リゼロ 転生者の男が加護を駆使して、救済を建前にヒロインたちを寝取る 作:[email protected]
プリシラ編の第三弾です。
プリシラを追い込むために、オリ主が次に狙うのはプリシラの『魂の母親』だった。
今回もアニメの範囲外のネタバレが少しあるので、それを留意した上で、お楽しみください。
――ヨルナ・ミシグレ。
ヴォラキア帝国の九神将の『漆(七)』であり、『極彩色』の異名を持つ。
紅瑠璃城を居城に魔都カオスフレームを治めている狐人の美女だ。
カオスフレームには、様々な国や地域から居場所を失ったはぐれ者や迫害を受けた弱者が集まってくる。
その結果、町全体に文化や建築様式の異なる建物が雑多に並んだ、まさに『混沌の街』だった
弱肉強食を掲げるヴォラキア帝国の、それも最強を誇る九神将の一人でありながら、ヨルナは慈悲深く、自分を頼って集まってきた者たちを全て受け入れ、親身に、愛情を以て接した。
ヨルナはカオスフレームの住民を母親のように愛し、住民もまた一人の例外もなくヨルナを慕い敬愛している。
「そんなみんなから愛されてるヨルナ様を誘拐しようなんて心が痛むぜ」
男は『混沌の街』を眺めながら、そんな心にもない事をつぶやいた。
毎日のように罪のない女たちを犯し、泣かせ、強引に快楽に染めて性奴隷にしてるような男に、そんな殊勝な気持ちがあるわけがない。
むしろヨルナの豊満な体を味わい、その美貌を涙と快楽に染め、そして彼女の魂の娘と並べて性奴隷にしてやろうという邪な企みに満ちている。
ヨルナは手強い相手だが、愛する者が多いという事は彼女の力であると同時に付け入る隙でもある。
魔都カオスフレームの中央にそびえる紅瑠璃城。
その名前の通りに、城の土台や骨子に瑠璃色の石がふんだんに使われ、深みのある青い光沢を放ちながら、時折、血のように赤い光を纏う。
一定の色合いであろうとしない、移り気な色を纏った、ある意味で混沌の街の居城に相応しい混沌の城。
その天守閣で、城の主であるヨルナ・ミシグレは一枚の紙きれを前に手を震わせていた。
色白の肌からは、さらに色が失われていた。
その紙切れには、端的に、こう記されていた。
「あなたの従者であるタンザ嬢は預かった。返してほしければ、誰にも何も言わずに、指定の場所まで一人で来られたし」
ヨルナ・ミシグレは決して考えなしの直情的な人物ではない。
むしろ普段は冷静で飄々とした掴み所のない雰囲気の人物だ。
しかし、それが彼女が「愛し子」と呼ぶほどに深く愛するカオスフレームの住民に関する事となれば話は別だ。
住民の中から、ヴォラキア兵にレイプ殺人された被害者が出たのが原因で反乱を起こす程である。
なお、その調子で幾度も帝国に反乱を起こしていながら、その度に許され、九神将の地位を維持し続けてる程の実力と人望の持ち主でもある。
ともあれ、タンザを誘拐されたヨルナは、激情を胸に秘めて、すぐさま指定された場所に向かった。
周囲に人里の無い荒野。男が指定した場所で男とヨルナは対峙していた。
ヨルナは亜人の狐人だ。人間に近い外見だが、頭部から伸びる耳は狐耳で、細身の体から豊かな毛並みの狐の尾が九本も生えてる。花魁のような妖艶な雰囲気と相まって漫画に登場する狐の女妖怪のようだと男は思った。
毛先にゆくにつれて徐々に白から橙色へ色濃く発色する髪を丁寧に美しく結い上げている。
その髪を飾るのは動物の牙や角を加工して作られた簪で、それ以外にも牙や鱗を素材とした髪飾りの数々がある。
細身の長身を花柄をあしらった鮮やかな着物に包み、その着物の肩をはたけさせている。それによって僅かにあらわになってる胸元にはプリシラにも劣らぬ巨乳がある。
「初対面の女にぶしつけな視線を向けてくるものでありんすな」
男の情欲のこもった視線に、ヨルナは嫌悪感を隠そうともせずに吐き捨てた。
彼女とて、目的のために男のそういった情欲を利用する事はあるが、年端も行かない少女を誘拐し、顔を合わせるや情欲の視線を向けてくるような輩には嫌悪と軽蔑以外の感情は持ちようがない。
「これは失礼。ヨルナ様があまりにもお美しいので、つい」
男はわざとらしく気取った口調とで謝罪して軽く頭を下げた。
「そんな事よりもタンザを離しなんし。年端のいかぬ娘子に狼藉を働く事に恥を感じぬでありんすか?」
男の横に触手に全身を捕えられた十代前半の少女の姿がある。ヨルナの従者であるタンザだ。
茶色の髪で、まだ幼さが残るが愛らしい顔に、男への恐怖と大切な主の足を引っ張った事への自責の念が浮かんでる。
青色に桜の花びらの模様が入った洒落た着物に身を包み、小さな頭から鹿の角が生えてる鹿族の少女だ。角の根元には花を模した髪飾りをしている。
「タンザちゃんと大して歳の変わらない女の子を何度も犯してるんで、今さらこのくらいで恥ずかしくはならないですね」
男はぬけぬけと言い放った。
ヨルナの美しい顔が憤怒と嫌悪で険しくなり、タンザは愛らしい顔に恐怖と共に憎しみに近い軽蔑を浮かべて男を睨んだ。
「ああ。そういえばタンザちゃんのお姉さんはヴォラキアの兵士たちに輪姦されて殺されたんでしたか。ここは一つ、お姉さんと同じ体験をしてみるってのも一興かもしれません」
男は言いながらタンザの顔に触れる。タンザは恐怖と嫌悪感で顔を引きつらせながらも、悲鳴を押し殺して、涙を浮かべた黒い瞳で男を睨んだ。
「タンザ、わっちの――」
「ああ、『婚魂術』でタンザちゃんを強化しようとしても無駄ですよ。タンザちゃんのマナは封じてあるんで。マナが封じられてるんだから、いくら『婚魂術』でマナを送っても無駄ってもんです」
ヨルナの言葉を遮って、男は言い放った。
――ヨルナはカオスフレームの全ての住民と『婚魂術』で繋がっている。
それはヨルナが自分のマナで彼らを守ってやれるという事だ。ヨルナの『婚魂術』を通じてマナで強化されれば、タンザのような少女でも鋼の鎧を纏う以上の強度と一流の武芸者のごとき身体能力を得られる。
同時にカオスフレームの住民たちのマナを集めてヨルナを強化する事も可能という事でもあった。一つの都市の住民たちからマナを集められた際のヨルナはヴォラキア最強のセシルスの剣さえ受け止められる強度となる。
さらにはヨルナは紅瑠璃城をはじめカオスフレームの住民が作った建物一つ一つを『婚魂術』で操り、攻防一体の武器として自在に動かせるのだ。
まさにカオスフレームという都市はヨルナにとって無敵の城塞だ。
戦場がカオスフレームであるなら、ヨルナは本来は格上のセシルスやアラキアすら退けられる。だからこそタンザを餌に、わざわざヨルナをカオスフレームの外まで誘い出したのだ。
「……わっちにどうしろ言うんでありんすか?」
激情を堪えて、ヨルナは男の要求を問う。
信じがたい話だが、現にタンザに『婚魂術』での強化が届かない。紅瑠璃城からヨルナに気づかれずにタンザを連れ去った手腕といい、目の前の男がただの下郎ではないと認めざる得ない。だが、まずはタンザの安全が第一だ。
「そうですね。とりあえず、着ている物と身に付ける物を全て捨ててください」
「――ダメです! ヨルナ様!」
男の要求に声を張り上げたのはタンザの方だった。
「初手でいきなり女に脱げとは風情も何もないでありんすな」
「生憎、そういうのとは無縁なんで。それに、あなたの身に付けてる飾りは全て『婚魂術』の触媒なんでしょう? あなたの大好きなカオスフレームの住民たちがあなたへの感謝と敬愛を込めた贈り物。それを自分の身を守る身代わりにできる」
プリシラが亡き夫たちの贈り物でやってたのと同じ理屈である。
「わっちの愛し子たちからの贈り物を、単なる身代わり人形のように言われるのは不愉快でありんす」
ヨルナの表情と声が険しさを増していく。
そもそも『婚魂術』の触媒に成り得るのは、それを献上したカオスフレームの住民たちのヨルナへの敬愛や信頼が本物である証だ。貧しい亜人の民が自分の牙や角を材料にして作った物もある。
それを単なる消耗品のように語る男の言い草は、ヨルナは神経を逆なでした。
「これは失礼。でも、そういう側面があるのも事実ですよね? なので、もう一度言いますが、身に付けてる物を全て捨ててください。それとも先にタンザちゃんの方に裸になってもらいましょうか?」
男の言葉に反応するように、タンザを捕えている触手が不気味にうごめいた。
「ヨルナ様! 私に構わずにお逃げください!」
タンザが悲痛な声を上げた。普段は無口で大声を出すことなど滅多にない少女の必死の叫び。しかし、なればこそ、この少女を見捨てるなどという選択をヨルナに選べるわけがない。
ヨルナは纏っていた着物を脱ぎ捨て、その白く美しく豊満な裸身を晒した。そして簪や髪飾りを全て外し、それを丁寧な仕草で周囲の地面に置いた。
「これで満足でありんすか?」
「ヨルナ様……」
自分のせいで、あられもない姿になった主に、タンザは黒い瞳から涙を零した。
「それで、次は何がお望みでありんすか? このままわっちを手籠めにでもするんでござんりんす? それとも他に何か御用があるんでありんすか?」
挑発するようにヨルナは問いを投げかける。
「そうですね」
男は考え込むように目を閉じる。ヨルナはその隙を見逃さずに駆けだした。
『婚魂術』なしでもヨルナの身体能力は超人的だ。さすがに『青き雷光』のセシルスには遠く及ばないが、疾風のような速度で、男までの常人なら50歩ほどの距離を一瞬で駆け抜け、男がタンザに手を出す前にケリを付けようと手刀を繰り出そうとし――。
瞬間、男の前に、橙色の髪で紅の瞳を持った豊満な体の美女の姿が現れた。その手にはヴォラキア皇族しか手にできないはずの赤い魔剣――陽剣が握られている。
本来なら、この状況で自分の前に立ちはだかるなら相手が誰であろうと容赦しないはずだった。正体が誰か詮索するのなど後回し。たとえ、その手に陽剣が握られていようと使われる前に倒す――そのはずだった。
しかし、ヨルナは驚きに目を見開き、思わず、その場に硬直した。
「ぷ、プリスカ……?」
茫然と、紅を塗った美しい唇から、その名前が漏れる。
そのヨルナの背中に、男の手が触れる。
『金縛りの加護』と『マナ封じの加護』の効果を打ち込まれ、ヨルナはその場に倒れ伏した。
「ヨルナ様!」
タンザが悲鳴のようにヨルナの名を呼ぶ。
油断したと見せかけてわざと隙を作り、『再現の加護』でプリシラの姿を出現させ、逆に驚きと動揺で隙を作ったヨルナの背後に『縮地の加護』で回り込んだのだ。
『縮地の加護』は、紅瑠璃城から誰にも気づかれずにタンザを連れ去るのにも役に立った。
プリシラの姿を使えば、ヨルナが動揺するのはわかっていた。なにせ彼女たちは『魂の親子』なのだから――。
「ふん。次はどのような趣向かと思えば」
男の自室に入ったプリシラは退屈そうにため息をついた。
『隷属の加護』で行動を縛られ、これから陵辱を受けるという時も、その傲慢な態度は変わらない。
そしてプリシラの目前のベットの上には見知らぬ狐人の女が寝かされている。プリシラの目から見ても、かなり美しい。しかも、相当の手練れだ。
もっとも、どうやら今は男の『加護』で動きを封じられてるようだ。
大層な事に尻尾が九本も生えている。アルが以前に語っていた九尾の狐なるアヤカシのようだ。
「ふん。妾を犯す前に他の女を、か。それとも、よもや見知らぬ女が手酷く犯されるのを見て妾が怯えるとでも……うん?」
プリシラは眉をひそめ、狐人の女――ヨルナを凝視した。
ヨルナの方も部屋に入ってきたプリシラを目にして、思うように動かない体がさらに固まっていた。
「ぷ、プリスカ……」
思わずヨルナの口から洩れた自分のかつての名前に、プリシラは目を細めた。
そして「あぁ」と小さく納得したように吐息し、
「――誰かと思えば、母上ではないか」
血の繋がらない、だが間違いなく自分を産んだ女の成れの果てであると看破した。
「な、なにを……わっちは主さんの母親などでは……」
「つまらぬ言い逃れはやめよ。妾を謀りたいなら魂の在り方そのもの変えよ。姿形や言葉遣いが変わった程度で妾の目は誤魔化せぬ」
必死に動揺を抑えながらのヨルナの返答を、プリシラはバッサリと切り捨てる。
思わず沈黙するヨルナ。そこに――。
「二人とも、親子の感動の再会を果たした気分はどうかな?」
見計らっていたのか、男が部屋の入り口から声をかけてきた。
男の横にいるアラキアは、訝しむように眉をひそめてる。
「親子……? 二人、似てない。それに、姫様の母親、死んだ。ヨルナが、姫様の母親のはず、ない」
「ああ……。厳密には彼女がプリシラの母親サンドラ・ベネディクトだったのは前世の話だ。彼女の元々の名前はアイリス。『アイリスと茨の王』――帝国の史実をもとにした有名な悲恋物語の当事者って事さ」
「???」
衝撃の事実を明かされても、アラキアは話が理解できずに疑問符を浮かべてる。
プリスカと戦い以外に関しては野生動物に近い感性と知識のアラキアには前世という概念は理解できないし、帝国で有名な悲恋物語に関してもほとんど何も知らない。
対象的にヨルナは言葉を失って絶句している。自身の根幹とも言える過去と正体をあっさりと言い当てられたのだから無理もない。
「そのケダモノは『大瀑布』の向こう側の人間――その転生であるらしいぞ。半分は母上と同じ境遇というわけだ。もっとも、そやつが母上と同じように現世に縛られ幾度も転生を繰り返すのかは知らぬがな」
プリシラは狼狽してるヨルナを観てられないとばかりに簡単な説明をしてやった。
「『大瀑布』の向こう側? それはどういう――いや、それよりアラキア、なぜ主さんがその下郎と一緒にいるんでありんすか? よもや、これは皇帝閣下の御意思なんでござりんすか!?」
ヨルナが男と一緒にいるアラキアに視線を向ける。
同じ九神将の同僚だが、二人に接点はほとんどない。以前ヨルナが帝国に反乱を起こした時に鎮圧に派遣されたアラキアと紅瑠璃城で戦った事があるのが一番深く関わった出来事だった。
「閣下、関係ない。この人、姫様の命、守ってくれる。気持ちよくも、してくれる」
「なにを――」
「母上。残念ながら、そこな駄犬は、そのケダモノに飼いならされておる。実りのある会話は期待できぬぞ」
アラキアとヨルナの不毛な会話を遮ったプリシラは、そこで初めて傲岸不遜な表情を消して、頭痛を堪えるような顔をした。
――余談だが、ルグニカ王国では王族は殿下、ヴォラキア帝国では皇族は閣下という敬称で呼ばれている。
「ふん。それで妾の目の前で母上も犯そうという腹積もりか。それとも母上の目前で妾を犯すか。どちらにしろ下劣なだけで凡庸なる企てよな」
「すいませんね。御大層な力を持ってる以外は凡人なんで」
退屈そうに軽蔑の視線の向けて来るプリシラに、男は苦笑いしながら言い返す。
「でも結構効果的だと思ってますよ。あなたは身内に対しては存外に情が強いみたいですからね」
「はっ」
男は皮肉をたっぷりと込めた言葉を投げつけるが、プリシラは鼻で笑い飛ばした。
「お待ちんさい。タンザは? わっちの従者の娘はどこでありんすか!?」
と、ヨルナは声を荒げてタンザの安否を問う
「タンザちゃんは無事ですよ。今のところは何もしてません。それより自分の心配をした方がいいですね」
動けな体で、それでもベットの上からの自分を睨むヨルナの青い瞳を見返しながら、
男はヨルナの豊満な乳房を揉みしだいた。
「ふあっ……!? くっ……ふぅ……ああっ! くぐっ……! うぅぅ……!」
言うまでもなく、『発情の加護』と『敏感の加護』の効果を発動させてる。
ヨルナは下郎の愛撫に予想外の快楽を感じ、発情する自分の体に困惑しながら、屈辱と恥辱で白い肌を紅潮させ、紅を塗ってる唇を嚙んだ。
「意外とウブな反応ですね。何度も転生して、子供も産んで、あんな花魁みたいな恰好をしてるのに」
リゼロの世界に花魁がいるのかは知らないが、着物を纏っていた時のヨルナはまさに花魁という風情だった
「……わっちは確かにいくつもの人生を歩み、その中で男と交わり子を産んだことも、愛する者たちを守るために男の情欲を利用したこともあるのは否定しないでありんす。けれど、下郎のような下劣な男に体を許した事は一度だってござりんせん」
冷たい軽蔑の視線と言葉を向けるヨルナに、男はむしろ楽しげに笑った。
「そうですが。それじゃ今日はめでたい初の陵辱初体験記念って訳ですね」
男は『寝技の加護』による巧みな愛撫で、当人の意に反して発情し性的な刺激に敏感になっているヨルナの豊満な体を愛撫し、舐め回す。
「くうぅぅぅ……! ふう……はあ、ううう……! ふあああああ……!」
「さすがプリシラ様の魂の母上。とてもいい味ですよ」
醜悪な笑みを浮かべながら、男はヨルナの美しい体を指でなぞり、舌を這わせる。
「ふうぅぅぅ……! ……下郎……主は何が望みなんでありんすか? くっ……はあ……よもや、それだけの力がありながら……ふあああ……本当に女を嬲る事だけが望みだというでござりんすか……?」
「お恥ずかしながら、その通りなんですよ。でもねえ、あなたたちにとっても悪い話ばかりじゃないですよ。ヨルナ様、それともアイリス様の方がいいですかね? あなたの望みを叶えて『救済』してさしあげようじゃないですか」
屈辱的な快楽に耐え、必死に喘ぎ声を抑えながらのヨルナの問いに、男はいやらしく笑いながらヨルナの狐耳に囁きかける。
「開き直っているようで、いちいち『救済』などと、心にもない戯言で、己の心を誤魔化す。『力』の厄介さに反して、小心にして臆病、いっそ滑稽な程の器の小ささよな」
プリシラは目を閉じて紅の瞳を閉ざしながら、辛辣に男の性根を酷評した。
ちなみにアラキアはプリシラの頬や首を舐めている。どうやらヨルナの正体を理解する事は放棄したようだ。
「はは、手厳しいですね。でも、らしくもなく目を閉じていらっしゃるのは、やはり母親が犯されるのは見るに忍びないんじゃないですか?」
「戯けが。妾がそんな子離れできぬ女に見えるか? 妾の視線を貴様のゲスな能力に利用されるのが気に入らぬだけだ」
プリシラは冷たく告げる。それが本心なのか強がりなのかは、その表情からはうかがえない。
「さいですか。じゃあ、アラキア、こっちを――ヨルナ様を観ろ」
「ん?」
と、アラキアはプリシラを舐める舌を止めないまま、それでも素直に視線をヨルナに向けた。
「ふ、ぁ……!? ああっ! くっ、は……ああああああっ!」
アラキアの視線を媒介に『視姦の加護』が発動し、ヨルナの体をさらなる快楽の嵐が襲った。
「く、はあ……わっちに…‥‥はあ……なにを……ああっ! ふああああ!」
男の手の中でヨルナの豊満な胸が淫らに形を変え、その度にヨルナの美しい顔は屈辱と快楽に歪み、その形のよい唇から本人の意思を無視した艶やかな喘ぎ声が漏れる。
「はは。今まで交わったどんな男に触れられるのよりも、いい気持ちでしょう?」
「く、はあ……こんなことで……か、ああ……ふあ……わっちを自由にできると……あ……う……ああああっ!」
男はヨルナの右手と舌でヨルナの乳房を嬲り、左手でヨルナの女の花弁を弄った。
「強がってても、こんなに濡れてるじゃないですか」
男の嫌味ったらしい言葉に、ヨルナは朱色に染まった顔で悔し気に唇を嚙んだ。
もっとも『寝技の加護』だけでも百戦錬磨の娼婦が快楽に沈むことを考えたら、『発情の加護』『敏感の加護』「視姦の加護』を使った愛撫に理性を失わずにいるだけでも大したものだ。
「はは。ヨルナ様の尻尾、モフモフしてて気持ちいいですね」
男は今度はヨルナの九本の毛並みの良い尻尾を撫でた。
「くっ……わっちの尾に触れるなでありんす」
鋭い目でキッと男を睨むヨルナだが逆効果だった。
「ふふ。やっぱり感じてるんですね。九本もあるし、これは楽しみ甲斐がありますね」
「ふあ……やめ……は……うぅぅぅぅ……!」
男に尻尾を撫でられ、頬擦りまでされ、屈辱に震えながらも甘い声を上げさせられるヨルナ。今のヨルナは全身が性感帯と言っても過言でないような状態だ。
「じゃあ、そろそろ今生でのヨルナ様の男になるとしますか」
男は背後からヨルナの女の花弁に自分のイチモツを当てがった。
「くっ、この下郎っ! う、ああああああ!」
男のイチモツがヨルナを貫き、ヨルナの美しい口から苦鳴が漏れた。
「おや。さすがに今代でも純潔ではありませんでしたか。花魁みたいな恰好で処女ってのも意外性があるかと思ったんですが」
揶揄するように笑いながら、男は腰を動かした。
「ぐああああ! ぐう……こんな事で……! ふあ、ううぅぅぅぅ……! ……はあ……うん……んんっ……!」
ヨルナは狂おしい程の快楽を、その強靭な精神力で必死に抑え込もうとした。歯を食いしばり、嬌声を噛み殺そうとする。
「無理に我慢しないで、もっと色っぽい声を上げてくださいよ。タンザちゃんがどうなってもいいんですか?」
「外道が! 己に恥じる事はないんでござりんすか!!」
「いやだなあ。そんな感情があったら、こんな事してませんよ。それより、そっちこそ自分が恥ずかしい思いをするのと大事なタンザちゃんの貞操と、どっちが大事なんですか?」
ヨルナの周囲の空気を震わす程の怒声にも男は涼しい顔で、逆に脅迫の言葉を返す。
「くぅ……タンザ……!」
ヨルナは健気に自分に尽くしてくれた可愛い従者の愛らしい顔を思い浮かべ、悔し涙を堪えて、誇りを捨てる覚悟を決めた。
「……う……あああああっ! ふああああ! ああっ! ああああああああっ!」
ヨルナは快楽のまま、本能のままに、艶やかな嬌声を上げた。
「ははあ。いい声を出すじゃないですか! こっちも興奮してきた……!」
男の抽送が激しさを増す。『寝技の加護』は男がどれだけ乱暴な抽送をしようが、的確にヨルナの性的な弱い部分を突いた。
「ふあああああっ! は、あああああっ! くううぅぅぅ……あああああああっ!」
全身を貫く快楽を抑える事を許されず、ヨルナは白い肌を紅潮させながら煽情的な声を上げ続けた。
それに興奮した男はさらに腰の動きを速め、容赦なくヨルナの膣内を突きまくった。
「ふああああああっ!! あああああああっ!! くぅ……ああああああっ!!」
ヨルナは何度も絶頂し、股間から大量の愛液を垂れ流した。
屈辱と恥辱と快楽にヨルナは妖艶で美しい体を震わせる。
男はニヤニヤと笑いながら、ヨルナの狐耳に囁きかける。
「ユーガルド様に抱かれた時と、どっちが気持ちいいですか? それとも妃になる前に死別したから、こういうことは一度もしなかったんですか?」
「下郎が! あの御方の名を口にするではありんせん!!」
男の揶揄に、ヨルナは一瞬屈辱も快楽も忘れるほどに激昂した。
ヴォラキア帝国第61代目皇帝ユーガルド・ヴォラキア。300年前、アイリスだった頃のヨルナの恋人であり、いずれ夫婦になるという約束を交わした人物だ。
『荊棘帝』と世に恐れられた皇帝が一人の村娘に出会い、互いに恋に落ちて熱い愛を育み、戦乱の世を駆け抜けるも、配下の狼人の裏切りにより二人は死によって分かたれた。皇帝は嘆き悲しみ、愛するアイリスの魂を下界に縛り続けた。それが『アイリスと茨の王』の伝説の概略だ。
「その王の愛による転生の繰り返しを終わらせたい。それがあなたの望みですよね。俺の力なら、あなたを『救済』してあげる事も可能ですよ」
「……仮に……その話が本当だとしても……ふぅ……下郎の世話に……はあ……なる事など……ないでありんす……!」
「それは残念。では代わりにコレをどうぞ」
「触手の加護」の力で、床から糸のように細い触手が伸びてきた。その触手の先端がヨルナの乳首からヨルナの乳房の中に侵入した。
「なっ……ああああっ! ぐぅ……ふああああ! あああああああっ!!」
ヨルナの豊かな乳房の内側を触手が撫で、さらに男が乳房の外側を揉みしだいた。
「どうです? 胸の中と外を同時に嬲られるなんて、人生経験が豊かなヨルナ様でも初体験でしょう?」
「うあああああ! くあああああ! ふわあああああ!!」
男はその間も抽送を続け、ヨルナは強まり続けるか快楽の暴風に翻弄された。
さらに床から数本の植物の蔦のような触手が伸びて、ヨルナの九本の尻尾、それぞれに巻き付き、這い回った。
「……やあ……やめるで……ああっ! ぐぅ……! ふぅ……! ……あ……あ……う……ん……!」
尻尾を刺激され、さらに快楽を強められ、それでもヨルナは驚異的な精神力で快楽を抑え込もうとした。
「また声を殺してるじゃないですか。ダメですよ、我慢しちゃ。ちゃんと鳴いてくださいよ。タンザちゃんがどうなってもいいんですか?」
「ぐぅ……! ……うう……!」
ヨルナの青い瞳から涙がこぼれる。それでも彼女は愛する従者を見捨てる事は出来なかった。
「ふああああ❤ ああああああっ❤ ふわあああああ❤」
ヨルナの強靭な精神力から解放された快楽はヨルナの全身を駆け巡り、ヨルナの口から快楽に蕩けた甘い声が上がった
「あはははは。いい気分ですね。何度も転生して、他の男との子供を産んで、それでもずっと300年も前の前世の恋人を想い続けてたような一途な女性を犯して、こんなエロい声を上げさせる事ができるなんて……最高ですよ」
「この……外道がっ!」
「おやおや、タンザちゃんを見捨てるんですか?」
ヨルナの怒りを、男は冷たい脅迫で封じる。
「ぐぅ……ああああああっ❤ ふわあああああ❤ ああああああああっ❤」
ヨルナは意思に反して、男の抽送に合わせて美しい体と豊満な乳房を淫らに揺らし、蕩けた声を上げさせられた。
「そら、また中に出しますよ」
「ふわあああああああああああ❤❤」
中出しされ、絶頂し、ヨルナの股間から愛液と精液が混ざり合って零れ落ちる。
『絶倫の加護』で萎え知らずの男のイチモツはなおもヨルナの膣内と子宮を打ち続けた。
「ふああああああっ❤ ……や……もう……やめ……う、ああああああっ❤ ふわああああああ❤❤」
ヨルナはその美貌を涙と涎で汚しながら絶頂を繰り返した。
「ああっ❤ ぐぅ……閣下……閣下ぁ……! ああああああああっ❤❤」
ヨルナが泣きながら切なげに呼んだ「閣下」とは今代の皇帝ではなく、アイリスだった遠い日に愛し合った皇帝なのだろう。それにむしろ愉悦と支配欲を感じながら、男はさらにヨルナの中に自分の欲望を吐き出した。
「ひああああああああぁぁぁぁぁぁぁっ❤❤」
ヨルナの慟哭のような嬌声が響き渡った。
「ふん。実に醜悪な見世物であったな」
紅の瞳を開いだプリシラは開口一番に言い捨てた。
陵辱の限りを受けて意識を失っているヨルナにほんの一瞬だけ目を向け、それからすぐに男に嘲りの視線を向けた。
ちなみにアラキアは男に命じられた通り、ヨルナが意識を失うまでずっと彼女に視線を向けていたが、その間もプリシラの肌を舐め続けていた。
「アラキア、貴様は母上――いや、あの女が犯される様を見ていて、何も感じなかったのか?」
「ん? ヨルナ、きもち、よさそうだった。なんで途中まで、我慢してたのか、わからない」
愛する主君への素直な返答だった。その幼子か獣のように純粋すぎる心を快楽に染められたアラキアは、犯されて快楽を与えられることの何が悪いのか理解できない。
プリシラは呆れたようにため息をつき、すっかり男に飼いならされた乳姉妹から視線を外して、男と向き直った。
「手間をかけた割には結局は人質を使って快楽に屈させるとは稚拙で無粋よな。己の能力だけでは女一人も堕とせぬか。しかも、それで妾の心が動じるのを期待するなど、まさにケダモノの浅知恵よ」
と、魂のとはいえ母親を陵辱された直後とは思えぬほどに傲岸不遜な態度を貫くプリシラ。
「確かにプリシラ様は人質が通じるタイプの方ではありませんね。でも取り繕っておられても本当は心に少しは動揺があるのではありませんか? ヨルナ様が犯されている間、一言も口を挟まなかったじゃありませんか?」
「――くだらぬ。母上は――いや、ヨルナとかいう女は、自分の娘にいちいち心配されるような安い女ではあるまいよ」
プリシラは冷たいとも思える口調で言い捨てたが、その言葉にはヨルナへの情を感じた。
「難しい話、いいから。わたしと姫様を、きもちよく、して」
アラキアが淡々とした口調でねだってきた。相変らず感情の乏しい表情だが、待ちくたびれていたのかもしれない。
「それじゃあ、いよいよ本番と行きますか」
男はプリシラの美貌と豊満な体を観やって邪悪な笑みを浮かべた。
「くぅ……はぁ……うう……あああああっ……!」
プリシラの美しい体には『スライムの加護』で生み出された赤いスライムがまとわりついた。プリシラ用の特別製だ。
その体液は他のスライムの体液の数倍の催淫効果をもたらす。
それだけでなく、プリシラの巨乳にまとわりついたスライムはそれを圧迫するだけでなく、乳首からプリシラの乳首から乳房の中に侵入した。
「う、うぅぅぅぅ……ぐうぅぅぅぅ……! くっ……ああああ……ふああああ!」
スライムはさらにプリシラの女の花弁から膣内と子宮に、尻の穴から直陽に入り込み、プリシラの体の外側と内側を這い回り、体液で濡らし、刺激し、圧迫し、快楽を与えた。
「ふあああああっ! ぐ、はあ……う……うあああああっ!」
言うまでもないが、すでに『発情の加護』、『敏感の加護』、『魅了の加護』、それにアラキアの視線を媒介に『視姦の加護』を発動させている。
さすがのプリシラも、その美しい肌を紅潮させ、体を屈辱と快楽に震わせた。
「くはあ……ふん。……大口を叩いておきながら……はぁ……自分の手で妾を堕とせる自信がないか……くっ……はあ……見下げ果てた奴よ……」
それでもプリシラは快楽に耐え、壮絶な笑みを浮かべながら男を罵倒した。
「いやあ……前戯はそいつらで十分かと思いまして」
と、男は笑顔で皮肉を返す。
「ふああああっ❤ あ、あああああっ❤ うふぁぁぁぁぁぁ……❤」
男の腕の中では、アラキアがその豊満な胸を愛撫され、さっきまでの感情に乏しい表情が嘘だったかのように幼さの残る顔を蕩けさせ甘い声を上げている。
その片方しかない瞳は常に敬愛する主を向いており、『視姦の加護』の触媒の役割を果たしている。
「ぐうぅぅぅぅ……! くっ、ふぅ……ふ、ああああっ!」
白い肌をスライムの体液で赤く染められ、股間から愛液を垂れ流しながら、それでもプリシラの目は光を失わない。
「ふあああああ❤❤ も、もっとぉ……❤❤ ふわああああああ❤❤」」
一方アラキアは男のイチモツに背後から貫かれ、片方しかない目を快楽に曇らせ、男が腰を動かす度に蕩けた嬌声を上げていた。
「ぐ……ああああああああっ!」
「ふわああああああ❤❤」
奇しくも、スライムに嬲られたプリシラと男に中出しされたアラキアは同時に絶頂した。
「ふふ。仲のいい事で。では、今度はプリシラ様をいただかせてもらいましょうか」
男は指を鳴らしてスライムを消すと、入れ替わりにプリシラの体に背後から組み付き、その豊満な胸を揉みしだいた。
「くっ……はぁ……あああああっ! ふぅ……ふぁ……あああああっ!」
プリシラの口から抑えきれずに甘い声が漏れる。
「ははは。特製のスライムの体液を胸の外側に内側にもたっぷり染み込まされて、さすがのプリシラ様も可愛い喘ぎ声を上げるようになったじゃないですか」
「――は。そちらこそ小細工に小細工を重ねても、この程度か。くすぐったい程度にしか感じぬぞ」
揶揄する男に、プリシラは獰猛な笑みを浮かべて言い返した。
並の女はおろか、相当な女傑でも我を失い快楽に溺れる状態であろうに、恐るべき気位の高さだった。傲慢なまでの自尊心とそれに見合うだけの美貌と精神力の持ち主である。
(だからこそ堕とし甲斐があるんだよ)
男は『多腕の加護』で十本のマナの『腕』で、プリシラの腋、へそ、太もも、尻、女の花弁を愛撫した。
同時に自身のイチモツでプリシラを背後から貫いた。
「ぐ……うぅ……く、あああああっ……! うあああああああっ!!」
プリシラは絶頂し、股から大量の愛液が流れ落ちた。
「はは。プリシラ様ともあろう御方が、入れられただけで絶頂とは、はしたないですね」
男は嫌味を言い放ちつつ、プリシラに言い返す暇を与えずに腰を動かした。
「く、あああああっ! ふあああああ! ……うぅ……ふわあああああ!」
男が一突きするごとに、プリシラの美しい口から艶やかな嬌声が漏れる。
「くぅ……プリスカ……」
うめき声に男が視線を向けると、目を覚ましたヨルナが顔を上げて、自分を犯し、自分の前世の娘をも陵辱する男を憎しみのこもった目で睨んでいた。
「お。もうお目覚めになりましたか、ヨルナ様。ちょうどいい。ヨルナ様も手伝ってくださいよ」
「なにを……誰が下郎の……! ……!? なんでありんすか……!?」
すでに『隷属の加護』の支配下に落ちたヨルナの体は、ヨルナ自身の意思を無視して男の『命令』に従おうとしていた。
「くっ……こんな……ぐぐ……」
ヨルナは手酷い陵辱を受けた直後とは思えない強靭な精神力で、自分の体を操ろうとする束縛に抵抗しようとしたが――。
「あ~。無駄な抵抗はやめてもらえますか? あんまり逆らうようなら、タンザちゃんにも同じ目に遭う事になりますよ」
「ぐぅ……く、はあ……う、ぐぅぅぅ……ああっ! ふあああああ!」
男は言葉を交わす間も抽送し、プリシラの体を汚し、彼女に喘ぎ声を吐かせた。
「この外道がっ!! どこまで下劣なんでありんすか!?」
「いや~。ヨルナ様みたいな美女に罵倒されるのは、むしろ俺らの業界ではご褒美ですよ」
ヨルナの天地が震えそうな怒声を、男はケラケラと笑いながら受け流した。
「はっ。アルも似たような戯言を口にするが、あれには馬鹿なりの愛嬌がある。貴様はただ不快なだけだ、愚物」
プリシラが体を貫く快楽に抗いながら、痛烈な皮肉を吐いた。
「……………」
男は無言で抽送を激しくした。
「くう、あぅぅぅぅぅ……! ぐっ……うう……」
プリシラが喘ぎ声を噛み殺そうとするのを聞きながら、男はヨルナに脅しの言葉を続ける。
「どうするんですか? 前世の、すでに穢れた娘のために、今生の無垢でいたいけな従者を見捨てるんですか?」
「ぐっ……どうしろと言うんでありんすか……?」
「そうですね。せっかくだし、ヨルナ様の九つもある尻尾で、プリシラ様の全身を可愛がってください。今のプリシラ様の体は、それだけでも相当な快楽の責め苦になるはずです」
「くっ……」
葛藤と悔しさで血が滲むほどに唇を嚙みながらも、ヨルナは男の『命令』に従った。
ヨルナの毛並みの良い九本の尻尾がプリシラの全身を覆った。
プリシラの美しく豊満な体を狐の尻尾が撫でる。それは不思議な淫靡さのある光景だった。
「ふぅ……はあ……くぅ……!」
今のプリシラは全身が僅かな刺激でも強い快楽を感じるような状態だ。その美しい唇から甘い声が漏れる。
「……プリスカ……」
「――ふん。くだらぬ気遣いは……無用だ。……少しばかり……くすぐったい程度にしか感じぬわ……」
罪悪感と共に気遣わし気な表情を浮かべるヨルナに、プリシラはこんな時でも不敵な笑みを浮かべて、強がりとも気遣いとも取れる言葉を放った。
「いいですね。魂の親子の互いを想い合う姿には感動しますよ」
男はニヤニヤと笑いながら、ぬけぬけと言い放った。
「それじゃあ、お二人にご褒美です」
男はプリシラへの抽送を激しくしつつ、床から生やした触手にプリシラの乳首と直陽を犯させた。
同時に『多腕の加護』の『腕』にヨルナの胸や女の花弁、尻尾を愛撫させた。
「ぐぅぅぅぅ……! くっ……ふあ……ああああっ! う、ああああ!」
「く、はあ……。……この……ああっ! ふああああああっ!」
プリシラとヨルナは嬌声を抑えきれず、二人の美しい声が奏でる艶やかな響きに男は満足げに笑った。
「親子そろって、いい声を出すじゃないですか。ああ、ヨルナ様、気持ちが良くても尻尾でプリシラ様を可愛がるのを止めないでくださいね。タンザちゃんが大事なら、ね」
「この外道っ……! く、ああああっ! ああああああっ!」
ヨルナの罵声は、すぐに嬌声に変わった。
(それにしても罵声のバリエーションが少ない辺りに、ヨルナの本質的な人の好さが出てるな)
男がそんな事を考えてると、一度は絶頂して大人しくなっていたアラキアが不満げに頬を膨らませた。
「む~。ズルい。私も、姫様と、気持ち良く、なりたい」
アラキアはヨルナの尻尾を無視してプリシラに抱きつき、幼い顔立ちとは対照的な成熟した乳房をプリシラの体に押し付けた。
「魂の母親と乳姉妹の両方に愛されて、なかなか幸せな姿じゃないですか、プリシラ様」
男はプリシラの女の花弁に抽送しながら皮肉っぽく笑いかけた。
「……ふあああっ……! ……この世は妾に……ふぅ……はああ……都合のいいようにできている……」
プリシラは抑えきれない快楽の声を漏らしながらも、そう自身の代名詞とも言える言葉を返してきた。
「――へぇ。この状況からでも逆転の秘策があるとでも? それとも、こうしてアラキアやヨルナ様と三人で仲良く快楽に堕ちる『救済』を受け入れる気になりましたか?」
「貴様は妾の愛でる世界に紛れ込んだ『いれぎゅらー』だ。忌々しいが、今の妾には貴様を始末する事はできぬ」
「ほぉ。ついに敗北宣言――」
「だが、貴様は必ず殺す。この妾が手ずから首を刎ねる。それが妾の決定だ」
血が凍り付くような冷たい目でプリシラは宣言した。
ほんの一瞬だが、男は陵辱による興奮や快楽、そして『力』による万能感を忘れて、背筋に冷たいものを感じて身震いした。
「……それは怖い。なら、その憤怒と殺意が砕けるまで犯し続けてあげますよ」
「く、ふああああああっ! うあああああああっ! ああああああっ!」
「ほら、中出しを受け取ってください」
「うああああああああっ!!」
子宮に厚い体液を流し込まれ、プリシラは怒りと屈辱と快楽の入り混じった雄叫びのような嬌声を上げた。
「ふわあああああ! ああああああっ!」
「ぐぅ……プリスカ……ああああっ!」
「姫様❤ 姫様っ❤ ああっ❤」
ヨルナはプリシラと抱きしめ合い、互いの巨乳と股をこすり合わせる事を強要された。
アラキアは背後からプリシラの背中や首筋や腋を舐め、プリシラの背中に自分の巨乳を押し付けた。
床から伸びた触手がヨルナの尻や尻尾、アラキアの乳房や股間を嬲る。
そして男は血の繋がらぬ母と妹に挟まれたプリシラをイチモツで貫き、犯し、中出しした。
「……プリスカ…‥‥ふあああああっ! ……うぅ……ああああああっ❤」
「姫様❤ ふわああああ❤」
タンザを盾に取られているヨルナは魂の娘であるプリシラを辱める事に加担させられ、自らも穢され続け、その快楽に精神的に抗う事さえも禁じられ、涙を零しながらも、意に反して、その声は徐々に甘く蕩けていく。
アラキアは何も考えずに、プリシラを抱きしめ、その体を舐め回しながら、快楽に沈んでいる。
「くあ、あああああっ! ふああああああっ!」
プリシラの紅の瞳からは未だに光は失われていない。
乳姉妹であるアラキアに続いて、魂の母親であるヨルナまでを穢され堕とされた事に、どの程度の精神的な痛手を受けたかも、端からは窺い知れない。
だが、構わない。ほんの僅かでも、その傲慢で強靭な魂に傷を付けられたのなら。それを繰り返し、いつか打ち砕いてやる。
「ふああああああっ! ああああああああっ!」
体の方も、徐々にだが、確実に快楽に染められている。並の女なら一時間と保たずに心を堕落させられるほどの快楽を、何日でも、何十日でも味合わせ続けてやる。
「そら、もう一度中に出しますよ」
「うあああああああああああっ!」
プリシラの快楽と傲慢な激情がぶつかり合った絶叫じみた嬌声が響き渡った。
第24話終了です。
最期まで読んでくれて、ありがとうございます。
帝国でも随一の人格者ヨルナさん、その愛情深さ故に脅迫系の陵辱に弱い。
本来なら『魂婚術』で大切な人間を守れるんですけどね。
タンザがどうなったかは次回で。
まあ、皆さんが想像と期待した通りになると思います。