我が家に家出したお嬢様が転がり込んできました 作:テクニクティクス
――有澤悠は夢を見ていた。
まだ幼い自分とその裾を掴んで泣きじゃくる少女。
可愛らしい落ち着いた色合いのワンピースと、絹のような輝きを持った銀髪。
将来は美人になると思える幼い顔からぽろぽろと涙が零れつづける。
「やだ、やだぁ……。わたし、にーにぃと離ればなれになんてなりたくないよぉ……」
そう言って一層零れる涙の量が増える。悠は優しく少女の頭を撫でて泣き止むよう宥める。
「そんなに泣くなって。もう会えないわけじゃないんだからさ」
「でも、でもぉ……」
「じゃあ、約束しようか。いつか必ずどちらかが会いに来るって」
そう言って自分の小指と少女の指を絡めて、指切りをする。
「今の、何……?」
「指切り。こうやってお願いしたことは必ず叶うってことなんだよ」
「うんっ! 約束だから。絶対またにーにぃに会いにくるから!」
まだ涙の後を残しつつ、両親の元へ走り去って行く少女。
その後ろ姿を見つめつつ、だんだんと意識が白くなっていくのを感じた――
「ん……? 夢か……? ずいぶん懐かしい夢を見たなぁ」
窓から差し込む光に目を細めながら悠はゆっくりとベットから起き上がる。
カーテンを開くと、自然と調和した町並みが見える。
彼は、澄空学園に通う2年生。学園に入学が決まった際、両親と相談して一人暮らしを始めることにした。
立てられてから、まだ数年しか経ってないアパートなのだが、学園に通うにはいいが
駅やバス亭が少し離れたところにあり、交通の便が悪いため、意外にも格安で借りることのできた掘り出しものだ。
「ふああぁ……っ。ふむ、8時半か。飯食べて、掃除でもしてから駅前の本屋にでも行こうかな」
一人暮らしを始めてから、多くなった独り言を言いつつ、着替えを済ますとチャイムの音が。
この時間帯に来客など珍しいと思いつつ、友人か何かの勧誘かと
新聞なら間に合ってると断りの言葉を考えつつ、受話器を取る。
「はい。どちら様でしょうか?」
「――あの、こちらは有澤悠さんのお宅でしょうか?」
その鈴を転がしたような声に今朝の夢がフラッシュバックする。
いや、まさか彼女がやってくるなんてあり得るわけがない……。
耳から聞こえてきた声に脳が衝撃を受け、しばらく反応できずにいると、また受話器越しに声が。
「あ、あの、違ったならすみませんっ。朝早くから失礼しましたっ!」
「あっ、ちょ、ちょっと待って!」
慌てて玄関のドアのカギを開けて、扉を開く。そこには一人の少女が立っていた。
乳液のように艶のある白い肌。彫りは深いが、どこか日本人っぽさも混じった柔和な顔立ち。
眉が優しいカーブを描き、若干の垂れ目が一層彼女のあどけなさを彩る。
濃いマリンブルーの澄んだ瞳に、桜色の唇。そして幼い頃から綺麗で悠も彼女も好きだった銀色の絹髪。
フリルがふんだんにあしらわれた黒一色のワンピースドレスは、彼女の容姿と合わさってとても魅力的に見える。
またも強烈な衝撃を受けてうまく受け答えできない悠に対して
目の前の妖精のような少女は、ぱぁっと花が綻ぶような笑顔を浮かべて悠に抱きついてきた。
「お兄様っ! 悠お兄様だっ!」
「……ハッ!? お、お前、もしかして……リゼルか?」
「はいっ! リゼル=アーデルハイトです、お兄様っ!」
そう。彼女こそ、悠が幼い頃、近所に住んでいたお嬢様だった。
最初は公園で道に迷い、途方にくれて泣いていたのを悠が見つけて家まで案内してあげたことがきっかけ。
それ以来彼女は悠を兄と慕い、どこに行くのも、何をするのもベッタリでリゼルの両親からも
本当の兄妹みたいだと言われたほどだ。
しかし、その関係もそう長く続かなかった。
両親が北欧の実家に戻ることになり、リゼルもまた一緒に外国に行くことに。
その時の彼女の狼狽っぷりは周りが心配するほどに凄かった。
だが、別れの日にお互い、いつか再開し合うことを誓ってリゼルは北欧へと帰って行った。
「しかし、よく俺がここに住んでいることを知ってたな」
「ああ、それはお兄様のご両親に電話して、聞いたからなんです。引っ越しとかされてなくて本当に良かったです」
「そういうことか……。しかし、リゼル、流石にこの状態は恥ずかしいと言うか……」
「あっ!? す、すみません……。ついお兄様に会えた嬉しさで周りが見えなくて……」
人の家の前で堂々と抱擁をしていたことに気づいて、慌てて身体を離すリゼル。
「それで、俺のとこには遊びにでも来たのか? おじさんおばさんは元気?」
「あの、それについてちょっとお話したいことがあります……。お部屋にお邪魔しても構いませんか?」
悠はリゼルをアパートの中に案内し、冷蔵庫から冷えたお茶をグラスに二つ分注いでから、リビングに向かった。
◆ ◆ ◆
「えーと、単刀直入に言うと、私実家から逃げてきました」
いきなりの爆弾発言に悠は手に持ったコップを落としかける。
「く、詳しい話を聞いてもいいかな?」
そう切り出した悠にリゼルはスラスラと答えを返す。
北欧でも有数の大企業の中にその名を連ねるアーデルハイト家。そんなところと繋がりを持ちたいと考える輩は沢山。
今までは本人の年齢やら何やらでかわし続けてきたが、このたびついに、結婚前提のお見合いが決定した。
お見合いと言っても、本人同士は今まで顔すら見たことない。つまりただの政略結婚だ。
リゼルも見ず知らずの相手と結婚なぞしたくない。そこで誰にも気づかれないうちに荷物を纏め
家から飛び出してきたのだが、親戚などに助けを求めたらそれこそ家に連れ戻されてしまう。
そこで思いついたのが、かつて日本で兄と慕っていた悠のこと。
すがる思いで北欧を飛び出して、今は悠のアパートに居るわけだ。
「……いや、壮絶過ぎて言葉もない。お見合いもそうだけど、外国から日本までやってくるリゼルも凄い。
というか、パスポートとかいろんな手続きは大丈夫なのか?」
「はい、それなんですが、途中で書類の問題に気づいてキャリーケースを開けたら
中にパスポートから何まで一式揃って入ってたんです。
で、簡単な手紙も同封されてて、内容はお母様が書かれたもので、ただ一言「またお兄ちゃんに甘えてきなさい」って……」
リゼルのお母さんの手際の良さと、勘の鋭さに流石に閉口してしまう悠。
黙ってしまった彼に対し、おずおずと口火を切るリゼル。
「あ、あの……やっぱりダメですか? それなら仕方ないですし、何か別の方法を……」
「あ、ああ……いいよ。せっかく頼ってきてくれたんだし、むざむざ追い返す気はないよ」
そうして、押しかけお嬢様が悠のアパートに住むこととなった。
今まで押入れとして使用していた一部屋を片付けて、そこをリゼルの部屋に。
そのときから、手際の良さに驚いていたが日常でも炊事洗濯、掃除をそつなくこなすリゼルに驚きを隠せなかった。
彼女が言うには
「今時身の回りのこと全て使用人にやらせる人なんて滅多に居ませんし、私はお母様にみっちり教わりました」とのこと。
毎日に少しの変化が現れたが、それもだんだんと馴染んでいき、逆に帰宅した際、お帰りと迎えてくれる人がいること。
それが悠にとって、家族以外での暖かい触れ合いが嬉しかった。
とある夜。眠っていた悠は微かな啜り泣きが耳に入ってきて、ふと目を開ける。
声の主を探すと、自分の胸に顔をうずめて、声を殺して泣いている義妹が居た。
「どうした? 何かあったのか?」
「えっ!? あっ、ごめんなさい……。お兄様を起こすつもりはなかったんですが」
まだ目じりに涙を残しているリゼルの頭を優しく撫でながら話を聞く悠。
どうやら、怖い夢を見て心寂しくなって自分の布団にもぐりこんできたらしい。
気が付いたら、自分は実家に戻されていて、軟禁状態。
そしてのっぺらぼうな新郎に無理やり連れられ、式場に入ると
新郎とそう変わらない顔が白くモザイクされた人たちに祝福されて強引に縁を結ばれる……。
それがとてつもなく恐ろしく感じたそうだ。
「いや……いやです……。わたし、知りもしない相手となんて、結婚なんかしたくない……」
そう言ってまた涙を零すリゼル。その姿が別れた時の幼いリゼルと重なる。
胸の内から溢れる、愛しく想っていた義妹への感情のまま、リゼルを抱きしめる。
「そんな嫌なら、帰ることなんかない。ずっと傍にいてくれよ、リゼル。昔みたいにいなくなったりしないでくれ」
「お、お兄様……」
潤んだ深海色の瞳から目を反らすことなく彼女に口づけをする。
「誰にも、渡す気はないから……だから、リゼル……」
悠が何を求めているかを察した銀の妖精は少しだけ頬を染めて、こくりと肯いた。
◆ ◆ ◆
月明かりが部屋の中、リゼルは一糸纏わぬ姿でベットに横になっていた。
均一のとれた、まだ幼さが残る、しかし女性的な魅力も醸し出し始めている身体に悠はごくりとつばを飲み込む。
透き通るような肌の白さに、手のひらに収まりそうな小ぶりな胸。その頂にはまだ小さくポツンとした桜色の乳首。
下腹部に目を移せば、くびれた腰に少し陰った陰部には髪と同じ銀色の恥毛が産毛ほどにうっすらと慎ましやかに生えている。
もし妖精が現実にいるとしたら、こんな姿なのだろうと
まるで芸術品のような義妹の姿に見とれていると、おずおずとリゼルが口を開いた。
「あ、あの……お兄様、そんなにじっと見られてたら、恥ずかしいです」
「あ、うん。ごめんな、あんまり綺麗なもんで、見とれていたよ」
「……お兄様のばかぁ。そんな恥ずかしいことさらっと言わないで……」
顔を赤らめて、ふいっとふてくされたようにそっぽを向くリゼルに、そんなところは小さいころと変わってないなと
懐かしい思いに浸りながら、ピンク色のほっそりとした唇に、自分のを重ね合わせる。
「あっ、んっ……。ちゅ、ちゅる、ちゅ……っ、んん……」
労わるように優しく何度も口づけを交わすと、リゼルは悠の頭に腕を回して深くキスを求め、舌を差し入れる。
恐る恐る入ってきた少女の舌に誘うように自分の舌を絡ませると、だんだんと積極的に動き始めるリゼルの舌。
前歯で優しく甘噛みし、彼女の唾液をはしたなく音を立てて啜り上げると、くぐもった甘える声がリゼルから聞こえる。
「ふぅぅ……ん、ふっ、ふぁぁ……っ。お兄様、大好き。だからもっと、もっと愛してください」
快楽と喜びでうっすらと涙を浮かべた笑みを見せる愛しい義妹に、胸の内を貫かれる。
首筋にキスマークをつけながら、次はその小ぶりな胸へ愛撫を開始する。
揉みしだくと、柔らかく、弾力のある手ごたえが手のひらに伝わる。
「ふにゃ……んっ、ひぁ、む、胸揉まれると……変に、なっちゃいそう……、やぁぁ……にーにぃ……」
つい昔の呼び名が漏れてしまうリゼル。両手で痛くしないよう膨らみを優しく揉みあげる。
敏感な乳房を揉まれるだけで、身体の芯から、甘く耐えがたい悦びが湧きあがってきて、つい身をよじらせてしまう。
「ふぁ……。好きっ、りぜる、にーにぃにおっぱい揉まれるの好きぃっ♥」
歓喜の声をあげて、蕩けた表情を浮かべるリゼル。なら、もっと強い刺激を与えたらどうなるのかと
悠は今まで避けてきた乳首をパクリと口に咥えた。
途端リゼルの身体は電気が走ったかのようにビクビクっと痙攣し、反りかえった。
「ひぁあああぁぁッ!! や、ち、ちくび、らめぇ!! おっぱい、おっぱい弄られるだけで、イッちゃうぅぅ!」
悦に染まった顔で軽い絶頂を繰り返すリゼル。
硬く芯のある乳首を歯できゅっきゅとしごき、強めに吸い上げるたびに儚げな妖精は淫らに悶える。
空いた腕で腰を抱きよせて、可愛らしいおへそ周りを撫でまわし、閉じ合わさった股の間に手を侵入させる。
指先にサラサラとした心地よい産毛の感触が伝わり、ついに少女の秘部へと到達する。
まだ完全には開ききっていない割れ目だが、悠の入念な愛撫で指先を動かすとくちゅくちゅと粘ついた音がする。
腿を掴むと、若干力が入ったが、手のひらで顔を覆い隠すと朱に染まった顔を隠しながら、悠の前に秘園を晒す。
(ひぅ……お兄様に、えっちなところ見られちゃってる……。変なところ、ないよね……?)
足を大きく開いた影響か、ふっくらとした恥丘は少し口を開いて物欲しそうに、ひくんひくんと蠢いている。
少し覗いてみえる奥ひだは白人らしい色素の薄い桜色をして、とろりと奥から溢れる白く濁った愛液で蠱惑的に潤んでいる。
「リゼル。舐めるよ」
「えっ!? やっ、いきなりっ、んくぅぅぅ――ッ!」
舌先を尖らせて膣孔へ進ませると、きゅぅぅと強く引き絞られて侵入を拒んだ。
ならばと、膣孔の周りの陰唇をくすぐるように舌を這わせ、半勃起状態で頭だけ包皮から出てるクリトリスの
余り皮を舌先で完全に剥くと、チロチロと陰核をクンニする。
「ああぁぁあ――――――ッ! だ、だめぇっ! も、もう、りぜるダメになっちゃぅぅ――――ッ!!」
秘部に対して入念な愛撫を受けついに絶頂してしまう銀の妖精。
ぷしゅぷしゅっと、潮を噴き上げて悠の顔とシーツに染みを作る。
気をやってしまい焦点の合わない瞳ではぁはぁと荒い呼吸を繰り返すリゼル。
そんな姿にもう我慢しきれなくなった悠は痛いくらいに張りつめた自分のペニスを少女の秘裂にあてがう。
丹念に亀頭に愛液をまぶすため、くちゅくちゅと陰唇を何度も擦りあげてしまうので
陰茎が往復するたびにピクンとリゼルの身体が反応する。
「リゼル。いい?」
「うん、私の初めて、にーにぃに貰って欲しい……」
深海色の瞳で悠を優しく見つめる。昔から泣き虫ではあったが、自分で決めたことは何があってもやり通す。
現に遠い北欧の地から、最低限の荷物を持って自分に庇護を求めてやってくるくらいだ。
そんな彼女がただ純粋に自分を求めている。その想いだけで心が満たされるようだ。
「痛かったらちゃんと言うんだぞ。無理強いして、リゼルを泣かせたい訳じゃないんだから」
「だいじょうぶ……わたし、にーにぃのこと信じてるし、痛くても我慢できるから。
きゃぅ――ッ! くっ……ぅ、ぁぁぁ……っ!」
リゼルは細い顎を上に向け、膣内に侵入してくる異物の刺激に耐える。
狭すぎる膣孔を強引に押し広げていくため、悠自身もかなりの刺激を感じ、進むのをためらうが
涙を浮かべながらも、大丈夫だから最後までしてほしいと強い意志を感じる瞳で見つめられては引くこともできない。
なるべくリゼルに苦しみを与えないように、慎重に腰を押し進めていくとブツリと何かを突き破った感触が肉塊から通じ
そこから先はアッサリと侵入が進んで、最奥までコツンと亀頭がぶつかった。
竿に絡みつく愛液に一筋の赤いものが混ざって滴り落ちた。
「えへへ……。私のはじめて、にーにぃにあげちゃった♥」
「リゼル……」
「あ……っ。にーにぃの手、あったかい……」
痛みが引くまでと、銀の絹糸をくしげずったり頬を撫でてやると、幸せそうな顔で手に頬擦りしたりするリゼル。
蒼い瞳がもう大丈夫と訴えかけるのを悠は見てとれたので、ゆっくりと腰の挿送を開始する。
あまりいきなり抜き差ししてリゼルが苦しむ姿は見たくなかったので
腰を回すようにして肉ヒダを肉棒で擦るように刺激する。
「ひっ……んぁっ、やっ、にーにぃ、そこっ、へんっ、にゃぅぅっ」
ぐりぐりと膣内をほぐしていると、とある場所でリゼルの反応が変化した。
そこは他の部分より若干くぼんでいて、カリを当てて少し擦るだけでピクンと身体を震わせて甘い声が漏れる。
たぶん、ここが女性のGスポットなのだろうと検討を付けた悠は重点的にそこを責める。
カリがよく擦れるよう浅い位置まで肉茎を下げて、コリコリと削ぐようにするだけで
リゼルのシーツを掴む手に力が入るのが分かる。
「……ぅあっ、やぁ……んんっ、そこ、やだぁ……気持ち良すぎて、変になっちゃうよぉ……あっ、あっ、あぅっ」
Gスポットを刺激されるたびに艶めかしく腰が動いてしまうリゼル。もう破瓜の痛みより快感の方が上のようだ。
寝転がった彼女の背に腕を回して、繋がったままリゼルを自分の上に跨らせる。
「自分で動いてみてくれないか?」
「はっ……あぅっ、こ、こぉ……? ぁくっ……ああぁ……♥」
飲み込みの早い彼女はすぐに腰をどう動かしたら気持ちいいか理解し
まだ肉付きの薄い小ぶりなお尻を振りたてて、ぐちゅぐちゅと淫らな音を立てて快楽を貪る。
姿勢を保っていられるよう、自分の首に腕を回させて、悠は自由になった手で目の前で揺れる双乳をすくいあげる。
柔和な肉をやんわりとこね回して、少し赤みの増した乳首を口に含んで労わるように吸い上げる。
「ふぁぁ……っ、んぁっ、だめぇ、にーにぃが触ってくれるだけで、変になっちゃいそうだよぉ……。
わたし、にーにぃ無しじゃいられなくなっちゃうぅ……♥」
リゼルは更なる高みを目指して夢中で腰を振り立てる。
じゅぶじゅぶと肉茎が出し入れされるたびに溢れ出た愛液が悠の腰元を濡らす。
リゼルの膣は今までより締まりを増して、早く精液を中に欲しいと催促しているようだ。
瞳から溢れた涙の筋を頬に残したまま、儚げさと妖艶さを混ぜ合わせた微笑みで悠に笑いかける。
「にーにぃ♥ にーにぃ♥ すきっ♥ もぅ、ぜったい離れないからぁ♥ だから、一緒にっ」
リゼルが悠の腰に脚を絡みつかせて、最奥で短く何度も亀頭と子宮口をぐちぐちと小突く。
お互いの愛悦が共に高ぶらせて、際限なく快楽を高めていく。
どちらともなく、自然に溶けて混ざり合ってしまえとばかりにお互いをぎゅっと抱きしめあう。
「ふにゃっ、あぁぁあああっ! イ、イッちゃうぅっ! 一緒に、一緒にぃッ!!」
「くぅぅっ、リゼル、リゼルッ!!」
悠は最奥まで肉塊を押し付けて、先端を子宮口にキスしたまま、煮え切った白濁液を義妹の腹内に盛大にぶちまけた。
ビクビクと痙攣を繰り返すたびに、大量の精液をリゼルの子宮に流し込む。
「ぁぁぁぁあ――――――ッ! ふぇっ……んん――――――ッ!」
悠に抱きついて、何かに耐えるようきゅっと目をつむり自分の奥に送り込まれる熱いものの刺激に身体を震わす。
「リゼル……」
「あぅぅ……。んんぅ……っ。ふぁ……、にーにぃ……♥」
夢うつつに愛しい義兄の声を聴きながら少女は、ゆっくりとまどろみの中に意識を拡散させていった。
◆ ◆ ◆
あの後、揺すっても目覚める気配のなかったリゼルをベットに寝かしたまま、温めたタオルでお互いの身体を拭き清め
裸のまま、布団の中で添い寝する形になった。
子供の頃から比べれば、成長し、精神的にもすごく強くなったリゼル。
だが、先ほどの睦み愛の際思ったことは、やはり彼女の最奥にはあの幼い頃と同じか弱い部分を感じ取れた。
銀糸を指で梳いてやると、眠ったまま、ほにゃっと柔らかい笑みがリゼルの顔に浮かぶ。
「……守ってやらないとな」
幼いころから自分を慕ってくれた、そして今もそれは変わらず、自分を兄を思ってくれる愛しい義妹。
改めて悠は彼女の寝顔を見てそう決意した。