右手の人差し指をバーティアの割れ目に這わせた。
「ひっ……!」
触れただけで、ビクリと身体が跳ねる。
冷たい指が、閉じた花弁の狹間をゆっくりと上下に撫で上げる。
「やっ……やめて……!」
「やめないよ。お前が望んだ“悪役”の味を、たっぷり教えてやる」
指先が、固く閉じた花弁の狹間を割り開くように押し込まれる。
まだ誰にも触れられたことのない、純潔の蕾が露わになっていく。
「あ……ああっ……!」
バーティアの喉が仰け反り、涙がこめかみを伝った。
光雄の指は、容赦なく敏感な蕾を探り当て、そこを重点的に弄り始める。
「ほら、ここか? それともここか?」
「いやああっ! そこ……そこは……!」
指先が、蕾の周りを円を描くように撫で回す。
クリトリスへの直接的な刺激。
未開発の身体は、強烈な感覚にただ震えるしかない。
「感じてるじゃねえか。ほら、少し湿ってきたぞ」
「ちが……ちがいます……!」
「嘘つくなよ。身体は正直だぜ」
光雄は笑いながら、さらに指を奥へと進めた。
処女膜の手前で止め、その周辺をぐちゅぐちゅと掻き回すように動かす。
「いやっ……あぁっ……やめっ……!」
「泣き叫べば叫ぶほど、お前の身体は濡れていく。ほら、わかるか? この水音」
クチュ……クチュ……と淫らな水音が、靜かな廃墟に響く。
バーティアは耳を塞ぎたかった。
自分の身体が発する、こんな淫らな音を聞きたくなかった。
それでも、指が動くたびに、身体の奥から熱いものが込み上げてくる。
愛液と呼ばれるそれが、秘裂を濡らし、指の動きを滑らかにしていく。
「嫌なのに……なんで……なんでこんな……」
バーティアは声を詰まらせて泣いた。
心はセシル一筋なのに。
愛しているのはただ一人だけなのに。
身体だけが、見知らぬ男の指に反応してしまう。
「なんで? 簡単だよ。お前の身体が、快楽を覚え始めたからだ」
光雄は冷徹に言い放つと、さらに指の動きを速めた。
親指でクリトリスを擦り上げながら、人差し指と中指で膣口を交互に刺激する。
「あっ! あっ! ああっ!」
バーティアの口から、もはや喘ぎ声とも悲鳴ともつかない声が漏れ続ける。
腰が浮き、太腿が痙攣する。
涙と唾液で顔はぐしゃぐしゃだ。
「殿下……殿下……助けて……」
彼女は無意識に、最愛の人の名を呼んだ。
その声は、呪いで縛られたセシルの心を、これ以上ないほど深く抉った。
セシルは血を吐くような思いで、ただ見ていることしかできなかった。
愛する女性が目の前で辱められ、それでも身体だけは快楽に堕とされていく。
彼の拳は固く握りしめられ、爪が食い込んだ掌からは血が滴っていた。
「よし、そろそろ仕上げだ。イかせてやるよ」
光雄が残忍に笑い、指の動きを最高速度に引き上げた。
「いやあああっ! だめっ! それ以上は……ああああっ!」
バーティアの身体が大きく仰け反り、全身が硬直する。
目の前が真っ白になり、何も考えられなくなる。
ただ、身体の奥底から込み上げる熱い奔流に、全てを飲み込まれていった。
「あ……あ…」
力なく崩れ落ちるバーティア。
その秘裂からは、とろりと愛液が溢れ出し、太腿を伝って地面に染みを作っていた。
彼女は呆然と虚空を見つめ、声もなく涙を流し続ける。
「いい眺めだ。さすがは悪役令嬢。なかなか淫らな身体をしてるじゃねえか」
光雄は満足げに立ち上がり、濡れた指を舐めた。
「さて、次はどうしてほしい? もっと深く“教育”してやろうか?」
バーティアは答えなかった。
ただ、力なく首を振り、胎児のように丸まって震え続けるだけだった。
その耳に、セシルの絞り出すような声が届く。
「……バーティア……もう……いい……」
だが、光雄の嗤い声がそれを遮った。
「まだだ。悪役の夜は、これからが本番だぜ」
「さて、次はもっと深く“教育”してやろうか?」
光雄の声は、甘く毒を含んでいた。彼は一歩後退すると、バーティアの震える全身を舐め回すように見つめ、冷酷な命令を下した。
「そのドレス、脱ぎ捨てろ」
その言葉に、バーティアの身体が硬直した。
恥部を弄られ、快楽に濡れて震える身体。その上にまだ残っていた最後の防壁、美しいドレスさえも奪おうとしている。
「い……」
言葉にならない嗫きが漏れる。唇は腫れ、涙で視界はぼやけている。
だが、バーティアは震える両手を自身の服へと伸ばした。
(殿下を……助けなければ……)
その思いだけが、彼女を支えていた。
震える指先で、背中のホックを外し、ファスナーを下ろす。
夜風が背中に当たり、ぞくりと肌が粟立った。
ドレスの肩紐が滑り落ち、薄い布が足首へと落ちる。
月明かりの下、バーティアは生まれたままの姿で立ち尽くした。
雪のような肌は涙と汗で湿り、赤く腫れた乳首と、愛液に濡れた太ももが露わになっている。
「ほほう、いい眺めだ」
光雄は下卑た笑みを浮かべ、彼女の全裸を値踏みするように見つめた。
「さあ、四つん這いになれ。そして俺に向かって尻を突き出せ」
その命令に、バーティアの顔から血の気が引いた。
四つん這い。獣のように地面に這いつくばり、尻を差し出せなどと。
それは人間としての尊厳を根底から否定する辱めだった。
「いや……そんな……」
バーティアは首を振りながら後退りしたが、光雄は冷酷に言い放った。
「忘れたのか? 王子サマの命がかかってるんだぜ? さっさとしろよ」
その言葉が、バーティアの胸を貫いた。
振り返ると、呪いで動けないセシルが、苦悶の表情でこちらを見つめている。
彼の唇が「やめろ」と動いた気がした。
だが、バーティアは決意した。
この方の命を救うためならば、自分の尊厳など泥に捨てても構わない。
「……はい」
震える声で答えると、彼女はゆっくりと地面に手をついた。
冷たい石畳の感触。夜風が秘裂を冷たく撫でる。
恥ずかしさに顔を真っ赤に染めながら、バーティアは言われた通りに膝を折り、腰を高く突き出した。
白桃のような滑らかな尻が、月明かりに照らされて妖艶に輝く。
秘裂から溢れた愛液が太ももを伝い、内腿を濡らしていた。
「おお、いい形だ。王子サマが大事にしてきたお尻だなぁ」
光雄は卑劣な笑みを深め、ズボンのベルトに手をかけた。
「さあ、最後の命令だ。俺に向かって言え。――ちんぽを入れてください、と」
その言葉に、バーティアの時間が止まった。
(そんな言葉……口にできるはずがない……!)
恥辱の極みだった。
最も淫らで、最も卑しい言葉。
高貴な令嬢である自分が、そんな言葉を口にするなど。
「ほら、何を待ってる? 言えよ」
光雄は早めるように促す。
バーティアは唇を震わせ、伏し目がちに男を見つめた。
「ち……ちん……ぽ…を……」
声が詰まる。喉が熱く張り付いて、言葉が出てこない。
それでも、彼女は必死に声を絞り出した。
「入れて……ください……」
それは蚊の鳴くような、か細い声だった。
だが、その声は確かに廃墟に響いた。
「ははっ! 聞こえねぇよ! もっと大きい声で言え!」
光雄は大声で嗤い飛ばした。
「お前みたいな淫らな悪役令嬢が似合う言葉だろ! ほら、でかい声で言えよ!」
「ちんぽを入れてくださいッ!」
バーティアは叫んだ。
恥ずかしさと情けなさで、顔が沸騰しそうだった。
高貴な令嬢が、四つん這いで尻を突き出し、男にちんぽを入れてくださいと懇願する。
これ以上の「悪役令嬢」の所業があるだろうか。
「ははははっ! 何だその顔! 涙目でちんぽをくださいってか? 最高だな! おい王子サマ、聞いたか? 大事な婚約者が、俺のちんぽを懇願してるぜ!」
光雄は腹を抱えて大笑いした。
その声は、バーティアの心を残酷にえぐり取った。
「見ろよ、お前のその惨めな姿を! 高貴な令嬢様が、獣みたいに尻を突き出して、男のちんぽを乞うてやがる! これが悪役令嬢の正体だ! 笑わせてくれるぜ!」
光雄は嘲笑を浴びせ続けた。
その声は、バーティアの心を氷のナイフで切り刻むようだった。
自分の行いがどれだけ恥知らずなものなのか。
その認識が、鋭い針となって彼女のプライドを突き刺す。
「……ごめんなさい……」
バーティアは消え入りそうな声で呟いた。
涙が石畳に点々と落ちる。
恥ずかしくて死にたかった。
セシルの顔が見られない。
愛する人に、こんな惨めな姿を見せてしまっている。
「何がごめんなさいだ? 本当は興奮してるんだろ? 淫らな悪役令嬢さんよぉ」
光雄はさらに言葉を重ねた。
「その顔、鏡で見てみろよ! 恥ずかしいのに、興奮してるのがバレバレだぜ! 泣きながら股濡らしてやがるんだからな! 本当に救いようのねぇ変態だな!」
その言葉は的を得ていた。
バーティアは自分でも気づかないふりをしていたが、身体の奥では火種が燻っていた。
男に辱められ、嘲笑され、それでも身体は熱を持ち始めている。
「そんな……わけ……ないです……」
否定しようとしても、声には力がなかった。
愛液がまた一筋、太ももを伝って流れ落ちた。
(わたくしは……汚れてしまった……)
その現実が、彼女の心を暗く塗り潰していく。
「さあ、次はどんな恥ずかしい姿を見せてもらおうか?」
光雄は残忍な笑みを浮かべながら、ゆっくりとズボンを脱ぎ始めた。
「覚悟しろよ。今夜は徹底的に、“悪役令嬢”を仕込んでやるからな」
光雄の巨大なペニスが、夜空の下で威圧的に聳え立つ。
バーティアはそれを目にした瞬間、恐怖と混乱で目眩を起こしそうになった。
血管が浮き出た赤黒い肉棒は、まるで凶器のように禍々しいオーラを纏っていた。
その大きさに圧倒されつつも、これから自分の身に起こることを想像して恐怖を感じた。
「さあ……四つん這いになって尻を突き出せ」
命令されるままに体勢を変えた。白い臀部を高く持ち上げる格好となる。
秘部からは既に大量の愛液が滴り落ちており、地面に小さな水溜まりを作っていた。
ヒクつくヴァギナが空気と接触することでゾワゾワとした感覚を感じてしまう。
羞恥心で身体中が熱くなるが抵抗することは出来ない。
「ぶち抜くぜ!」
光雄はゆっくりと亀頭で割れ目を探り当てると入口付近で小刻みなピストン運動を行い始めた。
ヌプッ ブチッグチョッグチャァ!!
淫靡な音とともに肉茎が侵入してくる。
「い゛ぎぃっ」
ヌプッ ブチッグチョッグチャァ!!
淫靡な音とともに肉茎が侵入してくる。
処女膜が抵抗を示し、ミリミリと裂ける感覚。焼けつくような激痛が背骨を突き抜け、バーティアは獣のような咆哮をあげた。
「い゛ぎぃっ――!!」
信じがたいほどの質量が狭い膣を無理やり押し広げていく。肉襞は摩擦で灼けつき、破瓜の証である鮮血が結合部から滴り落ちた。純潔の印が地面に飛び散るさまは、あまりにも悲痛で美しかった。
「……あ……あぁ…………」
息ができない。
痛みを超えて意識が遠のきかける中、光雄の手がバーティアの長い髪を乱暴に掴み上げた。そのまま後ろに強く引き寄せられ、四つん這いの体勢から上半身が反り返る。
「逃げんなよ、お姫様」
嘲笑混じりの低い声が耳朶を打つ。
視界が揺れる。痛みで霞む瞳の隅に、セシルの蒼白な顔が映った。拳は血の気を失いながらも固く握られ、爪が皮膚を破っているのが見える。
「ご……めん……な…さい……でん……か……」
囁きは掠れ、途切れた。
その間にも光雄の腰は進み続ける。
腸内まで突き抜けるような錯覚。子宮口を小突く感触。限界を超えた質量が身体を内側から支配していく。
「くっ……うぅ……!」
全てがねじ込まれた瞬間、バーティアの背中が弓なりに反り返った。
一番奥底。
女性として最も神聖で秘められた場所を、異物が蹂躙する感覚。
生理的な嫌悪と圧倒的な被虐感に、胃の底から嘔吐感が込み上げる。
「いい締まりだ。処女特有のかわいさだな」
光雄は満足げに吐息を漏らすと、すぐに激しい抽送を開始した。
容赦のないピストン運動。
引き抜いては突き刺す。乾いた海綿をこね回すような水音と、肉と肉がぶつかる乾いた音が交互に響く。
ズン! ズン! ズン!
「ひぃッ! ああッ! いやっ! いやぁッ!」
バーティアは泣き叫んだ。
痛みと恐怖で喉が引きつり、声は悲鳴と喘ぎが混ざり合った醜いものに変わっていく。
額には玉のような汗が浮かび、頬を伝う涙と混ざって頬を濡らした。
(もう……無理です……! 助けて……!)
心の中で叫ぶが、身体は光雄に支配されたまま。
ピストンの度に内臓が揺れ、目の前が明滅する。
膣壁は破瓜の痛みに加えて、無数の細かい擦り傷ができているだろう。
それでも光雄は速度を緩めず、むしろ激しさを増していく。
「ほら見ろ王子サマ! お前の大好きな婚約者が他の男に犯されて喜んでるぜ! マンコ濡れてるのがわかるか?」
嘲笑と共にさらに強い一突き。
バーティアの腰が浮き上がり、結合部から愛液混じりの赤い液体が泡となって零れた。
「ちがっ……! いやッ! いやなのッ!」
泣き叫ぶバーティアの声は掠れて途切れ途切れだ。
純潔を奪われたばかりの身体は未成熟な性感帯ばかりで、快感など全く湧かない。ただ痛みと恐怖の連続でしかないはずなのに――。
光雄の手がクリトリスに伸びてきた。
すでに敏感になっていたそこを親指で擦られる。痛みの中に混ざる奇妙な刺激に戸惑いを隠せない。
「あっ……!? ちょっ……まってくだ……ぁあッ!」
ビクンッ!!
予期せぬ反応が身体を走った。
思わず背中を反らせると同時に膣がキュッと収縮したようで光雄が嬉しそうに呻く。
「おいおい気持ち良くなってきたんじゃないか? やっぱり悪役令嬢向きだな」
囁かれる悪魔のような台詞と一緒にGスポットを擦られると自然と甘い声が出てしまう。
「そんなことなッ……っ!!?♡♡」
否定しようとした矢先突然子宮口付近を集中的に攻められて一際高い嬌声が上がった。
「んん゛ーーーッッ!♡♡♡」
今まで経験したことの無い圧迫感による未知なる性感帯への刺激!
次々と与えられる未知なる刺激に対して順応してしまうバーティア
「ん゛ッ!!♡♡ んん゛んッ!!!♡♡」
最早言葉ではなく呻き声となりつつあった。
バーティアに激しく肉棒が打ち付けられる。
パンッパンッと乾いた音と共に愛液やら血液などが入り混じった白濁汁が溢れ出した。
「ははっ! まだまだこれからだぜ?」
「やめろ……! やめてくれ……!」
セシルの絞り出すような叫びは虚空に溶けた。
だがその声は光雄にとっては歓喜の燃料でしかないらしい。
彼は愉悦に浸りながら一段と強く打ち付けてきた。
その瞬間――。
「あ゛ぁ゛あ゛ッ!!」
絶叫と共に身体全体が痙攣したかと思うとガクガク震えだした。
「お願いですもう許してください、死ぬ、死んじゃう!。どうかお慈悲をくださいませあぁぁ!!」
「セシルに前でイキ死ねよ!バーティア」
光雄はそう言い放ち更に加速させる。
ラストスパートに向けて力一杯突き上げた。
「出るぞ!中に出してやるからしっかりと孕めよ!!」
「ダメェエエッッ!!!」
拒絶の言葉虚しく遂に決壊寸前まできた。
そして……
ビューーーッ!! ビュルルルーー!!ドクンドクン……
大量の精液が放出された感覚が伝わり意識が朦朧とする。
光雄は最後の一滴まで絞り尽くすかのように数回ピストンを繰り返していた。
バーティアは廃墟の冷たい床に横たわり、肩で荒い呼吸を繰り返していた。破瓜の激痛はまだ生々しく残り、身体の芯に重たい余韻として居座っている。内臓がまだ彼の形を覚えているかのように疼き、引き抜かれたばかりの秘裂からは白濁した液体と赤い血が混ざり合い、じんわりと流れ出ていた。
「はぁっ……はぁっ……う……」
声にならない嗚咽が漏れる。純潔を奪われたという事実はあまりにも重く、現実感が追いつかない。ただ涙だけが勝手に溢れ、頬を伝って石畳に落ちていく。
セシルは呪いによってその場に跪いたまま、血を吐くような眼差しでバーティアを見つめていた。拳は力任せに握りしめられ、爪が皮膚を破り血が滴り落ちている。彼の瞳には怒りと絶望、そして何よりも深い苦悩が渦巻いていた。
(バーティア……なぜ……そんな……)
声にならない言葉が喉の奥で詰まる。目の前で婚約者が辱められ、処女を奪われた。その光景があまりにも衝撃的で、理解することを拒否しているかのようだった。
バーティアは顔を伏せたまま、震える指先で頬を拭った。しかし涙は止まることなく溢れ続ける。身体中に刻まれた凌辱の痕跡。膣内の異物感と痛み。それらすべてが「汚された」という事実を容赦なく突きつけてくる。
(ごめんなさい……ごめんなさいセシル殿下……)
心の中で何度も謝罪の言葉を繰り返すが、何に対して謝るべきかもはやわからない。セシルを守るために身体を差し出した選択は間違っていなかったのか。それでも、結果として彼の目には自分の恥辱に塗れた姿が焼き付けられてしまった。
光雄はそんな二人の様子を楽しそうに眺めていた。
⭐️3日後
あの廃墟での惨劇から三日。
バーティアの日常は、音もなく崩れ去っていた。
昼休み。
王立学園の廊下は、弁当を食べる生徒たちの歓談で賑わっている。その平和な喧騒を背に、バーティアは無言で渡り廊下を歩いていた。顔色は青白く、目の下には隈ができている。心ここにあらずといった様子で、彼女の足は自然と人目のつかない旧校舎の方へと向いていた。
『空き教室に来い。』
円光雄は絶対的な命令で縛り付ける。あの日以来、彼女は彼の人形だった。セシルにかけられた呪い。心臓を握られているも同然の恐怖。逆らうことなどできはしない。
ドアの前に立つ。
ノックする気力すら湧かず、バーティアは震える手で取っ手を回した。
「遅い」
薄暗い教室の中から、不機嫌そうな声が飛んできた。
カーテンはきっちりと閉め切られ、黒板の前に光雄がだらりと腰掛けている。彼はニヤリと笑うと、手招きした。
「こっちに来て、スカートをめくれ」
「……はい」
バーティアは夢遊病者のように歩み寄り、言われた通りに背を向けた。
冷たい空気が脚に触れる。羞恥心はとっくに麻痺していた。ただ、早く終わってほしいという願いだけが胸にある。
「相変わらずいい形してるな」
光雄の手が、下着越しに尻を鷲掴みにした。
「んっ……」
小さな声が漏れる。あの日から何度も触れられた身体は、嫌でも男の愛撫を記憶してしまっていた。
「今日はこっちも使わせてもらうか」
光雄はバーティアの腰を引き寄せ、机に上半身を押し付けた。胸が冷たい木の感触に押し潰される。
背後からズボンを下ろす気配。赤黒い肉棒が太腿に擦り付けられる感触に、バーティアは身体を強張らせた。
「お願い……優しく……」
「そんなこと知るかよ」
容赦なく先端が秘裂に押し当てられる。
まだ濡れきっていない狭い通路を無理やりこじ開ける圧迫感。廃墟での激痛がフラッシュバックし、バーティアは思わず机を掴んで身を固くした。
「あぐっ……!」
肉棒が一気に沈み込む。
膣壁が引き伸ばされ、焼けるような痛みが走る。まだ三日しか経っていない傷口が悲鳴を上げたようだった。
「まだ慣れてねぇな。まあいい、すぐに広がるだろ」
光雄は構わずピストンを開始した。
机がガタガタと揺れ、チョークの粉が舞う。
放課後ではなく昼休み。
廊下のすぐ向こうには何百人もの生徒がいる。もし声を出せば、すぐにでも誰かが駆けつけてしまうだろう。
バーティアは自分の手首を噛み、必死に声を殺した。
(誰にも……知られてはいけない……!)
特に、セシル殿下には。
婚約者が自分を守るために身を売っていることを知れば、あの人はどれほど心を痛めるだろうか。
「んんっ! ふぅっ……! あっ……!」
漏れる吐息は甘く、切迫している。
光雄は背後から耳元に唇を寄せ、わざとらしく囁いた。
「声出せよ。廊下のみんなに聞こえるように喘げよ」
「いや……です……!」
「そうかよ。じゃあもっと奥まで突いてやる」
ズンッ!
通常よりも深く突かれ、バーティアの背中が反り返る。
子宮口を小突かれる強烈な刺激に、痺れるような感覚が脳髄を駆け抜けた。
「あぁッ!♡」
抑えきれない声が漏れる。
自分の口から出たとは思えないほど淫らな音色。
バーティアは絶望した。
(わたくしは……こんな女になってしまったのですか……)
その時だった。
教室のドアが少し開いていた隙間から、誰かの視線を感じたのは。
ヒローニア・インデロンは、偶然通りかかった旧校舎で奇妙な音を聞いた。
机が軋む音。そして、抑えられたような甘い喘ぎ声。
(誰かいるのかしら?)
少し開いていたドアの隙間から中を覗き込んだ彼女は、息を呑んだ。
薄暗い教室の中。
机に上半身を押し付けられ、スカートを捲り上げられた令嬢がいる。
彼女の後ろには見知らぬ男子生徒が立ち、腰を激しく打ち付けていた。
「あぁっ! あっ! んんっ!」
金髪を揺らし、快楽に濡れた声を漏らす令嬢。
その横顔に見覚えがあった。
(バーティア!?)
ヒローニアは驚愕した。
いつも高潔な令嬢が、昼休みの空き教室で男と交わっている?
しかも相手はあの噂の転校生、円光雄だ。
「いいぞバーティア。もっと気持ちよさそうな顔してみせろよ」
光雄が残忍に笑いながら胸元を掴む。
バーティアは涙目で首を振りながらも、されるがままになっている。
「いやぁ……でも……気持ち……いい……♡」
その言葉を聞いた瞬間、ヒローニアの中で何かが弾けた。
(あの女……! やっぱり悪役令嬢だわ。こんなところでこんなことしていたのね!)
軽蔑と優越感が込み上げってくる。
セシル殿下の婚約者という立場でありながら、裏でこんな醜態を晒している事実。
これは最高のスキャンダルだ。
ヒローニアは足音を立てないようにその場を離れた。
彼女の胸には、残酷な企みが渦巻いていた。
午後の授業が始まる前。
休み時間の教室はざわついていた。
そこへヒローニアが入ってくるなり、声を張り上げた。
「みんな、聞いて! 大変なことを見ちゃったわ!」
クラスメイトたちが一斉に注目する。
ヒローニアは芝居がかった驚きと嫌悪の表情で語り始めた。
「旧校舎の空き教室でね、バーティア様が光雄様と……その、一線を超えてるのを見ちゃったのよ!」
教室が一瞬で凍りつき、そして爆発した。
「ええっ!? あのバーティア様が!?」
「しかも相手はあの噂の転校生!?」
「昼休みってマジかよ!」
「セシル殿下というものがありながら…」
ささやきは瞬く間に事実として広がり、尾ひれをつけて増幅されていく。
『バーティアは淫乱だ』
『セシル殿下の婚約者でありながら、他の男と逢瀬を重ねている』
『昼休みに空き教室で喘ぎ声を上げていた』
悪意のある噂は野火のように学園中を駆け巡った。
バーティアの「悪役令嬢」としての汚名は、もはや拭えないものとなって確定してしまったのだ。
教室の隅でその話を聞いたバーティアは、ただ青ざめて立ち尽くすしかなかった。
窓から差す陽光がやけに眩しく、自分だけが暗い底に沈んでいくような感覚。
(もう……終わりですわ……)
足元から世界が崩れ落ちていくようだった。
⭐️輪姦
放課後の旧校舎。夕陽が教室に長い影を落としていた。
「来てくれたわね、バーティア」
ヒローニア・インデロンは教卓に腰掛け、長い脚を組みながら薄笑いを浮かべた。その周囲には、クラスの男子生徒たちが数名、熱っぽい視線で彼女を見つめている。彼らは皆、ヒローニアの持つ「魅惑」のスキルによって自我を奪われ、彼女の忠実な犬と化していた。
バーティアは教室の入り口で立ち尽くした。顔色は土気色で、目は落ち窪んでいる。光雄による凌辱の傷は癒えておらず、心身ともに限界だった。
「……何のご用ですか、ヒローニア様」
「とぼけないで。あなたの悪事、もうみんな知ってるのよ」
ヒローニアは教卓から降りると、ツカツカとバーティアに歩み寄った。そして彼女の頬を平手で打った。
パァンッ!
乾いた音が教室に響く。
「あっ……」
バーティアはよろめき、壁に手をついた。
「セシル殿下という素晴らしい婚約者がいながら、あんな転校生と昼間から関係を持つなんて! あんたはこの学園の汚点よ! 悪役令嬢!」
ヒローニアの声には、芝居がかった正義感と、抑えきれない優越感が混ざっていた。かねてより目障りだった高貴な令嬢を踏みつけられる快感。
「ちが……」
「言い訳は聞かないわ! みんな、この淫乱女に罰を与えましょう!」
ヒローニアが指を鳴らすと、魅了された男子生徒たちが一斉に動き出した。
「えっ……? なにを……」
バーティアは恐怖で後退りしたが、背後には壁がある。逃げ場はない。
「まずは、その汚れた身体をありのままに晒しなさい!」
男子生徒たちの手が、バーティアの制服に伸びた。
「いやっ! やめて! 触らないで!」
抵抗しようとするが、人数には勝てない。ブレザーが引き剥がされ、ブラウスのボタンが弾け飛ぶ。スカートが床に落ちる。
「ああ……」
あっという間に下着姿にされ、やがてそれも奪い取られた。
「ひっ……」
冷たい空気が肌を刺す。数人の男たちに全裸を見られ、バーティアは身を縮めて隠そうとした。
「隠すな! みんなによく見せろ!」
ヒローニアの冷たい声と共に、男たちがバーティアの手を強引に開かせた。
雪のような肌には、まだ光雄につけられた赤い痕が残っている。それを見て、ヒローニアは鼻で笑った。
「見てみなさい、この有様を! あちこちにキスマークをつけて……まさに淫乱ね!」
「ちがう……ちがうの……」
「さあ、謝りなさい! セシル殿下を裏切ったことを! 私たちを汚したことを!」
ヒローニアはバーティアの髪を掴み、無理やり顔を上げさせた。
「あぐっ……」
「言うのよ! 『わたくしは淫乱な悪役令嬢です』って!」
涙でぐしゃぐしゃになった顔で、バーティアは震える唇を開いた。
「わたくしは……淫乱な……悪役令嬢……です……」
絞り出した言葉は、あまりにも惨めだった。
「ごめんなさい……ごめんなさいませ……」
「ふん、遅いわよ!」
ヒローニアはバーティアを突き飛ばした。床に倒れ込む彼女を見下ろし、残忍な命令を下す。
「さあ、みんな! この悪役令嬢に相応しい罰を与えなさい! 好きにしていいわよ!」
その言葉は火薬への導火線だった。
男たちの目から理性が消え、濁った欲望だけが浮かぶ。彼らは獲物に飛びかかる狼のように、バーティアに群がった。
「いやあああっ!」
数多くの手が、バーティアの全身を這い回る。
胸を掴まれ、太ももを撫で回され、秘部に指がねじ込まれる。
「ひっ! あっ! やめて! やめてください!」
誰かが乳首を吸い付き、誰かが割れ目を舐め回す。
複数の男に同時に愛撫され、バーティアは拒絶しながらも身体が熱く疼き始めるのを感じた。
「あぁっ……んんっ……!」
光雄に開発された身体は、触れられるだけで甘い疼きを覚えてしまう。
「ほら見なさい! 男に触られて嬉しそうじゃない!」
ヒローニアの嘲笑が飛ぶ。
「ちが……ぅあっ……!」
一人の男がズボンを下ろし、勃起したペニスをバーティアの顔に押し付けた。
「舐めろよ」
「いや……」
拒否する間もなく、別の男が背後からバーティアの腰を掴み上げた。
「いただきまーす!」
「あぐっ!!」
肉棒が無理やり膣内にねじ込まれる。まだ傷が癒えていない秘裂が悲鳴を上げた。
「いぃッ! 痛いっ!」
だが男はお構いなしに激しくピストンを始める。
ズン!ズン!ズン!
前からも後ろからも攻められ、バーティアは翻弄される。
口にはペニスを押し込まれ、言葉を発することもできない。
「んぐっ!んんっ!」
口内を汚されながら、下からは子宮を突き上げられる。
二方向からの刺激に、意識が白濁していく。
(殿下……殿下……助けて……)
心の中で助けを求めるが、そこに救いはない。
ただ凌辱の歓喜だけが続く。
別の男と交代し、また違う男が侵入してくる。
何度も何度も繰り返される挿入。
膣内はドロドロになり、白濁液と愛液が混ざり合って太ももを伝う。
「んあぁっ!♡ あっ! あっ!♡」
やがて苦痛の中に混じる快感が無視できなくなる。
自分の口から漏れる甘い喘ぎ声が信じられない。
「どう? 悪役令嬢のお味は?」
ヒローニアはバーティアの惨めな姿を見て笑った、
「最高ね。これでセシル殿下も諦めるでしょうし、あなたも学園から追放ね」
声が響くバーティアの心は砕かれていく。
(もう……終わり……)
自分の尊厳も、セシルへの愛も、全てが泥にまみれていく。
彼女はただの肉便器として、男たちの欲望を受け止め続けることしかできなかった。
そして極限まで達した時――
「イクッ!♡♡♡」
バーティアは白目を剥き、全身を痙攣させて絶頂した。
潮を吹きながら崩れ落ちる彼女に、男たちは最後の一滴まで精液を注ぎ込んだ。
教室には、汗と体液の匂いが充満していた。
床にはぐったりと横たわるバーティア。
その瞳からは光が消え、ただ虚ろに天井を見つめていた。
ヒローニアは満足げに頷き、男たちに命じた。
「もういいわ。彼女をここに放置して行きましょう。明日には学中の笑い者よ」
ヒローニアたちは教室を出て行った。
残されたバーティアは、誰にも知られず泣き続けた。
夜が更けていく。
彼女を包むのは、底なしの絶望だけだった。
⭐️NTR
ヒローニアは勝ち誇った笑みを浮かべ、セシル殿下の私室へと向かった。
ノックもせずに扉を開けると、そこには窓辺に立ち尽くす銀髪の王子の後ろ姿があった。
「セシル殿下、大変なことをご報告に参りました」
セシルはゆっくりと振り返った。その顔は青白く、目の下には深い隈が刻まれている。ここ数日、まともに眠れていないのは明らかだった。
「……何の用だ、ヒローニア」
「バーティア様のことです」
その名前に、セシルの肩がピクリと震えた。
「彼女が何をしていたか、ご存知ですか?」
「……やめてくれ」
「いいえ、お伝えしなければ。殿下には真実を知る権利がおありです」
ヒローニアは悲痛を装った表情で、言葉を紡いだ。
「バーティア様は……転校生の円光雄様と、不貞を働いていました。それも一度や二度ではありません。毎日のように空き教室で逢瀬を重ね、昼休みにも関係を持っていたのです」
「嘘だ……」
セシルの声は掠れていた。
「嘘ではありません。わたくし、この目で見ました。そして……」
ヒローニアは一歩、セシルに近づいた。
「彼女は今日、複数の男子生徒とも関係を持ちました。自ら望んで、です」
「黙れ!!」
セシルが激昂し、机を叩いた。しかしその拳は震え、目には涙が滲んでいる。
「お気持ちはわかります。でも事実なのです。彼女はもう、殿下の知るバーティア様ではありません。淫らで、身持ちの悪い、悪役令嬢だったのです」
ヒローニアは優しく、しかし確実に毒を注ぎ込むように囁いた。
「殿下を裏切った女です。そんな女のために、心を痛めることはありませんわ」
セシルは力なく椅子に崩れ落ちた。両手で顔を覆い、肩を震わせている。
(今よ……)
ヒローニアは内心で嗤った。彼女はゆっくりとセシルに近づき、その肩に手を置いた。
「殿下……わたくしが、お慰めいたします」
「やめろ……触るな……」
「いいえ、やめません。殿下には、本当の愛を知っていただきたいのです」
ヒローニアは強引にセシルの顔を上げさせ、その唇に自分のそれを重ねた。
「……っ!」
驚愕に見開かれるセシルの目。しかし彼は抵抗できなかった。心が砕け、すべてを諦めた者のように、ただされるがままになっていた。
「大丈夫です……すべて、わたくしに委ねてくださいませ……」
ヒローニアは優しく囁きながら、セシルを床に押し倒した。その手は慣れた様子で彼の衣服を脱がせていく。
「バーティアはあなたを裏切りました。でもわたくしは違います。ずっと、ずっと殿下をお慕いしておりました……」
それは真っ赤な嘘だったが、今のセシルには見抜けない。
「さあ……感じてください……わたくしの愛を……」
ヒローニアは自らも衣服を脱ぎ捨て、セシルの上に跨った。彼女の秘裂はすでに期待で濡れている。
「あ……やめ……」
「やめません。これは、殿下のためなのですから……」
彼女はゆっくりと腰を下ろし、セシルのペニスを自らの中へと飲み込んでいった。
「あぁっ……殿下……素敵……♡」
ヒローニアは陶酔した表情で腰を振り始める。セシルはただ天井を見つめ、涙を流していた。
(バーティア……)
心の中で愛しい婚約者の名を呼ぶ。しかしその声は、ヒローニアの甘い喘ぎ声にかき消されていく。
「もっと……もっと感じてください……殿下ぁ……♡」
ヒローニアは激しく腰を打ち付けながら、勝ち誇った笑みを浮かべた。
(これでようやく、すべてが私の思い通りになったわ。バーティアも、セシル殿下も、この国も、すべて私の掌の上……!)
「あっ……あっ……イク……殿下と一緒にイキます……っ♡」
ヒローニアが絶頂に達する瞬間、セシルの目から一筋の涙が零れ落ちた。
彼の心の中で、何かが決定的に壊れる音がした。
ドビュッドビュッドビュッ
「あぁっ……殿下の中に……殿下の精が……注がれていく……♡」
ヒローニアは陶酔した表情で、自らの腰を激しく上下させた。
騎乗位で跨る彼女の秘裂は、セシルのペニスを深く深く飲み込み、熟れた果実のように赤く充血し、淫らな愛液を垂れ流している。
「う……くっ……」
セシルは歯を食いしばり、必死に耐えていた。
心は拒絶している。愛するバーティアを裏切る行為だと叫んでいる。
しかし、男性としての本能は、ヒローニアの執拗な攻めに抗えず反応してしまっていた。
彼女の膣内はまるで生き物のように蠢き、セシルの肉棒を締め付け、吸い上げる。
その強烈な快感が、理性を溶かし、腰の奥から熱い奔流を押し上げていく。
(ダメだ……出すな……出してはいけない……!)
「殿下……もう限界なのでしょう? 我慢なさらないで……♡」
ヒローニアはセシルの苦悶の表情を見て取り、残忍な笑みを深めた。
彼女はさらに腰を沈め、子宮口で亀頭を刺激するように前後左右に腰を振る。
グリグリと最も敏感な部分を擦り上げられ、セシルの背中が弓なりに反った。
「あぐっ……!」
「ほらっ……私の中に……バーティアには決して注げなかったものを……私にくださいまし……♡」
その言葉が、セシルの理性の堤防を決壊させた。
バーティアには触れることさえ叶わなかった聖なる場所。
それが今、悪意に満ちた女に踏みにじられ、汚されていく。
「あぁっ……バーティア……」
愛しい名前を呼びながら、セシルは絶頂した。
彼のペニスが激しく脈打ち、白濁した精液をヒローニアの膣内の最深部へと吐き出した。
ビュルッ! ビュルルッ!
「あああっ!♡♡ 熱いっ……殿下の精液が……お腹に来てるっ……♡♡」
ヒローニアは仰け反り、歓喜の嬌声を上げた。
子宮に直接注がれる熱い飛沫。征服の証。
彼女は恍惚とした表情で下腹部を撫でながら、セシルを見下ろす。
「ふふ……全部出しちゃいましたね、殿下。バーティア様よりも先に……♡」
その言葉は、セシルにとって最後の止めとなった。
愛する人を裏切り、敵の手中で最も屈辱的な行為を行ってしまった事実。
彼は涙を流すことも忘れ、ただ虚無を見つめていた。
ヒローニアはゆっくりと腰を上げ、セシルの萎えたペニスを解放した。
彼女の秘裂からは、粘ついた精液が糸を引いて流れ落ちる。
「これで、正式にわたくしと殿下のものですわ」
彼女は立ち上がり、服を整えながら言った。
その目には勝利者の輝きがあり、歪んだ愛情が燃えていた。
セシルは何も言えなかった。
ただ、部屋に満ちる二人の匂いと、自身の下半身に残る喪失感だけが、この忌まわしい出来事の現実を告げていた。
⭐️バーティア反撃
夜の帳が下りた旧校舎の廊下。
バーティアは冷たい壁に背を預け、ただ虚ろに座り込んでいた。
心も身体もズタズタに引き裂かれ、もう何も感じないと思っていた。
自分は悪役令嬢だ。穢れた女だ。セシル殿下に相応しくない。
その事実だけが、鉛のように胸に沈んでいく。
「おい」
不意に、聞き慣れた低い声が降ってきた。
顔を上げると、そこには円光雄が立っていた。
あの人。自分を地獄に叩き落とした張本人。
恐怖と憎しみ、そして諦めが入り混じった感情でバーティアは彼を見上げた。
「……まだ何か……辱めるのですか……」
掠れた声で問うが、光雄の表情は先ほどまでの残忍さとは違っていた。
彼は無言でバーティアの前に屈み込むと、彼女の顎を持ち上げた。乱暴ではなく、驚くほど静かな手つきで。
「お前、何もわかってねぇな」
「え……?」
「ヒローニア・インデロン。あの女がお前を陥れた黒幕だってことくらい、気づけよ」
バーティアの目が見開かれた。
光雄は淡々と語り始めた。
あの空き教室での情事をヒローニアに目撃されたこと。それが彼女の仕組んだことだったこと。
男子生徒たちを魅了し、バーティアを輪姦させたのもすべて彼女の差し金だったこと。
「そして今頃、あの女はお前の大事な王子サマを寝取ってるぜ」
「っ……!」
バーティアの顔から血の気が引いた。
セシル殿下が……ヒローニアに……?
「なぜ……なぜそんなことを……! あなたはわたくしを……!」
「決まってんだろ。お前を試すためだ」
光雄は冷酷に、しかし真っ直ぐな眼差しでバーティアを見つめた。
「身体を穢され、悪役令嬢と蔑まれ、絶望の底に突き落とされた。それでもお前はどうした? 誰かを怨んだか? 王子サマを恨んだか? 違うだろ」
バーティアは震えた。
確かに、どれほど酷い目に遭っても、心の奥底でセシルを想う気持ちだけは消えなかった。
彼のためなら耐えようと、ただそれだけを支えに生きてきた。
「身体は穢れても、心までは穢れなかった。どんな理不尽を受け入れようと、その純愛だけは貫き通した。――お前こそが、真のヒロインだ」
光雄の言葉が、暗闇に差し込む一筋の光のように響いた。
「勝者はお前だ、バーティア。さあ、取り返しに行こうぜ」
光雄はバーティアに手を差し伸べた。
その手は大きく、不思議と温かかった。
バーティアは涙で濡れた顔を上げ、その手を掴んだ。
セシル殿下の私室。
ドアを蹴破るような勢いで、光雄が侵入した。
その後ろには、震えながらも力強く立つバーティアの姿がある。
「てめぇら! 何楽しんでやがる!」光雄が叫ぶ!
部屋の中には、絡み合う二つの裸体があった。
ヒローニアがセシルに跨り、陶酔した表情で腰を振っている最中だった。
「きゃっ!?」
突然の侵入者に、ヒローニアは悲鳴を上げてバランスを崩した。
セシルは虚ろな目で天井を見つめていたが、光雄の声にハッと意識が戻ったようだ。
「な……何ですかあなたたちは! 出て行きなさい!」
ヒローニアは慌ててシーツを身体に巻きつけながら怒鳴った。
しかし光雄は全く意に介さず、ズカズカと部屋の中へ歩み寄った。
「おい王子サマ。目ェ覚ませ」
光雄がセシルの額をピシッと弾くと同時に、彼の身体から黒いモヤのようなものが立ち上った。
「ぐっ……!」
セシルが苦悶の表情を浮かべたかと思うと、先ほどまで重くのしかかっていた呪いの拘束が解けていくのがわかった。
身体が自由になった安堵感と同時に、自分が置かれていた状況が現実として迫ってくる。
「殿下!」
バーティアが駆け寄る。
その声に、セシルは弾かれたように顔を上げた。
「バーティア……?」
ヒローニアの毒牙にかかり、心身ともに支配されかけていたセシルだったが、愛しい者の声が魂を揺さぶった。
彼は震える手でヒローニアを突き飛ばし、バーティアの方へ手を伸ばした。
「この……! 何をするのです!」
ヒローニアが激昂し、自身のスキルである『魅惑』を発動しようと目を光らせる。
しかし、
「遅えよ」
光雄がヒローニアの前に立ち塞がり、彼女の瞳を覗き込んだ。
「俺様の『破魔』の前じゃ、そのチンケな魅了スキルなんて無意味だ。残念だったな、小悪魔ちゃん」
光雄から放たれる圧倒的な覇気に気圧され、ヒローニアは後退りした。
彼女の瞳から妖しい光が消え失せる。スキルを封じられたのだ。
「嘘……そんな……」
「お前の悪事はすべて露見した。男子生徒への洗脳操作、婚約者への言掛かり。この国への反逆罪だ」
セシルが静かに、しかし力強く告げた。
呪いが解れただけでなく、ヒローニアに利用されていた屈辱と怒りが湧き上がっていた。
「さあ、衛兵! この女を連行せよ!」
セシルの呼びかけで部屋に入ってきた衛兵たちが、青ざめるヒローニアを取り押さえる。
「離して! 離してちょうだい! 私は……私は悪くないわ! あの女が! あの淫女が悪いのよ!」
喚き散らすヒローニアを無視して、衛兵たちは彼女を引きずり出していった。
教室にはセシルとバーティア、そして光雄だけが残された。
「バーティア……」
セシルはふらりと立ち上がり、バーティアの前に膝をついた。
彼女の手を掴もうとして、その手に無数の傷と痣があることに気づき、痛ましげに眉を寄せる。
「私は……愚かだった。君を守ると誓いながら……こんな目に遭わせて……」
「殿下……」
バーティアは涙を溢れさせた。
もう二度と触れられないと思っていた人。
もう愛されていないと思っていた人。
「わたくしは……もう殿下に相応しくない身体に……」
言いかけるバーティアの唇を、セシルはそっと自分の指で塞いだ。
「何を言っている。穢れているなどと誰が決めた? 君の心は誰よりも清らかで美しい。僕が一番よく知っている」
セシルはバーティアを強く抱きしめた。
「愛しているよ、バーティア。ただ一人、君だけを」
「殿下……殿下……っ!」
バーティアは声を上げて泣いた。
それは悲しみの涙ではなく、歓喜と安堵の涙だった。
二人は強く抱き合い、二度と離さないと誓い合った。
その様子を少し離れた場所で見守っていた光雄は、満足げに口元を緩めた。
「上等だ。それこそがハッピーエンドってやつだ」
彼は誰にも聞こえない声で呟くと、静かに部屋を出て行った。
世界が白く染まり、時が逆流する。
気づけば光雄は、王都の賑やかな酒場に立っていた。
まだ何も起きていない。悲劇が始まる前の日。
テーブルの一つには、楽しげに会話するバーティアとセシルの姿がある。
「……」
光雄は遠くからその二人を見つめた。
純粋で疑いを知らない二人。これから訪れるかもしれない試練も知らずに笑い合っている。
(まあ、今回も大丈夫だろう。あいつらなら乗り越えられる)
光雄はフッと笑うと、最初にバーティアに声をかけようとしていた自分の行動を思い出し、足を止めた。
必要ない。
今この瞬間から始まる物語は、もう彼ら自身の手で紡いでいけるはずだ。
光雄は背を向け、酒場を出た。
外は爽やかな風が吹いていた。
「幸せにな、お二人さん」
振り返ることなく手をひらひらと振り、光雄は人混みの中へと消えていった。
その背中を見送る者はいない。
けれど、酒場から聞こえる明るい笑い声は、彼への最高の返事だった。
めでたし、めでたし。