※この作品はR-18です。

リゼロ 転生者の男が加護を駆使して、救済を建前にヒロインたちを寝取る   作:[email protected]

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 どうも、第5話です
 筆者のペトラへの愛をこめて書きました。
 これを読んで、ペトラを好きになる人が増えてくれたら嬉しいです


第5話 『救済』への反抗(ペトラ、レム、ラム)

「う……うぐ……。ふあ、ああ……。ち、違う……うう……こんなの幸せじゃない……!」

 まだまだ発展途上の可愛いふくらみを弄ばれ、望まぬ快楽に耐えながらペトラは必死に言葉を絞り出した。

 「はあ……はあ……こんなのよりスバルと一緒にいるほうが……ああっ……くっ、スバルと一緒にいる方が……幸せだもん! あ……う……あ、あなたの『救い』なんて……偽物よ!」

 言葉の中に艶やかな喘ぎが混じりながらもペトラは言い放った。

 だが男は心を動かされる事なく、無情にペトラの股間に手を伸ばし、未発達な女の花弁を指で嬲った。

 「いや! やめ……ふああああ! あああああ!」

 声を抑えられず、ペトラは可愛い唇から年齢に不相応な艶やかな嬌声を上げた。

 卑劣な『加護』で強引に発情させられた幼さの残る体が生まれて始め味わう『性的な快楽』に震える。

「あああああ! うう……スバル……スバルゥ……!」

ペトラは嗚咽をこぼしながらも、襲い来る快楽に意識を飛ばされまいと、縋るように愛する少年の名前を呼んだ。

 

 時間は数時間前まで遡る。

 次の『救済』の標的と定めたペトラの目前まで接近したところで、男の心に軽い遊び心が芽生えた。

 男はあえて『隠形の加護』を解いた。

「え……? え……と。ど、どなた様ですか?」

 ペトラからしたら、さっきまで誰もいなかったはずなのに、突然見知らぬ男が現れたように感じたはずだ。

「はじめまして。俺はきみの報われない想いを『救済』する者だよ」

 そう言って、男がニヤリと笑った瞬間、ペトラは男に背を向けて、脱兎のように全速力で逃げ出した。

「なっ……」

 男は一瞬茫然と固まった。

 不審者に対して極めて正しい行動とはいえ、あまりにも判断が早かった。怯えの表情を浮かべる事すらせずの即決即断の逃走だった。しかも、

「スバル! エミリア様! フレデリカ姉様! ベアトリスちゃん! ガーフさん! オットーさん! 誰か~!!」

 走りながら大声で仲間に助けを求めてる。

「こいつ……!」

 男は慌てて『疾風の加護』でペトラに追いつくと、少女の小柄な体を地面に押し倒した。

「きゃっ!」

 バランスを崩し、悲鳴を上げながら倒れ伏したぺトラに、すかさず『金縛りの加護』と『マナ封じの加護』を使う。

「焦らせやがって」

 この場で犯したい衝動にかられたが、いつフレデリカがスバルたちを連れて戻ってくるかわからない。

 男はペトラの小さな体を抱えると、再び『隠形の加護』で姿と気配を消し、『疾風の加護』でその場から高速で離れた。

 

「ペトラさん……?」

「その子をどうするつもりなの? まさかそんな子供にまで手を出そうというの? どこまでも救いようのないケダモノね」

 アジトの山小屋に戻った男を出迎えたのはレムの困惑とラムの冷たい言葉だった。

 レムはまだ村娘だった頃のペトラと面識があり、ラムはそれに加えて、『聖域』での事件の後、ロズワール邸の新人メイドであるペトラと顔を合わせている。

 二人は体を洗い、メイド服に着替えていた。

 特にラムは数時間前の無惨な有様が嘘のように普段の凛々しい姿を取り戻していた。が、

「ラム、まだ凝りてないのか?」

「……!」

 男がラムのメイド服のスカートの上から股間を撫でると、ラムは顔をこわばらせた。

 男はそのままラムの股間を丁寧に執拗に撫で続けた。

「くっ……ふう……はあ……」

 ラムはどうにか声を押し殺してるが、微かに粋が乱れ頬が紅潮している。

「はは、スカートの上から触られただけで感じるようになってるじゃないか。ケダモノはどっちかな?」

「くっ……」

 悔しそうに顔を歪めるラム。それを眺めるのは気分がいいが、今はぺトラだ。

「ラム、お前の相手は後でしてやる。レム、お前は一緒に来い」

「待ちなさい! レムとその子に何をするつもり!? ケダモノの欲求が収まらないのなら、ラムが相手をしてあげるわ。 だからレムとペトラを離しな……」

「お前はココで黙って大人しくしてろ」

 『隷属の加護』を用いての命令に、ラムは強制的に口を閉ざされ、悔し気に呻きながらも、その場に立ち尽くした。

 男はラムをその場に残し、ペトラを抱え、レムを連れて自室に向かう。ニヤニヤと笑いながら横を歩くレムに声をかけた。

「泣かせるなあ。ラム姉様、わざと俺を挑発して、自分が慰み者になる事で、お前たち二人を守ろうとしてたぞ。あんな悲惨な目に遭ったばかりなのにな。優しい姉様じゃないか」

「はい……。姉様は、優しすぎます」

 レムはうつむきながら、悲しげに男の言葉を認めた。

 

 男は自室に入ると部屋の奥にある簡素なベットの上にペトラの体を放り出した。

「気分はどうだい? ペトラちゃん」

「あなたは誰なの? レムさん……レム姉様とラム姉様になにをしたの? 何が目的なの? ここはどこなの? あなたの他に仲間はいないの?」

 ペトラは逆に矢継ぎ早に質問してきた。しかも質問の内容が賢かった。少しでも利益になる情報を得ようとしてる。

 元から利発な少女だったが、スバルに恋した事と何度も修羅場を経験した事で度胸と判断力が磨かれたようだ。

「質問に質問で返すのは感心しないが、まあ、いい。俺はきみたちを『救済』したいんだよ」

「は? 何を言ってるの?」

「報われぬ想いに苦しんでるきみたちを救ってあげようというのさ」

 それが何を意味するのか察したのか、ペトラは可愛い眉を吊り上げた。

「余計なお世話よ! 私はスバルに救ってもらって十分幸せなんだから!」

「まあ、論より証拠だよ」

 男はレムの方を振り向くと、うつむいてる青髪のメイドに『命令』を出した。

「レム、服を全て脱いで全裸になれ」

「……! ……はい」

 ペトラの手前であるためか、レムは一瞬躊躇うような顔をしたが、『隷属の加護』を用いての命令には逆らえずにメイド服を脱ぎ始めた。

「え? レ、レム姉様? 何をやってるの? レム姉様、しっかりして!」

 ペトラが驚きながら呼びかけるが、レムはそれが聞こえていないかのようにメイド服も下着も脱ぎ捨てて全裸になった。

「よく見ておけ。レムが俺の元でどれだけ幸せになったかを」

 男はレムの豊かな柔らかい二つの乳房を背後から揉みしだいた。

「ふううう! くうっ……! あああ……!」

「やめて! レム姉様に酷い事をしないで!」

 『金縛りの加護』の効果でベットから動けないまま、それでもペトラは声を張り上げた。

「酷い事? よく見ろ、レムは喜んでるじゃないか」

「くっ……ああっ! ふあああ!」

 男はペトラに観られまいとうつむいていたレムの顔を顎を掴んで引き上げた。レムは必死に声を押し殺してるが、その顔は明らかに快楽に蕩けている。

「子供にもわかりやすく教えてやるよ。これが『女の喜び』だ」

「ふああああ! うんんんんん!」

 男はレムの女の花弁を弄び、唇を奪った。

「うん、うんん! ううっ! うんんん!!」

 巧みな舌使いでレムの舌を蹂躙し、その間もレムの乳房と花弁に刺激を送る。レムの体が絶頂に震えた。

 男は絶頂したレムの体にさらに容赦のない愛撫を加える。

「はあああ……ああっ! ふああああ!」 

「そら、見ろ。この嬉しそうな声を、幸せそうな顔を」

「ああああああ!」

 『加護』で強引に発情させられ、性的な刺激に敏感にされたレムの体の弱い部分を『寝技の加護』を宿した指が余すところなく刺激した。

 体中から快感があふれ出し、レムは頭がおかしくなりそうになった。

「はう……あああああ……!」

 何度目かわからない絶頂をさせられ、レムはその場に膝をついた。

「まだまだ、ここからが本番だ」

 男は自分の固くなったイチモツでレムを背後から貫いた。

「あああああ!」

 男はレムの両手を掴み上げ、レムの体を浮かし、まるでプロレス技でもかけてるような体勢で腰を動かした。

 レムの顔がちょうどベットから動けないペトラの眼前に突き出されるような形になり、ペトラはレムの喘ぎを間近で聞かされた。

「はああ! ふあああ! ああああっ!!」

 男が腰を動かす度に、反動でレムの体と大きな胸が揺れ、快楽がレムの全身を貫いた

 もはやペトラに観られてる事を気にする余裕はない。快楽の嵐にレムの体と心は翻弄された。

 

「わかったか? これが俺の『救済』だ。幸せそうな姿だろ」

 男とベットのペトラの間には精魂が尽きたレムが倒れてる。散々に嬲られた快楽の余韻に未だに体を震わせて息を切らしている。

「ん? どうした? 子供には刺激が強かったか? だが、安心しろ。すぐに」

「――違う」

 ペトラは毅然と言い放った。

「こんなの幸せでも救いでもない! だってレム姉様は泣いてた!」

「なんだと?」

「レム姉様はずっと泣いてた。『スバルくんに会いたい』って、『スバルくんの所に帰りたい』って、そう叫んでた!」

 レムはずっと淫らな嬌声と喘ぎ声しか上げていなかったはずである。

「知った風な事を言うな。お前に何がわかる?」

「わかるよ。だって同じ人を好きになった女の子同士なんだから!」

 男の冷たい問いに、ペトラは男の顔を真っ直ぐに見返して答えた。

「……ペトラさん……」

 倒れ伏したままのレムから泣きそうな声が漏れた。

「……ふん、やはり子供には実体験じゃないとわからないみたいだな」

 なかなかに感動的だったが、こんな事で改心するくらいなら、もっと早くに引き返している。

「ま、待ってください。レムは何をされても構いません。だから姉様とペトラさんには……」

「レム、お前はそこで黙って大人しくしていろ」

『隷属の加護』での『命令』にレムは押し黙る。

 邪魔者がいなくなり、男はベットの上のペトラを見下ろす。

 よく観ればペトラの体は恐怖でブルブルと震えていた。当然だ、いくら度胸があろうが、この状況で怖くないわけがない。ましてや彼女のような子供が。

 それでもペトラは懸命に悲鳴を飲み込み、動けない体で、それでも男を睨みつけていた。

 男はそんなペトラから容赦なくメイド服をはぎ取った。

 

「ふあっ! やめ…ああっ! うああ! あああ!」

『発情の加護』はまだ未発達な子供の体であろうと男を求めるメスとして発情させ、『寝技の加護』は子供が相手だろうと女の快楽を引き出す手練手管を発揮した。

「ああ、ダメ! やあ! ふあああ!」

 まだ発展途上の、貧乳であるラムのそれよりも小さい乳房を執拗に愛撫され、乳首を指で弄られ、ペトラの可愛い唇から不似合いな艶やかな声が漏れる。

「どうだ? そろそろ女の喜びや幸せが理解できたか?」

 まだ幼さの残る体を好き放題に蹂躙しながら男は笑う。

「う……うぐ……。ふあ、ああ……。ち、違う……うう……こんなの幸せじゃない……!」

 望まぬ快楽に耐えながらペトラは必死に言葉を絞り出した。

 

「ふああああ! あああああ! いやあ、ああああ!!」

 『救済』への健気な反抗を踏み潰すように、男はペトラの女の花弁を、そして体中の敏感な部分を弄び、開発していった。

「ふあっ! いや! ああ!」

「おお、いい反応。ペトラちゃん、お尻も敏感なんだね。今後も開発していこうか」

 愛する少年にも触れられた事のない場所を無遠慮に汚され、しかも、それに猛烈な快感を感じてしまう。それは一種の拷問に等しかった。

「ふああ……くっ……負けない……。だってスバルの方がすごいもん……。スバルと一緒に遊んだときや……お裁縫を教えてもらった時の方が……はあっ……楽しかったし、嬉しかったもの!」

「……………」

「こんなの……ただ……変にして…‥ああっ……くっ、気持ちいいだけで……全然暖かくない……。ふう……ああ……スバルに助けてもらった時、救ってもらった時、許してもらえた時、スバルに優しくしてもらった時の方が……ううっ……ずっと……暖かくて幸せだった!」

 心を蝕もうとする快楽に耐え、ボロボロと涙をこぼしながらペトラは決然と言い放った。

 男の女殺しの指は、そんな彼女の想いを踏みにじるかのように、さらに彼女の体から快感を引き出し、ついにはペトラを絶頂に追いやった。

「ああああああああああ!」

 初めての絶頂。それも好きでもない男に無理やりされた事実に茫然となるペトラ。

 男はそんな少女に一切の容赦をしなかった。

「じゃあ、そろそろペトラちゃんの『初めて』を貰おうか」

「え……?」

 快楽で頭が麻痺して、ペトラは一瞬、その意味が理解できなかった。

 男はペトラの両方のふとももを掴んで股を開かせたまま持ち上げ、ペトラの体を自分の腰の上、おぞましいイチモツの上に固定した。

「ひっ……あ、いや……」

 男の意図にようやく気付いたペトラが悲鳴を上げかけるが、それより速く男はペトラの体を勢いよく下ろし、自身のイチモツでペトラの処女膜を串刺しにした。

「いやああああああ! 痛い! 痛いよぉ、スバル……! スバルゥ……!」

 処女を奪われた衝撃と処女膜を貫かれた痛みに、泣きながら愛する少年の名前を呼んだ。

 ペトラの内股に純潔を散らされた証の流血が零れ落ち、ベットのシーツを赤く染めた。

「くく、さすがに少しきついな」

 男は残酷な笑みを浮かべながら、腰を動かす。男のイチモツはペトラの幼さの残る体を容赦なく抉った。

「いやあ! 痛い! 痛いいぃぃぃぃ!! やめて! 壊れる! 助けて、スバル!!」

「ふふ、心配ないよ。人間の体は結構頑丈なんだ。それに、もし本当にどこか壊れてもレムの治癒魔法で治してもらえるよ」

 『隷属の加護』で縛った今なら一時的に『マナ封じに加護』を解いても問題ないだろうと、男は笑いながら告げた。それはオモチャが壊れたら修理すればいいという残酷な宣言でもあった。

「それに、すぐ気持ちよくなるよ。手加減はここまでだ。『敏感の加護』も使うよ」

 男はここまでペトラに『発情の加護』と『寝技の加護』は使ったが、『魅了の加護』と『敏感の加護』は使わなかった。

 子供だから情けを……ということでは当然なく、自分の『救済』に反抗したペトラをじわじわと追いつめるためである。

「そら!」

 男は激しく腰を突き上げる。衝撃でペトラの小柄な体は一瞬浮かび上がり、赤いリボンが揺れる。

「ああああああああああ!!」

 無惨に純潔を奪われた少女の体を心を、今までで最大の快楽が襲った。

 

「あうっ! ひあああ! ふう、ああああああ」

 自分の口から出る声が自分の物ではないかのようだった。

「それ、それ、それ!」

「ふああああ! あああああ!」

 男に腰を突き上げられる度、どんなに我慢しようとしても勝手にいやらしい声が漏れ出る。

「はは、ずいぶんと気持ちよさそうじゃないか。やっぱりナツキ・スバルよりも、こっちのほうがいいか?」

 そんなわけない、と言い返したかった。お前なんかにスバルの何がわかる、スバルがくれた救いと幸せはこんなものじゃない。

「あああ! ふううっ、ふあああ!」

 なのに体は言う事を聞かない。口から出るのはいやらしい声だけだ。

(スバル……スバル……)

 せめて愛する少年の優しい笑顔を脳裏に浮かべようとするが、それも男が腰を突き上げる度に霞んで遠くなる。

 このまま男に犯され続けたら、いずれスバルの事も忘れてしまうのではないか?

 そんな突飛な妄想が頭をよぎり、ペトラは生まれてから今までで一番の恐怖に震えた。魔獣に襲われた時よりも、メィリィのお姉さんに刃物を向けられた時よりも恐ろしかった。

 と、男が急に腰の動きを止めた。

「はあ……え?」

 ペトラは安堵すると同時に困惑した。そんなペトラの耳元に男はささやきかけた。

「賢いペトラちゃんは知ってるかな? 女の体は12歳でも子供を産むことが可能になってるんだ」

「……え……?」

「つまり、ペトラちゃんは俺の子供を妊娠できるって事さ」

 そのいたぶるような言葉の意味を頭が理解して心が受け止めるのに数秒かかった。

「いやああああああああ!」

 ペトラの悲痛な悲鳴に、男は笑いながら腰の突き上げを再開する。

「いやあ! ふうっ! スバル! ああっ! 助けて、スバル!! あああああ!!」

 ペトラは喘ぎの混じった泣き声で愛する少年に助けを求める。直後にペトラは自分の体の中に、熱く、おぞましい「何か」が注入されるのを感じた。

「いやああああああぁぁぁぁぁぁ!! スバルゥゥゥゥゥゥ!!」

 恐怖と絶望と望まぬ快楽が交じり合い、ペトラの心をズタズタに引き裂いた。ペトラは愛するスバルの名前を叫びながら前のめりに倒れた。

「スバル……スバル……」

 可愛い顔をベットのシーツにうずめながらペトラは大好きな少年の名前を呼び、むせび泣いた。スバルに会いたかった。「よく頑張ったな」と優しく抱きしめてほしかった。

 と、ペトラは自分の腰が強引に持ち上げられるのを感じた

「え? ひっ、いやああああああ!!」

 直後に痛みとおぞましさと、それを塗りつぶす程の快楽がペトラの体に流れ込んできた。

 男は中出しされたばかりのペトラの体を容赦なく再び貫き、欲望のままにペトラを蹂躙した。

「あああっ! やめて! いやだ! もう許して!! ああああ!」

 もはやペトラには男の『救済』に反抗していた時の気概は残っていない。泣きじゃくりながら懇願して許しを請う。

 男はそれを無視して、無情にペトラの体を嬲りつくした後、二度目の中出しをした。

 それでも男は止まる事はなく、男の陵辱はペトラが意識を失うまで続いた。

 

「う……」

 気が付いた時、ペトラはベットで寝かされていた。

 体の金縛りは解けていて、ペトラはゆっくりと身を起こした。

 一瞬、全ては夢だったのかと思ったが、メイド服をはぎ取られたままの全裸の体、その体の異常な疲労と快楽の余韻、そして股間の鈍痛が残酷な現実を示していた。

「ふあ……レム……」

「はあ……姉様……」

 と、聞き覚えのある声が聞き覚えのない甘い吐息を吐いてるのが聞こえ、ペトラは半ば反射的にそちらを向いた。

「ああ、レム……」

「ふう、姉様……」

「え?」

 そこに信じられない光景を見てペトラは目を見開いた。

 ペトラが寝かされていたベットのある部屋の隅で、レムとラムが全裸で絡み合っていた。お互いの乳房や女の花弁を撫で合い、甘い吐息を吐いていた。

「ふ、二人ともなにをやってるの……? ねえ、レム姉様! ラム姉様!」

 ペトラはベットから起き上がって二人に声をかけた。頭が混乱して、なにも理解できなかった。

 レムとラムはペトラの姿など見えていないかのように互いの体を求めあった。

「んん……レム」

「ああ……姉様」

 お互いの体を抱きしめ合い、乳房を押し付け合う。それが互いの乳首を刺激し合って、姉妹は互いに甘い吐息を吐きながら相手の名前を呼んだ。

「なんで……? なんなの……?」

 自分が信じていた世界がガラガラと崩れ落ちるような感覚を覚えて、ペトラは立ち尽くした。

 

 この山小屋に連れ込まれた直後のぺトラなら冷静な分析と判断ができただろう。

 二人の様子は明らかにおかしい。あの男に何かされたのではないかと、そう察することができただろう。

 実際、レムとラムは『隷属の加護』で『命令』を下されていた。「互いの体を慰め合え。ペトラが起きても無視して行為を続けろ」と。

 しかし、体も心も徹底的に蹂躙さた直後の今のペトラは、味方と信じてた二人の先輩メイドが自分を無視して互いに絡み合う異常な光景に、まともに頭が働かず、ただ混乱し、絶望が深まるだけだった。

 それを見計らったかのように部屋のドアが開いた。

 

「やあ、お目覚めかい、ペトラちゃん」

「ひっ」

 部屋に入ってきた男の姿にペトラの顔から血の気が引いて、体がガクガクと震えた。

 逃げなくてはと、理性は告げているのに、体は言う事を聞かない。

「元気そうで安心したよ。きみには俺の『救済』をもっと味わってほしかったからね」

 あんなのは救いじゃない、そう言い返したかった。でも言葉が出なかった。

 膝が震えて、その場に座り込まないように堪えるだけで精一杯だった。 

 

 そんなペトラの怯えた子犬もような様子に男は嗜虐心に満ちた笑みを浮かべて、小さく舌なめずりをした。っ

(『魅了の加護』を使わなかった甲斐があったな)

 男は最期までペトラに『魅了の加護』を使わなかった。このためペトラはレムやラムとは違い、男に一片の好意も抱いていない。

 『魅了の加護』によって植え付けられた好意は、男に対して本気の怒りや憎しみを抱けないようにするだけでなく、男への嫌悪感や恐怖心を薄めて男の愛撫や陵辱への心理的な抵抗を薄めていた。

 その恩恵を受けなかったペトラは、一切の好意を持たない嫌悪と恐怖だけの対象に、体を嬲られ、無理やり絶頂させられ、純潔を散らされ、体と心を蹂躙され、中出しされ、その後も意識を失うまで何度も陵辱されたのだ。

 それは想像を絶する地獄であっただろう。同年代の並の少女なら、精神崩壊してる程の深い心の傷をペトラに負わせたに違いない。

(クク……いいザマだ)

 自分の『救済』を否定した少女の恐怖と絶望に満ちた表情に、男の胸の内から暗い喜びが湧いていた。

 

「遠慮するな。とても気持ちよさそうだったじゃないか。あの様子なら、すぐにスバルの事も忘れられるな」

「……! そんなこと……!」

 スバルへの想いを否定され、ペトラは反射的に言い返そうとし、言葉が詰まった。

 男の顔を見ただけで体の震えが強まり、心を恐怖と絶望が蝕む。それでも、

「そんなことない! わ、私は……スバルの事を……絶対に忘れたりしない!」

 愛する少年の顔を頭に浮かべて、なけなしの勇気を振り絞り、ペトラは男の『救済』に最後の反抗をした。

「……そうか。じゃあ、試してやるよ」

 男はペトラの体をベットに引き倒し、その上に覆いかぶさった。

「いやあ! やだ、やだぁ! スバル! 助けて、スバル!! レム姉様、ラム姉様、助けてよぉ! お父さん、お母さん! フレデリカ姉様! エミリア様! ベアトリスちゃん! ガーフさん! オットーさん! メィリィちゃん! 誰か、誰か~!!」

 ペトラの叫びに応じる者は誰もおらず、レムとラムは相変わらず互いの胸と花弁を触れ合い、時には舌を這わせ、体を慰め合ってる。

 男はペトラの小さな乳房を乱暴に掴み上げ、その乳首を指で嬲り、舌で舐めまわし、口で吸った。

「痛っ! ひっ、いやっ! いやあ! やめてよお! そこは……そこは……!」

「『そこは』? なんだ? まさか『スバルとの間に生まれた赤ちゃんにおっぱいをあげる大事な場所だ』なんて言うんじゃないだろうな?」

 男はペトラの顔に自分の顔を近づけ、邪悪な笑みを浮かべた。

「お前、まだ自分がスバルのお嫁さんになれる可能性が少しでもあると思ってるのか? あれだけ俺に何度も犯されて、中に出されておいて」

 傷だらけの心に塩を大量に塗った上で踏みにじるような残酷な言葉だった。

「あ……ああ……う……」

 ペトラは返す言葉もなく、泣きじゃくった。

「だから言っただろ? スバルの事なんて忘れて、俺の与える快楽を受け入れれば救われるって。なんなら俺の事が好きになるおまじないをかけてやってもいいぞ」

 悪魔のささやきのように男はペトラの耳元に語り掛ける。

「うぐっ……いや……ひっく……私……スバルの事を忘れたくない……。あなたみたいな……へっぐ……卑怯な人を……好きになるのも……いや!」

 心が血を流し、目からボロボロと涙をこぼしながらも、ペトラはそう返した。

 たとえスバルのお嫁さんになれなくても、スバルの事を忘れたくないし、こんな男を好きになるのも嫌だった。それこそスバルに合わせる顔がなくなると思った。

「……頑固だな。子供は素直が一番なのにな。まあ、いい。それじゃ素直になるまで可愛がって、『女の喜び』を教えてやるよ」

「い、いや……。 うぐっ、ひやあ! スバルゥ~!」

 男の冷たい愛撫に、ペトラは悲哀のこもった嗚咽と無理やり引き出された快楽を乗せた喘ぎの混じった声で愛するスバルの名を叫んだ。

 

「くっ……」

 ラムはレムの可愛い胸を優しく揉みしだきながら、悔しそうにうめいた。

 それは自分の薄い胸に触れ、乳首を撫でる妹の愛撫が原因ではない。

 『隷属の加護』での『命令』に逆らえず、レムとの自慰行為をやめる事はおろか、ペトラの方を振り向く事も、ペトラの呼びかけに返事をすることも、ペトラの名前を呼ぶこともできなかったが、ペトラの声はずっと聞こえていた。――男に体を嬲られ、心を引き裂かれた悲痛な叫び声も、必死に自分たちに向かって助けを求める声も含めてだ。

 ペトラとは、それほど長い付き合いでも深い仲でもないが、それでも大事な後輩だ。レム以外に姉様と呼ばれるのは、正直、少し複雑だったが、悪くはなかった。ロズワール様への敬意が欠けてるのはいただけないが、素直な性格も利発で優秀な所も気に入っていた。それを……。

 「うう……うぐ……ひっく……」

 悔しさに歯噛みするラムの耳に嗚咽が届いた。

 見れば、レムはラムの愛撫を続けながらも、ボロボロと涙をこぼし、泣きじゃくっていた

「……レム」

 おそらくレムもラムと同じ気持ちなのだろう。後輩が無惨に心身を踏みにじられても何もできないのが悔しい。

 いや、それだけでなく、同じナツキ・スバルに恋をした者として、心を痛めているのか。レムとペトラは恋敵だが、ある意味で同じ男を好きになった同志だ。それがあんな無惨にスバルへの恋心を汚されて踏みにじられて、心と体に一生消えない傷を刻まれて……。

 ……あるいは、レムにとって、今のペトラの悲惨な姿は、そもそも他人事ではないのかもしれない。レムもまた、こうしてスバルへの想いを汚され、心も体も傷つけられたのだ。ラムが駆け付けるまでの数日の間も。

「レム……!」

 最愛の妹の涙を拭う事もできず、今のラムには『命令』の通りに妹の体を慰めるしかできなかった。

「いやあ! スバル、スバル!」

 無力感に苛まれるメイド姉妹の耳に、後輩のメイドの悲痛な声が届いた




 第5話はここまで終了です。
 書いてて改めて思ったけど、スバルは罪作りな奴ですね

 ペトラは本編の32~33巻と39~43巻でメイン級の活躍をするほか、短編集の3巻、6巻、8巻、11巻、webで無料配信してる『ゼロカラササゲルイセカイセイカツ』でも活躍してます。(宣伝)
 公式がYouTubeで無料配信してるミニアニメのRe:ゼロから始める休憩時間の2期、3期、4期でも何度もメインの回があります(宣伝その2)


 さて、次回からはいよいよメインヒロインのエミリアに『救済』の魔の手が……。
 どうか、楽しみにお待ちください。
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