二次元美少女が陵辱されるだけのとくにストーリーのない話 作:スーサン
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「カウンターズは揃ったわね」
「ええ」
「あ、はい」
丸テーブルの上でラピは神妙に頷き、ネオンは戸惑いながら首を縦に振る。
なぜかサングラスをハメたアニスは二人の顔を見て小首を振る。
「それでは今日の議題に入るわ」
「議題って……いきなり呼び出しれなんですか? 作戦なら師匠を読んだ方が……」
「議題のタイトルはズバリ、「指揮官様の童貞をどうやって死守」するかよ」
「あ、まだそのネタ引きずってたんですね。アニスは中古品のくせに」
「あっ?」
「いえ、別に……」
口笛を吹くネオンにアニスはコホンッと咳払いをする。
「いいのよ。アイドルが男性経験があっても……学園所属のアイドルだって担当プロデューサーとズコバコしてる時代なのよ」
「あ、それはファンアートの話じゃ……」
「ネオン、少し黙っててくれる?」
「ラ、ラピ……目がマジですよ」
はぁと溜息を吐き椅子に座り直す。
「そもそも師匠がヤリチンだっていいじゃないですか? 世間ではアークの種馬とも言われてますし?」
「え、マジ?」
「どういうことかはっきり言って!」
「お、落ち着いてください……そういう噂がある程度です」
「噂の出所を調べないとイケなわいねぇ……」
「ちょうど協力者とプライベート電話が繋がったわ。繋げるわね」
ぶぅんっと眼前に液晶モニターが浮かぶ。
液晶にはふてぶてしい顔のシュエンが顔を真っ赤にしていた。
「ちょ、ちょっと……会議は昼からって約束でしょう……今、私忙しいの……あっ♡」
「シュエン、あんた一瞬左手に写真を見つけたけど見せなさい!」
「し、知らないわよ……変な言いがかりやめてくれる?」
「嫌なら指揮官様にシュエンが裏切ろうとしたって言いつけてやろうかしら?」
「わ、わかったわよ。絶対にそんな嘘つかないでよ……これよ」
「なっ……!?」
「にっ……!?」
「ぬねの!?」
シュエンが映像に見せたのは去年あたり亡霊船で指揮官が着ていた水着写真の隠し撮りだった。
「あ、あんた、どこでそんなお宝を!?」
「あんたと同じテトラ社のヤンっていう鉄くずが入でしょう? そいつの持ってる商品全て買うから譲ってもらったのよ」
「あ、あのかんさいべんおんなぁぁああぁぁぁあ!」
「これは背任行為ね。今すぐ粛清しましょう」
「お、落ち着いてください。確かに盗撮はよくないですが……お、同じ地上を取り戻す女神ですよ? こ、ここは穏便に……小指一本で済ませましょう♡」
「あ、欲しかったらデータだけど譲ってあげてもいいわよ」
「なぬ?」
「シュエン、あなたは昔からいい人だと信じていたわ」
「二人とも食いつき良すぎです」
映像のシュエンはそっと手を広げる。
「なにその手?」
「小さい手ね。全国の指揮官が嗜虐的な目であなたを見るのがよくわかるわ」
「バカ言わないで。私も彼女以上の経営者よ。貴重品をデータとはいえ渡すならそれなりの対価は貰わないと……」
「な、なにが望み?」
奥歯を噛みしめアニスは悔しそうにする。
ラピも震える手を抱いて怒りを収めようとする。
ネオンは呆れていた。
「まずアニスからはあの男のパンツを一枚寄こしなさい」
「げっ……バレてた?」
「アニス……あなたという人は……」
「ラピはこっそり集めているシャワーを浴びてる最中に抜けて落ちていたあの男の髪の毛の一番状態のいいものを一本でいいわ」
「くっ……足元を見て」
「私はあなた達の仲間であることを心から恥ずかしく思います」
「ネオンはあの男が撃った後に出た薬きょうを一つでいいわ」
「え、あんなの欲しいんですか? あれ一応ゴミだから処分するつもりで持って言ってるんですけど?」
「いいから寄こしなさい! それともあんた達、この貴重なあの男の引きしまったお尻の写った後ろ姿の写真欲しくないの!?」
「ま、待って……私の中で一番いいモノを用意するからその写真高画質でちょうだい!」
「一本とは言わないわ。さらに数枚つけてくれれば束文だってあげる」
「私はゴミ箱を漁ってきます。気乗りしませんが……」
慌てて自室へと戻ろうとする三人にシュエンは一人残される。
「……ふふっ♪ バカねぇ♪ あんた達に見せたのは一番価値の低いモノよ……こんな安いモノであの男のパンツと髪の毛が手に入るなんてめっけものね。まぁ薬きょうはコレクションアイテムとして取っ手置こうかしらね♪ ふふふふふ♪」
「シュエン、あんたの事務室から指揮官のいかがわしい本が出てきたんだけど読むならせめて隠しなさいよね」
「うっぎゃああぁああぁあぁぁ!? マクスウェル! 勝手に人の仕事場に入るなって言ってるでしょう!」
「なに言ってるの……仮にもミシリスの最高CEOが職場でエロ本を隠し読んでる……しかもニケフェリアの本なんて会社の株を下げ……あ、なんかごめんなさい。一時間ほど来ないからごゆっくり……」
「……はっ?」
今更になってシュエンは自分の下半身が丸裸で淫汁で腿が汚れてることに気付くのだった。