対魔忍は洗脳に弱くアナルも弱い オーク・プリンスに堕とされる強く美しい女達 作:ASSタリスク
「このっ無能が! 役立たずが!! 何もかもしくじりやがって!!」
「あひぃんっ♡ あはあぁん♡」
ヨミハラの歓楽街を見下ろすホテル。ペントハウスの浴室で、自由国民党議員の神崎清十郎は浴槽の縁に手を置く水城不知火を立ちバックで犯していた。神崎の肥満体からは滝のような汗が流れ落ち、魔界由来の薬の過剰摂取によって両目は血走り、口角には泡が溜まっている。
「くそっ! くそおぉっ! 誰が裏切り者だ! 誰が魔族の手先だ!」
頭より大きな爆乳の揺れを食い入るように見つめながら、神崎は真っ赤に腫れた不知火の爆尻を更に打ち据える。容赦のないスパンキングに対し、上がるのは嬌声のみだ。中年男の射精回数は5回を超えており、不知火の真っ白な内股からは黄ばんだ白濁液が滴り落ちていた。
「ビビりやがって臆病者ども! 米連と中華連合に挟まれた上に、魔族とも戦うなぞ出来るわきゃねえだろうがぁっ!! 他にあるってのかよ! この国を守る方法がぁ!」
女を激しく打擲する神崎は、血走った目に涙を滲ませていた。5分前、自由国民党の執行部から除名を通達された上に、議員辞職も決まったと実父から宣告された彼は、明日になればただの一般人となる定めである。神埼家の後継者は、品行方正な振舞い以外に何の取り柄もない、議員秘書の経験すらない次男だ。
ヒラサカ・ドームから這う這うの体で逃げ出した神崎には、既にどうすることも出来なかった。不知火が約束したゆきかぜの処女も、彼が子分と信じていた若手議員からの忠誠心も失い、警察の動きをコントロールしていたにも関わらずテロを防げなかったことでノマドからも縁を切られたのだ。
これまでの裏取引をバラす。その言葉で周り中を脅迫した神崎だったが時既に遅し。先手を取った自由国民党は神崎の不祥事を詳らかにした上で青年部の部長が引責辞任し、ノマド法務部は神崎清十郎個人の従業員に対する強制猥褻と傷害と名誉棄損を告発した。もはや神崎の語る「真実」など、週刊誌の記者が「捏造」する暴露記事の材料にしかならなかった。
「なぁ……不知火」
ピストンを止めた神崎はしゃがれ声で女の名前を呼ぶ。そして、真っ白な首に毛むくじゃらの手をかけた。
「お前は、オレを裏切らねぇよな?」
神崎の指が食い込み、不知火の見事なプロポーションの女体が仰け反る。
「そうだろ? どうせお前だって、このままじゃノマドに始末されるんだ。だって全部失敗したんだから。なぁ? そうだろ!」
涙を流しながら不知火の首を絞める神崎。縋りつくような口調とともに腰を突き出し、出っ張った腹を弾力ある爆尻に押し付ける。
「た、頼むよぉ……オレにはもうお前しかいないんだ。なぁ? 今までだって何度もこうしてきただろ? それに2人きりならまだ逃げられる。カイマンの口座に送ったカネがあれば、お互いジジババになるまでくらい生きて……」
「あひぃんっ♡ あはあぁん♡」
神崎の言葉を、不知火のわざとらし過ぎる場違いな喘ぎ声が遮る。次の瞬間、不知火の肉体が頭頂部から崩れ始めた。湯気を吸った栗色の髪が抜け落ち、赤色の目が眼窩から飛び出てタイルに転がり、爆乳が伸びきって下腹部と同化し、そして、何もかもが水と化した。
「……は……」
自分の目の前で崩れ去った女を見下ろす神崎。その口角が持ち上がる。
「は、ははははっ! あははははっ! ひひっ……いひひっ!」
肥満体を痙攣させながらけたたましく笑い、膝から崩れ落ちた中年男は、不知火の姿をしていた水遁の残滓と、そこに出した自分の精液に頭から倒れこむ。そして異常ないびきをかき始めたが、程なくしてそれも止み、浴室の床に突っ伏したままぴくりとも動かなくなった。
「失態だな、水城不知火。本件について弁明はあるか?」
「お目通し頂いた報告書の他には、何も」
ヨミハラの奥地に立つノマド本社ビル、闇の宮殿。防諜部門のオフィスでイングリッドを出迎えたダークスーツ姿の不知火は、涼しい顔で魔界騎士に言った。不知火の席に座り、机の上に広げられ紙束に金色の視線を走らせたイングリッドが鼻を鳴らす。
「水城ゆきかぜを失い、ブラック様と淫魔王との契約が白紙に戻った。処罰無しとはゆかぬぞ。なぜオークションなどに出品したのだ?」
「警察に顔が利く神崎議員からの、強い希望によるものです。彼の機嫌を損ねては、ノマドの政財界への働きかけは勿論、ヨミハラにおける活動にも支障が出ますので」
「神崎が希望したという証拠は?」
「勿論、そんなものはありません。全て口頭での裏取引」
微笑む不知火に、イングリッドの口角が下がった。
「ならば本人に確認をとっても構わんだろうな?」
「ご随意に」
不知火が頷いたその時、デスクの上の電話が鳴った。互いに目配せをした後、イングリッドが受話器を取る。
「何事だ? ……うん? ふむ、そうか」
通話を終えたイングリッドは、褐色乳の前で両手の指を組み不知火を見上げる。
「神崎が死んだ」
「それはそれは」
「宿泊中のホテルで。急性心不全とのことだ。実に都合のよい偶然だな」
「率直に申し上げれば、安堵しました。あの方の要求には何時も手を焼いていたので」
けろっとしている幻影の対魔忍と、魔界騎士の視線が再び交錯した。
「いずれにせよ、その方が失態を演じたことに変わりはない。どう責任を取るつもりか?」
「防諜部門のマネージャーを辞してヨミハラを離れ、新たなる潜在的脅威を調査する任務につくことで名誉を挽回できればと」
「脅威とは?」
「貴女様をペニスで打ち負かした、あのオークの少年のことです」
不知火の言葉にイングリッドの瞳が揺れ、赤面し、眦が吊り上がった。
「この私がオーク相手に敗れたと言っているのか!」
「結果を見る限り自明かと。良いように身体を貪られた挙句、次のセックスまで約束なさって」
「そ、その方一体何時から見ていたのだ!」
「勿論、服をはだけさせたイングリッド様が、彼を誘惑する所から」
「おのれ人間っ!」
侮辱された魔界騎士が反射的に剣を掴んだが、美熟女はゆっくりと首を横に振る。
「恥を忍んで申し上げますが、私も彼に抱かれたのです。あの少年、尋常でない何かをその身に宿しています」
「……その方の言うとおりだ。あれは……あれには淫魔族の力を感じた。しかも抵抗するという発想すら許されなかった。あの強大なる権能は一体……」
「彼の誘惑を撥ねつけた上で成敗なさってこそ、真の意味で勝利したと言えるでしょう」
したり顔の不知火を渋面で見返したイングリッドが、やがて諦めたようにため息をつく。
「良かろう。その時まで処罰は保留とする」
無言で頭を垂れ爆乳を揺らす不知火から視線を外した魔界騎士は窓に視線を転じ、早くも復興が始まった歓楽街を見て歯を嚙み締めた。
「それはもうよい」
歓楽街に店を構える高級クラブのVIP席でソファに身を沈め、スマートフォン片手に脚を組む銀髪褐色肌の青年は、威厳ある口調とともにかぶりを振った。人間界では黒井竜司と名乗っている淫魔の王が言葉を続ける。
「ゆきかぜを苗床に改造し、生まれた魔族を兵士として貸し出すというのは、そもそも日本政府との取引の一環であった。窓口役の神崎が死んだ上に、先方が話自体を断ってきたのだから、最早どうにもならんだろう」
黒井の目が侍らせた女たちを順に見遣る。淫魔王の視線を受けた人間も魔族も皆蕩けた笑みを浮かべわざとらしく両膝を擦り合わせ、女として愛を受け入れる準備が出来ていることを示す。女たちの様子に黒井は眉を顰め、僅かに口角を下げた。
「計画を再開するにしても、神崎の後釜の人品骨柄を見極めねばならぬ。エドウィン・ブラックにもそう伝えよ」
そう言って黒井はスマートフォンをテーブルに投げ出し、席を立つ。彼の傍にいるだけで腰砕けになった女たちの哀願に背を向け、窓辺に立ってヨミハラのエレベーターホールを見下ろした。
「財前太……」
黒井の端正な横顔に、女たちへは決して見せない微笑が浮かんだ。
「我が子に驚かされる日が来るとは思わなかったぞ」