リゼロ 転生者の男が加護を駆使して、救済を建前にヒロインたちを寝取る 作:[email protected]
リアルで少し多忙だったのと別作品の執筆で遅くなりました。
今回はアナスタシアとシルフィ回です
『一時の夢』シリーズの最終話、お楽しみいただけたら幸いです
男の呼び出しを受けたシルフィが男の自室の扉を開くと、そこにはこの世で一番観たくなかった顔があった。
「やあ、久しぶりじゃないか。184番」
白い髪で、整ってはいるが印象の薄い顔立ち。髪の色と同じ白を基調にした服装。
完成された寛容な人格者を気取ってるが、実際は自分以外の全てを見下し、この世の全てが自分の思い通りでなければ我慢できない人格破綻者。
強欲の大罪司教レグルス。シルフィの『夫』だった男だ。
シルフィは一瞬だけ驚いたように目を見開いた。そして――。
「ずいぶんと悪趣味な事をされるんですね」
シルフィは冷めた目でレグルス――否、レグルスの姿を纏った男を見据えて冷えきった声をかけた。
「一目で見抜かれたか」
男は苦笑して『姿写しの加護』で纏っていたレグルスの姿を解いた。
「一瞬驚きましたが、あの男が逃げた私を見つけて、あんな落ち着いた顔をしてるのはありえませんから。寛容を気取っても実際は少しだって自分の思い通りにならない事は許せない器の小さい男なんです。出会い頭に私を殴るか、その時の気分次第では殺すでしょうね」
シルフィは淡々と、この場にいない元夫の人格の破綻ぶりを説明した。
「俺が言うのも何だが、最低な奴なんだな」
「ええ。最低の男です。あなたもクズで悪趣味ですけどね」
と、シルフィ同意しつつも、冷たく男の行いを咎める。
「まさか、あの男の姿で私を犯すのですか? それは流石に勘弁してほしいですね」
たとえ偽物でもレグルスに犯されるなど想像したくもないとばかりにシルフィは顔をしかめた
「いや、今のは余興さ。今日の本命はアナスタシア様の方だからな」
そう告げた男の姿が今度は紫色の髪の美麗の騎士に変わった。
「やれやれやね。ウチ一人で来いやなんて、今度はどんなおもてなしをしてくれるつもりなんかな?」
男の呼び出しを受けたアナスタシアは皮肉を口にしながら、男の自室の前に立った。
考えるまでもなく、男に呼び出されるという事は陵辱を受ける事に他ならない。
「相手の好きなようにされるやなんてウチの主義に反するんやけどな」
しかし、『隷属の加護』で行動の自由を奪われているアナスタシアには選択の余地はない。
アナスタシアは意を決して部屋の扉を開く。
部屋の中に男の姿はない。が、当然、安堵などできるはずもなく、アナスタシアは油断なく部屋の中を見回した。
簡素な部屋があるだけの殺風景な部屋。その壁や床からアナスタシアに向かって触手が伸びた。
咄嗟に部屋の外に逃げようとしたアナスタシアだが、戦闘に関しては素人の彼女の反応速度では触手から逃げ切る事は出来なかった。
手足を触手に拘束されたアナスタシアの頭上に赤いスライムが降ってきた。
「くっ……またこの変なの……」
以前の陵辱でのおぞましい記憶がよみがえって、アナスタシアは顔をしかめた。
「うっ……ふう……やめ……ああ……」
スライムはアナスタシアの衣服を溶かし、彼女の白い肌を蹂躙した。
彼女の形は良いが控えめな大きさの乳房を嬲り、腋やへそ、股間にまで広がっていく。
「うああ……ぐう……やあ……ああ……ああああああっ!」
屈辱と嫌悪感、そして望まぬ快感がアナスタシアを蝕む。
スライムの体液に強制的に性的な興奮状態にされたアナスタシアの体はスライムのおぞましい愛撫にも反応してしまう。
「くっ……こんなんでウチを……ひゃあ!?」
床からさらに生えた触手がアナスタシアの太ももを這い回り、尻を嬲る。
「なっ……やめ……変な所に触らんで……ああっ!」
スライムと触手に嬲られ、アナスタシアの体から本人の意思を無視して愛液が流れ始める。その時だった――。
「アル・クラリスタ」
涼やかな、それでいて力強い声が響き、同時に閃光がアナスタシアを包み、アナスタシアを嬲っていた触手もスライムもまとめて消し飛ばした。
アナスタシアを拘束していた触手も消え、アナスタシアはその場に尻もちをついた。
と、服を溶かされ全裸のアナスタシアの裸身に白いマントがかぶされる。
アナスタシアが振り仰ぐと、声も容姿も美しい美麗の騎士と目が合った。
「アナスタシア様……ようやくお会いすることができましたね」
「――ユリウス……」
そこにいたのはアナスタシアの一の騎士ユリウスの姿だった。
「遅れて申し訳ありません。おケガはございませんか?」
「……うん。体にケガはあらへんよ」
ユリウスの優しい声音での問いに、アナスタシアは小さく頷く。
「そうですか。少しだけ安堵しました。さあ、お手を。外でリカードたちが退路を確保しています」
ユリウスが手を差し出す。
「……ユリウス、その前に聞きたい事があるんやけど……ええかな?」
アナスタシアはその手を取らずに、真っ直ぐにユリウスを見返した。
「なんでしょうか? 早くリカードたちと合流すべきだと思いますが」
「簡単な質問やから心配せんといて。ユリウス、ウチを誘拐したあの男はもうやっつけたん?」
「……いいえ、残念ながら。ですが、だからこそ奴が来る前に速く――」
「もう一つ。ここにはウチらの陣営の面子だけで来たん? ナツキくんやら他の陣営の人らは一緒やないの?」
「むろんです。アナスタシア様をお救いするのは我らの務め。それを他の陣営の者と――」
「ああ、もうええよ」
アナスタシアはユリウスの言葉を遮って、やれやれとばかりに首を左右に振った。
「悪趣味な猿芝居やったね。まあ、それなりには凝っとったけど、あんなんでウチのユリウスに成りすましたつもりやなんて、えらく軽く見られたもんやね」
アナスタアは目を細めて、ユリウス――否、『姿写しの加護』でユリウスの姿を纏っていた男に、冷たい視線と言葉を向けた。
「おや。今回は結構演出に気を遣ったつもりだったんですが、どこでお気づきに?」
ユリウスの姿のまま、男は首をかしげた。
「ユリウスはウチのこないな格好を観て、あれっぽちしかウチの身の心配をしてくれへん程に薄情な騎士やないの。他にも色々あるけど、敵に親切に教える義理はあらへんね」
どんなものであれ敵に無駄に情報を教えていい事はない。
「――なるほど。さっきの質問の内容からして、怨敵である俺を倒してないのに緊張感が足りてなかったという感じですか。言われてみれば、どこに敵がいるのかわからない状況で、片手をあなたに差し出すのも不用心でしたね。それよりは背中に庇いながら周囲を警戒すべきでしたか。それに本物のユリウスなら独自での救出に拘らず、スバルたちと同盟を結んで協力し合うと考えたわけですか。意地や面子よりもあなたを確実に救出する方を選ぶと。もしかして、最初の精霊魔法もどきからして、疑われてましたかね?」
しかし、男は自分で答えにたどり着いたようだ。腕くみしながら、反省点を語る。アナスタシアも特に反論する点はない。
ちなみに精霊魔法もどきは、ユリウスの精霊魔法に偽装した『光の加護』の単なる閃光で、それに合わせて触手とスライムを消しただけである。精霊魔法の素人のアナスタシアなら騙せるかと踏んだが無駄だったようだ。
「まあ、正直、聡明なアナスタシア様を騙せる可能性は低いとは思ってましたよ。今のはあくまで余興です」
「ふん。それで、そのユリウスの顔でウチの事を犯そうとでも考えてるん? ずいぶんな悪趣味やね」
アナスタアはありったけの軽蔑と嫌悪を込めた言葉を吐き捨てた。
『隷属の加護』で反抗も逃走も封じられてる上に、それがなかったとしても戦闘力が皆無に近いアナスタアではどうする事もできない。
ならば、せめて言いたいことは全て言ってやろうと決めていた。
「いやいや。わざわざそんなご褒美をあげるわけないでしょう」
男は呆れたように首を左右に振り、蔑むような口調で返した。
「ウチの自慢の騎士の美麗な顔も、中身が醜悪やと台無しになるんやね。心の醜さが顔に出とるで。ほんまのブ男は顔だけ綺麗になっても無駄っちゅうことやね」
アナスタシアは、男の挑発を取り合わず、冷めた目でさらに毒舌を重ねた。
「……やれやれ。口じゃアナスタア様にかなませんね。では、本題に入りましょうか」
男が指を鳴らすと、扉が開いて、金髪で長い髪の女性――シルフィが部屋に入ってきた。
「まったく悪趣味ですね」
部屋の中を見渡し、シルフィは開口一番に呆れたような言葉を漏らした。
「シルフィさん? ひゃあ!?」
訝しむアナスタシアの背後から触手が伸びてきて、再びアナスタシアは手足を拘束し、さらに乳房や乳首、尻や股を嬲った。
しかも、その触手は今までのものよりも細く頑丈で、さらに黒く柔らかい無数の毛に包まれていた。
数ミリ程の大きさの小さな毛だが、触手が這い回る度に、その毛がアナスタシアの肌や乳首、膣内を刺激した。
「……あ……はあ……やあ……ふわあ……」
本来なら、くすぐったい程度の刺激だが、『発情の加護』、『敏感の加護』、それに先刻のスライムの体液の効果を受けている今のアナスタシアの体には、性的な快楽を増幅するのに十分な刺激だった。
「……やめ……ああっ! ……ふわ……あ、アカン……そないなとこ……ふあああああ!」
毛の生えた触手に、膣内や尿道、尻の穴まで蹂躙され、アナスタシアは拒絶の悲鳴と快楽の嬌声が入り混じった声を上げる。
「ふふ。いいザマですね」
ユリウスの顔でアナスタシアを嘲笑しつつ、男はシルフィを手招きで招き寄せると、その唇に自分の唇を重ねた。
「なっ……ああっ!……ふわあああああ!」
ユリウスの姿をした男とシルフィの口づけを見せられたアナスタシアは目を見開いて絶句し、そこに触手の愛撫を受けて甘い声を吐いた。
男はシルフィの舌に自分の舌を淫らに絡め、存分に味わい尽くしてから唇を離した。
そして触手に嬲られているアナスタシアを眺めながら、
「どんな気持ちですか? 自分が嬲られてる時に、自分の一の騎士が他の女と結ばれてるのを見せられるのは? 頭では偽物だとわかっていても、結構心に来るものがあるんじゃないですか?」
「……この……根性悪が……ああああああああっ!」
目に涙を浮かべながらも、精一杯に悪態をついたアナスタシアだが、その直後に触手の愛撫に嬌声を上げる。
男の言うように、ユリウスの姿とシルフィの口づけに、アナスタシアは自分でも驚くくらいに動揺していた。
「ああああっ……い、いやや……ふああああああ!」
その動揺に付け入る形で、触手のもたらす快楽がアナスタシアの体と心を蝕む。
男はユリウスの美しい顔で醜悪な笑みを浮かべると、シルフィの服を脱がし、彼女の豊かな乳房を揉みしだいた。
「……ふあ……ああ……」
シルフィの美しい口ぶるから甘い吐息が漏れる。
「くっ……」
アナスタシアは、そんな光景など見てたまるかと目を閉じたが、
「シルフィ、愛しているよ」
彼女の自慢の一の騎士の声で、そんな言葉が聞こえよがしに聞こえてきた。
しかも、目を閉じた事で、かえって肌や体の中を這い回る触手の感触を強く感じてしまう。
「きみを愛してるよ、シルフィ」
「ああっ! ふわああああああ!」
ユリウスの他の女に向けた愛の言葉とシルフィの淫らな喘ぎ声を聞こえてくる。
「いやあ……やめぇ……ああああああ!
聞きたくないと首を左右に振ったアナスタシアの体を触手はさらに我が物顔で蹂躙した。
アナスタシアの腋を這い回り、二つの貧乳を縛り上げ、触手の先端はアナスタシアの乳首を執拗に責めてたてた。
アナスタシアの下半身は太ももから女の花弁、尿道、尻も尻の穴も触手に犯されていた。
「いやああああああ! ああああああああっ!」
アナスタシアはついに絶頂し、同時に失禁した。
アナスタシアの股間から、愛液と小便が流れ落ちて床を汚した。
「無様な有様ですね。本物のユリウスも今のあなたを観たら、失望して一の騎士を辞めるんじゃないですか?」
「……ぐぅ……はあ……ウチのユリウスは……そんなん……あ……ああああああっ!」
男にユリウスの顔と声で嘲けられ、アナスタシアは屈辱に耐えながら言い返そうとしたが、触手に全身を這い回られ絶叫のような嬌声を上げる。
「……ふわあ……はあ……ああ……ふああ……ああああ……」
そんなアナスタシアとは対象的に、ユリウスの姿をした男に犯されるシルフィは、顔を赤く染めながら甘く切ない喘ぎ声を上げていて、まるで恋人同士のようだった。
「……うあ……ああ……ああああああっ! いやああああああ!!」
我知らず翡翠色の瞳から涙を零しながら、アナスタシアは二度目の絶頂を迎えた。
「いかがですか? 自分の一の騎士の姿が他の女と交わるのを観ながら、触手に犯され、五回も絶頂させられた上に、失禁と脱糞まで経験した感想は?」
「……うぐ……ひっく……ふう……うう……」
男の侮蔑に、さすがのアナスタシアも返す言葉もなく嗚咽を漏らした。
男の新型の触手はアナスタシアの子宮や尿道や直腸まで犯し尽くし、アナスタシアは無様に何度も絶頂し、失禁し、ついにはこの場での脱糞にまで追いやられた。
ちなみに垂れ流された汚物は男の『物質崩壊の加護』で跡形も、それこそ臭いや雑菌すら残さずに消滅した。
しかし、アナスタシアの恥辱と屈辱の記憶まで消えるわけではない。
「……ふあ……ひあ……ああ……うああ……!」
しかも、現在アナスタシアは、汚れを吸うという特別製の透明なスライムにまとわりつかれ、全身を――膣内や尿道、肛門に至るまでを舐められ、吸われ、嗚咽の中に喘ぎ声が混じっていた。
「ははは。大商人にして、王選候補者の一人ともあろうものが、無様な姿ですね」
そうユリウスの姿と声で嘲笑されても言い返す余裕もない。屈辱と快楽に屈しないように耐えるだけで精一杯だった。
「ふぅ……はあ……ああ……ああああ……ああああああっ!」
「ふふふ。せっかく綺麗になったのに、また絶頂してしまいそうですね」
男が笑いながら指を鳴らすと、スライムは消滅して、アナスタシアはその場にくずおれた。
男はユリウスの姿のまま、アナスタシアの眼前まで歩み寄り、彼女の顎を掴んで顔を引き寄せた。
「はははは。様々な経験を積まれて、女としての魅力に磨きがかかったようですね」
スライムの体液や『加護』に無理やり体を発情させられ、敏感にされ、幾度も絶頂し、直前までスライムに体中を舐められ吸われていたアナスタシアは、顔は朱色に染まり瞳は潤んでいた。
「くう…‥‥!」
アナスタシアは潤んだ瞳で、それでも男を睨んだが、そこには以前のような気概や気合を感じない。
元々アナスタシアたちは『魅了の加護』でむりやり男に好意を植え付けられている。あくまで怒りや憎しみを薄める程度の好意だが、今日のアナスタシアの様子はそれだけではない。
頭では偽物とわかっていても、想いを寄せてる相手の姿は『魅了の加護』の効果を強める。それはスバルやロズワールの姿でレムやラムを篭絡した時に確信した。
「やはりユリウスの姿は本気で憎めませんか?」
「――うっさい! 気安く触らんといて!」
アナスタシアは男の手から逃れようと足掻いたが、逆に男に取り押さえられ、その小さな胸を愛撫された。
男はさらにアナスタシアの乳首を指で挟んで擦った。
「ふわあ……やめ……いやや……ああああ……!」
「ふふっ。こんなに硬くなって。まるでおねだりでもしてるみたいですよ」
「な、なにを言うて……あああああああっ!」
男はアナスタシアの乳首を自分の舌の上に乗せ、飴玉のように舐め回した。
「いやあ! やめえ! ああっ! こ、こんなん……ウチ……ふああああああ!!」
男はさらにアナスタシアの乳首を口にくわえたまま引っ張り、乳首を吸い上げた。
「いやや! ウチ、おかしくなってまう! ユリウス! ユリウス!!」
泣き叫び、一の騎士の名前を呼ぶアナスタシアに、ユリウスの姿の男は楽しげに笑って、アナスタシアの耳元にささやきかけた
「ふふふ。そんなにユリウスに犯してほしかったんですか?」
「なっ……そんなわけ……ああああっ」
男に女の花弁を愛撫され、アナスタシアの否定の言葉は艶やかな喘ぎ声にすり替わった。
「見てください。さっき綺麗にしたばかりなのに、もうこんなにグチャグチャですよ」
男は、アナスタシアの愛液に濡れた自分の手を見せ、その愛液をアナスタシアの頬に塗り付けた。
「それは! あんたがウチの体をおかしゅうしたからやないの!」
アナスタシアが朱色に染まった顔で怒鳴る。
言うまでもないが、アナスタシアの体は今も『発情の加護』と『敏感の加護』に冒されている。体に染み付いたスライムの体液による性的な発情と快楽を増す効果もまだ消えてない。その上に触手とスライムに散々に嬲られて体を開発された。
そして男に命じられて、部屋の隅から事の一部始終を眺めさせられてるシルフィの視線が『視姦の加護』を発動させ、アナスタシアの体を襲う快楽の嵐をさらに増幅していた。
「それだけじゃないのは自分でもわかってるんでしょう? たとえ頭では偽物だとわかっていても、体はずっとユリウスに犯されたがってた。それを証明してあげますよ」
男のイチモツがアナスタシアに挿入された。
「ふわあああああああ!!」
アナスタシアの股間から愛液が溢れ出る。
「入れられただけで絶頂してるじゃないですか。よっぽど待ち望んでたんですね」
「……ふあ……ウチが……ええなって思ったんは……顔も心も綺麗で……優秀で頑張り屋なユリウスや……あんたみたいな……ユリウスの綺麗な顔を台無にしとるような……性悪なんかに……ひああああああ! あああああああっ!!」
快楽に耐えて必死に言葉を絞り出したアナスタシアだが、男が『寝技の加護』でアナスタシアの膣内の性的に弱い部分を突きまくると、たちまち快楽に染められた声が発せられた。
「俺のような性悪がどうかしましたか?」
「ああっ! ひあっ! いややっ! ふああああああ! ……もう、やめ……! ああああああああっ!!」
男にイチモツで突かれる度に、アナスタシアは絶頂し、股間から大量の愛液が流れ出た。
「いやぁ……! 助けて、ユリウス……! ウチ、こんな偽物になんて……ふあああああああ! いやあああああああ!!」
思わず弱気を口にして本物のユリウスに助けを求めるアナスタシアの膣内を、男は容赦なく突きまくる。
「余計な事は考えずに、『一時の夢』の『救済』に身も心も委ねたらどうですか?」
「……ウチは……そういう現実逃避みたいなんが……一番嫌いなんや……!」
アナスタシアは翡翠色の瞳から涙を流しながら、それでも気丈に自分の大事な一の騎士の姿と声を盗み取った男を睨んだ。
「ウチは絶対に王様になる……! 必ずウチの願いも目的も果たして……そんで、本物のユリウスもウチのもんにする……! ウチの強欲を舐めんといて……! あんたの押し付けてくる虚しい『夢』なんぞに一線の価値も興味もあらへんわ……!!」
度重なる恥辱と屈辱、そして快楽の嵐にも心を折られず、アナスタシアは決然と言い放った。
「素晴らしい。それでこそ堕とし甲斐がありますよ」
男はユリウスの顔でニヤリと笑うと、腰を動かす速度を上げた。
「ひあああっ! ふああああ! やあ……ああっ! ああああああああっ! ふわあああああ!!」
紫色の長い髪を振り乱し、それでもアナスタシアは必死に快楽の嵐に耐えたが、愛らしい唇から淫らな声が溢れるのは抑えられなかった。
「アナスタシア様……いえ、アナ。あなたを心からお慕いし、愛しています」
と、男はそれまでとは打って変わって、真摯で誠実な口調――本物のユリウスのような口調――で、アナスタシアの耳元に愛の言葉を告げた。
「……! ふああああああ! あああああああっ! うああああああああ!!」
一瞬だけ緩んだアナスタシアの心と体を快楽の暴風が襲う。
アナスタシアは体を大きくのけぞらせ、美しい顔を涙と涎で汚しながら絶叫するように嬌声を上げた。
男はさらに『多腕の加護』で数本の『腕』を生じさせ、それでアナスタシアの小さな乳房を、腋を、太ももを、尻を愛撫した。
「ああああああっ! い、いやや! 助けて! リカード! ユリウス! ミミ! エキドナ! 誰か! ああああああああっ!!」
快楽で体をのけぞらせながら、思わずユリウスや他の仲間に助けを求めるアナスタシア。
そんなアナスタシア唇に、男の唇が重ねられた。
「んんんんんんんんんっ!」
『寝技の加護』を持つ男の巧みな舌の動きにアナスタシアはいいように舌と口内を嬲られ尽くした。
その間も『多腕の加護』の『腕』がアナスタシアの全身を愛撫し、男のイチモツはアナスタシアの膣内を蹂躙した。
そしてアナスタシアの子宮に、男の欲望が吐き出される。
「んんんんんんんんっ!!」
アナスタシアの小柄な体が快楽に震える。
男はゆっくりとアナスタシアから唇を離した。互いの舌が唾液の糸を引いている。
「……あ……ああ……はあ……はあ……ああ……」
アナスタシアは快楽の余韻に震え、肩で息をしながら、なにかを求めるように口を開いたままだった。
「どうしかしましたか? もっと口づけを続けてほしかったのですか?」
「ぐぅ……だ、誰が……! 本物のユリウスならともかく、あんたなんかとは金輪際ごめんこうむるわ!」
顔を朱色に染めながら、アナスタシアは忌々し気に吐き捨てた。
「ははは。本物のユリウスと口づけしたかったのは否定しないんですね。そんなにユリウスが好きなら、さっさと結ばれておけばよかったのでは?」
「……ウチには色恋の前に果たすべき願いと目的があるんや」
男の揶揄に、アナスタシアは体を汚され、心を暴かれ、それでも折れることなく言い放った。
「王選ですか。しかし、もうアナスタシア様がそれを気に留める必要はありませんよ」
『……やめ……ああっ! ……ふわ……あ、アカン……そないなとこ……ふあああああ!』
『ひあああっ! ふああああ! やあ……ああっ! ああああああああっ! ふわあああああ!!』
男が指を鳴らすと、虚空に触手に嬲られるアナスタシアの姿とユリウスの姿の男に犯されるアナスタシアの姿が声付きで映し出された。
「……んなっ………」
さすがに絶句して言葉もないアナスタシア。その聡明な頭脳はこの後の男の言葉を予想できたのか、顔から血の気が引いている。
「ふふっ。なんなら前に俺に犯された時の映像も、さっき脱糞された時の映像も出せますよ。これをルグニカ中の国民に見せたら、アナスタシア様が王になるのは不可能でしょう? ああ、ついでにリカードたちや本物のユリウスにも見てもらいますか?」
「……あ……や……あ……」
男はアナスタシアの顔を覗き込んだ。
アナスタシアの美しい顔は蒼白になり、強固な意志と気概を宿していた翡翠色の瞳には絶望の色が浮かび、小柄な体は微かに震え、形のよい唇から言葉にならない声が漏れてる。
「いい顔です。心の強い女性ほど、絶望した時の表情はたまらないですね」
「……悪趣味」
と、それまで沈黙してたシルフィがポツリとつぶやいた。
男はそれを聞こえなかったフリをすると、アナスタシアの華奢な抱きしめた。
「アナスタシア様。あなたの願いも望みも、もう潰えました。これからは私の与える『夢』に溺れてください」
「……! いやや! 誰があんたなんかと! んんんんんんんっ!」
まだ完全に心が折れていなかったのか、アナスタシアは反発したが、男に強引な口づけで唇を塞がれる。
そのままアナスタシア押し倒され、男のイチモツを挿入された。
さらに『多腕の加護』の『腕』で胸や腋や尻を愛撫され、床から伸びてきた触手が指の先から足の裏に至るまでを這い回り、刺激した。
「んんんんんんんんんんんっ!!」
アナスタシアの体は快楽で埋め尽くされ、大きくのけぞり、全身を痙攣させた。
「んんっ! んんんんんんっ!」
それでも男はアナスタシアの唇を解放せず、自分の舌でアナスタシアの舌と口内を嬲り続けた。
アナスタシアは、翡翠色の瞳から涙、口からは涎、股間からは愛液を垂れ流しながら、全身を蹂躙され続けた。
「ぶはあ。 さあ、もう一度中に出すぞ」
「いやや! いやああああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!」
男の性液を子宮に流し込まれ、アナスタシアは悲哀と快楽の入り混じった声を上げた。
その声とは裏腹に、アナスタの両腕は無意識に彼女の一の騎士の姿を纏った男の背中に回されていた。
――数時間後
「ふわあ❤ 好きや、ユリウス❤❤ 愛しとる❤❤ 愛しとるよ、ユリウス❤❤❤」
アナスタシアは快楽に曇った目で、ユリウスの姿をした男を愛おしげに見つめ、愛欲に染まった顔と声でユリウスを求めた。
「ええ、私もです。愛していますよ、アナ。」
男はユリウスの真摯で誠実な言葉を模倣して、薄っぺらな愛の言葉を返す。
本来のアナスタシアなら、すぐに偽物と気づく茶番劇。しかし快楽と愛欲に溺れた今のアナスタシアには、そんな判断力は残っていない。
「ユリウス❤❤ もっとや❤❤ もっとウチを抱きしめてえな❤❤❤」
ユリウスの姿をした男に犯されながら、アナスタシアは自分も男を強く抱きしめ返し、両足さえも男の腰に絡め、自ら積極的に腰を動かした。
元より、あらゆる事柄に強欲で努力家なのがアナスタシアという女性だ。
一度己の想いを認め、振り切ってしまえば、自分から積極的に求めるようになる。
アナスタシア自身、そんな自分の気性を理解してたからこそ、王選が終わるまでは色恋に溺れまいと、ユリウスへの想いを抑えていたのだろう。
(ユリウスがクソ真面目で堅物だからってのもあるかもだけどな)
ユリウスの性格を考えたら、主と恋仲になる等、生半可な話ではないだろう。ましてや王選の最中なら猶更だ。
(そういえば原作の世界では『エミリアは俺の嫁だ』と言い切ったスバルを羨望の眼差しで見てたな)
そういう意味では、アナスタシアとユリウスは正反対のようで、存外に似た者主従なのかもしれない。
「ああああああああっ❤❤ ユリウス❤❤❤ ユリウス❤❤❤」
男が腰を動かすと、アナスタシアは蕩けた顔で快楽に染まった喘ぎ声を上げ、幸せそうにユリウスの名前を呼び続けた。
「アナ、中に出しますよ」
「うん❤❤ 出してえ❤❤ ウチ、ユリウスの子供を産みたいんや❤❤❤」
ユリウスの姿をした男の腰の動きは激しさを増し、やがてアナスタシアの中にその欲望を吐き出した。
「ああん❤❤❤ ユリウス❤❤❤ ウチはユリウスの自慢の奥さんで、ユリウスの子供の立派なお母さんになるさかいな❤❤❤」
大商人である事からも、王選候補者の一人である事からも解放されたアナスタシアは、恋と愛欲に満ちた一人の女としての叫びを響かせた。
「本当にあなたは悪趣味でクズですね」
アナスタシアが堕ちた後、席を外していたシルフィは、幸せそうに眠っているアナスタシアを一瞥すると、ユリウスの姿を解き本来の姿に戻った男に向かって、吐き捨てるように言った。
「おいおい。酷い言われようだな。見ての通り、アナスタシア様は俺の与えた『夢』で『救済』されて幸せになられたぞ」
「どうせ後で正気に戻ったアナスタシア様に、偽物の想い人に犯されて幸せそうにしてる姿を見せる嫌がらせのためでしょう?」
シルフィに『一時の夢』の手口を見せるのは初めてだが、正しく理解されていた。
「というか、最近、エミリア様やレムさんたちの様子がおかしかったのは、こういう事ですか。心底から軽蔑するほどに悪趣味ですね」
「いやいや。アナスタシア様に関しては本当に『救済』なんだぜ。なにせ、本来ならアナスタシア様はこんなに大好きなユリウスの事を忘れる所だったんだからな」
冷たい視線と言葉を向けてくるシルフィに、男は苦笑しながらアナスタシアの方を見た。
「……うん……ユリウス……」
アナスタシアはどうやら夢の中でもユリウスと愛し合ってるようで、幸せそうな寝言を漏らしている。
「忘れる……ですか? こんなに好いてる人の事を……?」
シルフィは信じられないとばかりに眉を寄せて首をかしげる。
「そうだ。暴食の大罪司教のせいでな」
原作の世界では、ユリウスは水門都市プリステラでの戦いで、暴食の大罪司教ロイに不覚を取り、『名前』を食われるのだ。
それによってユリウスはこの世の全ての人々に忘れ去られる。
それは同じ陣営の戦友のリカードたちや主君で想い人のアナスタシアも例外ではない。唯一の例外はナツキ・スバルだけだ。
「だが、ユリウスは今頃アナスタシア様の捜索で必死で、暴食の大罪司教と遭遇する事もないだろう。おかげで、こうして大好きなユリウスと愛し合う『夢』まで見れるんだから、ずいぶんと幸せな話だろう」
「‥‥‥結局、後で嫌がらせのネタにする時点で、クズで悪趣味なのは揺らがないと思います。そもそも、その前に快楽と絶望で正気を奪ってるのが非道で卑怯です」
なにやら勝ち誇ったような顔をしてる男に、シルフィは冷たく指摘した。
「手厳しいな」
男は苦笑を深めたが、シルフィは態度と言葉こそ冷たいが、本気で怒ってる風ではない。
「お前は俺を行いを軽蔑してるが、本気で憎んでるわけじゃなさそうだな」
むろん『魅了の加護』の効果もあるのだろうが、シルフィは他の者と比べて明確に男への怒りが薄い。
「そのユリウスという男性は生きているのでしょう?」
「ああ。さっきも言ったように今頃は必死にアナスタシア様を捜索してるよ」
「なら、あの男よりはマシです。あの男は私を花嫁に迎える際に、私の家族を殺し、それから故郷の村の人たちも、みんな殺しました。お世話になった人も、仲が良かった友達も、ただ顔と名前を知ってただけの人たちも、みんな――」
「……‥‥‥…」
男からしたら、すでに知ってた話だが、目に涙を浮かべながら語るシルフィには鬼気迫る迫力があった。
「あの男の花嫁もみんな同じ境遇です。中には恋人を殺された者もいました」
「……レグルスに比べたらマシだから、俺を憎まないのか?」
「勘違いしないでくださいね。あの男よりはマシというだけで、あなたの行いを肯定するつもりはカケラもありません。何度も言いますが、あなたは悪趣味なクズです。いずれ地獄に落ちるべきです」
涙声でも、シルフィの男を非難する言葉は淀みなく発された。
「容赦ないな」
男は苦笑した。自覚はあるし、ここまでハッキリ言われると逆に腹が立たない。
「あの男は、こういった不満を口にする事さえも許してくれなかったので、その反動かもしれません」
シルフィは目元を拭って、涙のカケラを払った。
「こうして家族や故郷の人たちを想って泣く事すら、あの男は許しませんでした」
ポツリと、シルフィはそう付け加えた。
「そういえば、お聞きしたいのですが、あなたは私の家族の姿にもなれますか?」
「ん? いや、俺はお前の家族の容姿を知らないからな」
知らない人間の姿は纏えない。つまり、『姿写しの加護』で姿を纏えるのは、リゼロの原作の挿絵や漫画版やアニメ版で容姿が明らかになってる者限定だった。
「そうですか。残念です。数年ぶりに家族の顔を観れるかと思ったのですが」
「仮にお前の家族の姿になれたら、その姿でお前を犯してたかもしれないぞ」
軽く肩を落としたシルフィに、男は冷たくそう告げた。
冗談でも悪ぶってるのでもない。実際にペトラにはそうした。
「ああ、その可能性がありましたね。やはり、あなたは悪趣味なクズです」
冷たくそう言い放ちながらも、シルフィはこう付け加えた
「でも、あの男の姿で犯されるのよりはマシですね」
――そうしないでくれた事に少しだけ感謝します、という言葉は喉の奥に抑え込んだ。
「ふあああああ❤ ああああああ❤ ふわああああああ❤❤」
眠るアナスタシアを監禁部屋に運んだ後、シルフィは改めて男の自室に呼び出され、男に犯されていた。
『絶倫の加護』で衰え知らずの男のイチモツはシルフィの膣内を容赦なく蹂躙した
「はああああ❤ あ、あれだけアナスタシア様を犯して……それでも足りないなんて……本当にケダモノですね……。ふああああああ❤」
悪態をつきつつも、シルフィは顔を朱色に染め、その声は快楽に染まってる。
男の陵辱にも、それによる快楽にも、『魅了の加護』の効果にも、シルフィには一切の抵抗をしない。
無抵抗でいるのは慣れていた。レグルスの不条理で理不尽な仕打ちの全てに無抵抗で従うを事を強いられる日々を何年も過ごしてきた。
それにシルフィにとって、男の与える快楽は長らく失っていた生きている実感を思い出せてくれたものだ。
愛する人たちと引き離されて陵辱され、挙句にその愛する人たちの姿やその人たちへの想いすら弄ばれてるアナスタシアたちとは、男に陵辱を受けてるという立場は同じでも根幹が大きく異なった。
「ユリウスの姿の俺に犯されるのと、今の俺に犯されるのと、どっちが気持ちいい?」
「……はあ……確かに……あんな……綺麗な容姿の男性に抱かれるのは……ああん❤……ふはあ……悪い気持ちはしませんが……ふああ❤……でも、アナスタシア様に申し訳なかったので……相対的には……ああああっ❤ ……い、今の方がマシです……ふわあああああ❤❤」
返答の中に艶やかな嬌声を交えつつ、シルフィは手を伸ばして、自分を犯す陵辱者を男の顔に触れた。
「それに……私は……貴方の顔、嫌いじゃないですよ……」
「……おかしな趣味だな」
「ええ……。‥‥…多分、最低な男の花嫁にされてたせいで……趣味がおかしくなったのだと……ふわあああああああ❤❤」
シルフィは快楽に美しい体をのけぞらせた。シルフィの豊かな乳房が淫らに揺れ動く。
「そら、中に出すぞ」
「ふわあああああ❤ 私の中に、熱いのがたくさん❤❤」
中出しされたシルフィは絶頂し、その美しい裸身は快楽で震えた。
地獄の底から、少しだけマシな地獄になっただけ。
そう理解した上で、シルフィにとっては、その「少しマシ」こそが『一時の夢』であり『救済』だった。
決して口には出さないし、エミリアたちのためにも、男がいつか地獄に落ちる事を願ってはいるが。
――男がいつか地獄に落ちる日まで、シルフィはその『夢』と『救済』を受け入れ続ける。
第21話終了です。
最期まで読んでくれて、ありがとうございます。
楽しんでいただけたなら、幸いです
アナスタシアのユリウスへの想いは、特典小説の陣営結成編での描写を元にして、自己解釈も交えて描いてます。
自分の想いを素直に吐き出したアナスタシアは書いてて楽しかったです(経緯は最悪ですが)
結果的に、シルフィが最後に美味しい所を持ってく形になりました
シルフィのオリ主への感情は純粋な恋愛感情というよりも感謝と依存に近いです(そもそも『魅了の加護』の影響も受けてる)。
ただシルフィはしっかりした理性と良識の持ち主なので、あんな外道に完全に好きになったり依存をしてはいけないのは理解してて、だからこそ、あくまで『一時の夢』としてます。
前にも同じような事を言いましたが、レグルスが最低すぎて、オリ主が何をやっても「あの男よりはマシ」になるのは自分で書いてても笑えます。
次回はいよいよプリシラ回の予定です
プリシラファンのご期待に添えるモノを書けるよう努力したいです